JP5193825B2 - 移動側メンバーの収納時保持装置 - Google Patents

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本発明は、移動側メンバーが最も収納された状態で固定側メンバーに保持され、不用意に移動側メンバーが飛び出すことのない移動側メンバーの収納時保持装置、あるいは、固定側メンバーに対し中間メンバーが完全に収納され、中間メンバーに対し移動側メンバーが完全に収納された状態(最小短縮状態)から、移動側メンバーと連結された機器類を前方に引き出すと、まず、中間メンバーが移動側メンバーを収納した状態で、固定側メンバーに対し前方に摺動して完全に引き出された状態で停止し、次に、中間メンバーに対し移動側メンバーが前方に摺動して最も引き出された状態(最大伸長状態)となる、いわゆる、シーケンシャル機能を有するスライドレールにおける移動側メンバーの保持装置に関するものである。
従来、上記機能を有するスライドレールとして、固定側メンバーと移動側メンバーの両
ボール摺動凹溝内に弾性的に嵌合する取付基板と、取付基板の上下端部に連結されたレールの摺動方向に突出する上下ブレーキ脚部よりなるブレーキ装置を固定側メンバーの後端部に設け、移動側メンバーの収納時、固定側メンバーと移動側メンバーの両ボール摺動凹溝内に上下ブレーキ脚部を弾性的に嵌合したものが提供されている。(例えば特許文献1参照)
この場合、移動側メンバーを固定側メンバーに最終的に収納する為の押込み力と、収納された移動側メンバーを摺動さすための引出し力はほぼ等しくなるので、軽い力で収納され、強い保持力で移動側メンバーを保持することはできなかった。
又、シーケンシャル機能を有するスライドレールのものとしては、中間メンバーの内面摺動凹溝と、移動側メンバーのボール摺動凹溝間に位置する横振れ規制部と、横振れ規制部の後方に連設された、上下方向に適度な弾性を有する弾性脚部と、弾性脚部の後端部に連設され、移動側メンバーが中間メンバーに完全に収納された状態を保持する保持突部よりなる移動側メンバー保持部を有する合成樹脂製の移動側メンバー保持部材を中間メンバーの後端部に設ける一方、移動側メンバー保持部材の保持突部に対応して、移動側メンバーのボール摺動凹溝の後端部に支持凹部を形成したものが提供されている。(例えば特許文献2参照。)
この場合、移動側メンバーに支持凹部を形成する必要があるので、シーケンシャル機能を有するスライドレールとして当初から製作する必要があり、スライドレールの基本構造が多様となり、生産効率、在庫管理等の面で好ましくなかった。
又、移動側メンバーの保持力は、弾性脚部の弾力だけによるものであるから、保持力を強めるため弾力を強くすると、移動側メンバーの収納時の摺動にも強い力を必要とし、スライドレールの機能を低下させる恐れがあった。
実公平5−15789号公報 特開2002−34689号公報
本発明は、上記問題に鑑み、共通の基本構造を有することで、生産効率を向上させ、在庫管理も容易で、
スライドレールのスライド機能に影響を与えることがなく、簡単な構造で、収納力以上の強い保持力を得る事ができる移動側メンバーの保持装置を得る事を課題とする。
上記課題を解決する為、本発明が手段とする第1の特徴は、移動側メンバーが完全に収納された状態で、移動側メンバーの収納状態を保持する移動側メンバー保持部材が、移動側メンバーを摺動自在に保持する保持メンバーの後端部に設けられた移動側メンバーの収納時保持装置において、移動側メンバー保持部材は、保持メンバーの基板の内面に沿った形状の取付基板と、保持メンバーのボール摺動溝内面に嵌合し、移動側メンバーが完全に収納された状態で、前端部内面が移動側メンバーのボール摺動溝に圧接する、取付基板の上下端部側で前方に突出して形成された嵌合圧接脚部と、移動側メンバーが完全に収納された状態で、後端部内面が移動側メンバーのボール摺動溝に圧接する、取付基板の上下端部側で後方に突出しながら互いに近づく方向に傾斜して形成された弾性圧接脚部と、移動側メンバーが完全に収納された状態で、外面側が保持メンバーのボール摺動溝に圧接するよう弾性圧接脚部と嵌合圧接脚部の連続部分で、取付基板の上下端部に形成された連設部より構成されているものである。
