JP5194831B2 - 記録媒体給送装置、及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

記録媒体給送装置、及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

この発明は、記録媒体としての積載された用紙に風を送ることにより、用紙の給送を円滑にする用紙給送装置に関するものである。特に、この用紙給送装置を備えた電子写真式の複写機、プリンタ、ファクシミリや、インクジェットプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、送風口により用紙に風を送り、用紙積載部に積載された用紙束から一枚ずつ用紙を分離させて、画像形成部、または印字部等に給送する用紙給送装置が知られている。特に、給紙トレイから給紙される用紙の通紙通路よりも低いサイドフェンス部分にノズル開口部を配置し、更にノズル開口部を対向配置された2つのサイドフェンス面に対称配置した構成が知られている(例えば、特許文献1)。
また、送風によって、用紙を分離して給送する際に、用紙の浮揚を規制する上端ガイドを備える給紙装置が知られている。(例えば、特許文献2)
特開2007−008656号公報 特開2006−321629号公報
図20(a)及び(b)を参照して、用紙給送方向側方から見た図により説明する。
特許文献1においては、図20(a)に示すように、風を送る送風口601と、用紙を給紙する給紙ローラ603と、用紙給送面Pが開示されている。さらに、送風口601は、用紙給送面Pの鉛直方向下方に配置されている。特許文献1においては、給紙をする場合に、送風口601は、矢印Dに示す用紙の給紙方向に対して側方から風を送るように構成され、最上の用紙とその次以降の用紙を分離する。しかしながら、特許文献1においては、送風口601の鉛直方向の高さが足りていないため、用紙を浮いたまま維持できない。
さらに、特許文献2においては、図20(b)に示すように、風を送る送風口601と、用紙を給紙する給紙ローラ603と、用紙給送面Pが開示されている。また、送風口601は、上端ガイド605を備える。さらに、送風口601は、記録媒体給送面Pに対して、鉛直方向で跨って形成されている。しかしながら、送風口601は、上端ガイド605を備えているものの、最上の用紙は、高く浮きすぎる現象が生じる。このため、特許文献2においては、給紙ローラ603に対して、適正な角度で給送できない。
特に、用紙給送装置においては、近年の用紙の多様化に伴い、普通紙以外の用紙である、コート紙、アート紙、フィルム紙等が使用されるようになっている。用紙給送装置においては、特に、普通紙以外の用紙を使用した場合に、上述した2つの問題のため、用紙給送装置は、画像形成部に適切に用紙を送ることができない。このため、用紙給送装置での給送不良が画像形成にも影響を及ぼす可能性がある。
さらに、上述した特許文献1及び2に開示されている発明においては、送風口の形状自体には工夫がなく、形状自体に考慮がなされていない。
なお、本発明において、適正な角度で用紙を給送するとは、給紙トレイの給紙ローラ又はリバースコロに対する角度を適正に保つことを意味する。また、記録媒体給送面Pとは、給紙ローラ603の下端に接する水平方向の面Pをいう。
この発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、効果的な記録媒体の捌きを行うことができる記録媒体給送装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的としている。
上述した目的を達成するために、本発明に係る記録媒体給送装置は、
記録媒体収納部に積載された記録媒体を一枚ずつ分離して給送する記録媒体給送装置において、
前記記録媒体収納部の幅方向規制部材に開口し、積載された記録媒体の給送方向側方から記録媒体に風を送る送風口を備え、
この送風口は、記録媒体を給送する記録媒体給送面に、鉛直方向で跨るように形成されるとともに、記録媒体給送面に対して記録媒体給送方向上流側の下端が記録媒体給送方向下流側の下端より高くなるように形成され、かつ、記録媒体給送面に対して記録媒体給送方向上流側の上端が記録媒体給送方向下流側の上端より高くなるように形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、用紙に送風された場合、用紙の浮揚状態を維持し、かつ給送部に給送する際に適正な角度を保つことができる、記録媒体給送装置及び画像形成装置を提供することができる。


以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、重複する説明は、適宜に簡略化ないし省略する。
