JP5195878B2 - 多光軸光電センサの固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、多光軸光電センサの投光器および受光器の本体を構成する柱状の筐体をセンサが設置される現場の支持部材に固定するための固定構造に関する。
多光軸光電センサの投光器や受光器は、柱状の筐体の内部に、複数の光学素子(発光素子または受光素子)が配設された光学ユニットや制御基板が収容された構成のもので、危険領域への出入口などに配備されて使用される。
上記の投光器および受光器の筐体は、筐体に取り付けられた固定具を介して、現場の壁体(現場の設備の側板が壁体となる場合もある。)やレール部材などに固定される。壁体に取り付ける場合の固定の構造を示すものとして、たとえば特許文献1には、筐体の側面にその長さ方向に沿ってレール状突起を設け、一対の爪部材を有する固定具の各爪部材にレール状突起を挟み込むことにより筐体に固定具を取り付け、固定具を壁体などにネジ止めするようにした固定構造が開示されている。
また、レール部材に他の部材を固定するための固定具に関して、特許文献2には、平行四辺形の断面を有する頭部と脚部とから成る固定用ボルトが開示されている。この固定用ボルトは、その頭部の長手方向をレール溝の方向に合わせて溝内に挿入され、溝内の任意の位置で脚部を回転させることによって、頭部がレール溝に係合された状態となる。この状態下でレール溝から突出している脚部に他の部材への連結用金具が固定される。
特開2006−128086号公報 特開平11−141511号公報
多光軸光電センサの筐体をレール部材に取り付ける場合にも、特許文献2に記載されている原理が応用される。具体的な方法として、先入れナットをレール部材の溝に挿入して所望の位置に仮止めし、筐体に取り付けられた固定具の取付片を溝内のナットと固定用のボルトとの間に挟み込んで固定する方法がある。また筐体に取り付けられた固定具に止め具を連結して、筐体ごとレール部材の上部まで持ち上げ、止め具のナットを溝内に挿入して、これを固定具や筐体と共に所望の位置までスライドさせてから、止め具を固定する方法もある。
しかし、前者の方法では、固定具を止め具に連結する際に、溝内のナットを落とすおそれがあり、レール部材に対する筐体の位置を調整するのも困難である。後者の方法は、筐体が長い場合や高さのあるレール部材に取り付ける場合に実施しにくい。また後者の方法でも、ナットが外れたり、作業の間に、筐体の位置ずれが生じる可能性がある。また筐体を壁体に取り付ける場合にも、筐体の位置の調整や固定にかかる労力を軽減したいという要望がある。
本発明は上記の問題に着目し、支持部材に対して筐体を容易に固定できるような構造を提供することにより、筐体の取付作業の効率を向上することを、課題とする。
本発明による多光軸光電センサの固定構造は、投光器や受光器の筐体にその背面および一側面を支持した状態で取り付けられる固定具と、筐体の固定具により支持される側面の背面側の側縁に沿って設けられる第1のガイド部と、筐体の背面の第1のガイド部を有する側面寄りの側縁に沿って設けられる第2のガイド部と、支持部材に固定される止め具とを具備する。固定具の筐体の一側面を支持する箇所には、第1のガイド部に係合する係合部が設けられる。また固定具の筐体の背面を支持する箇所には、この箇所に支持される筐体の長さ方向に沿い、かつ第2のガイド部に当接する凸状の帯状段部が設けられると共に、筐体の背面を支持する箇所を挟んで筐体の長さ方向に沿って対向する位置に、それぞれ止め具に係合する取付片が設けられる。
さらに、固定具は、係合部を筐体の第1のガイド部に係合させ、帯状段部を筐体の第2のガイド部に当接させることによって、筐体にその長さ方向に沿ってスライド可能に取り付けられる。
上記の固定具は、一側面の係合部を第1のガイド部に係合させ、帯状段部を筐体の背面側の第2のガイド部に当接させることによって、筐体の背面および一側面を支持した状態で筐体に取り付けられる。また、この固定具を筐体の長さ方向に沿って押圧または軽く引っ張ると、係合部が第1のガイド部に、帯状段部が第2のガイド部に、それぞれ案内されて、これにより固定具全体が筐体の長さ方向に沿ってスライドする。
したがって、あらかじめ現場の支持部材(レール部材、壁体など)に止め具を固定し(スライドナットなど止め具の一部のみを固定する場合もある。)、固定具が取り付けられた筐体を支持部材に合わせてその高さを調整した後に、取付片が止め具に対応する位置まで固定具をスライドさせて、固定具を止め具に連結することができる。このように、止め具またはその一部をしっかりと固定してから、その位置に固定具をスライドさせて両者を連結するので、取り付け作業の間に止め具が支持部材から抜けるのを防止することができる。また支持部材に対する筐体の位置合わせや固定具と止め具との位置合わせも容易に行うことができる。
