JP5190612B2 - プリンタシステム - Google Patents

プリンタシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5190612B2
JP5190612B2 JP2008198674A JP2008198674A JP5190612B2 JP 5190612 B2 JP5190612 B2 JP 5190612B2 JP 2008198674 A JP2008198674 A JP 2008198674A JP 2008198674 A JP2008198674 A JP 2008198674A JP 5190612 B2 JP5190612 B2 JP 5190612B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printer
print
company
print instruction
network device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008198674A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010039562A (ja
Inventor
忠夫 宗像
秀明 渡邉
明克 川尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2008198674A priority Critical patent/JP5190612B2/ja
Publication of JP2010039562A publication Critical patent/JP2010039562A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5190612B2 publication Critical patent/JP5190612B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

本発明は、通信ネットワークを通じて相互に接続されたネットワーク機器からプリンタへ印刷を行うためのプリンタシステムに関する。
企業内では複数のコンピュータが通信ネットワークを通じて接続されるのが一般的である。また、この通信ネットワークにはネットワーク対応プリンタが接続されており、それぞれのコンピュータから通信ネットワークを通じてネットワーク対応プリンタに印刷指示を行うことにより印刷を行うことが可能である。また、近年では、各企業の本社や支社などの各拠点を通信ネットワークにより接続して、それぞれの拠点間で印刷指示を行うことも可能となっている(例えば、特許文献1参照。)
ところで、近年、国際通信連合(ITU−T)等の場で次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)の国際標準化が活発に行われている(非特許文献1参照。)。NGNではエンドユーザが通信ネットワークに接続する際の認証が、現在のインターネットと比べて強化されており、ネットワーク機器が通信ネットワークに接続されると、そのネットワーク機器が認証されるとともに、認証されたネットワーク機器に対して一意にIPアドレスが割り当てられる。
特開2008−146437号公報 江崎修司、黒川章、松本公秀,NTT技術ジャーナル,"次世代ネットワークの概要",2007年4月,第19巻,第4号,pp.32−37 江川尚志,"NGNのすべて 第23回 ネットワーク・セキュリティ(前編)",[online],2007年10月9日,日経BP社,[平成20年7月25日検索],インターネット<URL:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070919/282333/>
前述のように、従来、各企業内においては、本社や支社などの各拠点を通信ネットワークにより接続して、それぞれの拠点間で互いのネットワーク対応プリンタに印刷指示を行うことが可能であるが、他の企業のネットワーク対応プリンタに対して、企業内の通信ネットワークを超えて印刷指示を行うことはできない。
そこで、本発明においては、前述のNGNを利用して通信ネットワークに接続されている他の企業のプリンタへ印刷指示を行うことが可能なプリンタシステムを提供することを目的とする。