図1を参照して、大容量給紙トレイ400(LCT、Large Capacity Trey)と、この大容量給紙トレイ400を備えた画像形成装置であるプリンタ300の構成図を説明する。図1に示すように、大容量給紙トレイ400は、用紙給送装置100を備える。また、大容量給紙トレイ400は、画像形成装置本体部200の一側面に接続される。大容量給紙トレイ400は、大量の用紙を積載可能に構成されている。本実施形態においては、用紙は、大容量給紙トレイ400内に備えられた用紙給送装置100を用いて給送され、画像形成装置本体部200に搬送される。その後、用紙は、画像形成装置本体部200内の図示しない画像形成部により、画像が形成され、画像形成装置本体部200から排出される。なお、用紙給送装置100は、画像形成装置本体部200の側方に配置されるだけでなく、画像形成装置本体部200内に備えられていてもよい。
次に、図2(a)を参照して、本実施形態における用紙給送装置100の斜視図を説明する。図2に示すように、用紙給送装置100は、複数枚の用紙を積載する用紙積載部である底板101を備える。さらに、用紙給送装置100は、この底板101を備える用紙収納部である給紙トレイ102と、用紙束の最上部の用紙を一枚ずつ取り出して画像形成装置本体200側に矢印D方向へ給送する給送部103と、を備える。また、給紙トレイ102は、底板101上に積載された複数枚の用紙束の用紙給送方向側方から用紙幅方向を規制する幅方向規制部材としてのサイドフェンス108を両側に備える。そして、給紙トレイ102は、複数枚の用紙の用紙給送方向上流側において、用紙の端面を押さえるエンドフェンス110を備える。さらに、用紙給送装置100は、両側のサイドフェンス108に、用紙に風を送る送風口118を備える。
また、給紙トレイ102は、用紙束の給紙位置上限検知を行う検知手段であるフォトインタラプタセンサ112を備える。また、給紙トレイ102は、用紙の残量が少なくなっても用紙の給紙位置をばらつかないようにするため、底板101を上昇モータMで上下動させることにより、用紙の給紙位置を制御するように構成される。このように、本実施形態の用紙給送装置100においては、給紙分離条件を一定に保つようにするため、用紙積載量が増減しても給紙位置が一定となるように、用紙上限位置の最適化を制御するように構成されている。
なお、用紙給送装置100は、大容量給紙トレイ400から着脱可能に構成される。このため、ユーザーは、複数枚の用紙を用紙給送装置100に収納する場合には、用紙給送装置100から取り出して、用紙を収納すればよい。
次に、図2(b)を参照して、給送部103を拡大した斜視図を説明する。給送部103は、用紙を給紙する給紙コロ104と、分離コロ106aと、戻しコロ106bと、を備える。給送部103は、これらの給紙コロ104、分離コロ106a、戻しコロ106bが、予め設定されたそれぞれの給紙タイミングによって回転駆動されることにより、用紙の給送を行う。
次に、図3を参照して、本実施形態における給紙トレイ102に備えられるサイドフェンス108を用紙給送方向側方から見た図を示す。図3に示すように、給紙トレイ102は、サイドフェンス108の鉛直方向上方に送風口118を備える。また、用紙押さえ部120は、送風口118の鉛直方向上方に備えられ、送風によって、可動するように構成されている。また、用紙押さえ板120は、送風口118の一部に重なるように形成されている。また、送風口118は、鉛直方向において、その一部が用紙給送面Pに跨るように形成されている。より詳細には、図4及び図5にて示す。
本実施形態においては、図3に示すように、送風口118は、第1の開口部130と、その用紙給送方向上流側に第2の開口部132を備える。第1の開口部130は、上端130aの高さ位置が給送部103により給送される用紙給送面Pよりも低い位置に配置され、かつ用紙給送面Pに沿って延びるように形成されている。さらに、第2の開口部132は、第1の開口部130の用紙給送方向上流側に配置され、かつ用紙給送面Pよりも鉛直方向で跨って形成されている。
なお、図3に示すように、第1の開口部130の用紙給送方向長Aは、第2の開口部132の用紙給送方向長Bとの関係において、A>Bの関係となるように形成されている。第1の開口部130は、用紙給送方向長が長く、かつ上下幅が比較的狭く形成されている。これにより、用紙の中心部に向かって風を挿入でき、用紙の捌き効果を向上できる。また、第2の開口部132は、用紙給送面Pよりも鉛直方向上方で風を最上の用紙に送風することにより、風量を大きくでき、用紙の浮きを維持することができる。
本実施形態において、第1の開口部130は、用紙を捌き、さらに、第2の開口部により、用紙を浮揚させる。このため、用紙の中心まで風が送られるため、用紙に対する風圧分布が均等化し、比較的大きいサイズの用紙に対しても、用紙間に風を供給できる。そして、阻害部134が形成されていることによって、用紙給送方向上流側の風量を少なくすることができ、最上の用紙と最上の次以降の用紙との分離効果を高め、用紙の重送を防ぐことができる。より詳細には、図5に示す。
