JP5197484B2 - 車両用ライト制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は降雨状態に基づいて自動点灯させる車両用のライト制御装置に関する。
車両の走行中に降雨があると、運転視界が低下したり、あるいは他車両や歩行者からの自車両が存在することの認識が低下するおそれがあるので、その対策としてライトを点灯することが好ましい。
一方、走行環境の明るさに基づいて自動的にライトを点消灯させる、すなわち、トンネルなどに入って実際の照度が基準照度よりも低下したときにライトを点灯させ、基準照度以上になれば消灯させるオートライト装置がすでに普及している。
そこで、降雨の際にも自動的にライトを点灯させるため、例えば特開2005−199974号公報には、降雨時には通常のオートライト装置の基準照度まで暗くはならないにしても非降雨時よりは暗くなることを利用して、レインセンサにより雨滴を検出したときにオートライト装置の基準照度を高い値に切り換えるようにした装置が提案されている。
これにより、走行環境が若干暗くなる降雨状態で自動的にヘッドランプ、スモールランプ、あるいはルームランプ等のライトが点灯され、運転視界を向上あるいは自車両の存在認識を可能とすることを狙っている。
特開2005−199974号公報
ところで、上記従来の装置では、降雨に基づいてライト点灯状態で走行中、トンネルなどの雨遮蔽物に入るとレインセンサは降雨が止んだものと判断する。
降雨なしと判断されればオートライト装置の基準照度は通常の低い値に戻ることになるが、この通常の基準照度はトンネル内でライトが点灯されるように設定されているので、トンネル内走行中はレインセンサが降雨を検出しなくてもライトの点灯が継続される。
しかしながら、トンネルの出口においても依然として降雨状態である場合、周辺の明るさは通常の基準照度よりも高いため車両がトンネルを出た途端にオートライト装置はライトを消灯させてしまう。
そして、レインセンサがあらためて雨滴を検出して降雨状態と判断しオートライト装置の基準照度を切り換えさせるまでの間、急に降雨状態の中に突入したにもかかわらずライトが消灯のまま視界等困難の状態で走行しなければならないという問題がある。
また、トンネル内で点灯していたライトをトンネル出口で消灯し、続いて再度点灯することになり、この点消灯の繰り返しはドライバに煩わしく、前後を走行中の他車両にも何らかの意図を示す信号ではないかと戸惑いを抱かせることともなる。
したがって本発明は、上記従来の問題に鑑み、降雨に基づいて点灯した車両のライトが、雨遮蔽物の出口において消灯されることのないようにして、運転視界等を良好に保持可能とした車両用ライト制御装置を提供することを目的とする。
このため本発明の車両用ライト制御装置は、走行環境の明るさに基づいてライトの点消灯判定を行う第1のライト点消灯判定部と、走行位置が雨遮蔽物の中であるかどうかを判定する走行シーン判定部と、降雨状態および走行シーン判定部の判定結果に基づいてライトの点消灯判定を行う第2のライト点消灯判定部と、第1のライト点消灯判定部の判定結果と第2のライト点消灯判定部の判定結果に基づいて、ライトを点消灯制御するライト制御部とからなり、第2のライト点消灯判定部は、降雨に対応して点灯を判定したときは、雨遮蔽物から出たあと所定時間は点灯判定を維持し、ライト制御部は、第2のライト点消灯判定部の判定結果が消灯のときは第1のライト点消灯判定部の判定結果にしたがってライトを点消灯し、第2のライト点消灯判定部の判定結果が点灯のときは、第1のライト点消灯判定部の判定結果に優先して第2のライト点消灯判定部の判定結果にしたがってライトを点灯するものとした。
本発明によれば、所定の降雨状態でライトを点灯して運転視界等を確保するとともに、降雨に応じてライトを点灯した状態でトンネルに入った場合、トンネルを出たあと所定時間はライトを点灯継続するので、雨滴のないトンネルから出た当初あらためて雨滴を検出してライトを点灯するまで視界困難等を招くことが避けられる。
第1の実施例の構成を示すブロック図である。 ワイパの駆動モードを示す図である。 第1の実施例における制御の流れを示すフローチャートである。 第1の実施例における制御の流れを示すフローチャートである。 ライト制御部における点消灯制御例を示す図である。 第2の実施例の構成を示すブロック図である。 第2の実施例における制御の流れを示すフローチャートである。 第2の実施例における制御の流れを示すフローチャートである。 消灯禁止モードの設定例を示す図である。 トンネル出口前後の駆動モードの変化と消灯禁止モードの関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を実施例により詳細に説明する。
図1は、第1の実施例にかかるライト制御装置の構成を示すブロック図である。
ライト制御装置1は、まず、車外の明るさを検出する照度センサ2が接続された第1のライト点消灯判定部3と、レインセンサ4が接続されるとともにワイパ6を駆動するワイパ駆動制御部5とを有している。
ライト制御装置1はさらに、第1のライト点消灯判定部3に接続された走行シーン判定部8と、ワイパ駆動制御部5と走行シーン判定部8とに接続された第2のライト点消灯判定部9と、第1のライト点消灯判定部3と第2のライト点消灯判定部9とに接続されたライト制御部10とを有している。
照度センサ2はその検出方向を車外に向けて車外の明るさを検出できればその設置位置は車室内外のいずれかを問わない。
第1のライト点消灯判定部3は、基準照度との比較に基づいて、照度に応じてライト11(ヘッドランプ12、スモールランプ13)を点消灯すべきか否かの点消灯要否を判定し、その判定結果をライト制御部10へ出力する。以下、この判定結果を「明るさによる点消灯判定」とも言う。
