JP5184563B2 - ダブルデッキエレベータ - Google Patents

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Description

本発明は、ダブルデッキエレベータに係り、特にねじ機構を用いた階高調整機構を有するダブルデッキエレベータの改良に関するものである。
輸送能力向上や占有面積削減の観点からダブルデッキエレベータが用いられることが増えている。ダブルデッキエレベータには階高調整機能を有するものとそうでないものがあるが、意匠の面で他の階と高さの異なる階(例えば1階ロビーなど)を設ける建物も多く、こうした建物にダブルデッキエレベータを設置する際には階高調整機能が必要となる。
階高調整機能を有するダブルデッキエレベータとしては、特許文献1のような例がある。特許文献1では、ねじ機構を用いて上側のかご(上かご)と下側のかご(下かご)との間の距離を調整している。上かごを支持するねじ軸と下かごを支持するねじ軸は、例えば右ねじと左ねじというように逆ねじに構成されており、上下かごの重量によりねじ軸に作用するトルクが互いに相殺されることになる。これより階高調整のための駆動力が低減され、駆動モータの小型化、省電力化を図ることが可能である。
特開2000−344448号公報
特許文献1のようにねじ機構を用いて階高調整を行うことは有効である。しかし、ねじ軸あるいはナット部材の交換は容易ではなく、ねじ機構の寿命が短いと保守作業の負担が大きくなる。そのため、ねじ機構の長寿命化が重要である。
ねじ機構を長寿命化する方法の一つとして、ねじ軸の径を大きくするなどの、より大きなねじ機構を用いることが考えられるが、重量や設置スペースの増加などの課題がある。従来と同じ大きさのねじ機構を用いて長寿命化を図るためには、ねじ機構のナット部材に作用する偏荷重を防止することが重要である。ここでいう偏荷重とは、ナット部材にねじ軸の中心軸と直角方向のラジアル荷重やモーメント荷重が作用した状態であり、この偏荷重がナット部材に作用するとねじ機構の寿命が大きく低下することが知られている。
特に、エレベータのかごをねじ機構で支持する場合、かご内の人の位置などによってかごが傾くため、ナット部材にラジアル荷重やモーメント荷重が作用する状態が大いにある。
本発明はこのようなねじ機構を用いた階高調整機構を有するダブルデッキエレベータの特殊性に鑑みて成されたもので、その第一の目的とするところは、ねじ機構のナット部材に作用する偏荷重を防止あるいは低減させ、階高調整機構の長寿命化が可能なダブルデッキエレベータを提供することにある。
本発明のその他の目的は、以下述べる実施の態様で詳述する。
本発明によれば、上記の目的を達成するため、上下に配置された二つのかごを有し、上かごと下かごとの間隔を調整可能なダブルデッキエレベータにおいて、前記上かごと前記下かごは、それぞれ、ねじ機構によって駆動され、前記上かごを駆動する複数のねじ軸と前記下かごを駆動する複数のねじ軸とは、軸回りの回転動力を伝達し、軸に直角方向の相対移動を許容する連結機構を介して接続するダブルデッキエレベータが提供される。
また、本発明によれば、前記に記載のダブルデッキエレベータにおいて、前記ねじ機構のねじ軸は、上部を支点として下部を軸に直角方向に揺動可能となっていることが好ましい。
更に、本発明によれば、前記に記載のダブルデッキエレベータにおいて、前記ねじ機構のねじ軸は、駆動部との係合部、又は、上下のねじ軸の係合部において、直交する2つの回転軸を有するジンバル機構を介して接続された構造であることが好ましく、更には、上側のかごを駆動するねじ機構のねじ軸の上端は、前記ジンバル機構を介して前記駆動部に係合され、さらに下側のかごを駆動するねじ機構のねじ軸の上端はジンバル機構とオルダム継手を介して前記上側のかごを駆動するねじ機構のねじ軸の下端に係合されていることが好ましい。
以上によれば、かごは水平方向にはガイドレールにのみ拘束され、ねじ機構を介して拘束されないようになるため、上下かごそれぞれの過剰拘束を回避でき、ナット部材にラジアル荷重が作用することを防止あるいは低減できる。もし、かごが水平方向にガイドレールとねじ軸の両方から拘束されると、過剰拘束によって両者間に作用・反作用力が働くため、ねじ機構に過大なラジアル荷重が作用する恐れがあり、これはねじ機構の寿命を大きく低下させる要因となる。しいては、階高調整装置の寿命低下につながる。
