JP4872717B2 - 光ノード、および光ノードの制御方法 - Google Patents
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図1は、本発明による第1の実施の形態の光ノードを示すブロック図である。
第1の実施の形態では、第1の入力ファイバ103に対して、3つの光合分波器111,112,113が縦続接続される。それぞれの光合分波器111,112,113として、図9に例示されたノッチ型の光合分波器を用いる。すなわち、光合分波器111,112,113において、図1に示されている第1の入力ポート1111,1121,1131から第1の出力ポート1112,1122,1132へのWDM信号光の通過特性は、図10(a)に透過特性1001として示されたように、ノッチ型のノッチ形(バンドエリミネイト型)になる。また、第1の入力ポート1111,1121,1131から第2の出力ポート1114,1124,1134へのWDM信号光の通過特性は、図10(b)に透過特性1002として示されたようにバンドパス特性になる。第1の入力ファイバ103は、1台目の光合分波器111の第1の入力ポート1111に接続され、3台目の光合分波器113の第1の出力ポート1132は、第1の出力ファイバ105に接続される。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態の光ノードを示すブロック図である。図3に示すように、第2の実施の形態では、図1に示す第1の実施の形態の構成に加えて、第1の入力ファイバ103に縦続接続される光合分波器111,112,113から、第2の入力ファイバ104に縦続接続される光合分波器114,115,116へと接続される経路において、光位相調整器311,312,313が設置されている。光位相調整器311,312,313は、各々の経路を通る光の位相の調整を行うものである。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。図4は、本発明の第3の実施の形態の光ノードを示すブロック図である。図4に示すように、第3の実施の形態では、図1に示す第1の実施の形態の構成に加えて、第1の入力ファイバ103に縦続接続される光合分波器111,112,113から、第2の入力ファイバ104に縦続接続される光合分波器114,115,116へと接続される経路において、光損失調整器411,412,413が設置されている。光損失調整器411,412,413は、各々の経路を通る光の透過量の調整を行うものである。
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。図5は、本発明の第4の実施の形態の光ノードを示すブロック図である。図5に示すように、第4の実施の形態では、光合分波器における多段接続の損失が無視できない場合、合波分離する際に各波長チャネルの光成分が通過する光合分波器の数を減らし、損失量が多くても信号品質への影響が少ない波長チャネル間の光成分を、多段の光合分波器を通過する経路を通させることを特徴とする。
上記の各実施の形態では、入力ファイバおよび出力ファイバの方路数を2としたが、3以上の方路に拡張することは容易である。例えば、図6に示すように、第2の入力ファイバ104に縦続接続される光合分波器114,115,116のそれぞれ分波出力を、第3の入力ファイバ107に縦続接続される3つの光合分波器117,118,119の第2の入力ポート1173,1183,1193に接続する。制御器602は、光合分波器111,112,113および光合分波器114、115,116については、第1の実施の形態における制御器102の制御と同様の制御を行う。
103 第1の入力ファイバ
104 第2の入力ファイバ
105 第1の出力ファイバ
106 第2の出力ファイバ
107 第3の入力ファイバ
108 第3の出力ファイバ
111,112,113,114,115,116,117,118,119 光合分波器
1111,1121,1131,1141,1151,1161,1171,1181,1191 第1の入力ポート
1112,1122,1132,1142,1152,1162,1172,1182,1192 第1の出力ポート
1143,1153,1163,1173,1183,1193 第2の入力ポート
1114,1124,1134,1144,1154,1164 第2の出力ポート
201 透過特性
202 透過特性
203 透過特性
204 合成等化特性
205 WDM信号
311,312,313 光位相調整器
411,412,413 光損失調整器
502 制御器
602 制御器
701 WDM分波器
702 光スイッチ
