JP5193388B2 - ねじ締め用端子の係止構造 - Google Patents

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本発明は、電気接続箱内に電源用等の電線付きの端子を係止させ、その状態でバスバー等の回路にボルトでねじ締め接続するねじ締め用端子の係止構造に関するものである。
図6は、従来のねじ締め用端子の係止構造の一形態を示すものである(特許文献1参照
)。
この構造は、絶縁樹脂製の接続箱本体(ヒューズブロック本体)61の端子台62にバスバー(図示せず)を配置すると共に、バスバーの上に電線付きのねじ締め用端子63の水平な板部68を配置し、垂直な枠状部64を接続箱本体61の左右一対の係止爪65で仮止めした状態で、ボルト66を端子63のスロット孔とバスバーの孔部に挿通して端子台内のナット(図示せず)に螺挿することで、端子63をバスバーに接続するものである。
端子63の枠状部64は垂直に立ち上げられ、枠状部内の開口67が端子63の水平な板部68のスロット孔に続き、板部68の垂直に折り曲げられた基部側に電線圧着部69が形成されている。仮締めしたボルト66の頭部が開口67を経てスロット孔にボルト軸部がスライド係合し、その状態でボルト66が本締めされる。係止爪65は接続箱本体61の垂直な壁部に左右一対水平に突設され、枠状部64の開口67に進入して枠状部64の左右端部に係合する。枠状部64の上端は壁部側のリブ70で当接停止される。
端子63の圧着部69に続く電線71は自動車のオルタネータ等に接続される。バスバーは接続箱本体61内のヒュージブルリンク(図示せず)に接続され、ヒュージブルリンクは他の端子付き電線72で負荷側に接続される。接続箱本体61は図示しない合成樹脂製の外側の接続箱本体(フレーム)内にリレーやヒューズやコネクタと共に装着され、外側の接続箱本体(図示せず)にカバー(図示せず)が被着されて電気接続箱を構成する。
特開2006−4733号公報(図1)
しかしながら、上記従来のねじ締め用端子の係止構造にあっては、仮締めしたボルト66に端子63をスライド係合させた際に、端子63の押し込みが不十分である場合(係止爪65が枠状部64に不完全嵌合である場合)に、端子63とバスバーとの接触面積が減少して電気的導通に支障を生じたり、ボルト66の締付時に端子63が回動して位置ずれや干渉を生じたり、締付後の端子63が振動等でボルト66から外れやすくなるという懸念があった。
また、端子63をボルト66に沿ってスライドさせつつ枠状部64を係止爪(係止部)65に係合させる際に、枠状部64が係止爪65に突き当たって係合がスムーズに行われなかったり、枠状部64を係止爪65に斜め方向から挿入したり、こじったりした場合等に係止外れを起こし兼ねないという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、端子と接続箱本体の係止部との不完全係合を防止して、端子を係止部に確実に係止(仮止め)することができ、また、端子を係止部に作業性良くスムーズに且つしっかりと係合させることのできるねじ締め用端子の係止構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るねじ締め用端子の係止構造は、絶縁樹脂製の接続箱本体に端子収納用の周壁と該周壁内の可撓性の一対の係止部とが設けられ、該周壁内で電線付きの端子のボルト頭部挿通用の枠状部が該一対の係止部で係止され、該端子が相手回路にねじ締め接続される構造であって、前記一対の係止部に隣接して前記周壁に一対のリブが設けられ、前記枠状部の両側に一対のリブが設けられ、前記端子の係止状態で、該周壁側のリブの内面と該枠状部側のリブの外面とが接触することを特徴とする。