また、本発明によれば、前記に記載のダブルデッキエレベータにおいて、かごを駆動するねじ機構のナット部材と駆動されるかごとは、相対傾斜可能に連結されていることが好ましく、更には、かごを駆動するねじ機構のナット部材と駆動されるかごとは、直交する2つの回転軸を有するジンバル機構を介して接続された構造であることが好ましい。
これによれば、かごとナット部材との接続部において両者間の傾斜を吸収でき、ナット部材にモーメント荷重が作用することを防止あるいは低減できる。もし、かごとナット部材とが相対傾斜不可能に連結されているとすると、かごが傾くことでナット部材もねじ軸に対して傾こうとし、ねじ軸とナット部材との間に両者のある接触部と中心としたモーメント荷重が作用する恐れがあり、これはねじ機構の寿命を大きく低下させる要因となる。しいては、階高調整装置の寿命低下につながる。
以上述べた特徴の他、以下述べる実施の形態では実用化に向けた工夫を開示しているが、それらの特徴については実施の形態の中で詳述する。
本発明によれば、ねじ機構を用いた階高調整機構を有するダブルデッキエレベータにおいて、ねじ機構のナット部材に作用する偏荷重を防止あるいは低減することができ、長寿命化することが可能となる。
本発明を適用するエレベータ設置箇所付近の壁及び床の一部を示す図である。 本発明に係るダブルデッキエレベータの階高調整の概要を示す図である。 本発明の一実施例であって、ダブルデッキエレベータと階高調整機構の斜視図である。 図3の階高調整機構の部分拡大図である。 図3のジンバル機構の構成図である。 図3のオルダム継手の構造図である。 図3の支持荷重均等化機構の正面図である。 図3の支持荷重均等化機構の部分斜視図である。 図3の偏荷重防止機構の展開図である。 本発明の第2の実施形態に係る差動歯車機構の駆動部の斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るねじ軸の連結部の斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る支持荷重均等化機構の斜視図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。尚、以下述べる実施の形態では、本発明の第一の特徴に加えて、第二及び第三の特徴をも適用した例を挙げて説明するが、個々の特徴を個別に実現することが出来、またこれらの実施例に限るものでないことは言うでもない。
図1〜図9は本発明の一実施例であって、第1の実施の形態を示すものである。
図1は本発明のダブルデッキエレベータが設置される建物の、エレベータ乗り場付近の壁及び床の一部分を図示したものである。建物9はそれぞれの階に床91を備え、またそれぞれの階にエレベータに乗りこむためのフロア側のドア92を備えている。建物9は、1階の階高が他の通常階より高くなっており、例えばダブルデッキエレベータの下かごが1階に、上かごが2階にそれぞれ停止する場合と、下かごが5階に、上かごが6階にそれぞれ停止する場合とでは、上かごと下かごの間隔が異なることになる。
図2は、図1に示した建物9と、建物9に設置されているダブルデッキエレベータ1を図示したものである。図2におけるダブルデッキエレベータ1は、外枠12、上かご13a、下かご13b、ガイドローラ17を有しており、ガイドローラ17は外枠12に設置されている。ダブルデッキエレベータ1はガイドローラ17が建物9の昇降路内に設置されたメインレール11に係合し、メインレール11に沿って昇降路内を昇降する。
図2(a)はダブルデッキエレベータ1の下かご13bが1階に、上かご13aが2階にそれぞれ停止している様子を示している。また、図2(b)はダブルデッキエレベータ1の下かご13bが5階に、上かご13aが6階にそれぞれ停止している様子を示している。図に示すように、階高の異なる停止階にダブルデッキエレベータ1が停止する際に、上かご13aと下かご13bの間の距離が調整される。
図3は、本発明の第一の実施の形態であるダブルデッキエレベータ1を図示したものである。図3(a)はダブルデッキエレベータ1を、図3(b)はダブルデッキエレベータ1のうち階高調整装置2のみをそれぞれ示している。ダブルデッキエレベータ1は、主に、外枠12、上かご13a、下かご13b、上かご13aに設置されたガイドシュー16a、下かご13bに設置されたガイドシュー16b、外枠12に設置され上かご13aを案内する内側レール15a、外枠12に設置され下かご13bを案内する内側レール15b、外枠12に設置されたガイドローラ17、及び階高調整装置2を有している。ガイドシュー16a及び16bはそれぞれ内側レール15a及び15bにそれぞれ係合しており、したがって上かご13a及び下かご13bは内側レール15a及び15bに沿って外枠12内で上下に移動することができる。