また固定具には、筐体を支持する箇所を挟んで筐体の長さ方向に沿って対向する一対の取付片が設けられているので、支持部材上の止め具に対して対応する固定具がいずれの側にあっても、止め具に近づく方向に固定具をスライドさせて、固定具と止め具とを連結することができる。
上記の固定構造における一実施形態では、筐体の側面の側縁に沿って延びる溝を第1のガイド部とし、この溝に嵌り込む形状の爪部を係合部とする。この構成によれば、固定具の帯状段部を筐体の底面の第2のガイド部に合わせ、爪部を筐体の側面の溝に嵌め込むことによって、筐体への固定具の取付を完了することができ、固定具の取付作業が容易になる。
ただし、第1のガイド部および係合部の形態は上記に限定されるものではない。たとえば、特許文献1に記載のようなレール状突起(突条)を第1のガイド部とし、このレールを挟み込む一対の爪部又は突条に嵌り込む形状の凹部を係合部としてもよい。
第2のガイド部に関する好ましい一実施形態では、筐体の背面の第1のガイド部を有する側面寄りの側縁に沿って延びる突条を第2のガイド部とする。この場合には、突条の内壁面に帯状段部が当接する。
この実施形態によれば、帯状段部の両側の壁面のうち、第1のガイド部寄りの側縁に対向する壁面は第2のガイド部に接触するが、他方の壁面は開放された状態にすることができる。よって、固定部に筐体の長さ方向に沿う押圧力が加えられた場合の帯状段部と筐体の背面との間の摩擦力を小さくして、固定具をスムーズにスライドさせることが可能となる。
他の好ましい実施形態では、固定具の筐体の一側面を支持する箇所の前面に、背面側へと向かうネジ穴が形成され、このネジ穴に挿入されたネジが締め付けられることによって係合部が第1のガイド部に押し付けられて係合部の動きが規制される。
この実施形態によれば、固定具が止め具に連結された後にネジを締め付けることによって、筐体と固定具との係合状態を強固にすることができ、筐体を安定して支持することが可能になる。
他の好ましい実施形態では、止め具は、支持部材の表面に露出する固定部材と、この固定部材を支持部材に固定するためのナットとを有する。また、固定具の各取付片は、先端に固定部材を挿入するための開放部を有し、この開放部から挿入された固定部材を挟み込んで支持する。さらに、固定具の筐体の一側面を支持する箇所の前面には、背面側へと向かうネジ穴が形成され、このネジ穴に挿入されたネジが締め付けられることによって係合部が第1のガイド部に押し付けられて係合部の動きが規制される。
上記の実施形態によれば、取付片の開放部に止め具が挿入されるまで固定具をスライドさせ、さらに、止め具が取付片の基端部に押し込まれる状態になるまで固定具をスライドさせることにより、固定具を取付片に連結することができる。よって、止め具への固定具の連結作業をより容易にすることができる。
さらにこの連結後に筐体の側面を支持する箇所のネジを締め付けることによって、第1のガイド部に係合する係合部が正面側(筐体の前方)から押圧されて第1のガイド部に押し付けられ、両者の間の摩擦力が高められて、係合部の動きが規制される。これにより、固定具はスライド不能となって、筐体および止め具に対して固定されるので、固定具の取付片から止め具が抜けるのを防ぐことができ、また筐体と固定具との係合状態を強固にすることができる。よって、支持部材に対して筐体を安定して固定することが可能になる
他の好ましい実施形態では、固定具は、取付片を含むベース部材と、筐体の背面を支持する箇所を含む支持部材と、係合部を含む係合部材とを有する。また、支持部材の筐体の背面を支持する箇所には、当該箇所に支持された筐体の一側面の外側に立ち上がる立ち上がり部が連続し、係合部材は、立ち上がり部の表面を被覆する状態で前記ネジを介して支持部材に連結される。
先の特許文献1に記載された固定具は、ベース部材と、ベース部材上に支持された状態で筐体に固定される2つの爪部材と、爪部材の連結体をベース部材に固定するための固定部材との計4点の部品により構成されるが、上記の実施形態は、それより部品点数が削減され、固定具の組み立てが容易で、コストも低減される。また、支持部材と係合部材との連結体によって、筐体の背面と一側面とを安定した状態で支持することができる。
本発明では、筐体に少なくとも2個の固定具を取り付けると共に、支持部材にも固定具と同数の止め具を固定し、各固定具をそれぞれ1つの止め具に固定するのが望ましい。
