JP5192672B2 - Ledユニット - Google Patents

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Description

本発明は、LEDユニットに関するものである。
従来、LEDユニットを用いた照明装置として図23に示すような回路構成を有するものが提供されている(例えば特許文献1参照)。
この照明装置は、LEDユニット100と、LEDユニット100に定電流を供給する直流電源装置200とで構成されている。LEDユニット100は複数個の発光ダイオードLEDを直列接続して構成されており、直流電源装置200から定電流が供給されて、点灯するようになっている。発光ダイオードLEDは順方向に流れる電流値によって光出力を制御することができ、複数個の発光ダイオードLEDの光出力を同時に制御することができるので、図23に示すように複数個の発光ダイオードLEDを直列接続する構成がLEDユニット100として一般的に採用されている。
近年、発光ダイオードの発光効率の向上に伴い、発光ダイオードが様々な照明用途に使用されるようになってきたが、現状では依然として絶対的な光量が足りていないため、発光ダイオードに流す電流を増やし、光出力を増大させて使用している。しかしながら、発光ダイオードに流す電流を増やしすぎると、発光ダイオードの発熱が増大し、発光ダイオード内部の封止樹脂が劣化して光出力が逆に低下してしまう可能性があった。発光ダイオードの寿命はその光出力で定義されるため、結果的に発光ダイオードの寿命が短くなる可能性があった。
そこで、図24に示すように金属板の表面に絶縁層を貼り合わせた金属基板101を用い、この金属基板101上に発光ダイオード102を実装して放熱性を高め、発光ダイオード102の発熱を抑制することで、発光ダイオード102の寿命を延ばしたLEDユニット100が従来提案されている(例えば特許文献2参照)。
このLEDユニット100は持ち運びが簡単で施工し易いといった利点があるが、その利点ゆえに様々な用途や場所で使用されることになり、その結果、LEDユニット100が少なからず静電気を受けることになる。LEDユニット100に実装された発光ダイオード102は半導体部品であり、比較的静電気に弱いため、LEDユニット100に静電気が印加されると、発光ダイオード102に過大なストレスがかかっていた。
そのため、図25(a)に示すような静電気対策を行ったLEDユニット100Aが従来提案されている(例えば特許文献3参照)。このLEDユニット100Aでは、端子103aから端子103bに電流が流れる向きに複数個の発光ダイオード102を直列接続してあり、静電気対策として複数個の発光ダイオード102と並列にダイオード104を接続してある。なおダイオード104はカソードを端子103a側、アノードを端子103b側にして接続されており、端子103bに正の静電気の電圧が印加された場合には、この静電気がダイオード104を介して端子103a側に流れるので、複数個の発光ダイオード102に静電気の電圧が印加されることはなく、静電気によって発光ダイオード102が破壊されるのを防止することができる。なお上記特許文献3には、ダイオード103に代えて、複数個の発光ダイオード102の両端間にツェナーダイオードを逆並列接続したものや、バリスタを接続したものも提案されている。
また静電気対策を行ったLEDユニット100Bとして、図25(b)に示すように各々の発光ダイオード102と直列に抵抗105とダイオード106とを接続したものも従来提案されている。このLEDユニット100Bでは、静電気印加時に発光ダイオード102に流れる過電流を、この発光ダイオード102に直列接続された抵抗105とダイオード106とで制限することによって、発光ダイオード102の破損を防止するようになっている。
特開2005−142137号公報(段落[0019]−[0020]、及び、第1図) 特開2002−299697号公報(段落[0016]−[0019]、及び、第1図) 特開2005−329173号公報(段落[0028]−[0045]、及び、第2図−第4図) 特開2000−155533号公報(段落[0022]−[0028]、及び、第1図)
上述のように静電気対策を行ったLEDユニットして種々のものが提案されており、図25(a)に示すLEDユニットAでは、複数個の発光ダイオード102の両端間に接続されたダイオードやツェナーダイオードやバリスタが、発光ダイオード102に印加された逆向きの静電気を逃がすことによって、発光ダイオード102の破壊を防止しているのであるが、ダイオードやツェナーダイオードやバリスタなどの半導体部品には静電気に対する反応速度にばらつきがあり、これらの半導体素子が静電気を逃がすよりも前に、発光ダイオード102に静電気が印加されて、発光ダイオード102が破損してしまう虞があった。
また、図25(b)に示すLEDユニットBでは、発光ダイオード102に流れる電流が抵抗105およびダイオード106に流れるため、抵抗105やダイオード106による損失が大きく、効率が低下するばかりか、抵抗105およびダイオード106の発熱によって発光ダイオード102の温度が上昇してしまい、発光ダイオード102の寿命が短くなる虞があった。特に発光ダイオードに大電流を流すLEDユニットの場合は、抵抗105やダイオード106による損失が増大するため、このようなLEDユニットには不向きであった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、静電気対策を確実に行えるLEDユニットを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、直列接続された複数個の発光ダイオードと、個々の発光ダイオードに直接並列接続された複数個のコンデンサと、金属板の表面に絶縁層が形成された金属基板とを備え、絶縁層の表面に、外部より電源が供給される入力端子と、入力端子間に複数個の発光ダイオードを直列接続するための導電パターンと、個々の発光ダイオードにコンデンサを直接並列接続するための導電パターンとがそれぞれ設けられ、導電パターンが、過電圧又は過電流の少なくとも何れか一方を吸収する電子部品を介して金属板に電気的に接続されたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、各発光ダイオードは、1乃至複数のLEDチップを1つのパッケージに内蔵して形成されたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1又は2の発明において、各発光ダイオードの静電気耐量をn(V)とした場合に、個々の発光ダイオードに直接並列接続するコンデンサの静電容量値を5/n(μF)以上としたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れか1つの発明において、各発光ダイオードのカソードにアノードが接続されるとともに各発光ダイオードのアノードにカソードが接続されるツェナーダイオード、又は、バリスタの内少なくとも何れか一方を各発光ダイオードに並列接続したことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れか1つの発明において、各発光ダイオードのカソードにアノードを、各発光ダイオードのアノードにカソードをそれぞれ接続するようにして、ツェナー電圧が各発光ダイオードの順方向電圧以上のツェナーダイオードを、各発光ダイオードに並列接続したことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至5の何れか1つの発明において、電子部品と金属板とが、金属基板に設けたスルーホールを介して電気的に接続されたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至6の何れか1つの発明において、電子部品がコンデンサ、バリスタ、ツェナーダイオード又は抵抗の内の少なくとも何れか1つからなることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、直列接続された複数個の発光ダイオードの各々にコンデンサを直接並列接続しているので、発光ダイオードに印加された静電気をコンデンサに流すことで、発光ダイオードにかかるストレスを低減できるという効果がある。しかも、発光ダイオード点灯時にコンデンサで損失が生じないため、発熱による温度上昇で発光ダイオードの発光効率が低下する虞もなく、発熱によって発光ダイオードの寿命が短くなるのを防止できるという効果がある。さらに、個々の発光ダイオードにコンデンサを直接並列接続しているので、複数個の発光ダイオードの両端間に静電気が印加された場合だけでなく、何れか2つの発光ダイオードの接続点に静電気が印加された場合でも、コンデンサを通して静電気を流すことで、発光ダイオードにストレスがかかるのを防止でき、発光ダイオードの破損を確実に防止できるという効果がある。しかも、導電パターンと金属板とが絶縁層を介して容量結合しているので、導電パターンと金属板との間に形成される容量成分を介して静電気を逃がすことができる。さらに、導電パターンに溜まった電荷によって導電パターンと金属板との間に電位差が発生した場合でも、電子部品を介して導電パターンに溜まった電荷を金属板に放電させることで、導電パターンと金属板との間で放電が発生するのを防止でき、放電により発光ダイオードが破損するのを確実に防止できる。
請求項2の発明によれば、1つのパッケージに1乃至複数のLEDチップを内蔵しているので、使用用途や使用場所などに応じた光量や消費電流の発光ダイオードを使用することができる。
また、各発光ダイオードの静電気耐量がn(V)であれば、個々の発光ダイオードに直接並列接続するコンデンサの静電容量値を5/n(μF)以上とすることが好ましく、各発光ダイオードに並列接続されるコンデンサの静電容量を十分大きくとることで、LEDユニットに印加される静電気によって、発光ダイオードが過大なストレスがかかるのを防止することができる。
請求項の発明によれば、静電気が印加された場合にコンデンサに蓄積された電荷によって発光ダイオードに電圧が印加されるのであるが、各発光ダイオードと並列にツェナーダイオード又はバリスタを接続することによって、ツェナー電圧又はバリスタが導通するときの電圧(しきい値電圧)以上の電圧が発光ダイオードの両端間に印加されるのを防止できるので、発光ダイオードにかかるストレスを低減して、発光ダイオードの破損を確実に防止できるというという効果がある。
請求項の発明によれば、静電気が印加された場合にコンデンサに蓄積された電荷によって発光ダイオードに電圧が印加されるのであるが、発光ダイオードの両端間にツェナー電圧以上の電圧が印加されるのを防止できるので、発光ダイオードにかかるストレスを低減して、発光ダイオードの破損を防止できるというという効果がある。しかも、発光ダイオードが通常点灯する間はツェナーダイオードに電流が流れないから電力が消費されることはなく、そのためツェナーダイオードで損失が発生することがないので、ツェナーダイオードの発熱によって発光ダイオードの寿命が短くなるのを防止できる。
ここにおいて電子部品と金属板とはスルーホールを介して接続することが好ましく、金属基板に電子部品を実装するだけで、電子部品と金属板との間を電気的に接続することができるので、別途の接続作業や部品が不要であるという効果がある。
また、電子部品としてはコンデンサ、バリスタ、ツェナーダイオード又は抵抗の内の少なくとも何れか1つを用いることが好ましく、これらの電子部品を介してコンデンサに蓄積された電荷を金属板に放電させることで、導電パターンと金属板との間で放電が発生するのを防止できるという効果がある。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1を図1〜図4に基づいて説明する。図1はLEDユニット1の外観斜視図であり、このLEDユニット1は、金属板(例えば銅板)2aの表面に絶縁層2bを貼り合わせて形成された金属基板2を有し、この金属基板2の一表面に面実装タイプの発光ダイオードLED1〜LED4とコンデンサC1〜C4と一対の入力端子t1,t2とを実装してあり、金属基板2の表面に形成された導電パターン3を介して各部品間を電気的に接続してある。そして、入力端子t1,t2にはそれぞれ外部の直流電源(図示せず)に接続するためのリード線4,4が接続されている。なお各発光ダイオードLED1…は同様の構成を有しており、個別の発光ダイオードについて説明するときは発光ダイオードLED1、LED2…と称し、全般的な説明を行うときは発光ダイオードLEDと記載する。
このLEDユニット1の等価回路図を図2に示す。なお図2中の実線部分が金属基板2上に形成された実際の回路を示している。このLEDユニット1では、入力端子t1,t2間に複数個(例えば4個)の発光ダイオードLED1〜LED4が直列接続されており、個々の発光ダイオードLED1〜LED4にはそれぞれ面実装タイプの積層セラミックコンデンサよりなるコンデンサC1〜C4が直接並列接続されている。また、金属基板2の上面に形成された導電パターン3が、金属板2aと絶縁層2bを介して容量結合している。その等価回路を図2中に点線で図示してあり、図2中のC5〜C9は導電パターン3と金属板2aとの間の容量成分を示している。なお各発光ダイオードLEDは、1つのパッケージ10内に1つずつLEDチップ11を内蔵したものでも良いし、1つのパッケージ10内に複数のLEDチップ11を内蔵したものでも良く、使用用途や使用場所に応じた光量或いは消費電流のものを使用することができる。
