JP5197231B2 - 作業機械のエネルギ回生装置 - Google Patents

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Description

本発明は作業機械のエネルギ回生装置に関するものであり、特に、ブームの位置エネルギに加えてアーム等の位置エネルギも回収できるようにした作業機械のエネルギ回生装置に関するものである。
近年、ハイブリッド駆動方式の作業機械としては、例えば旋回部又は作業部などの油圧駆動部を動作させる油圧アクチュエータ(油圧シリンダ、油圧モータ)と、該油圧アクチュエータに方向切換弁を介して圧油を供給する油圧ポンプと、前記油圧アクチュエータの圧油を利用して電力を発生させる電動発電機と、該発生した電力を充電するバッテリとを備えたものが知られている。
特に、油圧ショベルなどの作業機械においては、油圧アクチュエータの作動油(保持油又戻り油)を利用して回生油圧モータを回転駆動し、該回転エネルギを電動発電機により電力に変換するエネルギ回生装置が開発されている。
従来、此種エネルギ回生装置は、ブームを駆動するブームシリンダと、該ブームシリンダに接続されたブーム用の回生油圧モータと、該回生油圧モータに連結された電動発電機とを備え、ブームシリンダから排出される圧油の保持圧により回生油圧モータを回転駆動し、該回生油圧モータの回転エネルギを電動発電機によって電力に変換している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−190845号公報
特許文献1記載の従来技術は、回生油圧モータに連結した電動発電機によって回生発電することにより、ブームの位置エネルギを回生することができるが、作業機械のエネルギ回生装置全体としてのエネルギの回収効率はそれほど高くない。このため、作業機械のエネルギ回生装置全体としてのエネルギの回収効率を向上させることが大きな課題になっている。
前記エネルギの回収効率を向上させるためには、ブームの位置エネルギの回生に加えて、他の作業部たとえばアームの位置エネルギを回生させることが考えられる。しかし、アームの位置エネルギを回生させるには、アームシリンダにアーム用回生油圧モータと電動発電機を新たに増設させる必要がある。その結果、エネルギ回生装置の構成が複雑になるとともに、製作費が高騰するという問題を有する。
そこで、回生油圧モータと電動発電機を新たに追加させることなく、エネルギ回生装置全体のエネルギの回収効率を向上させるために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、ブームシリンダの圧油を回生して回転駆動させる回生油圧モータと、該回生油圧モータに連結された電動発電機とを備えた作業機械のエネルギ回生装置において、
前記ブームシリンダに対してアームシリンダ等の他の油圧アクチュエータを並列に接続する回生油路を形成し、該回生油路の下流側に前記回生油圧モータを設けると共に、該回生油圧モータの上流側に回生切換弁を介装させ、該回生切換弁を介して前記回生油圧モータに前記ブームシリンダ又は前記油圧アクチュエータを選択的に接続させることによって、該ブームシリンダ又は前記油圧アクチュエータから排出される圧油により前記回生油圧モータを回転駆動できるように構成したことを特徴とする作業機械のエネルギ回生装置を提供する。
この構成によれば、ブームの位置エネルギの回生に加えて、ブーム以外の他の作業部の位置エネルギ、即ち、該作業部を駆動する油圧アクチュエータの圧油のエネルギも回生することができる。ブームの位置エネルギに加えて、例えばアームの位置エネルギを回生する場合は、アーム閉操作時のみに回生切換弁の操作により回生油圧モータにアームシリンダを接続させることによって、アームシリンダの圧油が回生油圧モータに供給される。そのため、アームシリンダの圧油により回生油圧モータが回転駆動して、該回生油圧モータの回転エネルギが電動発電機によって電力に変換される。
