JP5189509B2 - 顕微鏡用照明光学系、及び顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡用照明光学系、及び顕微鏡 Download PDF

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Description

本発明は、顕微鏡用の照明光学系に関し、特に様々な倍率の観察において利用される照明光学系に関する。
顕微鏡で観察に用いられる倍率は広範囲に及び、これに伴い照明光学系に求められる機能もさまざまである。一般に、低倍率での観察では観察範囲が大きくなるため、照明光学系にはより広い照明範囲を照明する機能が求められる。一方、高倍率での観察では観察範囲は小さくなるが、高い解像力を発揮するために、照明光学系には高い開口数(NA)が要求される。このように、照明光学系に求められる機能は高倍率時と低倍率時とで異なるため、通常、照明光学系は利用に適した倍率が予め決められている。
図8は、照明光学系のタイプと各タイプの利用に適した倍率を例示した概念図である。図8に例示されるように、照明光学系としては、高倍率での観察に適した高NAタイプの照明光学系や、低倍率での観察に適した広視野タイプの照明光学系、照明光学系の一部のレンズを挿脱することにより高倍率に適した照明と低倍率に適した照明を切り替えることができる、いわゆるハネノケタイプの照明光学系などが設計され、実用化されている。
このような高NAタイプの照明光学系と広視野タイプの照明光学系の交換により、または、ハネノケタイプの照明光学系における一部のレンズを挿脱するハネノケ操作により、観察倍率に応じて照明環境を最適化することができる。例えば、特許文献1、特許文献2ではハネノケタイプの照明光学系が開示されている。
特開平5−134190号公報 特開平6−101344号公報
上述したように、従来の照明光学系は観察倍率に応じて照明環境を最適化することができる。その一方で、例えば、低倍率(例えば、40倍未満)から高倍率(例えば、40倍以上)へ観察倍率を変更して観察を継続する際、ハネノケタイプの照明光学系を用いた場合でさえ、対物レンズの切替えなどの観察光学系の操作に加えて照明光学系の操作も必要となり、検鏡者へ負担を強いることが課題となっていた。
ところで、顕微鏡で利用される倍率には、使用頻度の高い倍率と低い倍率が存在する。例えば、400倍を超える高倍率(例えば、1000倍)での観察では、液浸対物レンズが用いられるが、液浸対物レンズを使用した後は、標本上に残ったオイル等を拭き取る手間を伴う。このような作業が必要となるため、液浸対物レンズが必要とされる高倍率(範囲A)の使用頻度はそれほど高くない。また、極低倍率(例えば、10倍)の場合、スクリーニングによる観察箇所の特定が困難な場合が多い。このため、このような極低倍率(範囲B)も使用する機会が少なく、使用頻度も低い。
以上のような実情を踏まえて、本発明は、使用頻度の高い倍率間(例えば、20倍から400倍程度の間)の倍率変換において照明光学系の操作を不要とし、それによって検鏡者の操作負担を低減する照明光学系、及びそれを備えた顕微鏡を提供することを課題とする。
本発明の第1の態様は、光源側から順に、コレクタレンズと、視野絞りと、正のパワーを有するフィールドレンズと、開口絞りと、正のパワーを有する集光レンズと、を含み、前記視野絞りから標本面の間がおよそ両側テレセントリックな光学系であり、前記集光レンズは、前記開口絞り側に曲率半径が標本側より小さな凸面を向けた正のパワーを有するレンズを含み、前記フィールドレンズは、少なくとも前記光源側から正のパワーを有する第1及び第2のレンズ群を含み、FS前記視野絞りの直径、βは前記標本面から前記視野絞りまでの倍率、NAは照明光学系の前記標本面側の開口数、fは前記集光レンズと前記第2のレンズ群の合成焦点距離、Lは前記第2のレンズ群の前記光源側の端部から前記標本面までの距離とするとき、以下の条件式を満たす照明光学系を提供する。
15≧D FS /β≧9 ・・・(1)
0.85≧NA≧0.5 ・・・(2)
0.5≧f/L≧0.3 ・・・(3)