なお、図3に示される送風口118は、第1の開口部130と第2の開口部132だけでなく、開口部が複数備えられており、網目状になっている場合であっても、それらの全体が送風口118と理解される。
次に、図4を参照して、用紙給送方向側方から見た本実施形態における送風口118の特徴的な開口形状を説明する。図4に示すように、矢印D方向に用紙が給送される。図4に示すように、送風口118は、用紙給送方向上流側の上端であるBxが記録媒体搬送方向下流側Axの上端より、鉛直方向において、高くなるような部分を備える。このため、用紙給送方向下流側で捌いた用紙を、用紙給送方向上流側で浮揚させる効果を奏する。
また、送風口118は、用紙給送方向上流側の下端Byが、記録媒体搬送方向下流側の下端Ayより鉛直方向において、高くなるような部分を有する。すなわち、第2の開口部132の一部に、風を阻害する阻害部134が形成されている。この阻害部134が形成されていることにより、用紙給送方向上流側の風量が規制され、用紙給送方向上流側で用紙が浮揚しすぎることを防止することができる。このため、用紙搬送方向上流側の最上から2枚目以降の用紙に対する風を規制することにより、最上の用紙とその次以降の用紙を分離させることができる。
また、図4に示すように、送風口118は、その開口形状として、第1の開口部130と第2の開口部132で分割されている。これにより、第1の開口部130と第2の開口部132とで、風量を別に設定することができる。なお、第1の開口部130と第2の開口部132とが、一体となっていてもよい。この場合、送風口118から送られる風量を、送風口118全体として、一定にすることができる。さらに、開口部を一体にした場合には、図示しないエアブロアファンを配置する際の機械的な制約がある場合でも、複数箇所に設ける必要がない点で優れる。
また、図4に示すように、送風口118は、用紙給送方向上流側の下端であるByが、記録媒体給送面Pよりも鉛直方向で低くなるように形成されている。このため、用紙給送方向上流側に対して、用紙を浮揚させることができ、用紙を給送部に対して入りやすい角度にすることができる。
また、図4に示すように、送風口118は、用紙給送方向下流側の上端と下端の間の距
離Lfが、用紙給送方向上流側の上端と下端の間の距離Lbより小さくなるように形成さ
れている。このため、用紙の高さ方向において、用紙給送方向上流側の風量を多くでき、
用紙給送方向下流側よりも用紙を鉛直方向上方に浮揚させることにより、用紙搬送方向上
流側で浮揚状態を維持することができる。
次に、図5(a)及び(b)には、本実施形態において特徴的な部分である送風口118を用紙給送方向から見た図を示す。図5(a)については、非送風の場合を示す。また、図5(b)については、送風された場合を示す。さらに、本実施形態においては、送風口118は、最上に積載されている用紙を押さえる用紙押さえ部である用紙押さえ板120を備えている。さらに、用紙押さえ板120は、用紙が積載されている側へ、可動軸123により、送風によって可動するように構成されている。また、図5(b)に示すように、用紙押さえ板120は、送風時には風圧により、送風口118が備えられるサイドフェンス108から約35°程度で可動するように構成されている。そして、用紙押さえ板120は、この用紙押さえ板120の可動軸123と逆端側の下端によって、最上に積載される用紙を鉛直方向上方から押さえ、用紙に対してかぶさるように構成される。さらに、用紙押さえ板120は、用紙押さえ板120の裏面側での風向を変更し、風を鉛直方向下方に送ることにより、用紙の浮揚を抑えることができる。
また、用紙押さえ板120は、送風口118の開口部の略上半分の領域を塞ぐように構成されている。これにより、送風口118の略下半分の領域は塞がれず、風が送られる。
なお、図5(c)に示すように、用紙押さえ板120は、送風口118からの送風によって可動するような構成ではなくても、スプリング等により、可動軸123を回転中心として、用紙束側に付勢されている構成でもよい。例えば、図5(c)に示すように、用紙押さえ板120の上部と、送風路152を形成するダクトの上部に突起140a及び140bを設け、この突起間に弾性部材142がかけ渡されている。この弾性部材142は、バネであって、縮小方向に張力を有する。
ここで、用紙押さえ板120が送風によって可動に構成される場合、底板101の上昇開始タイミングが、送風口118の送風開始タイミングより早い場合であると、用紙押さえ板120を用紙束で塞いでしまう可能性がある。したがって、送風口118の送風開始タイミングは、底板101の上昇開始タイミングよりも早いことが必要である。
図5(c)に示すように、用紙押さえ板120は、弾性部材142により、用紙束側に付勢されるように構成されるため、送風口118の送風開始タイミングに関わらず、底板101の上昇開始を行うことができる。
