JP5195027B2 - インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 - Google Patents
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それぞれ異なる色の活性エネルギー線硬化型インクを前記記録媒体に吐出する複数のフルライン型のインクジェットヘッドを前記搬送方向に配列したヘッド部と、
前記インクジェットヘッド間に配置され、前記搬送方向の上流側にあるインクジェットヘッドから吐出されて前記記録媒体上に着弾した第1のインクの上に前記搬送方向の下流側にあるインクジェットヘッドから吐出された第2のインクが着弾する前に、前記第1のインクを半硬化させる活性エネルギー線を照射する半硬化光源と、
前記活性エネルギー線の照射エネルギー量が各々異なる複数の領域を有する前記第1のインクの画像の上に前記第2のインクの画像を形成させた重ね画像の判定プリントを出力する判定プリント出力手段と、
前記判定プリントの前記第2のインクの画像のドット径を測定する判定プリント測定手段と、
前記判定プリントに使用された複数種類の照射エネルギー量の最小値と最大値の間で、前記判定プリント測定手段によって測定された前記判定プリントの各領域における前記第2のインクの画像のドット径のうちで所望のドット径となる領域の照射エネルギー量を、記録時に参照される1つの照射エネルギー量として選択して設定する照射エネルギー量設定手段と、
を備えることを特徴とすることを特徴とするインクジェット記録装置。
前記判定プリント出力手段は、前記半硬化光源に隣接して前記搬送方向の上流側にあるインクジェットヘッドから吐出される第1のインクと、半硬化光源に隣接して前記搬送方向の下流側にあるインクジェットヘッドから吐出される第2のインクを用いて前記判定プリントを出力させることを特徴とする前記1〜4の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
前記半硬化光源は、各色の前記インクジェットヘッド間にそれぞれ配置され、
前記判定プリント出力手段は、各半硬化光源毎に対応する前記第1のインクと第2のインクを用いて判定プリントを出力させ、
照射エネルギー量設定手段は、各半硬化光源毎に前記判定プリントに使用された複数種類の照射エネルギー量の最小値と最大値の間で1つの照射エネルギー量を選択して設定することを特徴とする前記1〜5の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
前記活性エネルギー線の照射エネルギー量が各々異なる複数の領域を有する前記第1のインクの画像の上に前記第2のインクの画像を形成させた重ね画像の判定プリントを出力する判定プリント出力工程と、
前記判定プリントの前記第2のインクの画像のドット径を測定する判定プリント測定工程と、
前記判定プリントに使用された複数種類の照射エネルギー量の最小値と最大値の間で、前記判定プリント測定工程によって測定された前記判定プリントの各領域における前記第2のインクの画像のドット径のうちで所望のドット径となる領域の照射エネルギー量を、記録時に参照される1つの照射エネルギー量として選択して設定する照射エネルギー量設定工程と、
前記設定された照射エネルギー量で前記画像記録を行う工程と、
を有することを特徴とするインクジェット記録方法。
前記判定プリント出力工程は、前記半硬化の処理の直前に実施される画像記録に用いられる第1のインクと、直後に実施される画像記録に用いられる第2のインクを用いて前記判定プリントを出力することを特徴とする前記8〜11の何れか1項に記載のインクジェット記録方法。
前記半硬化の処理は、各色の前記画像記録間にそれぞれ実施し、
前記判定プリント出力工程は、各半硬化の処理に対応する前記第1のインクと第2のインクを用いて判定プリントを出力させ、
照射エネルギー量設定工程は、各半硬化の処理毎に前記判定プリントに使用された複数種類の照射エネルギー量の最小値と最大値の間で1つの照射エネルギー量を選択して設定することを特徴とする前記8〜12の何れか1項に記載のインクジェット記録方法。
<インクジェット記録装置>
以下、添付図面を参照して、本発明に係るインクジェット記録装置及びインクジェット記録方法について詳細に説明する。
<インク>
インクとしてカチオン重合系の紫外線硬化型インクを用いた。粘度はY、M、C、K各色10mPa・s(50℃における測定値)、表面張力は各色24〜28dyn/cm2(25℃における測定値)であった。
〔分散液Aの調製〕
下記の各化合物をステンレスビーカーに入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間加熱撹拌溶解した。
OXT221(東亜合成社製オキセタン化合物) 71部
室温まで冷却した後、これにPigment Black 7(三菱化学社製#52)を20部加えて、直径0.3mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて4時間分散処理した後、ジルコニアビーズを除去し、分散液Aを調製した。
