JPH07315773A - 容器昇降機等の駆動装置 - Google Patents
容器昇降機等の駆動装置Info
- Publication number
- JPH07315773A JPH07315773A JP13146794A JP13146794A JPH07315773A JP H07315773 A JPH07315773 A JP H07315773A JP 13146794 A JP13146794 A JP 13146794A JP 13146794 A JP13146794 A JP 13146794A JP H07315773 A JPH07315773 A JP H07315773A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw shaft
- ball nut
- oldham
- slider
- coupling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ねじ軸1の回転によってボ−ルナット2を移動
させて荷重物を搬送する場合の、この駆動衝撃を小さく
する。 【構成】ねじ軸1に螺合するボ−ルナット2と、このね
じ軸1に摺動自在に嵌合して搬送荷重を受けるスライダ
−3との間に同軸1回りに嵌合して回転方向を係合する
オルダム継手4,5を介装してなる容器昇降機等の駆動
装置の構成。
させて荷重物を搬送する場合の、この駆動衝撃を小さく
する。 【構成】ねじ軸1に螺合するボ−ルナット2と、このね
じ軸1に摺動自在に嵌合して搬送荷重を受けるスライダ
−3との間に同軸1回りに嵌合して回転方向を係合する
オルダム継手4,5を介装してなる容器昇降機等の駆動
装置の構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、容器を昇降搬送する
容器昇降機等の駆動装置に関し、回転するねじ軸に螺合
するボ−ルナットを移動させることによって搬送駆動す
るコンベアに利用しうる。
容器昇降機等の駆動装置に関し、回転するねじ軸に螺合
するボ−ルナットを移動させることによって搬送駆動す
るコンベアに利用しうる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】特公
昭60−50718号公報では、ねじ軸に螺合するボ−
ルナットと、このボ−ルナットの外周を覆うようにして
同軸回りに嵌合されるスライダ−との間に間隙部を形成
して、ボ−ルナットとスライダ−との間の回転方向の間
隙は、容器昇降の切替時に、ナットやねじ軸部に衝撃を
与え、寿命を短くし易い。
昭60−50718号公報では、ねじ軸に螺合するボ−
ルナットと、このボ−ルナットの外周を覆うようにして
同軸回りに嵌合されるスライダ−との間に間隙部を形成
して、ボ−ルナットとスライダ−との間の回転方向の間
隙は、容器昇降の切替時に、ナットやねじ軸部に衝撃を
与え、寿命を短くし易い。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、ねじ軸1に
螺合するボ−ルナット2と、このねじ軸1に摺動自在に
嵌合して搬送荷重を受けるスライダ−3との間に、同軸
1回りに嵌合して回転方向を係合するオルダム継手4,
5を介装してなる容器昇降機等の駆動装置の構成とす
る。
螺合するボ−ルナット2と、このねじ軸1に摺動自在に
嵌合して搬送荷重を受けるスライダ−3との間に、同軸
1回りに嵌合して回転方向を係合するオルダム継手4,
5を介装してなる容器昇降機等の駆動装置の構成とす
る。
【0004】
【発明の作用、及び効果】ねじ軸1の正回転すると、こ
れに螺合のボ−ルナット2が、スライダ−3側からオル
ダム継手4,5,6による回り止め抵抗を受けているた
めに上昇される。このためスライダ−3が押上げられて
荷重を上昇することができる。又、ねじ軸1を逆転する
と、同様にしてこのボ−ルナット2が下動し、スライダ
−3も下降する。
れに螺合のボ−ルナット2が、スライダ−3側からオル
ダム継手4,5,6による回り止め抵抗を受けているた
めに上昇される。このためスライダ−3が押上げられて
荷重を上昇することができる。又、ねじ軸1を逆転する
と、同様にしてこのボ−ルナット2が下動し、スライダ
−3も下降する。
【0005】このようにねじ軸1の回転によってボ−ル
ナット2を上下動させて、オルダム継手4,5,6等を
介してスライダ−3の荷重を昇降するとき、このオルダ
ム継手4,5,6の横移動によって、ボ−ルナット2の
微小な偏位を吸収することができ、バックラッシュを殆
ど生じない。又、昇降の切替時にボ−ルナット2及びね
じ軸1に与える衝撃を小さくすることができ、寿命を長
くすることができる。
ナット2を上下動させて、オルダム継手4,5,6等を
介してスライダ−3の荷重を昇降するとき、このオルダ
ム継手4,5,6の横移動によって、ボ−ルナット2の
微小な偏位を吸収することができ、バックラッシュを殆
ど生じない。又、昇降の切替時にボ−ルナット2及びね
じ軸1に与える衝撃を小さくすることができ、寿命を長
くすることができる。
【0006】
