JP5195736B2 - アイロン収納ケース - Google Patents

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本発明は、アイロンを収納するアイロン収納ケースに関するものである。
従来、アイロンを収納保管するアイロン収納ケースは、アイロンを載置する載置台と、前記アイロンを包囲し、かつ、前記載置台で下方開口が閉じられる収納ケースと、前記載置台と前記収納ケースとを着脱自在に結合するロック装置を備えたものが一般的であり、収納ケースを持ち上げて運搬するときは、載置台と収納ケースを結合するロック装置が解除されないようにすることが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたアイロン収納ケースは、収納ケースを載置台から取り外すときに、操作釦を押し下げてロック装置を解除するようにしたものであり、収納ケースを上方へ持ち上げて取り外す方向と逆の方向へ操作釦を押し下げてから、押し下げた状態で収納ケースを上方へ持ち上げるものであり、不用意にロック装置が解除されないという利点がある反面、収納ケースを載置台から取り外す際のロック解除操作がおこないにくく、使い勝手が悪いという問題があった。
そこで、不用意にロック装置が解除されることなく、収納ケースを取り外す際のロック解除操作を容易にすることが考えられている(例えば、特許文献2参照)。
図9は、特許文献2に記載された従来のアイロン収納ケースのロック装置を示したものである。図9に示すように、収納ケース51に操作釦52を可動的に設け、この操作釦52に係合溝53と上方へ突出した爪部54を有するロック体55を設け、ロックばね56により操作釦52を解錠操作方向(矢印イ方向)と逆の方向へ付勢する。一方、載置台57にロック体55の係合溝53と上下方向に所定の遊びをおいて係合するロック部58を設け、収納ケース51を上方へ持ち上げたとき、収納ケース51と載置台57との相対的離反方向動作に応動して、ロック体55の係合溝53にロック部58が嵌入し、ロック体55の矢印イ方向への解錠方向移動を阻止するようにしたものである。
収納ケース51を載置台57から取り外すときは、ロックばね56の付勢力に抗して操作釦52を矢印イ方向へ操作すると、収納ケース51の外側面に当接している操作釦52がロックばね56を圧縮し、ロック体55が載置台57から離れる方向へ変位して、ロック装置59が解除される。すなわち、ロックを解除する操作釦52の外側への変位操作に続けて収納ケース51を上方へ持ち上げることができるものである。
また、他の例のアイロン収納ケースは、載置台の側面に下方に突出した爪部を設けるとともに、ケースの内側面に載置台の爪部が上方から嵌入できる溝部を形成し、ケースの上方への移動によって爪部が溝部に係合するようにしたものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開平1−153189号公報 特開平7−124397号公報 特開平8−89699号公報
しかしながら、前記従来の構成では、操作釦52が収納ケース51の外側面に露出して設けられており、収納ケース51の外側面に操作釦52の上端部を点Pで当接し、ロックばね56により内方へ可動自在に付勢したものであるため、運搬時に不測の外的衝撃が収納ケース51に加わると、瞬間的に収納ケース51が弾性変形し、ロックばね56で付勢されている操作釦52の位置が変位して、所定の位置からずれて動作に不具合が生じるという問題があった。
運搬時に起り得る不測の外的衝撃は、収納ケース51に加わる場合が多く、操作釦52が所定の位置からずれることにより、ロック体55の解錠方向移動を阻止するロック部58と爪部54を損傷させる。また、収納ケース51の外側面に露出している操作釦52に外的衝撃が直接加わると、損傷の程度が大きくなる。
収納ケース51は、重いアイロンを収納し、使用後は熱いまま収納できるように、堅牢で衝撃にも強く、良好な弾性を有する耐熱性の熱可塑性合成樹脂、例えば、ABS樹脂等で形成されるのが一般的である。ロック装置59に不具合が生じるメカニズムは、外的衝撃を受けたときに生じる収納ケース51の弾性変形は瞬時に復元されるのに対し、操作釦52はロックばね56によって収納ケース51に可動自在であり、衝撃によって所定の位置からずれた状態で保持されることによる。使用後の熱いアイロンを収納した場合は、収納ケース51内部の温度が上昇し収納ケース51も温められて弾性変形し易くなる。