上記分散液Aの調製において、顔料をPigment Black 7に代えて、それぞれPigment Blue 15:4(山陽色素社製Cyanine Blue 4044)、Pigment R0ed 122(大日精化社製CFR0321)、Pigment Yellow 180(大日精化社製CFY313−2)を用いた以外は同様にして、分散液B、分散液C、分散液Dを調製した。
〔インクセット1の調製〕
上記調製した分散液A〜D(カチオン重合性化合物)を用いて、表1に記載の構成からなるインク1K、1C、1M及び1Yを調製し、これをインクセット1とした。
上記調製した分散A〜D(カチオン重合性化合物)を用いて、表2に記載の構成からなるインク2K、2C、2M及び2Yを調製し、これをインクセット2とした。
2021P:セロキザイド2021P(脂環式エポキシ化合物、二官能、ダイセル化学工業社製)
OXT212:単官能オキセタン化合物、東亞合成社製
OXT221:二官能オキセタン化合物、東亞合成社製
〈変性シリコーンオイル〉
SDX−1843:変性シリコーンオイルSDX−1843、旭電化工業社製
〈光重合開始剤〉
UVI6992:トリアリールスルホニウム塩、UVI6992、ダウケミカル社製
〈増感剤〉
CPTX:1−クロロ−4−プロポキシチオキサントン
<記録媒体>
水に対する前進接触角50°のPETシートを使用した。
<インクジェットヘッド>
ヘッドはシェアモードタイプのヘッド(AL=3μsec、ノズルピッチ:180dpi、ノズル数:256、ノズルテーパー角6度、ノズル直径36μm、インク滴量:42pl)を各色で2つ用意した。各ヘッドのノズル列が、相互に1/4ピッチずらされ、千鳥状に配置するように貼り合わせ各ヘッドのそれぞれが180dpiのヘッドであるので、ノズルのピッチを互いに1/2ずらせることで、360dpiの記録ヘッドを作製した。評価はDRR駆動波形を用い3Cycle駆動で射出した。
<インクジェット記録装置>
上記シェアモードタイプのヘッドを備えた図1に記載の構成からなるシングルパス方式のインクジェット記録装置に、上記インクを装填し、搬送速度200mm/secで搬送される上記各記録媒体へ、インクを吐出し画像形成した。
、Kインクを記録媒体に直接印刷したパターンを出力し、ドット径を測定することで、リファレンスデータとして用いても良い。
次に、本発明に係る活性エネルギー線硬化性インクについて説明する。
本発明に係る活性エネルギー線硬化性インクに適用可能な活性エネルギー線重合性化合物としては、ラジカル重合性化合物とカチオン重合性化合物を挙げることができる。特に、カチオン重合系の紫外線硬化型インクはラジカル重合系の紫外線硬化型インクに比べて、半硬化状態となる活性エネルギー線の照射エネルギー量の範囲が広く、照射エネルギー量の設定が容易になるため好ましい。
本発明に適用可能なラジカル重合性化合物は、ラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を有する化合物であり、分子中にラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を少なくとも1つ有する化合物であればどの様なものでもよく、モノマー、オリゴマー、ポリマー等の化学形態をもつものが含まれる。ラジカル重合性化合物は1種のみ用いてもよく、また目的とする特性を向上するために任意の比率で2種以上を併用してもよい。また、単官能化合物よりも官能基を2つ以上持つ多官能化合物の方がより好ましい。更に好ましくは多官能化合物を2種以上併用して用いることが、反応性、物性などの性能を制御する上で好ましい。
本発明に適用可能なカチオン重合性化合物としては、例えば、カチオン重合により高分子化することができるエポキシ化合物、オキセタン化合物、ビニルエーテル化合物等を挙げることができる。
本発明にかかる光重合開始剤群を構成する添加剤としては、ラジカル重合開始剤、カチオン重合開始剤、開始助剤、増感剤等が包含される。これらの光重合開始剤群のインク中への添加量はインク全体の1〜10質量部が必要となる。
〈ラジカル重合開始剤〉
ラジカル重合開始剤としては、特公昭59−1281号、同61−9621号、及び特開昭60−60104号等の各公報記載のトリアジン誘導体、特開昭59−1504号及び同61−243807号等の各公報に記載の有機過酸化物、特公昭43−23684号、同44−6413号、同44−6413号及び同47−1604号等の各公報並びに米国特許第3,567,453号明細書に記載のジアゾニウム化合物、米国特許第2,848,328号、同2,852,379号及び同2,940,853号各明細書に記載の有機アジド化合物、特公昭36−22062号、同37−13109号、同38−18015号、同45−9610号等の各公報に記載のオルト−キノンジアジド類、特公昭55−39162号、特開昭59−14023号等の各公報及び「マクロモレキュルス(MacR0omolecules)、第10巻、第1307ページ(1977年)に記載の各種オニウム化合物、特開昭59−142205号公報に記載のアゾ化合物、特開平1−54440号公報、ヨーロッパ特許第109,851号、同126,712号等の各明細書、「ジャーナル・オブ・イメージング・サイエンス」(J.Imag.Sci.)」、第30巻、第174ページ(1986年)に記載の金属アレン錯体、特開平4−213861号及び同4−255347号の各公報に記載の(オキソ)スルホニウム有機ホウ素錯体、特開昭61−151197号公報に記載のチタノセン類、「コーディネーション・ケミストリー・レビュー(CooR0dinantion ChemistR0y R0eview)」、第84巻、第85〜第277ページ(1988年)及び特開平2−182701号公報に記載のルテニウム等の遷移金属を含有する遷移金属錯体、特開平3−209477号公報に記載の2,4,5−トリアリールイミダゾール二量体、四臭化炭素や特開昭59−107344号公報記載の有機ハロゲン化合物等が挙げられる。これらの重合開始剤はラジカル重合可能なエチレン不飽和結合を有する化合物100質量部に対して0.01〜10質量部の範囲で含有されるのが好ましい。