上記構成により、端子が周壁内に完全に挿入されて係止部に完全に係止された状態で、周壁側のリブの内面と枠状部側のリブの外面とが面接触することで、枠状部側のリブが周壁側のリブに安定に支持され、端子がボルト締付方向にしっかりと廻り止めされ、且つ周壁内で正確に位置決めされて、係止部への係止が強固に確実に行われる。
請求項2に係るねじ締め用端子の係止構造は、請求項1記載のねじ締め用端子の係止構造において、前記枠状部と前記枠状部側のリブの外面とが湾曲面で続いたことを特徴とする。
上記構成により、端子の枠状部とリブとの交差部が湾曲面で滑らかに続いているから、端子を周壁内に挿入する際に、湾曲面が係止部に小さな摩擦力でスムーズに摺接して、端子の挿入及び係止がスムーズに行われる。
請求項3に係るねじ締め用端子の係止構造は、請求項1又は2記載のねじ締め用端子の係止構造において、前記周壁は左右と後側の垂直な壁部で成り、該左右の壁部の内側に各内壁が形成され、該各内壁に各一対の垂直なスリットが設けられ、該各一対のスリットの間に前記一対の係止部が形成され、該左右の壁部と該各内壁との間に該一対の係止部の撓み空間が形成され、前記端子を覆うカバーが前記接続箱本体に装着され、該一対の係止部の撓み空間に該カバーの各突板部が進入することを特徴とする。
上記構成により、周壁内に端子をスライド式に挿入し、枠状部を係止部に係合させる際に、挿入が不完全で係止部が撓んだ状態で停止した場合に、カバーを接続箱本体に装着する際に、カバーの突板部が係止部に突き当たって、カバーを装着することができない。これにより、組付作業者が係止不完全を検知でき、係止を完全に行わせた後、カバーを再装着する。端子は相手回路であるバスバーに沿って周壁内に挿入される。
請求項1記載の発明によれば、端子の係止状態で枠状部側のリブが周壁側のリブに面接触で接することで、端子の振れ方向の移動が阻止されて係止力が確実に発揮され、ボルト締付前の端子の外れ等が防止される。
請求項2記載の発明によれば、端子を湾曲面で係止部にスムーズに摺接させて、小さな力で容易に係止させることができ、接続箱本体への端子の組付性が向上する。
請求項3記載の発明によれば、端子の係止が不完全である場合にカバーを装着することができないので、端子の係止不完全が確実に検知され、作業者が端子を完全に係止し直すことで、係止不良が防止され、これにより、端子と相手回路であるバスバーとの接触面積が確保され、電気的導通が良好に行われると共に、端子の挿入不足に起因する端子の不意な外れ等の心配が解消され、電気的接続の信頼性が向上する。
本発明に係るねじ締め用端子の係止構造を含む電気接続箱の一実施形態を示す分解斜視図である。 同じく電気接続箱の要部を示す組付状態の斜視図である。 電気接続箱のフレームの要部を示す斜視図である。 フレームに端子を係止及びねじ締めした状態を示す斜視図である。 同じくフレームに端子を係止及びねじ締めした状態を示す平面図である。 端子を覆うためのサイドカバーの一形態を内側から見た状態の斜視図である。 従来のねじ締め用端子の係止構造の一形態を示す斜視図である。
図1〜図2は、本発明に係るねじ締め用端子の係止構造を含む電気接続箱の一実施形態、図3〜図6は、ねじ締め用端子の係止構造の一実施形態を示すものである。
図1の如く、この電気接続箱1は、絶縁樹脂製のフレーム(接続箱本体)2と、フレーム2の内側に挿着されるヒューズブロック3と、フレーム2の側壁4aに設けた開口5の内側にヒューズブロック3側のボルト6で締付固定される電線8付きのねじ締め用端子7
と、開口5を塞ぐ絶縁樹脂製のサイドカバー(カバー)9とを備えるものである。