本発明のプリンタシステムは、複数のプリンタ、および、プリンタに対して印刷指示を行うことが可能なネットワーク機器が接続され、複数のプリンタおよびネットワーク機器が接続された際にそれぞれのプリンタおよびネットワーク機器が認証されるとともに、認証されたプリンタおよびネットワーク機器のそれぞれに対して一意にIPアドレスが割り当てられる通信ネットワーク内におけるプリンタシステムであって、複数の企業をそれぞれ一意に特定するコードと、それぞれの企業を特定する名称と、それぞれの企業に配置され、通信ネットワークに接続されるとともに認証されたプリンタのIPアドレスとがそれぞれ関連付けて登録されるデータベースを管理するデータベース管理手段と、ネットワーク機器にデータベースに登録されているプリンタをそれぞれのプリンタが属する企業の名称とともに明示して、当該プリンタに対する印刷指示を受け付ける印刷指示手段とを有するものである。なお、ネットワーク機器とは、プリンタに対して印刷データを送信可能なコンピュータ、携帯型情報端末、携帯電話機やデジタルカメラ等の通信ネットワークに接続可能な機器である。
本発明のプリンタシステムでは、複数のプリンタ、および、プリンタに対して印刷指示を行うことが可能なネットワーク機器が通信ネットワークに接続されると、それぞれのプリンタおよびネットワーク機器が認証されるとともに、認証されたプリンタおよびネットワーク機器のそれぞれに対して一意にIPアドレスが割り当てられる。また、それぞれのプリンタは、複数の企業をそれぞれ一意に特定するコードと、それぞれの企業を特定する名称と、IPアドレスとがデータベースに登録されて管理される。そして、ネットワーク機器から印刷指示を行う際、データベースに登録されているプリンタが、それぞれのプリンタが属する企業の名称とともにネットワーク機器に明示されるので、このネットワーク機器からプリンタを指定すると、この指定されたプリンタに対する印刷指示が受け付けられる。この指定されたプリンタには、この通信ネットワーク内で一意にIPアドレスが割り当てられているので、ネットワーク機器からの印刷指示はプリンタに到達し、プリンタにより印刷がなされる。したがって、この通信ネットワークに接続されたプリンタであれば、他の企業のプリンタであっても、ネットワーク機器から印刷指示を行い、印刷することができる。
本発明のプリンタシステムは、さらに、ネットワーク機器から送信される印刷指示に基づき、データベースを参照して、該当するプリンタのIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスへ向けて印刷指示を行う印刷管理サーバを有し、印刷指示手段は、受け付けた印刷指示を印刷管理サーバに対して送信するものであることが望ましい。
これにより、ネットワーク機器からの印刷指示は、印刷管理サーバを経由して指定されたプリンタへ到達するので、この印刷管理サーバにより印刷データの一時蓄積、データ形式の変換、転送や課金などの処理を行うことが可能となる。
例えば、印刷管理サーバが、ネットワーク機器から送信された印刷指示について課金を行うものである場合、1印刷指示ごと、1企業ごとや、1ネットワーク機器ごとに課金を行うことが可能となる。
また、本発明のプリンタシステムは、データベースが、さらに、管理するプリンタのそれぞれに対して所定の企業に属するネットワーク機器からの印刷指示のみを許可または不許可にするための印刷許否フラグが登録されるものであり、印刷管理サーバが、印刷許否フラグの状態に応じてネットワーク機器から送信される印刷指示を処理するものであることが望ましい。これにより、他の企業に属するネットワーク機器からの印刷指示に対して印刷を許可したネットワーク機器からの印刷指示のみを処理することが可能となる。
また、本発明のプリンタシステムは、印刷指示手段が、指示されたプリンタのIPアドレスへ向けて印刷指示を行う構成とすることによって、ネットワーク機器からの印刷指示は指定されたプリンタへ直接到達し、このプリンタにより印刷がなされる。
(1)複数のプリンタ、および、プリンタに対して印刷指示を行うことが可能なネットワーク機器が接続され、複数のプリンタおよびネットワーク機器が接続された際にそれぞれのプリンタおよびネットワーク機器が認証されるとともに、認証されたプリンタおよびネットワーク機器のそれぞれに対して一意にIPアドレスが割り当てられる通信ネットワーク内におけるプリンタシステムであって、複数の企業をそれぞれ一意に特定するコードと、それぞれの企業を特定する名称と、それぞれの企業に配置され、通信ネットワークに接続されるとともに認証されたプリンタのIPアドレスとがそれぞれ関連付けて登録されるデータベースを管理するデータベース管理手段と、ネットワーク機器にデータベースに登録されているプリンタをそれぞれのプリンタが属する企業の名称とともに明示して、当該プリンタに対する印刷指示を受け付ける印刷指示手段とを有する構成により、複数のプリンタ、および、プリンタに対して印刷指示を行うことが可能なネットワーク機器が通信ネットワークに接続されると、それぞれのプリンタおよびネットワーク機器が認証されるとともに、認証されたプリンタおよびネットワーク機器のそれぞれに対して一意にIPアドレスが割り当てられ、この通信ネットワークに接続されたプリンタであれば、他の企業のプリンタであっても、ネットワーク機器から印刷指示を行い、印刷することが可能となる。