また、第1のガイド部は、筐体の一側面に限らず、両側面に設けてもよく、その場合には、第2のガイド部も筐体の背面の両側縁に沿って形成される。このようにすれば、現場の状況に応じて、筐体のいずれの側面を固定具により支持された状態にするかを選択することができ、利便性が高められる。
本発明によれば、レール部材のレール溝に対して止め具をしっかりと固定した状態で取り付け作業を行うことができるので、止め具がレール溝から抜け落ちるおそれがない。また、止め具を固定した後に、センサの筐体をレール部材に位置合わせしてから固定具を止め具に向けてスライドさせる作業によって、固定具と止め具とを位置合わせし、両者を連結することができるので、レール部材に筐体を固定する作業が容易になり、作業効率を向上することが可能になる。
本発明が適用される多光軸光電センサの外観を示す斜視図である。 センサの筐体をレール部材に取り付けた例を示す斜視図である。 レールに対する止め具の固定状態を示す斜視図である。 固定具の構成を示す斜視図である。 固定具の構成を示す斜視図である。 固定具の構成を示す斜視図である。 摺動部材の表側の構成を示す正面図である。 摺動部材の裏側の構成を示す斜視図である。 ベース部材の表側の構成を示す斜視図である。 ベース部材の表側の構成を示す正面図である。 筐体に対する固定具の固定状態および固定部と止め具との係合状態を示す図である。 止め具の外観を示す斜視図である。 レールに対する固定具の取付状態をレールの端縁側から見た図である。 筐体がレール部材に位置合わせされ、固定具が止め具から位置ずれしている状態を示す斜視図である。 壁体への固定用の止め具の例を示す側面図である。 センサの筐体を壁体に取り付けるために位置合わせした例を示す斜視図である。 壁体に対する筐体の取り付けが完了した状態を示す斜視図である。 取付片および止め具の他の構成例を示す図である。 取付片および止め具の他の構成例を示す図である。
図1は、多光軸光電センサの外観を示す。
この多光軸光電センサは、工場などに設置される安全用途のセンサであって、一対の投光器1および受光器2により構成される。投光器1および受光器2は、いずれも柱状の筐体100を本体とし、所定の間隔を隔てて対向配備される。
各筐体100の内部には、それぞれ複数の光学素子(投光器1では発光素子1A、受光器2では受光素子2A)や制御基板(図示せず。)などが収容される。発光素子1Aと受光素子2Aとの光軸は一対一の関係をもって位置合わせされ、これにより投光器1と受光器2との間に2次元の検知エリアが設定される。
図2は、筐体100の取付例を示す。この筐体100は、前面および両端面が開放された金属製のフレーム101の各端面にキャップ102,102を、フレーム101の前面に透光板103を、それぞれ組み付けた構成のものである。
図2に示す取付例では、各面にレール211が形成されたアルミニウム製の角柱状フレーム210を取り付けの対象としている。筐体100のフレーム101の上部および下部には、それぞれ固定具10が取り付けられる。また角柱フレーム210の一面のレール211には、図3に示すように、あらかじめ一対の止め具6,6が固定される。これらの止め具6,6に固定具10,10を連結させることによって、筐体100は角柱状フレーム210の一面に固定された状態となる。
角柱状フレーム210は起立した状態で設置されるとは限らず、所定の高さ位置に長さ方向を水平にして設置される場合もある。また、固定具10による固定は2箇所に限らず、筐体100の長さによっては、3箇所以上に固定具10を取り付けて固定してもよい。
各固定具10は、筐体100の背面から一側面にかかる範囲に取り付けられて、筐体100を、その長さ方向に沿う軸まわりに回転可能な状態で支持する。また後記するネジ39(図2には示さず。)を締め付ける作業を行うことによって、筐体100を回転しない状態に固定することができる。
図4〜6は、上記の固定具10を、それぞれ異なる角度方向から観察した状態を示す。なお、以下の説明では、筐体100を支持する側を表側とする。また筐体100が支持されたときにその長さ方向に対応する方向を上下方向とし、これに直交する方向を幅方向とする。
この実施例の固定具10は、ベース部材3、摺動部材4、および係合部材5の計3つの部品を組み合わせたものである。ベース部材3は、摺動部材4を支持するための支持部31の上下にそれぞれ取付部32を連続させた構成のものである。係合部材5は摺動部材4の表側に固定される。また、摺動部材4は筐体100の背面を支持し、係合部材5は筐体100の一側面に接触かつ係合する。この係合により、固定具10は筐体100に取り付けられる。
図7は摺動部材4の表側の構成を示し、図8は摺動部材4の裏側の構成を示す。