ここで、入力端子t1,t2間にはリード線4を介して直流電源5が接続されており、直流電源5から発光ダイオードLED1〜LED4に直流電流が供給されると、発光ダイオードLED1〜LED4が点灯するのである。なおLED点灯時には、個々の発光ダイオードLED1〜LED4に並列接続されたコンデンサC1〜C4に電流が流れることはなく、コンデンサC1〜C4で損失が発生しないため、コンデンサC1〜C4が発熱することもない。したがってコンデンサC1〜C4の発熱による温度上昇で発光ダイオードLED1〜LED4の温度が上昇して発光効率が低下する虞はなく、また温度上昇により発光ダイオードLED1〜LED4の寿命が低下することもない。
ところで、金属基板2を取り扱う際には、金属基板2に実装された電子部品(発光ダイオードLED1〜LED4やコンデンサC1〜C4など)に触れないように注意して取り扱えば、金属基板2に静電気が印加される虞は殆ど無いが、入力端子t1,t2に接続されたリード線4,4は先端の被覆が剥かれているため、運搬途中やリード線4を電源に接続する場合などに静電気が印加される可能性がある。ここで、静電気が印加された場合に、電流が流れるモードとしては以下に示すようなパターンが考えられる。
図3(a)は高電位側の入力端子t1に静電気が印加された場合のモードを示し、図中の矢印A0は静電気の印加場所を、矢印A1は電流が流れる方向をそれぞれ示している。このモードでは、導電パターン3と金属板2aの間の容量成分C5〜C9を通じて金属板2aに電流が流れようとする。電流の流れる経路の途中には発光ダイオードLED1〜LED4が存在するが、個々の発光ダイオードLED1〜LED4には低インピーダンスのコンデンサC1〜C4が直接並列接続されているので、発光ダイオードLED1〜LED4には電流が流れずに、コンデンサC1〜C4を通じて電流が流れる。そのため静電気が印加された場合でも発光ダイオードLED1〜LED4に過電流が流れず、ストレスがかかることも無い。また各コンデンサC1〜C4には電流が流れ込むことによって電荷が溜まり、電圧が発生するが、静電容量値を大きくとることで、発光ダイオードLED1〜LED4にかかるストレスを実用上問題ないレベルまで低減することができる。ここで、入力端子t1に印加された静電気によって、電流が流れる経路は以下の通りである。すなわち入力端子t1−コンデンサC5−金属板2aの経路と、入力端子t1−コンデンサC1−コンデンサC6−金属板2aの経路と、入力端子t1−コンデンサC1−コンデンサC2−コンデンサC7−金属板2aの経路と、入力端子t1−コンデンサC1−コンデンサC2−コンデンサC3−コンデンサC8−金属板2aの経路と、入力端子t1−コンデンサC1−コンデンサC2−コンデンサC3−コンデンサC4−コンデンサC9−金属板2aの経路の5通りの経路で電流が流れるのである。なお入力端子t2に静電気が印加される場合も、上述と同様にコンデンサC1〜C4の静電容量値を大きくとることで、各発光ダイオードLED1〜LED4にかかるストレスを実用上問題ないレベルまで低減することができる。
また、図3(b)はリード線4,4間(つまり入力端子t1,t2間)に静電気が印加された場合のモードを示し、図中の矢印は電流が流れる方向を示している。入力端子t2をアースした状態で入力端子t1に静電気を印加すると、静電気は殆ど低インピーダンスのコンデンサC1、C2、C3、C4を通して流れ、各発光ダイオードLED1〜LED4に過電流が流れてストレスが加わることは無い。またコンデンサC1〜C4に電流が流れ込むことによって、電荷が溜まり電圧が発生するが、静電容量値を大きくとることで、各発光ダイオードLED1〜LED4にかかるストレスを実用上問題ないレベルまで低減することができる。なお、入力端子t1をアースした状態で入力端子t2に静電気を印加した場合でも、上述と同様に発光ダイオードLED1〜LED4にかかるストレスを実用上問題ないレベルまで低減することができる。
また更に、金属板2aが電気的に浮いた状態で何れかのリード線4に静電気が印加される場合もあり、この場合は静電気がどのような経路で流れるか特定できないが、個々の発光ダイオードLED1〜LED4にそれぞれコンデンサC1〜C4を直接並列接続しているので、発光ダイオードLED1〜LED4に過電流が流れてストレスがかかることはない。
ここで、図1に示すLEDユニット1において、板厚が約1mmの銅板(金属板2a)に比誘電率εr≒7、厚みが約100μmの絶縁層2bを貼り合わせて金属基板2を形成し、この金属基板2上に静電気耐量が50Vの発光ダイオードLED1〜LED4を実装した場合に以下の試験条件で試験を行い、コンデンサC1〜C4の静電容量と発光ダイオードLED1〜LED4の故障の有無との関係を調べたところ、表1に示す試験結果が得られた。なお、表1中の「−」を記入した欄は試験を実施していないことを示しており、以下の他の表についても同様である。また発光ダイオードLED1〜LED4の静電気耐量の逆数と、発光ダイオードLED1〜LED4が故障しないためのコンデンサC1〜C4の静電容量との関係をグラフ化したところ図4に示す結果が得られた。なお静電気の印加条件はA〜Fの6通りとする。条件A:入力端子t2をアースした状態で入力端子t1に静電気を印加する。条件B:入力端子t1をアースした状態で入力端子t2に静電気を印加する。条件C:金属板2aをアースした状態で入力端子t1に静電気を印加する。条件D:金属板2aをアースした状態で入力端子t2に静電気を印加する。条件E:LEDユニット1を電気的に浮かせた状態で入力端子t1に静電気を印加する。条件F:LEDユニット1を電気的に浮かせた状態で入力端子t2に静電気を印加する。このようなA〜Fの各条件でノイズ研究所製の静電気試験機(型番ESS−630A)を用いて±10kVの電圧を30回ずつ印加して試験を行った。なおコンデンサC1〜C4には、松下電器産業株式会社製の一般電子機器用のチップ型積層セラミックコンデンサECJシリーズを用い、その容量値は3.3nF〜220nFとする。サンプル数は、コンデンサC1〜C4の静電容量および発光ダイオードLED1〜LED4の静電気耐量の各条件毎に各5台とする。但し、静電気の印加は連続して行わず、静電気印加後にイオナイザーにて導電パターン3上の電荷をゼロにした後、次の静電気を印加する。
Figure 0005192672
図4に示すグラフより、発光ダイオードLED1〜LED4の静電気耐量をn(V)とした場合に、コンデンサC1〜C4の静電容量値が5/n(μF)以上であれば、10kV程度の静電気が印加されたとしても、発光ダイオードLED1〜LED4が故障することはないことが判明した。なお、表1は4個の発光ダイオードLED1〜LED4が直列接続されたLEDユニット1についての試験結果であるが、発光ダイオードLEDの個数が4個以外の場合でも略同様の結果が得られている。よって図1のLEDユニット1において、板厚が約1mmの銅板2aに比誘電率εr≒7、厚みが約100μmの絶縁層2bを貼り合わせて金属基板2を形成し、この金属基板2上に静電気耐量が50Vの発光ダイオードLED1〜LED4を実装した場合には、0.1μFのコンデンサC1〜C4を各発光ダイオードLED1〜LED4に直接並列接続すれば、静電気による発光ダイオードLED1〜LED4の故障を防止することができる。なおコンデンサC1〜C4としてはチップ型積層セラミックコンデンサを用いれば良く、例えば松下電器産業製の型番ECJ2VB1E104などが好ましい。
