JP5192898B2 - マニピュレータシステム - Google Patents

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Description

本発明は、マニピュレータシステムに関する。
特許文献1及び2には、マニピュレータシステムが開示されている。
特許文献1には、マニピュレータとして、電動処置具が開示されている。電動処置具は体腔内に挿入される細長い挿入部を有し、挿入部では、一対の鉗子片、湾曲作動される湾曲部、挿入パイプが先端側から基端側へと連設されている。挿入部の基端部には駆動部が連結されており、駆動部にはジョイスティックが配設されている。また、駆動部はコントローラに接続されている。ジョイスティックを操作することにより、コントローラによって駆動部が制御され、駆動部により湾曲部が湾曲作動されて、一対の鉗子片が移動される。
特許文献2には、電動湾曲内視鏡装置が開示されている。電動湾曲内視鏡装置の内視鏡は体腔内に挿入される細長い挿入部を有し、挿入部の先端部には湾曲部が配設されている。挿入部の基端部には駆動ユニットが連結されており、駆動ユニットはユニバーサルコードを介してコントロールユニットに接続されている。コントロールユニットには接続コードを介して操作部が接続されており、操作部にはジョイスティックが配設されている。ジョイスティックを操作することにより、コントロールユニットによって駆動ユニットが制御され、駆動ユニットにより湾曲部が湾曲作動されて、内視鏡の先端部が移動される。
一方、特許文献3には、ロボットシステムが開示されている。
特許文献3のロボットシステムでは、ロボット機構部のロボット制御装置にオペレーションボックスが接続されており、オペレーションボックスにはロボット教示操作盤が接続されている。ロボット教示操作盤にはタッチパネルが配設されている。タッチパネルに指で触れることにより教示点が指定され、ロボット機構部が教示点まで移動される。また、タッチパネルに触れた状態で指を移動させることにより、教示点を移動させて、教示点の移動に追従させてロボット機構部を移動させることも可能である。
特開平8−224241号公報 特開2007−185385号公報 特開平9−85655号公報
特許文献1及び2のマニピュレータシステムでは、ジョイスティックを操作することにより一対の鉗子片、内視鏡の先端部を移動させているため、微細な移動操作が困難となっている。
特許文献3のロボットシステムでは、タッチパネルを操作することによりロボット機構部を移動させているが、特に微細な移動操作を行っているわけではない。
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、操作性の向上されているマニピュレータシステムを提供することである。
本発明の第1実施態様では、マニピュレータシステムは、処置部を移動させる移動機構を有するマニピュレータと、前記処置部の観察画像を表示する表示部と、前記処置部を移動させるための操作入力が可能な入力面を有する操作入力部と、前記操作入力部を前記入力面と直交する軸方向に移動自在に支持する移動支持機構と、前記入力面と直交する軸方向に対する前記操作入力部の位置を検出する検知部と、前記操作入力部による前記入力面への操作入力に応じて前記処置部を移動させると共に、前記検知部による前記操作入力部の位置の検知結果に基づいて、前記観察画像において前記観察画像に直交する方向に前記処置部を移動させるように前記移動機構を制御する制御装置と、を具備することを特徴とする。
本発明の第2実施態様では、マニピュレータシステムは、前記操作入力部は、前記処置部を微動させるための操作入力が可能な微動操作装置であって、感圧面部を有し、前記感圧面部は前記感圧面部への圧力負荷位置を検知可能である、微動操作装置を有することを特徴とする。
本発明の第3実施態様では、マニピュレータシステムは、前記処置部を粗動させるための操作入力が可能な粗動操作装置を有することを特徴とする。
本発明の第4実施態様では、マニピュレータシステムは、内視鏡を有し、前記表示部は、前記内視鏡により得られた観察画像を表示する、ことを特徴とする。
本発明の第実施態様のマニピュレータシステムでは、感圧面部を感圧面部に直交する方向に移動させることにより、感圧面部の移動に追従して被操作部が観察画像において観察画像に直交する方向に移動されるようになっているため、被操作部を三次元的に操作することができ、被操作部の移動操作を直感的に行うことが可能となっている。
以下、本発明の各実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4は、本発明の第1実施形態を示す。
図1及び図2を参照し、医療用マニピュレータシステムの概略構成について説明する。
