JP5186825B2 - 電子マニュアル表示装置及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、所定の装置に関する取扱説明書をディスプレイに表示する電子マニュアル表示装置及びプログラムに関する。特に、ディスプレイに表示した取扱説明書に記載されている一連の手順に従って、説明対象である所定の装置を実際に動作させることが簡単にできるようにした電子マニュアル表示装置及びプログラムに関する。
従来から、電子楽器などの電子音楽装置に設けられている多数の操作子それぞれの操作方法や該操作に基づき設定できる設定内容等についての説明、あるいは該装置が有する多種の機能(ソフトウェアプログラムであってもよい)を動作させるために必要な操作子とその操作手順についての詳細な説明などを記載した取扱説明書を、紙などの冊子としてではなくディスプレイ(表示器)上に表示することによりユーザに対して提示する技術が知られている(所謂電子マニュアル)。こうした技術に関連するものとしては、例えば下記に示す特許文献1に記載されている発明がその一例である。この特許文献1には、電子音楽装置の電子マニュアルを電子ペーパーからなるディスプレイ上に表示すると共に、ユーザが該表示されている電子マニュアルの所定箇所に記載されている機能等を適宜に指示することに応じて、該指示された機能に関するより詳細な説明にディスプレイの表示を切り替えることが開示されている。
特開2006-126240号公報
ユーザが電子音楽装置を実際に操作するには、電子マニュアルに従って該装置上に実際に配置されている多数の操作子の中から適宜に操作子を選んで操作しなければならないが、特に電子マニュアルを参照する必要がある初心者は、多数の操作子の中から操作すべき操作子を選ぶのに時間がかかることが多い。この点に鑑みて、上記した従来技術においては、電子マニュアルの表示を画面からタッチすることに応じて、操作子の内部あるいは近傍に設けられているLEDなどの発光素子を点灯(点滅)して、ユーザに対して指示された機能に関連する操作子を提示することが開示されている。
ところで、上述した電子マニュアル上の所定箇所に対する指示操作に応じてディスプレイ上の表示を切り替える制御や、LEDを順次に点灯(点滅)する制御などは、それらの独立した簡単な制御を行う内部プログラムが予め電子音楽装置内に記憶されており、該内部プログラムの制御の元に上記制御を実行するようにしている。しかし、内部プログラムはメーカが予め用意し、ユーザに対して予め機器に組み込むなどして提供される、電子音楽装置のCPUが解釈して実行可能な機械語若しくはアセンブリ言語等の低級言語で記述された専用のプログラムであることから、こうした内部プログラムを作成するには非常に高度なプログラミング知識を有していなければならず、特に複雑な制御を行う内部プログラムを作成するのは非常に難しくまた時間がかかる。さらに、内部プログラムは公知のようにCPUのアーキテクチャやOS(Operating System)等のプラットフォームに依存するものであって移植性がないので、新旧の既存の機器に適用するにはそれぞれに対応したものを作成せねばならず手間がかかり面倒である。こうした理由から、単にLED等を一時的に点灯するといった独立の単純な制御を行うだけに限らず、特にディスプレイに表示している取扱説明書に記載された一連の手順に従って、関連する操作子等を実際に動作するといった、表示に関連させて説明対象の装置を実際に動作させるような複雑な制御を行うものが従来望まれていたが、そうした制御を行うことができる装置は未だ提案されていない。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ディスプレイに表示している取扱説明書に記載されている一連の手順に従って、説明対象の装置を実際に動作させるといった複雑な制御を簡単に行うことができるようにした電子マニュアル表示装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る電子マニュアル表示装置は、電子音楽装置を接続する接続手段と、表示器と、機械語への変換作業を自動化して簡単に実行できる汎用の簡易プログラムであって、少なくとも前記接続した電子音楽装置を制御するコマンドを含んでなる1乃至複数のスクリプトを記憶するスクリプト記憶手段と、マニュアルにおける所定の記載内容と前記スクリプトとを対応付けて、前記接続した電子音楽装置に関連したマニュアルを表示するための表示データを記憶する記憶手段と、マニュアルを表示する指示操作やマニュアルに記載されている記載内容に対する指示操作を行う操作手段と、前記操作手段によるマニュアルを表示する指示操作に応じて、前記表示データに従ってマニュアルを表示するよう前記表示器を制御する表示手段と、前記操作手段によるマニュアルに記載されている記載内容に対する指示操作に応じて、前記表示器上に表示したマニュアルにおいて前記スクリプトを対応付けた記載内容に対する指示操作を検出した場合に、該記載内容に対応するスクリプトを前記接続された電子音楽装置に対して送信する送信手段とを具えてなり、前記スクリプトの送信に応じて、前記表示器に表示中の記載内容に従う一連の動作を前記接続された電子音楽装置に自動的に実行させることを特徴とする。