階高調整装置2は、図3(b)に示すように、上かご13aを支持するねじ機構を構成するねじ軸4a及び4cとそれぞれに螺合するナット部材6a及び6c(図4)、下かご13bを支持するねじ機構を構成するねじ軸4b及び4dとそれぞれに螺合するナット部材6b及び6d(図4)、ねじ軸4a及び4c上部端に設置されたジンバル機構3、上かご13a及び下かご13bの下部にそれぞれ設置された床板14a及び14b、ナット部材と床板との間にそれぞれ設置された偏荷重防止機構5、ねじ軸4aと4bの間及びねじ軸4cと4dの間に設置されたオルダム継手7、ねじ軸4aと4bを歯車を介して回転させかごを上下に駆動する駆動モータ21a、ねじ軸4cと4dを歯車を介して回転させかごを上下に駆動する駆動モータ21b、下かご13bを支持するねじ機構の支持荷重を均等化する荷重均等化機構8、を有している。
階高調整装置2は、駆動モータ21a及び21bによってねじ軸を回転させ、ナット部材に接続された床板14a及び14bを上下に駆動することで、床板14a及び14bがそれぞれ設置されている上かご13a及び下かご13bを上下に駆動し、上下かご間の距離を調整するものである。これにより、階高調整機能付きのダブルデッキエレベータを構成している。
図4は階高調整装置2の部分拡大図であり、図4(a)は正面図を、図4(b)は左側面図をそれぞれ示している。ねじ軸4aと4b、及び、ねじ軸4cと4dは、それぞれ片方が右ねじでもう片方が左ねじというように、逆ねじで構成されている。このため、駆動モータ21a及び21bでねじ軸を回転させると、上かご13aが重力に逆らって上向きに駆動されるときは下かご13bは重力によってねじ軸4b、4dを回転させながら降下する。このとき、ねじ軸4b、4dの回転方向は、ねじ軸4a、4cが上かご13aを上向きに駆動する時の回転方向と同一である。したがって、下がご13bが重力によってねじ軸4b、4dを回転させ、その回転によっても上かご13aは上向きに駆動されることとなる。このため、駆動モータ21a、21bが発生させる駆動力は上かご13aを単体で駆動する場合よりも小さくて済み、結果として大型の駆動モータを搭載する必要がない。下かご13aが上向きに駆動される場合も同様に、上かご13aが重力によってねじ軸4a、4cを回転させ、この回転が下かご13bを駆動する力の一部となる。このような構成により、駆動モータ21a、21bにより上下かごを近づけたり離したりすることができ、上下かご間の距離を調整することができる。このようにして、階高調整装置2により階高調整機能を持つダブルデッキエレベータが構成される。
駆動モータ21a及び21bが発生した駆動力は、歯車とジンバル機構3を介してねじ軸4a及び4cに伝わる。ねじ軸4a及び4cの駆動力はナット部材6a及び6c、偏荷重防止機構5を介して床板14aに伝わり、床板14aが設置される上かご13aを駆動することになる。また、ねじ軸4a及び4cまで伝わった駆動力は、ナット部材6a及び6cへ伝わると同時にオルダム継手7にも伝わる。オルダム継手7へ伝わった駆動力は、支持荷重均等化機構8を介してねじ軸4b及び4dに伝わり、ナット部材6b及び6d、偏荷重防止機構5を介して床板14bと床板14bに設置された下かご13bを駆動する。
図5はジンバル機構3を図示したものであり、図5(a)は組立て図、図5(b)は展開図である。ジンバル機構3は、直交する2組の回転軸34、35を有し、中間部材33にそれぞれの回転軸34,35が支持されている。また、回転軸34によりジンバル枠31が,回転軸35によりジンバル枠32がそれぞれ支持されることによって、ジンバル枠31と32とは相対的に任意の方向へ傾斜可能となる。ジンバル枠31に回転シャフトを、ジンバル枠32にねじ軸4a(または4c)をそれぞれ接続することにより、回転シャフトに対してねじ軸4aは回転軸34と35の2組の軸の仮想的な交点を中心に揺動可能となる。