発明の第2の態様は、光源側から順に、コレクタレンズと、視野絞りと、正のパワーを有するフィールドレンズと、開口絞りと、正のパワーを有する集光レンズと、を含み、さらに、前記コレクタレンズと前記視野絞りとの間に、光源側から順に、光拡散素子と、正のパワーを有する調整レンズと、を含み、前記視野絞りから標本面の間がおよそ両側テレセントリックな光学系であり、D FS は前記視野絞りの直径、βは前記標本面から前記視野絞りまでの倍率、NAは照明光学系の前記標本面側の開口数、f1は前記調整レンズの焦点距離、dは前記調整レンズから前記視野絞りまでの距離とするとき、以下の条件式を満たす照明光学系を提供する。
15≧D FS /β≧9 ・・・(1)
0.85≧NA≧0.5 ・・・(2)
15≧f1/d≧2 ・・・(4)
発明の第3の態様は、第1または第2の態様に記載の照明光学系と、前記照明光学系に光を入射させる光源と、を含む顕微鏡を提供する。
本発明によれば、使用頻度の高い倍率間(例えば、20倍から400倍程度の間)の倍率変換において照明光学系の操作を不要とし、それによって検鏡者の操作負担を低減する照明光学系、及びそれを備えた顕微鏡を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る照明光学系の全体構成の一例を示す概略図である。 本発明の一実施の形態に係る照明光学系のレンズ構成を例示する図である。 本発明の一実施の形態に係る照明光学系のレンズ構成の変形例を例示する図である。 本発明の一実施の形態に係る照明光学系の全体構成の変形例を示す概略図である。 図4に例示される光学素子の作用を説明するための概念図である。 光拡散素子に入射する光線の射出時における光量と光軸に対する角度の分布を例示した図である。 本発明の一実施の形態に係る照明光学系を備えた顕微鏡の構成を例示した図である。 照明光学系のタイプと各タイプの利用に適した倍率を例示した概念図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の各実施例について詳細に説明する。
図1は、本実施例に係る照明光学系の全体構成の一例を示す概略図である。
本実施例に係る照明光学系10は、透過照明光学系であり、光軸1の光源側から順に、光源2と、コレクタレンズ3と、視野絞り4(FS)と、フィールドレンズ5と、開口絞り6(AS)と、集光レンズ7と、を標本面8に向かって含んで構成されている。
光源2から射出された光は、コレクタレンズ3によりコリメートされ、視野絞り4を介してフィールドレンズ5に入射する。さらに、フィールドレンズ5に入射した光は、開口絞り6を介して集光レンズ7に入射し、標本面8を照明する。照明光学系10は、視野絞り4から標本面8まではおよそ両側テレセントリックな光学系として構成されている。つまり、視野絞り4及び標本面8へ入射する光の主光線は、光軸1とおよそ平行である。このため、フィールドレンズ5と集光レンズ7は、それぞれ正のパワーを有し、フィールドレンズ5と集光レンズ7の間に位置する開口絞り6上にフィールドレンズ5の焦点及び集光レンズ7の焦点が位置する構成となっている。なお、光学的な特性が極端に低下してしまわない限り、視野絞り4から標本面8までは厳密にテレセントリック性が維持される必要はない。
図2は、本実施例に係る照明光学系のレンズ構成を例示する図である。図2では、視野絞り4から標本面8までの構成が例示されている。
図2に例示されるように、本実施例の照明光学系10のフィールドレンズ5は、正のパワーを有する2つのレンズ群(レンズ群LG1、レンズ群LG2)から構成され、レンズ群LG1とレンズ群LG2の間はアフォーカルに構成されている。
また、集光レンズ7も、同様に、正のパワーを有する2つのレンズ群(レンズ群LG3、レンズ群LG4)から構成されている。集光レンズ7の正のパワーは標本面8を光軸1と平行に照明するために必要とされるが、収差補正の観点からは、開口絞り6側で先に大きく屈折させて標本面8の直前では大きく屈折させない構成が望ましい。このため、集光レンズ7を構成する2つのレンズ群は、開口絞り6(光源2)側に曲率半径の小さな凸面を有する正レンズを含んで構成されている。なお、小さな凸面は、集光レンズ7を構成する2つのレンズ群内のどのレンズにあってもよい。また、小さな凸面は、その小さな凸面を有するレンズの標本面8の凸面に比べて小さくてもよいし、集光レンズ7を構成する2つのレンズ群内の他の標本面8側の凸面に比べて小さくても良い。