次に、上記課題を解決するため本発明が手段とする第2の特徴は、移動側メンバーが完全に収納された状態で、移動側メンバーの収納状態を保持する移動側メンバー保持部材が、移動側メンバーを摺動自在に保持する中間メンバーの後端部に設けられた移動側メンバーの収納時保持装置において、移動側メンバー保持部材は、中間メンバーの基板の内面に沿った形状の取付基板と、中間メンバーのボール摺動溝内面に嵌合し、移動側メンバーが完全に収納された状態で、前端部内面が移動側メンバーのボール摺動溝に圧接する、取付基板の上下端部側で前方に突出して形成された嵌合圧接脚部と、移動側メンバーが完全に収納された状態で、後端部内面が移動側メンバーのボール摺動溝に圧接する、取付基板の上下端部側で後方に突出しながら互いに近づく方向に傾斜して形成された弾性圧接脚部と、移動側メンバーが完全に収納された状態で、外面側が中間メンバーのボール摺動溝に圧接するよう弾性圧接脚部と嵌合圧接脚部の連続部分で、取付基板の上下端部に形成された連設部より構成されているものである。
次に、上記課題を解決するため本発明が手段とする第3の特徴は、上記第1の特徴、又は、上記第2の特徴に加え、取付基板と、嵌合圧接脚部と、弾性圧接脚部と、連設部は合成樹脂材にて一体に形成されているものである。
請求項1に記載の発明によると、移動側メンバー保持部材は、取付基板の上下端部で、前方に突出する嵌合圧接脚部と、後方に突出する弾性圧接脚部と、嵌合圧接脚部と弾性圧接脚部間に位置して設けられた連設部より構成され、嵌合圧接脚部は、移動側メンバーが完全に収納された状態で、前端部内面が移動側メンバーのボール摺動溝に圧接するよう形成され、弾性圧接脚部は、移動側メンバーが完全に収納された状態で、後端部内面が移動側メンバーのボール摺動溝に圧接するよう互いに近づく方向に傾斜して形成され、連設部は、移動側メンバーが完全に収納された状態で外面側が中間メンバーのボール摺動溝に圧接するよう構成されているので、移動側メンバーの最終収納当初は、嵌合圧接脚部は、移動側メンバーのボール摺動溝に圧接することがないので、軽い収納力で収納されてゆき、移動側メンバーのボール摺動溝の先端部分が弾性圧接脚部に圧接しはじめると、弾性圧接脚部間を押し広げるよう作用し、連設部が保持メンバーのボール摺動溝の内面に圧接し、この部分が支点となって、嵌合圧接脚部の前端部内面が互いに近づく方向に変移し、移動側メンバーのボール摺動溝に圧接する。
すなわち、移動側メンバーが完全に収納された状態では、嵌合圧接脚部の前端部内面と弾性圧接脚部の後端部内面が移動側メンバーのボール摺動溝に、連設部外面が保持メンバーのボール摺動溝の内面に圧接するので、強い保持力で移動側メンバーは保持メンバーに保持される。
請求項2に記載の発明によると、移動側メンバーは中間メンバーに強い保持力で保持されるので、確実なシーケンシャル機能をもったスライドレールを提供することが出来る。
請求項3に記載の発明によると、取付基板と、嵌合圧接脚部と、弾性圧接脚部と、連設部は合成樹脂材にて一体に形成されているので、構造が簡単で、安価に製作でき、嵌合圧接脚部は、ボール摺動溝内面に嵌合して取り付けられるので、移動側メンバー保持部材の取付作業も容易である。
移動側メンバーが完全に収納された状態で、移動側メンバーの収納状態を保持する移動側メンバー保持部材が、移動側メンバーを摺動自在に保持する中間メンバーの後端部に設けられた移動側メンバーの収納時保持装置において、移動側メンバー保持部材は、中間メンバーの基板の内面に沿った形状の取付基板と、中間メンバーのボール摺動溝内面に嵌合し、移動側メンバーが完全に収納された状態で、前端部内面が移動側メンバーのボール摺動溝に圧接する、取付基板の上下端部側で前方に突出して形成された嵌合圧接脚部と、移動側メンバーが完全に収納された状態で、後端部内面が移動側メンバーのボール摺動溝に圧接する、取付基板の上下端部側で後方に突出しながら互いに近づく方向に傾斜して形成された弾性圧接脚部と、移動側メンバーが完全に収納された状態で、外面側が中間メンバーのボール摺動溝に圧接するよう弾性圧接脚部と嵌合圧接脚部の連続部分で、取付基板の上下端部に形成された連設部より構成され、取付基板と、嵌合圧接脚部と、弾性圧接脚部と、連設部は合成樹脂材にて一体に形成されているものである。