これにより、プリンタに対する印刷指示は、複数の企業をそれぞれ一意に特定するコードに関連付けられたそのプリンタが属する企業の名称が明示されることによって、誤った企業に属するプリンタへ送信されることがなく、誤送信が防止される。また、他の企業のプリンタへ直に印刷、すなわち見積書、請求書、契約書、発注書や受領書などの印刷データを取引先の他の企業へ直に印刷することができるので、企業のワークフローに沿って人手を介することなく、他の企業との書類のやり取りを効率良く行うことが可能となる。また、従来のように一旦印刷して郵送やファクシミリ送信などを行う必要がなくなるので、ペーパーレス化を実現できる。
(2)さらに、ネットワーク機器から送信される印刷指示に基づき、データベースを参照して、該当するプリンタのIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスへ向けて印刷指示を行う印刷管理サーバを有し、印刷指示手段が、受け付けた印刷指示を印刷管理サーバに対して送信する構成によって、印刷管理サーバにより印刷データの一時蓄積、データ形式の変換、転送や課金などの処理を行うことが可能となる。
(3)印刷管理サーバが、ネットワーク機器から送信された印刷指示について課金を行う構成によって、1印刷指示ごと、1企業ごとや、1ネットワーク機器ごとに課金を行うことが可能となる。
(4)データベースが、さらに、管理するプリンタのそれぞれに対して所定の企業に属するネットワーク機器からの印刷指示のみを許可または不許可にするための印刷許否フラグが登録されるものであり、印刷管理サーバが、印刷許否フラグの状態に応じてネットワーク機器から送信される印刷指示を処理する構成によって、他の企業に属するネットワーク機器からの印刷指示に対して印刷を許可したネットワーク機器からの印刷指示のみを処理することが可能となり、各企業の希望に応じて印刷の許否を自在に設定することが可能となる。
図1は本発明の実施の形態におけるプリンタシステムの概略構成図、図2は図1のプリンタシステムのブロック図、図3は図1のデータベース構造を示す説明図である。
図1において、本発明の実施の形態におけるプリンタシステムは、ITU−T等により標準化されたNGN1に接続される企業A,B等のコンピュータ2a,2b、プリンタ3a,3b、印刷管理サーバ4や、データベース(以下、「DB」と称す。)5を管理するDB管理サーバ6等により構成される。コンピュータ2a,2bは、それぞれプリンタ3a,3bに対して印刷指示を行うことが可能なネットワーク機器である。
企業Aのコンピュータ2aおよびプリンタ3aは、ルータ7aを通じてNGN1に接続されている。企業Bのコンピュータ2bおよびプリンタ3bは、ルータ7bを通じてNGN1に接続されている。なお、コンピュータ2a,2bに代えて、携帯型情報端末、携帯電話機やデジタルカメラ等を使用することも可能である。要するに、プリンタ3a,3bに対して印刷指示を行うことが可能なネットワーク機器であれば使用することが可能である。
NGN1では、接続される機器をNGN1内で判別するための回線識別番号が割り当てられており、コンピュータ2a,2bやプリンタ3a,3bなどが接続された際にそれぞれがこの回線識別番号により認証されるとともに、認証されたコンピュータ2a,2bおよびプリンタ3a,3bのそれぞれに対して一意にIPアドレスが割り当てられる。割り当てられるIPアドレスは、IPv6というプロトコルに基づく128ビットのアドレスである。
DB5には、図3に示すように、複数の企業をそれぞれ一意に特定するコードとしての企業IDと、それぞれの企業を特定する企業名(名称)、電話番号、ファクシミリ(FAX)番号、企業ランク、業種とが登録されている。また、これらの企業ID等に関連付けて、コンピュータ2a,2bやプリンタ3a,3bなどの回線識別番号、IPアドレス、公開/非公開フラグ、白黒/カラー選択フラグ、メールアドレスA,B、PDFアーカイブフラグ、FAX転送フラグ、広告印刷拒否フラグ、タイムスタンプフラグ、決済番号などが登録されている。