以降、本明細書では、レンズ群LG2、レンズ群LG3、レンズ群LG4を、全体でコンデンサレンズと記す。
なお、図2に例示される光線1aは、視野絞り4の端を通って標本面8の最端部を照明する光線であり、照明範囲を規定している。一方、光線1bは、光軸1上のマージナル光線であり、開口絞り6の端を通って標本面8に入射し、標本面8側のNAを規定している。
また、本実施例に係る照明光学系10は、以下の条件式を満たしている。
15≧DFS/β≧9 ・・・(1)
0.85≧NA≧0.5 ・・・(2)
ただし、DFSは、視野絞り4の直径を示し、βは、標本面8から視野絞り4までの倍率(つまり、フィールドレンズ5と集光レンズ7による倍率)を示す。NAは、照明光学系10の標本面8側の開口数を示す。
また、本実施例に係る照明光学系10は、さらに好ましくは以下の条件式を満たしている。
0.5≧f/L≧0.3 ・・・(3)
ただし、fは、コンデンサレンズ(レンズ群LG2、LG3、LG4)の焦点距離を示し、Lは、コンデンサレンズの光源2側の端部から標本面8までの距離を示す。
以下、各条件式について詳細に説明する。
まず、条件式(1)は、より大きな照明範囲が必要とされる低倍率(例えば、20倍)時に、十分な照明範囲を確保するための条件を示している。より具体的には、直径DFSを倍率βで割った値は、視野絞り4(FS)が標本面8上に投影される大きさを示している。このため、条件式(1)の下限値9を下回ると、視野絞り4により光が遮られることにより、低倍率の観察時に十分な照明範囲が確保できない。一方、条件式(1)の上限値15を超えると、例えば、視野絞り4や各種レンズの大型化やレンズ構成の複雑化などが伴い、照明光学系10の大きさや製造コスト等が犠牲となってしまう。
また、条件式(2)は、より解像力が必要とされる高倍率(例えば、400倍)時に、十分な解像を確保するための条件を示している。より具体的には、標本面8に入射する光のNAを示している。本実施例の照明光学系10がカバーする最大の倍率は400倍であるが、400倍の観察において使用する対物レンズ側のNAは、通常およそ0.65から0.95の範囲である。これに対して照明光学系のNAは、一般的に対物レンズ側のNAの0.8倍程度が必要とされる。つまり、さまざまな対物レンズで用いられる照明光学系としては、少なくとも0.75以上(≒0.95×0.8)のNAが必要となる。また、対物レンズにはさまざまな仕様のものがあり、対物レンズの仕様によっては必要とされるNAはさらに小さくても良いものも存在する。以上を考慮すると、条件式(2)の下限値0.5を下回ると、比較的NAが小さい対物レンズを用いた場合でも高倍率の観察時に十分な解像を得ることができない。一方、条件式(2)の上限値0.85を超えると、視野絞り4や各種レンズの大型化やレンズ構成の複雑化などが伴い、照明光学系10の大きさや製造コスト等が犠牲となってしまう。
さらに、条件式(3)は、条件式(1)と同様に、低倍率(例えば、20倍)時に十分な照明範囲を確保するための条件である。ただし、条件式(3)はコンデンサレンズの光軸方向の大きさとの関係で、十分な照明範囲を確保するための条件が示されている。コンデンサレンズの焦点距離fは、視野絞り4(FS)の投影倍率に影響を及ぼす。一方、距離Lは、コンデンサレンズの全長に関係し、コンデンサレンズの全長は通常一定の範囲に収まるように設計されている。以上を考慮すると、条件式(3)の下限値0.3を下回ると、低倍率の観察時に十分な照明範囲が確保できなくなってしまう。これに対して条件式(3)の上限値0.5を上回ると、照明範囲が十分に確保できるが、その代りにコンデンサレンズ自体が大型化し、顕微鏡内に収まらなくなってしまう。
以上から、使用頻度の高い倍率間(例えば、20倍から400倍の間)の倍率変換において照明光学系の操作を不要とするためには、視野絞り4より標本面8側では上記の条件式を満たすように照明光学系を構成することが望ましい。
以下、図2に例示される本実施例に係る照明光学系10の各種の諸元データを示す。なお、視野絞り4より標本面8側のデータのみを記載している。
r1= ∞ d1= 85.5 n1= 1.0
r2= 117.34 d2= 4.0 n2= 1.67 ν2= 32.1
r3= 40.12 d3= 12.5 n3= 1.52 ν3= 64.14
r4=-57.25 d4= 37.36 n4= 1.0