したがって、載置台と収納ケースをロック装置により着脱自在に結合し、収納ケースを持って運搬するアイロン収納ケースでは、収納ケースを取り外す際のロック解除操作を容易にすることと、運搬時に不測の外的衝撃が加わったとき際のロック装置の不具合を防止することを両立させることが課題であった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、収納ケースを取り外す際の使い勝手をよくするとともに、ロック装置の不具合を防止したアイロン収納ケースを実現することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明のアイロン収納ケースは、載置台と収納ケースとを着脱自在に結合するロック装置を具備し、前記ロック装置は、前記載置台の長辺側の側面に設けたロック部と、前記ロック部に係合するロック体と、前記収納ケースの外面に外方へ可動自在に設けて前記ロック体を操作する操作釦と、前記操作釦を前記載置台側へ付勢するロックばねと、前記載置台の前記ロック部近傍に設けた係合穴と、前記係合穴に対向して前記収納ケースに設けた係合部を有し、前記係合穴は、前記ロックばねの長手方向の両側に配設された前記ロック体の外側に形成され、前記収納ケースの装着時に前記係合部が挿入されるようにしたものである。
これによって、操作釦の外側への変位操作に続けて収納ケースを上方へ持ち上げることができ、ロック解除操作を容易におこなうことができるとともに、収納ケースに外的衝撃が加わった際は、係合穴に挿入した係合部によりロック体の外側で緩衝することができ、その内側に位置するロック体に加わる衝撃を緩和して、ロック装置の不具合を防止することができる。
本発明のアイロン収納ケースは、ロック解除操作を容易におこなうことができるとともに、外的衝撃によるロック装置の不具合を防止することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるアイロン収納ケースの一部切欠側面図 同アイロン収納ケースの上面図 同アイロン収納ケースのロック装置の下面図 同アイロン収納ケースの図3のA−A断面図 同アイロン収納ケースの作用図 同アイロン収納ケースの図5のB矢視図 同アイロン収納ケースのロック装置の拡大断面図 本発明の第2の実施の形態におけるアイロン収納ケースのC−C断面図 従来のアイロン収納ケースのロック装置の要部断面図
第1の発明は、アイロンを載置する載置台と、前記アイロンを包囲し、かつ、前記載置台で下方開口が閉じられる収納ケースと、前記載置台と前記収納ケースとを着脱自在に結合するロック装置とを具備し、前記ロック装置は、前記載置台の長辺側の側面に設けたロック部と、前記ロック部に係合するロック体と、前記収納ケースの外面に外方へ可動自在に設けて前記ロック体を操作する操作釦と、前記操作釦を前記載置台側へ付勢するロックばねと、前記載置台の前記ロック部近傍に設けた係合穴と、前記係合穴に対向して前記収納ケースに設けた係合部を有し、前記係合穴は、前記ロックばねの長手方向の両側に配設された前記ロック体の外側に形成され、前記収納ケースの装着時に前記係合部が挿入されるようにしたことにより、収納ケース内に収納されているアイロンを取り出すときに、操作釦を収納ケースの外側面から外方へ変位する操作に続けて、収納ケースを上方へ持ち上げることができ、ロック解除操作を容易におこなうことができるとともに、収納ケースのハンドルを把持して運搬している時等に外的衝撃が加わった際は、係合穴に挿入した係合部によりロック体の外側で緩衝することができ、その内側に位置するロック体に加わる衝撃を緩和して操作釦を所定の位置に保持することができ、衝撃による操作釦の位置ずれをなくしてロック装置の不具合を防止することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明のロック装置は、