企業名は、例えば企業A,Bの企業名そのもの(正式名称)や略称などであるが、各企業A,Bにプリンタ3a,3bが複数存在する場合には、それぞれのプリンタ3a,3bが配置されている本支店名や部署名などを含めることも可能である。なお、これらの本支店名や部署名などは、企業名とは別に各プリンタ3a,3bごとにDB5に登録して管理することも可能である。
公開/非公開フラグは、各プリンタ3a,3bを公開して他の企業からの印刷指示を許可するかしないかを示す印刷拒否フラグである。本実施形態におけるプリンタシステムでは、この公開/非公開フラグは、所定の企業に属するネットワーク機器からの印刷指示のみを許可または不許可に設定することが可能となっている。この場合、公開/非公開フラグは、所定の企業に属するネットワーク機器を企業IDや回線識別番号などと関連付けてDB5へ登録される。
白黒/カラー選択フラグは、各プリンタ3a,3bが白黒印刷を行うか、カラー印刷を行うかを選択するフラグである。プリンタ3a,3bは、印刷指示に対し、白黒/カラー選択フラグに従って印刷を行う。
メールアドレスA,Bは、各プリンタ3a,3bに対する印刷指示に対し、印刷データをPDF(アドビシステムズ社によって定められたポータブルドキュメントフォーマット)などの別形式のファイルに変換して転送する際の電子メールアドレスが設定される。
PDFアーカイブフラグは、各プリンタ3a,3bに対して印刷指示され、送信された印刷データをPDFに変換してアーカイブするか否かを設定するフラグである。FAX転送フラグは、各プリンタ3a,3bに対して印刷指示され、送信された印刷データを他のファクシミリ(FAX)装置へ転送するか否かを設定するフラグである。広告印刷拒否フラグは、他の企業からの広告印刷について拒否するか否かを設定するフラグである。
タイムスタンプフラグは、印刷時やPDFアーカイブ時に電子証明書を含むタイムスタンプを付与するか否かを設定するフラグである。決済番号は、印刷の課金に対する決済に必要なクレジットカード番号や銀行の口座番号などの番号である。
また、図2に示すように、本実施形態におけるプリンタシステム1は、DB5を管理するDB管理手段10と、プリンタ3a,3bを指定した印刷指示を受け付ける印刷指示手段11と、印刷指示手段11により受け付けた印刷指示に基づいて印刷などの処理を行う印刷管理手段12とを有する。
DB管理手段10は、DB管理サーバ6上で動作するプログラムにより実現されるものであり、DB5への登録、編集、削除や、印刷管理手段12からの要求に基づくDB5の検索などを行うものである。DB管理手段10は、コンピュータ2a,2bからの要求に対してhttp(Hypertext Transfer Protocol)などにより管理画面を提供し、この管理画面により設定された内容をDB5へ反映させる。
図4および図5はDB管理手段10によりコンピュータ2a,2bへ提供される管理画面の例を示すイメージ図である。図4に示す管理画面では、公開/非公開、白黒/カラー選択、メールアドレスA,B、PDFアーカイブ、FAX転送、広告印刷拒否、公開拒否企業有効・無効、タイムスタンプの有無について、それぞれチェックボックス20〜28が設けられており、それぞれのチェックボックス20〜28のチェックの有無によって各項目が設定される。各チェックボックス20〜28による設定内容は、DB5へ反映される。
図5に示す管理画面では、公開プリンタ拒否企業登録および公開プリンタ広告拒否企業登録を行うことが可能である。公開プリンタ拒否企業登録とは、所定の企業に属するネットワーク機器からの印刷指示を拒否することを登録するものであり、拒否する企業の企業IDなどにより設定する。公開プリンタ広告拒否企業登録とは、所定の企業に属するネットワーク機器からの広告印刷を拒否することを登録するものであり、拒否する企業の企業IDなどにより設定する。ここで登録された企業IDなどは、DB5へ反映される。
図2に戻って、印刷指示手段11は、コンピュータ2a,2b上で動作するプログラムにより実現されるものであり、DB5に登録されているプリンタ3a,3bをそれぞれのプリンタ3a,3bが属する企業の名称などとともに明示して、それぞれのプリンタ3a,3bに対する印刷指示を受け付けるものである。
なお、本実施形態においては、DB管理手段10はDB管理サーバ6上に構成され、印刷管理手段12は印刷管理サーバ4上に構成されるが、これらは一つのサーバ上に構成することも可能である。また、印刷指示手段11はコンピュータ2a,2b上に構成されるが、別のプリンタサーバ上に構成してコンピュータ2a,2bからアクセスする構成とすることも可能である。
次に、上記構成のプリントシステムによるワークフローについて説明する。