レインセンサ4は、車両のフロントウインドシールド(以下、ウインドシールドという)への雨滴付着状態に基づいて降雨状態を検出してワイパ駆動制御部5へ出力する。
ワイパ駆動制御部5は、レインセンサ4からの降雨状態に応じてワイパの駆動モードを決定し、その駆動モードに基づいて駆動信号をワイパ6へ出力する。例えば、図2に示すように、降雨の弱い状態から強い状態に対応して払拭停止、休止時間10.0secから0.6secまで間欠払拭する複数段階のINT、低速連続払拭のLOWや高速連続払拭のHIGHの各駆動モードを選択して、ワイパ6を複数段階の動作速度で駆動する。すなわち、10.0secのINTから0.6secのINT、そしてLOW、HIGHへ順次移行するにしたがってワイパ6の動作速度が高速となる。
ワイパ駆動制御部5で決定した駆動モードは第2のライト点消灯判定部9へ読み込まれる。また第2のライト点消灯判定部9にはワイパ6からA/S信号が入力され、ワイパ6がその初期位置にあるか動作位置(払拭位置)にあるかの情報を得る。第2のライト点消灯判定部9では、駆動モードを基にワイパ6が所定の動作速度で動作しているかを判断し、A/S信号に基づいて払拭回数や、ワイパの初期位置から折り返し位置間を往復する払拭動作状況を求める。
走行シーン判定部8は、自車両の走行シーンとして、第1のライト点消灯判定部3の出力から現在の走行位置が雨遮蔽物としてのトンネルの内であるか否かを判定して、判定結果を第2のライト点消灯判定部9へ出力する。
第2のライト点消灯判定部9は、ワイパ6の払拭動作状況や走行シーン等に基づいて、降雨状態からの観点によるライト11の点消灯要否を判定して、その判定結果をライト制御部10へ出力するようになっている。以下、この判定結果を「雨による点消灯判定」と言う。
第2のライト点消灯判定部9は、内部に「払拭回数」、「払拭停止時間」、「トンネル抜け後経過時間」などのカウンタを備えている。
ライト制御部10は、第1のライト点消灯判定部3による判定結果と第2のライト点消灯判定部9による判定結果とに基づいて、ヘッドランプ12、スモールランプ13等へのライト制御信号を出力する。
なお、レインセンサ4の出力に基づいてワイパ駆動制御部5がワイパ6を駆動する構成は、公知のオートワイパと同じである。
また、照度センサ2の出力に基づいて第1のライト点消灯判定部3がヘッドランプ12やスモールランプ13などの点消灯要否を判定するまでの構成は、公知のオートライトと同じである。
つぎに、以上の構成になるライト制御装置1の動作について説明する。
図3、図4は制御の流れを示すフローチャートである。
この制御フローは車両の不図示のイグニションスイッチがオンされると開始され、一定時間間隔、たとえば100msecごとに繰り返される。
なお、第1のライト点消灯判定部3によるライトの点灯要否の判定は別途の制御により常時実行されており、必要な所定のステップにおいてその結果が読み出されるものとする。
まずステップ100において、初期化として、第2のライト点消灯判定部9は、雨による点消灯判定をオフとする。
あわせて、「払拭停止時間」Ts、「トンネル抜け後経過時間」Tpのカウント値を0、トンネルフラグFLAGtnl、雨による点灯フラグFLAGrn、過去ワイパ位置フラグWIPERposiをリセット状態とする。
ステップ101において、走行シーン判定部8およびライト制御部10は、第1のライト点消灯判定部3から照度センサ2の出力に基づくライト11の点灯要否の判定結果(明るさによる点消灯判定)を読み込む。
ここでは、第1のライト点消灯判定部3は、照度が薄暮時に対応した第1の基準照度より高い場合にはすべてのランプをオフ(消灯)、第1の基準照度以下になるとスモールランプ13を点灯、そして第1の基準照度よりも低い夜間に対応した第2の基準照度以下になるとさらにヘッドライト12を点灯と判定する。
トンネルに入ったときはスモールランプ12またはヘッドライト13を点灯と判定される。
ステップ102において、走行シーン判定部8は、ステップ101で読み込んだ第1のライト点消灯判定部3の明るさによる点消灯判定がオフであるか否かをチェックする。
明るさによる点消灯判定がオフのときは、ステップ103において、走行シーン判定部8は車両がトンネル外を走行中であると判定し、トンネルフラグを立てる(FLAGtnl=1)。
明るさによる点消灯判定がオフ以外、すなわちスモールランプ点灯またはヘッドライト点灯のときは、ステップ104において、走行シーン判定部8は車両がトンネル内を走行中であると判定し、トンネルフラグをリセットする(FLAGtnl=0)。
ステップ103または104のあと、ステップ105では、第2のライト点消灯判定部9が、A/S信号に基づいてワイパ6が払拭中であるかどうか、すなわちワイパ6が動作位置、換言すれば往復過程にあるかどうかをチェックする。
払拭中であるときは、ステップ106において、初期位置に停止してからの停止継続時間である「払拭停止時間」Tsを0(sec)に設定し、払拭中でないときは、ステップ107において「払拭停止時間」Tsをインクリメントによりカウントする。
ここでは、制御フローの繰り返し間隔が100msecの場合には、フローごとにインクリメントしてゆけば累積値の1/10が秒数となる。
なお、フローごとのインクリメントの代わりにタイマカウンタを用いることもできる。
ステップ106または107のあと、ステップ108では、第2のライト点消灯判定部9が、ワイパ駆動制御部5から現在の駆動モードMpを読み込む。
次のステップ109から111、および113から116は連続する払拭回数をカウントする処理であり、ワイパ6が初期位置から動作位置へ変化したタイミングで基準の1.5secINT以上の駆動モードで払拭していることを確認してカウントする。
まず、ステップ109において、ワイパ6が初期位置にあるかどうかをチェックする。ここでは、ステップ105のチェック結果が払拭中でないとき初期位置にあることとなる。