図6はオルダム継手7を図示したものである。オルダム継手7は互いに直角方向となる向きに設けられた2組の凹部を持つ中間部材73と、中間部材73の2組の凹部にそれぞれ係合する凸部を持つ係合部材71、72を有する。係合部材71が軸回りに回転すると、係合部材71の凸部と中間部材73の凹部とが接触し中間部材73も同様に回転する。中間部材73が回転すると、中間部材73の凹部と係合部材72の凸部とが接触し、係合部材72も同様に回転する。また、係合部材71、72の凸部と中間部材73の凹部とは軸方向に隙間があり、軸方向の力を伝達しないようになっている。このため、係合部材71と係合部材72とは、回転運動のみ伝達し、軸方向の力、即ちスラスト力を伝達しない構成となっている。さらに、係合部材71、72は中間部材に対して凹部に沿う形で半径方向へ移動でき、移動したとしても回転運動は伝達できる。これにより、係合部材71と72の回転軸が半径方向にずれていても、回転運動が伝達される。
係合部材71に上かご13aを駆動するねじ機構のねじ軸4a(または4c)が接続され、係合部材72に下かご13bを駆動するねじ機構のねじ軸4b(または4d)が接続され、加えてねじ軸4a(または4c)とねじ軸4b(または4d)はそれぞれ外枠の上枠部18と中間枠部19にスラスト軸受を介して回転支持されている。この構成によれば、ねじ軸4a(または4c)に作用する支持荷重は上枠部18が、ねじ軸4b(または4d)に作用する支持荷重は中間枠部19が、それぞれ支持することになり、ねじ軸4a(または4c)とねじ軸4b(または4d)とは軸方向の支持荷重を伝達せず、ねじ軸回りの回転トルクのみを伝達することとなる。また、ねじ軸4a(または4c)の上部に接続されたジンバル機構3により、ねじ軸4a(または4c)は上部を中心に下部を揺動させることができる。この揺動によってわずかにずれるねじ軸4a(または4c)とねじ軸4b(または4d)の2つの回転軸を、オルダム継手7により吸収することが可能な構成となっている。
図7及び図8は支持荷重均等化機構8を図示したものである。図7は支持荷重均等化機構8の正面図を示す。支持荷重均等化機構8は、ジンバル機構81、L字ブラケット82、支持部材83、シャフト84及び85、T字ブラケット86、ロッド87を有し、ロッド87以外の部材はロッド87の両端に2組対称に配置されている。支持部材83は、外枠12の中間枠部19に設置されており、シャフト84を介してL字ブラケット82を支持している。L字ブラケット82はシャフトを回転支持する3つの孔を有しており、3つの孔はそれぞれ力点、支点、作用点として機能する。シャフト84が挿入される孔は支点として機能し、シャフト84を中心にしてL字ブラケット82が回転するように構成されている。L字ブラケット82の力点として機能する孔には、ジンバル機構81が接続されており、このジンバル機構81はスラスト軸受を介して下かご13bを駆動するねじ軸4b(または4d)を支持している(図示省略)。このため、ねじ軸4b(または4d)に作用する支持荷重によってL字ブラケット82の力点に力が作用し、支点を中心として回転しようとする力が発生する。しかし、L字ブラケット82の作用点として機能する孔には、シャフト85、T字ブラケット86を介してロッド87が接続されており、ロッド87の両端には対称にL字ブラケット82が接続されているため、これによりロッド87で連結されているL字ブラケット82の作用点同士が遠ざからないように拘束されている。この結果、L字ブラケット82はロッド87によって回転しようとする力が最終的にはつり合い、回転は阻止される。
図8は支持荷重均等化機構8の部分斜視図を示す。この図では、ジンバル機構81内部を示すため、一部を部分断面として図示している。ジンバル機構81は、内側ジンバル枠811、外側ジンバル枠812、回転軸813及び814を有している。内側ジンバル枠811はスラスト軸受とラジアル軸受を介してねじ軸4b(または4d)を支持している(図中は図示していない)。回転軸813は内側ジンバル枠811と外側ジンバル枠812とを回転対偶によって連結し、回転軸814は外側ジンバル枠812とL字ブラケット82とを回転対偶によって連結している。また、回転軸813と回転軸814とは互いに回転軸が直交するように取り付けられている。これにより、L字ブラケット82と内側ジンバル枠811とは相対的に任意の方向へ傾斜可能となり、内側ジンバル枠813に取り付けられたねじ軸4b(または4d)が回転軸813と回転軸814の回転軸の仮想的な交点を中心に揺動可能となる。