本発明に係る活性エネルギー線硬化性インクにおいては、カチオン重合性化合物と共に、光重合開始剤としてカチオン重合開始剤を含有することが好ましい。
本発明に係る活性エネルギー線硬化性インクにおいては、300nmよりも長波長に紫外線スペクトル吸収を有する増感剤を用いることが好ましく、例えば、置換基として水酸基、置換されていてもよいアラルキルオキシ基またはアルコキシ基を少なくとも1つ有する多環芳香族化合物、カルバゾール誘導体、チオキサントン誘導体等を挙げることができる。
開始助剤とは、光照射により、電子供与、電子吸引、熱の発生等により開始剤にエネルギーを供与して、開始剤のラジカルまたは酸の発生効率を向上させる増感色素として作用する物質であり、開始剤と組み合わせて適用される。
本発明に係る活性エネルギー線硬化性インクに用いる色材は、顔料あるいは染料を用いることができる。画像の耐候性の観点から、顔料を用いることが好ましい。
C.I.Pigment R0ed 5,7,12,22,38,48:1,48:2,48:4,49:1,53:1,57:1,63:1,101,112,122,123,144,146,168,184,185,202、
C.I.Pigment Violet 19,23、
C.I.Pigment Blue 1,2,3,15:1,15:2,15:3,15:4,18,22,27,29,60、
C.I.Pigment GR0een 7,36、
C.I.Pigment White 6,18,21、
C.I.Pigment Black 7。
本発明に係るインクには、保存性を高める観点から、重合禁止剤を200〜20000ppm添加することができる。本発明に係るインクは40〜80℃の範囲で加熱、低粘度化して射出することが好ましいので、熱重合によるヘッド詰まりを防ぐためにも重合禁止剤を入れることが好ましい。
1)記録媒体への深さにインクの2μmより深い浸透がないこと、
2)記録媒体の表面に噴射された50pLの小滴の20%より多くが記録媒体中に5秒内に消失しないこと、
の少なくとも1つを満足する場合を意味する。記録媒体が上記基準のいずれか又は両方の中に含まれるかどうかを決定するために、当業者は標準分析法を使用することができる。例えば、記録媒体表面にインクを噴射した後、記録媒体の切片を採取しそして透過型電子顕微鏡により検査して、インクの浸透深さが2μmより大きいかどうか、消失していないかを決定することができる。このように適当な分析法を適宜とることができる。
12Y、12C、12M、12K ヘッド
14 インク貯蔵/装填部
16、16A、16B、16C、16D 半硬化光源
18 完全硬化光源
20 記録媒体
22 給紙部
26 吸着ベルト搬送部
32 マガジン
Claims (14)
- 記録媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、
それぞれ異なる色の活性エネルギー線硬化型インクを前記記録媒体に吐出する複数のフルライン型のインクジェットヘッドを前記搬送方向に配列したヘッド部と、
前記インクジェットヘッド間に配置され、前記搬送方向の上流側にあるインクジェットヘッドから吐出されて前記記録媒体上に着弾した第1のインクの上に前記搬送方向の下流側にあるインクジェットヘッドから吐出された第2のインクが着弾する前に、前記第1のインクを半硬化させる活性エネルギー線を照射する半硬化光源と、
前記活性エネルギー線の照射エネルギー量が各々異なる複数の領域を有する前記第1のインクの画像の上に前記第2のインクの画像を形成させた重ね画像の判定プリントを出力する判定プリント出力手段と、
前記判定プリントの前記第2のインクの画像のドット径を測定する判定プリント測定手段と、
前記判定プリントに使用された複数種類の照射エネルギー量の最小値と最大値の間で、前記判定プリント測定手段によって測定された前記判定プリントの各領域における前記第2のインクの画像のドット径のうちで所望のドット径となる領域の照射エネルギー量を、記録時に参照される1つの照射エネルギー量として選択して設定する照射エネルギー量設定手段と、
を備えることを特徴とすることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記判定プリントは前記搬送方向に前記複数の領域を配置したパターンであり、