医療用マニピュレータシステムでは、内視鏡保持装置21によって能動内視鏡22が移動固定可能に保持されている。内視鏡22は体腔内に挿入される細長い内視鏡挿入部23aを有する。内視鏡挿入部23aでは、先端硬性部24、湾曲作動される内視鏡湾曲部26a、長尺で可撓性を有する内視鏡可撓管部27aが先端側から基端側へと連設されている。内視鏡挿入部23aの基端部には内視鏡駆動ユニット28aが連結されている。内視鏡駆動ユニット28aからユニバーサルケーブル29が延出されており、ユニバーサルケーブル29は光源装置31及びビデオプロセッサ32に接続されている。光源装置31で生成された照明光は、内視鏡22に挿通されているライトガイドを導光されて、先端硬性部24内の照明光学系から観察対象へと照射される。先端硬性部24内にはズーム機構30を有する撮像ユニット25が配設されており、撮像ユニット25によって観察像が撮像されて、画像信号が生成される。画像信号は、内視鏡22に挿通されている撮像ケーブルを伝送されて、ビデオプロセッサ32に出力される。ビデオプロセッサ32は表示部としての表示画面33に観察画像を表示させる。また、内視鏡湾曲部26aを湾曲作動させるための内視鏡アングルワイヤが内視鏡湾曲部26aから内視鏡挿入部23aに挿通されて内視鏡駆動ユニット28a内に導入され、内視鏡駆動ユニット28a内の内視鏡駆動部36aに接続されている。内視鏡駆動部36aによって内視鏡アングルワイヤを進退させることにより、内視鏡湾曲部26aが湾曲作動される。また、内視鏡駆動部36aによって、内視鏡挿入部23aが内視鏡挿入部23aの長手軸方向に進退作動される。
内視鏡駆動ユニット28aは、内視鏡保持装置21に配設されている制御装置としての制御ユニット37に接続されている。制御ユニット37にはジョイスティック型操作装置38が接続されている。ジョイスティック型操作装置38には、内視鏡22の先端部を移動させるための移動用ジョイスティック39a、観察画像のズームを調節するためのズーム用ジョイスティック39bが配設されている。移動用ジョイスティック39aを操作することにより、制御ユニット37内の内視鏡制御部41aによって内視鏡駆動ユニット28a内の内視鏡駆動部36aが制御され、内視鏡駆動部36aによって内視鏡挿入部23aが進退作動され、内視鏡湾曲部26aが湾曲作動されて、内視鏡22の先端部が移動される。また、ズーム用ジョイスティック39bを操作することにより、内視鏡制御部41aによって先端硬性部24内の撮像ユニット25のズーム機構30が作動され、観察画像のズームが変化される。
内視鏡挿入部23aには、鉗子マニピュレータ42c、処置具マニピュレータ42dを挿通するための鉗子チャンネル、処置具チャンネルが全長にわたって延設されている。鉗子チャンネル、処置具チャンネルの先端部は、先端硬性部24において開口して、鉗子突出口、処置具突出口を形成している。鉗子チャンネル、処置具チャンネルの基端部は、内視鏡挿入部23aの基端部に配設されている鉗子口金、処置具口金に接続されている。
医療用マニピュレータシステムの鉗子マニピュレータ42cは、体腔内に挿入される鉗子挿入部23cを有する。鉗子挿入部23cでは、開閉作動されて生体組織を把持する把持部44、湾曲作動される鉗子湾曲部26c、長尺で可撓性を有する鉗子可撓管部27cが先端側から基端側へと連設されている。鉗子挿入部23cは内視鏡22の鉗子チャンネルに挿通されており、鉗子挿入部23cの先端部は内視鏡22の先端硬性部24の鉗子突出口から突没自在である。鉗子挿入部23cの基端部は、内視鏡保持装置21に配設されている鉗子駆動ユニット28cに連結されている。また、把持部44を開閉作動させるための鉗子操作ワイヤ、鉗子湾曲部26cを湾曲作動させるための鉗子アングルワイヤが、夫々、把持部44、鉗子湾曲部26cから鉗子挿入部23cに挿通されて鉗子駆動ユニット28c内に導入され、鉗子駆動ユニット28c内の鉗子駆動部36cに接続されている。鉗子駆動部36cによって鉗子操作ワイヤ、鉗子アングルワイヤを進退させることにより、把持部44が開閉作動され、鉗子湾曲部26cが湾曲作動される。また、鉗子駆動部36cによって、鉗子挿入部23cが鉗子挿入部23cの長手軸方向に進退作動される。鉗子駆動ユニット28cは制御ユニット37に接続されている。
また、医療用マニピュレータシステムの処置具マニピュレータ42dは、体腔内に挿入される処置具挿入部23dを有する。処置具挿入部23dでは、高周波電流を通電されて生体組織に当接され、生体組織を切開する電極部46、並びに、鉗子湾曲部26c、鉗子可撓管部27cと同様な処置具湾曲部26d、処置具可撓管部27dが先端側から基端側へと連設されている。処置具挿入部23dは処置具チャンネルに挿通されており、処置具挿入部23dの先端部は処置具突出口から突没自在である。また、処置具挿入部23dの基端部は内視鏡保持装置21に配設されている処置具駆動ユニット28dに連結されている。処置具挿入部23dの基端部から処置具シース47が延出されており、処置具シース47の基端部には処置具操作部45が連結されている。また、電極部46に高周波電流を通電するための通電ワイヤが、電極部46から処置具挿入部23d、処置具シース47に挿通されて、処置具操作部45へと導入されている。処置具操作部45には電気接点部48が突設されており、通電ワイヤの基端部は電気接点部48の内端部に電気的に接続されている。電気接点部48は、電気ケーブル49を介して、高周波出力装置51に接続されている。高周波出力装置51には、フットスイッチ50が接続されている。フットスイッチ50を押下操作することにより、高周波出力装置51から、電気ケーブル49、電気接点部48、通電ワイヤを介して、電極部46に高周波電流が通電される。また、処置具湾曲部26dを湾曲作動させるための処置具アングルワイヤが、処置具湾曲部26dから処置具挿入部23dに挿通されて処置具駆動ユニット28d内に導入され、処置具駆動ユニット28d内の移動機構としての処置具駆動部36dに接続されている。処置具駆動部36dによって処置具アングルワイヤを進退操作することにより、処置具湾曲部26dが湾曲作動される。また、処置具駆動部36dによって、処置具挿入部23dが処置具挿入部23dの長手軸方向に進退作動される。処置具駆動ユニット28dは制御ユニット37に接続されている。
制御ユニット37には、粗動操作装置としてのアーム型操作装置53が接続されている。アーム型操作装置53は、鉗子マニピュレータ42c、処置具マニピュレータ42dと同様な自由度を有する鉗子マスターアーム54c、処置具マスターアーム54dを有する。鉗子マスターアーム54cへの操作入力に追従して、制御ユニット37内の鉗子制御部41cによって鉗子駆動ユニット28c内の鉗子駆動部36cが制御され、鉗子駆動部36cによって鉗子挿入部23cが進退作動され、鉗子湾曲部26cが湾曲作動されて、把持部44が移動されると共に、把持部44が開閉される。また、処置具マスターアーム54dへの操作入力に追従して、制御ユニット37内の処置具制御部41dによって処置具駆動ユニット28d内の処置具駆動部36dが制御され、処置具駆動部36dによって処置具挿入部23dが進退作動され、処置具湾曲部26dが湾曲作動されて、電極部46が移動される。
さらに、制御ユニット37には、微動操作装置としてのタッチパッド型操作装置56が接続されている。タッチパッド型操作装置56では、支柱部57が床等に立置され、鉛直方向に延びている。支柱部57の頂部に操作盤58が連結されており、操作盤58の頂面に感圧面部としてのタッチパッド59が載設されている。タッチパッド59への操作入力に追従して、処置具制御部41dによって処置具駆動部36dが制御され、処置具駆動部36dによって処置具挿入部23dが進退作動され、処置具湾曲部26dが湾曲作動されて、電極部46が移動される。
また、制御ユニット37には、各種演算処理を行うパーソナルコンピュータ61が接続されている。
図3及び図4を参照して、タッチパッド型操作装置56による処置具マニピュレータ42dの微動操作について詳細に説明する。
タッチパッド型操作装置56のタッチパッド59について、入力座標系を定義する。即ち、タッチパッド59において、術者と対面した場合に、左右方向の右向きとなる方向をX軸方向の正の向きとし、左右方向に対して上下方向の上向きとなる方向をY軸方向の正の向きとし、タッチパッド59に直交する方向であって奥向きとなる方向をZ軸方向の正の向きとする。また、表示装置の表示画面33について、観察座標系を定義する。即ち、表示装置の表示画面33において、術者と対面した場合に、左右方向の右向きとなる方向をX軸方向の正の向きとし、左右方向に対して上下方向の上向きとなる方向をY軸方向の正の向きとし、表示画面33に直交する方向であって奥向きとなる方向をZ軸方向の正の向きとする。
タッチパッド59は、タッチパッド59への圧力負荷位置を検知可能である。処置具制御部41dは、タッチパッド59に圧力が負荷された場合には、圧力負荷位置と処置具マニピュレータ42dの被操作部としての電極部46の先端部の位置とを対応付ける。処置具制御部41dは、タッチパッド59におけるXY方向への圧力負荷位置の変化に、観察画像34におけるXY方向への電極部46の先端部の位置の変化が対応するように、処置具駆動部36dを制御して、電極部46の先端部を移動させる。処置具制御部41dは、タッチパッド59への圧力の負荷が解除された場合には、圧力負荷位置と電極部46の先端部の位置との対応付けを解除する。
次に、本実施形態の医療用マニピュレータシステムの使用方法について説明する。
以下では、内視鏡観察下での生体組織の剥離処置を例として説明する。
医療用マニピュレータシステムを使用する際には、内視鏡22を体腔内に挿入する。そして、ジョイスティック型操作装置38の移動用、ズーム用ジョイスティック39a,39bを操作して、内視鏡22の先端部を移動させて、内視鏡22の視野を患部の観察、処置に適した位置に配置し、また、内視鏡22のズーム機構30を作動させて、観察画像34のズームを観察、処置に適したズームに調節する。表示画面33には内視鏡22の観察画像34が表示される。続いて、内視鏡22の先端硬性部24の鉗子突出口、処置具突出口から鉗子マニピュレータ42c、処置具マニピュレータ42dを突出させる。そして、観察画像34を観察しつつ、アーム型操作装置53の鉗子マスターアーム54c、処置具マスターアーム54dを操作して、鉗子マニピュレータ42cの把持部44を移動、開閉させて生体組織の剥離対象部位を把持して適切な位置に保持しつつ、適宜フットスイッチ50を操作して電極部46に高周波電流を通電して、処置具マニピュレータ42dの電極部46を移動させて生体組織に当接させて生体組織を切開し、剥離対象部位を剥離していく。
処置具マニピュレータ42dにより特に微細な切開を行う場合には、アーム型操作装置53の処置具マスターアーム54dに代わって、タッチパッド型操作装置56のタッチパッド59を操作する。即ち、図3、図4中矢印I1、M1で示されるように、指先をタッチパッド59に押圧した状態で、タッチパッド59を表示画面33に見立てて、指先を電極部46を移動させたい方向に移動させることにより、タッチパッド59における指先の位置の変化に観察画像34における電極部46の先端部の位置の変化が対応するように、電極部46の先端部が移動され、電極部46によって生体組織が切開される。指先をタッチパッド59から離間させない限り、指先の移動による電極部46の先端部の移動が継続される。切開の途中で指先がタッチパッド59の周縁部に到った場合等には、一旦、タッチパッド59から指先を離間させて、再度、指先をタッチパッド59の中央部分に押圧させて、切開を継続する。
従って、本実施形態の医療用マニピュレータシステムは、次の効果を奏する。
本実施形態の医療用マニピュレータシステムでは、アーム型操作装置53の処置具マスターアーム54dを操作することにより、処置具マスターアーム54dへの操作入力に追従して、処置具マニピュレータ42dの電極部46の先端部が移動されるようになっており、また、タッチパッド型操作装置56のタッチパッド59において圧力負荷位置を変化させることにより、タッチパッド59における圧力負荷位置の変化に、電極部46の先端部の位置の変化が対応するように、電極部46の先端部が移動されるようになっており、電極部46の先端部を感覚的に操作できるため、微細な操作を容易に行うことが可能となっている。このように、医療用マニピュレータシステムの操作性が向上されている。
図5乃至図6Bは、本発明の第2実施形態を示す。
図5を参照し、本実施形態では、微動操作装置として、タッチパッド型傾動操作装置62が用いられる。タッチパッド型傾動操作装置62では、支柱部57において、根本側の支柱63の頂部にボールジョイント64を介して傾動腕部65の基部が連結されている。支柱63に対して、傾動腕部65は任意の方向に傾動自在である。ここで、傾動腕部65が支柱63の長手軸方向に延び、鉛直方向に配置されている場合の傾動腕部65の位置を鉛直位置と称する。傾動腕部65は鉛直位置へと常時付勢されている。傾動腕部65の頂部には、操作盤58が傾動腕部65の長手軸方向に直交して連結されている。このように、ボールジョイント64、傾動腕部65、操作盤58によって、タッチパッドを傾動自在に支持する傾動支持機構が形成されている。操作盤58には、三次元モーションセンサー等の姿勢検知部としての傾き検知装置66が内蔵されている。傾き検知装置66はタッチパッド59の傾きを検知可能である。即ち、傾動腕部65が鉛直位置に配置されている場合のタッチパッド59の位置を基準位置とし、傾き検知装置66は、タッチパッド59が基準位置にある場合の入力座標系の各軸に対する、タッチパッド59が傾動された場合の入力座標系の各軸の傾きを検知する。
図5乃至図6B、並びに、図4を参照し、内視鏡22について、出力座標系を定義する。即ち、内視鏡22の視野の左右方向の右向きとなる方向をX軸方向の正の向きとし、上下方向の上向きとなる方向をY軸方向の正の向きとし、視野方向をZ軸方向の正の向きとする。
処置具制御部41dは、第1実施形態と同様に処置具駆動部36dを制御して、電極部46の先端部を移動させる。さらに、処置具制御部41dは、タッチパッド59に圧力が負荷された場合には、基準位置に対する入力座標系の各軸の傾きと、出力座標系の各軸に対する電極部46の長手軸の傾きとを対応付ける。処置具制御部41dは、タッチパッド59が傾動された場合には、タッチパッド59の入力座標系の各軸の傾きの変化に、出力座標系の各軸に対する電極部46の長手軸の傾きの変化が対応するように、処置具駆動部36dを制御して、電極部46の姿勢を変化させる。処置具制御部41dは、タッチパッド59への圧力の負荷が解除された場合には、基準位置に対する入力座標系の各軸の傾きと、出力座標系の各軸に対する電極部46の長手軸の傾きとの対応付けを解除する。処置具制御部41dは、タッチパッド59に圧力が負荷されていない場合には、タッチパッド59の基準位置への復帰に伴う傾動にかかわらず、処置具駆動部36dを停止し、電極部46の姿勢を変化させない。
医療用マニピュレータを使用する際には、第1実施形態と同様に、図5、図4中矢印I1、M1によって示されるように、タッチパッド59を押圧した状態で指先を移動させることにより、電極部46の先端部が移動される。さらに、図5乃至図6B中矢印I2、M2により示されるように、タッチパッド59を指先で押圧した状態で、タッチパッド59を表示画面33に見立てて、タッチパッド59を指先により電極部46を傾動させたい方向に傾動させることにより、電極部46が所望の方向に傾動される。このように、電極部46の先端部の位置と電極部46の姿勢とを並行して変化させて、切開を行う。
従って、本実施形態の医療用マニピュレータシステムは、次の効果を奏する。
本実施形態の医療用マニピュレータシステムでは、タッチパッド59における圧力負荷位置を変化させることにより、電極部46の先端部を移動させることができ、また、タッチパッド59を傾動させることにより、電極部46の姿勢を変化させることができるため、単一のタッチパッド型傾動操作装置62によって複数の操作を容易に並行して行うことが可能となっている。特に、タッチパッド59を傾動させることにより、タッチパッド59の姿勢の変化に追従して電極部46の姿勢が変化されるようになっているため、電極部46の姿勢変化操作を直感的に行うことが可能となっている。
図7は、本発明の第3実施形態を示す。
図5を参照し、本実施形態では、微動操作装置として、第2実施形態と同様なタッチパッド型傾動操作装置62が用いられる。
図5及び図7を参照し、処置具制御部41dは、第1実施形態と同様に処置具駆動部36dを制御して、電極部46の先端部を移動させる。さらに、内視鏡制御部41aは、タッチパッド59に圧力が負荷された場合には、入力座標系と出力座標系とを対応付ける。内視鏡制御部41aは、タッチパッド59が傾動された場合には、タッチパッド59の入力座標系のXY軸の傾きの変化に、出力座標系のXY方向への内視鏡22の視野方向の変化が対応するように、作動機構としての内視鏡駆動部36aを制御して、内視鏡22の先端部の配置を変化させ、内視鏡22の視野方向を変化させる。内視鏡制御部41aは、タッチパッド59への圧力の負荷が解除された場合には、入力座標系と出力座標系との対応付けを解除する。内視鏡制御部41aは、タッチパッド59に圧力が負荷されていない場合には、タッチパッド59の基準位置への復帰に伴うタッチパッド59の傾動にかかわらず、内視鏡駆動部36aを停止し、内視鏡22の先端部の配置を変化させず、内視鏡22の視野方向を変化させない。
医療用マニピュレータシステムを使用する際には、第1実施形態と同様に、図5、図7中矢印I1、M1によって示されるように、タッチパッド59を押圧した状態で指先を移動させることにより、電極部46の先端部が移動される。電極部46の移動等に伴い、内視鏡22の視野が観察、処置に適さなくなった場合には、図5、図7中矢印I2、M2’により示されるように、タッチパッド59を指先で押圧した状態で、タッチパッド59を表示画面33に見立てて、タッチパッド59を指先により内視鏡22の視野を移動させたい方向に傾動させることにより、内視鏡22の視野が所望の方向に移動される。内視鏡22の視野を観察、処置に適したものに調節した後には、指先をタッチパッド59から離間させてタッチパッド59を基準位置に復帰させ、再度、タッチパッド59によって電極部46の先端部を移動させる。又は、タッチパッド59を傾動させた後、タッチパッド59を押圧した状態を維持し、適宜、タッチパッド59を傾動させて内視鏡22の視野を移動させながら、タッチパッド59を押圧した状態で指先を移動させることにより、電極部46の先端部を移動させるようにしてもよい。
従って、本実施形態の医療用マニピュレータシステムは、次の効果を奏する。
本実施形態の医療用マニピュレータシステムでは、タッチパッド59を傾動させることにより、タッチパッド59の姿勢の変化に追従して内視鏡22の視野が移動されるようになっているため、内視鏡22の視野移動操作を直感的に行うことができ、常に最適な内視鏡22の視野で、観察、処置を行うことが可能となっている。
図8は、本発明の第4実施形態を示す。
図8を参照し、本実施形態では、微動操作装置として、タッチパッド型摺動操作装置67が用いられる。タッチパッド型摺動操作装置67では、スライドガイド68に操作盤58が入力座標系のZ軸方向に摺動自在に配置されている。タッチパッド59は、スライドガイド68に対して、操作盤58と共に、入力座標系のZ軸方向に移動自在である。このように、スライドガイド68、操作盤58によって、タッチパッド59を移動自在に支持する移動支持機構が形成されている。操作盤58は、ばね等の付勢部材69によって、入力座標系のZ軸方向の負の向きに付勢されている。スライドガイド68にはストッパ71が配設されており、操作盤58はストッパ71に当接されて規制位置に位置決めされる。操作盤58が規制位置に配置されている場合のタッチパッド59の位置をタッチパッド59の基準位置と称する。タッチパッド型摺動操作装置67は、位置検知部としての位置検知装置70を有する。位置検知装置70は、入力座標系のZ軸方向について、規制位置に対する操作盤58の位置を検知することにより、基準位置に対するタッチパッド59の位置を検知する。
図8及び図4を参照し、処置具制御部41dは、第1実施形態と同様に処置具駆動部36dを制御して、電極部46の先端部を移動させる。さらに、処置具制御部41dは、タッチパッド59に圧力が負荷された場合には、入力座標系のZ軸方向についてのタッチパッド59の位置と、出力座標系のZ軸方向についての電極部46の先端部の位置とを対応付ける。処置具制御部41dは、入力座標系のZ軸方向についてのタッチパッド59の位置の変化に、出力座標系のZ軸方向についての電極部46の先端部の位置の変化が対応するように、処置具制御部41dを制御して、電極部46の先端部を移動させる。処置具制御部41dは、タッチパッド59への圧力の負荷が解除された場合には、入力座標系のZ軸方向についてのタッチパッド59の位置と、出力座標系のZ軸方向についての電極部46の先端部の位置との対応付けを解除する。処置具制御部41dは、タッチパッド59に圧力が負荷されていない場合には、タッチパッド59の基準位置への復帰に伴うタッチパッド59の移動にかかわらず、処置具駆動部36dを停止し、出力座標系のZ軸方向について電極部46の先端部を移動させない。
医療用マニピュレータシステムを使用する際には、図8中矢印I1,I3によって示されるように、指先をタッチパッド59に押圧した状態で、タッチパッド59を表示画面33に見立てて、指先を電極部46を移動させたい方向に三次元的に移動させる。この際、入力座標系のZ軸方向について、タッチパッド59は指先に追従して移動される。この結果、図4中矢印M1によって示されるように、入力座標系及び観察座標系のXY方向について、タッチパッド59における指先の位置の変化に、観察画像34における電極部46の先端部の位置の変化が対応するように、また、入力座標系及び出力座標系のZ軸方向について、タッチパッド59の位置の変化に、電極部46の先端部の位置の変化が対応するように、電極部46の先端部が移動される。指先をタッチパッド59から離間させない限り、指先の移動による電極部46の先端部の移動が継続される。指先がタッチパッド59の周縁部に到った場合等には、一旦、タッチパッド59から指先を離間させて、再度、指先をタッチパッド59の中央部分に押圧させる。
従って、本実施形態の医療用マニピュレータシステムは、次の効果を奏する。
本実施形態の医療用マニピュレータシステムでは、タッチパッド59をタッチパッド59に直交する方向に移動させることにより、処置具マニピュレータ42dの電極部46の先端部が観察画像34において観察画像34に直交する方向に移動されるようになっているため、電極部46の先端部を三次元的に操作することができ、電極部46の先端部の移動操作を直感的に行うことが可能となっている。
図9及び図10は、本発明の第5実施形態を示す。
図9を参照し、本実施形態では、微動操作装置として、タッチパネル型複合操作装置72が用いられる。タッチパネル型複合操作装置72は、第1実施形態のタッチパッド型操作装置56において、タッチパッド59に代わって、感圧面部及び表示部としてのタッチパネル73を用いたものである。さらに、タッチパネル73では、中央の円形領域に内視鏡22の観察画像34が表示される。タッチパネル73において、内視鏡22の観察画像34が表示される中央の円形領域によって微動操作領域としての電極操作領域74aが形成されており、内視鏡22の観察画像34が表示されない周縁領域によって作動操作領域としての視野操作領域74bが形成されている。
図9及び図10、並びに、図7を参照し、処置具制御部41dは、電極操作領域74aにおける圧力負荷位置と、電極操作領域74aの観察画像34における処置具マニピュレータ42dの電極部46の先端部の位置とが一致するように、処置具駆動部36dを制御して、電極部46の先端部を移動させる。また、内視鏡制御部41aは、視野操作領域74bに圧力が負荷された場合には、圧力負荷位置と内視鏡22の視野位置とを対応付ける。内視鏡制御部41aは、入力座標系のXY軸方向についての圧力負荷位置の変化に、出力座標系のXY軸方向への内視鏡22の視野位置の変化が対応するように、内視鏡駆動部36aを制御して、内視鏡22の先端部の配置を変化させ、内視鏡22の視野位置を変化させる。内視鏡制御部41aは、視野操作領域74bへの圧力の負荷が解除された場合には、圧力負荷位置と内視鏡22の視野位置との対応付けを解除する。なお、処置具制御部41d及び内視鏡制御部41aは、電極操作領域74aと視野操作領域74bとの両領域に圧力負荷位置が存在する場合には、処置具駆動部36d、内視鏡駆動部36aを停止して、電極部46の先端部を移動させず、内視鏡22の先端部の配置を変化させない。
医療用マニピュレータシステムを使用する際には、タッチパネル73の電極操作領域74aの観察画像34を観察しつつ、電極操作領域74aにおいて電極部46の先端部を移動させたい位置に指先を押圧することにより、電極操作領域74aにおいて指先の位置に電極部46の先端部の位置が一致するように、電極部46が移動される。続いて、図10,図7中矢印I1,M1で示されるように、電極操作領域74aの観察画像34を観察しつつ、指先で電極操作領域74aを押圧した状態で、指先を電極操作領域74aにおいて電極部46の先端部を移動させたい方向に移動させることにより、電極操作領域74aにおいて指先の移動に追従するように電極部46が移動される。電極部46の移動等に伴い、内視鏡22の視野が観察、処置に適さなくなった場合には、指先を電極操作領域74aから離間させ、視野操作領域74bに押圧する。続いて、図10、図7中矢印I4,M2’で示されるように、指先で視野操作領域74bを押圧した状態で、指先を視野操作領域74bにおいて視野を移動させたい方向に移動させることにより、内視鏡22の視野が所望の方向に移動される。内視鏡22の視野を観察、処置に適したものに調節した後には、指先を視野操作領域74bから離間させ、電極操作領域74aに押圧し、電極操作領域74aにおいて指先を移動させて、電極部46の先端部を移動させる。
従って、本実施形態の医療用マニピュレータシステムは、次の効果を奏する。
本実施形態の医療用マニピュレータシステムでは、タッチパネル73に観察画像34が表示され、タッチパネル73において圧力負荷位置に電極部46の先端部の位置が対応するように、電極部46の先端部が移動されるようになっているため、電極部46の先端部の直接的な操作が可能となっている。
また、タッチパネル73の電極操作領域74aにおいて圧力負荷位置を変化させることにより、電極部46の先端部を移動させることができ、また、タッチパネル73の視野操作領域74bにおいて圧力負荷位置を変化させることにより、内視鏡22の視野を移動させることができ、タッチパネル73のみによって複数の操作を行うことが可能となっている。このため、タッチパネル型複合操作装置72の構成が簡単化されている。
図11は、本発明の第6実施形態を示す。
図11を参照し、本実施形態では、微動操作装置として、タッチパネル型摺動操作装置76が用いられる。タッチパネル型摺動操作装置76は、第4実施形態のタッチパッド型摺動操作装置67において、タッチパッド59に代えて、第5実施形態と同様なタッチパネル73を用いたものである。
図11、並びに、図10及び図7を参照し、処置具制御部41d、内視鏡制御部41aは、第5実施形態における電極操作領域74a,視野操作領域74bでの操作と同様に、電極部46の先端部を移動させ、内視鏡22の視野位置を変化させる。また、内視鏡制御部41aは、タッチパネル73に圧力が負荷された場合には、入力座標系のZ軸方向についてのタッチパネル73の位置と、内視鏡22の作動機構としてのズーム機構30による観察画像34のズームとを対応付ける。内視鏡制御部41aは、入力座標系のZ軸方向についてのタッチパッド59の位置の変化に、観察画像34のズームの変化が対応するように、内視鏡制御部41aを制御して、ズーム機構30を作動させる。本実施形態では、タッチパネル73がZ軸方向の正の向きに移動されることにより観察画像34が拡大され、タッチパネル73がZ軸方向の負の向きに移動されることにより観察画像34が縮小される。内視鏡制御部41aは、タッチパネル73への圧力の負荷が解除された場合には、入力座標系のZ軸方向についてのタッチパネル73の位置と、ズーム機構30による観察画像34のズームとの対応付けを解除する。内視鏡制御部41aは、タッチパネル73に圧力が負荷されていない場合には、タッチパッド59の基準位置への復帰に伴うタッチパッド59の移動にかかわらず、ズーム機構30を停止し、観察画像34のズームを変化させない。
医療用マニピュレータシステムを使用する際には、第5実施形態と同様、図10、図7中矢印I1,I4,M1,M2’により示されるように、指先でタッチパネル73の電極操作領域74aあるいは視野操作領域74bを押圧した状態で、タッチパネル73において指先を入力座標系のXY軸方向に移動させて、電極部46の先端部を移動させ、内視鏡22の視野位置を変化させる。処置の進行等に伴い、処置領域をより詳細に観察したくなった場合には、図11中矢印I3により示されるように、タッチパネル73を押圧してタッチパネル73を入力座標系のZ軸方向の正の向きに移動させ、観察画像34を拡大する。観察画像34が適切なズームに調節されたら、タッチパネル73から指先を離間させ、タッチパネル73を基準位置に復帰させた後、再度、タッチパネル73によって電極部46の先端部を移動させ、内視鏡22の視野位置を変化させる。又は、タッチパネル73を押圧した状態で、適宜、タッチパネル73を入力座標系のZ軸方向に移動させてズームを調節しながら、タッチパネル73において指先を入力座標系のXY軸方向に移動させて、電極部46の先端部を移動させ、内視鏡22の視野位置を変化させるようにしてもよい。
従って、本実施形態の医療用マニピュレータシステムは、次の効果を奏する。