図6は個別作業のワークフローを示す説明図である。例えば、企業Aのコンピュータ2aから企業Bのプリンタ3bに印刷を行いたい場合、図6に示すように、コンピュータ2aのメニュー30から印刷(プリント)を指示すると、前述の印刷指示手段11によって印刷を指示可能なプリンタの一覧(公開プリンタ一覧)メニュー31がコンピュータ2a上に別画面により表示される。
この一覧メニュー31には、DB6に登録されているプリンタ3a,3bがそれぞれ属する企業の名称、本支店名や部署名などとともに明示されており、ユーザはこの企業の名称などにより印刷したいプリンタ3bを指定することができる。なお、この一覧メニュー31に表示されるプリンタは、前述のようにDB6に登録されている設定内容に依拠する。コンピュータ2aのユーザが、この一覧メニュー31の中から所望の企業Bのプリンタ3bを指定して印刷指示を行うと、この印刷指示は印刷指示手段11によって受け付けられ、印刷管理サーバ4へ送信される。
印刷管理サーバ4では、コンピュータ2aから送信された印刷指示に基づき、印刷管理手段12による処理が行われる。印刷管理手段12は、コンピュータ2aから送信された印刷指示に基づき、DB管理手段6を介してDB6を参照し、該当するプリンタ3bのIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスへ向けて印刷指示を行う。また、印刷管理手段12は、この印刷指示について課金処理を行い、課金情報をDB6へ登録する。
なお、本実施形態においては、印刷管理サーバ4を介して印刷処理を行っているが、印刷管理サーバ4を介さずに、印刷指示手段11がDB管理手段6を介してDB6を参照し、該当するプリンタ3bのIPアドレスを取得して、直接このIPアドレスへ向けて印刷指示を行う構成とすることも可能である。
次に、一業務の流れに沿ったワークフローについて説明する。図7は一業務の流れに沿ったワークフローを示す説明図である。
図7において、企業Bが企業Aに対して問い合わせを行うと(S100)、企業Aはコンピュータ2aにより見積書の作成を行い(S101)、企業Bへ見積書の送付を行う(S102)。この企業Bへの見積書の送付は、前述のように、企業Aのコンピュータ2aから企業Bのプリンタ3bへ印刷を指示することにより行われる。
企業Bは、自社のプリンタ3bにより見積書を受領すると(S103)、コンピュータ2bにより発注書を作成する(S104)。企業Bは、作成した発注書を企業Aへ送付する(S105)。企業Aへの発注書の送付は、前述と同様、企業Bのコンピュータ2bから企業Aのプリンタ3aへ印刷を指示することにより行われる。
企業Aは、自社のプリンタ3aにより発注書を受領すると(S106)、受注を行い(S107)、企業Bへ納品する(S108)。また、企業Aは、コンピュータ2aにより請求書を作成し(S109)、企業Bへ送付する(S110)。企業Bへの請求書の送付は、前述と同様、企業Aのコンピュータ2aから企業Bのプリンタ3bへ印刷を指示することにより行われ、企業Bは自社のプリンタ3bにより請求書を受領する(S111)。
以上のように、本実施形態におけるプリントシステムでは、NGN1に接続されたプリンタ3a,3bであれば、他の企業のプリンタであっても、コンピュータ2a,2bから印刷指示を行い、印刷することが可能である。これにより、従来は一旦自社のプリンタにより印刷して郵送やファクシミリ送信などを行っていたワークフローを、コンピュータ2a,2bからそれぞれ他社のプリンタ3b,3aへ直に印刷するというワークフローへ効率化することが可能となり、ペーパーレス化を実現できる。
特に、このプリントシステムでは、他社のプリンタ3a,3bに対する印刷指示は、複数の企業をそれぞれ一意に特定するコードに関連付けられたそのプリンタ3a,3bが属する企業の名称が明示されることによって、誤った企業に属するプリンタ3a,3bへ送信されることがなく、誤送信を防止することができる。
また、他の企業のプリンタ3a,3bへ直に印刷、すなわち見積書、請求書、契約書、発注書や受領書などの印刷データを取引先の他の企業へ直に印刷することができるので、企業のワークフローに沿って人手を介することなく、他の企業との書類のやり取りを効率良く行うことが可能である。
また、このプリントシステムでは、印刷管理サーバ4を介して指定されたプリンタ3a,3bへ送信する際、DB5に登録された公開/非公開フラグ、白黒/カラー選択フラグ、メールアドレスA,B、PDFアーカイブフラグ、FAX転送フラグ、広告印刷拒否フラグ、タイムスタンプフラグや決済番号などに従って、印刷管理サーバ4が処理を行うことが可能である。