この図7および先の図4ならびに図5に示すように、摺動部材4の表側には、表側に突出する帯状の段部40を挟んで位置する一対の平坦面41,42と、平坦面42から幅方向に沿って立ち上がる立ち上がり部43と、立ち上がり部43と裏側とを繋ぐ傾斜面44とが含まれる。立ち上がり部43は、平坦面42に近い付近では斜め外に向かって傾斜しているが、傾斜角度は複数段階に変化し、最終的にほぼ垂直に起立する状態となる。また傾斜面44には、背部に向かう方向に沿ってネジ穴45が形成される。
段部40および平坦面41,42を含む範囲の幅は、筐体100の幅に対応する。また段部40は、筐体100の後記する背板105の突条106に当たる位置に形成される。後記する図11に示すように、段部40は、立ち上がり部43側の平坦面42に対して斜め外側に向かって立ち上がり、もう一方の平坦面41に対しては垂直に立ち上がる。
図8に示すように、摺動部材4の裏側は幅方向に沿って一連の円弧状のカーブを描くように形成され、このカーブに沿って3本のリブR0,R1,R2が形成されている。
カーブが緩やかな部分(図8中の右手)は表側の平坦面41,42および段部40に対応する。この部分の各リブR0〜R2の両側には、それぞれ凹部46が形成されている。
カーブが急峻な部分(図8中の左手)は立ち上がり部43に対応する。3本のリブR0,R1,R2のうちの中央のリブR0は、幅、高さとも他の2本より大きく、カーブが急峻な部分の端縁から突出して、傾斜面44より前方(図4〜6では上方に対応させている。)に露出する。
図4および図5に示すように、係合部材5の背部は、摺動部材4の立ち上がり部43および傾斜面44に対応する形状に形成され、前面50は矩形状の平坦面として形成される。また、前面50の一側縁には、この面50に直交する矩形状の壁面51が連続する。この壁面51の底辺には、全長にわたって爪部52が設けられる。
係合部材5の前面50には、背部に向かう方向に沿ってネジ穴(図示せず。)が形成される。このネジ穴は係合部材5を貫通しており、係合部材5の背部を摺動部材4の立ち上がり部43および傾斜面44に合わせたときに、摺動部材4のネジ穴45に連なる。これらのネジ穴に挿入されたネジ53を締めることによって、係合部材5は、立ち上がり部43および傾斜面44を被覆した状態で摺動部材4に連結される。
図9および図10は、ベース部材3の構成を示す。
ベース部材3の支持部31では、図中の左手の側部300(摺動部材4の立ち上がり部43および係合部材5が配置される方向に対応する。)が高く形成され(以下、この側部を「起立部300」という。)、表側も、起立部300の端縁に向かってせり上がるように円弧状に傾斜する。この傾斜の角度は摺動部材4の裏側のカーブに適合する。
支持部31には、幅方向に沿って2本のスリットS0,S1が形成される。これらのスリットS0,S1は、起立部300の端縁から傾斜が緩やかになる部分の中間位置までの範囲に設けられる。支持部31の表側では、これらのスリットS0,S1に、それぞれ反対側の端縁まで延びる溝部L0,L1が連続する。スリットS0およびこれに連なる溝部L0は、摺動部材4の中央のリブR0を案内し、スリットS1およびこれに連なる溝部L1はリブR1を案内する。
さらに、支持部31の表側には、スリットS0から見てスリットS1と反対側になる位置に、ほぼ全幅にわたって延びる溝部L2が設けられる。この溝部L2は、摺動部材4のリブL2を案内する。
支持部31の起立部300は、スリットS0,S1に挟まれる幅狭の細片35と、スリットS0を介して細片35に対向する部分36(以下、「分断部分36」という。)と、スリットS1を介して細片35に対向する部分37(以下、「分断部分37」という。)とに分断される。細片35および分断部分36には所定の厚みが設けられ、これらの肉厚部分に、スリットS0の幅方向に沿うネジ穴(図示せず。)が形成される。
分断部分37には厚みがなく、逆に、側壁の上部が内側に湾曲した状態にえぐられて、湾曲した凹部38が形成される。図5および図6に示すように、この凹部38は、細片35のネジ穴にネジ39を挿入するためのガイドとして機能し、挿入されたネジ39の頭部を支持する。このネジ39は、細片35のネジ穴を介して分断部分36のネジ穴まで届き、これにより細片35と分断部分36とが連結される。
上記構成のベース部材3に対し、摺動部材4は、立ち上がり部43を支持部31の急斜面に対応させ、平坦面41,42および段部40を含む範囲を支持部31の傾斜が緩やかな範囲に対応させて設置される。これにより、リブR0は溝部L0およびスリットS0に係合し、リブR1は溝部L1およびスリットS1に係合し、リブR2は溝部L2に係合し、摺動部材4は、支持部31の傾斜に沿って摺動可能に支持される。また、リブR0,R1がそれぞれ対応するスリットS0,S1に嵌まり、摺動部材4の裏側に設けられた凹部46の存在によって、各リブR0〜R2と溝部L0〜L2との咬み合わせも安定するので、摺動部材4は、支持部31上に安定して支持される。