本実施形態の医療用マニピュレータシステムでは、タッチパネル73をタッチパネル73に直交する方向に移動させることにより、観察画像34のズームが変化されるようになっているため、観察画像34のズーム変化操作を直感的に行うことができ、常に最適な観察画像34のズームで、観察、処置を行うことが可能となっている。
なお、上述した第6実施形態では、内視鏡22のズーム機構30を作動させることで観察画像34のズームを調節しているが、作動機構としての内視鏡駆動部36aを作動して、内視鏡22の先端部を内視鏡22の視野方向に移動させることにより、観察画像34のズームを調節するようしてもよい。この場合には、内視鏡22の移動によっても、鉗子マニピュレータ42c、処置具マニピュレータ42dの位置が変化しないように、鉗子制御部41c、処置具制御部41dにより鉗子駆動部36c、処置具駆動部36dを制御する。
上述した各実施形態では、処置具マニピュレータの電極部を操作するようにしているが、電極部に代わって、穿刺針等を操作するようにしてもよい。
また、本発明のマニピュレータシステムは、医療用に限らず、例えば、工業用、宇宙空間用、深海用等各種用途に適用可能である。
本発明の第1実施形態の医療用マニピュレータシステムを示す斜視図。 本発明の第1実施形態の医療用マニピュレータシステムを示すブロック図。 本発明の第1実施形態のタッチパッド型操作装置を示す斜視図。 本発明の第1実施形態の表示画面を示す図。 本発明の第2実施形態のタッチパッド型傾動操作装置を示す斜視図。 本発明の第2実施形態の処置具マニピュレータの姿勢変化操作を変化前の状態で示す模式図。 本発明の第2実施形態の処置具マニピュレータの姿勢変化操作を変化後の状態で示す模式図。 本発明の第3実施形態の表示画面を示す図。 本発明の第4実施形態のタッチパッド型摺動操作装置を示す斜視図。 本発明の第5実施形態のタッチパネル型複合操作装置を示す斜視図。 本発明の第5実施形態のタッチパネルを示す模式図。 本発明の第6実施形態のタッチパネル型摺動操作装置を示す斜視図。
符号の説明
22…内視鏡、30;36a…作動機構、30…ズーム機構、36a…内視鏡駆動部、33;73…表示部、33…表示画面、73…タッチパネル、34…観察画像、36d…移動機構(処置具駆動部)、37…制御装置(制御ユニット)、42d…マニピュレータ(処置具マニピュレータ)、46…被操作部(電極部)、53…粗動操作装置(アーム型操作装置)、56;62;67;72;76…微動操作装置、56…タッチパッド型操作装置、62…タッチパッド型傾動操作装置、67…タッチパッド型摺動操作装置、72…タッチパネル型複合操作装置、76…タッチパネル型摺動操作装置、59;73…感圧面部、59…タッチパッド、73…タッチパネル、58,64,65,66;58,68,70…操作機構、58,64,65…傾動支持部、58…操作盤、64…ボールジョイント、65…傾動腕部、66…姿勢検知部(傾き検知装置)、58,68…移動支持機構、58…操作盤、68…スライドガイド、70…位置検知装置(位置検知部)、74a…微動操作領域(電極操作領域)、74b…作動操作領域(視野操作領域)。

Claims (4)

  1. 処置部を移動させる移動機構を有するマニピュレータと、
    前記処置部の観察画像を表示する表示部と、
    前記処置部を移動させるための操作入力が可能な入力面を有する操作入力部と、
    前記操作入力部を前記入力面と直交する軸方向に移動自在に支持する移動支持機構と、
    前記入力面と直交する軸方向に対する前記操作入力部の位置を検出する検知部と、
    前記操作入力部による前記入力面への操作入力に応じて前記処置部を移動させると共に、前記検知部による前記操作入力部の位置の検知結果に基づいて、前記観察画像において前記観察画像に直交する方向に前記処置部を移動させるように前記移動機構を制御する制御装置と、
    を具備することを特徴とするマニピュレータシステム。
  2. 前記操作入力部は、前記処置部を微動させるための操作入力が可能な微動操作装置であって、感圧面部を有し、前記感圧面部は前記感圧面部への圧力負荷位置を検知可能である、微動操作装置を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマニピュレータシステム。
  3. 前記マニピュレータシステムは、前記処置部を粗動させるための操作入力が可能な粗動操作装置を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のマニピュレータシステム。
  4. 前記マニピュレータシステムは、内視鏡を有し、
    前記表示部は、前記内視鏡により得られた観察画像を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマニピュレータシステム。
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