フレーム2は、矩形枠状の垂直な外周壁(囲い壁)4と、外周壁4の内側に上下方向に貫通され隔壁で区画された各収容部(収容空間)11とを有している。外周壁4の一部の側壁4aが上下方向に切欠されて開口5を成し、開口5の両端縁にサイドカバー9を上方からスライド係合させる横断面L字状の一対のガイドレール(ガイド部)(図2)12が外向きに突出形成されている。各収容部11にヒューズブロック3が下方から、電子基板ユニット等(図示せず)が上方から収容係止される。
ヒューズブロック3は、絶縁樹脂製のブロック本体(接続箱本体)13と、ブロック本体13内に挿着される導電金属製の各バスバー14(一部のみを図示)と、バスバー間に接続されるヒュージブルリンク15と、ブロック本体13の端子台16に配置されたバスバー(相手回路)14の露出した水平な板部(符号14で代用)と、各バスバーの挟持端子(図示せず)に接続されるブレードヒューズや、各バスバーのタブ端子(図示せず)を収容するコネクタハウジング17等とを有して構成されている。
端子台16の内側にナット(図示せず)が収容され、バスバー14の板部に設けた孔部にボルト6が上方から挿通されてナットに仮締めされ、その状態でヒューズブロック3がフレーム2内に組み付けられて、フレーム2の側部開口5の内側に端子台16とバスバー14の板部とボルト6が位置し、端子台16の上側にフレーム2の開口5内の部材としての平面視略コの字状の周壁18(図2,図3)が位置し、周壁18の内側にねじ締め用端子7を係止するための左右一対の可撓性の係止片(係止部)19(図3)が配設されている。
図3の如く、周壁18は左右と後側の垂直な壁部22〜24で成り、周壁18の前側には小さな矩形状の開口25が設けられ、周壁18の内側の空間は上下及び前方に貫通(連通)し、周壁18は下側に延長されて前部開口25の下側の垂直な壁部26と共に、フレーム2の外周壁4(図2)の内側の水平な上壁27(図2)に交差して一体に続いている。なお、明細書で前後左右の方向性は説明の便宜上のものである。
左右の周壁(外壁)22,23の内側に平行に垂直な各内壁28が一体に形成され、内壁28と外壁22,23は幅狭な前後の端壁29で連結されて、内壁28と外壁22,23との間に隙間30が形成され、各内壁28に係止片19が一体に形成されている。すなわち、左右の内壁28の後壁寄りの部分にそれぞれ一対の垂直なスリット31が設けられ、一対のスリット31の間に内壁28の一部である可撓性の板片20が形成され、板片20の内面に係止用の突起21が設けられ、板片20と突起21とで係止片19が構成されている。板片20は内壁28よりも少し低く形成されている。隙間30は係止片19の撓み空間として作用する。
突起21は、前側の傾斜面(摺接ガイド面)21aと後側の垂直面(係止面)21bと下側の急な傾斜面21cと上側の緩やかな傾斜面21dとを有して略四角錐状に形成され、突起21の先端は内向きに突出して狭い頂面を有している。左右の内壁28の後壁24寄りのスリット31に続く部分は短く前方に突出した垂直なリブ32となっており、リブ32は内壁28と同じ高さで後壁24に直交して続いている。
図1のフレーム2内に下方からヒューズブロック3を組み付けた状態で、図4,図5の如く、周壁18の下側に端子台16上の水平なバスバー14が接して位置し、ボルト6の仮締め状態(ボルト頭部6aとバスバー14との間に端子挿入用の隙間を存した状態)で、ねじ締め用端子7が前部開口25からバスバー14の上面に沿ってスライド式に周壁18内に挿入されて左右の係止片19で係止される。
ねじ締め用端子7は、水平な板部33と、板部33の先端から垂直に立ち上げられた枠状部34と、板部33の基端から下向きに折り曲げられて続く電線接続部(圧着片部)35とで構成されている。板部33は先端側が幅広で基端側が幅狭に形成され、板部33の下面がバスバー14の上面に面接触で接し、板部33の先端側(後半)の幅広部分の左右両端面33aが内壁28の内面にほぼ隙間なく接する。
