JP5193941B2 - 統合コントロールユニットのフェールセーフ回路及び電動ステアリングロック装置 - Google Patents
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図1に示すように、車両1には、車両キーとして使用される電子キー2との間で無線通信によりキー照合を行って、このキー照合の成立を条件にドアロックの施解錠やエンジン始動等が許可又は実行される電子キーシステム3が設けられている。電子キー2は、車両1との間で狭域無線通信が可能であって、電子キー2が固有に持つIDコードをキーコードとして無線通信により車両1に発信して車両1にキー照合を行わせることが可能なキーのことをいう。電子キーシステム3には、電子キー2からキーコードとしてIDコードを発信するときに個別のキー操作が不要であるキー操作フリーシステムが含まれている。なお、車両1が機器に相当し、電子キー2がキーに相当する。
まずは、ステアリングロックのロック動作について述べる。ところで、ステアリングロックをロックさせる際において統合ECU4が電源供給要求Sdnを出力する条件は、例えば、シフト位置がP位置であること、イグニッションがオフしていること、統合ECU4からロック作動命令が有ったことなどの諸条件が成立することが条件とされている。なお、イグニッションオフとは、単なるイグニッションリレー21のオフのみならず、スタータリレー22のオフも広く含むものとする。
(1)照合ECUと電源制御ECUとを1つの統合ECU4にまとめ、統合ECU4の電源供給要求Sdnの出力経路上に保護回路38を設ける。そして、作動命令Ssdはマイクロコンピュータ23から直出しするとともに、イグニッションリレーオフ通知Sigはホールドラッチ回路29を介して出力しつつ、電源供給要求SdnはシフトP検出の有無が条件の出力とした。このため、統合ECU4がステアリングロックECU12を制御するのに必要な作動命令Ssd、電源供給要求Sdn、イグニッションリレーオフ通知Sigが、各々異なる系統の出力となるので、統合後も統合前の3重系を同様に維持することができる。また、統合ECU4は1つのマイクロコンピュータ23からなるので、統合ECU4をコンピュータ23が1つという簡素な構成で済ますこともできる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・ 保護回路38の回路構成は、実施形態に述べた構成に限定されず、適宜変更可能である。
・ 外部指令は、必ずしもシフトP検出信号Spに限定されず、他の信号を使用してもよい。
・ 第1作動指令及び第2作動指令は、作動命令Ssdと電源供給要求Sdnとに限定されず、種々の信号が採用可能である。
・ トランジスタ44は、FET等の種々の素子が採用可能である。
・ コンピュータは、必ずしも1チップICからなるものに限定されず、要は少なくともCPUを備えたものであればよい。
・ ステアリングロックの構成は、ロックバー14をステアリングシャフト15の溝16に系脱することでロック/アンロックを切り換えるものに限らず、ステアリングホイールの回動操作を規制可能であれば、その構造は特に限定されない。
・ キー操作フリーシステムは、双方向通信の往路と復路とでそれぞれ周波数が異なることに限らず、同じとしてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
Claims (6)
- 元々は別であった2つの機能を1つのコンピュータで管理することにより、各機能のコンピュータごとに存在していた2つのコントロールユニットを1つに統合した統合コントロールユニットのフェールセーフ回路であって、
制御対象に対してこれまで別々のコンピュータから出力していた各動作指令を、前記1つのコンピュータから出力させる指令出力手段と、
2つ存在する前記動作指令の出力経路のうちの一方に設けられ、当該出力経路から得る動作指令と前記コンピュータの外部から取得する外部指令とから、前記制御対象を制御する新たな動作指令を生成する指令生成手段とを備え、
前記指令出力手段が前記制御対象に対して直に出す第1動作指令と、前記指令生成手段が新たな動作指令として生成する第2動作指令とにより前記制御対象を制御して、当該制御対象のフェールセーフ性を統合前と同じレベルで確保することを特徴とする統合コントロールユニットのフェールセーフ回路。 - 前記指令出力手段には、前記制御対象の動作内容を管理する動作管理手段と、前記制御対象への電源供給を管理する電源供給管理手段とが設けられ、
前記動作管理手段は、前記制御対象への作動命令を前記第1動作指令として出力し、
前記指令生成手段は、前記電源供給管理手段の出力経路上に設けられ、前記制御対象への電源供給要求を前記第2動作指令として出力することを特徴とする請求項1に記載の統合コントロールユニットのフェールセーフ回路。 - 前記指令出力手段は、前記指令生成手段に前記動作指令を出力する指令ポートが、前記制御対象に施錠動作を行わせるものと解錠動作を行わせるものとで、それぞれ別ポートとして分けられ、
前記指令生成手段は、前記施錠動作側の指令ポートから前記動作指令を受け付けると、前記外部指令を加味して前記第2動作指令を出力し、前記解錠動作側の指令ポートから前記動作指令を受け付けると、無条件で前記第2動作指令を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の統合コントロールユニットのフェールセーフ回路。 - 前記外部指令は、前記制御対象が搭載された車両において、当該車両のシフトレバーの操作位置が駐車位置であることを通知するシフト駐車位置信号であることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の統合コントロールユニットのフェールセーフ回路。
- 1つに統合された前記コントロールユニットは、前記制御対象を搭載した機器のキーから無線によりIDコードを取得して、該IDコードの正否を見る照合コントロールユニットと、前記制御対象の電源を管理する電源コントロールユニットとであることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の統合コントロールユニットのフェールセーフ回路。
- CPUやメモリからなるステアリングロックコントロールユニットにより動作が管理され、当該コントロールユニットによってアクチュエータを介してロック部材をステアリングホイール又はその支持部材に係脱することにより、ステアリングロックを施解錠する電動ステアリングロック装置において、
前記ステアリングロックコントロールユニットに対して各種動作指令を出力する2つのコンピュータを1つとすることにより、2つのコントロールユニットが1つの統合コントロールユニットとして統合された構成であって、
前記統合コントロールユニットのコンピュータから前記ステアリングロックコントロールユニットに対して各動作指令を出力させる指令出力手段と、
2つ存在する前記動作指令の出力経路のうちの一方に設けられ、当該出力経路から得る動作指令と前記コンピュータの外部から取得する外部指令とから、前記ステアリングロックコントロールユニットを制御する新たな動作指令を生成する指令生成手段とを備え、
前記指令出力手段が前記ステアリングロックコントロールユニットに対して直に出す第1動作指令と、前記指令生成手段が新たな動作指令として生成する第2動作指令とにより前記ステアリングロックコントロールユニットを制御して、当該ステアリングロックコントロールユニットのフェールセーフ性を統合前と同じレベルで確保することを特徴とする電動ステアリングロック装置。
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