この発明によると、少なくとも電子音楽装置を制御するコマンドを含んでなる1乃至複数のスクリプトを記憶しておくと共に、マニュアルにおける所定の記載内容と前記スクリプトとを対応付けて、電子音楽装置に関連したマニュアルを表示するための表示データを記憶しておく。マニュアルを表示する指示操作が行われると、前記表示データに従って表示器上にマニュアルを表示する。一方、マニュアルに記載されている記載内容に対する指示操作が行われ、表示したマニュアルにおいて前記スクリプトを対応付けた記載内容に対する指示操作を検出した場合には、該記載内容に対応するスクリプトを接続されている電子音楽装置に対して送信する。電子音楽装置では前記スクリプトの送信に応じて、前記表示器に表示中の記載内容に従う一連の動作を自動的に実行する。これにより、電子マニュアル表示装置側において前記マニュアルに記載されている記載内容(ただし、スクリプトの対応付けられた記載内容)に対する指示操作を行うことによって、表示器に表示されたマニュアルに記載されている一連の手順に従って、説明対象である所定の動作を電子音楽装置側において実際に動作させながら利用者に確認させることが簡単にできるようになる。また、汎用のスクリプトを用いることから、電子音楽装置のプラットフォームに左右されずに、新旧の既存の電子音楽装置に対しても広く適用することができるようになって非常に便利である。
本発明は、装置の発明として構成し、実施することができるのみならず、方法の発明として構成し実施することができる。また、本発明は、コンピュータまたはDSP等のプロセッサのプログラムの形態で実施することができるし、そのようなプログラムを記憶した記憶媒体の形態で実施することもできる。
この発明によれば、少なくとも電子音楽装置を制御するコマンドを含んでなる1乃至複数のスクリプトを記憶しておき、前記スクリプトが対応付けられた記載内容に対する指示操作を表示中のマニュアルにおいて検出すると、該記載内容に対応するスクリプトを電子音楽装置に対して送信し、該スクリプトに従ってマニュアルの記載内容に該当する動作を実行させるようにしたことから、マニュアルに記載されている一連の手順に従って、説明対象の電子音楽装置を実際に動作させることが簡単にできるようになる、という効果を得る。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
図1は、この発明に係る電子マニュアル表示装置の全体構成の一実施例を示すハード構成ブロック図である。本実施例に示す電子マニュアル表示装置は例えばパーソナルコンピュータであって、マイクロプロセッサユニット(CPU)1、リードオンリメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3からなるマイクロコンピュータによって制御される。CPU1は、この電子マニュアル表示装置全体の動作を制御する。このCPU1に対して、通信バス1D(例えばデータ及びアドレスバス)を介してROM2、RAM3、記憶装置4、検出回路5、表示回路6、音源・効果回路7、通信インタフェース(I/F)8がそれぞれ接続されている。ROM2は、CPU1により実行あるいは参照される各種制御プログラムや各種データ等を格納する。RAM3は、CPU1が所定のプログラムを実行する際に発生する各種データなどを一時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは現在実行中のプログラムやそれに関連するデータを一時的に記憶するメモリ等として使用される。RAM3の所定のアドレス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタやフラグ、テーブル、メモリなどとして利用される。
記憶装置4は、各種データやCPU1が実行する各種制御プログラム等を記憶する。例えば、ディスプレイ6Aに所定装置に関する取扱説明書である「電子マニュアル」(図示せず)を表示するためのマニュアル表示データ、マニュアルに記載されているとおりに所定の一連の動作を電子音楽装置に実行させるための、公知のスクリプト言語(例えばperlなど)によりテキスト形式で記述された電子音楽装置制御用のスクリプト(ファイル)等を含む電子マニュアルデータを記憶する(詳しくは後述する図2参照)。
なお、上述したROM2に制御プログラムが記憶されていない場合、この記憶装置4(例えばハードディスク)に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM3に読み込むことにより、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU1にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、記憶装置4はハードディスク(HD)に限られず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD‐ROM・CD‐RAM)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Disk)等の様々な形態の記憶媒体を利用する記憶装置であればどのようなものであってもよい。あるいは、フラッシュメモリなどの半導体メモリであってもよい。なお、記憶媒体は着脱自在でもよいし、着脱不可でもよい。