r5= 65.35 d5= 6.0 n5= 1.52 ν5= 64.14
r6= ∞ d6= 38.05 n6= 1.0
r7= 23.83 d7= 12.0 n7= 1.74 ν7= 52.64
r8=-30.16 d8= 2.50 n8= 1.85 ν8= 23.78
r9= 52.8 d9= 1.74 n9= 1.0
r10= 20.16 d10= 15.8 n10= 1.74 ν10= 52.64
r11=-42.21 d11= 1.55 n11= 1.0
r12= ∞ d12= 1.2 n12= 1.52 ν12= 58.93
r13= ∞ d13= 0 n13=1.0
ここで、r1からr13はそれぞれ面番号s1からs13の各レンズ面の曲率半径(mm)を示し、d1からd13は各レンズの間隔または厚さ(mm)を示し、n1からn13は各レンズのd線に対する屈折率を示し、ν1からν12は各レンズのd線に対するアッベ数を示す。なお、ここで、面番号s1は視野絞り4を示し、面番号s12及び面番号s13は標本を配置するスライドガラスの両面を示し、面番号s13は標本面8を示す。例えば、レンズの間隔d1は、面番号s1と面番号s2の間隔または厚さを示す。
また、照明光学系10において、レンズ群LG1の焦点距離fg1、レンズ群LG2の焦点距離fg2、レンズ群LG3の焦点距離fg3、レンズ群LG4の焦点距離fg4、コンデンサレンズの焦点距離fは、以下のとおりである。
fg1=94(mm)
fg2=126.6(mm)
fg3=61.1(mm)
fg4=20.6(mm)
f=27.6(mm)
また、照明光学系10の標本面8側の開口数NA、視野絞り4の直径DFS、標本面8から視野絞り4までの倍率β、コンデンサレンズの光源2側の端部から標本面8までの距離Lは、それぞれ以下のとおりである。
NA=0.8
FS=38(mm)
β≒3.4
L=78.84(mm)
なお、距離Lはs5からs13までの間隔として算出され、倍率βはレンズ群LG1の焦点距離fg1とコンデンサレンズの焦点距離fの比(=fg1/f)として算出される。
以上より、本実施例の照明光学系10は、それぞれ式(C1)から(C3)で示すように、条件式(1)から(3)を満たしている。
FS/β=38/3.4≒11.18 ・・・(C1)
NA=0.8 ・・・(C2)
f/L=27.6/78.84≒0.35 ・・・(C3)
以上のように構成された本実施例の照明光学系10は、使用頻度の高い倍率間(20倍から400倍の間)の倍率変換において照明光学系の操作を不要とし、それによって検鏡者の操作負担を低減することができる。
本実施例の照明光学系は、実施例1の変形例であり、実施例1の照明光学系10に対してレンズの形状やレンズ間隔等を変更したものである。基本的な構成は実施例1の照明光学系10と同様であるので、以降、照明光学系10との相違点のみ説明する。
照明光学系20の全体構成は、照明光学系10と共通であり、図1に例示されるとおりである。図3は、本実施例に係る照明光学系のレンズ構成を例示する図である。
以下、図3に例示される本実施例に係る照明光学系20の各種の諸元データを示す。なお、視野絞り4より標本面8側のデータのみを記載している。
r1= ∞ d1= 85.5 n1= 1.0
r2= 117.34 d2= 4.0 n2= 1.67 ν2= 32.1
r3= 40.12 d3= 12.5 n3= 1.52 ν3= 64.14
r4=-57.25 d4= 34.0 n4= 1.0
r5= 45.93 d5= 6.0 n5= 1.52 ν5= 64.14
r6= 125.0 d6= 36.88 n6= 1.0
r7= 40.19 d7= 12.0 n7= 1.74 ν7= 52.64
r8=-17.82 d8= 2.5 n8= 1.85 ν8= 23.78
r9= ∞ d9= 0.5 n9= 1.0
r10= 23.31 d10= 20.0 n10= 1.74 ν10= 49.34
r11=-32.27 d11= 3.0 n11= 1.0
r12= ∞ d12= 1.2 n12= 1.52 ν12= 58.93
r13= ∞ d13= 0 n13= 1.0