係合部が係合穴に挿入された状態で、前記係合部が前記係合穴内を内側へ変位可能な空間部を設けたことにより、収納ケースと一体に形成された係合部の弾性変形により衝撃を吸収することができ、衝撃による損傷を軽減することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の収納ケースの外面に、操作釦の外周縁部が嵌合する凹状の嵌合部を設けたことにより、多方向からの衝撃を操作釦の外周縁部で分散させることができ、衝撃による損傷を軽減することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明のロック装置は、係合部を操作釦の外周縁部の内方に設けたことにより、多方向からの衝撃を操作釦の内側と外側で分散させることができ、衝撃による損傷を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるアイロン収納ケースの一部切欠側面図、図2は、同アイロン収納ケースの上面図、図3は、同ロック装置の下面図、図4は、図3のA−A断面図、図5は、同アイロン収納ケースの作用図、図6は、図5のB矢視図、図7は、同アイロン収納ケースのロック装置の拡大断面図である。
図1〜図7において、載置台1は、アイロン2のかけ面2aを下向きにして前上がりに傾斜させて載置する。収納ケース3は、例えばABS樹脂等の耐熱性の熱可塑性樹脂で成型されており、載置台1上に載置したアイロン2を上方から包囲し、載置台1で下方の開口3aが閉じられるように被せる。収納ケース3の上部には、運搬時に把持するハンドル4を起倒自在に設けている。載置台1と収納ケース3は、長辺側、すなわち、載置したアイロン2の前後方向の両側面に対向して配設し、下端の開口3a近傍に一対設けたロック装置5により着脱自在に結合する。
ロック装置5は、載置台の長辺側の両側面に一対設けたロック部6と、ロック部6に下方から係合するロック体7と、収納ケース3の長辺側の両側外面に外方へ可動自在に操作釦8を設けている。ロック体7は操作釦8の下部に一体的に形成され、ロック部6と係合するように収納ケース3の内面より載置台1側へ突出している。
ロックばね9は、略U字状に折り曲げて形成しその一端を操作釦8にねじ止めして操作釦8を載置台1側へ付勢している。操作釦8の上端部に設けた爪部8aは、収納ケース3の側面に設けた孔部10に外方から挿入されている。爪部8aは、孔部10近傍の外面側に当接する第1の当接部11と、孔部10近傍の内面側に当接する第2の当接部12が設けてあり、収納ケース3に設けた孔部10内で上部に位置している。
ロックばね9の先端部近傍には、外側へ下向きに切り起こして形成した引っ掛かり部9aが設けてあり、収納ケース3に設けたばね保持部13へ下方から挿入されると、収納ケース3に設けた受け部14に嵌入し、操作釦8が下方へ変位すると引っ掛かり部9aの下端が受け部14に当接し、収納ケース3からの脱落を防止するとともに、操作釦8の爪部8aに設けた第2の当接部12が孔部10によって収納ケース3の内面に係合された状態を維持するように構成している。
そして、第2の当接部12と収納ケース3の内面が重合する長さが、ロックばね9に設けた引っ掛かり部9aの下端から、収納ケース3の受け部14までの距離より大きくなるようにしている。すなわち、ロックばね9の引っ掛かり部9aの下端から収納ケース3の受け部14までの距離をa、第2の当接部12と収納ケース3の内面が重合する長さをbとしたとき、a<bとなるように設定している。
上記構成において、以下、その動作、作用を説明する。まず、収納ケース3を取り外すときは、アイロン収納ケースが置かれた状態にして、操作釦8をロックばね9の付勢力に抗して矢印イ方向へ操作すると、それに連動してロック体7も変位する。このとき、ロック部6の下端はロック体7の先端部に設けた上方へ突出する突部7aの上端より上方に位置しているため、ロック体7はロックばね9の付勢力に抗して矢印イ方向へ回動し、ロック部6との係合が解除される。したがって、そのままの状態で収納ケース3を上方へ持ち上げることによって載置台1から離脱することができる。