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図3において、符号100はスライドレールを示し、スライドレール100は、固定側メンバー1と、外側ボールリテーナー12に回転自在に保持されたボール13・・・を介して固定側メンバー1に摺動自在に保持された保持メンバー(以下中間メンバーと云う。)2と、内側ボールリテーナー4に回転自在に保持されたボール44・・・を介して中間メンバー2に摺動自在に保持された移動側メンバー3より構成されている。
すなわち、固定側メンバー1は、基板10と、上下折曲縁11、11よりチャンネル型に形成され、上下折曲縁11、11内面と中間メンバー2の外面間に位置する複数個のボール13・・・を介して、中間メンバー2を摺動自在に保持している。複数個のボール13・・・は、固定側メンバー1のほぼ半分程度の長さとなした略C字形の外側ボールリテーナー12・・・に回転自在に保持されている。
そして、固定側メンバー1の基板10の後端部には、中間メンバー2の収納時ストッパー15が形成され、基板10の前端部には前記外側ボールリテーナー12の引出し方向への移動範囲を規制するリテーナー前ストッパー(図示せず。)が形成されている。
中間メンバー2は、固定側メンバー1とほぼ同長で、基板20と上下折曲縁21、21より固定側メンバー1と同方向の略チャンネル型に形成され、上下折曲縁21、21の外面に、摺動方向に渡って前記ボール13・・・が転動する外面側ボール摺動溝22、22を有し、上下折曲縁21、21の内面に、摺動方向に渡ってボール44・・・が転動するボール摺動溝23、23を有している。
そして、基板20の後端部には、中間メンバー2の最大引出し時に、前記固定側メンバー1のリテーナー前ストッパー(図示せず。)に前端部が当接した外側ボールリテーナー12の後端部に当接して、中間メンバー2の最大引出し量を規制するリテーナー後ストッパー(図示せず。)が形成され、移動側メンバー3が中間メンバー2に収納された時、内側ボールリテーナー4の後端部が当接するボールリテーナー後端ストッパー(図示せず。)が基板20の後部所定位置に移動側メンバー3方向に突出して形成され、移動側メンバー3が中間メンバー2に対し最も引き出された時、内側ボールリテーナー4の前端部が当接するボールリテーナー前端ストッパー(図示せず。)が基板20の前部所定位置に移動側メンバー3方向に突出して形成されている。
符号25は、基板20の後端部に形成された移動側メンバー保持部材7を取付けるための嵌合取付孔を示している。
移動側メンバー3は、固定側メンバー1とほぼ同長に形成され、内側ボールリテーナー4に保持されたボール44・・・を介して摺動自在な大きさで、金属製の細条板の短手両端部を外向き円弧状に折り曲げて形成された、外面長手方向にボール44・・の摺動面33、33を有する上下折曲縁31、31と基板30より断面略C字型に形成され、中間メンバー2に完全に収納されたとき、中間メンバー2の基板20の前端面に当接する移動側メンバー前端ストッパー35が基板30の前端部に形成され、中間メンバー2から最も引き出された時、内側ボールリテーナー4の後端に当接する伸長時ストッパー(図示せず。)が形成されている。
移動側メンバー保持部材7は、中間メンバー2の基板20の内面に沿った形状の取付基板71と、中間メンバー2のボール摺動溝23、23の内面側に嵌合し、移動側メンバー3が完全に収納された状態で、前端部内面が移動側メンバー3のボール摺動溝33、33に圧接する、取付基板71の上下端部側で前方に突出して形成された嵌合圧接脚部72、72と、移動側メンバー3が完全に収納された状態で、後端部内面が移動側メンバー3のボール摺動溝33、33に圧接する、取付基板71の上下端部側で後方に突出しながら互いに近づく方向に傾斜して形成された弾性圧接脚部73、73と、移動側メンバーが完全に収納された状態で、外面側が中間メンバー2のボール摺動溝23、23に圧接するよう弾性嵌合脚部72、72と嵌合圧接脚部73、73の連続部分で、取付基板71の上下端部に形成された連設部74、74と、中間メンバー2に形成された嵌合取付孔25の前後方向で嵌合する、取付基板71の上下方向の中央部裏面側に形成された嵌合突起76より構成されている。