操作子5Aは、ディスプレイ6A上に「電子マニュアル」を表示するよう指示するためのスイッチ、ディスプレイ6A上に表示された「電子マニュアル」の表示ページの変更、さらには「電子マニュアル」に記載されている取扱説明のリンク先を指示したりするための、例えばディスプレイ6A上に表示されるポインタやカーソルなどを操作するマウス等のポインティングデバイスなどである。勿論、これに限らず、数値データ入力用のテンキーや文字データ入力用のキーボードあるいは各種スイッチ等などであってもよい。検出回路5は、上記操作子5Aの操作状態を検出し、その操作状態に応じたスイッチ情報をデータ及びアドレスバス1Dを介してCPU1に出力する。
表示回路6は、例えば液晶表示パネル(LCD)やCRTあるいは電子ペーパー等から構成されるディスプレイ6Aに、後述するマニュアル表示データに基づいて「電子マニュアル」を表示するのは勿論のこと、ROM2や記憶装置4に記憶されている各種データあるいはCPU1の制御状態などを表示することもできる。音源・効果回路7は複数のチャンネルで楽音信号の同時発生が可能であり、通信バス1Dを経由して与えられた演奏情報を入力し、この演奏情報に基づいて楽音を合成して楽音信号を発生する。また、発生した楽音信号に対して効果を付与することもできる。音源・効果回路7から発生される楽音信号は、アンプやスピーカなどを含むサウンドシステム7Aから発音される。この音源・効果回路7とサウンドシステム7Aの構成には、従来のいかなる構成を用いてもよい。例えば、音源・効果回路7はFM、PCM、物理モデル、フォルマント合成等の各種楽音合成方式のいずれを採用してもよく、また専用のハードウェアで構成してもよいし、CPU1によるソフトウェア処理で構成してもよい。
通信インタフェース(I/F)8は、当該電子マニュアル表示装置から外部の電子音楽装置に対して、少なくとも一方的にスクリプトを送信することが可能なデータ入出力インタフェースである。勿論、これに限らず、MIDI形式の演奏データを送受信するMIDI入出力インタフェース、スクリプト以外の各種データや制御プログラムなどを送受信するデータ入出力インタフェースとしての機能を備えていてもよい。こうしたインタフェースとしては、例えばRS-232C、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)、ブルートゥース(商標)、赤外線送受信器等のインタフェースがある。あるいは、LAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線等の有線あるいは無線の通信ネットワークを介して、本電子マニュアル表示装置とネットワーク上の外部機器(例えば、サーバ装置)とを接続することができ、電子マニュアル表示装置とサーバ装置との間で電子マニュアルデータや各種情報などを送受信するネットワークインタフェースであってもよい。なお、通信インタフェース8は、有線あるいは無線のものいずれかでなく双方を具えていてよい。
なお、電子マニュアル表示装置は操作子5Aやディスプレイ6Aあるいは音源・効果回路7などを1つの装置本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別々に構成され、各種インタフェースや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各機器を接続するように構成されたものであってもよいことは言うまでもない。さらに、本発明に係る電子マニュアル表示装置は上記したようなコンピュータに限らず、電子楽器やカラオケ装置やゲーム装置、携帯電話等の携帯型通信端末、自動演奏ピアノなど、どのような形態の装置・機器に適用してもよい。携帯型通信端末に適用した場合、端末のみで所定の機能が完結している場合に限らず、機能の一部をサーバコンピュータ側に持たせ、端末とサーバコンピュータとからなるシステム全体として実現するようにしてもよい。
なお、電子マニュアル表示装置に通信インタフェース(I/F)8を介して接続される電子音楽装置は、上記構成と同じようなハード構成を用いるものとして説明することができるが、さらに楽音の音高を選択するための複数の鍵を備えた例えば鍵盤等の演奏操作子や、各操作子の内部あるいは近傍にLEDなどの発光素子を具備した電子楽器として構成してよい。あるいは、ミキシング回路とその制御用のフェーダー等の操作子を具備したミキサーとして構成してよい。
次に、記憶装置4に記憶される電子マニュアルデータについて、図2を用いて説明する。図2は、電子マニュアルデータのデータ構造の一実施例を示す概念図である。電子マニュアルデータは、大きく分けてマニュアル表示データとスクリプトとスクリプト送信用スクリプトとを含み、予めメーカから提供されプリセットされたものやユーザが作成したものなどが電子音楽装置のメーカや種類別(つまりは取扱説明対象とする機器別)に記憶されている。