ここで、支持荷重均等化機構8の機能について説明する。下かご13bを駆動するねじ軸4bとねじ軸4dの支持荷重が異なると、それが各L字ブラケット82によって一定の比率で縮小され、各L字ブラケット82の作用点がロッド87を引き合う力のバランスが崩れる。これにより、各L字ブラケット82の力点が上下に変位する。例えばねじ軸4bの支持荷重の方がねじ軸4dの支持荷重より大きかったとすると、ねじ軸4bは軸方向に下降し、ねじ軸4dは軸方向に上昇する。ねじ軸4bが軸方向に下降すると、ねじ軸4bに作用する支持荷重は減少し、逆に、ねじ軸4dが軸方向に上昇するとねじ軸4dに作用する支持荷重は増加する。これは、下かご13bが内側レール15bによって傾斜を規制されているのに対して、下かご13bの重量を支えるねじ軸4b、4dだけが上下するためである。この結果、ねじ軸4bとねじ軸4dのそれぞれの支持荷重が等しくつり合うところでねじ軸の上下の変位が止まる。すなわち、支持荷重均等化機構8によって下かご13bを駆動するねじ軸4bとねじ軸4dとの支持荷重が、自動的に均等になる。
図9は偏荷重防止機構5を図示したものであり、図9(a)は組み立て図、図9(b)は展開図を示す。偏荷重防止機構5は、凸曲面部と平面部とからなりほぼ半円柱形状で凸曲面部に摺動面を有する4つの滑動部材52と、ねじ軸を通すための円筒形の孔が開けられたリング状をしており滑動部材52の凸曲面部に対応する凹曲面部を有する中間部材51とを構成要素としている。なお、滑動部材52には、ナット部材6a(または6b)と、もしくは床板14a(または14b)とを接続する連結ピン部材53が取り付けられている。偏荷重防止機構5は、滑動部材52の凸曲面部と中間部材51の凹曲面部とが接触及び摺動するよう配置され、それらの接触部が半円の円周方向に摺動することにより揺動動作を行う。また、中間部材51の凹曲面部は、中間部材51の上面と下面のそれぞれに形成されており、上面と下面のそれぞれに滑動部材52が配置される。滑動部材52が揺動動作を行う際の揺動軸は、中間部材51の上面と下面のそれぞれに配置されたもの同士で軸方向から見て互いに直角に交わる向きに構成されている。これによって、中間部材51の上面に配置された滑動部材52と連結する床板14a(または14b)と、中間部材51の下面に配置された滑動部材52と連結するナット部材6a(または6b)とが、任意の方向に傾斜可能に連結される。また、滑動部材52と、床板14a(または14b)、ナット部材6a(または6b)とが連結ピン部材53によって連結されており、ナット部材6a(または6b)は床板14a(または14b)に対して回転が阻止されている。このため、ねじ軸4a(または4b、4c、4d)が回転することで、ナット部材6a(または6b)は上下に直動し、床板14a(または14b)と一緒に上かご13a(または下かご13b)を駆動することができる。
偏荷重防止機構5をナット部材6a(または6b)と床板14a(または14b)との間に挿入することによって、ナット部材6a(または6b)と床板14a(または14b)とが傾斜しても、ナット部材6a(または6b)にエッジロードが発生せず、ナット部材6a(または6b)に偏荷重が生じることを防止できる。また、偏荷重防止機構5は直交する2つの回転軸によって任意の姿勢に傾斜可能なジンバル機構と同じような機能を有しているが、回転軸にせん断荷重ではなく圧縮荷重が作用する構造にすることで、強度的に有利となっている。また、回転軸を半円柱状の滑動部材とすることで薄くしている。
図1〜図9に示す第1の実施の形態は、これらの構成によって次のような特徴を有する。
先ず、上下のかごを駆動するねじ軸の、軸方向の相対移動が許容される。上かご13aを駆動するねじ軸4a、4cの下端部はオルダム継手7によって連結されているため、下かご13bを駆動するねじ軸4b、4dとの間で軸方向の相対移動が可能となり、スラスト力の伝達が遮断ないし緩和される。したがって、上かご13aの偏荷重によって、いずれかのねじ軸4a又は4cのナット部材6a又は6cに支持荷重が集中する状況では、ねじ軸4a又は4cのひずみによる伸び差等によってナット部材6a又は6cによる支持位置等が微小に変位し、特定のナット部材6a又は6cへの荷重の集中を緩和することができる。加えて、上かご13aを駆動するねじ軸4a又は4cと、下かご13bを駆動するねじ軸4b又は4dの間でスラスト力の伝達が行われなければ、上かご13aを駆動するねじ軸4aと4cで支持荷重を均等化でき、同時に下かご13bを駆動するねじ軸4bと4dで同様に支持荷重を均等化できる。もしスラスト力の伝達が行われれば、上かごを駆動する2つのねじ軸と下かごを駆動する2つのねじ軸のそれぞれにおいて、同時に支持荷重を均等化することは困難である。
