JP5192611B2 - スパークプラグ - Google Patents
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- H—ELECTRICITY
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- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
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Description
軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の前記中心電極の先端面に対向する位置に設けられ、前記中心電極の先端面との間で火花放電間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記軸線方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記接地電極の長手方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の側面から延びた形状を有しており、
前記溶融部の前記軸線方向における厚さは、前記接地電極の前記側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記溶融部の前記軸線方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをAとし、
前記溶融部の最も厚い部分から、前記溶融部の先端までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。
このようなスパークプラグによれば、酸化スケールの発生を抑制し、貴金属チップと接地電極との溶接強度を向上させることが可能となる。
軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の前記中心電極の先端面に対向する位置に設けられ、前記中心電極の先端面との間で火花放電間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記軸線方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記接地電極の長手方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の第1の側面から延びた形状の第1の溶融部と、前記接地電極の前記第1の側面とは反対側の第2の側面から延びた形状の第2の溶融部とを含み、
前記第1の溶融部の前記軸線方向における厚さは、前記接地電極の前記第1の側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第2の溶融部の前記軸線方向における厚さは、前記接地電極の前記第2の側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第1の溶融部の前記軸線方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA1とし、
前記第2の溶融部の前記軸線方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA2とし、
A1とA2とを足した長さをAとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが離れている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第1の溶融部の先端までの長さをB1とし、
前記第2の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の先端までの長さをB2とし、
B1とB2とを足した長さをBとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが一体となっている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の最も厚い部分までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。
このようなスパークプラグによれば、接地電極にかかる応力を適切に緩和することができるため、酸化スケールの発生を抑制し、貴金属チップと接地電極との溶接強度を向上させることが可能となる。この結果、貴金属チップが接地電極から剥離してしまうことを抑制することができる。
軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の先端面に設けられ、前記中心電極の側面との間で火花放電間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記接地電極の長手方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記軸線方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の側面から延びた形状を有しており、
前記溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さは、前記接地電極の前記側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをAとし、
前記溶融部の最も厚い部分から、前記溶融部の先端までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。
このようなスパークプラグによれば、酸化スケールの発生を抑制し、貴金属チップと接地電極との溶接強度を向上させることが可能となる。
軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の先端面に設けられ、前記中心電極の側面との間で火花放電間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記接地電極の長手方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記軸線方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の第1の側面から延びた形状の第1の溶融部と、前記接地電極の前記第1の側面とは反対側の第2の側面から延びた形状の第2の溶融部とを含み、
前記第1の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さは、前記接地電極の前記第1の側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第2の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さは、前記接地電極の前記第2の側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第1の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA1とし、
前記第2の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA2とし、
A1とA2とを足した長さをAとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが離れている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第1の溶融部の先端までの長さをB1とし、
前記第2の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の先端までの長さをB2とし、