また、このプリントシステムでは、電子証明書を含むタイムスタンプを付与してPDFなどの形式のファイルにアーカイブすることができるので、電子帳簿保存法に対応し、国税電子申告・納税システムと連携させたり、電子債権と連動させたりすることが可能である。また、図4の管理画面より転送先のメールアドレスを複数指定することで、プリンタ3a,3bにより複数の転送先へ同報送信し、省庁や社内での一斉連絡に利用することも可能である。
また、このプリントシステムでは、プリンタ3a,3bが印刷指示を受けた際に、印刷指示元のコンピュータ2a,2bを回線識別番号により特定し、DB5により企業IDを取得することができるため、プリンタ3a,3bにより印刷指示元の企業IDごとに仕分けすることも可能である。
本発明のプリンタシステムは、通信ネットワークに接続されている他の企業のプリンタへ印刷指示を行うことが可能なプリンタシステムとして有用である。
本発明の実施の形態におけるプリンタシステムの概略構成図である。 図1のプリンタシステムのブロック図である。 図1のデータベース構造を示す説明図である。 DB管理画面の例を示すイメージ図である。 DB管理画面の例を示すイメージ図である。 個別作業のワークフローを示す説明図である。 一業務の流れに沿ったワークフローを示す説明図である。
符号の説明
1 NGN
2a,2b コンピュータ
3a,3b プリンタ
4 印刷管理サーバ
5 DB
6 DB管理サーバ
7a,7b ルータ
10 DB管理手段
11 印刷指示手段
12 印刷管理手段
20〜28 チェックボックス

Claims (3)

  1. 複数の企業のプリンタ、および、プリンタに対して印刷指示を行うことが可能なネットワーク機器が接続され、前記複数の企業のプリンタおよびネットワーク機器が接続された際にそれぞれのプリンタおよびネットワーク機器がそれぞれに割り当てられた回線識別番号により認証されるとともに、認証されたプリンタおよびネットワーク機器のそれぞれに対して一意にIPアドレスが割り当てられるNGN内におけるプリンタシステムであって、
    複数の企業をそれぞれ一意に特定するコードと、それぞれの企業を特定する名称と、それぞれの企業に配置され、前記NGNに接続されるとともに認証された複数の企業のプリンタのIPアドレスとがそれぞれ関連付けて登録されるデータベースを管理するデータベース管理手段と、
    前記ネットワーク機器に前記データベースに登録されているプリンタをそれぞれのプリンタが属する企業の名称とともに明示して、当該プリンタに対する印刷指示を受け付けるとともに、受け付けた印刷指示を、前記NGNに接続され、前記ネットワーク機器から送信される印刷指示に基づき、前記データベースを参照して、該当するプリンタのIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスへ向けて印刷指示を行う印刷管理サーバに対して送信するか、あるいは、前記印刷管理サーバを介さずに、指示されたプリンタのIPアドレスへ向けて直接印刷指示を行う印刷指示手段と
    を有するプリンタシステム。
  2. 前記印刷管理サーバは、前記ネットワーク機器から送信された印刷指示について課金を行うものである請求項記載のプリンタシステム。
  3. 前記データベースは、さらに、管理するプリンタのそれぞれに対して所定の企業に属するネットワーク機器からの印刷指示のみを許可または不許可にするための印刷許否フラグが登録されるものであり、
    前記印刷管理サーバは、前記印刷許否フラグの状態に応じて前記ネットワーク機器から送信される印刷指示を処理するものである請求項またはに記載のプリンタシステム。
JP2008198674A 2008-07-31 2008-07-31 プリンタシステム Expired - Fee Related JP5190612B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008198674A JP5190612B2 (ja) 2008-07-31 2008-07-31 プリンタシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008198674A JP5190612B2 (ja) 2008-07-31 2008-07-31 プリンタシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010039562A JP2010039562A (ja) 2010-02-18
JP5190612B2 true JP5190612B2 (ja) 2013-04-24

Family