ここで、r1からr13はそれぞれ面番号s1からs13の各レンズ面の曲率半径(mm)を示し、d1からd13は各レンズの間隔または厚さ(mm)を示し、n1からn13は各レンズのd線に対する屈折率を示し、ν1からν12は各レンズのd線に対するアッベ数を示す。なお、面番号s1は視野絞り4を示し、面番号s12及び面番号s13は標本を配置するスライドガラスの両面を示し、面番号s13は標本面8を示す。例えば、レンズの間隔d1は、面番号s1と面番号s2の間隔または厚さを示す。
また、照明光学系20において、レンズ群LG1の焦点距離fg1、レンズ群LG2の焦点距離fg2、レンズ群LG3の焦点距離fg3、レンズ群LG4の焦点距離fg4、コンデンサレンズの焦点距離fは、以下のとおりである。
fg1=94(mm)
fg2=137.1(mm)
fg3=75.4(mm)
fg4=21.5(mm)
f=27.5(mm)
また、照明光学系20の標本面8側の開口数NA、視野絞り4の直径DFS、標本面8から視野絞り4までの倍率β、コンデンサレンズの光源2側の端部から標本面8までの距離Lは、それぞれ以下のとおりである。
NA=0.74
FS=38(mm)
β≒3.42
L=82.08(mm)
なお、距離Lはs5からs13までの間隔として算出され、倍率βはレンズ群LG1の焦点距離fg1とコンデンサレンズの焦点距離fの比(=fg1/f)として算出される。
以上より、本実施例の照明光学系20は、それぞれ式(C1)から(C3)で示すように、条件式(1)から(3)を満たしている。
FS/β=38/3.42≒11.11 ・・・(C1)
NA=0.74 ・・・(C2)
f/L=27.5/82.08≒0.335 ・・・(C3)
以上のように構成された本実施例の照明光学系20は、実施例1の照明光学系10と同様に、使用頻度の高い倍率間(例えば、20倍から400倍の間)の倍率変換において照明光学系の操作を不要とし、それによって検鏡者の操作負担を低減することができる。
図4は、本実施例に係る照明光学系の全体構成を示す概略図である。図4に例示される照明光学系30は、コレクタレンズ3と視野絞り4の間に光学素子31をさらに含む点が照明光学系10と異なっている。その他の構成は図1と共通であり、視野絞り4から標本面8側のレンズ構成は図2に例示される構成である。
光学素子31は、高倍率での観察時に必要とされるNAを十分に確保できない場合、つまり、NAを規定する光線の高さが光軸より離れすぎる場合に用いられる光学素子である。以下、光学素子31の作用について説明する。
図5は、図4に例示される光学素子の作用を説明するための概念図である。図5(a)は光学素子31がない場合、図5(b)は光学素子31がある場合を例示している。図5(b)に例示されるように、光学素子31は、光源側から順に、光拡散素子32と、光拡散素子32に近接して配置される正のパワーを有する調整レンズ33を含んで構成されている。なお、説明を簡略化するため、照明範囲を規定する光線1a及びNAを規定する光線1bを不図示の標本面8から光源2に向かって追跡した場合を例に説明する。
図5(a)に例示されるように光学素子31がない場合、照明範囲を規定する光線1aは視野絞り4を光軸と平行に通過し、不図示のコレクタレンズ3を介して光源2へ到達することになる。一方、NAを規定する光線1bはフィールドレンズ5から光軸1に対して大きな角度を持って視野絞り4を通過する。このため、角度が大きすぎると光線1bは不図示のコレクタレンズ3の有効径内からそれてしまい、光源2へ到達できない。このため、より小さな角度を有する光線のみが光源2へ到達することになり、高倍率での観察に必要なNAが確保できないことがある。
図5(b)に例示されるように光学素子31がある場合、照明範囲を規定する光線1aは視野絞り4を光軸に対して平行に通過する。その後、正のパワーを有する調整レンズ33により内向きに曲げられて、光軸1に対してわずかに角度を有する状態で光拡散素子32へ入射する。一方、NAを規定する光線1bはフィールドレンズ5から光軸1に対して大きな角度を持って視野絞り4を通過する。その後、正のパワーを有する調整レンズ33により内向きに曲げられて、光軸1に対する角度をわずかに小さくした状態で光拡散素子32へ入射する。このため、光線1bは、光学素子31がない場合には光源2へ到達できないような大きな角度を持って視野絞り4を通過した場合であっても、調整レンズ33及び光拡散素子32を介して光源2へ到達することができる。なお、光拡散素子32は光を拡散することにより光源2に到達できる光線の角度の許容範囲を広げる効果を有する。このため、光拡散素子32を配置することで、視野絞り4通過時に大きな角度を有する光の光源2への到達を補助することができる。なお、光拡散素子32と調整レンズ33の位置関係については、光拡散素子32により拡散した光が光路外へ出てしまうことを抑制するために、光拡散素子32と調整レンズ33は近接して配置されることが望ましい。