B1とB2とを足した長さをBとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが一体となっている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の最も厚い部分までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。
このようなスパークプラグによれば、酸化スケールの発生を抑制し、貴金属チップと接地電極との溶接強度を向上させることが可能となる。
軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の先端面に設けられ、前記中心電極の側面との間で火花放電間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記接地電極の長手方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記接地電極の幅方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の内側面から延びた形状を有しており、
前記溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さは、前記接地電極の前記内側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをAとし、
前記溶融部の最も厚い部分から、前記溶融部の先端までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。
このようなスパークプラグによれば、酸化スケールの発生を抑制し、貴金属チップと接地電極との溶接強度を向上させることが可能となる。
軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の先端面に設けられ、前記中心電極の側面との間で火花放電間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記接地電極の長手方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記接地電極の幅方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の内側面から延びた形状の第1の溶融部と、前記接地電極の前記内側面とは反対側の外側面から延びた形状の第2の溶融部とを含み、
前記第1の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さは、前記接地電極の前記内側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第2の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さは、前記接地電極の前記外側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第1の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA1とし、
前記第2の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA2とし、
A1とA2とを足した長さをAとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが離れている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第1の溶融部の先端までの長さをB1とし、
前記第2の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の先端までの長さをB2とし、
B1とB2とを足した長さをBとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが一体となっている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の最も厚い部分までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。 このようなスパークプラグによれば、酸化スケールの発生を抑制し、貴金属チップと接地電極との溶接強度を向上させることが可能となる。
軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の前記軸線方向に垂直な面に設けられ、一部が前記接地電極の先端面から突出しており、前記中心電極の側面との間で火花放電間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記軸線方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記接地電極の長手方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の側面から延びた形状を有しており、
前記溶融部の前記軸線方向における厚さは、前記接地電極の前記側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記溶融部の前記軸線方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをAとし、
前記溶融部の最も厚い部分から、前記溶融部の先端までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。
このようなスパークプラグによれば、酸化スケールの発生を抑制し、貴金属チップと接地電極との溶接強度を向上させることが可能となる。
軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の前記軸線方向に垂直な面に設けられ、一部が前記接地電極の先端面から突出しており、前記中心電極の側面との間で火花放電間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記軸線方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記接地電極の長手方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の第1の側面から延びた形状の第1の溶融部と、前記接地電極の前記第1の側面とは反対側の第2の側面から延びた形状の第2の溶融部とを含み、
前記第1の溶融部の前記軸線方向における厚さは、前記接地電極の前記第1の側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第2の溶融部の前記軸線方向における厚さは、前記接地電極の前記第2の側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第1の溶融部の前記軸線方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA1とし、
前記第2の溶融部の前記軸線方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA2とし、
A1とA2とを足した長さをAとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが離れている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第1の溶融部の先端までの長さをB1とし、
前記第2の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の先端までの長さをB2とし、