図5および図6に示すように、摺動部材4が支持部31に設置されると、中央のリブR0の突出部分は、細片35および第1の分断部分36の各肉厚部分の間の空間(スリットS0の先端)から突出した状態になる。細片35および分断部分36のネジ穴は、このリブR0の突出部分が摺動部材4の摺動に応じて回転する範囲より外側(側壁寄り)に設けられているので、リブR0に妨げられることなく、ネジ39を締めることができる。このネジ39が締められると、その締め付け力によって細片35が変形してスリットS0の方(図6の矢印Fの方向)に寄せられ、リブR0は細片35と分断部分36との間に挟み込まれる。これにより、リブR0と細片35および分断部分36との間に摩擦が生じてリブR0の回転が規制される。よって、摺動部材4の全体の動きも規制され、摺動部材4は、ベース部材3の支持部31に固定された状態となる。
図11は、上記の固定具10が筐体100に取り付けられた状態および固定具10と止め具6との連結状態を示す。なお、この図11では、紙面に直交する方向を筐体100の長さ方向に対応させ、筐体100に関してはフレーム101の断面形状のみを示す。前面の透光板103は、図中の段部110,110に両側縁が支持されて、キャップ102,102と共に固定される。
図中の104は、筐体100の側板を示し、105は筐体100の背板を示す。側板14では各段部110の下方に、背板105では両側部に、それぞれ長さ方向に沿う溝部108,109が設けられる。これらの溝部108,109の両端位置には、キャップ102を固定するためのネジ(図示せず。)が挿入される。
各側板104には、背板105に近い部分にも、長さ方向に沿う溝部107が形成される。この溝部107は、係合部材5の爪部52に応じた形状に形成される。
筐体100の背板105では、各溝部108の内側縁に沿ってそれぞれ突条106が形成される。各突条106,106の内壁部は、背板105の表面に近づくほど外側に変位する状態に傾斜する。この内壁部の傾斜角度は、摺動部材4の段部40の傾斜面に適合する。
上記構成の筐体100に対し、固定具10は、3つの部品3,4,5が連結された状態で取り付けられるが、ベース部材3の細片35と分断部分36とを止めるネジ39は、摺動部材4が支持部31上で摺動可能となるように緩められる。また、係合部材5のネジ53も、溝部107への爪部52の嵌め込みを容易にし、また後記する固定具10のスライド機能を有効にするために緩めに止められる。
この状態で、摺動部材4の段部40を背板105の一方の突条106に合わせ、この突条106の近傍の側板104に係合部材5の壁面51を合わせ、当該側板105の溝部107に爪部52を嵌め込むことにより、固定具10は筐体100に取り付けられる。
この段階では、係合部材5を固定するネジ53が緩められて、爪部52がやや浮いた状態になっている。また、摺動部材4の段部40は、傾斜している方の壁面が係合部材5側の突条106に当接し、上面が背板105の表面に接触した状態となるが、両側の突条106,106の間に挟み込まれることはなく、立ち上がり部43から離れた側の突条106と段部40との間に十分に余裕のある空間が生じている。このため、固定具10に筐体100の長さ方向に沿う押圧力をかけても、爪部52と溝部107との間や段部40と背板105との間の摩擦力は比較的小さなものとなる。よって、突条106および溝部107をガイドとして、固定具10を筐体100の長さ方向に沿ってスライドさせることができる。
一方、ネジ53を締め付けると、爪部52に表側からの押圧力がかかって爪部52が溝部107に押し付けられて、溝部107からの爪部52の抜けおよび爪部52のスライドが規制される。また係合部材5と摺動部材4とが完全に固定された状態となるため、摺動部材4もスライド不能となる。これにより、固定具10は筐体100の一定の位置に固定される。
ベース部材3の支持部31の上下に位置する取付部32,32は、それぞれ幅方向に並ぶ2種類の取付片33,34を有する。一方の取付片34は、先端が開放されたU字状の板状体であって、図2に示すように、筐体100が固定具10に支持されたときに、筐体100の背後にあたる場所に位置づけられる。固定具10は、この取付片34を介して止め具6に連結される。
図12は、上記の止め具6の構成を示す。図13は、フレーム210の一端縁側から、フレーム210に対する止め具6の取付状態を見た様子を示す。