マニュアル表示データは、例えば電子音楽装置が具備する操作子の操作方法や設定内容、あるいは各種機能を動作させるための操作手順などの説明を記載した取扱説明書である「電子マニュアル」をディスプレイ上に表示するための、文書や画像(静止画や動画)等を含むデータである。図2では「機能A」を動作させるための操作手順に関する「電子マニュアル」を表示するマニュアル表示データを例示しており、該マニュアル表示データは、「機能A」に付された固有の名称を表示する「機能Aタイトルデータ」、前記「機能A」に含まれる説明上細分化した「機能A-1」,「機能A-2」についての説明をそれぞれ表示する「機能A-1説明データ」,「機能A-2説明データ」とを含んでいる。前記マニュアル表示データにはリンク先に関する定義情報が記載されており、該リンク先に関する定義情報としてスクリプトの記憶先が定義されている。
スクリプトは、公知のスクリプト言語(例えばPerlなど)によりテキスト形式で記述された、プラットフォームに依存しない汎用の簡易プログラムであって、従来知られているように機械語への変換作業を自動化して簡単に実行することができる。「機能A全体スクリプト」は、所定の機能Aに関して最初から最後まで電子マニュアルに記載されたとおりに該機能全部を順に実行する手順(コマンド)が記述されたプログラムである。「機能A-1スクリプト」,「機能A-2スクリプト」は、機能Aのうちの細分化された機能ごとに、電子マニュアルに記載されたとおりに該当する範囲の機能のみを順に実行する手順(コマンド)が記述されたプログラムである。
ここで、マニュアル表示データにリンク先として定義されるスクリプトのプログラム内容について、一例を以下に示す。ただし、ここでは、デモソングを再生する機能を行うための操作手順を説明するマニュアル表示データに対応したスクリプトであって、「Songボタン」を押す、「Playボタン」を押す、「Stopボタン」を押すといった、電子マニュアルに表示されたデモソングを再生する操作手順を順に実行するように電子音楽装置を制御するスクリプトを例に示している(スクリプト言語はperl)。
(スクリプトの一例)
#!/usr/bin/perl
#Songボタンを押す(デモソングの選択)
print "onoff Button/Song\n";
#Playボタンを押す(デモソングの再生開始)
print "onoff Button/SeqTransport/Play\n";
#10秒間待つ(再生したまま)
sleep 10;
#Stopボタンを押す(デモソングの再生停止)
print "onoff Button/SeqTransport/Stop\n";
スクリプトには電子音楽装置を制御指示する制御命令をそのまま用いて記述することが当然にできないために、本発明においては電子音楽装置を制御するコマンドとして、スクリプト言語のコマンドを代替コマンドとして記述するようにしている。例えば、上記したスクリプトの一例においては、コマンドに後続して記述される文字列を表示する「print」コマンドを、電子音楽装置においてボタンを押す動作を行うコマンドに代替して用いている。なお、代替コマンドとして使用可能なスクリプト言語のコマンドは、後述の「コマンド変換テーブル」に従う。
また、スクリプトは、前記接続された電子音楽装置における1の機能に対応した一連の動作を実現する1乃至複数の代替コマンド(上記例ではprintコマンド)の他に、前記電子音楽装置が前記一連の動作を行うのに必要な時間を確保する時間待ちのための代替コマンド(上記例ではsleepコマンド)とが組み合わされて記述されている。
マニュアル表示データにリンク先として定義されるスクリプトは、ユーザが電子マニュアル表示装置において自由にテキスト形式で記述することで作成することができ、該作成したスクリプトは記憶装置4に多数記憶しておくことができるようになっている。すなわち、電子マニュアル表示装置自体がスクリプトを記述するためのエディタ機能などのプログラミング環境を備えていて、ユーザ自らがプログラミングしたスクリプトをそのまま記憶することができる。また、電子音楽装置を供給するメーカから提供されるスクリプトを、電子マニュアル表示装置内に記憶できるようにしてもよい。例えば、ネットワーク上のサーバ装置等からメーカが提供する(あるいは他のユーザ等が作成した)スクリプトをダウンロード(取得)して記憶するようにしてもよいし、着脱可能な記憶媒体からスクリプトをロード(取得)して記憶するようにしてもよい。
図2の説明に戻って、「スクリプト送信用スクリプト」は、表示されている「電子マニュアル」上においてどの項目(ただし、リンク先が定義されている機能全体、個別機能)が指示されているかを検出し、該指示された項目のリンク先として定義されているスクリプトを記憶装置4(後述する図3に示す電子マニュアル記憶部Z)から読み出して、電子音楽装置へと送信する制御を行うためのプログラムである。