B1とB2とを足した長さをBとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが一体となっている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の最も厚い部分までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。
このようなスパークプラグによれば、酸化スケールの発生を抑制し、貴金属チップと接地電極との溶接強度を向上させることが可能となる。
適用例1ないし適用例6のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記貴金属チップのうち、前記中心電極との間で前記火花放電間隙を形成する放電面には、前記溶融部が形成されていないことを特徴とする、スパークプラグ。
貴金属チップの方が溶融部よりも耐火花消耗性に優れているため、このようなスパークプラグによれば、耐火花消耗性を向上させることができる。
適用例1ないし適用例6及び適用例9のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記貴金属チップの前記中心電極と対向する放電面から、前記溶融部までの長さのうち、最も浅い部分の長さをL1とし、
前記放電面から、前記溶融部までの長さのうち、最も長い部分の長さをL2とした場合に、
L2−L1≦0.3mm
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。
このようなスパークプラグによれば、スパークプラグの使用に伴う放電ギャップの増加量を抑えることができ、貴金属チップの耐久性をさらに向上させることができる。
適用例1ないし適用例6、適用例9及び適用例10のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記断面において、
前記溶融部と前記貴金属チップとの境界面の半分以上は、前記中心電極と対向する前記貴金属チップの放電面との成す角度が0度から10度以内である、スパークプラグ。
このようなスパークプラグによれば、貴金属チップのうち溶融されていない部分の体積が大きくなるので、耐火花消耗性を向上させることが可能となる。
適用例1ないし適用例11のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記貴金属チップの一部は、前記接地電極に形成された溝部に埋設されており、
前記断面において、
前記溝部と前記貴金属チップとの境界面のうち、前記溶融部の長手方向に対して垂直な部分においても、前記溝部と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されていることを特徴とする、スパークプラグ。
このようなスパークプラグによれば、貴金属チップと接地電極との境界のうちの広範な部分が溶接されるので、貴金属チップと接地電極との溶接強度を高めることが可能となる。
適用例1ないし適用例12のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記溶融部は、前記接地電極と前記貴金属チップとの境界面に対して平行な方向から高エネルギービームが照射されることによって形成されていることを特徴とする、スパークプラグ。
高エネルギービームは照射対象を奥深くまで溶融させることができるので、このような照射方向によって適切な形状の溶融部を形成することができる。
適用例1ないし適用例12のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記溶融部は、前記接地電極と前記貴金属チップとの境界面に対して斜めの方向から高エネルギービームが照射されることによって形成されていることを特徴とする、スパークプラグ。
このような照射方向によっても、適切な形状の溶融部を形成することができる。
適用例1ないし適用例14のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記溶融部は、前記接地電極と前記貴金属チップとの境界面に対してファイバーレーザまたは電子ビームが照射されることによって形成されていることを特徴とする、スパークプラグ。
高エネルギービームとしてファイバーレーザまたは電子ビームを用いると、接地電極と貴金属チップの境界面を奥深くまで溶融させることができるため、接地電極と貴金属チップとを強固に接合させることができる。
A.第1実施形態:
A1.スパークプラグの構造:
A2.各部の形状及び寸法:
B〜I.第2〜9実施形態:
J.酸化スケールに関する実験例:
K.ギャップGAの増加量に関する実験例:
L.変形例:
M.スパークプラグの製造方法:
A1.スパークプラグの構造:
図1は、本発明の一実施形態としてのスパークプラグ100の部分断面図である。なお、図1において、スパークプラグ100の軸線方向ODを図面における上下方向とし、下側をスパークプラグ100の先端側、上側を後端側として説明する。
図3は、接地電極30の先端部33付近を拡大して示す説明図である。図3(A)は、接地電極30を軸線方向ODから示す図である。図3(B)は、図3(A)におけるX1−X1断面を示す図である。図3(C)は,図3(A)におけるX2−X2断面を示す図である。換言すれば、図3(C)は、接地電極チップ95の重心Gを通り、接地電極30の長手方向TDに垂直な断面を示している。
1.3≦B/A …(1)
このようにすれば、溶融部98近傍に酸化スケールが発生するのを抑制することができるので、接地電極30と接地電極チップ95との溶接強度を向上させることができる。なお、上記の数値範囲に限定する理由については後述の実験例において示す。また、B/Aを以下では溶融部比率とも呼ぶ。
L2−L1≦0.3mm …(2)
このようにすれば、スパークプラグ100の使用に伴うギャップGAの増加量を抑えることができ、接地電極チップ95の耐久性をさらに向上させることができる。上記関係式(2)のように規定する根拠については、後述の実験例において示す。また、L2−L1を以下では溶融部高低差LA(=L2−L1)とも呼ぶ。
図4は、第2実施形態のスパークプラグ100bにおける接地電極30の先端部33付近を拡大して示す説明図である。図4(A),図4(B),図4(C)は、それぞれ図3(A),図3(B),図3(C)に相当する図である。図3に示した第1実施形態との違いは、接地電極30の両方の側面35,36から、溶融部110,120が形成されている点であり、他の構成は第1実施形態と同じである。
1.3≦B/A …(1)
このようにすれば、第1実施形態と同様に、接地電極30と接地電極チップ95との溶接強度を向上させることができる。
図6は、第3実施形態のスパークプラグ100cの接地電極30の先端部33付近を拡大して示す説明図である。図6(A)は、接地電極30を側面方向から示す図である。図6(B)は、接地電極30を先端面方向から示す図である。図6(C)は、図6(A)のX1−X1断面を示す図である。換言すれば、図6(C)は、接地電極チップ95の重心Gを通り、軸線方向ODに垂直な断面を示している。
1.3≦B/A …(1)
このようにすれば、第1実施形態と同様に、接地電極30と接地電極チップ95との溶接強度を向上させることができる。
図7は、第4実施形態のスパークプラグ100dの接地電極30先端部33付近を拡大して示す説明図である。図7(A),図7(B),図7(C)は、それぞれ図6(A),図6(B),図6(C)に相当する図である。
1.3≦B/A …(1)
このようにすれば、第1実施形態と同様に、接地電極30と接地電極チップ95との溶接強度を向上させることができる。
図8は、第5実施形態のスパークプラグ100eの接地電極30先端部33付近を拡大して示す説明図である。図8(A)は、接地電極30を側面方向から示す図である。図8(B)は、接地電極30を先端面方向から示す図である。図8(C)は、図8(B)のX1−X1断面を示す図である。換言すれば、図8(C)は、接地電極チップ95の重心Gを通り、接地電極30の幅方向WDに垂直な断面を示している。
