JP5187620B2 - スリッターの切断位置変更方法及びスリッター - Google Patents

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Description

本発明は、用紙、フィルム等のウェブを走行させながら所定の幅に切断するスリッターの技術分野に属し、特に、複数の切断刃をウェブの走行経路中に入れて溝切りや空中切りを行うレザーカット方式のスリッターに関するものである。
従来、用紙やフィルム等のウェブを所定の幅に切断するスリッターとしては、切断刃を用いて溝切りや空中切りを行うレザーカット方式と、2枚の回転丸刃を用いてウェブを挟み込むように切断するシェアカット方式とがある。このうち、レザーカット方式では、スリットされるウェブの走行方向と直角な方向に支持軸が配置され、その支持軸上に切断刃を備えた複数の刃ホルダーが取り付けられており、この刃ホルダーに取り付けた切断刃をウェブの走行経路中に入れて溝切りや空中切りを行う。
実開平5−49295号公報 特開2000−176878号公報 特開2007−319941号公報
一般に、このようなスリッターにおいて切断位置を変更するに際しては、手作業により切断刃保持具の移動と固定を行う必要がある。この場合、切断刃保持具一つ当たりの移動及び固定作業は数十秒で完了するが、切断する列数が多いほど作業回数は増えることになるため、切断する列数によっては、その作業時間は数分に及ぶ場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、切断位置の変更作業に要する時間を短縮できるスリッターの切断位置変更方法を提供し、併せてそれに使用するスリッターを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明に係るスリッターの切断位置変更方法は、複数の切断刃を有するカッター装置をウェブの走行経路中に配置してウェブを所定幅に切断するスリッターの切断位置を変更する方法であって、それぞれ異なるパターンで切断刃を並べた4つの切断列を回転軸の周りに配置してなるカッター装置を使用し、各切断列の切断刃を回転軸の回動によりウェブに挿脱可能としておき、目的の切断列をウェブ面に向けるようにカッター装置の回転軸を回動させることにより切断位置の変更を行うようにしたことを特徴とする。
また、本発明のスリッターは、複数の切断刃を有するカッター装置をウェブの走行経路中に配置してウェブを所定幅に切断するスリッターであって、前記カッター装置は、スリットすべきウェブの走行方向に直交する向きの回転軸を有し、その回転軸の周りに回転軸と平行でかつ平行方向に移動可能な状態で4つのスライド板を保持してなる四角柱状のスライド板保持具と、各スライド板にそれぞれが移動可能な状態で取り付けられた複数の切断刃保持具とを備え、切断刃の数と間隔が異なるように配置したスライド板を4つ用いることにより、それぞれ異なるパターンで切断刃を並べた4つの切断列が回転軸の回りに配置されており、カッター装置に取り付けられた複数の切断刃は回転軸の回動によりウェブに挿脱可能になっていることを特徴とする。
本発明によれば、スリッターの切断位置変更に際し、周りにパターンの切断列を有するカッター装置を回転軸の周りで回動させ、その中から所望の切断列を選択すればよいことから、現状の切断刃保持具の移動と固定を行うやり方と比較して、切断位置変更のための作業時間を大幅に短縮することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係るスリッターの概略構成図である。同図において1はスリットされる用紙やフィルムなどのウェブ、2はウェブ1を繰り出す原反ロール、3はウェブ1を搬送するガイドローラ、4はウェブ1をスリットする切断刃5を備えたカッター装置、6は所定幅に切断されたウェブ1を巻き取った巻取ロールであり、原反ロール2から引き出されたウェブ1は、ガイドローラ3で搬送されながら、ウェブ1の幅方向に並んだ複数の切断刃5によって所定幅にスリットされ、巻取ロール6を構成するように巻き取られる。ここで、カッター装置4には複数の切断刃5が取り付けられており、巻取ロール6に巻き取られるウェブ1の幅はそれら切断刃5の位置により決まる。
図2はカッター装置の側面図、図3は図2のカッター装置の一部を示す説明用の斜視図である。
カッター装置4は、スリットすべきウェブの走行方向に直交する向きの回転軸11を有している。そして、その回転軸11の周りを囲むようにして、回転軸11と平行でかつ平行方向に移動可能な状態で4つのスライド板12を保持してなるスライド板保持具13が一体的に設けられている。スライド板保持具13は、四角柱状の基部13aからL型部材13bが突出した形状で、それによって図示の如く4面それぞれに対向する溝を有しており、スライド板12はその溝に案内されるとともに、所定の位置でネジ等の固定手段によりスライド板保持具13に対して固定されるようになっている。なお、便宜上、図3では回転軸方向の向う側を省略して図示するとともに、スライド板12は1つのみを図示している。
スライド板保持具13の溝に嵌入されるスライド板12には、それぞれが移動可能な状態で複数の切断刃保持具14が取り付けられ、各切断刃保持具14にはそれぞれ切断刃5が取り付けられている。図4に示すように、スライド板12はレール状のガイド部12aを有し、切断刃保持具14の底部にはそのガイド部12aに嵌まる凹部が設けられており、切断刃保持具14はガイド部12aに沿って移動できるとともに、所定の位置でネジ等の固定手段によりスライド板12に対して固定されるようになっている。切断刃5としては通常レザー刃が用いられるが、その形状は特に指定されるものではない。また、切断刃保持具14は2枚の板部材の間に切断刃5を挟み込み、片方の板部材を締め付けるといった一般的なものでよく、それ以外の保持具でも構わない。
このように、スライド板12はスライド板保持具13に対して移動可能であり、切断刃保持具14はスライド板12に対して移動可能になっている。したがって、特定の幅のみを変更する場合は、図5(a)から図5(b)に示すように、スライド板12に対して切断刃保持具14を移動させることで対応でき、また、切断幅を維持して切断位置を変更する場合は、図6(a)から図6(b)に示すように、スライド板保持具13に対してスライド板12を移動させることで対応できる。
カッター装置4は上記のように構成してあるので、切断刃5の数や間隔が異なるように配置したスライド板12を4つ用意しておけば、回転軸11の周りにパターンの切断列を配置することができる。スライド板保持具13が保持するスライド板12の数は通常4〜6であるが、それ以外でも構わない。スライド板保持具13が保持するスライド板12の数は通常4〜6であるが、それ以外でも構わない。
図7に異なるパターンで切断刃を並べた切断列を例を示す。図(a)では3つの切断刃5が等間隔で配置され、図(b)では4つの切断刃5が等間隔で配置され、図(c)では5つの切断刃5が等間隔で配置され、図(d)では6つの切断刃5が等間隔で配置されている。例えば、図2のカッター装置4における4つのスライド板12にそれぞれこの図(a)〜(d)のパターンで切断刃5を取り付けておけば、目的の切断列をウェブ面に向けるように回転軸11を回動させることで、スリット品目の段取りを完了させることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明によるスリッターは、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
例えば、スライド板については、ボールネジ等を利用することで、自動化を図ることも可能である。
本発明の実施形態に係るスリッターの概略構成図である。 カッター装置の側面図である。 図2のカッター装置の一部を示す説明用の斜視図である。 図3のカッター装置におけるスライド板と切断刃保持具を示す説明用の斜視図である。 切断刃の幅を変更する様子を示す説明図である。 切断幅を維持して切断位置変更する様子を示す説明図である。 異なるパターンで切断刃を並べた切断列の例を示す説明図である。
符号の説明
1 ウェブ
2 原反ロール
3 ガイドローラ
4 カッター装置
5 切断刃
6 巻取ロール
11 回転軸
12 スライド板
12a ガイド部
13 スライド板保持具
13a 基部
13b L型部材
14 切断刃保持具

