JP5184504B2 - 無線基地局システム、無線基地局制御装置、収容セル数決定プログラム及び収容セル数決定方法 - Google Patents

無線基地局システム、無線基地局制御装置、収容セル数決定プログラム及び収容セル数決定方法 Download PDF

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Description

本発明は、第1帯域幅を有する第1セルと、第1帯域幅と帯域幅が異なる第2帯域幅を有する第2セルとを少なくも設定可能な無線基地局システム、当該無線基地局システムに接続される無線基地局制御装置、当該無線基地局システムにおいて用いられる収容セル数決定プログラム及び収容セル数決定方法に関する。
近年、帯域幅が異なる複数のセルを設定可能な移動体通信システムが提案されている。例えば、3GPPにおいて規定されるLong Term Evolution(LTE)では、1.4MHz〜20MHzまでの6つの帯域幅(BWchannel)を設定できる(例えば、非特許文献1参照)。
また、近年、無線基地局システムでは、Common Public Radio Interface(CPRI)などの規格の整備に伴ってマルチベンダ化が進んでおり、1つの無線基地局システムが、複数ベンダの製品の組合せによって構成されることが一般的になりつつある。例えば、無線基地局システムは、ベースバンド信号の処理を実行するBBカードを複数実装するが、異なるベンダによって製造されたBBカード(処理カード)を実装することができる。
3GPP TS 36.104 V.8.5.0, Technical Specification Group Radio Access Network Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) Base Station (BS) radio transmission and reception (Release 8) Section 5.5 Operating bands、3GPP、2009年3月
しかしながら、上述した無線基地局システムには、次のような問題があった。すなわち、異なるベンダによって製造されたBBカードは、それぞれ異なる処理能力を備えているため、当該BBカードに収容可能なセル数と帯域幅との組合せが異なる。
つまり、そもそも複数の帯域幅を設定可能なLTEなどでは、BBカードに収容可能な帯域幅とセル数との組合せが多数存在することに加えて、BBカードのベンダ毎に当該組合せが異なり得るため、膨大な数の組合せが存在することとなる。また、ベンダが同一でもBBカードのバージョンによって処理能力が異なる場合もあり、この場合にはさらに組合せの数が増大する。
従って、BBカードの障害時などに、異なるベンダ製のBBカードに処理を引き継ぐ場合、無線基地局システムが、このような膨大な組合せの中から、設定されているセルの組合せを極力維持できる適切な組合せを速やかに選択しようとすると、組合せのサーチなどに一定の時間を要し、現実的でない。
そこで、本発明は、帯域幅が異なる複数のセルを設定可能な移動体通信システムにおいて用いられ、処理能力の異なる複数の処理カードが混在する場合において、適切な帯域幅とセル数との組合せを速やかに選択できる無線基地局システム、無線基地局制御装置、収容セル数決定プログラム及び収容セル数決定方法の提供を目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、第1帯域幅(例えば、20MHz)を有する第1セル(セルC1)と、前記第1帯域幅と帯域幅が異なる第2帯域幅(例えば、10MHz)を有する第2セル(セルC3)とを少なくも設定可能であり、収容可能な前記第1セル及び前記第2セルの数の組合せが異なる複数種類の処理カード(BBカード101A〜BBカード101D)を備える無線基地局システム(無線基地局システム10)であって、前記処理カードに前記第1セルのみを収容した場合に収容可能な第1収容可能セル数(2セル)、及び処理カードに前記第2セルのみを収容した場合に収容可能な第2収容可能セル数(3セル)を、前記処理カードの種類毎に取得するカード情報取得部(BBカード情報取得部105)と、所定の処理カード(例えば、BBカード101A)に収容すべき前記第1セルの数を示す第1セル要求数(例えば、1セル)、及び前記所定の処理カードに収容すべき前記第2セルの数を示す第2セル要求数(例えば、1セル)を取得する要求取得部(セル収容要求取得部107)と、前記第1収容可能セル数と前記第2収容可能セル数との比(3セル/2セル)に基づいて、前記第2セルのみを前記所定の処理カードを割り当てた場合における前記所定の処理カードの使用リソース量に相当する換算リソース量(1.5セル)を演算するリソース演算部(リソース演算部109)と、前記第2収容可能セル数から、前記換算リソース量と前記第1セル要求数との積を減算した残リソース量に、前記第2セル要求数の第2セルを収容可能か否かを判定する判定部(判定部111)とを備えることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