また、用紙押さえ板120は、弾性部材142で連結されているため、用紙束側から押さえれば、可動軸123を回転中心として、送風口118側に収納される。このため、給紙トレイ102に用紙を追加する際に、用紙によって用紙押さえ板120が押し広げられることにより、用紙を追加する作業を円滑にすることができる。また、用紙を収納した後には、用紙押さえ板120は、弾性部材142が縮小方向に張力を有することにより、可動軸123を回転中心として、上方に付勢された状態に戻ることができる。
次に、図6(a)を参照して、用紙給送方向側方から見た用紙を給送する場合を説明する。用紙押さえ板120は、用紙給送方向を示す矢印Dに沿って延び、最上の用紙の浮揚を押さえるとともに、送風口118の一部を覆うように形成され、用紙に対する風向を変更する。この場合、風は、用紙給送方向の送風口118の位置によって異なる流れになる。図6(a)に示すように、送風口118において、用紙給送方向に沿って、第一部であるA、第二部であるB、及び第三部であるC地点があるとする。
なお、本実施形態においては、風向を変更する手段として、用紙押さえ板120を用いている。用紙押さえ板120を用いなくとも、例えば、送風口118と任意の部材を適宜に組合せることによって、送風口118の用紙給送方向に沿って、用紙に対する風向を変更することができる。風向を変更する風向変更部の一例としては、送風口118の一部に固定された部材が備えられていてもよい。例えば、板状部材等が、用紙給送方向に沿って、送風口118の一部に、サイドフェンス108から傾斜して、固定して配置されていてもよい。すなわち、この板状部材等が傾斜して配置されていることにより、送風口118において、この送風口118の用紙給送方向上流側と用紙給送方向下流側とで風向が変更される形態であればよい。さらには、送風口118を単純形状とした場合であっても、図示しないノズルの送風路を、用紙給送方向に沿って、鉛直方向上向き又は下向きと配置してもよい。この場合、送風口118の形状を変えなくても、送風口118の用紙給送方向に沿って、用紙給送方向上流側及び下流側で用紙に対する風向を変更することができる。また、本実施形態において、風向変更部である用紙押さえ板120が、可動されるように構成されている。このため、固定されている場合に比べて、非送風時にサイドフェンス108側に収容できることにより、ユーザーが用紙を収納する際に円滑にすることができる点で効果がある。
次に、図6(b)乃至(d)を参照して、前述した各地点について、用紙給送方向から見た用紙を給送する場合の風の流れを説明する。なお、各図においては、矢印は、風の流れを示す。
図6(b)に示すように、A地点においては、送風口118は、用紙給送面Pよりも鉛直方向下方に開口するように形成されている。このため、送風された場合、用紙給送面Pよりも鉛直方向下方に開口していることによって、用紙と用紙の間に送風されることにより、用紙をばらすことができる。また、用紙押さえ板120は、用紙を鉛直方向上方から押さえる。このため、A地点においては、送風口118の開口により用紙を捌きつつ、用紙押さえ板120により、用紙を浮かせすぎない作用が得られる。また、このA地点において、送風口118の開口形状は、B地点やC地点に比較して、用紙給送方向に比較的細長く形成されている。これにより、A地点において、比較的強い風圧により、用紙を捌くことができる。さらに、本実施形態においては、少なくとも第一部であるA地点、第二部であるB地点、第三部であるC地点において、用紙に風を送ることができるため、給送部103付近の用紙の先端を一定の状態に保つことができる。このため、給送部103付近の用紙の先端がばたつくことが少なくなり、用紙を適切な角度で給送することができる。
図6(c)に示すように、B地点においては、送風口118は、用紙給送面Pに鉛直方向の下方から上方に跨るように開口が形成されている。このため、送風された場合、まず、A地点と同様に、用紙と用紙の間に送風されることで用紙をばらすことができる。さらに、用紙給送面Pよりも鉛直方向上方まで開口が形成されているため、用紙押さえ板120と、これにより変更された風により、A地点での風の流れに加えて、用紙が鉛直方向上方に上がりすぎない作用が得られる。
図6(d)に示すように、C地点においては、送風口118は、用紙給送面Pの鉛直方向下方に阻害部134が形成されている。なお、用紙給送面Pより鉛直方向上方では、B地点とほぼ同じ風の流れになる。本実施形態において、阻害部134が形成されていることにより、最上の用紙から2枚目以降の用紙に送風される風量を減少させる。このため、C地点では、最上の用紙から2枚目以降の用紙の浮上する高さを押さえられる。さらに、用紙押さえ板120により、変更された風によって、最上の用紙の鉛直方向上方からも送られる。このため、C地点においては、最上の用紙を浮上させながら、阻害部134により、最上の用紙から2枚目以降の用紙が上がりすぎることを防止することができる。特に、本実施形態においては、コート紙等の表面が平滑化されている用紙においては、最上の用紙と2枚目以降の用紙での分離効果が優れ、用紙の重送を防ぐことができる。