本実施形態では個々の発光ダイオードLED1…にコンデンサC1…を直接並列接続することで、静電気による発光ダイオードLED1…の破損を防止しており、安価で小型のチップ型積層セラミックコンデンサよりなるコンデンサC1…を並列接続するだけで良いので、LEDユニット1のコスト高を招くことは無く、またコンデンサC1…は点灯時に損失が発生しないため、発熱の心配もない。したがって、消費電力を増やすこともなく、また発熱によって発光ダイオードLED1…の寿命が短くなることもない。また入力端子t1,t2に静電気が印加される場合だけでなく、各部品間を電気的に接続する導電パターン3に静電気が印加された場合でも各発光ダイオードLED1…にストレスがかからず、発光ダイオードLED1…が故障することがないので、LEDユニット1の取り扱いが非常に容易になるという利点もある。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図5に基づいて説明する。実施形態1では1枚の金属基板2に複数個の発光ダイオードLED1〜LED4とコンデンサC1〜C4とを全て実装しているのに対して、本実施形態では図5(a)に示すように厚みが約1.6mmガラスエポキシ基板からなる複数(例えば3個)の基板2A,2B,2Cを備え、各々の基板2A〜2C上に発光ダイオードLED1〜LED3とコンデンサC1〜C3とを1個ずつ実装してある。各々の基板2A〜2Cでは、コンデンサC1〜C3が各基板2A〜2C上に形成された導電パターン3を介して発光ダイオードLED1〜LED3に直接並列接続されている。そして、各々の基板2A〜2Cに形成された回路はリード線4を介して電気的に接続されており、3個の発光ダイオードLED1〜LED3は互いに直列に接続されている。図5(b)はこのLEDユニット1の等価回路図を示している。
本実施形態においても実施形態1と同様に直列接続された複数個の発光ダイオードLED1〜LED3の各々に、コンデンサC1〜C3が直接並列接続されているので、LEDユニット1のどの部位に静電気が印加されたとしても、発光ダイオードLED1〜LED3に過電流が流れて、ストレスがかかることはない。
なお本実施形態では、発光ダイオードLED1…とコンデンサC1…とが1個ずつ実装された基板2A…を3個直列に接続した例について説明を行ったが、基板2A…の数を3個に限定する趣旨のものではなく、基板2A…(すなわち発光ダイオードLED1…)が複数直列接続されていれば良い。また各々の基板2A〜2Cをガラスエポキシ基板で構成しており、実施形態1のように金属基板で構成されるものだけでなく、非金属基板で構成される場合にも本発明は有効であるが、本実施形態において各基板2A〜2Cを金属基板で構成しても良いことは言うまでもない。
(実施形態3)
本発明の実施形態3を図6〜図9に基づいて説明する。図6は実施形態1のLEDユニット1においてリード線4,4間に静電気を印加した場合に電流が流れる経路を示しており、まずコンデンサC1−コンデンサC2−コンデンサC3−コンデンサC4を通って電流が流れ(矢印A1の経路)、その後各コンデンサC1〜C4に溜まった電荷は矢印A2の経路で放電することになる。このような放電経路は、静電気の印加場所から接地箇所までの間に発光ダイオードLEDのみの電流経路が存在する場合のみ可能であり、図3や図7に示すように、矢印A0で示す静電気の印加場所から接地箇所までの間に発光ダイオードLEDのみの電流経路が存在せず、コンデンサC1〜C4や容量成分C5〜C9が存在している場合には、電荷が抜けるループが存在しないため、電荷が導電パターン3上に残ることになる。
そのため導電パターン3上に電荷が残った状態でリード線4の先端部分や導電パターン3に手で触れたり、手を近づけたりすると、放電(所謂デバイス帯電モデルの放電)が発生し、急激な放電現象によって発光ダイオードLEDに過大なストレスが加わる可能性がある。
そこで、図1に示すLEDユニット1を用い、静電気の印加後に強制的に電荷を放電させて、デバイス帯電モデルの放電を発生させ、発光ダイオードLEDの故障を防止できるコンデンサの容量値を検証する試験を行った。ここで金属基板2としては、板厚が約1mmの銅板2aに比誘電率εr≒7、厚みが約100μmの絶縁層2bを貼り合わせたものを用い、この金属基板2上に静電気耐量が50Vの発光ダイオードLED1〜LED4を実装した場合と、静電気耐量が200Vの発光ダイオードLED1〜LED4を実装した場合とでそれぞれ以下の試験条件で試験を行ったところ、表2に示す試験結果が得られた。なお静電気の印加条件はA〜Dの4通りとする。条件A:金属板2aをアースした状態で入力端子t1に静電気を印加し、静電気印加後入力端子t2を接地して放電させる。条件B:金属板2aをアースした状態で入力端子t2に静電気を印加し、静電気印加後入力端子t1を接地して放電させる。条件C:LEDユニット1を電気的に浮かせた状態で入力端子t1に静電気を印加、静電気印加後入力端子t2を接地して放電させる。条件D:LEDユニット1を電気的に浮かせた状態で入力端子t2に静電気を印加、静電気印加後入力端子t1を接地して放電させる。また直列接続する発光ダイオードLED1…の個数を4個、8個、12個の3通りとし、A〜Dの各条件でノイズ研究所製の静電気試験機(型番ESS−630A)を用いて±10kVの電圧を30回ずつ印加して試験を行った。コンデンサC1…には、松下電器産業株式会社製の一般電子機器用のチップ型積層セラミックコンデンサECJシリーズを用いる。サンプル数は、コンデンサC1…の静電容量および発光ダイオードLEDの個数の各条件毎に各5台とする。
Figure 0005192672
表2の結果より、静電気耐量が50Vの発光ダイオードLEDを使用した場合に、直列接続する発光ダイオードLEDの個数mと、発光ダイオードLEDが故障しないためのコンデンサC1…の静電容量との関係は図8で示され、コンデンサC1…の静電容量値は、C=0.031×m+0.090(μF)となる。また表3は、静電気耐量が50Vの発光ダイオードLEDを使用した場合と、静電気耐量が200Vの発光ダイオードLEDを使用した場合とで、発光ダイオードLEDが故障しないためのコンデンサC1…の静電容量値を示しており、発光ダイオードLEDの静電気耐量が200Vの場合には、静電気耐量が50Vの場合に比べて50/200=0.25倍の静電容量で十分であり、発光ダイオードLEDの静電気耐量に比例した静電容量のコンデンサC1…を選定すればよいことが判明した。
Figure 0005192672