止め具6は、止めネジ61が一体に設けられた固定部材60のネジ軸61aに座金62を挟んでスライドナット63を連結した構成のものである。固定部材60の外形は円錐台状で、径が小さくなる側を座金62に対向させている。
スライドナット63の高さ方向のサイズはレール211の溝の深さより小さく設定される。また、スライドナット63の上面の、レール211の上部のガイド部212,212に接触する両側部分は、ガイド部212,212の厚みに応じた高さ分、立ち下がっている。
上記の固定具6は、ネジ61を緩めた状態でスライドナット63をレール211の溝に挿入し、所望の位置まで移動させてからネジ61を締め付けることにより、レール211に固定される。
ここで再び、図4〜6および図11、ならびに図14を参照して、固定具の取付片34の構成および固定方法についてを説明する。
取付片34のU字状の湾曲部分の先端部は、固定部材60の下の座金62を挿入可能な幅に形成されるが、湾曲部分の幅は基端部(支持部31に連なる部分をいう。)に近づくにつれて狭くなる。ただし、図11に示すように、基端部の底部には座金62を挿入可能な幅が確保され、その上方の壁面320は、固定部材60の外周面に合わせて、下方に向かうほど内側に変位する傾斜面となる。
上記の構成により、レール211に固定された止め具6の固定部材60および座金62に取付片34の先端部を合わせ、取付片34を押し込むことによって、固定部材60および座金62を取付片34の湾曲部分の基端部に嵌め込むことができ、取付片34を止め具6に固定することができる。
上記の機能を利用して、作業者は、レール211に2個の止め具6,6を固定し、2個の固定具10,10が取り付けられた筐体100をレール211に位置合わせし、各固定具10,10の取付片34を対応する止め具6に固定する。このとき、図14に示すように、各固定具10,10を筐体100の中央部へと寄せた状態で取り付けることにより、筐体100をレール211に位置合わせしたときに、上方の固定具10は上方の止め具6より下方に位置し、下方の固定具10は下方の止め具6より上方に位置するようにしておく。
この後、作業者は、固定具10のスライド機能を利用して、一方の固定具10(たとえば下方の固定具10)を、対応する止め具6に向けてスライドさせる。さらに、止め具6の固定部材60および座金62が取付片34の基端部に嵌め込まれるまで固定具10をスライドさせることによって、固定具10を止め具6に固定することができる。さらに、係合部材5のネジ53を締め付けることにより、爪部52が溝部107に押し付けられて、固定具10はスライド不能な状態となる。これにより、固定具10は止め具6に対して強固に固定された状態となり、止め具6から抜け落ちるのを防止することができる。
作業者は、もう一方の固定具10についても、同様に、対応する止め具6の固定部材60および座金62が止め具34の基端部に嵌め込まれた状態になるまで固定具10をスライドさせ、係合部材5のネジを締め付ける。これにより、この固定具10も止め具6に強固に固定される。
このようにして、各固定具10,10を止め具6,6に完全に固定することによって、筐体100は、レール211に対して安定した状態で支持される。この後は、各光軸を合わせるために、筐体100の姿勢を調整する。
この調整のために、作業者が、筐体100の側面または固定具10の側部を押圧または軽く引っ張ると、ベース部材3の傾斜面に沿って摺動部材4が摺動し、これに応じて筐体100がその長さ方向に沿う軸まわりに回転する。これを利用して、作業者は筐体100の姿勢を調整し、調整が完了すると、細片35と分断部分36とを連結するネジ39を締め付ける。これにより、摺動部材4が固定されて筐体100は回転しない状態となり、以後、筐体100は調整された姿勢で維持される。
上記のとおり、この実施例では、固定具10を筐体100にスライド可能に取り付け、対応する止め具6に固定具10が係合されるまで固定具10をスライドさせ、しかる後にネジ53を締め付けることによって、固定具10を固定することができる。しかも、固定具10の支持部31を挟んで筐体100の長さ方向に対向する関係にある2箇所にそれぞれ取付片34が設けられているので、対応する止め具6が固定具10の上方、下方のいずれの方向にあっても、その止め具6に近づく方向に固定具10を動かして、当該止め具6に固定具10を連結させることができる。よって、レール211に対する筐体100の取り付けを容易に行うことができる。