請求項2記載の発明は、上記ブームシリンダと上記回生油圧モータとの間には、ブーム下げ操作時のみに前記ブームシリンダを前記回生油圧モータに接続するブーム回生弁が設けられ、更に、上記油圧アクチュエータがアームシリンダであって、該アームシリンダと前記回生油圧モータとの間に、アーム閉操作時のみに該アームシリンダを前記回生油圧モータに接続するアーム回生弁が設けられていることを特徴とする請求項1記載の作業機械のエネルギ回生装置を提供する。
この構成によれば、ブームシリンダと回生油圧モータとは、ブーム下げ操作時のみにブーム回生弁を介して接続される。しかし、ブーム下げ操作を行わない時には、ブームシリンダはブーム回生弁の下流側の油路に接続されないので、ブームシリンダの圧油がブーム回生弁を通過して回生油圧モータ側に流れることを阻止する。
前記と同様な構成により、アームシリンダと回生油圧モータとは、アーム閉操作時のみにアーム回生弁を介して接続される。しかし、アーム下げ操作を行わない時には、アームシリンダはブーム回生弁の下流側の油路に接続されないので、アームシリンダの圧油がアーム回生弁を通過して回生油圧モータ側に流れることを阻止する。
請求項3記載の発明は、上記ブームシリンダと上記ブーム回生弁との間には、ブーム下げ操作時にのみ開口して前記ブームシリンダの圧油を前記ブーム回生弁側に排出させるブーム用ホールディング弁が介装され、且つ、上記アームシリンダと上記アーム回生弁との間には、アーム閉操作時にのみ開口して前記アームシリンダの圧油を前記アーム回生弁側に排出させるアーム用ホールディング弁が介装されていることを特徴とする請求項2記載の作業機械のエネルギ回生装置を提供する。
この構成によれば、ブームシリンダとブーム回生弁との間に、ブーム下げ操作時のみに開口するブーム用ホールディング弁を介装したので、ブームシリンダの圧油は、ブーム下げ操作時にはブーム回生弁側に排出されるが、それ以外の時にはブーム用ホールディング弁を通過してブーム回生弁側に排出されることが阻止される。
前記と同様な構成により、アームシリンダとアーム回生弁との間に、アーム閉操作時のみに開口するアーム用ホールディング弁を介装したので、アームシリンダの圧油は、アーム閉操作時にはアーム回生弁側に排出されるが、それ以外の時にはアーム用ホールディング弁を通過してブーム回生弁側に排出されることが阻止される。
請求項1記載の発明は、ブームの位置エネルギのみならず、アーム等の位置エネルギも回生して電力に変換できるので、従来のエネルギ回生装置に比してエネルギの回収効率を向上させることができる。この場合、回生油圧モータと電動発電機を新たに増設させる必要がないため、構成を複雑化させることがなく、且つ、製作費の節減化も図ることができる。
請求項2記載の発明は、ブーム下げ操作又はアーム閉操作を行わない時には、ブームシリンダ又はアームシリンダの圧油がブーム回生弁又はアーム回生弁の下流側に流れないので、請求項1記載の発明の効果に加えて、ブームシリンダ又はアームシリンダの圧油の保持圧が低下することを防止することができる。
請求項3記載の発明は、ブーム下げ操作又はアーム閉操作を行わない時には、ブームシリンダ又はアームシリンダの圧油がブーム回生弁側又はアーム回生弁の下流側にリークすることを抑止できるので、請求項2記載の発明の効果に加えて、圧油のリークによるエネルギロスを防止して、エネルギの回収効率を一層向上させることができる。
本発明は、回生油圧モータと電動発電機を新たに追加させることなく、エネルギ回生装置全体のエネルギの回収効率を向上させるという目的を達成するために、ブームシリンダの圧油を回生して回転駆動される回生油圧モータと、該回生油圧モータに連結された電動発電機とを備えた作業機械のエネルギ回生装置において、前記ブームシリンダに対してアームシリンダ等の他の油圧アクチュエータを並列に接続する回生油路を形成し、該回生油路の下流側に前記回生油圧モータを設けると共に、該回生油圧モータの上流側に回生切換弁を介装させ、該回生切換弁を介して前記回生油圧モータに前記ブームシリンダ又は前記油圧アクチュエータを接続させることにより、該ブームシリンダ又は前記油圧アクチュエータから排出される圧油により前記回生油圧モータを回転駆動できるように構成したことにより実現した。