ワイパ6が初期位置にあるときは、ステップ110へ進み、第2のライト点消灯判定部9はステップ108で取得した現在の駆動モードMpが1.5secINTより低速度のモードであるかどうかをチェックする。
駆動モードMpが1.5secINTより低速度のときは、ステップ111において「払拭回数」Wを0(ゼロ)に設定して、ステップ112へ進む。
駆動モードMpが1.5secINT以上の高速側モードのときは、直接ステップ112へ進む。
ステップ112において、第2のライト点消灯判定部9は、過去ワイパ位置フラグをリセットする(WIPERposi=0)。これは次回のフローに備えて今回のワイパ位置が初期位置にあったことを記憶しておくものである。
一方、ステップ109のチェックでワイパ6が初期位置にないとき、すなわち動作位置にあるときは、ステップ113へ進み、第2のライト点消灯判定部9は、前回の位置を示す過去ワイパ位置フラグWIPERposiが0であるかどうかをチェックする。
WIPERposi=0のときは、今回が初期位置から動作位置へ変化したタイミングであるから、第2のライト点消灯判定部9は、ステップ114において、現在の駆動モードMpが1.5secINT以上の高速側モードであるかどうかをチェックし、1.5secINT以上のときは、ステップ115において、「払拭回数」Wをインクリメントする。
今回が初期位置から動作位置へ変化したタイミングであっても、駆動モードMpが1.5secINT以上でなければ、ステップ116において、「払拭回数」Wを0(ゼロ)に設定する。
ステップ115または116のあと、ステップ117において、第2のライト点消灯判定部9は、今回が動作位置であるから、次回のフローに備えて過去ワイパ位置フラグを立てる(WIPERposi=1)。
さらにステップ113のチェックで過去ワイパ位置フラグが立っている(WIPERposi=1)ときも、次回のためにステップ117であらためて過去ワイパ位置フラグを立てる。
以上により、基準の1.5secINT以上の駆動モードで動作している場合、連続する払拭回数がカウントされる。
ステップ112または117のあと、ステップ118へ進む。
ステップ118では、第2のライト点消灯判定部9は、「払拭回数」Wが所定値、例えば5回以上であるかどうかをチェックする。
「払拭回数」Wが所定値以上であるときは、ステップ119で雨による点灯フラグを立て(FLAGrn=1)、それからステップ120へ進む。雨による点灯フラグを立てることは、後段において雨による点消灯判定オンの基となる。
「払拭回数」Wが所定値未満のときは、前回フローにおける雨による点灯フラグを保持したまま、ステップ120へ進む。
つぎのステップ120において、第2のライト点消灯判定部9は、トンネルフラグにより走行シーンをチェックする。
第2のライト点消灯判定部9は、FLAGtnl=0、すなわちトンネル内である場合には、ステップ121において、「トンネル抜け後経過時間」Tpを0(ゼロ)secに設定し、FLAGtnl=1、すなわちトンネル外である場合には、ステップ122において、「トンネル抜け後経過時間」Tpをインクリメントする。
ここでも、「払拭停止時間」Tsと同様に、インクリメントした累積値の1/10が秒数として得られる。
なお、車両がトンネル外で走行開始する通常の状況では、「トンネル抜け後経過時間」Tpはイグニションスイッチのオン時からカウント開始されることになる。また、トンネルから出たときはトンネル内で0にリセットされているので当然にトンネルを抜け出た時点でカウント開始される。
ステップ121または122のあと、ステップ123において、第2のライト点消灯判定部9は、「トンネル抜け後経過時間」Tpのカウント値をチェックする。
「トンネル抜け後経過時間」Tpが20sec(インクリメントによる累積値200)未満のときはステップ124へ進み、20secに達したときにはステップ125へ進み、20secを越えるときはステップ126へ進む。
20secを比較基準としているのは、トンネルを出てから20sec経過以内に降雨によりワイパー駆動したか判別を行うためで、トンネル前で雨によるライト点灯していた場合に、降雨が継続しているか判別を行うことで、ヘッドランプの点灯を途切れなく継続させる。
第2のライト点消灯判定部9では、ステップ124において、「消灯禁止時間」Tkを無限に設定し、ステップ125においては「消灯禁止時間」Tkを30secに設定し、ステップ126においては「消灯禁止時間」Tkを60secに設定する。
「消灯禁止時間」Tkはこの間、雨による消灯判定時間で、すなわちステップ107において測定された払拭停止時間が消灯禁止時間を越えた場合に、降雨が止んだことを意味する。
ステップ124、125、126でいずれかの「消灯禁止時間」Tkの設定のあとはステップ127へ進む。
ステップ127で、第2のライト点消灯判定部9は、先のステップ107でカウントしたワイパ6の「払拭停止時間」Tsが「消灯禁止時間」Tkよりも大きいかどうかをチェックする。
「払拭停止時間」Tsが「消灯禁止時間」Tk以下の間は、ステップ129へ進む。
「払拭停止時間」Tsが「消灯禁止時間」Tkよりも大きくなっているときには、ステップ128へ進み、第2のライト点消灯判定部9は雨による点灯フラグをリセット(FLAGrn=0)してから、ステップ129へ進む。
ステップ129では、ライト制御部10が、第2のライト点消灯判定部9による雨による点消灯判定結果として、雨による点灯フラグをチェックする。
FLAGrn=1ならば、雨による点消灯判定がオンであるとして、ステップ130において、ライト制御部10は、第1のライト点消灯判定部3の明るさによる点消灯判定の如何にかかわらず、すべてヘッドランプをオン(点灯)とするライト制御信号を出力する。スモールランプ13もオンしてよい。