次に、図7を参照して、前述した風の流れを用紙給送方向側方から見た要部拡大図を示す。A乃至C地点については、図6と同様である。A地点において、最上の用紙を含めた複数枚の用紙を分離するため、浮上した状態になる。B地点において、浮上した最上の用紙のさらに鉛直方向上方から送風されるため、用紙の高さがA地点よりも鉛直方向下方に下がる。C地点において、最上の次以降の用紙に与えられる風量が規制され、かつ最上の用紙の上から風が与えられるため、用紙はB地点よりも全体的に鉛直方向で下がった状態になる。本実施形態において、前述した風の流れの作用により、給送部への角度が適正に保たれるので、用紙を円滑に給送することが可能となる。さらに、A地点では、用紙を捌いて浮揚させ、B地点では、用紙の上昇を抑え、C地点では、最上の用紙とその次の用紙の分離を促進し、その結果として、適切に給送可能な用紙の曲率を作り出すことができる。また、本実施形態においては、送風口118にA乃至C地点を送風口118付近に集中して配置することにより、用紙束に対して局所的に送風することができ、用紙のサイズに関わらず、風向変更と分離を行うことができる。
次に、図8乃至17を参照して、用紙給送方向側方から見た送風口118の開口形状の他の例を説明する。なお、用紙給送方向は、矢印Dに示す方向である。また、本実施形態における用紙給送装置においては、これら図8乃至図17に示す送風口118に、用紙押さえ板120を備えることによって、送風口118における用紙給送方向での用紙に対する風向を変更するように構成される。
図8には、用紙給送方向上流側の下端Byは、用紙給送面Pより鉛直方向上方にある送風口118が開示されている。この例では、用紙給送方向上流側において、鉛直方向下方からの風が相対的に減少することにより、最上面の用紙の浮き状態を維持する効果は小さい。しかし、図4の例に比べて、阻害部134が比較的大きく形成されていることにより、最上から2枚目の鉛直方向での下がり方が大きくなるため、最上の用紙とその二枚目を分離する作用が強い。
図9には、用紙給送方向上流側の下端Byと、用紙給送方向下流側の上端Axの高さとが鉛直方向で略同じに形成されている送風口118が開示されている。この例では、図8に示すの例に比べて用紙給送方向上流側において、風が相対的に増加することによって、用紙を鉛直方向上方に浮揚させる作用が強い。
図10には、複数の開口が、水平方向で重ならないように形成されている送風口118が開示されている。この例において、送風口118では、開口がない部分があるため、この鉛直方向において、用紙が上がりすぎることを防止する作用が強い。さらに、用紙給送方向上流側に阻害部134が形成されていることにより、分離効果が優れる。
図11には、用紙給送上流側及びその下流側で、開口の一部が互いに水平方向で重なっている送風口118が開示されている。この例において、図10に示す例に比べて、用紙給送方向下流側で捌いた用紙を浮かせ、重なっている部分においては、高さ方向において、用紙に対する風量を増加させることにより、用紙給送方向上流側で浮き状態を維持する作用が強い。さらに、用紙給送方向上流側に阻害部134が形成されていることにより、分離効果が優れる。
図12には、上端に、用紙給送方向上流側から下流側に下方に向かって傾斜部を有する送風口118が開示されている。この例において、開口形状が斜めに形成されていることによって、給送される用紙の傾斜を、よりなだらかにする作用が強い。このため、給送部に入る用紙の角度を適切にすることができる。さらに、阻害部134が形成されていることにより、最上の用紙とその次以降の用紙を分離することができる。
図13には、上端及び下端ともに用紙給送方向上流側から下流側に下方に向かって傾斜部を備える送風口118が開示されている。この例においては、図12に示す例に比べ、用紙給送方向下流側の開口が大きく形成されている。このため、用紙の捌きを高める作用が強い。さらに、阻害部134が形成されていることにより、最上の用紙とその次以降の用紙を分離することができる。また、上端及び下端の傾斜に沿って、用紙を上端及び下端の角度に沿った形でなだらかにする作用が強い。このため、給送部に対する給送角度を適切にすることができる。
図14には、上端及び下端ともに傾斜部を備える送風口118が開示されている。さらに、送風口118は、その傾斜の角度が、上端のほうが大きく形成されている。この例においては、図12や図13に示す例に比べ、開口上端の傾斜角度が大きいことにより、用紙の湾曲を大きくする作用が強い。このため、用紙給送方向上流側の用紙の浮きを維持することができる。さらに、用紙搬送方向下流側での開口が比較的小さく形成されることにより、用紙の捌きを適切にすることができ、給送部への用紙進入角度を適切にすることができる。また、阻害部134が形成されていることにより、最上の用紙とその次以降の用紙を分離することができる。