703 第1の波長多重回路
704 第2の波長多重回路
705 入力ファイバ
706 第1の出力ファイバ
707 第2の出力ファイバ
801 透過特性
802 WDM信号スペクトル
900 制御器
901 第1の入力ポート
902 第2の入力ポート
903 第1の出力ポート
904 第2の出力ポート
910 光合分波器
1001 光合分波器のスルー特性
1002 光合分波器のクロス特性
1103 第1の入力ファイバ
1104 第2の入力ファイバ
1105 第1の出力ファイバ
1106 第2の出力ファイバ
111A,112A,113A,114A,115A,116A 光合分波器
Claims (8)
- 入射ポートと、
それぞれが、第1の入力ポートに入力された光の一部の波長成分を分離して第1の出力ポートに出力し残る波長成分を第2の出力ポートに出力し、第2の入力ポートに入力された光の一部の波長成分を分離して第2の出力ポートに出力し残る波長成分を第1の出力ポートに出力する複数の光合分波器と、
2つの出射ポートとを備え、
前記複数の光合分波器は、光合分波器の第1の出力ポートが後段の光合分波器の第1の入力ポートに接続された[2n−1(nは2以上の整数)]の光合分波器からなる第1系列と、第1系列における光合分波器の第2の出力ポートが第2の入力ポートに接続されるとともに第1の出力ポートが後段の光合分波器の第1の入力ポートに接続された[2n−1]の光合分波器からなる第2系列とに分けられ、第1系列の最終段の光合分波器の第1の出力ポートが第1の出射ポートに接続され、第2系列の最終段の光合分波器の第1の出力ポートが第2の出射ポートに接続され、前記入射ポートが前記第1系列における初段の光合分波器における第1の入力ポートに接続される構成の光ノードであって、
前記入射ポートに入力される波長多重信号における波長が連続するnの波長チャネルの信号を前記第2の出射ポートへと結合するために、前記第1系列におけるnの光合分波器は前記nの波長チャネルのいずれかの中心波長を中心とする各成分を第2の出力ポートに出射し、前記第1系列における他の1つまたは複数の光合分波器はそれぞれ前記nの波長チャネルのうちの波長が連続する2つの波長の間の波長の成分を第2の出力ポートに出射する
ことを特徴とする光ノード。 - 複数の入射ポートと、
それぞれが、第1の入力ポートに入力された光の一部の波長成分を分離して第1の出力ポートに出力し残る波長成分を第2の出力ポートに出力し、第2の入力ポートに入力された光の一部の波長成分を分離して第2の出力ポートに出力し残る波長成分を第1の出力ポートに出力する複数の光合分波器と、
3つ以上の出射ポートとを備え、
前記複数の光合分波器は、それぞれの系列が、光合分波器の第1の出力ポートが後段の光合分波器の第1の入力ポートに接続された[2n−1(nは2以上の整数)]の光合分波器からなる3つ以上の系列に分けられ、後段の系列における光合分波器の第2の入力ポートが前段の系列における光合分波器の第2の出力ポートに接続され、各系列の最終段の光合分波器の第1の出力ポートがいずれかの出射ポートに接続され、前記複数の入射ポートの各々が各系列における初段の光合分波器における第1の入力ポートに接続される構成の光ノードであって、
前記複数の入射ポートのそれぞれに入力される波長多重信号における波長が連続する複数の波長チャネルの信号を前記出射ポートへと結合するために、第m(mは自然数)系列におけるnの光合分波器はそれぞれ前記nの波長チャネルのいずれかの中心波長を中心とする各成分を第2の出力ポートに出射し、前記第m系列における他の1つまたは複数の光合分波器はそれぞれ前記nの波長チャネルのうちの波長が連続する2つの波長の間の波長の成分を第2の出力ポートに出射する
ことを特徴とする光ノード。 - 光合分波器は、波長を分離するフィルタの中心波長が可変のものであって、
光合分波器の中心波長を制御する制御器を備え、
前記制御器は、各系列におけるnの光合分波器の中心波長を、波長が連続する複数の波長チャネルの波長のいずれかに設定し、他の1つまたは複数の光合分波器の中心波長を、前記波長が連続する2つの波長チャネルの波長の間の波長に設定する
請求項1または請求項2記載の光ノード。 - ある系列の光合分波器の第1の出力ポートから後段の系列の光合分波器の第2の入力ポートへの各々の経路に光位相を制御する手段が設けられた
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の光ノード。 - ある系列の光合分波器の第1の出力ポートから後段の系列の光合分波器の第2の入力ポートへの各々の経路に光損失を制御する手段が設けられた