以下、本発明の好適な一実施例を図1乃至図3に従って説明する。図1は本実施例に係る作業機械としてのハイブリッド駆動式油圧ショベルを示す側面図である。同図に示すように、下部走行体1上には旋回機構2を介して上部旋回体3が搭載され、又、該上部旋回体3にはブーム4、アーム5及びバケット6と、これらを駆動する油圧アクチュエータ、即ち、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9並びにキャビン10が搭載されている。
図2は前記油圧ショベルの油圧駆動回路を示すブロック図である。同図において、11は機械式駆動部としてのエンジン、12は電動式アシスト駆動部としての電動発電機であり、該エンジン11と電動発電機12は変速機13の入力軸に夫々接続されている。
変速機13の出力軸にはメインポンプ(可変容量型の油圧ポンプ)14及びパイロットポンプ15が接続され、該メインポンプ14には高圧油圧ライン16を介してコントロールバルブ17が接続されている。又、コントロールバルブ17には方向切換弁が複数連設されていると共に、各方向切換弁には走行用油圧モータ1A,1B、ブームシリンダ7等の各油圧アクチュエータが夫々接続されている。
前記メインポンプ14はコントロールバルブ17を介して、走行用油圧モータ1A,1B及びブームシリンダ7等の各油圧アクチュエータに油圧を供給して駆動する。
電動発電機12にはインバータ18を介してバッテリ19が接続され、該バッテリ19にはインバータ20を介して旋回用電動機21が接続されている。電動発電機12は力行運転及び回生運転が可能であり、インバータ20によって交流駆動されるモータにより形成される。又、旋回用電動機21は、上部旋回体3の慣性回転により旋回用減速機24を介して回生電力を発生させる。
而して、エンジン11の負荷が大きい時には、電動発電機12の力行運転を行いメインポンプ14に伝達される。一方、エンジン11の負荷が小さい時には、該エンジン11の駆動力は電動発電機12に伝達されて発電を行う。
更に、旋回用電動機21の回転軸21Aには、該回転軸21Aの回転位置及び回転角度を検出するレゾルバ22と、回転軸21Aに制動力を加えるメカニカルブレーキ23及び旋回用減速機24とが接続されている。
尚、バッテリ19は、電動発電機12と旋回用電動機21の一方が力行運転を行っている場合にはそれに電力を供給し、電動発電機12又は旋回用電動機21により発生した電力はバッテリ19に蓄電される。該バッテリ19は、充電状態等に応じてコントローラ30により制御される。
更に、パイロットポンプ15にはパイロットライン25を介して操作装置26が接続され、該操作装置26には油圧ライン27,28を介して、コントロールバルブ17及び圧力センサ29が夫々接続されている。又、操作装置26は旋回用電動機21、ブーム4及びアーム5等を駆動する各油圧アクチュエータを操作する。更に、パイロットライン25を通じて供給される1次側の油圧は、操作装置26の操作量に応じた2次側の油圧に変換して、各油圧アクチュエータを制御する。
圧力センサ29には電気系の各駆動部を制御するコントローラ30が接続され、該コントローラ30に油圧ライン28の油圧に応じた電気信号が送信される。又、コントローラ30は速度指令変換部31、駆動制御装置32及び旋回駆動制御装置40を内蔵している。
図3は、本実施例に係るエネルギ回生装置の具体例を示す。同図に示すように、エネルギ回生装置は、図1に示す上記ブーム4の位置エネルギ、即ち、ブームシリンダ7から排出される圧油のエネルギを回生するためのブーム回生回路BCと、アームシリンダ8から排出される圧油のエネルギを回生するためのアーム回生回路ACとを有している。