次に、上下かごの過剰拘束を回避している。ねじ軸4aと4b、及び、ねじ軸4cと4dでは、上かご13aを駆動する側も下かご13bを駆動する側も、上端部がジンバル機構により支持されている(ねじ軸4a、4cはジンバル機構3により、ねじ軸4b、4dはジンバル機構81によりそれぞれ支持されている)。また、上記したように、上かご13aを駆動するねじ軸4a、4cの下端部はオルダム継手7によって連結されているため、下かご13bを駆動するねじ軸4b、4dによって軸直角方向にも拘束されない。ねじ軸4b、4dの下端部は全く軸直角方向への移動が自由である。すなわち全てのねじ軸は上端部に取付けられたジンバル機構を支点として任意の方向に揺動することが可能である。
このため、各ねじ軸に螺合する各ナット部材6a、6bは、軸直角方向には上下かご位置にのみ拘束される。したがって、上下かごは水平方向には内側ガイドレール15a、15bにのみ拘束され、ねじ機構には拘束されない。このため、過剰拘束が回避されている。
もし、上下かごが水平方向にガイドレールとねじ機構の両方から拘束されると、ねじ機構に過大な水平方向の荷重が作用する恐れがあり、これはねじ機構の寿命を大きく低下させる可能性がある。本構成によって過剰拘束を回避することで、ねじ機構に水平方向荷重が作用することを防止し、ねじ機構の寿命低下を防いでいる。ねじ機構に水平方向の荷重を作用させない方法には、ナット部材と上下かごとを水平方向に変位可能にとりつけるという構成も考えられるが、この場合だとナット部材と上下かごとの接触部に摺動面が存在し、摺動面をすべることで上下かごに対してナット部材が変位することになる。
このとき、摺動面の摩擦が大きいと摩擦抵抗も大きくなり、大きな摩擦抵抗分がそのまま水平方向の荷重としてナット部材に作用してしまう。これに比べて本構成では、上下かごとナット部材とを変位させるのではなく、上下かごにナット部材を連結し、ねじ機構ごと水平方向に変位する構成としており、摺動面はジンバル機構の回転軸の円周面である。また、ジンバル機構をねじ軸の上端に取り付け、ジンバル機構とナット部材までの距離を十分大きく取ることにより、ナット部材が水平方向に変位しても、ねじ軸の揺動角は非常に小さくて済む。このため、摺動距離が極めて小さくなり、摩擦抵抗も小さい。したがって、ナット部材に生じる水平方向の荷重を小さくすることが可能となっている。
次に、ねじ機構への偏荷重の発生を防止している。上下かごに偏荷重が発生すると、上下かごが(内側レールによって傾斜が規制されているガタの範囲で)傾斜し、同時に床板14a(または14b)も傾斜するため、床板14a(または14b)とナット部材6a(または6b)とが相対的に傾くこととなる。床板とナット部材とが相対的に傾いた状態で直接接触すると、接触部がエッジロードとなりナット部材に偏荷重が生じ、寿命を大きく縮める恐れがある。本構成では、床板とナット部材との間に偏荷重防止機構5を挿入することにより、床板とナット部材との傾斜を吸収し、エッジロードの発生を防いでいる。また、上下かごに偏荷重が発生していなくとも、ジンバル機構によるねじ軸の揺動によって床板とナット部材とは傾斜する場合があるが、この傾斜も偏荷重防止機構5によって吸収され、ナット部材に偏荷重を発生させない構成としている。
さらに、上下それぞれのかごを駆動するねじ機構に作用する支持荷重を積極的に均等化している。支持荷重均等化機構8によって下かご13bを駆動するねじ機構のねじ軸4bと4dに作用する支持荷重は均等化されている。これに加え、ねじ軸4aと4bの駆動、及びねじ軸4cと4dの駆動に、それぞれ同等の誘導電動機を用い、この2つの誘導電動機は同一の周波数の電圧によって駆動されている。
この構成により、負荷動力の大きなねじ軸を駆動する誘導電動機のスリップの方が負荷動力の小さなねじ軸を駆動する誘導電動機のスリップよりも大きくなり、負荷動力の大きなねじ軸を駆動する誘導電動機の回転が遅れ、他方の誘導電動機の回転が進むことになる。このことから、ねじ軸4aと4bに供給される駆動力と、ねじ軸4cと4dに供給される駆動力は等しくなる。そして、ねじ軸4aと4bの間、及び、ねじ軸4cと4dの間にオルダム継手7を接続していることで、回転動力のみ伝達し、ねじ軸方向のスラスト力を伝えない構成としている。