次に、電子マニュアルに記載されている一連の手順に従って実際に電子音楽装置を動作させる機能について、その概要を説明する。図3は、電子マニュアル表示装置から電子音楽装置を電子マニュアルの手順どおりに動作させる機能について、その概略を示す機能ブロック図である。
電子マニュアル表示装置Pにおいて、電子マニュアル記憶部Zは電子マニュアルデータ(図2参照)を記憶する。操作部G(操作子5A)が操作され「電子マニュアル」を表示するよう指示された場合、制御部Y(CPU1)は接続されている電子音楽装置に対応する電子マニュアルデータ(指示されたもの)を電子マニュアル記憶部Zから読み込み、該電子マニュアルデータに含まれるマニュアル表示データに基づき表示部Hに「電子マニュアル」を表示する。操作部G(操作子5A)が操作され表示部Hに表示されている「電子マニュアル」上において、リンク先が定義されている項目が指示された場合には、表示部Hにリンク先の項目に関するより詳細な説明が記載されたページを表示することに加えて、該指示された項目のリンク先として定義されているスクリプトを電子マニュアルデータから特定し、該特定したスクリプトを電子音楽装置DMに対して送信する。本処理は、制御部Yがスクリプト送信用スクリプトを実行することにより行われる。
また、電子マニュアル表示装置Pにおいては、スクリプトのプログラミング内容やマニュアル表示データの編集や新規作成、あるいはこれらの対応付け関係の定義(つまりリンク先の定義)などができてよいことは言うまでもない。なお、ユーザがスクリプトを編集/作成する際には、予めメーカから提供され記憶済みである所定のライブラリ(コマンド変換テーブル)に登録されている多数の代替コマンドの中から、ユーザ所望の動作を行う内部コマンドに対応する代替コマンドを記述することが必要である。
一方、電子音楽装置DMにおいて、操作部A(操作子5A、演奏操作子等)が操作されると、制御部X(CPU1)は各操作子の操作態様や操作量等にあわせて、例えば表示部B(ディスプレイ6A、LED等)に対して表示する関連項目の表示内容を変更する指示を行ったり、あるいは音源部C(音源・効果回路7)に対して楽音信号を制御する指示を行ったりする。勿論、こうした処理は、予めメーカによって提供され電子音楽装置に記憶されている、CPU1が直接解釈して実行することができる内部プログラム(つまりスクリプトでない)に従って行われることは言うまでもない。
電子マニュアル表示装置Pからスクリプトが送信された場合、スクリプト記憶部Vは該スクリプトを取得して記憶する。スクリプト実行部Oはスクリプトを実行する公知の汎用スクリプト実行エンジン(ソフトウェアプログラムであって、図示していないがコンパイラやリンカ、若しくはインタプリタ等を実装していてよい)であって、電子マニュアル表示装置Pからスクリプトを取得することに応じて、前記スクリプト記憶部Vに記憶された前記スクリプトを解釈し実行する。当然のことながら、本電子音楽装置DMのOSは、この汎用スクリプト実行エンジンを動作させることが可能なOSである。言い換えると、電子音楽装置DMが搭載しているOSで動作する汎用スクリプト実行エンジンを電子音楽装置DMに組み込むようにする。一例として、汎用スクリプト実行エンジンはPerlであり、OSはUNIX(商標)系のOSが挙げられるが、勿論これらに限られるものではない。ここで、上述した例に示したように、スクリプトには電子マニュアルに表示された機能を行うための一連の手順を順に実行するように電子音楽装置を制御するための電子音楽装置制御用のコマンドが記述されているが、これは電子音楽装置を制御するための代替コマンドとして使用されたスクリプト言語のコマンドである。そのため、スクリプトの実行に伴い該スクリプト言語のコマンド(例えばprintコマンド)を制御命令(例えばボタンを押す動作を行うよう指示する制御命令)として制御部Xに送ったとしても、制御部Xではそうしたコマンドをそのままでは解釈することができないので制御を行うことができない。すなわち、スクリプト実行部Oがスクリプトを実行したとしても、そのままでは直接電子音楽装置を制御することができない。
そこで、制御部Xとスクリプト実行部Oとの間に、制御-スクリプトインタフェース(I/F)部Iを設ける。この制御-スクリプトインタフェース(I/F)部Iは、スクリプト実行部Oと制御部Xとの間でそれぞれが扱うことのできる命令/データ形式への橋渡し(変換)を相互に行うものである。命令形式の変換を行う際には、「コマンド変換テーブル(あるいはインタプリタ)」(図示せず)を参照する。この「コマンド変換テーブル」は、汎用スクリプト実行エンジンがスクリプトを実行する際に、スクリプトに記述されている解釈・実行可能な電子音楽装置制御用のコマンド(スクリプト言語で記述される代替コマンド)を、CPU1が直接解釈・実行可能な内部コマンド(機械語)に変換するための、スクリプト言語のコマンドと内部コマンドとの対応関係を示すデータであって、固有のライブラリとして予め提供され記憶されている。勿論、ユーザが適宜に変更/作成することができてもよい。
