JP5195446B2 - 織機における不要繊維収集装置 - Google Patents

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本発明は、不要繊維をエア流によって搬送除去する搬送除去手段と、前記搬送除去手段によって搬送除去された不要繊維を収集する収集ボックスとを備えた織機における不要繊維収集装置に関する。
捨て耳や余剰経糸(揚糸)等の不要繊維は、製織された織布とは別経路でダストボックス(収集ボックス)へ引き取り排除される。
特許文献1では、金網を張った周壁の上縁に蓋を設けた集積籠(収集ボックス)が用いられており、集積籠内には芯筒(エアパイプ)が蓋の内底部を指向するように設けられている。不要繊維は、芯筒内からエアと共に蓋の内底部に向けて吹き上げられ、吹き上げられた不要繊維は、落下して集積籠内に溜められる。
蓋に向けて噴出したエアの一部は、蓋の内底部で反射して直接金網の網目から集積籠の外部へ流出するが、エアの一部は、集積籠内に溜まった不要繊維を撹拌した後に金網の網目から集積籠の外部へ流出する。不要繊維が細い糸種であるような場合には、撹拌された不要繊維が金網の網目や集積籠と蓋との隙間を抜けて集積籠の外部へ飛散するおそれがある。
特許文献2では、不要繊維をエア流によって搬送除去する搬送除去手段と、不要繊維を収拾する収拾ボックス(収集ボックス)とを備えた不要繊維収拾装置が開示されている。収拾ボックス内には不要繊維を収拾する不要繊維収拾室が区画されており、不要繊維収拾室の少なくとも一部に前記エア流の通過を許容し、かつ不要繊維の通過を阻止するエア流排出部が設けられている。エア流排出部は、収拾ボックスの蓋に設けられた網や、収集ボックスの側壁に設けられた網である。エアパイプから不要繊維収拾室内に吹き込まれたエアは、エア流排出部を経由して不要繊維収拾室外へ流出する。
実公昭51−12537号公報 特開平10−204757号公報
しかし、収拾ボックスの蓋に網を設けた構成ではエアパイプが収拾ボックスの底を指向しており、収拾ボックスの側壁に網を設けた構成ではエアパイプが該網を指向し、且つ斜め下方を指向している。そのため、エアパイプから噴射されたエアが収拾ボックス内に溜まった不要繊維を撹拌し、網の網目や収拾ボックスと蓋との隙間を抜けて収拾ボックスの外部へ不要繊維が飛散するおそれがある。
本発明は、不要繊維を搬送除去するエア流により収集ボックス内に溜められた不要繊維が収集ボックス外部に飛散することを抑制する目的とする。
本発明は、不要繊維をエア流によって搬送除去する搬送除去手段と、前記搬送除去手段によって搬送除去された不要繊維を収集する収集ボックスとを備えた織機における不要繊維収集装置を対象とし、請求項1の発明では、前記搬送除去手段は、上方に向けてエアを噴射して前記不要繊維を排出するエア排出管を備え、前記エア流の通過を許容し、かつ前記不要繊維の通過を阻止するエア流排出部を有する受け止め器が備えられており、前記エア流排出部は、前記エア排出管の指向方向線上に配設されており、前記受け止め器は、前記エア流排出部の下方に下開口を有し、前記下開口は、前記収集ボックスの上開口の上方または前記収集ボックス内に配置されている。
ここにおける上方に向けてエアを噴射とは、エア排出管の指向方向線が仰角をもつことである。エア排出管から噴射されたエア流が上方に向けて、且つエア流排出部に向かうため、該エアは、その噴射方向に進行する状態で直接エア流排出部を通過する。そのため、収集ボックス内に堆積する不要繊維がエア流によって収集ボックス外部に飛散することが抑制される。
好適な例では、前記エア排出管は、前記受け止め器に止着されている。
受け止め器を収集ボックスから離して、収集ボックス内の清掃や受け止め器内の清掃を行なうことが可能となる。
好適な例では、前記エア排出管の指向方向線は、前記エア流排出部の接平面に対して斜交している。
エア排出管の指向方向線を接平面に対して斜交させる構成は、エア排出管から噴出された不要繊維を網から引き離す上で好適な構成である。
好適な例では、前記エア流排出部は、面状の網である。
面状の網は、エア流排出部として簡便である。
好適な例では、前記網は、平面状の網を一方向に折り曲げ又は湾曲した形状に形成されている。
受け止め器の体格増をもたらすことなく網の面積を拡張することができる。