請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の光ノード。 - 入射ポートから出射ポートまでの間で、後段の系列において、波長が連続する複数の波長チャネルの成分が通過する光合分波器の数が、前記波長が連続する2つの波長チャネルの波長の間の成分が通過する光合分波器の数よりも少なくなるように、各々の光合分波器の中心波長を、前記波長が連続する複数の波長チャネルの波長のいずれか、または前記波長が連続する複数の波長チャネルにおける2つの波長チャネルの波長の間の波長に設定する手段を有する
請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の光ノード。 - 入射ポートと、
それぞれが、第1の入力ポートに入力された光の一部の波長成分を分離して第1の出力ポートに出力し残る波長成分を第2の出力ポートに出力し、第2の入力ポートに入力された光の一部の波長成分を分離して第2の出力ポートに出力し残る波長成分を第1の出力ポートに出力する複数の光合分波器と、
2つの出射ポートとを備え、
前記複数の光合分波器は、光合分波器の第1の出力ポートが後段の光合分波器の第1の入力ポートに接続された[2n−1(nは2以上の整数)]の光合分波器からなる第1系列と、第1系列における光合分波器の第2の出力ポートが第2の入力ポートに接続されるとともに第1の出力ポートが後段の光合分波器の第1の入力ポートに接続された[2n−1(nは2以上の整数)]の光合分波器からなる第2系列とに分けられ、第1系列の最終段の光合分波器の第1の出力ポートが第1の出射ポートに接続され、第2系列の最終段の光合分波器の第1の出力ポートが第2の出射ポートに接続され、前記入射ポートが前記第1系列における初段の光合分波器における第1の入力ポートに接続される構成の光ノードを制御する制御方法であって、
前記入射ポートに入力される波長多重信号における波長が連続するnの波長チャネルの信号を前記第2の出射ポートへと結合するために、前記第1系列におけるnの光合分波器は前記nの波長チャネルのいずれかの中心波長を中心とする各成分を第2の出力ポートに出射し、前記第1系列における他の1つまたは複数の光合分波器はそれぞれ前記nの波長チャネルのうちの波長が連続する2つの波長の間の波長の成分を第2の出力ポートに出射するように各々の光合分波器の中心波長を設定する
ことを特徴とする光ノードの制御方法。 - 複数の入射ポートと、
それぞれが、第1の入力ポートに入力された光の一部の波長成分を分離して第1の出力ポートに出力し残る波長成分を第2の出力ポートに出力し、第2の入力ポートに入力された光の一部の波長成分を分離して第2の出力ポートに出力し残る波長成分を第1の出力ポートに出力する複数の光合分波器と、
3つ以上の出射ポートとを備え、
前記複数の光合分波器は、それぞれの系列が、光合分波器の第1の出力ポートが後段の光合分波器の第1の入力ポートに接続された[2n−1(nは2以上の整数)]の光合分波器からなる[2n−1(nは2以上の整数)]の系列に分けられ、後段の系列における光合分波器の第2の入力ポートが前段の系列における光合分波器の第2の出力ポートに接続され、各系列の最終段の光合分波器の第1の出力ポートがいずれかの出射ポートに接続され、前記複数の入射ポートの各々が各系列における初段の光合分波器における第1の入力ポートに接続される構成の光ノードを制御する制御方法であって、
前記複数の入射ポートのそれぞれに入力される波長多重信号における波長が連続する複数の波長チャネルの信号を前記出射ポートへと結合するために、第m(mは自然数)系列におけるnの光合分波器はそれぞれ前記nの波長チャネルのいずれかの中心波長を中心とする各成分を第2の出力ポートに出射し、前記第m系列における他の1つまたは複数の光合分波器はそれぞれ前記nの波長チャネルのうちの波長が連続する2つの波長の間の波長の成分を第2の出力ポートに出射するように各々の光合分波器の中心波長を制御する
ことを特徴とする光ノードの制御方法。
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JP2007055221A JP4872717B2 (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 光ノード、および光ノードの制御方法 |
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JP2007055221A Active JP4872717B2 (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 光ノード、および光ノードの制御方法 |
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