すなわち、制御-スクリプトインタフェース(I/F)部Iは、「コマンド変換テーブル」等を参照して、スクリプトに記述されている解釈・実行可能な電子音楽装置制御用のコマンド(代替コマンド)を、CPU1が直接解釈・実行可能な内部コマンドに変換する。こうした命令/データ形式の変換を介することで、スクリプト実行部Oによるスクリプトの実行に応じて、制御部Xは操作部Aや表示部Bや音源部Cを制御、つまり電子音楽装置の動作を制御することができるようにしている。勿論、「コマンド変換テーブル」に限らず、CPU1が直接解釈・実行可能な命令/データ形式(例えば2進数)で管理する内部管理形式と、汎用スクリプト実行エンジンが所定のスクリプトに基づき解釈・処理できる命令/データ形式(例えば10進数)で管理するスクリプト管理形式とを一致させるために、各管理形式間で相互に命令/データ形式の変換を行うことができればどのような形態であってもよい。
次に、電子マニュアルに記載されている一連の手順に従って実際に電子音楽装置を動作する機能を実現する具体的な処理について、図4〜図8を用いて説明する。図4及び図5は電子マニュアル表示装置側で実行する処理を示し、図6〜図8は電子音楽装置側で実行する処理を示す。
図4は、ディスプレイ6A上に「電子マニュアル」を表示する「電子マニュアル表示処理」の一実施例を示すフローチャートである。ステップS1は、ユーザ操作に応じて「電子マニュアル」を表示するよう指示された電子音楽装置に関し、対応する電子マニュアルデータを記憶手段4からRAM3に読み込む。ステップS2は、ユーザによる参照したい機能のページ指示に応じて、対応するマニュアル表示データ(例えば機能A-1説明データ)に基づき該当機能を説明するページをディスプレイ6Aに描画する。ステップS3は、ユーザ操作に応じて「電子マニュアル」の表示を終了するか否かを判定する。「電子マニュアル」の表示を終了する指示が行われている場合には(ステップS3のYES)、「電子マニュアル」の表示を停止して当該処理を終了する。この場合、ディスプレイ6A上の表示は「電子マニュアル」から任意の他の画面に切り替わる。一方、「電子マニュアル」の表示を終了する指示が行われていない場合には(ステップS3のNO)、ステップS2の処理に戻って、引き続き「電子マニュアル」表示を続ける。
図5は、「電子マニュアル」上におけるリンク先への指示操作を検知して、電子音楽装置DMに対してリンク先であるスクリプトを送信する「スクリプト送信制御処理」の一実施例を示すフローチャートである。当該処理は、スクリプト送信用スクリプトの記述内容に従う処理であり、図4の電子マニュアル表示処理において電子マニュアルデータが読み込まれた際に、このスクリプト送信用スクリプトも読み込まれ、汎用スクリプト実行エンジン(図示せず)がその処理を実行する。ステップS11は、ディスプレイ6A上に表示されている「電子マニュアル」上において、リンクが張られた機能(項目)等に関する所定の説明箇所がユーザにより指示されたか否かを判定する。リンクが張られた説明箇所がユーザにより指示されたと判定した場合には(ステップS11のYES)、リンク先のスクリプトを通信インタフェース8を介して接続された電子音楽装置DMに対して送信する(ステップS12)。より詳しくは、通信インタフェース8を介して接続された機器の中で電子マニュアルに対応した電子音楽装置を探して見つかった場合に、該電子音楽装置と通信を行ってスクリプトを送信する。見つからなければ送信は行わない。送信するスクリプトは、RAM3に読み込み済みの(ステップS1参照)電子マニュアルデータに含まれている。
なお、上記実施例においては、電子マニュアル上においてリンクが張られた機能(項目)等に関する所定の説明箇所が指示されたことを検出する方法として、電子マニュアルデータ内にスクリプト送信用スクリプトを含めて記憶手段4に記憶しておき(図2参照)、該記憶したスクリプト送信用スクリプトにより実現する方法を示したがこれに限らない。例えば、図4に示した電子マニュアル表示処理に含まれる一部処理として上記指示の検出を行うようにしてもよいし、電子マニュアル表示処理を補助する別の拡張プログラム等(スクリプトでない)により上記指示の検出を行うようにしてもよい。また、上記指示の検出とスクリプトの送信とを1つのスクリプトや拡張プログラム等で処理するものに限らず、上記指示の検出とスクリプトの送信それぞれを処理するスクリプト乃至拡張プログラム等により各処理を個別に実行するようにしてもよい。
図6は、電子音楽装置DMの動作を制御する「制御処理」の一実施例を示すフローチャートである。当該処理は、電子音楽装置DMの電源オンに応じてCPU1が開始する処理であって、制御部Xの機能に該当する。ステップS21は、初期化処理を実行する。初期化処理としては、レジスタのクリアや初期設定等がある。具体的には、前回実行したスクリプトに対応するネイティブ・コードのクリア、現状の操作/設定状態の初期設定などである。ステップS22は、「操作子処理」を実行する。この「操作子処理」は、各操作子毎に予め対応付けられている公知である本来の処理を実行する。例えば、音色や効果等の楽音制御にかかるパラメータ値を設定する、操作された鍵に対応付けられているノートナンバを含むノートイベントデータを生成しこれに基づき楽音を発音する等の制御を行う。勿論、こうした本来の処理は、予めメーカによって提供され電子音楽装置DMに記憶されている、CPU1が直接解釈して実行することができる内部プログラム(つまりスクリプトでない)に従って行われることは言うまでもない。ステップS23は、「スクリプト→制御インタフェース処理」を実行する(後述する図7参照)。ステップS24は、「スクリプト解釈処理」を実行する(後述する図8参照)。ステップS25は、その他の処理を実行する。