好適な例では、前記受け止め器は、織機の固定部に支持されている。
収集ボックスを動かして収集ボックス内の清掃を行なうことが可能となる。
好適な例では、前記受け止め器は、前記収集ボックスの蓋に止着されている。
蓋は、受け止め器の配設場所として好適である。
本発明は、不要繊維を搬送除去するエア流により収集ボックス内に溜められた不要繊維が収集ボックス外部に飛散することを抑制することができるという優れた効果を奏する。
第1の実施形態を示す不要繊維収集装置の模式図。 斜視図。 タックイン装置の部分断面図。 (a)は、部分断面図。(b)は、図4(a)のA−A線断面図。 第2の実施形態を示し、(a)は、部分断面図。(b)は、斜視図。 第3の実施形態を示し、(a)は、部分断面図。(b)は、斜視図。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1に示すように、緯入れ用メインノズル11から射出された緯糸Yは、複数の緯入れ用補助ノズル群12,13,14,15のリレー噴射へと受け継がれる。緯入れが良好に行われた場合には所定の機台回転角度範囲にて緯糸Yが緯糸検出器16によって検出される。緯糸検出器16から出力された緯糸有無検出信号は、制御コンピュータCに入力され、制御コンピュータCは、緯糸有無検出信号に基づいて織機の運転継続及び停止のいずれかを選択する。
緯入れ用メインノズル11における緯入れ用圧力エア噴射は、電磁バルブV1の開閉により制御される。緯入れ用補助ノズル群12〜15における緯入れ用圧力エア噴射は、電磁バルブV2,V3,V4,V5の開閉により制御される。電磁バルブV1は、圧力エア供給タンク17に接続されており、電磁バルブV2〜V5は、圧力エア供給タンク18に接続されている。
各電磁バルブV1〜V5の開閉制御は、制御コンピュータCからの指令により行われる。制御コンピュータCは、ロータリエンコーダ19からの織機回転角度検出信号に基づいて電磁バルブV1〜V5の開閉を指令する。
図1及び図2に示すように、緯入れ末端側にはタックイン装置20が設置されている。図2に示すように、カム機構を内蔵するカムボックス21には軸22及び中空軸23が経糸Tの糸方向へ往復前後動可能に延出して支持されている。中空軸23にはニードル軸24が挿通されている。ニードル軸24は、カムボックス21内のカム機構の駆動によって往復回動可能である。中空軸23から延出するニードル軸24の先端にはニードル241が取り付けられている。ニードル241の先端部は、ニードル軸24の回動動作によって上側の経糸Tを掻き分けて経糸開口内に進入し、織布Wの端部よりも側方へ飛び出す。
ニードル241の先端部には糸通し孔242が設けられている。軸22及び中空軸23の先端部間には取り付け基体26が架設固定されており、取り付け基体26には保持ブロック27が止着されている。保持ブロック27の下部前面には一対のノズル台28,29が上下に並んで突設されている。
図3に示すように、上側ノズル台28の下面には糸通しノズル281が設けられており、下側ノズル台29の上面には導入孔291が噴射口糸通しノズル281と対向して貫設されている。下側ノズル台29の上面には糸把持ノズル292が設けられており、上側ノズル台28には導入孔282が糸把持ノズル292と対向して貫設されている。
図2に示すように、保持ブロック27の下部側面には一対の刃体30,31が支持されている。刃体30,31は、軸22及び中空軸23と一体的に前後動し、ガイド溝25Aとガイドピン25Bとのガイド作用によって刃体30,31が切断動作を行う。緯入れ末端側に到達した緯糸Yの端部は、この切断動作によって切断される。
カムボックス21の側面にはロータリバルブ機構32が取り付けられている。ロータリバルブ機構32は、カムボックス21内の駆動機構によって駆動されるようになっている。ロータリバルブ機構32は、エアチューブ283に連なる糸通しノズル281及びエアチューブ293に連なる糸把持ノズル292におけるエア噴射を制御する。緯入れ末端側に到達した緯糸Yの端部は、刃体30,31の切断動作によって切断された後に糸把持ノズル292の噴射作用によって把持される。次いで、緯糸Yの切断端部は、糸通しノズル281の噴射作用によってニードル241の糸通し孔242に通される。糸通し孔242に通された緯糸端部は、ニードル241が経糸開口外へ退避することによってタックイン耳を形成する。