操作釦8を矢印イ方向へ操作するときは、孔部10に操作釦8の上端部に設けた爪部8aを挿入し、第1の当接部11を孔部10近傍の外面側に当接しているため、操作釦8の下端を矢印イ方向へ操作するときに、収納ケース3の外方への弾性変形を押圧することができ、操作釦8の操作を的確におこなうことができる。
また、第2の当接部12を孔部10近傍の内面側に当接しているため、操作釦8の下端を矢印イ方向へ操作すると、ロックばね9の圧縮に続いて収納ケース3を外方へ弾性変形させることができ、載置台1からの離脱を容易にすることができる。
すなわち、収納ケース3の取り外し時に操作釦8を解錠方向へ操作するときは、第1の
当接部11により収納ケース3が外方へ弾性変形するのを押圧し、ロックばね9を圧縮して操作釦8を的確に変位させることができるとともに、解除された収納ケース3を上方へ持ち上げる時は、第2の当接部12により収納ケース3を外方へ弾性変形させる方向に変化し、ロック体7がロック部6から外れるまでと、外れてからの収納ケース3に作用する方向を連続的に変化させることができるものであり、操作釦8のロック解除操作を容易におこなうことができる。
次に、アイロンがけ作業が終了し、アイロン2を収納するときは、アイロン2を載置台1上に載置し、アイロン2を上方から覆うように収納ケース3を被せて徐々に下方へ下げていくと、ロックばね9の付勢力に抗してロック体7がロック部6と係合する。載置台1と収納ケース3の結合時は、操作釦8がロックばね9によって載置台1側へ付勢され、ロック体7がロック部6に係合された状態を維持する。
このようにして、収納ケース3と載置台1が結合されたアイロン収納ケースを運搬するときは、収納ケース3の上部に設けられたハンドル4を持って持ち上げると、収納ケース3とともにロック体7が上方向へ移動し、ロック体7がロック部6に下方から係合して載置台1が持ち上げられるとともに、突部7aの上端がロック部6の下端より上方へ移動し、係合離脱を防止してロック体7が矢印イ方向へ回動するのを規制する。
以上のように構成された本発明のアイロン収納ケースは、収納ケース3内に収納されているアイロン2を取り出すときに、操作釦8を収納ケース3の外側面から外方へ変位する操作に続けて、収納ケース3を上方へ持ち上げることができ、ロック解除操作を容易におこなうことができるとともに、収納ケース3のハンドル4を把持して運搬している時等に、外的衝撃が加わった際は、孔部10に挿入した爪部8aによって操作釦8の位置がずれることなく、所定の位置に保持することができ、衝撃による操作釦8の位置ずれをなくしてロック装置5に不具合が生じるのを防止することができる。
これにより、収納ケース3を取り外す際のロック解除操作の容易化と、運搬時に不測の外的衝撃が加わったときに生じるロック装置5の不具合の解消とを両立させることができる。
また、ロックばね9に収納ケース3からの脱落を防止する引っ掛かり部9aを設け、この引っ掛かり部9aの下端が収納ケース3の受け部14に当接するまで変位したとき、操作釦8の爪部8aが収納ケース3の内面に係合された状態を維持するようにしてあり、外的衝撃による操作釦8の下方への変位を規制し、操作釦8の爪部8aが収納ケース3の孔部10から脱落することがなく、操作釦8の位置ずれを防止することができる。
また、ロックばね9の引っ掛かり部9aの下端から、収納ケース3の受け部14までの距離をa、第2の当接部12が収納ケース3の内面と重合する長さをbとしたとき、a<bとなるように設定してあり、外的衝撃により操作釦8が下方へ変位し、ロックばね9の引っ掛かり部9aの下端が収納ケース3の受け部14に当接した場合でも、第2の当接部12が収納ケース3の内面に係合された状態を維持することができ、操作釦8の爪部8aが収納ケース3の孔部10から脱落することがなく、操作釦8の位置ずれを防止することができる。