まず、ブームシリンダ7のブーム回生回路BCについて説明する。ブーム回生回路BCは、ブームシリンダ7に圧油を供給する容量可変型のブーム用油圧ポンプ42と、該ブーム用油圧ポンプ42から供給される圧油の方向を切り換える3位置6ポート型パイロット操作式のブーム用切換弁43とを備えている。該ブーム用切換弁43は、ブーム操作レバー41によりブーム上げ操作又はブーム下げ操作を行うことによって、中立位置(イ)からブーム上げ位置(ロ)又はブーム下げ位置(ハ)に切り換わる。
前記ブーム用切換弁43の流入口側には、ブーム用油圧ポンプ42に接続されたP1ポートと、チェック弁44を介してブーム用油圧ポンプ42に接続されたP2ポートと、油タンク45に連通するTnポートとが設けられている。
一方、ブーム用切換操作弁43の流出口側には、閉止ポートであるBポートと、ブームシリンダ7のロッド側油室7Rに接続されたSポートと、ブームシリンダ7のボトム側油室7Bに接続されたTポートとが設けられている。
ブーム用切換操作弁43が中立位置(イ)にあるときには、P1ポートはBポートに接続され、且つ、P2ポート、Tnポート、Sポート及びTポートはブロック状態にある。そして、ブーム用切換操作弁43がブーム上げ位置(ロ)に切り換えられると、P1ポートはBポートに対して遮断されると同時に、P2ポート及びTnポートは夫々Tポート及びSポートに接続される。又、ブーム用切換操作弁43がブーム下げ位置(ハ)に切り換えられると、P2ポートはSポートに接続されると共にTnポートはTポートに接続される。
尚、ブーム用切換操作弁43がブーム下げ位置(ハ)に切り換えられると、ブーム下げパイロットライン46に所定大きさのブ−ム下げパイロット圧が発生する。このとき、該ブ−ム下げパイロット圧は、ブーム下げパイロットライン46に設置した圧力センサ47により検出され、該検出信号は前記コントローラ30に送信される。そして、コントローラ30に該検出信号が入力されると、コントローラ30はブーム回生信号を出力する。
ブームシリンダ7のボトム側油室7Bにはブーム戻り油ライン48が接続されていると共に、該ブーム戻り油ライン48にブーム回生弁49が設けられている。又、ブーム回生弁49とブームシリンダ7との間には、逆流防止機能を有するブーム用ホールディング弁50が介装されている。更に、ブーム回生弁49の下流側には、ブーム回生油路52を介して電磁式の回生切換弁53が設置されている。
前記ブーム用ホールディング弁50により、ブーム下げ操作がなされていない時は、ブームシリンダ7のボトム側油室7Bの圧油はブーム用ホールディング弁50を通過することができないため、該ボトム側油室7Bの圧油の保持圧が低下しないように維持される。しかし、ブーム用切換操作弁43がブーム下げ位置(ハ)に操作された場合は、このとき発生するブーム下げパイロット圧に基づいてブーム用ホールディング弁50が開放状態に設定されるため、ボトム側油室7Bから排出される圧油は、ブーム用ホールディング弁50を通過できるようになる。
前記ブーム回生弁49は、ノーマル位置ではブロック状態にある2位置2ポート型のブーム方向切換弁54と、該ブーム方向切換弁54を切換制御する電磁パイロット弁55とから成る。該電磁パイロット弁55は、コントローラ30からのブーム回生信号に基づいて、ブーム方向切換弁54をオフセット位置に切り換えられ、これにより、前記ブーム戻り油ライン48をブーム回生油路52に接続する。図示例では、ブーム回生弁49の開口量、即ち、ブーム方向切換弁54の開口量はコントローラ30により調整できるように構成されている。
