JP5196803B2 - 同軸ケーブルおよびその試験方法 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも1つの内部導体と、少なくとも1つの内部導体を包囲するケーブル遮蔽とを有する同軸ケーブルに関する。更に、本発明はこの種の同軸ケーブルの試験方法に関する。
同軸ケーブルは周知である。同軸ケーブルは、一般に唯一の内部導体とこの内部導体を包囲するケーブル遮蔽とを含む。しかし、互いに同心配置された多数の内部導体、例えば所謂クロッグストン導体(例えば特許文献1の図3参照)を有する同軸ケーブルも既に公知である。この種の同軸ケーブルも、本発明の意味において同軸ケーブルである。
同軸ケーブルは、特に磁気共鳴装置において、所謂局所コイルを制御/評価装置に接続するために使用される。局所コイルは、励起周波数にて高周波化された励起磁場により直前に検査対象に励起された磁気共鳴を検出可能なように空間的に配置される。励起周波数は、一般に、該当磁気共鳴装置のラーモア周波数に相当する。
ケーブル遮蔽は、磁気共鳴励起期間中に同様に励起磁場に曝される。この結果ケーブル遮蔽上に励起周波数にて振動する被覆波が励起される。
従来技術では、ケーブル遮蔽に沿って多数の被覆波阻止器を配置している。各被覆波阻止器は2つの端部を有し、両端部は互いに隔たったケーブル遮蔽結合点においてケーブル遮蔽に結合されている。被覆波阻止器により、励起磁場に基づきケーブル遮蔽に励起される被覆波は減衰可能である。
ケーブル遮蔽への被覆波阻止器の結合は直接的であり、しかもしっかりと固定されている(例えば特許文献2と3参照)。しかし、被覆波阻止器はケーブル遮蔽上でずらすこともでき、場合によっては動作中にケーブル遮蔽に沿って移動可能でもある(例えば特許文献4参照)。結合の両様式が本発明の枠内においても使用可能である。
被覆波阻止器は、他の各構成部分と同様に省略できる。被覆波阻止器を省略すると、少なくとも1つの内部導体を経て伝送すべき有効信号が変造されたり、他の被害を受けたりする危険がある。更にケーブル遮蔽に局所的に高い電圧レベルおよび/又は大きな電流が誘導され得る。このため検査対象に被害がおよぶ。被害は、例えばケーブル遮蔽、磁気共鳴の局所コイル又は制御/評価装置に波及する結果にもなる。
米国特許第2841792号明細書 米国特許第5294886号明細書 独国特許出願公開第102004015856号明細書 米国特許第6822846号明細書
本発明の課題は、あり得る用途の少なくとも一部において被覆波阻止器の機能不良を認識可能にする同軸ケーブルおよび同軸ケーブルの試験方法を提供することにある。
この課題は、同軸ケーブルに関しては、被覆波阻止器の少なくとも1つに検出回路を付設し、この検出回路で、励起磁場によるその都度の被覆波阻止器の負担にとって特有の測定信号を発生し、この測定信号を取り出しかつ評価することにより解決される。
これに対応して、試験方法に関する課題は、同軸ケーブルを励起磁場に曝し、検出回路により測定信号を発生させ、測定信号を取り出して評価することにより解決される。
本発明は、多数の被覆波阻止器の内の1つが故障した場合に、残りの健全な被覆波阻止器が過大な負担を強いられるという認識に基づく。検出回路を備えた被覆波阻止器の負担が限界を上回った場合、これは、残りの被覆波阻止器の1つ以上が故障していることの証と見なし得る。場合によっては、特定の被覆波阻止器の過度の負担から、その過度の負担をかけられた被覆波阻止器の近くに配置されている他の被覆波阻止器の機能不良が推定される程迄に故障箇所を局限化することさえ可能である。
有利な実施形態では、検出回路が整流素子を有し、該素子により、励起磁場によって各被覆波阻止器に励起される高周波励起信号を整流できる。この場合、測定信号は整流された励起信号に相当する。何故ならば、測定信号の評価が特に簡単に可能だからである。整流素子としては、最も簡単な場合には、1つのダイオードを用いる。しかし、複雑な整流素子、例えば全波整流を行なうブリッジ整流器も使用可能である。
各被覆波阻止器は、各被覆波阻止器の端部間に配置された2つのコンデンサ素子の直列回路を有し、コンデンサ素子の1つに整流素子が並列接続されている。何故ならば、整流素子が各被覆波阻止器で発生する電圧の一部しか負担をかけられないからである。同様のことが、場合によって整流素子に後続接続された構成要素に対しても当て嵌まる。