Claims (2)

  1. 複数の切断刃を有するカッター装置をウェブの走行経路中に配置してウェブを所定幅に切断するスリッターの切断位置を変更する方法であって、それぞれ異なるパターンで切断刃を並べた4つの切断列を回転軸の周りに配置してなるカッター装置を使用し、各切断列の切断刃を回転軸の回動によりウェブに挿脱可能としておき、目的の切断列をウェブ面に向けるようにカッター装置の回転軸を回動させることにより切断位置の変更を行うようにしたことを特徴とするスリッターの切断位置変更方法。
  2. 複数の切断刃を有するカッター装置をウェブの走行経路中に配置してウェブを所定幅に切断するスリッターであって、前記カッター装置は、スリットすべきウェブの走行方向に直交する向きの回転軸を有し、その回転軸の周りに回転軸と平行でかつ平行方向に移動可能な状態で4つのスライド板を保持してなる四角柱状のスライド板保持具と、各スライド板にそれぞれが移動可能な状態で取り付けられた複数の切断刃保持具とを備え、切断刃の数と間隔が異なるように配置したスライド板を4つ用いることにより、それぞれ異なるパターンで切断刃を並べた4つの切断列が回転軸の回りに配置されており、カッター装置に取り付けられた複数の切断刃は回転軸の回動によりウェブに挿脱可能になっていることを特徴とするスリッター。
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