次に、アームシリンダ8のアーム回生回路ACについて説明する。アーム回生回路ACは、アームシリンダ8に圧油を供給する容量可変型のアーム用油圧ポンプ58と、該アーム用油圧ポンプ58から供給される圧油の方向を切り換えるための3位置6ポート型パイロット操作式のアーム用切換操作弁59とを備えている。該アーム用切換操作弁59は、アーム操作レバー57によりアーム閉操作又はアーム開操作を行うことによって、中立位置(ニ)からアーム閉位置(ホ)又はアーム開位置(ヘ)に切り換えられる。
前記アーム用切換操作弁59の流入口側には、アーム用油圧ポンプ58に接続されたP1ポートと、チェック弁60を介してアーム用油圧ポンプ58に接続されたP2ポートと、油タンク61に連通するTnポートとが設けられている。
一方、アーム用切換操作弁59の流出口側には、Bポートと、アーム用ホールディング弁63を介してアームシリンダ8のボトム側油室8Bに接続されたSポートと、該アームシリンダ8のロッド側油室8Rに接続されたTポートとが設けられている。そして、該アーム用切換操作弁59が中立位置(ニ)にあるときには、P1ポートはBポートに接続され、且つ、P2ポート、Tnポート、Sポート及びTポートはブロック状態にある。
又、アーム用切換操作弁59が中立位置(ニ)からアーム閉位置(ホ)に切り換わると、P1ポートはBポートに対して遮断され、且つ、P2ポート及びTnポートは夫々Tポート及びSポートに接続される。更に、アーム用切換操作弁59がアーム開位置(ヘ)に切り換わると、P2ポートはSポートに接続されるとともに、TnポートはTポートに接続される。
尚、アーム用切換操作弁59がアーム閉位置(ホ)に切り換えられると、アーム閉パイロットライン65に所定大きさのア−ム閉パイロット圧が発生する。このア−ム閉パイロット圧は、圧力センサ66により検出されてコントローラ30に送信される。そして、コントローラ3に該検出信号が入力されると、コントローラ30はアーム回生信号を出力する。
アームシリンダ8のボトム側油室8Bにはアーム戻り油ライン67が接続されていると共に、該アーム戻り油ライン67にはアーム回生弁68が設けられている。又、該アーム回生弁68とアームシリンダ8との間には、逆流防止機能を有するアーム用ホールディング弁63が介装されている。
前記アーム用ホールディング弁63により、アーム閉操作がなされていないときは、アームシリンダ8のロッド側油室8Rの圧油は、アーム用ホールディング弁63を通過することができないため、該圧油の保持圧が低下しないように維持される。しかし、アーム用切換操作弁59がアーム閉位置(ホ)に操作された場合は、このとき発生するア−ム閉パイロット圧に基づいて、アーム用ホールディング弁63が開放状態に設定されるため、ロッド側油室8Rから排出される圧油は、アーム用ホールディング弁63を通過できるようになる。
前記アーム回生弁68は、ノーマル位置ではブロック状態に固定された2位置2ポート型のアーム方向切換弁69と、該アーム方向切換弁69の切換制御を行う電磁パイロット弁70とから成る。該電磁パイロット弁70は、コントローラ30からのアーム回生信号に基づいてアーム方向切換弁66をオフセット位置に切り換え、これにより、アーム戻り油ライン67がアーム方向切換弁69下流側のアーム回生油路71に接続される。図示例では、アーム回生弁68の開口量、即ち、アーム方向切換弁69の開口量はコントローラ30により調整可能に構成されている。
更に、ブーム回生弁49とアーム回生弁68の下流側、即ち、ブーム回生油路52とアーム回生油路71がパラレルに接続される箇所には上記回生切換弁53が設置されている。依って、回生切換弁53は前記ブーム回生弁49とアーム回生弁68に対して並列となるように接続されている。又、回生切換弁53下流側の共通回生油路73には、例えば両方向ポンプモータから成る回生油圧モータ74が接続され、該回生油圧モータ74の下流側は油タンク75に連通されている。