コンデンサ素子は、ケーブル遮蔽が両結合点の間にある限り、ケーブル遮蔽と共に励起周波数において同調する除波回路を構成するように設計するとよい。何故ならばその場合には被覆波阻止器が特に効果的だからである。
両コンデンサ素子は、等しい容量値を有するか、互いに異なる容量値を有するかのいずれかである。互いに異なる容量値を有する場合、整流素子は、コンデンサ素子の内大きい容量値を有するコンデンサ素子に並列接続することが好ましい。
整流素子に、測定信号の中間記憶のための容量性の記憶素子を後続接続するとよい。何故ならば、測定信号が特に安定で、しかも簡単に取り出し可能だからである。
測定信号の評価は、測定信号と励起磁場に基づいて求められた基準信号との比較を含むとよい。その場合には、測定信号を理論上期待される最大の負担と関連付けることが即座にかつ容易に可能だからである。
測定信号と基準信号の商が閾値を超過する場合は、検出回路が付設された被覆波阻止器とは異なる被覆波阻止器の機能不良と判定する。何故なら、測定信号の評価が特に簡単だからである。評価は人間が知覚で行なえるが、制御/評価回路で行なってもよい。
機能不良の報知は、人間の感覚器官で直接的に知覚可能な警報信号を出力することで行ない得る。この場合は、機能不良を考慮する人間の相応の対応を待つ。
試験を装置で実施する際、上述の警報信号の出力に対する代替又は追加として機能不良の判定に伴い、装置の測定シーケンスの開始を阻止する阻止信号を出力してもよい。
以下の図面を参照した実施例の説明から、他の利点および詳細を明らかにする。
図1によれば、同軸ケーブル1は内部導体2およびケーブル遮蔽3を有する。内部導体2とケーブル遮蔽3との間に絶縁物4が配置されている。ケーブル遮蔽3は電気絶縁材料からなるケーブル被覆5で包囲されている。
図1の同軸ケーブル1は唯一の内部導体2のみを有する。しかし、この内部導体2に加えて他の内部導体2’が存在してもよい。
このことを図1に他の内部導体2’に関し概略的に示す。この場合、内部導体2と他の内部導体2’は、他の絶縁物4’で互いに隔てられている。この場合絶縁物4は、最外側の内部導体2’とケーブル遮蔽3との間に配置されている。
図2によれば、図1の同軸ケーブル1は、例えば磁気共鳴信号を磁気共鳴装置7の局所コイル6から磁気共鳴装置7の制御/評価装置8へ伝送するために使用できる。この場合には、局所コイル6は磁気共鳴装置7の高周波送信アンテナ10の作用範囲9内に配置され、制御/評価装置8は作用範囲9外に配置される。
磁気共鳴装置7の動作時、高周波送信アンテナ10が励起周波数fAを有する励起磁場を送出する。励起磁場によって検査対象11に磁気共鳴が励起される。検査対象11を図2に概略的に示す。
励起された磁気共鳴は局所コイル6で検出され、同軸ケーブル1の内部導体2および/又は場合によって他の内部導体2’の1つを介して制御/評価装置8に導かれる。
高周波送信アンテナ10の送信動作中、同軸ケーブル1は励起磁場に曝される。ケーブル遮蔽3により、高周波送信アンテナ10の送信動作中、このアンテナから発送される励起磁場が内部導体2および場合によっては他の内部導体2’から遮蔽される。
更に、励起磁場に基づきケーブル遮蔽3上に被覆波12が励起される。励起は、直接的および間接的に、従って特に外側から内部導体2又は他の内部導体2’を介することなく行なわれる。
被覆波12は励起周波数fAに相応する周波数を有する。被覆波12は、減衰されない場合、ケーブル遮蔽3に著しい電圧と電流を誘導する。従って、被覆波12の減衰のためにケーブル遮蔽3に沿って多数の被覆波阻止器13が配置されている。
被覆波阻止器13は様々に構成できる。被覆波阻止器13の種々の構成を、図3〜5を参照して次に説明する。図3〜5の被覆波阻止器13は、次の点で共通している。即ち被覆波阻止器13が各々2つの端部14、15を有し、端部14、15がケーブル遮蔽3の互いに隔てられた結合点16、17でケーブル遮蔽3に結合されている。
図3によれば、被覆波阻止器13の第1の可能な構成に従い、同軸ケーブル1の区間18が複数のループを形成している。区間18の端部に結合点16、17があり、該結合点に被覆波阻止器13の端部14、15が接続されている。図3の被覆波阻止器13は、コンデンサのような単純なものとして構成されている。