1.3≦B/A …(1)
このようにすれば、第1実施形態と同様に、接地電極30と接地電極チップ95との溶接強度を向上させることができる。
図9は、第6実施形態のスパークプラグ100fの接地電極30先端部33付近を拡大して示す説明図である。図9(A),図9(B),図9(C)は、それぞれ図8(A),図8(B),図8(C)に相当する図である。
1.3≦B/A …(1)
このようにすれば、第1実施形態と同様に、接地電極30と接地電極チップ95との溶接強度を向上させることができる。
図10は、第7実施形態のスパークプラグ100gの接地電極30先端部33付近を拡大して示す説明図である。図10(A)は、接地電極30を側面方向から示す図である。図10(B)は、接地電極30を軸線方向ODから示す図である。図10(C)は、図10(A)のX1−X1断面を示す図である。換言すれば、図10(C)は、接地電極チップ95の重心Gを通り、接地電極30の長手方向TDに垂直な断面を示している。
1.3≦B/A …(1)
このようにすれば、第1実施形態と同様に、接地電極30と接地電極チップ95との溶接強度を向上させることができる。
図11は、第8実施形態のスパークプラグ100hの接地電極30先端部33付近を拡大して示す説明図である。図11(A),図11(B),図11(C)は、それぞれ図10(A),図10(B),図10(C)に相当する図である。
1.3≦B/A …(1)
このようにすれば、第1実施形態と同様に、接地電極30と接地電極チップ95との溶接強度を向上させることができる。
図12は、第9実施形態のスパークプラグ100iにおける接地電極30の先端部33付近を拡大して示す説明図である。図12(A),図12(B),図12(C)は、それぞれ図5(A),図5(B),図5(C)に相当する図である。図5に示した第2実施形態の変形例との違いは、接地電極30の溝部34と接地電極チップ95との境界面のうち、溶融部110,120の長手方向に対して垂直な部分においても、溝部34と接地電極チップ95とが溶融した溶融部130が形成されている点であり、他の構成は第2実施形態と同じである。
第1実施形態及び第2実施形態のスパークプラグにおいて、溶融部比率B/Aと、酸化スケールの発生割合との関係を調べるために、机上バーナー試験を行なった。机上バーナー試験を行なうと、溶融部近傍に酸化スケールが発生した。ここで、酸化スケール発生割合[%]とは、溶融部の境界の長さに対する、発生した酸化スケールの長さの割合である。
第1実施形態(図3)のスパークプラグにおいて、溶融部高低差LA(=L2−L1)と試験後のギャップGAの増加量との関係を調べるため、溶融部高低差LAの異なるサンプルを用いて、机上火花耐久試験を行なった。本実験例では、圧力0.4MPaの大気雰囲気中において、周波数60Hzの放電を100時間行なった。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
図15は、変形例におけるスパークプラグの接地電極30の断面図を示す説明図である。この図15は、第2実施形態の変形例を示す図5(C)に相当する図である。この図15に示す例では、第1溶融部110の方が第2溶融部120よりも大きくなっている。このように、第1溶融部110と第2溶融部120の大きさは、異なっていてもよい。第2実施形態以外の上記実施形態においても同様である。
図16は、変形例におけるスパークプラグの接地電極30の断面図を示す説明図である。この図16は、第2実施形態の変形例を示す図5(C)に相当する図である。この図16に示す例では、第1溶融部110の方が第2溶融部120よりも大きくなっており、第1溶融部110のみが境界面97を形成している。このように、必ずしも第1溶融部110と第2溶融部120の両方が境界面97を形成していなくてもよい。第2実施形態以外の他の実施形態においても同様である。
上記第1ないし第6及び第9実施形態では、接地電極チップ95の形状は、略円柱状であったが、四角柱状であってもよい。また、第7、第8実施形態では、接地電極チップ95は四角柱状であったが、略円柱状であってもよい。すなわち、接地電極チップ95の形状は、上記実施形態に限定されることなく、任意の形状を採用することができる。
上記実施形態では、接地電極30に溝部34が形成されていたが、溝部34を省略し、接地電極チップ95を接地電極30の平坦な面に直接溶接することとしてもよい。
図17は、溶融部98の形成過程の一例を示す説明図である。図3(A)で示した溶融部98を形成するには、まず、高エネルギービームを接地電極30と接地電極チップ95との境界に対して相対的に移動させながら照射する(図17(A))。そうすると、図17(A)に示すように、溶融部98のうち、最初に高エネルギービームが照射された部分Fは、溶融深さが足りず、溶融部98は、図3(A)に示すような略対称な形状とはならない。この理由は、溶融部98のうち最初に高エネルギービームが照射された部分は、高エネルギービームによってまだ十分に加熱されておらず、十分な溶融深さが得られるほど温度が高くなっていないためであると考えられる。そこで、図17(B)に示すように、溶融部98のうちの溶融深さが足りない部分に対しては、高エネルギービームを往復移動させ、高エネルギービームを2度照射させる。こうすれば、溶融部98のうちの溶融深さが足りなかった部分の溶融深さが補われ、溶融部98の形状を基準線BLに対して略対称な形状とすることができる。なお、高エネルギービームを2度照射しても溶融部98が略対称な形状とならない場合には、3度以上高エネルギービームを照射することとしてもよい。
4…シール体
5…ガスケット
6…リング部材
8…板パッキン
9…タルク
10…絶縁碍子
11…先端部
12…軸孔
13…脚長部
15…段部
17…先端側胴部
18…後端側胴部
19…鍔部
20…中心電極
21…電極母材
22…先端部
25…芯材
30…接地電極
31…先端面
32…基部
33…先端部
34…溝部
35…側面
36…側面
37…内側面
38…外側面
40…端子金具
50…主体金具
51…工具係合部
52…取付ねじ部
53…加締部
54…シール部
55…座面
56…段部
57…先端部
58…座屈部
59…ねじ首
90…中心電極チップ
92…先端面
93…側面
95…接地電極チップ
96…放電面
97…境界面
98…溶融部
99…先端
100…スパークプラグ
100b…スパークプラグ
100c…スパークプラグ
100d…スパークプラグ
100e…スパークプラグ
100f…スパークプラグ
100g…スパークプラグ
100h…スパークプラグ
100i…スパークプラグ
110…第1溶融部
111…先端
120…第2溶融部
121…先端
130…溶融部
200…エンジンヘッド
201…孔
205…開口周縁部
Claims (15)
- 軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の前記中心電極の先端面に対向する位置に設けられ、前記中心電極の先端面との間で間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記軸線方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記接地電極の長手方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の側面から延びた形状を有しており、
前記溶融部の前記軸線方向における厚さは、前記接地電極の前記側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記溶融部の前記軸線方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをAとし、