回生切換弁53は、平時ではブーム回生油路52を回生油圧モータ74に接続させ、且つ、アーム回生油路71を油タンク78に連通させる。そして、回生切換弁53がコントローラ30からのアーム回生信号に基づいてオフセット位置に切り換えられると、アーム回生油路71は回生油圧モータ74に接続され、且つ、ブーム回生油路52は油タンク78に接続される。
上記回生油圧モータ74は、ブームシリンダ7のボトム側油室7B若しくはアームシリンダ8のロッド側油室8Rの圧油(戻り油又は保持油)の圧力を油圧源として回転駆動される。また、回生油圧モータ74の駆動軸には電動発電機76が連結され、該電動発電機76は回生油圧モータ74の回転駆動により回生発電することで、回生油圧モータ74の回転エネルギを電力に変換する。
更に、電動発電機76にはインバータ77を介してバッテリ19が接続され、該電動発電機76により回生発電された電力は、インバータ77を介してバッテリ19に蓄電できるように構成されている。
次に、本実施例に係るブーム回生回路BCの作用について説明する。図3において、ブーム操作レバー41をブーム上げ側Lに操作すると、ブーム上げ操作信号がブーム用切換操作弁43のブーム上げ側ポートに入力され、ブーム用切換操作弁43が中立位置(イ)からブーム上げ位置(ロ)に切り換えられる。
その結果、ブーム用油圧ポンプ42がブームシリンダ7のボトム側油室7Bに接続されるとともに、ブームシリンダ7のロッド側油室7Rが油タンク45に連通する。従って、ブーム用油圧ポンプ42からブームシリンダ7のボトム側油室7Bに圧油が供給されるとともに、ブームシリンダ7のロッド側油室7Rの圧油が油タンク45に戻され、これにより、ブームシリンダ7が伸長してブーム4が上げ動作を行う。
一方、ブーム操作レバー41がブーム下げ側Rに操作されると、ブーム下げ操作信号がブーム用切換操作弁43のブーム下げ側ポートに入力され、ブーム用切換操作弁43がブーム下げ位置(ハ)に切り換えられる。このとき、ブ−ム下げパイロット圧が圧力センサ47により検出されて、コントローラ30に送信される。
このため、コントローラ30はブ−ム下げパイロット圧信号に基づき、ブーム回生弁49の電磁パイロット弁55を介してブーム方向切換弁54をオフセット位置に切り換えて、ブーム戻り油ライン48をブーム回生油路52に接続させ、これと略同時に、ブーム用ホールディング弁50が開放状態に設定される。この場合、ブーム方向切換弁54が切り換えられる前に、ブーム用ホールディング弁50を開放させることができる。
従って、ブームシリンダ7のロッド側油室7Rに圧油が供給されると共に、ブームシリンダ7のボトム側油室7Bの圧油は、ブーム用ホールディング弁50、ブーム方向切換弁54、回生切換弁53及び回生油圧モータ74を通過して油タンク75に排出され、これにより、ブームシリンダ7が短縮してブーム4が下げ動作を行う。
又、ブームシリンダ7のボトム側油室7Bの圧油が回生油圧モータ74に供給されることにより、回生油圧モータ74が回転駆動し、この回転エネルギは電動発電機76による回生発電によって電力に変換される。そして、電動発電機76によりエネルギ変換された電力は、インバータ77を介してバッテリ19に蓄電される。
次に、アーム回生回路ACの作用について説明する。図3において、アーム操作レバー57がアーム開側Rに操作されると、アーム開操作信号がアーム用切換操作弁59のアーム開側ポート側に入力され、アーム用切換操作弁59は中立位置(ニ)からアーム開位置(ヘ)に切り換えられる。
その結果、アーム用切換操作弁59のP2ポートがSポートに接続されるため、アーム用油圧ポンプ58からの圧油はアームシリンダ8のロッド側油室8Rに導入される。又、これと同時に、アーム用切換操作弁59のTnポートがTポートに接続されるため、アームシリンダ8のボトム側油室8Bが油タンク61に連通する。
従って、アームシリンダ8のロッド側油室8Rへ圧油が供給されるとともに、アームシリンダ8のボトム側油室8Bの圧油が油タンク61に戻される。このため、アームシリンダ8が伸長してアーム5が開動作する。