図4の構成では、被覆波阻止器13は、同軸ケーブル1を区間19に沿って包囲するポット型トラップとして形成されている。該トラップ13は軸方向の一方側が閉じており、軸方向の他方側を開放されかつケーブル遮蔽3から半径方向に隔たっている。ポット型トラップの閉鎖側端部は、ケーブル遮蔽3に直接に結合され、開放側端部はケーブル遮蔽3にコンデンサ20を介して結合されている。適切に形式を整えるため、ポット型トラップ13自体が既に静電容量として働いてもよい。
図5でも、被覆波阻止器13をポット型トラップとして形成している。図4と異なり、ポット型トラップを、ケーブル遮蔽3上に押し込まれた支持構造21上に配置している。従ってこの場合には、図3および図4の構成と違って、ケーブル遮蔽3への被覆波阻止器13の直接的な電気的結合は存在せず、誘導的な結合のみが存在する。
図2と6によれば、被覆波阻止器13の少なくとも1つに検出回路22が付設されている。検出回路22から測定信号Mが発生される。測定信号Mは、励起磁場による各被覆波阻止器13の負担に応じ特有である。従って測定信号Mは被覆波12の強さに応じて特有である。これは励起磁場の強さに比例する。測定信号Mは、例えば制御/評価回路8によって、取り出し、評価可能である。
図7は検出回路22が付設された被覆波阻止器13の有利な構成を示す。図7では、この被覆波阻止器13は2つのコンデンサ素子23、24の直列回路を有する。この直列回路は、各被覆波阻止器13の端部14、15間に配置されている。図3に当てはめれば、コンデンサ素子23、24の直列回路は、例えば図3に示すコンデンサの適切な分割によって生じる。図4および図5に当て嵌めるとコンデンサ素子23、24の各1つがポット型トラップ又はコンデンサ20に対応する。
コンデンサ素子23、24の一方に整流素子25が並列に接続されている。図7によれば、整流素子25が単純なダイオードとして構成されている。しかし、これは複雑に、特にブリッジ回路として構成されていてもよい。これを図8に示す。
整流素子25の具体的な構成に関係なく、整流素子25により、各被覆波阻止器13で励起磁場により励起された高周波励起信号を整流する。測定信号Mは整流された励起信号に相当し、従って図7および8の模式的構成によれば、コンデンサ素子24において発生する交流電圧の振幅に相当する。従って検出回路22は、励起信号を整流することで、各被覆波阻止器13の負担にとって特徴的な測定信号Mを発生する。
測定信号Mの中間記憶と安定化のため、図7と8による整流素子25に容量性の記憶素子26が後続配置されている。容量性の記憶素子26に測定信号Mが中間記憶される。
図7と8の構成は、既述のように有利であるが、不可欠ではない。特に容量性の記憶素子26は、信号取り出しが十分に高インピーダンスである場合には省略できる。励起信号が直接的に検出および評価可能なら整流も省略できる。
直列回路のコンデンサ素子23、24は等しい容量値を有し得る。しかしそれらは互いに異なる容量値C1、C2を有してもよい。特に、コンデンサ素子23、24の内整流素子25が並列接続されたコンデンサ素子はより大きい容量値C2を持つと好ましい。一般には容量値C1、C2の商は明確に1とは異なる。しばしば、その商は3〜15、例えば5〜10の範囲にある。
コンデンサ素子23、24は、ケーブル遮蔽3が両結合点16、17間にある限りケーブル遮蔽3と共にコンデンサ素子23、24が励起周波数fAにて同調する除波回路を構成するように選定するとよい。それは、特に容量性の記憶素子26の容量値C3がコンデンサ素子23、24の選定時に考慮されない程であると理解すべきである。
同軸ケーブル1の本発明による構成において、以下に図9を参照して詳しく説明する同軸ケーブル1のための試験方法を実行できる。
図9において、先ず工程S1で同軸ケーブル1を作用範囲9に位置決めする。工程S1は機械化し、かつ場合によっては自動化して実行できる。一般には、この工程は操作者27が行なう。
続く工程S2で高周波送信アンテナ10が高周波励起磁場を発生するように制御する。工程S2は一般に制御/評価装置8によって行なう。この工程は、操作者27の相応の制御指令により始動される。
次に必要に応じ、工程S3で励起磁場を検出し、それから基準信号Rを導出する。基準信号Rは、他の方法で、例えば以前の測定又は理論的考察に基づき与え得る。操作者27の経験値に基づく基準信号Rの設定も可能である。