【実施例】容器昇降機は、コラム7内に沿ってガイドパ
イプ8とねじ軸1とを立設して、コラム上端部に設ける
コントロ−ラ9の操作により昇降モ−タM1の駆動で、
該ガイドパイプ8をチェン10伝動する構成としてい
る。
イプ8とねじ軸1とを立設して、コラム上端部に設ける
コントロ−ラ9の操作により昇降モ−タM1の駆動で、
該ガイドパイプ8をチェン10伝動する構成としてい
る。
【0007】ガイドパイプ8に嵌合して昇降摺動自在の
スライドボス11には、スライドメタル12が一体的に
設けられていて、スライダ−3を構成している。このス
ライドメタル12の上下片15,16に軸穴13,14
が形成されて、ねじ軸1を挿通させる。又、このスライ
ドメタル12の上下片15,16間に形成される間隔部
内に、ねじ軸1に螺合のボ−ルナット2、及びオルダム
継手4,5,6を設ける。この上側のオルダム継手6を
上片15に対してボルト17で締付けて固定し、ボ−ル
ナット2は下側のオルダム継手4とボルト18で締付固
定している。
スライドボス11には、スライドメタル12が一体的に
設けられていて、スライダ−3を構成している。このス
ライドメタル12の上下片15,16に軸穴13,14
が形成されて、ねじ軸1を挿通させる。又、このスライ
ドメタル12の上下片15,16間に形成される間隔部
内に、ねじ軸1に螺合のボ−ルナット2、及びオルダム
継手4,5,6を設ける。この上側のオルダム継手6を
上片15に対してボルト17で締付けて固定し、ボ−ル
ナット2は下側のオルダム継手4とボルト18で締付固
定している。
【0008】19,20は中間のオルダム継手5の上下
面に十字状に交差方向に形成された凸条、21は上側の
オルダム継手6の下面に形成された凹条で、これと対向
する凸条19と嵌合し合う。22は下側のオルダム継手
4の上面に形成された凹条で、これと対向する凸条20
と嵌合し合う。39はねじ軸11の上端部を軸受メタル
40に軸受された駆動軸部41に連結する連結ピン、4
2はねじ軸11の下端部を嵌合するボスである。
面に十字状に交差方向に形成された凸条、21は上側の
オルダム継手6の下面に形成された凹条で、これと対向
する凸条19と嵌合し合う。22は下側のオルダム継手
4の上面に形成された凹条で、これと対向する凸条20
と嵌合し合う。39はねじ軸11の上端部を軸受メタル
40に軸受された駆動軸部41に連結する連結ピン、4
2はねじ軸11の下端部を嵌合するボスである。
【0009】このような駆動機構を用いたコラム7の正
面側には、昇降溝23が形成され、前記スライダ−3か
ら突出されるスライドア−ム24がこの昇降溝23から
正面外側へ突出されて、この先端部に容器ホルダ−25
が取付けられる。この容器ホルダ−25は、スライドア
−ム24と一体の正面に向けて突出されるホルダ−軸2
6の回りに上下回動自在で、先端部にはワゴンである容
器27を支持することができ、基端部にはガイドロ−ラ
28を有して、コラム7に沿うレ−ル29に摺動案内さ
せて、容器ホルダ−25を一定の角度に保持して昇降さ
せる。
面側には、昇降溝23が形成され、前記スライダ−3か
ら突出されるスライドア−ム24がこの昇降溝23から
正面外側へ突出されて、この先端部に容器ホルダ−25
が取付けられる。この容器ホルダ−25は、スライドア
−ム24と一体の正面に向けて突出されるホルダ−軸2
6の回りに上下回動自在で、先端部にはワゴンである容
器27を支持することができ、基端部にはガイドロ−ラ
28を有して、コラム7に沿うレ−ル29に摺動案内さ
せて、容器ホルダ−25を一定の角度に保持して昇降さ
せる。
【0010】このレ−ル29の上端部は┏形に屈曲され
ていて、上昇される容器ホルダ−25のガイドロ−ラ2
8を案内して、この容器ホルダ−25を一側方へ反転さ
せる。このとき、この容器ホルダ−25によって保持さ
れている容器27も反転されて、収容物側部の加工装置
30のホッパ−31へ供給する。
ていて、上昇される容器ホルダ−25のガイドロ−ラ2
8を案内して、この容器ホルダ−25を一側方へ反転さ
せる。このとき、この容器ホルダ−25によって保持さ
れている容器27も反転されて、収容物側部の加工装置
30のホッパ−31へ供給する。
【0011】容器27はハンドル33、キャスタ−34
等を有してワゴンを構成している。35は機台32に一
体の安全ガ−ド、36は容器ホルダ−25に形成した案
内溝で、容器27に一体の支持片37を嵌合させ、外止
ストッパ−38でこの案内溝36の入口部を閉鎖させ
て、容器27の支持の外止めを行うものである。
等を有してワゴンを構成している。35は機台32に一
体の安全ガ−ド、36は容器ホルダ−25に形成した案
内溝で、容器27に一体の支持片37を嵌合させ、外止
ストッパ−38でこの案内溝36の入口部を閉鎖させ
て、容器27の支持の外止めを行うものである。
【図1】ボ−ルナット部の分解斜視図
【図2】一部の正面図
【図3】全体の正面図
【図4】その側面図
【図5】その平面図