また、レール211に固定された止め具6を緩めることなく、筐体100の高さを調整して固定することができるので、止め具6がレール211から抜けるおそれがない。固定具10に関しても、摺動部材4の裏面にリブR0〜R2を設けると共に、ベース部材3のスリットS0,S1や摺動部材4の凹部46によって、摺動部材4が安定して支持されるようにしたので、固定具10をスライドさせたり、止め具6に連結する間に、摺動部材4がベース部材3から外れるおそれがない。
さらに、この実施例では、筐体100に取り付けられた摺動部材4を、筐体100の長さ方向に沿う軸まわりに回転可能に支持するベース部材3に、この回転を規制して摺動部材4を固定する機能を付加したので、部品点数が削減され、コストを抑えることができる。
なお、筐体100に3個以上の固定具10が取り付けられる場合も同様に、レール211に固定具10と同数の止め具6を固定し、各固定具10を対応する止め具6に係合するまでスライドさせることにより、各固定具10を対応する止め具6に連結させることができる。
固定具10の取付部32に設けられているもう一方の取付片33には、ネジ穴30が設けられている。この取付片33は、図2および図14に示すように、固定具10が筐体100に取り付けられたときに、ベース部材3の起立部300やリブR0と共に筐体の側方に露出するので、筐体100の取り付けの対象が平板状の壁体である場合には、ネジ穴30にネジ120を挿入し、壁体にネジ止めすることにより、固定具10およびこれに支持される筐体100を壁体に固定することができる。ただし、壁体に取り付ける場合にも、つぎの図15に示す構成の止め具6Aを用いれば、上記の実施例と同様の取付方法を実施することができる。
図15は、止め具6Aを壁体200に固定した状態を示す。
この止め具6Aは、先の実施例の止め具6と同じ構成の固定部材60および座金62に六角ナットを組み合わせたもので、壁体200に設けられたネジ穴(図示せず。)に固定部材60の止めネジ61のネジ軸61aを挿入し、裏側に突き出たネジ軸61aにナット65を挿入してネット65を締め付けることによって、壁体200に固定される。
図16および図17は、上記の止め具6Aを用いて。筐体100を壁体200に取り付ける例を示す。
壁体200には、上記した方法により一対の止め具6A,6Aが固定されている。筐体100には、これらの止め具6A,6Aに対応する一対の固定具10,10が取り付けられるが、いずれも対応する止め具6A,6Aより下または上に位置ずれするように、筐体100の中央部寄りの場所に取り付けられる。
取付時には、まず図16に示すように、固定具10,10が取り付けられた筐体100を壁体200に位置合わせする。そして、各固定具10,10を順に対応する止め具6A,6Aの方にスライドさせて、取付片34を取付具6Aに連結し、係合部材5のネジ53を締めることによって、各固定具10,10が止め具6A,6Aに固定される。これにより筐体100を壁体200の定められた位置に取り付けることができる。
上記の各実施例では、取付片34を先端が開放された形状にして、固定具10のスライドによって止め具6,6Aが取付片34の湾曲部分に挿入されて基端部へと導かれるようにしたが、取付片34の構成はこれに限定されるものではない。また、止め具6,6Aの固定部材60の断面形状も円形に限定されるものではない。たとえば、取付片34をコ字状又はV字状にして、これに嵌合する形状の固定部材を用いて止め具6,6Aを構成してもよい。
つぎに、図18および図19は、固定具10の取付片34および止め具6の他の構成を模式的に示す。なお、これらの図では、固定具を10A,10Bの符号で示すが、図示は取付片の部分に留める。各固定具10A,10Bの図示されていない主要部の構成は、先の実施例の固定具10と同様である。
図18の例の固定部10Aのベース部材3Aには、コの字状の取付片半体341が設けられる。また、取付片半体341と同形状の第2の取付片半体342と、一対のネジ343,343とが、ベース部材3Aから分離した状態で準備される。各取付片半体341,342を、それぞれの開放端縁を合わせた状態でネジ343,343より連結すると、断面が矩形状の孔部を有する取付片が完成する。
この実施例の止め具600は、各取付片半体341,342の連結により形成される孔部に応じた直方体状の固定部材601やナット(図示せず。)などにより構成される。この止め具600は、先の実施例と同様に、レールや壁体などの支持部材にあらかじめ固定される。
固定具10Aは、取付片半体342を連結しない状態で筐体100に取り付けられる。この筐体100を支持部材に位置合わせし、固定具10Aを止め具600の方へとスライドさせて取付片半体341を固定部材601に嵌め込み、さらに取付片半体341に取付片半体342をネジ止めすることにより固定具10Aは止め具600に連結される。
