JP5189477B2 - 光多重化装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、異なる波長の光信号を多重化する技術に関する。
異なる波長の光信号を多重するために、アレイ導波路回折格子(AWG:Arrayed Waveguide Grating)が主に使用されているが、更なる多重化数の増加のためにAWGと光インタリーバを組み合わせた構成が提案されている(例えば、非特許文献1、参照。)。
[online]、[平成20年11月26日検索]、インターネット<URL:http://www.optoplex.com/Optical_Interleaver.htm>
図4は、AWGと光インタリーバを組み合わせた多重化装置のブロック図である。図4において、AWG21は、波長λ、λ及びλの3つの波長の光信号を多重化して図5(a)の光スペクトラムを持つ信号を出力し、AWG22は、波長λ、λ及びλ11の3つの波長の光信号を多重化して図5(b)の光スペクトラムを持つ信号を出力し、インタリーバ1は、図5(a)及び(b)に示す信号をインタリーブして図5(c)に示す光スペクトラムを持つ信号を出力している。
インタリーバ1は、2つの入力端子と1つの出力端子とを備えており、各入力端子から見た透過帯域特性が図6に示す特性となる様に構成されている。なお、図6において、実線で示す特性はAWG21が接続されている入力端子から見た透過帯域特性であり、点線で示す特性は、AWG22が接続されている入力端子から見た透過帯域特性である。図6に示す様に、透過帯域特性は、櫛形状、つまり、透過帯域と阻止帯域が、波長多重通信に使用する帯域内において交互に周期的に出現する様に構成されており、ある透過帯域の中心周波数と、その隣の透過帯域の中心周波数との間隔を、チャネル光周波数間隔と呼んでいる。
図6に示す様に、インタリーバ1の一方の入力端子から見た透過帯域特性は、他方の入力端子から見た透過帯域特性に対して、チャネル光周波数間隔の半分の間隔だけずらした、つまり、波長方向に移動させたものとなっている。なお、以後の説明において、チャネル光周波数間隔の半分の間隔に相当する帯域幅を、“基準帯域幅”と呼び、各透過帯域の中心波長を、つまり、図6の波長λやλの波長を“チャネル波長”と呼び、波長多重通信に利用する最短波長から最長波長までの帯域を“通信用帯域”と呼ぶものとする。
仮にインタリーバの透過帯域特性が、各チャネル波長を中心とした基準帯域幅に相当する帯域を損失なく通過させ、それ以外の帯域を完全に阻止するものであれば、インタリーバ1を用いることで、通信用帯域の総てを通信に利用することが可能になる。しかしながら、非特許文献1にも記載されている様に、実際のインタリーバ1において、各透過帯域幅は、基準帯域幅の約60%程度であり、各チャネル当たり約40%の領域については、通信に使用することができないという問題がある。なお、透過帯域とは、挿入損失が、インタリーバ1の挿入損失の最小値に対して0.5dB以内の帯域、より具体的には、最小損失がx(dB)である場合に、損失がx+0.5(dB)以内の帯域である。
したがって、本発明は上記問題を解決し、通信用帯域内において、通信に使用できない帯域を極力減らす光多重化装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明における光多重化装置によれば、
第1から第Nの光インタリーバ(Nは2以上の整数)と、第1から第Nの光インタリーバの出力信号を合波する光カップラとを備えており、通信に使用する帯域内において、第Kの光インタリーバ(Kを1からNのいずれかの整数)の阻止帯域を透過帯域とする光インタリーバが、第1から第Nの光インタリーバの中に存在することを特徴とする。
本発明における光多重化装置の他の実施形態によれば、
各光インタリーバの各透過帯域幅のチャネル光周波数間隔に対する比が2N分の1以上1未満であることが好ましい。また、各光インタリーバのチャネル光周波数間隔は同一であり、各光インタリーバの透過帯域特性は、チャネル光周波数間隔の2N分の1だけ波長方向に順にずれていることが好ましく、特にN=2であることが好ましい。ここで、透過帯域は、損失が光インタリーバの最小損失に対して0.5dB以内の帯域であることが好ましい。
本発明における光多重化方法によれば、
第1から第Nの光インタリーバ(Nは2以上の整数)それぞれにおいて、光インタリーブを行い、第1から第Nの光信号を出力するステップと、光カップラにより第1から第Nの光信号を合波するステップとを備えており、通信に使用する帯域内において、第Kの光インタリーバ(Kを1からNのいずれかの整数)の阻止帯域を透過帯域とする光インタリーバが、第1から第Nの光インタリーバの中に存在することを特徴とする。
通信に使用する帯域内において、総ての光インタリーバが阻止する帯域を作らないように、各光インタリーバの透過帯域特性をずらし、各光インタリーバの出力光信号を、透過帯域特性が波長に依存しない光カップラにより合波することで、利用できない帯域を削減することができる。
本発明を実施するための最良の実施形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明による光多重化装置1の概略的な構成図である。なお、図1は、本発明の説明に必要な部分のみを示すものである。図1に示す様に、光多重化装置1は、AWG21〜24と、光インタリーバ11及び12と、光カップラ3とを備えている。