ID=42012080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008198674A Expired - Fee Related JP5190612B2 (ja) 2008-07-31 2008-07-31 プリンタシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5190612B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003067632A (ja) * 2001-08-30 2003-03-07 Sato Corp 情報提供方法
JP2004303100A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Ricoh Co Ltd 管理システム、管理装置、文書登録方法および印刷方法
JP4517709B2 (ja) * 2004-04-23 2010-08-04 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像処理プログラム、画像処理方法、制御装置、およびシステム
JP4466417B2 (ja) * 2005-03-15 2010-05-26 富士ゼロックス株式会社 文書分散配布システム、その方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010039562A (ja) 2010-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8526037B2 (en) Printing service providing method and printing service providing system
JP4163878B2 (ja) 印刷システム、サーバ、印刷方法、およびプログラム
US8583705B2 (en) Automatic document exchange and execution management
JP5939847B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、制御方法およびコンピュータプログラム
US9507953B2 (en) Information processing system, information processing method, and information processing apparatus
JP2013225288A (ja) 出力システム、画像処理装置及び出力方法
JP6605587B2 (ja) 個人カードの使用内訳の処理システム、方法、及びコンピュータプログラム
KR20180016201A (ko) 인쇄물 주문 처리를 위한 프린팅 플랫폼 시스템
JP4590429B2 (ja) 印刷システム、サーバ、印刷装置、携帯端末装置および印刷方法
WO2017217777A1 (ko) 법인카드 사용 관리 시스템, 방법 및 컴퓨터 프로그램
JP2005267571A (ja) マルチ言語対応機能を有するweb集荷システム
JP5190612B2 (ja) プリンタシステム
JP2007193606A (ja) プリントシステムおよびプリント方法
KR20180062436A (ko) 개인카드 사용내역 처리 시스템, 방법 및 컴퓨터 프로그램
JP2007067712A (ja) ネットワークプリントシステム、画像形成装置、画像データ履歴管理プログラム
JP7115189B2 (ja) 文書管理システムおよび管理方法
JP4218876B2 (ja) 画像形成装置の利用に対する課金方法
JP6132958B2 (ja) 情報処理システムおよびその制御方法
JP5741896B2 (ja) プリントシステムおよびプリント方法
JP5396631B2 (ja) メール送信システムおよびメール送信方法
WO2023162236A1 (ja) 課金管理方法、課金管理システム、及び課金管理プログラム
JP7419718B2 (ja) 情報処理装置
JP2014203179A (ja) デバイス機能利用方法
JP2005094261A (ja) 印刷業務支援システム
KR20080001419A (ko) 네트워크 복합기를 이용한 개인형 콘텐츠 제공 시스템 및그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121218

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5190612

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees