JP5196680B2 - びんの吊手バンド及びびん - Google Patents

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Description

本発明は、梅酒びんなどのびんに取り付けて吊手を形成する吊手バンド、及びこの吊手バンドを装着したびんに関する。
梅酒びんなどのびんに取り付ける吊手バンドは、びんに簡単に取り付けることができ、またびん洗浄などのときに容易に取り外しのできるものが望まれている。
このような吊手バンドは、例えば下記特許文献1〜3に開示されている。
特許文献1で提案されているものは、バンド本体の中間にジグザグ形折返しを有する外方迂回部を形成し、外方迂回部が変形することでバンド本体の径が拡大するのでびんに対する着脱が可能となり、外方迂回部に適合する凹部を有する止具を外側から嵌着することで外方迂回部の変形及び径の拡大が拘束され、びん外周に固定されるものである。
特許文献2で提案されているものは、バンド本体の両端部を接続してリング状にするもので、一端に凹凸面を形成し、他端に内部に凸凹面を有する断面がコ字状のコ字状部を形成し、一端を他端のコ字状部内に挿入して凹凸面と凸凹面を係合させ、外側から補強カバーを取り付けて両端を接続するものである。
特許文献3で提案されているものは、バンド本体の両端部を接続してリング状にするもので、一端に鋸歯状の突条を備えた挿入片を形成し、他端に挿入片が挿入される挿入孔と、挿入片の突条と係合して挿入片の脱落を阻止する弾性ストッパを形成し、これにより両端を接続するものである。
実公平5−23471号公報 実開昭64−2735号公報 特開2009−35329号公報
前記特許文献1の吊手バンドは、端部のないリング状であるので、びんに対する着脱にやや難があった。すなわち、びん口部に対して着脱する場合、バンド本体がびんのビード(口部の環状突条)を乗り越えさせなければならないが、リング状であるためにこの作業がやや煩雑となる。
前記特許文献1,2の吊手バンドは、止具又は補強カバーが別部品となっているので、びんを洗浄する際にびんから取り外し、止具又は補強カバーが紛失すると再使用不能になってしまうという問題がある。
前記特許文献3の吊手バンドは、鋸歯状の突条や弾性ストッパなど形状が複雑でコスト高であり、びんから取り外す際に、弾性ストッパをその弾性に逆らって外側に引き起こさなければならないので、取り外し作業が煩雑であるという問題がある。
また、前記特許文献1〜3の吊手バンドは、びんを吊手で持ち上げているときに、不用意に止具や補強カバーが外れ、又は弾性ストッパが解除されて、吊手バンドがびんから外れ、びんが落下するおそれがあった。
本発明は、簡単な構造で、止具や補強カバーなどの別部品を必要とせず、びんに対する着脱作業を容易にでき、びんを吊手で持ち上げている際に吊手バンドがびんから外れるおそれのない吊手バンドを開発することを課題とするものである。
〔請求項1〕
本発明は、リング状バンド本体と、U字状をなし、両端部に形成した軸受部を前記バンド本体の対向位置に形成した軸部に軸着した吊手を有し、
少なくとも一方の端部の前記軸部が切断されており、前記軸受部を軸部から外すことで、該軸部が切断面で分離し、前記バンド本体を開いてびんから取り外すことができる吊手バンドにおいて、
前記軸部は、縦径よりも横径が大きく、該軸部の先端側に該横径よりも大きな径の膨出部が形成され、
前記軸受け部は、前記横径に対応する径を有し前記軸部が軸着する軸受穴と、該軸受穴よりも上方に形成され、前記膨出部の径に対応する径を有する着脱穴と、前記縦径よりも大きく横径よりも小さな幅を有し前記軸受穴と着脱穴を連通する連通穴からなり、
前記吊手を横にした状態で前記膨出部及び軸部を前記着脱穴に挿入し、次いで該吊手を水平方向に移動して前記軸部を前記軸受穴に移動し、次いで該吊手を垂直に回動することで、該吊手をバンド本体に装着することを特徴とするびんの吊手バンドである。
吊手バンドをびんに取り付けるには、バンド本体を、吊手が取り付けられていない状態でびんの口部に巻き付ける。次に、軸部を吊手の軸受部に差し込んで吊手をバンド本体に取り付けることで、軸部が軸受部によって拘束され、びん口部に確実に装着できる。
吊手バンドをびんから取り外すときは、吊手の軸受部をバンド本体の軸部から抜き取って吊手を取り外す。これにより、軸部の拘束が解除され、軸部が切断面で分離するので、バンド本体を開いてバンド本体をびん口部から取り外すことができる。
吊手バンドの着脱は、軸部を軸受部に差し込み、又は抜き取ることで行われるので、きわめて容易に行うことができる。
本発明においては、吊手バンドの着脱は吊手を横に倒した状態でのみ行うことができるので、びんを吊手で吊り下げた状態においては、吊手バンドがびんから脱落し、びんが落下するおそれは全くない。
〔請求項
また本発明は、前記請求項1に記載の吊手バンドを口部外周に捲止したびんである。
本発明の吊手バンドは、バンド本体の軸部を吊手の軸受部に差し込むことで、容易にびん口部外周に捲止することができる。また、洗浄などのために吊手バンドをびんから取り外すときは、逆に吊手の軸受部をバンド本体の軸部から抜き出すことで容易に行うことができる。
本発明の吊手バンドは、止具、補強カバーなどの別部品を必要としないので、これらの別部品が紛失するおそれもない。
また、吊手バンドの着脱を、吊手を横に倒した状態でのみ行えるようにすることで、びんを吊手で吊り下げた状態において吊手バンドがびんから脱落し、びんが落下する事故を完全に防止できる。
バンド本体2(閉じた状態)の上面図である。 図1のP−P線断面図である。 バンド本体2(開いた状態)の上面図である。 切断された一方の側の軸部4の近傍の拡大説明図である。 切断された他方の側の軸部4の近傍の拡大説明図である。 吊手3の正面図である。 吊手3の側面図である。 吊手3の軸受部6の拡大説明図である。 実施例の吊手バンド1の正面図である。 吊手3を吊手バンド2に取り付ける説明図である。 吊手バンド1を取り付けたガラスびん10の正面図である。
以下、実施例を表した図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1はバンド本体2(閉じた状態)の上面図、図2は図1のP−P線断面図、図3はバンド本体2(開いた状態)の上面図、図4は切断された一方の側の軸部4の近傍の拡大説明図、図5は切断された他方の側の軸部4の近傍の拡大説明図、図6は吊手3の正面図、図7は吊手3の側面図、図8は吊手3の軸受部6の拡大説明図、図9は実施例の吊手バンド1の正面図、図10は吊手3を吊手バンド2に取り付ける説明図、図11は吊手バンド1を取り付けたガラスびん10の正面図である。
実施例の吊手バンド1はポリエチレン、ポリプロピレンなどの適度の弾性を有するプラスチック製で、バンド本体2と吊手3からなる。
バンド本体2は、リング状をなし、180°対向する位置に軸部4,5が形成されている。軸部4,5の先端側は軸部(横径)よりも太い膨出部4a,5a、根元側は軸部(横径)よりも太い根元部4b,5bとなっている。
軸部4,5は、図2に示されるように、断面において円形の上下を水平に切欠して切欠面4c,5cとした形状を有し、縦径よりも横径が大きくなっている。
一方の軸部4の近傍において、軸部4及び膨出部4a、根元部4bは、バンド本体2の半径方向、かつ縦方向に切断され、切断面4d,4eが形成されている。このため、バンド本体2はこの部分で切り離され、図3に示すように開くことができる。
図4は切断された一方の側の軸部4の近傍、図5は切断された他方の側の軸部4の近傍を示し、共に(A)は平面図、(B)は(A)における矢視図である。一方の切断面4dには2個の凸部4fが形成され(図4)、他方の切断面4eには2個の凹部4gが形成されている(図5)。2個の凸部4fを凹部4gに嵌着することで両切断部が一体化し、両切断部がずれることもなく、吊手を取り付ける作業が容易になる。凸部及び凹部は縦に並んでいるが、横や斜めに並べても効果は同じである。
他方の軸部5の近傍において、軸部5及び根元部5bはバンド本体2の半径方向、かつ縦方向に切断されているが、膨出部5aは貫通孔5hが形成されているものの、完全には切断されていない。軸部5及び根元部5bが切断され、膨出部5aに貫通孔5hが形成されているため、バンド本体は図3に示すように開き変形しやすくなっている。
吊手3はU字状をなし、両端部(吊手を垂直に立てた状態における両下端部)に軸受部6が形成されている。
図8に示すように、軸受け部6は、軸受穴6a、着脱穴6b、及び連通穴6cからなる。軸受穴6aは、バンド本体の軸部4,5が最終的に軸着する部分で、軸部4,5の横径に対応する径(軸部4,5が軸着可能で実質的にガタツキを生じない径)になっている。着脱穴6bは、バンド本体の膨出部4a,5aの径に対応する径(膨出部が通過できる径)になっている。連通穴6は、バンド本体の軸部の縦径よりも大きく横径よりも小さな幅になっている。
次に、図10に基づいて、バンド本体に吊手を取り付ける方法を説明する。
バンド本体2は、びん口部に巻き付け、切断されている軸部4は合わせて一体化しておく。
先ず、同図(A)に示すように、吊手3を横にした状態で、両側の連通穴6cに膨出部4a,5a及び軸部4,5を挿入する。
次に、同図(B)に示すように、吊手3を矢印水平方向に引っ張ると、軸部の縦径が連通穴6cの幅よりも小さいため、軸部4,5が連通穴を通過し、軸受穴6aの中に移動する。
次に、同図(C)に示すように、吊手3を回動して垂直に立ち上げ、取り付けが完了する。この状態において、連通穴6cの幅が軸部4,5の横径よりも狭いため、軸部が着脱穴方向に移動することがなく、したがって吊手3がバンド本体2から外れることがない。
吊手バンド1は,図11に示されるように、果実酒用のガラスびん10等に捲止することができる。
ガラスびん10は口部にビード11が形成され、蓋12が装着されている。吊手バンド1は、バンド本体をびん10口部のビード11の下部の外周に捲止することで、びん10に装着される。
本実施例において、軸部はバンド本体の半径方向、かつ縦方向に切断されているが、切断の方向はこれに限るものではなく、要は、軸部を軸受部に軸着したときに軸部が一体化してバンド本体が開くことができず、軸受部から取り外したときに軸部が分離してバンド本体が開くことができればよい。
1 吊手バンド
2 バンド本体
3 吊手
4 軸部
4a 膨出部
4b 根元部
4c 切欠面
4d 切断面
4e 切断面
4f 凸部
4g 凹部
5 軸部
5a 膨出部
5b 根元部
5c 切欠面
5h 貫通孔
6 軸受部
6a 軸受穴
6b 着脱穴
6c 連通穴
10 ガラスびん
11 ビード
12 蓋

Claims (2)

  1. リング状バンド本体と、U字状をなし、両端部に形成した軸受部を前記バンド本体の対向位置に形成した軸部に軸着した吊手を有し、
    少なくとも一方の端部の前記軸部が切断されており、前記軸受部を軸部から外すことで、該軸部が切断面で分離し、前記バンド本体を開いてびんから取り外すことができる吊手バンドにおいて、
    前記軸部は、縦径よりも横径が大きく、該軸部の先端側に該横径よりも大きな径の膨出部が形成され、
    前記軸受け部は、前記横径に対応する径を有し前記軸部が軸着する軸受穴と、該軸受穴よりも上方に形成され、前記膨出部の径に対応する径を有する着脱穴と、前記縦径よりも大きく横径よりも小さな幅を有し前記軸受穴と着脱穴を連通する連通穴からなり、
    前記吊手を横にした状態で前記膨出部及び軸部を前記着脱穴に挿入し、次いで該吊手を水平方向に移動して前記軸部を前記軸受穴に移動し、次いで該吊手を垂直に回動することで、該吊手をバンド本体に装着することを特徴とするびんの吊手バンド。
  2. 前記請求項1に記載の吊手バンドを口部外周に捲止したびん。
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