AWG21は、波長λ、λ及びλの3つの波長の光信号を多重化し、AWG22は、波長λ、λ及びλ11の3つの波長の光信号を多重化し、インタリーバ11は、AWG21及びAWG22が多重化した光信号をインタリーブして出力する。同様に、AWG23は、波長λ、λ及びλ10の3つの波長の光信号を多重化し、AWG24は、波長λ、λ及びλ12の3つの波長の光信号を多重化し、インタリーバ12は、AWG23及びAWG24が多重化した光信号をインタリーブして出力する。なお、波長は添え字である数字が小さいほど短いものとする。
図2は、インタリーバ11及び12の透過帯域特性を示す図であり、上段がインタリーバ11の、下段がインタリーバ12の特性である。なお、上段の実線がAWG21に接続されている入力端子から見た透過帯域特性であり、上段の点線がAWG22に接続されている入力端子から見た透過帯域特性であり、下段の実線がAWG23に接続されている入力端子から見た透過帯域特性であり、下段の点線がAWG24に接続されている入力端子から見た透過帯域特性である。
図2の上段に示すインタリーバ11の透過帯域特性は、図6に示すものと同一であり、図2の下段に示すインタリーバ12の透過帯域特性は、上段に示すインタリーバ11の透過帯域特性を基準帯域幅の半分だけ、波長方向にずらしたものとしている。
図2から明らかなように、インタリーバ12は、インタリーバ11の実線及び点線で示す透過帯域特性の両方が落ち込む部分、つまり、λ2n−1とλ2n+1(nは整数)の中間の領域を通過させるものであり、インタリーバ11は、インタリーバ12の実線及び点線で示す透過帯域特性の両方が落ち込む部分、つまり、λ2nとλ2n+2(nは整数)の中間の領域を通過させるものである。
カップラ3は、インタリーバ11及び12の出力を合波することで図3に示すスペクトラムを持つ光信号を出力する。本発明においては、互いに透過帯域特性をシフトさせたインタリーバ11及び12の出力を、透過帯域特性が波長に依存しないカップラ3にて合波することで、図3に示す様に、通信用帯域内において通信に利用できない帯域を削減することができる。
例えば、光直交周波数多重(OFDM)技術により変調された光OFDM信号は、その光スペクトラムが方形状になるため、図3に示す各波長の光信号として、光OFDM信号を使用した場合、通信用帯域のほぼ全体帯域を情報伝送に利用できるという利点がある。
なお、上述した実施形態はインタリーバを2つ用いるものであるが、3つ以上を用いる構成であっても良い。例えば、インタリーバをN個用いる場合、各インタリーバの各透過帯域幅の基準帯域幅に対する比が、1/N以上1未満のものを使用することで、あるインタリーバの阻止帯域を透過帯域とするインタリーバが必ず存在する様にすることができる。なお、各インタリーバの各透過帯域幅の基準帯域幅に対する比は同一であり、かつ、できるだけ値が小さいことが好ましい。
より簡単には、チャネル光周波数間隔が同一のインタリーバであって、各インタリーバの透過帯域特性が順に基準帯域幅のN分の1だけ波長方向にシフトさせたものを使用すれば良い。また、カップラ3は、2入力1出力のものではなく、N入力1出力のものとなる。しかしながら、N入力1出力のカップラにおける損失により、各インタリーバからの出力は1/Nとなるため、インタリーバの数は実施形態に示す2つとすることが好ましく、この場合にはカップラでの損失は、十分許容可能である3dBに抑えることができる。
本発明による光多重化装置の概略的な構成図である。 両インタリーバの透過帯域特性を示す図である。 カップラが出力する光信号のスペクトラムを示す図である。 従来技術による光多重化装置の構成図である。 従来技術による光多重化装置の各部が出力する光信号のスペクトラムを示す図である。 インタリーバの透過帯域特性を示す図である。
符号の説明
1、11、12 光インタリーバ
21、22、23、24 AWG
3 光カップラ

Claims (5)

  1. 第1から第Nの光インタリーバ、ここでNは2以上の整数、と、
    第1から第Nの光インタリーバの出力信号を合波する光カップラと、
    を備えており、
    Kを1からNのいずれかの整数としたとき、通信に使用する帯域内において、第Kの光インタリーバの阻止帯域を透過帯域とする光インタリーバが、第1から第Nの光インタリーバの中に存在
    各光インタリーバの各透過帯域幅のチャネル光周波数間隔に対する比が2N分の1以上1未満である、
    光多重化装置。
  2. 各光インタリーバのチャネル光周波数間隔は同一であり、
    各光インタリーバの透過帯域特性は、チャネル光周波数間隔の2N分の1だけ波長方向に順にずれている、
    請求項1に記載の光多重化装置。
  3. Nは2である請求項1または2に記載の光多重化装置。
  4. 透過帯域は、損失が光インタリーバの最小損失に対して0.5dB以内の帯域である、
    請求項1からのいずれか1項に記載の光多重化装置。
  5. 第1から第Nの光インタリーバ、ここでNは2以上の整数、それぞれにおいて、光インタリーブを行い、第1から第Nの光信号を出力するステップと、
    光カップラにより第1から第Nの光信号を合波するステップと、
    を備えており、
    Kを1からNのいずれかの整数としたとき、通信に使用する帯域内において、第Kの光インタリーバの阻止帯域を透過帯域とする光インタリーバが、第1から第Nの光インタリーバの中に存在
    各光インタリーバの各透過帯域幅のチャネル光周波数間隔に対する比が2N分の1以上1未満である、
    光多重化方法。
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