判定プリント出力手段は、記録媒体を搬送させながら前記照射エネルギー量を変更して1パスで前記判定プリントを出力させることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記活性エネルギー線硬化型インクとしてカチオン重合系の紫外線硬化型インクを用い、25℃における粘度が25mPa・s以上500mPa・s以下であるとともに、吐出される時の粘度が8mPa・s以上20mPa・s以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記照射エネルギー量が5mJ/cm2〜50mJ/cm2の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ヘッド部は、それぞれ異なる色の活性エネルギー線硬化型インクを前記記録媒体に吐出する3つ以上のフルライン型のインクジェットヘッドを前記搬送方向に配列したものであり、
前記判定プリント出力手段は、前記半硬化光源に隣接して前記搬送方向の上流側にあるインクジェットヘッドから吐出される第1のインクと、半硬化光源に隣接して前記搬送方向の下流側にあるインクジェットヘッドから吐出される第2のインクを用いて前記判定プリントを出力させることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記ヘッド部は、それぞれ異なる色の活性エネルギー線硬化型インクを前記記録媒体に吐出する3つ以上のフルライン型のインクジェットヘッドを前記搬送方向に配列したものであり、
前記半硬化光源は、各色の前記インクジェットヘッド間にそれぞれ配置され、
前記判定プリント出力手段は、各半硬化光源毎に対応する前記第1のインクと第2のインクを用いて判定プリントを出力させ、
照射エネルギー量設定手段は、各半硬化光源毎に前記判定プリントに使用された複数種類の照射エネルギー量の最小値と最大値の間で1つの照射エネルギー量を選択して設定することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記記録媒体はインクを実質的に非吸収性の記録媒体であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
- それぞれ異なる色の活性エネルギー線硬化型インクを記録媒体に吐出する複数のフルライン型のインクジェットヘッドを用いて、前記記録媒体上に第1のインクを吐出させた後、前記記録媒体上に着弾した第1のインクを半硬化させる活性エネルギー線を照射し、半硬化した前記第1のインクの上に第2のインクを吐出させて着弾させて画像記録を行うインクジェット記録方法であって、
前記活性エネルギー線の照射エネルギー量が各々異なる複数の領域を有する前記第1のインクの画像の上に前記第2のインクの画像を形成させた重ね画像の判定プリントを出力する判定プリント出力工程と、
前記判定プリントの前記第2のインクの画像のドット径を測定する判定プリント測定工程と、
前記判定プリントに使用された複数種類の照射エネルギー量の最小値と最大値の間で、前記判定プリント測定工程によって測定された前記判定プリントの各領域における前記第2のインクの画像のドット径のうちで所望のドット径となる領域の照射エネルギー量を、記録時に参照される1つの照射エネルギー量として選択して設定する照射エネルギー量設定工程と、
前記設定された照射エネルギー量で前記画像記録を行う工程と、
を有することを特徴とするインクジェット記録方法。 - 前記判定プリントは、前記記録媒体の搬送方向に前記複数の領域を配置したパターンであり、前記判定プリント出力工程は、記録媒体を搬送させながら前記照射エネルギー量を変更して1パスで前記判定プリントを出力することを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録方法。
- 前記活性エネルギー線硬化型インクとしてカチオン重合系の紫外線硬化型インクを用い、25℃における粘度が25mPa・s以上500mPa・s以下であるとともに、吐出される時の粘度が8mPa・s以上20mPa・s以下であることを特徴とする請求項8または9に記載のインクジェット記録方法。
- 前記照射エネルギー量を5mJ/cm2〜50mJ/cm2の範囲内に設定することを特徴とする請求項8〜10の何れか1項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記画像記録は、3色以上の活性エネルギー線硬化型インクを用いて行うものであり、
前記判定プリント出力工程は、前記半硬化の処理の直前に実施される画像記録に用いられる第1のインクと、直後に実施される画像記録に用いられる第2のインクを用いて前記判定プリントを出力することを特徴とする請求項8〜11の何れか1項に記載のインクジェット記録方法。 - 前記画像記録は、3色以上の活性エネルギー線硬化型インクを用いて行うものであり、
前記半硬化の処理は、各色の前記画像記録間にそれぞれ実施し、
前記判定プリント出力工程は、各半硬化の処理に対応する前記第1のインクと第2のインクを用いて判定プリントを出力させ、
照射エネルギー量設定工程は、各半硬化の処理毎に前記判定プリントに使用された複数種類の照射エネルギー量の最小値と最大値の間で1つの照射エネルギー量を選択して設定することを特徴とする請求項8〜12の何れか1項に記載のインクジェット記録方法。 - 前記記録媒体はインクを実質的に非吸収性の記録媒体であることを特徴とする請求項8〜13の何れか1項に記載のインクジェット記録方法。
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