前記溶融部の最も厚い部分から、前記溶融部の先端までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。 - 軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の前記中心電極の先端面に対向する位置に設けられ、前記中心電極の先端面との間で間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記軸線方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記接地電極の長手方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の第1の側面から延びた形状の第1の溶融部と、前記接地電極の前記第1の側面とは反対側の第2の側面から延びた形状の第2の溶融部とを含み、
前記第1の溶融部の前記軸線方向における厚さは、前記接地電極の前記第1の側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第2の溶融部の前記軸線方向における厚さは、前記接地電極の前記第2の側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第1の溶融部の前記軸線方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA1とし、
前記第2の溶融部の前記軸線方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA2とし、
A1とA2とを足した長さをAとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが離れている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第1の溶融部の先端までの長さをB1とし、
前記第2の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の先端までの長さをB2とし、
B1とB2とを足した長さをBとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが一体となっている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の最も厚い部分までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。 - 軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の先端面に設けられ、前記中心電極の側面との間で間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記接地電極の長手方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記軸線方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の側面から延びた形状を有しており、
前記溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さは、前記接地電極の前記側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをAとし、
前記溶融部の最も厚い部分から、前記溶融部の先端までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。 - 軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の先端面に設けられ、前記中心電極の側面との間で間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記接地電極の長手方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記軸線方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の第1の側面から延びた形状の第1の溶融部と、前記接地電極の前記第1の側面とは反対側の第2の側面から延びた形状の第2の溶融部とを含み、
前記第1の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さは、前記接地電極の前記第1の側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第2の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さは、前記接地電極の前記第2の側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第1の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA1とし、
前記第2の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA2とし、
A1とA2とを足した長さをAとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが離れている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第1の溶融部の先端までの長さをB1とし、
前記第2の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の先端までの長さをB2とし、
B1とB2とを足した長さをBとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが一体となっている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の最も厚い部分までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。 - 軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の先端面に設けられ、前記中心電極の側面との間で間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記接地電極の長手方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記接地電極の幅方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の内側面から延びた形状を有しており、
前記溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さは、前記接地電極の前記内側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをAとし、
前記溶融部の最も厚い部分から、前記溶融部の先端までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。 - 軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の先端面に設けられ、前記中心電極の側面との間で間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記接地電極の長手方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記接地電極の幅方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の内側面から延びた形状の第1の溶融部と、前記接地電極の前記内側面とは反対側の外側面から延びた形状の第2の溶融部とを含み、