1 ねじ軸 2 ボ−ルナット 3 スライダ− 4 オルダム継手 5 オルダム継手 6 オルダム継手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 伸一 愛媛県伊予郡松前町徳丸1515番地 ヒット エンジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ねじ軸1に螺合するボ−ルナット2と、
このねじ軸1に摺動自在に嵌合して搬送荷重を受けるス
ライダ−3との間に、同軸1回りに嵌合して回転方向を
係合するオルダム継手4,5を介装してなる容器昇降機
等の駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13146794A JPH07315773A (ja) | 1994-05-21 | 1994-05-21 | 容器昇降機等の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13146794A JPH07315773A (ja) | 1994-05-21 | 1994-05-21 | 容器昇降機等の駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07315773A true JPH07315773A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=15058649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13146794A Pending JPH07315773A (ja) | 1994-05-21 | 1994-05-21 | 容器昇降機等の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07315773A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000344448A (ja) * | 1999-06-07 | 2000-12-12 | Toshiba Corp | ダブルデッキエレベーター装置 |
US6327924B2 (en) * | 1997-10-20 | 2001-12-11 | Smc Kabushiki Kaisha | Actuator for converting rotary motion into rectilinear motion |
CN102146994A (zh) * | 2011-04-14 | 2011-08-10 | 湖南五新机械有限公司 | 可自动调节偏心的螺旋传动机构 |
CN102167251A (zh) * | 2010-02-25 | 2011-08-31 | 株式会社日立制作所 | 双层电梯 |
CN104192762A (zh) * | 2014-07-11 | 2014-12-10 | 湖州上电科电器科学研究有限公司 | 一种旋转顶升机构及包括旋转顶升机构的agv小车 |
WO2023110352A1 (de) * | 2021-12-15 | 2023-06-22 | Inventio Ag | Fahrkorbanordnung und verfahren zum montieren eines spindelantriebs in einer fahrkorbanordnung für einen doppelstockaufzug |
-
1994
- 1994-05-21 JP JP13146794A patent/JPH07315773A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6327924B2 (en) * | 1997-10-20 | 2001-12-11 | Smc Kabushiki Kaisha | Actuator for converting rotary motion into rectilinear motion |
JP2000344448A (ja) * | 1999-06-07 | 2000-12-12 | Toshiba Corp | ダブルデッキエレベーター装置 |
CN102167251A (zh) * | 2010-02-25 | 2011-08-31 | 株式会社日立制作所 | 双层电梯 |
CN102146994A (zh) * | 2011-04-14 | 2011-08-10 | 湖南五新机械有限公司 | 可自动调节偏心的螺旋传动机构 |
CN104192762A (zh) * | 2014-07-11 | 2014-12-10 | 湖州上电科电器科学研究有限公司 | 一种旋转顶升机构及包括旋转顶升机构的agv小车 |
WO2023110352A1 (de) * | 2021-12-15 | 2023-06-22 | Inventio Ag | Fahrkorbanordnung und verfahren zum montieren eines spindelantriebs in einer fahrkorbanordnung für einen doppelstockaufzug |
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