このように、光学素子31を用いることで高倍時に必要とされるより高いNAを確保することができる。さらに具体的には、光学素子31を用いることで、光線1aの光量がわずかに少なくなるのと引き換えに光線1bの光量を確保し、それによって高倍時に必要とされるより高いNAを確保することができる。
図6は、光拡散素子32に入射する光線の射出時における光量と光軸1に対する角度の分布を例示した図である。縦軸は射出光の光量、横軸は射出光の光軸1に対する角度を示している。以降、図6を参照しながら、光源2から標本面8に向かって進む光を例に、光学素子31の作用をさらに詳細に説明する。
コレクタレンズ3によりコリメートされて光拡散素子32に入射した光は、図6(a)に例示されるように光軸1と平行(θ=0)に射出される光量が最も多く、大きな角度を持つほど射出される光量は小さくなる。しかし、光線1aは調整レンズ33での屈折を考慮すると光軸1に対してわずかに角度を有する光線として光拡散素子32から射出される必要があるため、光軸1と平行に射出される場合に比べて光源2まで到達する光線1aの光量Iaはわずかに小さくなる。それに対して、光線1bは調整レンズ33での屈折を考慮すると、光軸1に対して比較的小さな角度を有する光線として光拡散素子32から射出され、光源2に到達することになる。このため、光線1bの光量Ibとして、ある程度の光量を確保することができる。
図6(b)は、光学素子31の調整レンズ33を省略した場合の光線1aと光線1bの光量を例示している。光学素子31の調整レンズ33を省略した場合は、光線1aは光軸1に平行となるため光量Iaは十分に確保される。その代わりに、光線1bは角度が調整されないため光量Ibは少なくなってしまい、光学素子31本来の目的である高いNAを確保する観点からは好ましくない。
以上、調整レンズ33の作用を考慮すると、照明光学系30は、以下の条件式を満たしていることが望ましい。
15≧f1/d≧2 ・・・(4)
ただし、f1は調整レンズ33の焦点距離を示し、dは調整レンズ33から視野絞り4までの距離を示す。
条件式(4)は、視野絞り4に対する位置を基準として調整レンズ33が好ましい特性を示す条件を示している。より具体的には、調整レンズ33における光線角度の調整度合いを示している。例えば、f1/d=1の場合、光拡散素子32から最も多く射出される光軸1と平行な光線は、視野絞り4上に集光されてしまい、光線の角度は過剰に調整された状態となってしまう。このように、条件式(4)の下限値2を下回ると、照明範囲を規定する光線1aの光量が確保できず、低倍時に十分な範囲を照明することができない。つまり、図6(a)に比べて、光線1bはさらに分布の中心に近づくが、光線1aが分布の中心から大きくずれた状態となってしまう。一方、条件式(4)の上限値15を超えると、調整レンズ33による光線角度の調整機能はほとんど作用せず、NAを規定する光線1bの光量が確保できない。つまり、図6(b)とほぼ同じ状態となり、光学素子31を配置する効果を十分に得ていない状態となる。
また、光学素子31の光拡散素子32を省略した場合は、図6に例示される角度に対する光量の広がりが存在しないため、調整レンズ33により屈折した光が光源2まで到達するかしないかのいずれかとなり、高いNAの確保する観点からは好ましくない。
なお、光学素子31の光拡散素子32としては、図6に例示される拡散特性が適切な分布を示す光拡散素子を選択することが望ましい。具体的には、光拡散素子32による光量の損失を抑制する観点から、図6に例示される光量の広がりが必要以上に大きくないものが望ましい。
また、光拡散素子32としては、拡散板やマイクロレンズアレイなどを用いることができる。ただし、マイクロレンズアレイを用いる場合は、マイクロレンズアレイとともにさらに拡散板をマイクロレンズアレイの視野絞り4側に配置する構成が望ましい。これは、マイクロレンズアレイのような表面のパターンが大きな素子が瞳付近に存在すると、パターンが標本面8上に投影されてしまうことがあるためである。拡散板を視野絞り4とマイクロレンズアレイの間に配置することでマイクロレンズアレイのパターンを目立たなくすることができる。