このようなタックイン耳を形成するタックイン装置20の側方にはサクションノズル33が設置されている。サクションノズル33の吸引口331は、対向するノズル台28,29の間隙の側方に配置されており、緯入れされた緯糸Yの先端は、吸引口331に到達する。
図1に示すように、サクションノズル33は、電磁バルブV6を介して圧力エア供給タンク34に接続されている。電磁バルブV6は、制御コンピュータCにより励消磁(開閉)制御される。電磁バルブV6の励磁(開)期間は、電磁バルブV6の励磁(開)開始時期頃から刃体30,31の切断動作直後までである。このような電磁バルブV6の開閉により緯糸Yの先端部がサクションノズル33の吸引作用によって把持される。
図1に示すように、織機の一方のサイドフレーム35の側方の床上には収集ボックス36が移動可能に載置されている。収集ボックス36は、上部に上開口361を有している。図1に示す収集ボックス36は、使用位置にある。サイドフレーム35の側面351には載置枠37が収集ボックス36の上開口361の上方に位置するように止着されている。
図2に示すように、載置枠37は、載置板部371と、載置板部371に立設された一対の補強用の側板部372,373と、載置板部371に立設された連結板部374とからなり、連結板部374がサイドフレーム35に面接合して固定されている。
図4(a)に示すように、載置板部371上には四角箱型の受け止め器38が載置して固定されている。受け止め器38は、載置枠37を介して織機の固定部としてのサイドフレーム35に支持されている。
受け止め器38は、2つの側板39,40〔図4(b)参照〕と、前板41と、後板42と、天板43とからなる。天板43には窓431が形成されており、天板43には平面形状の網44が窓431を覆うように設けられている。受け止め器38は、網44の下方に開放する下開口381を有しており、載置板部371には落とし孔375が形成されている。落とし孔375は、受け止め器38の下開口381の直下にあり、落とし孔375の直下には使用位置の収集ボックス36の上開口361がある。
図2に示すように、サクションノズル33の噴射口側にはホース47の一端が接続されており、ホース47の他端にはエア排出管45が接続されている。図4(a)に示すように、エア排出管45は、受け止め器38の前板41に貫設されている。エア排出管45は、斜め上方を向いており、且つ網44を指向している。つまり、エア排出管45の指向方向線Rは、平面状の網44の接平面(この場合には網44の平面)に対して斜交している。角度θは、仰角である。
図4(b)に示すように、載置板部371上にはシャッター46が載置されている。図4(b)に実線で示すシャッター46の位置は、退避位置であり、鎖線で示すシャッター46の位置は、下開口381及び落とし孔375を閉じる使用位置である。図4(a)に示すように、シャッター46は、前板41の下部に形成された出入り口411を通って退避位置と使用位置とに切り換え配置可能である。シャッター46は、常には退避位置に配置されている。
サクションノズル33の噴射流は、ホース47及びエア排出管45を経由して受け止め器38内へ吹き出し、刃体30,31によって切断分離された緯糸Yの切断糸片(不要繊維)は、受け止め器38内へ排出される。サクションノズル33、ホース47及びエア排出管45は、不要繊維をエア流によって搬送除去する搬送除去手段を構成する。
エア排出管45から網44に向けて噴射されたエアは、その噴射方向に網44を通過し、エア排出管45から排出された切断糸片は、網44によって受け止められる。網44によって受け止められた切断糸片は、落下して下開口381及び落とし孔375を通過し、収集ボックス36内に堆積する。
収集ボックス36内を清掃する場合には、シャッター46を使用位置に配置して下開口381及び落とし孔375を閉じ、図4(a)に鎖線で示すように収集ボックス36を載置枠37の直下から引き出した状態で収集ボックス36内を清掃すればよい。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(1)エア排出管45から噴射されたエア流が上方に向けて、且つ網44に向かうため、エア排出管45から噴射されたエア流は、その噴射方向に進行する状態で直接網44を通過して受け止め器38外へ流出する。そのため、収集ボックス36内に堆積する切断糸片がエア排出管45からのエア流によって収集ボックス36外部に飛散することが抑制される。