工程S4で測定信号Mを取り出す。この取り出しは一般に制御/評価装置8で行なう。例えばオシロスコープによる手動の取り出しも可能である。
工程S5で、検出した測定信号Mを評価する。この場合も自動的な評価が制御/評価装置8で行なえる。特殊な場合には、操作者27による直接的な評価も可能である。
測定信号Mの評価は、図10で、例えば工程S11において、検出した各測定信号Mにつき基準信号R(図9の工程S3参照)との商Qを形成し、この商Qを工程S12において閾値Sと比較することで行う。商Qが閾値Sを上回るときは、検出回路22が付設された被覆波阻止器13とは別の被覆波阻止器13の機能不良の判定が下される。従って、測定信号Mの評価は測定信号Mと基準信号Rとの比較を含む。
機能不良の判定の対応として、例えば人間(特に操作者27)が感覚器官で直接に知覚可能な警報信号を発する。特に「被覆波阻止器xの負担が過大である」という内容の通報を出力するとよい。この場合xは、過大な負担をかけられる被覆波阻止器13を表す。通報の出力は、例えば制御/評価装置8に付設した表示装置28で行なえる。光学的な警報信号の出力に対する代替又は追加として、勿論音響的な警報信号を出力してもよい。更に光学的および/又は音響的な警報信号の出力に対する代替又は追加として、工程S14でフラグをセットすることもできる。
フラグをセットする工程S14が存在し、磁気共鳴装置7における同軸ケーブル1の試験を実施する場合、図11によれば、更に制御/評価装置8が工程S21において磁気共鳴装置7の測定シーケンスを実施するための要求を受け付ける。
測定シーケンスの実行前に、制御/評価装置8が、工程S22で、フラグ(図10の工程S14参照)がセットされているか否かをチェックする。フラグがセットされている、即ち被覆波阻止器の機能不良を認識した場合には、操作者27に相応の通報を与える。出力は、ここでも表示装置28を介して行なう。更に、測定シーケンスの実行は始動されない。これに対しフラグがセットされていない場合には、工程S24において測定シーケンスを実行する。従って、機能不良の認識は、測定シーケンスの開始を阻止する阻止信号(即ちフラグのセット)を生ずる。
従って本発明により、同軸ケーブル1の動作安全性を著しく改善できる。これは、どの用途(磁気共鳴、レーダ等)に同軸ケーブル1を使用しようとしているかに関係しない。同軸ケーブル1の試験が装置、例えば磁気共鳴装置7において行なわれる場合には、装置の動作安全性も改善される。
同軸ケーブルの横断面図 磁気共鳴装置を概略図 被覆波阻止器の構成例を示す概略図 被覆波阻止器の構成例を示す概略図 被覆波阻止器の構成例を示す概略図 検出回路の第1の構成例を示す回路図 検出回路の第2の構成例を示す回路図 検出回路の第3の構成例を示す回路図 本発明による試験方法の第1のフローチャート 本発明による試験方法の第2のフローチャート 本発明による試験方法の第3のフローチャート
符号の説明
1 同軸ケーブル、2、2' 内部導体、3 ケーブル遮蔽、4、4’ 絶縁体、5 ケーブル被覆、6 局所コイル、7 磁気共鳴装置、8 制御/評価装置、9 作用範囲、10 高周波送信アンテナ、11 検査対象、12 被覆波、13 被覆波阻止器、14、15 端部、16、17 結合点、18、19 区間、20 コンデンサ、21 支持構造、22 検出回路、23、24 コンデンサ素子、25 整流素子、26 記憶素子、27 操作者、28 表示装置

Claims (14)

  1. 同軸ケーブルが、少なくとも1つの内部導体(2、2’)と、少なくとも1つの内部導体(2、2’)を包囲するケーブル遮蔽(3)とを有し、
    ケーブル遮蔽(3)の長手方向に沿って多数の被覆波阻止器(13)が配置されており、
    各被覆波阻止器(13)が2つの端部(14、15)を有し、
    端部(14、15)が、ケーブル遮蔽(3)の長手方向に互いに隔てられた結合点(16、17)において、ケーブル遮蔽(3)に結合されており、
    励起周波数(fA)を持った高周波の励起磁場に基づいてケーブル遮蔽(3)上に励起し得る被覆波が、被覆波阻止器(13)により減衰され、
    ケーブル遮蔽(3)により励起磁場が少なくとも1つの内部導体(2、2’)から遮蔽され、