この結果、明るさによる点消灯判定でライト点灯が必要とされない場合でも、所定の降雨状態で運転視界等が低下する状況において自動的にヘッドランプ12が点灯されるので、運転が容易となり、他車両や歩行者などからの自車両認識も容易となる。
このあと、ステップ101へ戻る。
ステップ129のチェックでFLAGrn=0ならば、雨による点消灯判定がオフであるとして、ステップ131において、第1のライト点消灯判定部3による判定結果にしたがい、図5に示すように、第1のライト点消灯判定部3の明るさによる点消灯判定がオフのときは全ランプをオフ、判定がスモールランプ点灯のときはスモールランプ13をオン(点灯)、判定がヘッドランプ点灯のときはさらにヘッドランプ12をオン(点灯)とするライト制御信号を出力する。ヘッドランプ12のオン時には連動してスモールランプ13もオンしてよい。
このあと、ステップ101へ戻る。
以上のフローによれば、ステップ109〜118により、ワイパ6が比較的早い払拭動作を連続して繰り返した場合、例えば5回以上払拭動作を繰り返す場合には、運転視界等を低下させるほどの降雨状態にあると判断して、雨による点灯フラグFLAGrnを立てる。トンネルに入ることなく降雨のなかを走行中は、ステップ106でカウントクリアされる「払拭停止時間」Tsはステップ122でカウントされる「トンネル抜け後経過時間」Tpの如何にかかわらずいずれの消灯禁止時間Tkよりも短いためFLAGrn=1に基づいて雨による点消灯判定がオンとなる。これにより、ステップ127から129、そしてステップ130へ進み、ライト制御部10はヘッドランプ12を点灯させる。
ヘッドランプ12を点灯して走行中、トンネル内に入っている間は、ステップ120、121により「トンネル抜け後経過時間」Tpが0secに保持され、ステップ124で「消灯禁止時間」がTk=∞に設定されるから、上述と同じく雨による点消灯判定オンが維持されて、ヘッドランプ12の点灯は継続する。したがってトンネルの途中で突然ヘッドランプ12が消灯してスモールランプ点灯に切り換わってドライバを困惑させることがない。
トンネル内からトンネル外へ出ると、ステップ122の「トンネル抜け後経過時間」Tpのカウントに基づいてステップ124〜126で「消灯禁止時間」Tkの設定が行われる。
そして、ステップ127で直前の「払拭停止時間」Tsが「消灯禁止時間」Tkと比較されて、「払拭停止時間」Tsの方が「消灯禁止時間」Tkより大きくなれば、ステップ128で雨による点灯フラグFLAGrnが0にリセットされ、その結果雨による点消灯判定がオフとされる。これにより、ステップ129からステップ131へ進み、ライト制御部10は明るさによる点消灯判定にしたがってヘッドランプ12あるいはスモールランプ13などのライトを点消灯させる。
ここで、「トンネル抜け後経過時間」Tpが20sec未満のときは「消灯禁止時間」Tkを無限としているので、トンネルを出てから20secに達するまでは雨による点灯フラグFLAGrn=1が保持されてステップ127から直接ステップ129へ進み、絶対的に雨による点消灯判定がオンに維持され、ヘッドランプ点灯が継続される。
「トンネル抜け後経過時間」Tpが20secに達したときに「消灯禁止時間」Tkを30secとしているのは、過去30sec内に払拭作動がなければトンネル出口側では降雨状態にないと判断され、ヘッドランプを消灯してもよい趣旨である。
一方、トンネルが短い場合などに起こり得るが、30sec内に払拭作動があって、「払拭停止時間」Tsの方が「消灯禁止時間」Tk(=30sec)以下のときには、雨による点消灯判定をオフとせず、ヘッドランプ12の点灯が継続される。
「トンネル抜け後経過時間」Tpが20secを越えている場合には、「消灯禁止時間」Tkを60secとしている。これは、「トンネル抜け後経過時間」Tpが20secを過ぎれば、たとえトンネル出口側が降雨状態であっても前述のようにあらためて雨による点消灯判定オンが得られるので、払拭停止が60secに及んでいることが確認できれば十分であるとの趣旨による。
「払拭停止時間」Tsが60sec以下のときはステップ127から直接ステップ129へ進み、雨による点灯フラグFLAGrn=1が保持されてヘッドランプ点灯が継続される。
第1の実施例は以上のように構成され、走行環境の明るさに基づいてライトの点消灯判定を行う第1のライト点消灯判定部3と、走行位置がトンネルの中であるかどうかを判定する走行シーン判定部8と、降雨状態および走行シーン判定部8の判定結果に基づいてライトの点消灯判定を行う第2のライト点消灯判定部9と、第1のライト点消灯判定部3の判定結果と第2のライト点消灯判定部9の判定結果に基づいて、ライト11(ヘッドランプ12、スモールランプ13)を点消灯制御するライト制御部10とからなり、第2のライト点消灯判定部9は、降雨に対応して点消灯判定をオンとしたときは、トンネルから出たあと所定時間は点消灯判定のオンを維持し、ライト制御部10は、第2のライト点消灯判定部9の点消灯判定がオフのときは第1のライト点消灯判定部3の判定結果にしたがってライト11を点消灯し、第2のライト点消灯判定部9の点消灯判定がオンのときは、第1のライト点消灯判定部3の判定結果に優先して第2のライト点消灯判定部9の判定結果にしたがってヘッドランプ12を点灯するものとした。
これにより、降雨に応じてヘッドランプ12を点灯した状態でトンネルに入った場合、トンネルを出たあと所定時間はヘッドランプ12を点灯継続するので、雨滴のないトンネルから出た当初あらためて雨滴を検出してヘッドランプ12を点灯するまで視界困難等を招くことが避けられる。
走行シーン判定部8は、とくに、第1のライト点消灯判定部3の判定結果を利用して、スモールランプ点灯またはヘッドライト点灯であるとき、トンネルの中であると判定するので、別途専用の判定装置を設けるのと比較して構成簡単で、低コストで実現される。