(2)平面状の網44は、切断糸片を受け止めて落下させるエア流排出部として簡便である。
(3)エア排出管45の指向方向線Rは、平面状の網44に対して斜交している。従って、エア排出管45から排出されて網44に受け止められた切断糸片は、網44の面に沿って移動する。そのため、網44に受け止められた切断糸片は、エア排出管45から噴射されたエアの噴射流から遠ざかり、網44から剥がれ落ちやすい。エア排出管45の指向方向を平面状の網44の接平面に対して斜交させる構成は、エア排出管45から噴出された不要繊維を網44から引き離す上で好適な構成である。
(4)受け止め器38は、載置枠37を介して織機のサイドフレーム35に支持されているため、収集ボックス36のみを動かして収集ボックス36内の清掃を行なうことができる。
(5)載置枠37の落とし孔375は、シャッター46によって閉じることができるため、織機の運転中においてもシャッター46を使用位置に配置して切断糸片を受け止め器38内に閉じ込めておくことができる。そのため、織機の運転中においても収集ボックス36内の清掃を行なうことができる。
次に、図5の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符合を用い、その詳細説明は省略する。
図5(a)に示すように、収集ボックス36には蓋48が取り外し可能に被せられている。蓋48の下面には角筒49が止着されている。蓋48には窓50が形成されており、角筒49の上開口は、窓50の直下にある。窓50は、平面形状の網51によって覆われている。蓋48にはエア排出管52が貫設されている。エア排出管52は、さらに角筒49を貫通しており、エア排出管52の先端は、網51を指向している。つまり、エア排出管52の指向方向線Rは、平面状の網51と斜交している。
角筒49の外側面には支持金具53が止着されており、支持金具53にはレバー54が軸ピン55によって回動可能に連結されている。レバー54の上端部は、蓋48に形成されたスリット481を通って蓋48の上方に突出している。レバー54は、図5(a),(b)の実線で示す退避位置と、図5(a)に鎖線で示す使用位置とに切り換え配置可能である。
レバー54の下端部には磁性体製のシャッター56が止着されており、角筒49の最下端には永久磁石57が止着されている。レバー54は、自重によって常には図5(a),(b)の実線で示す退避位置にあるが、レバー54が鎖線で示す使用位置に配置された状態では、シャッター56が永久磁石57に吸着されて鎖線で示す使用位置に保持される。使用位置にあるシャッター56は、角筒49の下開口を閉じる。
エア排出管52から噴射されたエアは、その噴射方向に網51を通過し、エア排出管52から排出された切断糸片は、網51によって受け止められる。
蓋48、角筒49及び網51は、受け止め器を構成し、受け止め器の一部である角筒49の下開口491は、収集ボックス36内に配置されている。
第2の実施形態では、第1の実施形態における(1),(2)項と同様の効果が得られる。又、シャッター56が使用位置にある状態では、角筒49の下開口が閉じられるためにエア排出管52から排出された切断糸片が角筒49内に閉じ込められる。そのため、織機の運転中においても、シャッター56を使用位置に保持した状態で蓋48を収集ボックス36から外せば、収集ボックス36内の清掃を行なうことができる。
次に、図6の第3の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符合を用い、その詳細説明は省略する。
図6(b)に示すように、受け止め器38Aは、後板42と天板43との間に斜板58を有している。図6(a)に示すように、天板43、斜板58及び後板42には連続した窓59が形成されている。天板43、斜板58及び後板42には網60が窓59を覆うように設けられている。網60は、平面状の網を2箇所で一方向に折り曲げた形状(天板43の部分の網601と、斜板58の部分の網602と、後板42の部分の網603とからなる折り曲げ形状)に形成されている。前板41を貫通するエア排出管61は、斜め上方を向いて天板43の窓59の部分の網601を指向している。つまり、エア排出管61の指向方向線Rは、天板43の窓59の部分の網601と斜交している。