そして、弾性圧接脚部73、73が、移動側メンバー3の摺動面33に弾性的に圧接して所望の効果を得るには、ボール摺動溝33と弾性圧接脚部73間に所定の摩擦力を発生させる必要がある。そして、この摩擦力は、弾性圧接脚部73とボール摺動溝33との接触面積、弾性圧接脚部73の弾性力に影響される。
しかしながら、接触面積を大きくするため弾性圧接脚部を太くすると必然的に弾性力が強くなるが、移動側メンバー3の摺動が弾性圧接脚部73、73で円滑でなくなり、スライドレール100としての品質に影響を及ぼすこととなる。
本発明では、取付基板71の後方に突出して弾性圧接脚部73、73を設け、取付基板71の前方に突出して、嵌合圧接脚部72、72を設け、弾性圧接脚部73、73と嵌合圧接脚部72、72間に連設部74をもうけているので、弾性圧接脚部73、73間が押し広げられると、連設部74、74が中間メンバー2のボール摺動溝23、23に圧接し、この部分が支点となって、嵌合圧接脚部72、72の先端部分を近付ける方向に変移させ、
前端部内面が移動側メンバー3のボール摺動溝23、23の内面に圧接し、同時に弾性圧接脚部73、73後端部内面が移動側メンバー3のボール摺動溝33、33の内面に圧接し移動側メンバー3を保持する。
そして、移動側メンバー保持部材7は、中間メンバー2に取付けられた状態で、嵌合圧接脚部72、72が、中間メンバー2のボール摺動溝23、23に圧接し、取付基板71が中間メンバー2の基板20に沿った形状となっているので上下方向、及び、厚み方向に移動することはなく、嵌合突起76が嵌合取付孔25の前後方向で嵌合するので、移動側メンバー保持部材7は前後方向にも移動することはない。
本発明は上記の如く構成され、次のように作用する。
固定側メンバー1に中間メンバー2が収納され、中間メンバー2に移動側メンバー3が収納された状態(機器類、引出し等が収納された状態、図1、図8に示す。)で移動側メンバー3が前方に引きだされると、移動側メンバー保持部7の嵌合圧接脚部72、72の前端部内面、弾性圧接脚部73、73の後端部内面、及び、連設部74、74の外面が移動側メンバー3のボール摺動溝33、33、中間メンバー2のボール摺動溝23、23に圧接しているので、移動側メンバー3は中間メンバー2に保持されながら、中間メンバー2と共に前方に摺動する。
そして、中間メンバー2のリテーナー後ストッパーが外側ボールリテーナー12の後端に当接し、同時に、外側ボールリテーナー12の前端部が固定側メンバー1のリテーナー前ストッパーに当接して、固定側メンバー1に対して中間メンバー2の摺動は停止する。
更に、移動側メンバー3が引き出されると、移動側メンバー保持部7の弾性圧接脚部73、73、嵌合圧接脚部72、72、連設部74とボール摺動溝23、23、33、33、との摩擦力に抗して、移動側メンバー3は中間メンバー2に対し前方に摺動し、弾性圧接脚部73、73の後端部から移動側メンバー3の後端部が前側に位置するにしたがって、弾性圧接脚73、73が近づく方向に変移し、同時に、嵌合圧接脚部72、72とボール摺動溝3333との圧接力、及び、連設部74、74とボール摺動溝23、23との圧接力が弱まり、中間レール2から移動側レール3は円滑に引き出される。
移動側メンバー3がさらに前方に摺動すると、中間メンバー2の前端部に形成されたボールリテーナー前端ストッパーに内側ボールリテーナー4の前端部が当接し、同時に、内側ボールリテーナー4の後端部に移動側メンバー3の伸長時ストッパーが当接して、中間メンバー2に対し、移動側メンバー3が最大伸長状態となる。すなわち、スライドレール100は最大伸長状態となる。
スライドレール100の最大伸長状態から移動側メンバー3が収納される場合、移動側メンバー3(機器類、引出し等を収納)を収納していくと、やがて、移動側メンバー3のボール摺動溝33、33の後端が、嵌合圧接脚部72、72を通過し、連設部74、74から、
弾性圧接脚部73、73間に当接すると、この状態を維持しながら、中間メンバー2を摺動させ、やがて、中間メンバー2の後端面が緩衝部材を介して収納時ストッパー15の当接し、中間メンバー2の摺動は停止する。(図6に示す状態)