図15には、上端よりも下端のほうが傾斜角度が大きい送風口118が開示されている。図14で開示した例に比べ、用紙給送方向下流側での開口が大きくなることにより、用紙の捌きの作用が強い。また、阻害部134が形成されていることにより、最上の用紙とその次以降の用紙を分離することができる。
図16には、図4に示す例と略同様の送風口118が開示されている。この例においては、図4に示す例に加えて、斜め形状部を上端に備える点で異なる。この例において、斜め形状部により、用紙をよりなだらかにし、さらに、用紙給送方向下流側で捌きの作用が強い。このため、給送角度を適正にすることができる。また、阻害部134が形成されていることにより、最上の用紙とその次以降の用紙を分離することができる。
なお、図17(a)及び(b)に示すような送風口118の例もある。図17(a)に示される例では、送風口118は、用紙給送方向上流側の上端と下流側の下端の高さが略同じである。また、用紙搬送方向下流側には、開口が形成されている。図17(b)に示される例では、上端は同じ高さであるが、下端は上流側から下流側に向かって下方に傾斜している。また、用紙搬送方向上流側の下端が用紙給送方向下流側の下端よりも、鉛直方向で高く形成されているものが開示されている。図17(a)及び(b)に示すような例においては、いずれも、用紙給送方向上流側に阻害部134が形成されていることにより、分離効果が優れる。
次に、図18を参照して、本実施形態の用紙給送装置100に備えられる用紙給送方向から見た送風装置500の断面を説明する。送風装置500は、風を発生させる風発生部としてのブロアファン150と、このブロアファン150から発生した風を案内する風案内部としての送風路152とを備える。ブロアファン150は、各サイドフェンス108の外側に備えられる。送風路152には、その端部に可動軸123を備える用紙押さえ板120と、送風口118が形成されている。本実施形態においては、送風口118は、その断面積が、送風路152の断面積よりも小さく形成されている。したがって、風量一定のもとで、断面積が小さくなるように形成されることにより、送風口118で噴出される風圧を高めることができる。このため、用紙をより浮揚させることができる。なお、本実施形態において、ブロアファン150は、空気による風を発生させる。本実施形態において、ブロアファン150は、空気に限られず、風を発生させ、圧力変化により気流の流れを変えるものであればよい。
次に、図19を参照して、用紙給送装置100の斜視図を説明する。図19には、図8乃至図17に示すような送風口118をそれぞれ同一の形状のものを、対向配置された2つのサイドフェンス108に対称位置関係となるように配置されている用紙給送装置100の斜視図が開示されている。本実施形態において、送風口118をサイドフェンス108に対称配置することによって、用紙給送方向中心Cに均等の位置から送風されることにより、送風口118から噴出される風圧分布を均等にすることができ、用紙の捌きを向上させることができる。また、本実施形態において、用紙のサイズが変化した場合でも、用紙給送幅中心Cがサイドフェンス108に対し中央にあるため、風を用紙に対して均等に入れることができる。このため、用紙を適切に捌くことができる。さらに、本実施形態において、その風によって給紙トレイ102内の圧力が高まる。風は、対称配置された両側方から出て、用紙の中央付近でぶつかり合い、ぶつかり合った風は用紙給送方向の上流側及び下流側に吹き抜ける。このため、本実施形態において、この現象により、全体として、用紙が他の用紙から浮上して離れる。本実施形態において、用紙給送方向と、この用紙給送方向に直交する方向との両方の方向に風が流れることにより、用紙の重送を防止することができる。なお、本実施形態において、風が用紙給送方向上流側及び下流側に吹き抜けるため、特段の減圧手段を設けなくてもよい。
また、送風路152においては、送風路152の曲がりに対する外側の流速を速くすることができる。これにより、用紙押さえ板120の可動軸123側で、揺動を促進させることができ、その結果、風向変更をより促進することできる。
なお、図8乃至図17に示すような送風口118を互いに異なる形状の開口を対向配置されたサイドフェンス108に対称位置関係となるように配置された場合でも、異なる風が送られることによって、用紙に対して高い捌き効果を得ることができる。なお、各サイドフェンス108は、図示しない連動機構によって接近方向及び離間方向に、ピッチにて同期して進退するように構成されている。