以上より図1に示すLEDユニット1において、静電気耐量がn(V)の発光ダイオードLEDをm個使用した場合には、個々の発光ダイオードLEDに直接並列接続するコンデンサC1…の静電容量Cが、C=(0.031×m+0.090)×50/n(μF)以上であれば、静電気による発光ダイオードLED1の破損を確実に防止することができる。
例えば図9に示すように板厚が約1mmの銅板2aに比誘電率εr≒7、厚みが約100μmの絶縁層2bを貼り合わせて金属基板2を形成し、この金属基板2上に静電気耐量が50Vの発光ダイオードLED1〜LED12を12個直列接続する形で実装した場合には、0.47μF以上の静電容量を有するコンデンサC1〜C12を各発光ダイオードLED1〜LED12に直接並列接続する形で実装すれば、静電気による発光ダイオードLED1〜LED12の故障を防止することができる。なおコンデンサC1〜C4としてはチップ型積層セラミックコンデンサを用いれば良く、例えば松下電器産業製の型番ECJ2FB1C474などが好ましい。
本実施形態のLEDユニット1では、各コンデンサC1…の静電容量値を十分大きくとることで、静電気が印加された後にデバイス帯電モデルの放電が発生することによってLEDユニット1が発生するのを防止できるから、デバイス帯電モデルの放電によるLEDユニット1の故障を考慮する必要が無く、LEDユニット1の取り扱いがさらに容易になるという利点がある。
(実施形態4)
本発明の実施形態4を図10〜図12に基づいて説明する。尚、LEDユニット1の構成は実施形態1とほぼ同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図10に示すように、実施形態1で説明したLEDユニット1の入力端子t1をアースに落とした状態で、入力端子t2に静電気を印加すると、まず矢印A1で示すように低インピーダンスのコンデンサC4−コンデンサC3−コンデンサC2−コンデンサC1を通って電流が流れ、その後各コンデンサC1〜C4に蓄積された電荷がゆっくりと放電を開始し、矢印A2で示すように発光ダイオードLED4−LED3−LED2−LED1の経路で電流が流れる。このとき各発光ダイオードLED1〜LED4にとっては逆方向に電流がリークすることになり、放電には長時間を必要とする。その結果、コンデンサC1〜C4の電荷を放電するのに長時間を必要とし、入力端子t2に静電気が連続して印加されると、コンデンサC1〜C4の電圧が徐々に高くなり、その結果発光ダイオードLD1〜LED4に過大なストレスがかかる可能性があった。
そこで本実施形態では、図11に示すように直列接続された複数個のLED1〜LED4の各々にコンデンサC1〜C4を直接並列接続するとともに、個々のLED1〜LED4にツェナーダイオードZD1〜ZD4を直接並列接続してある。なお各々のツェナーダイオードZD1〜ZD4は、アノードを発光ダイオードLED1〜LED4のカソードに、カソードを発光ダイオードLED1〜LED4のアノードにそれぞれ接続してある。発光ダイオードLEDの順方向と逆向きにツェナーダイオードZD1…或いはダイオードを接続することを逆並列接続と言う。
ここで、入力端子t1をアースに落とした状態で、入力端子t2に静電気を印加した場合、まず矢印A1で示すように低インピーダンスのコンデンサC4−コンデンサC3−コンデンサC2−コンデンサC1を通って電流が流れ、その後矢印A2に示すように各コンデンサC1〜C4に蓄積された電荷がツェナーダイオードZD1〜ZD4を通じて放電される。ツェナーダイオードZD1〜ZD4としては、ツェナー電圧が4V以上のものが好ましく、例えば松下電器産業株式会社製の型番MAZ8051のチップ型ツェナーダイオード等を用いれば良い。
本実施形態によれば入力端子t2に連続して静電気を印加したとしても、コンデンサC1…に蓄積した電荷をすぐに放電することが出来るので、コンデンサC1…の電圧が上昇することはなく、発光ダイオードLD1…にストレスがかかるのを防止して、発光ダイオードLD1…の故障を確実に防止することが出来る。またツェナーダイオードZD1…として、ツェナー電圧が4V以上のものを用いれば、発光ダイオードLEDの順方向電圧(白色LEDおよび青色LEDでは3.0V〜3.8V)以上となり、LED点灯時にはツェナーダイオードZD1…に電流が流れることがないから電力が消費されることがない。そのため、LED点灯時にツェナーダイオードZD1…で損失が発生することがないから、発熱の心配がない。したがって、消費電力が増えることは無く、発熱によってLEDの寿命が短くなるのを防止できる。
なお本実施形態では、直列接続された発光ダイオードLED1…の各々にコンデンサC1…を直接並列接続するとともに、個々の発光ダイオードLED1…にツェナーダイオードZD1…を直接並列接続しているが、ツェナーダイオードZD1〜ZD4の代わりにダイオードD1〜D4を逆並列に接続したり(図12(a)参照)、バリスタZNR1〜ZNR4を並列接続しても良く(図12(b)参照)、ツェナーダイオードZD1…を接続した場合と同様の効果がある。
(実施形態5)
本発明の実施形態5を図13に基づいて説明する。尚、LEDユニット1の構成は実施形態1とほぼ同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図13(a)は実施形態1で説明したLEDユニット1の平面図である。このLEDユニット1では、充電部である導電パターン3において金属基板2の外縁部に最も近い部位(点Pa)と、金属基板2の外縁部との距離が非常に短い場合、入力端子t1,t2或いは導電パターン3に直接静電気を印加すると、静電気を印加した瞬間に点Paと金属板2aの外縁部との間でも同時に放電することがある。このような放電が発生した場合、上述した各実施形態の対策では、金属板2aの外縁部への放電のエネルギーによって発光ダイオードLEDにストレスがかかるのを完全には防げないことが実験的に判明している。
一般的にコンデンサの静電容量は、コンデンサを構成する電極の面積、および、電極間に挟み込まれた誘電体の比誘電率にそれぞれ比例し、また電極間に挟み込まれた誘電体の厚みに反比例する。図13(a)に示すLEDユニット1では、導電パターン3と金属板2aとが絶縁層2bを介して等価的にコンデンサを形成している。その結果、図2の等価回路図に示すように基板上の導電パターン3と金属板2aとは絶縁層2bを介して容量結合することになるが、絶縁層2bの比誘電率が低いために導電パターン3と金属板2aとの間の容量値は非常に小さいものになる。したがって、静電気が印加されると、導電パターン3と金属板2aとの間の電位差が大きくなり、絶縁距離が非常に小さい点Paで放電することになる。
ここで、図13(a)に示すLEDユニット1において、金属基板2の絶縁層2bとして比誘電率εr≒7、厚みが約100μmのものを使用した場合、導電パターン3から金属板2aへの放電が起こらないような絶縁距離を実験的に求めた結果を図14に示す。放電が起こらないような導電パターン3から金属板2aの外縁部までの絶縁距離yは、導電パターン3の総面積S(mm)に比例し、距離y=−2.0×10−3×S+4.9(mm)以上であれば、放電が発生しないことが実験により確認された。