図7は、「スクリプト→制御インタフェース処理」(図6のステップS23参照)の一実施例を示すフローチャートである。この処理は、制御‐スクリプトI/F部Iの機能に該当する。ステップS31は、スクリプト実行部Oによるスクリプトの実行に伴って、電子音楽装置制御用のコマンドである代替コマンドが発生されたか否かを判定する。代替コマンドが発生されたと判定した場合には(ステップS31のYES)、制御‐スクリプトI/F部Iにより該代替コマンドを内部コマンドに変換し、制御部Xに供給する(ステップS32)。すなわち、「コマンド変換テーブル」等を参照して、スクリプトに記述されている解釈・実行可能な代替コマンドを、CPU1が直接解釈・実行可能な電子音楽装置制御用の内部コマンドに変換する。このようにして、スクリプト実行部Oによるスクリプトの実行を監視し、代替コマンドの発生に応じて電子音楽装置の制御を行うことができるようにしている。
図8は、「スクリプト解釈処理」(図6のステップS24参照)の一実施例を示すフローチャートである。この処理は、スクリプト実行部Oの機能に該当する。ステップS41は、電子マニュアル表示装置からスクリプトを受信したか否かを判定する。スクリプトを受信していないと判定した場合には(ステップS41のNO)、当該処理を終了する。一方、スクリプトを受信したと判定した場合には(ステップS41のYES)、スクリプト記憶部Vに記憶された該当のスクリプトをスクリプト実行部O(汎用スクリプト実行エンジン)に読み込む。読み込まれたスクリプトは、実行前にコンパイルされる。
スクリプト実行部O(汎用スクリプト実行エンジン)は前記読み込んだスクリプトを解釈して、その解釈内容がコマンドであればそのコマンドを実行する(ステップS43)。この際に、制御部X(CPU1)が直接解釈して実行できない代替コマンドである場合には、上記したようにコマンド変換を行ってから制御部Xに対して供給する(図7のステップS32参照)。一方、制御部Xが直接解釈して実行できるコマンドである場合には、上記したコマンド変換を行うことなく制御部Xに対してそのままコマンドを供給する。なお、その他のコマンド、つまり制御部Xが直接解釈して実行できないが代替コマンドでないコマンドの場合には、制御部Xに対してコマンドを供給することなく無視してよい。ステップS44は、スクリプトに記述されたコマンドに基づく一連の処理を全て終了したか否かを判定する。一連の処理全てが終了したと判定した場合には(ステップS44のYES)、当該処理を終了する。他方、一連の処理全てが終了していないと判定した場合には(ステップS44のNO)、ステップS43の処理に戻って引き続きスクリプトに記述されているコマンドに従って処理を順に実行する。
以上のように、機械語への変換作業を自動化して簡単に実行できる汎用の簡易プログラムであって、少なくとも電子音楽装置を制御するコマンドを含んでなる1乃至複数のスクリプトを記憶しておき、前記スクリプトが対応付けられた記載内容に対する指示操作を表示中のマニュアルにおいて検出することに応じて、該記載内容に対応するスクリプトを電子音楽装置に対して送信する。該スクリプトの送信に応じて、電子音楽装置では前記スクリプトを解釈し実行することで前記表示器に表示中のマニュアルの記載内容に従う一連の動作を自動的に実行する。このようにして、マニュアルに記載されている一連の手順に従って、説明対象の電子音楽装置を実際に動作させることが簡単にできるようになる。
なお、電子音楽装置DMは自動動作機構を有してなり、スクリプトの実行に伴って自動的に各操作子が指示された所定の位置まで動作するようになっていてよい。
なお、本発明によれば、電子マニュアルに記載されている一連の手順に従って電子音楽装置の初期設定を自動的に行うことが簡単にできるようにもなる。すなわち、リンク先のスクリプトに初期設定情報を記述しておき(言い換えれば、初期設定用のスクリプトを作成する)、ディスプレイ6A上に表示された電子マニュアルにおける指示操作に応じて、リンク先として定義した前記スクリプトを実行するようにする。こうすると、特に操作に慣れていない初心者などが実際に電子音楽装置で操作子を操作するといった設定操作を行わなくても、電子マニュアルに沿ってリンク先を指示操作するだけで、操作手順を確認しながら電子音楽装置の初期設定を自動的に行うことができるようになり便利である。