図19の例の固定具10Bは、レール部材への筐体の固定に用いられるもので、ベース部材3Bには、断面が台形状の孔部330が形成された取付片340が設けられる。またこの実施例の止め具610は、孔部330と同様の形状の固定部材611やストッパ機能付きの先入れナット(図示せず。)などにより構成される。
この実施例では、あらかじめレール211の所定位置に先入れナットを固定して、固定具10Bが取り付けられた筐体100をレール211に位置合わせし、取付片340の孔部330がナットに対応するまで固定具10Bをスライドさせる。そして、固定部材611を孔部330に圧入してナットに連結し、固定部材611とナットとを螺合することにより、固定具10Bは止め具610に連結される。
図18、図19の例の固定具10A,10Bも、固定具10と同様の形態の摺動部材4や係合部材5を有する。しかし、これらの例では、止め具600,610の周囲全体が取付片により囲まれた状態となるので、係合部材5のネジ53を締め付けなくとも、固定具10A,10Bを止め具600,610に連結した状態を維持することができる。しかし固定具10による筐体100の支持を安定させるためには、止め具600,610への連結が完了した時点でネジ53を締めておくのが望ましい。
100 筐体
10 固定具
1 投光器
2 受光器
3 ベース部材
4 摺動部材
5 係合部材
6 止め具
31 支持部
40 段部
43 立ち上がり部
52 爪部
53 根身
104 側板
105 背板
106 突条
107 溝部

Claims (6)

  1. 多光軸光電センサの投光器および受光器の本体を構成する柱状の筐体を支持部材に固定するための構造であって、
    前記筐体にその背面および一側面を支持した状態で取り付けられる固定具と、前記筐体の固定具により支持される側面の背面側の側縁に沿って設けられる第1のガイド部と、筐体の背面の前記第1のガイド部を有する側面寄りの側縁に沿って設けられる第2のガイド部と、支持部材に固定される止め具とを具備し、
    前記固定具の前記筐体の一側面を支持する箇所には、第1のガイド部に係合する係合部が設けられ、
    前記固定具の前記筐体の背面を支持する箇所には、この箇所に支持される筐体の長さ方向に沿い、かつ第2のガイド部に当接する凸状の帯状段部が設けられると共に、前記筐体の背面を支持する箇所を挟んで筐体の長さ方向に沿って対向する位置に、それぞれ前記止め具に係合する取付片が設けられ、
    前記固定具は、前記係合部を筐体の第1のガイド部に係合させ、前記帯状段部を筐体の第2のガイド部に当接させることによって、前記筐体にその長さ方向に沿ってスライド可能に取り付けられる、多光軸光電センサの固定構造。
  2. 前記第1のガイド部は前記筐体の側面の前記側縁に沿って延びる溝であり、前記係合部は前記溝に嵌り込む形状の爪部である、請求項1に記載された多光軸光電センサの固定構造。
  3. 前記第2のガイド部は、筐体の背面の前記第1のガイド部を有する側面寄りの側縁に沿って延びる突条であり、この突条の内壁面に前記帯状段部が当接する、請求項1に記載された多光軸光電センサの固定構造。
  4. 前記固定具の前記筐体の一側面を支持する箇所の前面には、背面側へと向かうネジ穴が形成され、このネジ穴に挿入されたネジが締め付けられることによって前記係合部が第1のガイド部に押し付けられて係合部の動きが規制される、請求項1に記載された多光軸光電センサの固定構造。
  5. 前記止め具は、前記支持部材の表面に露出する固定部材と、この固定部材を支持部材に固定するためのナットとを有し、
    前記固定具の各取付片は、先端に固定部材を挿入するための開放部を有し、この開放部から挿入された固定部材を挟み込んで支持し、
    前記固定具の前記筐体の一側面を支持する箇所の前面には、背面側へと向かうネジ穴が形成され、このネジ穴に挿入されたネジが締め付けられることによって前記係合部が第1のガイド部に押し付けられて係合部の動きが規制される、請求項1に記載された多光軸光電センサの固定構造。
  6. 前記固定具は、前記取付部を含むベース部材と、前記筐体の背面を支持する箇所を含む支持部材と、前記係合部を含む係合部材とを有し、
    前記支持部材の筐体の背面を支持する箇所には、当該箇所に支持された筐体の一側面の外側に立ち上がる立ち上がり部が連続し、前記係合部材は、立ち上がり部の表側を被覆する状態で前記ネジを介して支持部材に連結される、請求項1に記載された多光軸光電センサの固定構造。
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