また、第2のライト点消灯判定部9は、降雨状態をワイパ6の動作状態から求めているので、レインセンサ4をオートワイパと共用してコストダウンとなり、一定時間におけるワイパ6の「払拭回数」Wが所定値以上のとき降雨とするので、ライト点灯を要する降雨状態を適切に検出することができる。
そして、第2のライト点消灯判定部9における点灯判定を維持する所定時間を、ワイパ6の「払拭停止時間」Tsがトンネルを出てからの経過時間に応じて設定される「消灯禁止時間」Tkを越えるまでの時間としたので、「消灯禁止時間」の適切な設定により例えばINTで作動中にもかかわらず短いトンネル通過直後に雨による点消灯判定をオフとしてしまうことを防止することができる。
なお、本実施例では、トンネル外へ出てから雨による点消灯判定を絶対的にオフにしないように、「消灯禁止時間」Tkを無限とする「トンネル抜け後経過時間」Tpを20secに設定したものとしたが、車速に応じてこの値を可変とすることもできる。
すなわち、レインセンサ4は、ウインドシールドへの雨滴付着状態に基づいて降雨状態を検出するので、車速が高いほど雨滴付着量が増大して降雨量が多いと判定してワイパ6の駆動速度を高速にする。したがってトンネル出口側で降雨の時には、車速が高速であるほど早期に第2のライト点消灯判定部9は雨による点消灯判定をオンにするので、「消灯禁止時間」Tkを無限とする「トンネル抜け後経過時間」Tpを短縮することができるから、降雨状態でないときにはトンネルを出て速やかに消灯することができる。
図6は、第2の実施例にかかるライト制御装置の構成を示すブロック図である。
第2の実施例は、とくに大雨のときのみヘッドランプを点灯しようとするものである。
ライト制御装置1Aは、第1の実施例に対して第2ライト点消灯判定部9Aの機能が第2ライト点消灯判定部9と異なる。
その他のブロック構成は第1の実施例と同じであり、照度センサ2、第1ライト点消灯判定部3、走行シーン判定部8、レインセンサ4、ワイパ駆動制御部5、ライト制御装置10等を備えている。
第2ライト点消灯判定部9Aは、ワイパ6の駆動モードと走行シーンとに基づいて、「雨による点消灯判定」を行い、その判定結果をライト制御部10へ出力する。
第2のライト点消灯判定部9Aは、内部に「払拭回数」、「トンネル抜け後経過時間」などのカウンタを備えている。
図7、図8は、第2の実施例における制御の流れを示すフローチャートである。
この制御フローは車両のイグニションスイッチがオンされると開始され、一定時間間隔、たとえば100msecごとに繰り返される。
なお、第1のライト点消灯判定部3によるライトの点灯要否の判定は別途の制御により常時実行されており、必要な所定のステップにおいてその結果が読み出されるものとする。
まずステップ200において、初期化として、第2のライト点消灯判定部9Aは、雨による点消灯判定をオフとする。
あわせて、「トンネル抜け後経過時間」Tpのカウント値を0、トンネルフラグFLAGtnl、雨による点灯フラグFLAGrn、過去ワイパ位置フラグWIPERposiをリセット状態とする。
ステップ201において、走行シーン判定部8およびライト制御部10は、第1のライト点消灯判定部3から照度センサ2の出力に基づくライト11の点灯要否の判定結果(明るさによる点消灯判定)を読み込む。
ここでは、第1のライト点消灯判定部3は、照度が薄暮時に対応した第1の基準照度より高い場合にはすべてのランプをオフ(消灯)、第1の基準照度以下になるとスモールランプ13を点灯、そして第1の基準照度よりも低い夜間に対応した第2の基準照度以下になるとさらにヘッドライト12を点灯と判定する。
トンネルに入ったときはスモールランプ12またはヘッドライト13を点灯と判定される。
ステップ202において、走行シーン判定部8は、ステップ201で読み込んだ第1のライト点消灯判定部3の明るさによる点消灯判定がオフであるか否かをチェックする。
明るさによる点消灯判定がオフのときは、ステップ203において、走行シーン判定部8は車両がトンネル外を走行中であると判定し、トンネルフラグを立てる(FLAGtnl=1)。
明るさによる点消灯判定がオフ以外、すなわちスモールランプ点灯またはヘッドライト点灯のときは、ステップ204において、走行シーン判定部8は車両がトンネル内を走行中であると判定し、トンネルフラグをリセットする(FLAGtnl=0)。
ここまでの処理は第1の実施例におけるステップ100〜104と同じである。
ステップ203または204のあと、ステップ205では、第2のライト点消灯判定部9Aが、ワイパ駆動制御部5から現在の「駆動モード」Mpを読み込む。
次のステップ206から208、および210から213は連続する払拭回数をカウントする処理であり、ワイパ6が初期位置から動作位置へ変化したタイミングで駆動モードHIGHで払拭していることを確認してカウントする。
まず、ステップ206において、A/S信号に基づいてワイパ6が初期位置にあるかどうかをチェックする。
ワイパ6が初期位置にあるときは、ステップ207へ進み、第2のライト点消灯判定部9Aはステップ205で取得した現在の「駆動モード」MpがHIGH未満、すなわちLOW以下のモードであるかどうかをチェックする。
「駆動モード」MpがHIGH未満のときは、ステップ208において「払拭回数」Wを0(ゼロ)に設定して、ステップ209へ進む。
「駆動モード」MpがHIGHのときは、直接ステップ209へ進む。
ステップ209において、第2のライト点消灯判定部9Aは、過去ワイパ位置フラグをリセットする(WIPERposi=0)。これは次回のフローに備えて今回のワイパ位置が初期位置にあったことを記憶しておくものである。