    被覆波阻止器(13)の少なくとも1つに検出回路(22)が付設されており、
    検出回路(22)から、励起磁場によるその都度の被覆波阻止器(13)の負担にとって特有の測定信号(M)が発生され、
    測定信号(M)取り出し評価し、
    この測定信号(M)により検出回路(22)を付設した被覆波阻止器(13)とは異なる被覆波阻止器(13)の機能不良を判定することを特徴とする同軸ケーブル。
  2. 検出回路(22)は整流素子(25)を有し、整流素子(25)により、励起磁場により各被覆波阻止器(13)に励起された高周波励起信号が整流され、測定信号(M)が整流された励起信号に相当することを特徴とする請求項1記載の同軸ケーブル。
  3. 各被覆波阻止器(13)が、各被覆波阻止器(13)の端部(14、15)間に配置された2つのコンデンサ素子(23、24)の直列回路を有し、コンデンサ素子(23、24)の1つに整流素子(25)が並列接続されたことを特徴とする請求項2記載の同軸ケーブル。
  4. コンデンサ素子(23、24)が、ケーブル遮蔽(3)が両結合点(16、17)の間にある限りケーブル遮蔽(3)と共に、励起周波数(fA)において同調する除波回路を構成することを特徴とする請求項3記載の同軸ケーブル。
  5. コンデンサ素子(23、24)が、互いに異なる容量値(C1、C2)を有することを特徴とする請求項3又は4記載の同軸ケーブル。
  6. 整流素子(25)が、コンデンサ素子(23、24)の内大きい容量値(C2)を有するコンデンサ素子に並列接続されたことを特徴とする請求項5記載の同軸ケーブル。
  7. 整流素子(25)に、測定信号(M)の中間記憶のための容量性の記憶素子(26)が後続接続されたことを特徴とする請求項2乃至6の1つに記載の同軸ケーブル。
  8. 少なくとも1つの内部導体(2、2’)と、少なくとも1つの内部導体(2、2’)を包囲するケーブル遮蔽(3)とを有する同軸ケーブルの試験方法において、
    同軸ケーブル(1)を、励起周波数(fA)を持った高周波の励起磁場に曝し、
    励起磁場をケーブル遮蔽(3)により少なくとも1つの内部導体(2、2’)から遮蔽し、
    ケーブル遮蔽(3)の長手方向に互いに隔てられた結合点(16、17)においてケーブル遮蔽(3)に結合された各々2つの端部(14、15)を有しかつケーブル遮蔽(3)の長手方向に沿って配置された多数の被覆波阻止器(13)により、励起磁場に基づいてケーブル遮蔽(3)内に励起される被覆波(12)を減衰させ、
    被覆波阻止器(13)の少なくとも1つに付設された検出回路(22)、励起磁場による各被覆波阻止器(13)の負担にとって特有の測定信号(M)を発生させ、
    測定信号(M)を取り出し、評価し
    この測定信号(M)により検出回路(22)を付設した被覆波阻止器(13)とは異なる被覆波阻止器(13)の機能不良を判定することを特徴とする試験方法。
  9. 検出回路(22)が、励起磁場によって各被覆波阻止器(13)内に励起される高周波励起信号を整流することで、各被覆波阻止器(13)の負担にとり特有の測定信号(M)を、発生することを特徴とする請求項8記載の試験方法。
  10. 検出回路(22)が、測定信号(M)を容量性の記憶素子(26)内に中間記憶することを特徴とする請求項9記載の試験方法。
  11. 測定信号(M)の評価が、測定信号(M)と励起磁場に基づいて求めた基準信号(R)との比較を含むことを特徴とする請求項8から10の1つに記載の試験方法。
  12. 測定信号(M)と基準信号(R)との商(M/R)が閾値(S)を超過する場合に、検出回路(22)を付設した被覆波阻止器(13)とは異なる被覆波阻止器(13)の機能不良と判定することを特徴とする請求項11記載の試験方法。
  13. 機能不良の判定に伴い、人間(27)の感覚器官によって直接に知覚可能な警報信号を出力することを特徴とする請求項12記載の試験方法。
  14. 試験を装置(7)で実施し、機能不良の判定に伴い、装置(7)の測定シーケンスの開始を阻止する阻止信号を出力することを特徴とする請求項12又は13記載の試験方法。

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