エア排出管61から噴射されたエアは、その噴射方向に天板43の窓59の部分の網601を通過し、エア排出管52から排出された切断糸片は、天板43の窓59の部分の網601によって受け止められる。天板43の窓59の部分の網601によって受け止められた切断糸片が網60に沿って移動しても、この移動は天板43部分の網601から斜板58部分の網602に向かう移動であるため、切断糸片が窓59の縁に引っ掛かるようなことはない。
又、平面状の網を一方向に折り曲げた形状に形成した網60の採用は、受け止め器の体格増をもたらすことなく網の面積の拡張を可能にし、受け止め器内から網を経由した外部への通過が円滑になる。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○第3の実施形態において、エア排出管61の指向方向を斜板58部分の網602に向けてもよい。
○第1〜第3の実施形態において、平面形状の網を一方向に湾曲した形状の網を用いてもよい。この場合、エア排出管の指向方向を湾曲面形状の網の接平面に対して斜交させれば、網からの不要繊維の剥離が容易になる。
○第2の実施形態において、蓋48を収集ボックス36に固定すると共に、収集ボックス36の側壁に扉を付け、収集ボックス36内の清掃時には扉を開けて清掃を行なうようにしてもよい。
○受け止め器の壁に多数の細孔を穿ってエア流排出部を構成してもよい。
○受け止め器全体を網で構成してもよい。
○受け止め器を床上に設置するようにしてもよい。
○仰角θは、90°であってもよい。
○余剰経糸である揚糸を収集する場合の不要繊維収集装置に本発明を適用してもよい。
35…織機の固定部としてのサイドフレーム。36…収集ボックス。361…上開口。38,38A…受け止め器。381…下開口。44,51,60,601,602…網。45,52,61…搬送除去手段を構成するエア排出管。48…蓋。49…受け止め器としての角筒。491…下開口。R…指向方向線。

Claims (7)

  1. 不要繊維をエア流によって搬送除去する搬送除去手段と、前記搬送除去手段によって搬送除去された不要繊維を収集する収集ボックスとを備えた織機における不要繊維収集装置において、
    前記搬送除去手段は、上方に向けてエアを噴射して前記不要繊維を排出するエア排出管を備え、
    前記エア流の通過を許容し、かつ前記不要繊維の通過を阻止するエア流排出部を有する受け止め器が備えられており、
    前記エア流排出部は、前記エア排出管の指向方向線上に配設されており、
    前記受け止め器は、前記エア流排出部の下方に下開口を有し、前記下開口は、前記収集ボックスの上開口の上方または前記収集ボックス内に配置されている織機における不要繊維収集装置。
  2. 前記エア排出管は、前記受け止め器に止着されている請求項1に記載の織機における不要繊維収集装置。
  3. 前記エア排出管の指向方向線は、前記エア流排出部の接平面に対して斜交している請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の織機における不要繊維収集装置。
  4. 前記エア流排出部は、面状の網である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の織機における不要繊維収集装置。
  5. 前記網は、平面状の網を一方向に折り曲げ又は湾曲した形状に形成されている請求項4に記載の織機における不要繊維収集装置。
  6. 前記受け止め器は、織機の固定部に支持されている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の織機における不要繊維収集装置。
  7. 前記受け止め器は、前記収集ボックスの蓋に止着されている請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の織機における不要繊維収集装置。
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