一方、ステップ206のチェックでワイパ6が初期位置にないとき、すなわち動作位置にあるときは、ステップ210へ進み、第2のライト点消灯判定部9Aは、前回の位置を示す過去ワイパ位置フラグWIPERposiが0であるかどうかをチェックする。
WIPERposi=0のときは、今回が初期位置から動作位置へ変化したタイミングであるから、第2のライト点消灯判定部9Aは、ステップ211において、現在の「駆動モード」MpがHIGHであるかどうかをチェックし、HIGHのときは、ステップ212において、「払拭回数」Wをインクリメントする。
今回が初期位置から動作位置へ変化したタイミングであっても、「駆動モード」MpがHIGHでなければ、ステップ213において、「払拭回数」Wを0(ゼロ)に設定する。
ステップ212または213のあと、ステップ214において、第2のライト点消灯判定部9Aは、今回が動作位置であるから、次回のフローに備えて過去ワイパ位置フラグを立てる(WIPERposi=1)。
さらにステップ210のチェックで過去ワイパ位置フラグが立っている(WIPERposi=1)ときも、次回のためにステップ214であらためて過去ワイパ位置フラグを立てる。
以上により、基準の駆動モードHIGHで動作している場合、連続する払拭回数がカウントされる。
ステップ209または214のあと、ステップ215において、第2のライト点消灯判定部9Aは、「払拭回数」Wが所定値、例えば3回以上であるかどうかをチェックする。
「払拭回数」Wが所定値以上であるときは、ステップ216へ進んで、雨による点灯フラグを立て(FLAGrn=1)、ステップ217へ進む。
「払拭回数」Wが所定値未満のときは、前回フローにおける雨による点灯フラグを保持したまま、ステップ217へ進む。
ステップ217では、第2のライト点消灯判定部9Aは、トンネルフラグにより走行シーンをチェックする。
第2のライト点消灯判定部9Aは、FLAGtnl=0、すなわちトンネル内である場合には、ステップ218において、「トンネル抜け後経過時間」Tpを0(ゼロ)secに設定し、FLAGtnl=1、すなわちトンネル外である場合には、ステップ219において、「トンネル抜け後経過時間」Tpをインクリメントする。
ここでは、制御フローの繰り返し間隔が100msecの場合には、フローごとにインクリメントしてゆけば累積値の1/10が秒数となる。
なお、車両がトンネル外で走行開始する通常の状況では、「トンネル抜け後経過時間」Tpはイグニションスイッチのオン時からカウント開始されることになる。また、トンネルから出たときはトンネル内で0にリセットされているので当然にトンネルを抜け出た時点でカウント開始される。
そして、ステップ220において、第2のライト点消灯判定部9Aは「トンネル抜け後経過時間」Tpのカウント値に応じて「消灯禁止モード」Mkを設定する。
「消灯禁止モード」Mkは雨による点消灯判定をオフにするための、実際の駆動モードに対する比較判定基準である。
図9はトンネル出口からの時間経過に応じて設定する上記の「消灯禁止モード」Mkを示す。
ここでは、トンネル外の基本値はLOWで、トンネルから出た直後は「トンネル抜け後経過時間」Tpが4secまでの間は「消灯禁止モード」Mkをワイパ駆動モードのうちの「払拭停止」とし、以後4secごとに動作速度の低い方から順次INTの最速である「0.6sec間隔」までを「消灯禁止モード」Mkとし、最終的に基本値のLOWに戻している。
時間経過に応じて変化させているのは、雨滴のないトンネルを出た直後の過度期間では、レインセンサ4の雨滴検知部に付着する雨滴は時間とともに増大するので、これに対応して駆動モードは最初は動作速度の低いモードから徐々に実際の雨量を反映した速度の高いモードへ変化するので、いきなり定常状態の消灯しきい値であるLOWと比較して誤って雨による点消灯判定をオフとしないようにするためである。
図9に併せて示すように、HIGHは雨による点消灯判定をオンにする点灯しきい値である。同図から、ここでは24sec以降は「消灯禁止モード」MkがLOWに固定されており、したがってトンネル出口直後の過度期間を過ぎた後は、その直下の「0.6sec間隔」が雨による点消灯判定をオフにするための消灯しきい値となる。
「消灯禁止モード」Mkをいずれかに設定のあと、ステップ221へ進む。
ステップ221において、第2ライト点消灯判定部9Aは、現在の「駆動モード」Mpが「消灯禁止モード」Mkより低速度のモードであるかどうかをチェックする。
現在の「駆動モード」Mpが「消灯禁止モード」Mk以上の高速度側である間は、ステップ223へ進む。
現在の「駆動モード」Mpが「消灯禁止モード」Mkより低速度のモードであるときは、ステップ222へ進み、第2のライト点消灯判定部9Aは雨による点灯フラグをリセット(FLAGrn=0)してから、ステップ223へ進む。
「駆動モード」Mpはワイパ駆動制御部5において降雨レベルの所定範囲ごとに1つのINT、あるいは連続のLOW、HIGHが設定される。
図10には、「消灯禁止モード」Mkと対比してレインセンサ4が検出する降雨状態に対応する現在の「駆動モード」Mpの例を示す。
図中、Aはトンネル前がHIGHモードを要し、トンネル出口側でもHIGHモードを要する大雨時の「駆動モード」Mpの変化を示している。
トンネルに入ると雨滴が検出されないので、レインセンサ4が検出する降雨状態は急速に弱くなる結果、「駆動モード」Mpはトンネル内で「払拭停止」となる。その後、トンネルから出ると大雨であるから、レインセンサ4が検出する降雨状態はゼロから強方向へ速やかに変化する。
このため、トンネルを出て例えば4secの時点で「消灯禁止モード」Mkは10sec間隔のINTであるに対して現在の「駆動モード」Mpは5sec間隔で高速側である。8secの時点でも、「消灯禁止モード」Mkは5sec間隔のINTであるに対して現在の「駆動モード」Mpは1.5sec間隔で「消灯禁止モード」Mkよりも高速側となっているから、これらの場合にはステップ221から223へ進むことになる。