このため、ねじ軸4a(または4c)に作用する支持荷重はねじ軸4b(または4d)に影響せず、その逆もない。ここで、支持荷重均等化機構8によってねじ軸4bとねじ軸4dの駆動力も等しくなっているため、結果としてねじ軸4aとねじ軸4cの駆動力も等しくなる。このように、同一の周波数の電圧によって駆動される2つの誘導電動機と支持荷重均等化機構8とオルダム継手7を同時に用いることで、上かご13aを駆動する2つのねじ機構の駆動力が均等化され、同時に下かご13bを駆動する2つのねじ機構の駆動力も均等化される。ねじ機構に働く駆動力が均等化されることで、片方のねじ機構にだけ大きな荷重が作用する状態をふせぎ、ねじ機構に作用する荷重を必要最小限に留めることができるため、ねじ機構の寿命を長期化できることとなる。
最後に、かごを支持するナット部材とねじ軸との間の荷重伝達に転動体を用いた転がりねじ機構を用い、長寿命化に配慮した上で、摩擦損失を低減している。上かご13aを支持するねじ軸4a及び4cと下かご13bを支持するねじ軸4b及び4dとが逆ねじとなるように構成されており、互いの重量を相殺しあっている。この時、ねじ機構の逆効率が低いと、かごの重量によってナット部材を押し下げ、それによってねじ軸を回転させるということは困難である。このような構成によって、階高調整の際の省動力化に優れ、かつ長寿命化が可能なダブルデッキエレベータを提供することが可能となる。
本実施例における階高調整機構では、階高を調整する際、下降する側のかごは重力によって下向きに降下し、それによってナット部材を直動運動させることでねじ軸を回転駆動する。このねじ軸の回転が上昇する側のかごの駆動力の一部となることで、かごを上昇させるための駆動力を小さくすることができ、結果として必要なモータ容量を小さくすることが可能となる。
ここで、ねじ機構の逆効率が低いと、下降する側のかごがねじ軸を回転駆動できず、上昇する側のかごの駆動力を補うことができなくなってくる。このため、ねじ機構は逆効率の高い転がりねじ機構であることが望ましい。しかし、転がりねじ機構の場合、ねじ軸とナット部材との間を転動体が転がることにより繰り返し圧縮応力を受けるため、材料の疲れによるフレーキングが発生しやすいという問題がある。これが転がりねじ機構の寿命(フレーキング寿命)となるが、このフレーキング寿命は一般に作用する荷重の3乗(転動体が玉の場合)、もしくは10/3乗(転動体がころの場合)に反比例することが知られている。つまり、支持荷重が2倍となれば寿命は1/10程度まで減少することになる。
このように、転がりねじ機構は、支持荷重の増加に対する寿命の低下が激しく、支持荷重が増えることは好ましくない。しかし本実施例のように、ナット部材に作用する最大荷重を低減し、或いは均等化する機構と組み合わせて構成することで、階高調整の際の動力を低減しつつ、ねじ機構の長寿命化を実現することができる。
図10〜図12は、本発明の第2の実施の形態を示すものである。第2の実施の形態は、第1の実施の形態に対して、2つの誘導電動機ではなく差動歯車機構を用いている点、オルダム継手ではなく2つのジンバル機構とすべりキーを用いている点、支持荷重均等化機構に天秤機構を用いている点等が異なるが、機能としては第1の形態と同様である。以下、第1の実施の形態と異なる部分を中心に図を参照しながら説明する。
図10は差動歯車機構を用いた駆動部を図示したものである。駆動部は駆動モータ210、差動歯車機構211を有しており、駆動モータ210が発生した回転トルクは、差動歯車機構211により左右に等分配され、かさ歯車を介して回転シャフト212に伝えられる。回転シャフト212はジンバル機構を介してねじ軸へ連結されている(図示省略)。差動歯車機構211によって回転トルクが等分配されるため、同一の周波数の電圧によって駆動される2つの誘導電動機と同じように、ねじ軸4aと4b、ねじ軸4cと4dの駆動力を均等化することができる。結果として、同一の周波数の電圧によって駆動される2つの誘導電動機に置き換えて使用することが可能である。
