JP4988464B2 - 組立分解用治具 - Google Patents

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Description

本発明は、ライン上を連続的に搬送される複数の空缶にビールや発泡性飲料等を充填していくフィラーにバルブユニットやバルブ駆動部品を組付又は分解するための組立分解用治具に関する。
例えば、特許文献1には、重筋作業を必要とせず作業性好くロアアームとショックアブソーバを連絡できるようにした自動車のサスペンションの組立用治具が記載されている。
特開2000−118459号公報
従来のフィラーに対するバルブ駆動部品の組立又は分解は、1人の作業者が駆動ローラに金属のバー部材を差し込んで梃子の原理で持ち上げることによりスプリングの力がかからない状態とし、もう1人の作業者が組付又は分解を行っており、駆動部品が重量物で、取付箇所も多岐にわたっており、作業者にとって重労働のため、安全性や作業効率が良いとは言い難い。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、フィラーに対するバルブユニットやバルブ駆動部品の組立又は分解を1人で行うことができ、安全性や作業効率が良い治具を実現することである。
上述の目的を達成するため、本発明に係る組立分解用治具は、空缶に飲料を充填するフィラーに対してバルブユニット10を組付又は分解するための組立分解用治具40であって、所定長さを有するパイプ部材41と、前記パイプ部材に対して所定範囲でのスライド及び所定位置でのロックが可能な可動体42とを有し、前記パイプ部材の一端部には、下方に付勢された部品に当接して持ち上げるリフト部43が設けられ、前記バルブユニットを駆動する駆動ローラ34を前記リフト部に載せ、前記パイプ部材を前記フィラーの構造体51を支点として梃子の原理で持ち上げた状態とし、前記構造体から離間した別の構造体52に前記可動体を嵌合させて前記パイプ部材に対してロックする。
また、好ましくは、前記パイプ部材の側面部には前記可動体のスライド可能幅を規定する長穴44が形成され、前記可動体には、前記長穴で規定された可動範囲内において前記パイプ部材の外面に形成された複数の位置決め穴に係合するプランジャー48が設けられている。
本発明によれば、フィラーに対するバルブユニットやバルブ駆動部品の組立又は分解を1人で行うことができ、安全性や作業効率が良い治具を実現できる。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
[バルブ駆動機構]
図1は、本実施形態のバルブユニットのバルブ駆動機構を示す正面図(a)、(a)のi−i断面図(b)及び(a)の上面図(c)である。
本実施形態のバルブユニット10は、例えば、ライン上を連続的に搬送される複数の空缶にビールや発泡性飲料等を充填していくフィラーと呼ばれるビール充填装置(不図示)に搭載される。
図1に示すように、フィラーに搭載されるバルブユニット10は支持板12を介してベース部材1に支持される。また、缶口部材14のアーム部14bには、上方に延びる駆動軸31が回動自在に連結されると共に、後述する脱落防止部材14c(図4参照)が固定される。駆動軸31は、下部が支持板12、上部がベース部材1に対して夫々軸受32を介してスライド可能に支持されている。また、駆動軸31は、駆動軸31の外周に設けられたスプリング33により下方に付勢されつつ、駆動軸31の中央部分に取り付けられた駆動ローラ34が上下に移動するのに連動して上下方向に駆動される。
また、ベース部材1における駆動軸31の上端部近傍には、駆動ローラ35の上下動によりリンク部材36が揺動して回動する回動軸37が設けられ、回動軸37がリンク部材38を介してバルブユニット10を上下方向に移動させることで不図示のバルブが開閉される。
即ち、駆動軸31が下方の位置P1に移動することで、缶口部材14が容器の注入口2に密着し、この状態でバルブを開成することで液体が容器内に注入されていく。また、駆動軸31が上位置P2に移動することで、缶口部材14が容器の注入口2から離間し、バルブが閉成された状態となり液体の注入が停止される。
[組立分解用治具の構成]
図2は、本発明に係る実施形態の組立分解用治具の正面図(a)及び側面図(b)である。
本実施形態の組立分解用治具40は、メンテナンス等のために上記バルブユニットをバルブ駆動機構から取り外し、再度組み付ける際に、スプリング33により下方に付勢された駆動ローラ34に引っ掛けて梃子の原理で駆動軸31を持ち上げた状態を保持し、作業者が1人でバルブユニットの組立及び取り外し作業を行えるようにしたものである。
具体的には、本実施形態の組立分解用治具は、図2に示すように、所定長さを有する金属製の断面矩形状のパイプ部材41と、パイプ部材41に対して所定範囲でのスライド及び所定位置でのロックが可能な樹脂製の可動体42とを有する。