また、枠状部34の先端面(後面)が後壁24の内面に面接触で接し、枠状部34の基端(前端)側に折り返されたリブ35の外面35aが、後壁24に直交するリブ32の内面とスリット下側の内壁部分28a(図3)の内面とに(少なくともリブ32の内面に)面接触で安定に接し、リブ35の基端(前端)面35bが係止突起21の垂直な後端面(係止面)21bに面接触で接する。
枠状部34は上向きコの字状の枠本体とリブ35とで構成され、枠本体は、水平な板部33から垂直に立ち上げられた左右一対の幅広な立ち上げ部34aと、両立ち上げ部34aの上端を水平に連結する幅狭な連結部34bとで構成され、枠本体の内側にボルト頭部挿通用の垂直な矩形状の開口36が形成され、開口36は水平な板部33のボルト軸挿通用のスロット孔37(図5)に連通している。
リブ35は立ち上げ部34aの側端から基端側(前方)に向けて直角に折り返され、立ち上げ部34aの外面(後面)とリブ35の外面とはアール形状の湾曲面(摺接ガイド面)35cで滑らかに繋がっている。リブ35は枠状部34の強度をアップさせる。また、端子7を周壁18内に挿入する際に、この湾曲面35cが係止突起21の前端の傾斜面21cに小さな摺動抵抗で滑らかに接触しつつ係止片19を内壁28と外壁22,23との間の隙間30内で外側にスムーズに撓ませる。リブ35が係止突起21を通過した直後に係止片19が弾性的に復帰し、突起21の後側の垂直な係止面21bにリブ35の垂直な前端面35bが面接触で当接して、しっかりと確実に係止される。
枠状部34が小さな押し力で係止突起21を通過するから、端子7の係止不完全を起こす心配がなく、端子7の押し込み不足に起因する端子7の板部33とバスバー14との接触面積の減少が防止され、端子7とバスバー14との電気的接続の信頼性が向上する。ボルト6の締付(本締め)後における振動等による端子7の抜け出しの心配も解消される。
左右のリブ35の外面35aは左右の係止片19の後側に隣接する後壁24側の各リブ32の内面に面接触で接するから、たとえ端子7が幅方向に振られたりこじられたりした場合でも、その力をリブ同士32,35で受け止めて、端子7の回動(位置ずれ)を阻止する。これにより、端子7の位置が正確に規定され、電線接続部35や電線8(図1)がフレーム2等に干渉したりする心配が解消される。
端子7に接続された電線8(図1)は、自動車のオルタネータないしコンバータ等に接続される。メンテナンス等で端子7をボルト6から離脱させる時は、ボルト6を完全に抜き去り、端子7を垂直に持ち上げることで、水平な板部33が係止突起21の下側傾斜面21c(図3)に沿って低力で摺接して、容易に離脱される。
図2の如く、端子7の組付状態で、サイドカバー9がフレーム2に装着される。図6の如く、サイドカバー9は、水平な上壁38の左右両端から垂下された一対の突板部39と、フレーム2の内壁28(図4)の内側に進入して、ボルト頭部6aと内壁28との間で端子板部33に当接ないし近接する枠壁40と、枠壁40の前方下側に一体に続く垂直な外壁41と、外壁41の内側に斜めに交差して枠壁40に続く内壁42とを備えている。外壁41は電線導出用の膨出部43を有し、内壁42はフレーム上壁27(図2)側の短いガイド部44に対するスライド係合部45を有している。
図2の如く、一対の板片39が図4の周壁18内の隙間30に進入係合して、係止片19の外側への撓みを阻止する。これにより、ボルト締付後の端子7の係止が確実に維持される。万一、周壁18内への端子7の挿入が不完全で、係止突起21が端子7のリブ35に突き当たって、係止片19が外側に撓んだ状態のまま、サイドカバー9を閉めようとしても、突板部39の下端が係止片19に突き当たって、サイドカバー9を閉める(フレーム2に組み付ける)ことができないから、端子7の係止不完全が検知される。作業者が再度端子7を周壁18内に押し込んで係止片19に確実に係止させることで、端子7の係止不完全が確実に防止される。端子7に続く電線8(図1)はサイドカバー9の膨出部43に沿って干渉なく下向きに案内される。
図1において、ヒューズブロック3がフレーム2内に組み付けられ、電線付きの端子8がヒューズブロック側のバスバー14に沿ってフレーム2の側部開口5から挿入されてフレーム2の係止片19で係止(仮固定)され、端子7がバスバー14にボルト6の本締めで接続固定され、サイドカバー9がフレーム2のガイドレール12に沿って開口5に装着され、フレーム2の上方からヒューズブロック3に電子基板ユニット等(図示せず)が組み付けられると共に、上下方向から電線付きのコネクタ等(図示せず)が接続され、フレーム2の上下にカバー(図2に下カバー46のみ図示する)が被着されて、電気接続箱1が構成される。
なお、上記した本発明の構成は、ねじ締め用端子の係止構造以外に、ブロック部3と、ブロック部3を収容するフレーム2と、フレーム2の側部開口5を覆うサイドカバー9とを有する電気接続箱1としても有効なものである。
また、上記実施形態におけるヒューズブロック3に代えてリレーブロックやコネクタブロック等を用いることも可能である。これらヒューズブロック3やリレーブロックやコネクタブロック等は電気接続ブロックと総称することができる。
また、図4において、例えば内側のヒューズブロック3と外側のフレーム2とを一体に形成し、あるいは一体のものと見なし、絶縁樹脂製のフレーム2とヒューズブロック本体13とを接続箱本体とし、接続箱本体に沿うバスバー14に端子付き端子7を接触させつつ、接続箱本体のコの字状の周壁18内に端子7を挿入して係止片19で係止させ、ボルト6で本締め接続することも可能である。端子7にねじ締め接続する相手回路として、バスバー14に代えて他の端子や樹脂一体成型回路等(図示せず)を用いることも可能である。
本発明に係るねじ締め用端子の係止構造は、端子と接続箱本体の係止部との不完全係合を防止して、端子を係止部に確実に係止(仮止め)し、また、端子を係止部に作業性良くスムーズに且つしっかりと係合させるために利用することができる。
2 フレーム(接続箱本体)
6 ボルト
7 端子
9 サイドカバー(カバー)
14 バスバー(相手回路)
18 周壁
19 係止片(係止部)
22〜24 壁部
28 内壁
30 隙間(撓み空間)
31 スリット
32 リブ
34 枠状部
35 リブ
35c 湾曲面
39 突板部

Claims (3)

  1. 絶縁樹脂製の接続箱本体に端子収納用の周壁と該周壁内の可撓性の一対の係止部とが設けられ、該周壁内で電線付きの端子のボルト頭部挿通用の枠状部が該一対の係止部で係止され、該端子が相手回路にねじ締め接続される構造であって、
    前記一対の係止部に隣接して前記周壁に一対のリブが設けられ、前記枠状部の両側に一対のリブが設けられ、前記端子の係止状態で、該周壁側のリブの内面と該枠状部側のリブの外面とが接触することを特徴とするねじ締め用端子の係止構造。
  2. 前記枠状部と前記枠状部側のリブの外面とが湾曲面で続いたことを特徴とする請求項1記載のねじ締め用端子の係止構造。
  3. 前記周壁は左右と後側の垂直な壁部で成り、該左右の壁部の内側に各内壁が形成され、該各内壁に各一対の垂直なスリットが設けられ、該各一対のスリットの間に前記一対の係止部が形成され、該左右の壁部と該各内壁との間に該一対の係止部の撓み空間が形成され、前記端子を覆うカバーが前記接続箱本体に装着され、該一対の係止部の撓み空間に該カバーの各突板部が進入することを特徴とする請求項1又は2記載のねじ締め用端子の係止構造。
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