図11は2つのジンバル機構とすべりキーを用いたねじ軸の連結部を図示したものである。ねじ軸4a(もしくは4c)とねじ軸4b(もしくは4d)との連結部に、オルダム継手ではなく2つのジンバル機構3とすべりキー70とを有している。2つのジンバル機構3によって、ねじ軸4a(もしくは4c)とねじ軸4b(もしくは4d)とが軸直角方向に変位可能となり、さらにすべりキー70によって軸方向にも変位可能な構成とすることで、オルダム継手と同じく、上かごを駆動するねじ軸4a(もしくは4c)の揺動によって発生するねじ軸4a(もしくは4c)とねじ軸4b(もしくは4d)とのずれを吸収することが可能である。さらに、すべりキー70によって軸回りの回転は拘束されているため、軸方向のスラスト力を伝達せず、回転トルクのみ伝達する構成となっている。結果として、オルダム継手に置き換えて使用することが可能である。
図12は第2の実施の形態における支持荷重均等化機構を図示したものである。第2の実施の形態における支持荷重均等化機構は、ジンバル機構810、釣合ブラケット820、支持部材830、シャフト840を有している。ジンバル機構810にはスラスト軸受、オルダム軸受を介して下かごを駆動するねじ軸4b、4dが接続されている(図示省略)。釣合ブラケット820は中心にシャフト840が連結されており、シャフト840は支持部材830によって支持されている。この構成から、釣合ブラケット820はシャフト840を支点とした天秤として機能する。このため、ねじ軸4bと4dの支持荷重が釣り合っていない場合、支持荷重の大きなほうに傾くため、支持荷重の大きな方のねじ軸が軸方向に下降し、支持荷重の小さな方が軸方向に上昇する機構となっている。これは、第1の実施の形態における支持荷重均等化機構と同じ機能を有しており、結果として第1の実施の形態における支持荷重均等化機構と置き換えて使用することが可能である。
以上の形態の他、第1の実施の形態における支持荷重均等化機構の位置は、下かご13b側でなく上かご13a側に配置する等、その機能を維持しつつ適宜応用・変更することは可能である。
1…ダブルデッキエレベータ、2…階高調整機構、3…ジンバル機構、4…ねじ軸、5…偏荷重防止機構、6…ナット部材、7…オルダム継手、8…支持荷重均等化機構、9…建物の壁及び床の一部、11…メインレール、12…外枠、13…かご、14…床板、15…内側レール、16…ガイドシュー、17…ガイドローラ、18…上枠部、19…中間枠部、21…駆動モータ、31…ジンバル枠、32…ジンバル枠、33…中間部材、34…回転軸、51…中間部材、52…滑動部材、53…連結ピン部材、71、72…係合部材、73…中間部材、81…ジンバル機構、82…L字ブラケット、83…支持部材、84、85…シャフト、86…T字ブラケット、87…ロッド、91…建物の床、92…建物のフロア側ドア。

Claims (5)

  1. 上下に配置された二つのかごを有し、上かごと下かごとの間隔を調整可能なダブルデッキエレベータにおいて、前記上かごと前記下かごは、それぞれ、ねじ機構によって駆動され、前記上かごを駆動する複数のねじ軸と前記下かごを駆動する複数のねじ軸とは、軸回りの回転動力を伝達し、軸に直角方向の相対移動を許容する連結機構を介して接続され、前記上かごを駆動するねじ機構のねじ軸及び前記下かごを駆動するねじ機構のねじ軸は、上部を支点として下部を軸に直角方向に揺動可能となっていることを特徴とするダブルデッキエレベータ。
  2. 前記請求項に記載のダブルデッキエレベータにおいて、かごを駆動するねじ機構のナット部材と駆動されるかごとは、相対傾斜可能に連結されていることを特徴とするダブルデッキエレベータ。
  3. 前記請求項に記載のダブルデッキエレベータにおいて、前記ねじ機構のねじ軸は、駆動部との係合部、又は、上下のねじ軸の係合部において、直交する2つの回転軸を有するジンバル機構を介して接続された構造であることを特徴とするダブルデッキエレベータ。
  4. 前記請求項に記載のダブルデッキエレベータにおいて、上側のかごを駆動するねじ機構のねじ軸の上端は、前記ジンバル機構を介して前記駆動部に係合され、さらに下側のかごを駆動するねじ機構のねじ軸の上端はジンバル機構とオルダム継手を介して前記上側のかごを駆動するねじ機構のねじ軸の下端に係合されていることを特徴とするダブルデッキエレベータ。
  5. 前記請求項に記載のダブルデッキエレベータにおいて、かごを駆動するねじ機構のナット部材と駆動されるかごとは、直交する2つの回転軸を有するジンバル機構を介して接続された構造であることを特徴とするダブルデッキエレベータ。
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