以上のように構成された本実施例の照明光学系30は、実施例1の照明光学系10及び実施例2の照明光学系20と同様に、使用頻度の高い倍率間(例えば、20倍から400倍の間)の倍率変換において照明光学系の操作を不要とし、それによって検鏡者の操作負担を低減することができる。
また、光学素子31を追加することにより、実施例1の照明光学系10及び実施例2の照明光学系20以上に高いNAを確保することができる。
図7は、実施例1及び実施例2に係る照明光学系を備えた顕微鏡の構成を例示した図である。なお、図7に例示される顕微鏡40では、照明光学系と、照明光学系に光を入射させる光源とを含んで構成されている。なお、ここでは、照明光学系中に実施例3に例示される光学素子31を有していない場合が例示されているが、特にこれに限定されない。コレクタレンズ3と視野絞り4の間に光学素子31を含めて顕微鏡を構成してもよい。このように、実施例1乃至実施例3の照明光学系を備えることにより、使用頻度の高い倍率間(例えば、20倍から400倍の間)の倍率変換において照明光学系の操作を不要とし、それによって検鏡者の操作負担を低減する顕微鏡を提供することができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
1・・・ 光軸
2・・・ 光源
3・・・ コレクタレンズ
4・・・ 視野絞り
5・・・ フィールドレンズ
6・・・ 開口絞り
7・・・ 集光レンズ
8・・・ 標本面
10、20、30・・・ 照明光学系
31・・・ 光学素子
32・・・ 光拡散素子
33・・・ 調整レンズ
40・・・ 顕微鏡
1a、1b・・・ 光線
A、B・・・ 範囲
Ia、Ib・・・ 光量
LG1、LG2、LG3、LG4・・・ レンズ群

Claims (3)

  1. 光源側から順に、
    コレクタレンズと、
    視野絞りと、
    正のパワーを有するフィールドレンズと、
    開口絞りと、
    正のパワーを有する集光レンズと、
    を含み、
    前記視野絞りから標本面の間がおよそ両側テレセントリックな光学系であり、
    前記集光レンズは、前記開口絞り側に曲率半径が標本側より小さな凸面を向けた正のパワーを有するレンズを含み、
    前記フィールドレンズは、少なくとも前記光源側から正のパワーを有する第1及び第2のレンズ群を含み、
    FSは前記視野絞りの直径、βは前記標本面から前記視野絞りまでの倍率、NAは照明光学系の前記標本面側の開口数、fは前記集光レンズと前記第2のレンズ群の合成焦点距離、Lは前記第2のレンズ群の前記光源側の端部から前記標本面までの距離とするとき、以下の条件式を満たすことを特徴とする照明光学系。
    15≧DFS/β≧9 ・・・(1)
    0.85≧NA≧0.5 ・・・(2)
    0.5≧f/L≧0.3 ・・・(3)
  2. 光源側から順に、
    コレクタレンズと、
    視野絞りと、
    正のパワーを有するフィールドレンズと、
    開口絞りと、
    正のパワーを有する集光レンズと、
    を含み、
    さらに、前記コレクタレンズと前記視野絞りとの間に、光源側から順に、
    光拡散素子と、
    正のパワーを有する調整レンズと、
    を含み、
    前記視野絞りから標本面の間がおよそ両側テレセントリックな光学系であり、
    FSは前記視野絞りの直径、βは前記標本面から前記視野絞りまでの倍率、NAは照明光学系の前記標本面側の開口数、f1は前記調整レンズの焦点距離、dは前記調整レンズから前記視野絞りまでの距離とするとき、以下の条件式を満たすことを特徴とする照明光学系。
    15≧DFS/β≧9 ・・・(1)
    0.85≧NA≧0.5 ・・・(2)
    15≧f1/d≧2 ・・・(4)
  3. 請求項1または請求項に記載の照明光学系と、
    前記照明光学系に光を入射させる光源と、を含むことを特徴とする顕微鏡。
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