例えば図13(a)に示すLEDユニット1において、金属基板2の絶縁層2bが比誘電率εr≒7、厚みが約100μmで、導電パターン3の総面積が1200(mm)であれば、図13(b)に示すように導電パターン3と金属板2aの外縁部との最短距離dを2.5(mm)以上離せば、放電が発生することはなく、発光ダイオードLEDに過大なストレスがかかるのを防止できることが確認できた。
またコンデンサの静電容量は、絶縁層の比誘電率に比例し、その厚みに反比例する。そして静電気が印加された場合の導電パターン3と金属板2aとの間の電位差は、コンデンサの静電容量に反比例するため、使用する金属基板2の絶縁層2bの比誘電率や厚みが分かれば、導電パターン3と金属板2aの外縁部との間の絶縁距離を求めることができる。
例えば金属基板2の絶縁層2bが比誘電率εr≒7、厚みが約200μmで、導電パターン3の総面積が1000(mm)であれば、以下に示すように導電パターン3と金属板2aの外縁部との最短距離yを2.0(mm)以上とすれば良いことが分かる。
y≧(−2.0×10−3×1000+4.9)×7/20×200/100≒2.0(mm)
本実施形態によれば金属基板2を使用した場合に、導電パターン3と金属板2aの外縁部との間に必要な最短距離を求めることができ、必要な絶縁距離を確保することによって、LEDユニット1に静電気が印加された場合でも、基板上の充電部と金属板2aの外縁部との間での放電が発生するのを防止できるから、発光ダイオードLEDに過大なストレスが加わることがなく、LEDユニット1の取り扱いが楽になる。
また導電パターン3と金属板2aの外縁部との間の距離を、放電が起きないような最短距離に設定することができるから、金属基板2を必要以上に大きくする必要が無く、製造コストの低減を図るとともに、本LEDユニット1を装着する照明器具の小型化を図ることができる。
ところで、図13(a)のLEDユニット1では、導電パターン3と金属板2aとの絶縁距離が最短となる点が導電パターン3の角部となっているが、角部のように先の尖った部分は電界が集中して放電が発生しやすいため、図15に示すように金属板2aとの絶縁距離が最短となる導電パターン3の部位3aを曲線状に形成しても良く、先の尖った部分を無くすことで、放電が発生する確率を低減することができる。
(実施形態6)
本発明の実施形態6を図16に基づいて説明する。実施形態5では、導電パターン3と金属板2aの外縁部との間の距離を所定距離以上に設定することで、導電パターン3から金属板2aの外縁部への放電を防止しているが、導電パターン3と金属板2aの外縁部との間に必要な距離を確保できない場合には、導電パターン3と金属板2aの外縁部との間に絶縁性を有する遮蔽物を設置することで、沿面距離をかせぐことも有効である。
例えば図16(a)の例では、金属板2aの外縁部との間の距離が最短となる導電パターン3の部位と金属基板2の外縁部との間に遮蔽物として絶縁壁6を設けてあり、この絶縁壁6によって沿面距離を確保している。また図16(b)の例では、金属板2aの外縁部との間の距離が最短となる導電パターン3の部位を絶縁性の樹脂膜7で覆っており、この樹脂膜7で絶縁性を確保している。なお樹脂膜7の材料としてはシリコーン樹脂などが好ましい。
本実施形態によれば、実施形態5で説明したLEDユニット1のように、導電パターン3と金属板2aの外縁部との間に放電が起きないような距離を確保する必要がないから、金属板2aの外形寸法を小さくでき、コストダウンを図ることが出来る。またLEDユニット1を小型化することで、LEDユニット1を用いる照明器具の小型化も図ることができ、照明器具の使用用途を増やすことが出来る。
(実施形態7)
本発明の実施形態7を図17に基づいて説明する。図17(a)はLEDユニット1の平面図であり、本実施形態では、実施形態1で説明した図1のLEDユニット1において、入力端子t2と発光ダイオードLED4とを接続する導電パターン3にチップ型の積層セラミックコンデンサC10の一端を接続するとともに、このコンデンサC10の他端を金属基板2に設けたスルーホール2cに電気的に接続してあり、コンデンサC10の他端がスルーホール2cを介して金属板2aに電気的に接続されている。また基板上の各導電パターン3は金属板2aと容量結合されており(C5〜C9)、図17(b)に本実施形態の等価回路図を示す。尚、コンデンサC10以外の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態のLEDユニット1に静電気が印加されたとしても、金属板2aと導電パターン3との間にコンデンサC10が接続されているので、コンデンサC10の静電容量を十分大きくとることで、金属板2aと導電パターン3との間の電位差を小さくでき、金属基板2の充電部(導電パターン3)と金属板2aの外縁部との間で放電が発生するのを抑制することができ、取り扱いが楽になる。また実施形態5で説明したLEDユニット1のように、導電パターン3と金属板2aの外縁部との間に放電が起きないような距離を確保する必要がないから、金属基板2の外形寸法を小さくでき、コストダウンを図ることができる。
なおコンデンサC10は、金属板2aと導電パターン3との間の電位差を小さくするために設けているので、コンデンサC10の一端側を金属板2aに接続すれば、コンデンサC10の他端側は導電パターン3のどの部位に接続しても良く、上述と同様の効果が得られる。
ところで、本実施形態のLEDユニット1において、図18(a)に示すようにコンデンサC10と並列に抵抗R1を接続しても良い。このLEDユニット1では、静電気が印加された後に導電パターン3に溜まった電荷を抵抗R1を通じて金属板2aに放電することができるので、金属板2aと導電パターン3との間の電位差をほぼ0Vとすることができる。このように、導電パターン3に溜まった電荷を放電することで、金属板2aと導電パターン3との間の電位差をほぼ0Vにすることができるから、金属板2aの外縁部で静電気が放電することはなく、発光ダイオードLEDに過大なストレスがかかるのを防止することができる。なお通常発光ダイオードLEDが点灯している場合には抵抗R1に電流が流れないので、抵抗R1で損失が発生することはなく、抵抗R1の発熱による温度上昇で発光ダイオードLEDの寿命が短くなることはない。
また、図17のLEDユニット1において、図18(b)に示すようにコンデンサC10の代わりにツェナーダイオードZD1を接続しても良い。この場合には導電パターン3と金属板2aとの間の電位差がツェナーダイオードZD1のツェナー電圧に達すると、ツェナーダイオードZD1に電流が流れるので、導電パターン3と金属板2aとの間にはツェナー電圧以上の電圧が発生しない。また最終的には導電パターン3に溜まった電荷がツェナーダイオードZD1を通じて全て放電されるため、コンデンサC10を接続した場合のように放電抵抗R1を設ける必要がない。なおツェナーダイオードZD1としては例えば松下電器産業株式会社製の型番MAZ8051のチップ型ツェナーダイオード等を用いれば良い。