パイプ部材41の一端部には、駆動ローラ34に当接して上方に持ち上げる断面V字状のリフト部43が設けられている。また、パイプ部材41の側面部には可動体42のスライド可能幅を規定する長穴44が形成されている。
可動体42は、凹断面を有する底部45においてパイプ部材41の外面に当接しており、長穴44に挿通された2本のピン46により可動範囲が規制されている。また、可動体42には、長穴44で規定された可動範囲内においてパイプ部材41の外面に形成された複数の位置決め穴47に係合するプランジャー48が取り付けられている。また、可動体42の上部には、上記フィラーの構造体52に嵌合する段差部49が形成されている。
上記のように構成された組立分解用治具40を使用する際には、駆動ローラ34をリフト部43に載せ、パイプ部材41をフィラーの構造体51を支点として梃子の原理で持ち上げた状態とし、上記構造体51から離間した別の上下一対の構造体52の間に可動体42を嵌合させた位置でプランジャー48により可動体42をパイプ部材41に対してロックする。
このようにして上記駆動軸31にスプリング33の付勢力が印加されない状態を保持することで、フィラーのバルブ駆動機構に対するバルブユニットの組立又は分解を1人で行うことができ、安全性や作業効率が改善される。
[位置決め用治具の構成]
図3は、本発明に係る実施形態の位置決め用治具の上面図(a)及び前面図(b)である。
本実施形態の位置決め用治具60は、メンテナンス等のために上記バルブユニット10をバルブ駆動機構から取り外し、再度組み付ける際に、バルブ駆動機構に対してバルブユニット10の鉛直方向及び水平方向の位置決めを行うものである。
具体的には、本実施形態の位置決め用治具60は、図3に示すように、所定距離離間した2本の平行な平板61と、これら平板61の一方の端部同士を連結する断面円形の連結部62と、平板61の一方に設けられた位置決め部63と、を有する。
上記2本の平板61の離間距離は、図4に示すように、支持板12と缶口部材14の間の寸法に設定される。
上記位置決め部63は、平板61から略垂直に上方に延びる鉛直部63aと、当該鉛直部63aの上端から略垂直に横方向に延びる水平部63bとを、有する。
そして、平板61が支持板12の下面に当接すると同時に、鉛直部63aが支持板12の下面に直交する側面に当接することで、バルブユニット10とバルブ駆動機構(駆動軸31)との間の鉛直方向及び水平方向の位置決めを行い、この位置決めされた状態のままで缶口部材14のアーム部14bに脱落防止部材14cを介して駆動軸31を締結する。尚、脱落防止部材14cは、缶口部材14のアーム部14bと支持板12とに亘って設けられる。
[治具の使用方法]
図4は、本実施形態の組立分解用治具及び位置決め治具の使用時の状態を示す図である。
図4において、先ず、駆動軸31とアーム部14b及び脱落防止部材14cの締結を緩めた状態で、バルブユニット10の所定位置に位置決め用治具60を装着する。
次に、組立分解用治具40を用いて駆動軸31を持ち上げた状態とし、駆動軸31に対してアーム部14b及び脱落防止部材14cとを増し締めする。
これにより、バルブユニット10と駆動軸31との間の鉛直方向及び水平方向の位置決めを行いつつ締結を行うことができる。
本実施形態のバルブユニットの駆動機構を示す正面図(a)、(a)のi−i断面図(b)及び(a)の上面図(c)である。 本発明に係る実施形態の組立分解用治具の正面図(a)及び側面図(b)である。 本発明に係る実施形態の位置決め用治具の上面図(a)及び前面図(b)である。 本実施形態の組立分解用治具及び位置決め治具の使用時の状態を示す図である。
符号の説明
10 バルブユニット
12 支持板
14 缶口部材
31 駆動軸
32 軸受
33 スプリング
34,35 駆動ローラ
36,38 リンク部材
37 回動軸
40 組立分解用治具
60 位置決め用治具

Claims (2)

  1. 空缶に飲料を充填するフィラーに対してバルブユニットを組付又は分解するための組立分解用治具であって、
    所定長さを有するパイプ部材と、
    前記パイプ部材に対して所定範囲でのスライド及び所定位置でのロックが可能な可動体とを有し、
    前記パイプ部材の一端部には、下方に付勢された部品に当接して持ち上げるリフト部が設けられ、
    前記バルブユニットを駆動する駆動ローラを前記リフト部に載せ、前記パイプ部材を前記フィラーの構造体を支点として梃子の原理で持ち上げた状態とし、前記構造体から離間した別の構造体に前記可動体を嵌合させて前記パイプ部材に対してロックすることを特徴とする組立分解用治具。
  2. 前記パイプ部材の側面部には前記可動体のスライド可能幅を規定する長穴が形成され、
    前記可動体には、前記長穴で規定された可動範囲内において前記パイプ部材の外面に形成された複数の位置決め穴に係合するプランジャーが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の組立分解用治具。
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