一方、アーム操作レバー57がアーム閉側Lに操作されると、ア−ム閉パイロットライン65にアーム閉パイロット圧が発生すると共に、アーム閉操作信号がアーム用切換操作弁59のアーム閉側ポートに入力される。
このため、前記ア−ム閉パイロット圧が圧力センサ66により検出されて、アーム用ホールディング弁63が開放状態に設定されると共に、ア−ム閉パイロット圧信号がコントローラ30に入力される。その結果、コントローラ30は、アーム回生弁68の電磁パイロット弁70及び回生切換弁53にアーム回生信号を出力する。
そして、コントローラ30からのアーム回生信号により、アーム方向切換弁69がオフセット位置に切り換えられ、アーム戻り油ライン67がアーム回生油路71に接続される。この場合、アーム方向切換弁69が切り換えられる前に、アーム用ホールディング弁63を開放させることができる。
又、コントローラ30からのアーム回生信号により、回生切換弁53がオフセット位置に切り換えられ、アーム回生油路71が共通回生油路73に接続されると共に、ブーム回生油路52が油タンク78に連通する。
従って、アームシリンダ8のボトム側油室8Bに圧油が供給されると共に、アームシリンダ8のロッド側油室8Rの圧油が油タンク75に戻される。このため、アームシリンダ8が伸長してアーム5が閉動作を行う。
一方、アームシリンダ8のロッド側油室8Rの圧油はアーム用ホールディング弁63を通過した後、アーム戻り油ライン67、アーム回生油路71及び共通回生油路73を介して回生油圧モータ74に供給される。
これにより、回生油圧モータ74が回転駆動し、この回転エネルギは電動発電機76による回生発電によって電力に変換される。そして、電動発電機76によりエネルギ変換された電力は、インバータ77を介してバッテリ19に蓄電される。
上記の如く本発明によると、ブーム下げの操作を行っていないときに、アーム閉操作により回生切換弁53をオフセット位置に切り換えると、アームシリンダ8のロッド側油室8Rが回生油圧モータ74に連通する。その結果、アームシリンダ8のロッド側油室8Rの戻り油の保持圧によって回生油圧モータ74が回転駆動して、電動発電機76により回生発電が行われる。
従って、本発明では、ブーム4の位置エネルギに加えてアーム5の位置エネルギも回収されるので、エネルギの回収効率が大幅に向上する。しかも、アーム5の位置エネルギを回生するために、回生油圧モータと電動発電機を新規に追加させる必要がないため、エネルギ回生装置の構成が複雑化することがなく、製作コストの低減化が達成される。
又、ブームシリンダ7のボトム側油室7Bは、ブーム下げ操作時にのみ回生油圧モータ74に接続され、それ以外の時にはブーム回生弁49の下流側に接続されない。依って、ブームシリンダ7のボトム側油室7Bの圧油がブーム回生弁49の下流側に流れ込まないので、該ボトム側油室7Bの圧油の保持圧を低下させるおそれもない。
上記同様の構成により、アームシリンダ8のロッド側油室8Rは、アーム閉操作時にのみ回生油圧モータ74に接続され、それ以外の時には回生油圧モータ74の下流側に接続されない。依って、アームシリンダ8のロッド側油室8Rの圧油がアーム回生弁68の下流側に流れ込まないので、該ロッド側油室8Rの圧油の保持圧を低下させるおそれもない。
更に、ブームシリンダ7のボトム側油室7Bの圧油は、ブーム下げ操作を行わない時には、ブーム回生弁49側に流動することが阻止され、且つ、アーム閉操作を行わない時には、アームシリンダ8のロッド側油室8Rの圧油は、アーム回生弁68側に流動することが阻止される。斯くして、前記油室7B,8Rの圧油のリークによるエネルギロスを確実に防止して、エネルギの回収効率が一層向上する。
尚、上記実施例において、アームの位置エネルギの回生中にブーム下げ操作が行われた場合、ブーム回生弁の開口量を調整できるように構成することもでき、この場合はブームの下降速度を適宜制御することができる。前記同様に、ブームの位置エネルギの回生中にアーム閉操作が行われた場合、アーム回生弁の開口量を調整できるように構成することもでき、この場合はアームの閉速度を適宜制御することができる。