また、図19に示すように、送風口118の用紙給送方向上流側及び下流側にそれぞれ用紙を押圧する用紙押圧部材112が配置される。用紙押圧部材112は、用紙給送方向側方から用紙束を押圧する。さらに、用紙押圧部材112は、用紙の斜行を補正し、安定給紙を行うように配置される。そして、用紙押圧部材112は、この用紙束の給送によるがたつきを防止するために、用紙束の鉛直方向の比較的上方の幅方向両側面を弾性的に押圧する。従来では、送風口118から用紙束側面に風を送った場合、紙間密着力が小さくなり、双方のサイドフェンス108間で送風により用紙がたつき、用紙が鉛直方向上方に移動してしまい、給紙安定性が低下する問題があった。本実施形態においては、用紙押圧部材112を配置することにより、用紙のがたつき及び用紙の上昇を防止することにより、安定的に給紙を行うことができる。なお、本実施形態においては、用紙押圧部材112は、板バネにより構成されている。用紙押圧部材112は、その他の形態として、マイラー、スポンジ、ステンレス棒等を用いても同様の効果が得られる。
以上のように、本実施形態に説明した用紙給送装置100を備えたプリンタ300によれば、分離が難しかったコート紙や厚紙等の分離性向上を図ることができる。そして、プリンタ300においては、用紙の重送が低減され、装置としての搬送品質の安定性を高め、画像品質の向上を高めることができる。
なお、本実施形態において、記録媒体として、用紙を用いている。本発明は、前述した用紙以外にも、コート紙、厚紙、OHPシート等でも同様の効果を奏することができる。すなわち、積載された状態の記録媒体の束であって、記録媒体間の密着力が特に強いものに対して有効である。
なお、本実施形態において、複写機やプリンタ等に用紙を供給する用紙媒体給送装置100を例に挙げて説明した。しかし、本発明は、これに限定されず、例えば、画像読取装置に設けられる自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)で原稿を用紙として供給する装置や、画像形成済みのシート間に合紙(厚紙、色紙、タブ付き用紙など)を挿入する合紙挿入装置で合紙を用紙として供給する装置など、用紙や記録媒体を供給する装置全般に広く適用可能であることは言うまでもない。
なお、本発明は、本実施形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施形態の中で示唆した以外にも、本実施形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数等は本実施形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数等にすることができる。
本実施形態であるプリンタ300の全体の構成を示す図である。 本実施形態における用紙給送装置100の斜視図と給送部103を拡大した斜視図である。 本実施形態における給紙トレイ102に備えられるサイドフェンス108を用紙給送方向側方から見た図である。 本実施形態における用紙給送方向側方から見た送風口118の特徴的な開口形状を示す図である。 本実施形態において特徴的な部分である送風口118を用紙給送方向から見た図である。 本実施形態における用紙給送方向側方又は用紙給送方向から見た用紙を給送する場合の図である。 風の流れを用紙給送方向側方から見た要部拡大図である。 用紙給送方向側方から見た送風口118の開口形状の他の例を示す図である。 用紙給送方向側方から見た送風口118の開口形状の他の例を示す図である。 用紙給送方向側方から見た送風口118の開口形状の他の例を示す図である。 用紙給送方向側方から見た送風口118の開口形状の他の例を示す図である。 用紙給送方向側方から見た送風口118の開口形状の他の例を示す図である。 用紙給送方向側方から見た送風口118の開口形状の他の例を示す図である。 用紙給送方向側方から見た送風口118の開口形状の他の例を示す図である。 用紙給送方向側方から見た送風口118の開口形状の他の例を示す図である。 用紙給送方向側方から見た送風口118の開口形状の他の例を示す図である。 用紙給送方向側方から見た送風口118の開口形状の他の例を示す図である。 本実施形態の用紙給送装置100に備えられる用紙給送方向から見た送風装置500の断面図である。 本実施形態における用紙給送装置100の斜視図である。 従来の用紙給送装置を用紙給送方向側方から見た図である。
符号の説明

100 用紙給送装置
101 底板
102 給紙トレイ
103 給送部
104 給紙コロ
106a 分離コロ
106b 戻しコロ
108 サイドフェンス
110 エンドフェンス
112 用紙押圧部材
118 送風口
120 用紙押さえ板
123 可動軸
130 第1の開口部
132 第2の開口部
134 阻害部
140a 突起
140b 突起
142 弾性部材
150 ブロアファン
152 送風路
200 画像形成装置本体部
300 プリンタ
400 大容量給紙トレイ
500 送風装置
601 送風口
603 給紙ローラ
605 上端ガイド

Claims (16)