図10中のBはトンネル出口側が大雨でないときの現在の「駆動モード」Mpの変化を示している。4secの時点で、「消灯禁止モード」Mkが10sec間隔のINTであるに対して現在の「駆動モード」Mpは「払拭停止」であり「消灯禁止モード」Mkより低いから、ステップ222へ進んで雨による点灯フラグFLAGrnを0にリセットしてからステップ223へ進むことになる。
ステップ223では、ライト制御部10が、第2のライト点消灯判定部9Aによる雨による点消灯判定結果として、雨による点灯フラグをチェックする。
FLAGrn=1ならば、雨による点消灯判定がオンであるとして、ステップ224において、第1のライト点消灯判定部3の明るさによる点消灯判定の如何にかかわらず、すべてヘッドランプをオン(点灯)とするライト制御信号を出力する。
これにより、明るさによる点消灯判定でライト点灯が必要とされない場合でも、ワイパ6をHIGHモードで駆動しなければならないような降雨状態で運転視界等が低下する状況において自動的にヘッドランプ12が点灯されるので、運転が容易となり、他車両や歩行者などからの自車両認識も容易となる。
このあと、ステップ201へ戻る。
ステップ223のチェックでFLAGrn=0ならば、雨による点消灯判定がオフであるとして、ステップ131において、第1のライト点消灯判定部3による判定結果にしたがい、先の図5に示すように、第1のライト点消灯判定部3の明るさによる点消灯判定がオフのときは全ランプをオフ、判定がスモールランプ点灯のときはスモールランプ13をオン(点灯)、判定がヘッドランプ点灯のときはさらにヘッドランプ12をオン(点灯)とするライト制御信号を出力する。ヘッドランプ12のオン時には連動してスモールランプ13もオンしてよい。
このあと、ステップ201へ戻る。
以上のフローによれば、ステップ206〜208、210〜213により、ワイパ6が駆動モードHIGHで連続3回以上払拭動作を繰り返す場合には、大雨状態にあると判断して、雨による点灯フラグFLAGrnを立てる。トンネルに入ることなく降雨のなかを走行中は、ステップ220で設定される「消灯禁止モード」MkはLOWであり、「駆動モード」MpがHIGHまたはLOWである間はステップ221から直接ステップ223へ進んで、FLAGrn=1に基づいてライト制御部10はヘッドランプ12を点灯させる。
駆動モードHIGHで点灯されるヘッドランプ12は駆動モードLOWまでは点灯を継続するようにヒステリシスをもたせて、降雨状態のわずかな変動でヘッドランプ12が短時間に点消灯を繰り返すことを防止している。
ヘッドランプ12を点灯して走行中、トンネル内に入ると、ステップ217、218により「トンネル抜け後経過時間」Tpが0secに保持され、ステップ220で「消灯禁止モード」がMk=「払拭停止」に設定される。
トンネルに入ってレインセンサ4が雨滴を検出しないとワイパ6の「駆動モード」Mpも「払拭停止」となるから、TpとMkは等しいため、FLAGrn=1のままステップ223から224へ進んで、ヘッドランプ12の点灯が継続され、トンネルの途中で突然ヘッドランプ12が消灯するなどしてドライバを困惑させることがない。
トンネル内からトンネル外へ出ると、ステップ219の「トンネル抜け後経過時間」Tpのカウントアップに基づいてステップ220で時間経過で変化する「消灯禁止モード」Mkの設定が行われる。
そして、ステップ221で現在の「駆動モード」Mpが「消灯禁止モード」Mkと比較されて、トンネル出口側が小雨に変っており「駆動モード」Mpが「消灯禁止モード」Mkの速度より低いモードであれば、ステップ222で雨による点灯フラグFLAGrnが0にリセットされ、ステップ223から224へ進むことになる。
一方、トンネル出口側も大雨であったときは、レインセンサ4の雨滴検知部に付着する雨滴の増大速度が速く、これに対応する「駆動モード」Mpの立ち上がりも速いから、「トンネル抜け後経過時間」Tpの経過にそって常に「消灯禁止モード」Mkを越え、ステップ223から225へ進む。
これにより、トンネル内での雨による点消灯判定オンがトンネルから出たあとも維持されて、ヘッドランプ点灯が継続される。
本実施の形態では、駆動モードのHIGHが発明における所定の高速側モードに該当する。
第2の実施例は以上のように構成され、第1の実施例と同様に、走行環境の明るさに基づいてライトの点消灯判定を行う第1のライト点消灯判定部3と、走行位置がトンネルの中であるかどうかを判定する走行シーン判定部8と、降雨状態および走行シーン判定部8の判定結果に基づいてライトの点消灯判定を行う第2のライト点消灯判定部9Aと、第1のライト点消灯判定部3の判定結果と第2のライト点消灯判定部9Aの判定結果に基づいて、ライト11を点消灯制御するライト制御部10とからなり、第2のライト点消灯判定部9Aは、降雨に対応して点消灯判定をオンとしたときは、トンネルから出たあと所定時間は点消灯判定のオンを維持し、ライト制御部10は、第2のライト点消灯判定部9Aの点消灯判定がオフのときは第1のライト点消灯判定部3の判定結果にしたがってライト11(ヘッドランプ12、スモールランプ13)を点消灯し、第2のライト点消灯判定部9Aの点消灯判定がオンのときは、第1のライト点消灯判定部3の判定結果に優先して第2のライト点消灯判定部9Aの判定結果にしたがってヘッドランプ12を点灯するものとした。
これにより、降雨に応じてヘッドランプ12を点灯した状態でトンネルに入った場合、トンネルを出たあと所定時間はヘッドランプ12を点灯継続するので、雨滴のないトンネルから出た当初あらためて雨滴を検出してヘッドランプ12を点灯するまで視界困難等を招くことが避けられる。