更に、図示例において、アーム回生弁に代えて、旋回モータに切り換え可能に接続された旋回回生弁を設置することも可能であり、このように構成すれば、旋回機構の減速時における回転慣性力のエネルギも回生することができる。
更に又、アームが負荷駆動されている場合、アーム保持圧が不十分であることを圧力センサで検出したときは、アーム回生弁の開口量を最大値に調整することにより、アームシリンダの背圧を低減させてエネルギの損失を少なくすることができる。
図示例では、回生切換弁として2位置4ポート型の切換弁を採用したが、3位置6ポート型の切換弁を採用してもよく、この場合、バケットシリンダに切り換え可能に接続されたバケット回生弁を3位置6ポート型の回生切換弁に接続することにより、バケットの位置エネルギの回生も可能になる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明に係る一実施例を示し、作業機械の側面図。 一実施例に係る作業機械の油圧駆動回路全体を示すブロック図。 一実施例に係るエネルギ回生回路の具体的な構成図。
符号の説明
2 旋回機構
4 ブーム
5 アーム
6 バケット
7 ブームシリンダ
7R ロッド側油室
7B ボトム側油室
8 アームシリンダ
8B ボトム側油室
8R ロッド側油室
12 電動発電機
14 メインポンプ
19 バッテリ
30 コントローラ
42 ブーム用油圧ポンプ
43 ブーム用切換操作弁
49 ブーム回生弁
50 ブーム用ホールディング弁
51 ブーム方向切換弁
52 ブーム回生油路
54 回生切換弁
55 電磁パイロット弁
58 アーム用油圧ポンプ
59 アーム用切換操作弁
63 アーム用ホールディング弁
68 アーム回生弁
69 アーム方向切換弁
70 電磁パイロット弁
71 アーム回生油路
73 共通回生油路
74 回生油圧モータ
76 電動発電機

Claims (3)

  1. ブームシリンダの圧油を回生して回転駆動させる回生油圧モータと、該回生油圧モータに連結された電動発電機とを備えた作業機械のエネルギ回生装置において、
    前記ブームシリンダに対してアームシリンダ等の他の油圧アクチュエータを並列に接続する回生油路を形成し、該回生油路の下流側に前記回生油圧モータを設けると共に、該回生油圧モータの上流側に回生切換弁を介装させ、該回生切換弁を介して前記回生油圧モータに前記ブームシリンダ又は前記油圧アクチュエータを選択的に接続させることによって、該ブームシリンダ又は前記油圧アクチュエータから排出される圧油により前記回生油圧モータを回転駆動できるように構成したことを特徴とする作業機械のエネルギ回生装置。
  2. 上記ブームシリンダと上記回生油圧モータとの間には、ブーム下げ操作時のみに前記ブームシリンダを前記回生油圧モータに接続するブーム回生弁が設けられ、更に、前記油圧アクチュエータがアームシリンダであって、該アームシリンダと前記回生油圧モータとの間に、アーム閉操作時のみに前記アームシリンダを前記回生油圧モータに接続するアーム回生弁が設けられていることを特徴とする請求項1記載の作業機械のエネルギ回生装置。
  3. 上記ブームシリンダと前記ブーム回生弁との間には、ブーム下げ操作時のみに開口して前記ブームシリンダの圧油を前記ブーム回生弁側に排出させるブーム用ホールディング弁が介装され、且つ、上記アームシリンダと上記アーム回生弁との間には、アーム閉操作時のみ開口して前記アームシリンダの圧油を前記アーム回生弁側に排出させるアーム用ホールディング弁が介装されていることを特徴とする請求項2記載の作業機械のエネルギ回生装置。





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