また更に、図17のLEDユニット1において、図18(c)に示すようにコンデンサC10の代わりにバリスタZNR1を接続することも好ましい。この場合には導電パターン3と金属板2aとの間の電位差が所定のしきい値に達すると、バリスタZNR1がオンして放電するため、そのしきい値以上の電圧が発生することはない。したがって、最終的には導電パターン3に溜まった電荷がバリスタZNR1を通じて全て放電されるから、コンデンサC10を接続した場合のように放電抵抗R1を設ける必要がない。なおバリスタZNR1としては例えば松下電器産業株式会社製の型番EZJZ1V120KAなどを用いれば良い。
このように本実施形態では、導電パターン3が、過電圧又は過電流の少なくとも何れか一方を吸収する電子部品(コンデンサ、ツェナーダイオード、バリスタ又は抵抗のうちの少なくとも1つ)を介して金属板2aに電気的に接続されているので、静電気が印加されることによって導電パターン3に溜まった電荷により、導電パターン3と金属板2aとの間に電位差が発生した場合でも、上記電子部品を介して金属板2aに電荷を放電させることで、導電パターン3と金属板2aとの間で放電が発生するのを防止でき、放電により発光ダイオードLEDに過大なストレスがかかるのを防止できる。
(実施形態8)
本発明の実施形態8を図19に基づいて説明する。図19(a)はLEDユニット1の平面図であり、本実施形態では、実施形態1で説明した図1のLEDユニット1において、入力端子t1にチップ型の積層セラミックコンデンサC10の一端を、入力端子t2にチップ型の積層セラミックコンデンサC11の一端をそれぞれ接続するとともに、コンデンサC10,C11の他端を共に金属基板2に設けたスルーホール2cに電気的に接続してある。すなわち入力端子t1,t2間にコンデンサC10,C11を直列に接続してあり、コンデンサC10,C11の中点がスルーホール2cを介して金属板2aに導通している。また基板上の各導電パターン3は金属板2aと容量結合されており(C5〜C9)、図19(b)に本実施形態の等価回路図を示す。尚、コンデンサC10,C11以外の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
このLEDユニット1では、リード線4,4間(つまり入力端子t1,t2間)に静電気が印加された場合、静電気の印加点に最も近い距離にあるコンデンサC10,C11が静電気を効率良く吸収することができる。またコンデンサC10,C11の静電容量を十分大きくとることで、導電パターン3と金属板2aの間の電位差を低く抑えることができ、導電パターン3と金属板2aの外縁部との間で放電が起きにくくできる。
なお一方のリード線4と金属板2aの間に静電気が印加された場合でも、コンデンサC10,C11が存在するため、上述と同様に導電パターン3と金属板2aの間の電位差を低く抑えることができ、基板上の充電部(導電パターン3)と金属板2aの外縁部との間で放電が起きにくくできる。
また、実施形態1で説明したように基板上のどの点に静電気が印加された場合でも、個々の発光ダイオードLED1〜LED4にコンデンサC1〜C4を直接並列接続しているので、低インピーダンスのコンデンサC1〜C4に静電気を流すことができ、発光ダイオードLED1〜LED4にストレスがかかることはない。
ところで、上述した図19(b)に示すLEDユニット1において、図20に示すように直列接続された発光ダイオードLED1〜LED4のアノードとカソードが接続されている全ての箇所(3箇所)にチップ型の積層セラミックコンデンサよりなるコンデンサC12〜C14の一端を接続するとともに、各コンデンサC12〜C14の他端を基板に設けたスルーホールなどを介して金属板2aに接続するようにしても良い。この場合にも、基板上のどこに静電気が印加されたとしても、最も近い位置にあるコンデンサC10〜C14を介して電流が流れるため、上述と同様に導電パターン3と金属板2aの間の電位差を低く抑えることができ、より安全性を高めることができる。
(実施形態9)
本発明の実施形態9を図21に基づいて説明する。図21(a)は本実施形態のLEDユニット1の等価回路図であり、本実施形態では、実施形態8で説明した図19(b)のLEDユニット1において、コンデンサC10,C11とそれぞれ並列に抵抗R1,R2を接続してある。尚、抵抗R1,R2以外の構成は実施形態8と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
このLEDユニット1では、コンデンサC10,C11に溜まった電荷により導電パターン3と金属板2aの間に電位差が発生したとしても、コンデンサC10,C11にそれぞれ並列接続された抵抗R1,R2を介して電荷を放電することができるので、導電パターン3と金属板2aの間の電位差を0Vとすることができ、静電気が印加されたことによって導電パターン3と金属板2aとの間で放電する虞がなく、発光ダイオードLEDに過大なストレスがかかるのを防止することができる。なお抵抗R1,R2としてはそれぞれ抵抗値が1MΩ程度のものを用いるのが好ましく、抵抗R1,R2での損失を略無視できる程度に小さくでき、そのため抵抗R1,R2の発熱による影響も殆ど無い。
ところで、本実施形態では、図19(b)のLEDユニット1においてコンデンサC10,C11と並列に抵抗R1,R2を接続しているが、図21(b)に示すようにコンデンサC10,C11の代わりにバリスタZNR1,ZNR2を接続しても良い。この場合にも、導電パターン3と金属板2aとの間の電位差が所定のしきい値に達すると、バリスタZNR1,ZNR2がオンして放電するため、しきい値以上の電位差が発生することはない。また最終的にはバリスタZNR1を通じて導電パターン3に溜まった電荷が全て放電されるため、図21(a)の回路のように放電抵抗R1,R2を設ける必要がない。
また、図21(c)に示すように、図21(b)のLEDユニット1において直列接続された発光ダイオードLED1〜LED4のアノードとカソードが接続されている全ての箇所(3箇所)にそれぞれバリスタZNR3〜ZNR5の一端を接続するとともに、各々のバリスタZNR3〜ZNR5の他端を基板に設けたスルーホールなどを介して金属板2aに接続するようにしても良い。この場合、基板上のどこに静電気が印加されたとしても、最も近い位置にあるバリスタZNR1〜ZNR5がオンして、導電パターン3に溜まった電荷を金属板2aに放電することができるので、図21(b)のLEDユニット1に比べて、より安全性を高めることができる。
(実施形態10)