  1. 記録媒体収納部に積載された記録媒体を一枚ずつ分離して給送する記録媒体給送装置において、
    前記記録媒体収納部の幅方向規制部材に開口し、積載された記録媒体の給送方向側方から記録媒体に風を送る送風口を備え、
    この送風口は、記録媒体を給送する記録媒体給送面に、鉛直方向で跨るように形成されるとともに、前記記録媒体給送面に対して記録媒体給送方向上流側の下端が記録媒体給送方向下流側の下端より高くなるように形成され、かつ、前記記録媒体給送面に対して記録媒体給送方向上流側の上端が記録媒体給送方向下流側の上端より高くなるように形成されていること
    を特徴とする記録媒体給送装置。
  2. 前記送風口は、記録媒体給送方向上流側の下端が、前記記録媒体給送面よりも鉛直方向で低くなるように形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の記録媒体給送装置。
  3. 前記送風口は、記録媒体給送方向下流側の上端と下端の間の距離が、記録媒体給送方向上流側の上端と下端の間の距離より小さくなるように形成されていること
    を特徴とする請求項1又は2記載の記録媒体給送装置。
  4. 前記送風口は、記録媒体給送方向下流側の上端が、前記記録媒体給送面よりも低くなるように形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の記録媒体給送装置。
  5. 前記送風口は、記録媒体の鉛直方向上側を押さえる記録媒体押さえ部を備えること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の記録媒体給送装置。
  6. 前記送風口は、その上端において記録媒体給送方向上流側から下流側に向かって、鉛直方向にて、下方に傾斜する傾斜部を備えること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の記録媒体給送装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の記録媒体給送装置において、
    記録媒体給送方向上流側及び下流側に、積載された記録媒体を押圧する記録媒体押圧部材を備えること
    を特徴とする記録媒体給送装置。
  8. 前記送風口は、記録媒体給送方向下流側に備えられる第1の開口部と、
    この第1の開口部よりも記録媒体給送方向上流側に備えられる第2の開口部とを備えること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の記録媒体給送装置。
  9. 前記第1の開口部と前記第2の開口部は、その一部が水平方向で重なる位置に形成されていること
    を特徴とする請求項8に記載の記録媒体給送装置。
  10. 請求項8又は9に記載の記録媒体給送装置において、
    前記第1の開口部は、前記記録媒体給送面よりも鉛直方向で低い位置に配置され、かつ記録媒体給送方向に延びるように形成され、
    前記第2の開口部は、前記第1の開口部の記録媒体給送方向上流側に配置され、かつ前記記録媒体給送面よりも鉛直方向で高い位置まで形成されること、
    を特徴とする記録媒体給送装置。
  11. 前記第1の開口部の記録媒体給送方向の長さAと前記第2の開口部の記録媒体給送方向の長さBとが、A>Bの関係になるように構成されること
    を特徴とする請求項10に記載の記録媒体給送装置。
  12. 前記送風口は、対向配置された前記幅方向規制部材に対称位置関係となるように配置されていること
    を特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の記録媒体給送装置。
  13. 前記送風口は、対向配置された前記幅方向規制部材に異なる形状の開口を対称位置関係になるように配置されていること
    を特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の記録媒体給送装置。
  14. 請求項1乃至13のいずれか一項に記載の記録媒体給送装置において、
    風を発生させる風発生部を備え、
    前記風発生部と前記送風口との間には風を案内する風案内部を備え、
    前記送風口は、その断面積が、前記風案内部の断面積よりも小さいこと
    を特徴とする記録媒体給送装置。
  15. 請求項7乃至14のいずれか一項に記載の記録媒体給送装置において、
    前記送風口及び前記記録媒体押圧部材は、前記幅方向規制部材に備えられること
    を特徴とする記録媒体給送装置。
  16. 請求項1乃至15のいずれか一項に記載の前記記録媒体給送装置を備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
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