また、操作釦8が下方へ変位し、ロックばね9の引っ掛かり部9aの下端が収納ケース3の受け部14に当接した場合でも、爪部8aが挿入されている孔部10下縁と、爪部8aの下端との間に間隙が形成されるように構成してあり、外的衝撃による爪部8aの損傷も防止することができる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の第2の実施の形態におけるアイロン収納ケースのロック装置を示したものであり、図3のC−C断面図である。本実施の形態の特徴は、載置台1のロック部6近傍に係合穴15を設けるとともに、この係合穴15に対向して収納ケース3に係合部16を設け、係合穴15は、ロックばね9の長手方向の両側に配設されたロック体7の外側に形成され、収納ケース3の装着時に係合部16が係合穴15に挿入されるようにしたものである。他の構成は第1の実施の形態と同じであり、詳細な説明は第1の実施の形態のものを援用する。
上記構成によれば、収納ケース3内に収納されているアイロン2を取り出すときに、操作釦8を収納ケース3の外側面から外方へ変位する操作に続けて、収納ケース3を上方へ持ち上げることができ、ロック解除操作を容易におこなうことができるとともに、収納ケース3のハンドル4を把持して運搬している時等に外的衝撃が加わった際は、係合穴15に挿入した係合部16によりロック体7の外側で緩衝することができ、その内側に位置するロック体7に加わる衝撃を緩和して操作釦8を所定の位置に保持することができ、衝撃による操作釦8の位置ずれをなくしてロック装置5の不具合を防止することができる。
また、ロック装置5は、係合部16が係合穴15に挿入された状態で、係合部16が係合穴15内を内側、すなわち、載置台1側へ変位可能な空間部17が設けてあり、収納ケース3と一体に形成された係合部16が空間部17内で内側へ弾性変形することにより衝撃を吸収することができ、衝撃による係合部16およびロック体7の損傷を軽減することができる。
また、収納ケース3の外面に、操作釦8の外周縁部がその内側に嵌合する凹状の嵌合部18を設けてあり、多方向からの衝撃を操作釦8の外周縁部で分散させることができ、衝撃によるロック体7の損傷を軽減することができる。
また、ロック装置5は、係合部16を操作釦8の外周縁部の内方に設けてあり、多方向からの衝撃を操作釦8の内側と外側で分散させることができ、衝撃によるロック体7の損傷を軽減することができる。
なお、本発明のアイロン収納ケースは、アイロンの後部を下にした自立状態で収納するものでもよく、また、載置台にアイロンを載置して給電するコードレスアイロンのほか、アイロンに直接電源コードが接続されているコード付アイロンのいずれでも実施可能である。
なお、各実施の形態は、適宜組み合わせて実施可能であり、各実施の形態の一部を組み合わせることができる。
以上のように、本発明にかかるアイロン収納ケースは、ロック解除操作を容易におこなうことができるとともに、外的衝撃によるロック装置の不具合を防止することができるので、アイロン収納ケースとして有用である。
1 載置台
3 収納ケース
5 ロック装置
6 ロック部
7 ロック体
8 操作釦
8a 爪部
9 ロックばね
10 孔部
11 第1の当接部
12 第2の当接部
15 係合穴
16 係合部

Claims (4)

  1. アイロンを載置する載置台と、前記アイロンを包囲し、かつ、前記載置台で下方開口が閉じられる収納ケースと、前記載置台と前記収納ケースとを着脱自在に結合するロック装置とを具備し、前記ロック装置は、前記載置台の長辺側の側面に設けたロック部と、前記ロック部に係合するロック体と、前記収納ケースの外面に外方へ可動自在に設けて前記ロック体を操作する操作釦と、前記操作釦を前記載置台側へ付勢するロックばねと、前記載置台の前記ロック部近傍に設けた係合穴と、前記係合穴に対向して前記収納ケースに設けた係合部を有し、前記係合穴は、前記ロックばねの長手方向の両側に配設された前記ロック体の外側に形成され、前記収納ケースの装着時に前記係合部が挿入されるようにしたアイロン収納ケース。
  2. ロック装置は、係合部が係合穴に挿入された状態で、前記係合部が前記係合穴内を内側へ変位可能な空間部を設けた請求項1記載のアイロン収納ケース。
  3. 収納ケースの外面に、操作釦の外周縁部が嵌合する凹状の嵌合部を設けた請求項1または2記載のアイロン収納ケース。
  4. ロック装置は、係合部を操作釦の外周縁部の内方に設けた請求項3記載のアイロン収納ケース。
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