本発明の実施形態10を図22に基づいて説明する。図22(a)は本実施形態のLEDユニット1の平面図であり、実施形態1で説明した図1のLEDユニット1において、絶縁層2bの外周部に沿って他の導電パターン3に比べて幅広のリング状の導電パターン3b(図22(a)中の斜線部分)を各部品の実装部位の周りに形成してある。また、入力端子t1にチップ型の積層セラミックコンデンサC10の一端を、入力端子t2にチップ型の積層セラミックコンデンサC11の一端をそれぞれ接続するとともに、コンデンサC10,C11の他端を共に導電パターン3bに電気的に接続してある。尚、コンデンサC10,C11および導電パターン3b以外の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図22(b)は本実施形態のLEDユニット1の等価回路図であり、実線部分は実際の回路を示している。また基板上の各導電パターン3,3bは、図中に点線で示すように金属板2aと容量結合されている(C5〜C9,C12)。ここで、金属基板2の外周部の導電パターン3bは、他の部位の導電パターン3に比べて幅広に形成されており、パターン面積が特に大きいため、導電パターン3bと金属板2aとの容量結合(C12)は、他の部位の導電パターン3の容量結合(C5〜C9)に比べて特に大きな容量結合となっている。そのため、静電気が印加されたとしても、容量成分C12の静電容量が十分大きければ、導電パターン3,3bと金属板2aとの間の電位差が大きくならないため、導電パターン3,3bと金属板2aの外縁部との間で放電が起こりにくくなる。なお金属基板2の大きさに余裕がある場合には、導電パターン3の面積を大きくとることも、静電気対策としては有効である。
また図22に示すLEDユニット1において、万が一、入力端子t1に想定以上の静電気が印加された場合に、静電気が印加された瞬間に導電パターン3,3bと金属板2aの外縁部との間で放電が発生したとしても、静電気が流れる経路は入力端子t1−コンデンサC10−容量成分C12−金属板2aとなり、静電気が印加されたことによって発光ダイオードLEDに過電流が流れることはないので、発光ダイオードLEDが故障することはない。なお入力端子t2に静電気が印加された場合も同様である。
以上説明したように上述の各実施形態の対策によって、静電気が印加されたとしても金属板2aの外縁部で放電が発生することはなく、放電による発光ダイオードLEDの破損を防止することができる。
なお、本発明の精神と範囲に反することなしに、広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は、特定の実施形態に制約されるものではない。
実施形態1のLEDユニットの外観斜視図である。 同上の等価回路図である。 (a)(b)は同上の動作説明図である。 同上の発光ダイオードの静電気耐量の逆数と、発光ダイオードが故障しないためのコンデンサの静電容量との関係を示す図である。 実施形態2のLEDユニットを示し、(a)は外観斜視図、(b)は等価回路図である。 実施形態3の動作を説明する説明図である。 同上の他の動作を説明する説明図である。 同上の発光ダイオードの個数と、発光ダイオードが故障しないためのコンデンサの静電容量との関係を示す図である。 同上の平面図である。 実施形態4の動作を説明する動作説明図である。 同上の等価回路図である。 (a)(b)は同上の他の構成を示す等価回路図である。 実施形態5のLEDユニットを示し、(a)は平面図、(b)は要部の断面図である。 同上の導電パターンの総面積と、導電パターンと金属板の外縁部との間の距離の関係を示す図である。 同上の金属基板の要部の平面図である。 (a)(b)は実施形態6のLEDユニットの要部断面図である。 実施形態7のLEDユニットを示し、(a)は平面図、(b)は等価回路図である。 (a)〜(c)は同上の他の構成を示す等価回路図である。 実施形態8のLEDユニットを示し、(a)は平面図、(b)は等価回路図である。 同上のLEDユニットの他の構成を示す等価回路図である。 (a)〜(c)は実施形態9のLEDユニットの等価回路図である。 実施形態10のLEDユニットを示し、(a)は平面図、(b)は等価回路図である。 従来の照明装置のブロック回路図である。 従来のLEDユニットの外観斜視図である。 (a)(b)は従来の他のLEDユニットの等価回路図である。
符号の説明
1 LEDユニット
2 金属基板
2a 金属板
2b 絶縁層
3 導電パターン
LED1〜LED4 発光ダイオード
C1〜C4 コンデンサ
t1,t2 入力端子

Claims (7)

  1. 直列接続された複数個の発光ダイオードと、個々の前記発光ダイオードに直接並列接続された複数個のコンデンサと、金属板の表面に絶縁層が形成された金属基板とを備え、前記絶縁層の表面に、外部より電源が供給される入力端子と、前記入力端子間に複数個の前記発光ダイオードを直列接続するための導電パターンと、個々の前記発光ダイオードに前記コンデンサを直接並列接続するための導電パターンとがそれぞれ設けられ、前記導電パターンが、過電圧又は過電流の少なくとも何れか一方を吸収する電子部品を介して前記金属板に電気的に接続されたことを特徴とするLEDユニット。
  2. 前記各発光ダイオードは、1乃至複数のLEDチップを1つのパッケージに内蔵して形成されたことを特徴とする請求項1記載のLEDユニット。
  3. 前記各発光ダイオードの静電気耐量をn(V)とした場合に、個々の前記発光ダイオードに直接並列接続する前記コンデンサの静電容量値を5/n(μF)以上としたことを特徴とする請求項1又は2記載のLEDユニット。
  4. 前記各発光ダイオードのカソードにアノードが接続されるとともに前記各発光ダイオードのアノードにカソードが接続されるツェナーダイオード、又は、バリスタの内少なくとも何れか一方を前記各発光ダイオードに並列接続したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のLEDユニット。
  5. 前記各発光ダイオードのカソードにアノードを、前記各発光ダイオードのアノードにカソードをそれぞれ接続するようにして、ツェナー電圧が前記各発光ダイオードの順方向電圧以上のツェナーダイオードを、前記各発光ダイオードに並列接続したことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のLEDユニット。
  6. 前記電子部品と前記金属板とが、前記金属基板に設けたスルーホールを介して電気的に接続されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のLEDユニット。
  7. 前記電子部品がコンデンサ、バリスタ、ツェナーダイオード又は抵抗の内の少なくとも何れか1つからなることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のLEDユニット。
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