次に、移動側メンバー3のボール摺動溝33の孔端部は、弾性圧接脚部73、73を押し広げて、弾性圧接脚部73、73をボール摺動溝33、33に圧接させながら後方に移動すると、弾性圧接脚部73、73と嵌合圧接脚部72、72間に連設部74を設けているので、弾性圧接脚部73、73間が押し広げられると、連設部74、74が中間メンバー2のボール摺動溝23、23に圧接し、この部分が支点となって、嵌合圧接脚部72、72の先端部分を近付ける方向に変移させ、前端部内面が移動側メンバー3のボール摺動溝23、23の内面に圧接し、同時に弾性圧接脚部73、73の後端部内面が移動側メンバー3のボール摺動溝33、33の内面に圧接し、連設部74、74の外面が中間メンバー2のボール摺動溝23に圧接し、移動側メンバー3を保持する。(図8に示す状態。)
本発明を具備したスライドレールの最短縮小状態の斜視図 本発明を具備したスライドレールの最大伸長状態の斜視図 スライドレールの基本構造を示す要部拡大断面図 移動側メンバー保持部材が取り付く箇所の中間メンバーの要部斜視図 移動側メンバー保持部材の斜視図 移動側メンバー保持部材に移動側メンバーが保持され始めた状態を示す要部断面図 移動側メンバー保持部材に移動側メンバーが保持される途中の状態を示す要部断面図 移動側メンバー保持部材に移動側メンバーが完全に保持された状態を示す要部断面図 図8に対応する要部縦断面図
符号の説明
1 固定側メンバー
100 スライドレール

中間メンバー
20 基板
23、23 ボール摺動溝
3 移動側メンバー
33、33 ボール摺動溝
7 移動側メンバー保持部材
71 取付基板
72、72 嵌合圧接脚部
73、73 弾性圧接脚部
74、74 連設部
76 嵌合突起

Claims (3)

  1. 移動側メンバーが完全に収納された状態で、移動側メンバーの収納状態を保持する移動側メンバー保持部材が、移動側メンバーを摺動自在に保持する保持メンバーの後端部に設けられた移動側メンバーの収納時保持装置において、移動側メンバー保持部材は、保持メンバーの基板の内面に沿った形状の取付基板と、保持メンバーのボール摺動溝内面に嵌合し、移動側メンバーが完全に収納された状態で、前端部内面が移動側メンバーのボール摺動溝に圧接する、取付基板の上下端部側で前方に突出して形成された嵌合圧接脚部と、移動側メンバーが完全に収納された状態で、後端部内面が移動側メンバーのボール摺動溝に圧接する、取付基板の上下端部側で後方に突出しながら互いに近づく方向に傾斜して形成された弾性圧接脚部と、移動側メンバーが完全に収納された状態で、外面側が保持メンバーのボール摺動溝に圧接するよう弾性圧接脚部と嵌合圧接脚部の連続部分で、取付基板の上下端部に形成された連設部より構成されている事を特徴とする移動側メンバーの収納時保持装置。
  2. 移動側メンバーが完全に収納された状態で、移動側メンバーの収納状態を保持する移動側メンバー保持部材が、移動側メンバーを摺動自在に保持する中間メンバーの後端部に設けられた移動側メンバーの収納時保持装置において、移動側メンバー保持部材は、中間メンバーの基板の内面に沿った形状の取付基板と、中間メンバーのボール摺動溝内面に嵌合し、移動側メンバーが完全に収納された状態で、前端部内面が移動側メンバーのボール摺動溝に圧接する、取付基板の上下端部側で前方に突出して形成された嵌合圧接脚部と、移動側メンバーが完全に収納された状態で、後端部内面が移動側メンバーのボール摺動溝に圧接する、取付基板の上下端部側で後方に突出しながら互いに近づく方向に傾斜して形成された弾性圧接脚部と、移動側メンバーが完全に収納された状態で、外面側が中間メンバーのボール摺動溝に圧接するよう弾性圧接脚部と嵌合圧接脚部の連続部分で、取付基板の上下端部に形成された連設部より構成されている事を特徴とする移動側メンバーの収納時保持装置。
  3. 取付基板と、嵌合圧接脚部と、弾性圧接脚部と、連設部は合成樹脂材にて一体に形成されている事を特徴とする請求項1、又は、請求項2に記載の移動側メンバーの収納時保持装置。
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