同じく、走行シーン判定部8は、とくに、第1のライト点消灯判定部3の判定結果を利用して、スモールランプ点灯またはヘッドライト点灯であるとき、トンネルの中であると判定するので、別途専用の判定装置を設けるのと比較して構成簡単で、低コストで実現される。
また、第2のライト点消灯判定部9Aは、降雨状態をワイパ6の動作状態から求める、すなわちワイパ6の駆動モードが最高速であるHIGHのときをライト点灯が必要な降雨とするので、レインセンサ4をオートワイパと共用してコストダウンになるとともに、HIGH時には必ずヘッドランプ12が点灯されるので動作に高い信頼感が得られる。
そして、第2のライト点消灯判定部9Aにおいて点灯判定を維持する所定時間を、ワイパ6の「駆動モード」Mpがトンネルを出てからの経過時間に応じて設定される「消灯禁止モード」Mkより低速側のモードになるまでの時間としたので、「消灯禁止モード」Mkの適切な設定により、トンネル出口側も大雨のときは雨による点消灯判定をオフとすることなく、ただし小雨であれば速やかにオフにすることができる。
なお、本実施例では、ワイパ駆動制御部5はレインセンサの判定結果に基づいてワイパ駆動モードを決定しているが、ワイパーSWとワイパーボリュームから駆動モードの判定を行ってもよい。
また、第1の実施例および第2の実施例では、走行シーン判定部8は、第1のライト点消灯判定部3の明るさによる点消灯判定がスモールランプまたはヘッドライトの点灯か否かに基づいてトンネル内を走行中か、トンネル外を走行中かを判定するものとしたが、第1のライト点消灯判定部3が単に明るさだけでなく、照度の変化率をも演算するものとして、照度の変化率が所定以上の場合には走行シーン判定部8が直ちにトンネルに入ったものと判定するようにしてもよい。
これにより、トンネル内が比較的明るくて第1のライト点消灯判定部3がスモールランプまたはヘッドライトの点灯が必要との判定に至るまでに時間を要する場合にも迅速にトンネル内進入を判定することができる。
各実施例では点消灯の対象ライトとしてヘッドランプ12とスモールランプ13を例示したが、必要に応じて、さらにルームランプやその他の増設ランプも降雨時の点灯対象とすることができる。
また、雨遮蔽物としてトンネルの場合について説明したが、屋根、天井のあるターミナルステーションなどを通過する場合にも本発明の効果が奏せられる。
第1の実施例と第2の実施例を個別に説明したが、異なるのは第2のライト点消灯判定部9、9Aの処理内容だけであるから、第2のライト点消灯判定部が双方の処理機能を備えるものとして、切り換えスイッチを設けて第1の実施例に示した制御と第2の実施例に示した制御とをドライバの選択により随時切り換え可能とすることもできる。
1、1A ライト制御装置
2 照度センサ
3 第1のライト点消灯判定部
4 レインセンサ
5 ワイパ駆動制御部
6 ワイパ
8 走行シーン判定部
9、9A 第2のライト点消灯判定部
10 ライト制御部
11 ライト
12 ヘッドランプ
13 スモールランプ

Claims (8)

  1. 走行環境の明るさに基づいてライトの点消灯判定を行う第1のライト点消灯判定部と、
    走行位置が雨遮蔽物の中であるかどうかを判定する走行シーン判定部と、
    降雨状態および走行シーン判定部の判定結果に基づいてライトの点消灯判定を行う第2のライト点消灯判定部と、
    第1のライト点消灯判定部の判定結果と第2のライト点消灯判定部の判定結果に基づいて、ライトを点消灯制御するライト制御部とからなり、
    前記第2のライト点消灯判定部は、降雨に対応して点灯を判定したときは、前記雨遮蔽物から出たあと所定時間は点灯判定を維持し、
    該ライト制御部は、第2のライト点消灯判定部の判定結果が消灯のときは第1のライト点消灯判定部の判定結果にしたがってライトを点消灯し、第2のライト点消灯判定部の判定結果が点灯のときは、第1のライト点消灯判定部の判定結果に優先して第2のライト点消灯判定部の判定結果にしたがってライトを点灯することを特徴とする車両用ライト制御装置。
  2. 前記走行シーン判定部は、前記第1のライト点消灯判定部の判定結果が点灯であるとき、雨遮蔽物の中であると判定することを特徴とする請求項1に記載の車両用ライト制御装置。
  3. 前記走行シーン判定部は、照度の変化率が所定以上の場合に雨遮蔽物の中に進入したと判定することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ライト制御装置。
  4. 前記第2のライト点消灯判定部は、前記降雨状態をワイパの動作状態から求めることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の車両用ライト制御装置。
  5. 前記第2のライト点消灯判定部は、一定時間におけるワイパの払拭回数が所定値以上のときライトを点灯すべき降雨とすることを特徴とする請求項4に記載の車両用ライト制御装置。
  6. 前記第2のライト点消灯判定部における前記点灯判定を維持する所定時間が、ワイパの払拭停止時間が雨遮蔽物を出てからの経過時間に応じて設定される消灯禁止時間を越えるまでの時間であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1に記載の車両用ライト制御装置。
  7. 前記第2のライト点消灯判定部は、ワイパの駆動モードが所定の高速側モードであるときライトを点灯すべき降雨とすることを特徴とする請求項4に記載の車両用ライト制御装置。
  8. 前記第2のライト点消灯判定部における前記点灯判定を維持する所定時間が、ワイパの駆動モードが雨遮蔽物を出てからの経過時間に応じて設定される消灯禁止モード以下の低速側モードになるまでの時間であることを特徴とする請求項7に記載の車両用ライト制御装置。
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