前記第1の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さは、前記接地電極の前記内側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第2の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さは、前記接地電極の前記外側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第1の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA1とし、
前記第2の溶融部の前記接地電極の長手方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA2とし、
A1とA2とを足した長さをAとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが離れている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第1の溶融部の先端までの長さをB1とし、
前記第2の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の先端までの長さをB2とし、
B1とB2とを足した長さをBとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが一体となっている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の最も厚い部分までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。 - 軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の前記軸線方向に垂直な面に設けられ、一部が前記接地電極の先端面から突出しており、前記中心電極の側面との間で間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記軸線方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記接地電極の長手方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の側面から延びた形状を有しており、
前記溶融部の前記軸線方向における厚さは、前記接地電極の前記側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記溶融部の前記軸線方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをAとし、
前記溶融部の最も厚い部分から、前記溶融部の先端までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。 - 軸線方向に貫通する軸孔を有する絶縁体と、
前記軸孔の先端側に設けられた中心電極と、
前記絶縁体を保持する略筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に取り付けられ、他端が前記中心電極の先端部と対向する接地電極と、
前記接地電極の前記軸線方向に垂直な面に設けられ、一部が前記接地電極の先端面から突出しており、前記中心電極の側面との間で間隙を形成する貴金属チップと、
を備えるスパークプラグであって、
前記接地電極と前記貴金属チップとの間の少なくとも一部には、前記接地電極と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されており、
前記溶融部は、前記軸線方向に投影した場合に、前記貴金属チップの面積の70%以上と重なっており、
前記貴金属チップの重心を通り、前記接地電極の長手方向に垂直な断面において、
前記溶融部は、前記接地電極の第1の側面から延びた形状の第1の溶融部と、前記接地電極の前記第1の側面とは反対側の第2の側面から延びた形状の第2の溶融部とを含み、
前記第1の溶融部の前記軸線方向における厚さは、前記接地電極の前記第1の側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第2の溶融部の前記軸線方向における厚さは、前記接地電極の前記第2の側面から遠ざかる方向に沿って次第に小さくなっており、
前記第1の溶融部の前記軸線方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA1とし、
前記第2の溶融部の前記軸線方向における厚さのうち、最も厚い部分の厚さをA2とし、
A1とA2とを足した長さをAとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが離れている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第1の溶融部の先端までの長さをB1とし、
前記第2の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の先端までの長さをB2とし、
B1とB2とを足した長さをBとし、
前記第1の溶融部と前記第2の溶融部とが一体となっている場合には、
前記第1の溶融部の最も厚い部分から、前記第2の溶融部の最も厚い部分までの長さをBとした場合に、
1.3≦B/A
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記貴金属チップのうち、前記中心電極との間で前記間隙を形成する放電面には、前記溶融部が形成されていないことを特徴とする、スパークプラグ。 - 請求項1ないし請求項6及び請求項9のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記貴金属チップの前記中心電極と対向する放電面から、前記溶融部までの長さのうち、最も浅い部分の長さをL1とし、
前記放電面から、前記溶融部までの長さのうち、最も長い部分の長さをL2とした場合に、
L2−L1≦0.3mm
の関係を満たすことを特徴とする、スパークプラグ。 - 請求項1ないし請求項6、請求項9及び請求項10のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記断面において、
前記溶融部と前記貴金属チップとの境界面の半分以上は、前記中心電極と対向する前記貴金属チップの放電面との成す角度が0度から10度以内である、スパークプラグ。 - 請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記貴金属チップの一部は、前記接地電極に形成された溝部に埋設されており、
前記断面において、
前記溝部と前記貴金属チップとの境界面のうち、前記溶融部の長手方向に対して垂直な部分においても、前記溝部と前記貴金属チップとが溶融した溶融部が形成されていることを特徴とする、スパークプラグ。 - 請求項1ないし請求項12のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記溶融部は、前記接地電極と前記貴金属チップとの境界面に対して平行な方向から高エネルギービームが照射されることによって形成されていることを特徴とする、スパークプラグ。 - 請求項1ないし請求項12のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記溶融部は、前記接地電極と前記貴金属チップとの境界面に対して斜めの方向から高エネルギービームが照射されることによって形成されていることを特徴とする、スパークプラグ。 - 請求項1ないし請求項14のいずれか一項に記載のスパークプラグであって、
前記溶融部は、前記接地電極と前記貴金属チップとの境界面に対してファイバーレーザまたは電子ビームが照射されることによって形成されていることを特徴とする、スパークプラグ。
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