この発明に係る電子マニュアル表示装置の全体構成の一実施例を示すハード構成ブロック図である。 電子マニュアルデータのデータ構造の一実施例を示す概念図である。 電子マニュアル表示装置から電子音楽装置を電子マニュアルの手順どおりに動作させる機能について、その概略を示す機能ブロック図である。 電子マニュアル表示処理の一実施例を示すフローチャートである。 スクリプト送信制御処理の一実施例を示すフローチャートである。 制御処理の一実施例を示すフローチャートである。 スクリプト→制御インタフェース処理の一実施例を示すフローチャートである。 スクリプト解釈処理の一実施例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…記憶装置、5…検出回路、5A…操作子、6…表示回路、6A…ディスプレイ、7…音源・効果回路、7A…サウンドシステム、8…通信インタフェース、1D…通信バス、A(G)…操作部、B(H)…表示部、C…音源部、I…制御‐スクリプトインタフェース(I/F)部、O…スクリプト実行部、V…スクリプト記憶部、X(Y)…制御部、Z…電子マニュアル記憶部、DM…電子音楽装置、P…電子マニュアル表示装置

Claims (3)

  1. 電子音楽装置を接続する接続手段と、
    表示器と、
    機械語への変換作業を自動化して簡単に実行できる汎用の簡易プログラムであって、少なくとも前記接続した電子音楽装置を制御するコマンドを含んでなる1乃至複数のスクリプトを記憶するスクリプト記憶手段と、
    マニュアルにおける所定の記載内容と前記スクリプトとを対応付けて、前記接続した電子音楽装置に関連したマニュアルを表示するための表示データを記憶する記憶手段と、
    マニュアルを表示する指示操作やマニュアルに記載されている記載内容に対する指示操作を行う操作手段と、
    前記操作手段によるマニュアルを表示する指示操作に応じて、前記表示データに従ってマニュアルを表示するよう前記表示器を制御する表示手段と、
    前記操作手段によるマニュアルに記載されている記載内容に対する指示操作に応じて、前記表示器上に表示したマニュアルにおいて前記スクリプトを対応付けた記載内容に対する指示操作を検出した場合に、該記載内容に対応するスクリプトを前記接続された電子音楽装置に対して送信する送信手段と
    を具えてなり、
    前記スクリプトの送信に応じて、前記表示器に表示中の記載内容に従う一連の動作を前記接続された電子音楽装置に自動的に実行させることを特徴とする電子マニュアル表示装置。
  2. 電子音楽装置を接続する接続手段と、表示器と、機械語への変換作業を自動化して簡単に実行できる汎用の簡易プログラムであって、少なくとも前記接続した電子音楽装置を制御するコマンドを含んでなる1乃至複数のスクリプトを記憶するスクリプト記憶手段と、マニュアルにおける所定の記載内容と前記スクリプトとを対応付けて、前記接続した電子音楽装置に関連したマニュアルを表示するための表示データを記憶する記憶手段と、マニュアルを表示する指示操作やマニュアルに記載されている記載内容に対する指示操作を行う操作手段と、前記操作手段によるマニュアルを表示する指示操作に応じて、前記表示データに従ってマニュアルを表示するよう前記表示器を制御する表示手段と、前記操作手段によるマニュアルに記載されている記載内容に対する指示操作に応じて、前記表示器上に表示したマニュアルにおいて前記スクリプトを対応付けた記載内容に対する指示操作を検出した場合に、該記載内容に対応するスクリプトを前記接続された電子音楽装置に対して送信する送信手段とを具えた電子マニュアル表示装置と、
    1乃至複数の操作子と、電子マニュアル表示装置を接続する接続手段と、解釈し実行可能な制御命令である所定の内部コマンドに基づき楽音制御を実行する制御手段と、前記接続された電子マニュアル表示装置からスクリプトを取得するスクリプト取得手段と、スクリプトを解釈し実行可能なスクリプト実行手段と、前記スクリプト実行手段による前記取得したスクリプトの解釈及び実行に伴い、該スクリプトに記述されたテキスト形式のコマンドを、前記制御手段が解釈し実行可能な所定のデータ形式の内部コマンドに変換する変換手段とを具えた電子音楽装置と
    からなる電子マニュアル表示システム。
  3. コンピュータに、
    電子音楽装置を接続する手順と、
    機械語への変換作業を自動化して簡単に実行できる汎用の簡易プログラムであって、少なくとも前記接続した電子音楽装置を制御するコマンドを含んでなる1乃至複数のスクリプトを所定の記憶手段に記憶する手順と、
    マニュアルにおける所定の記載内容と前記スクリプトとを対応付けて、前記接続した電子音楽装置に関連したマニュアルを表示するための表示データを所定の記憶手段に記憶する手順と、
    マニュアルを表示する指示操作に応じて、前記表示データに従ってマニュアルを表示するよう所定の表示器を制御する手順と、
    マニュアルに記載されている記載内容に対する指示操作に応じて、前記表示器上に表示したマニュアルにおいて前記スクリプトを対応付けた記載内容に対する指示操作を検出した場合に、該記載内容に対応するスクリプトを前記接続された電子音楽装置に対して送信する手順と
    を実行させるためのプログラム。
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