記リソース演算部は、前記所定の処理カードが他の処理カードに切り替えられたことに伴って、前記他の処理カードが所定の処理カードに収容されていた前記第1セル及び前記第2セルを維持できないことが前記判定部によって判定された場合、前記第1セル及び前記第2セルの少なくとも何れかの帯域幅を減少し、前記換算リソース量を演算することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、前記カード情報取得部は、前記処理カードに要求される処理能力を制限した場合に収容可能な前記第1セルの数を示す第1制限時セル数、及び前記処理能力を制限した場合に収容可能な前記第2セルの数を示す第2制限時セル数を取得し、前記リソース演算部は、前記第1制限時セル数と前記第2制限時セル数との比に基づいて、前記換算リソース量を演算することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、第1帯域幅を有する第1セルと、前記第1帯域幅と帯域幅が異なる第2帯域幅を有する第2セルとを少なくも設定可能な無線基地局システムと接続される無線基地局制御装置(オペレーションシステム20)であって、前記無線基地局システムは、収容可能な前記第1セル及び前記第2セルの数の組合せが異なる複数種類の処理カードを備え、前記処理カードに前記第1セルのみを収容した場合に収容可能な第1収容可能セル数、及び処理カードに前記第2セルのみを収容した場合に収容可能な第2収容可能セル数を、前記処理カードの種類毎に取得するカード情報取得部(BBカード情報取得部205)と、所定の処理カードに収容すべき前記第1セルの数を示す第1セル要求数、及び前記所定の処理カードに収容すべき前記第2セルの数を示す第2セル要求数を取得する要求取得部(セル設定要求取得部207)と、前記第1収容可能セル数と前記第2収容可能セル数との比に基づいて、前記第2セルのみを前記所定の処理カードを割り当てた場合における前記所定の処理カードの使用リソース量に相当する換算リソース量を演算するリソース演算部(リソース演算部209)と、前記第2収容可能セル数から、前記換算リソース量と前記第1セル要求数との積を減算した残リソース量に、前記第2セル要求数の第2セルを収容可能か否かを判定する判定部(判定部211)と、前記判定部による判定結果に基づいて、前記所定の処理カードに収容すべき前記第1セル及び前記第2セルの数を前記無線基地局システムに通知する通知部(通知部213)とを備えることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、第1帯域幅を有する第1セルと、前記第1帯域幅と帯域幅が異なる第2帯域幅を有する第2セルとを少なくも設定可能な無線基地局システムにおいて用いられる収容セル数決定プログラムであって、前記無線基地局システムは、収容可能な前記第1セル及び前記第2セルの数の組合せが異なる複数種類の処理カードを備え、前記処理カードに前記第1セルのみを収容した場合に収容可能な第1収容可能セル数、及び処理カードに前記第2セルのみを収容した場合に収容可能な第2収容可能セル数を、前記処理カードの種類毎に取得するカード情報取得処理と、所定の処理カードに収容すべき前記第1セルの数を示す第1セル要求数、及び前記所定の処理カードに収容すべき前記第2セルの数を示す第2セル要求数を取得する要求取得処理と、前記第1収容可能セル数と前記第2収容可能セル数との比に基づいて、前記第2セルのみを前記所定の処理カードを割り当てた場合における前記所定の処理カードの使用リソース量に相当する換算リソース量を演算するリソース演算処理と、前記第2収容可能セル数から、前記換算リソース量と前記第1セル要求数との積を減算した残リソース量に、前記第2セル要求数の第2セルを収容可能か否かを判定する判定処理とをコンピュータに実行させることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、第1帯域幅を有する第1セルと、前記第1帯域幅と帯域幅が異なる第2帯域幅を有する第2セルとを少なくも設定可能な無線基地局システムにおいて用いられる収容セル数決定方法であって、前記無線基地局システムは、収容可能な前記第1セル及び前記第2セルの数の組合せが異なる複数種類の処理カードを備え、前記処理カードに前記第1セルのみを収容した場合に収容可能な第1収容可能セル数、及び処理カードに前記第2セルのみを収容した場合に収容可能な第2収容可能セル数を、前記処理カードの種類毎に取得するステップと、所定の処理カードに収容すべき前記第1セルの数を示す第1セル要求数、及び前記所定の処理カードに収容すべき前記第2セルの数を示す第2セル要求数を取得するステップと、前記第1収容可能セル数と前記第2収容可能セル数との比に基づいて、前記第2セルのみを前記所定の処理カードを割り当てた場合における前記所定の処理カードの使用リソース量に相当する換算リソース量を演算するステップと、前記第2収容可能セル数から、前記換算リソース量と前記第1セル要求数との積を減算した残リソース量に、前記第2セル要求数の第2セルを収容可能か否かを判定するステップとを備えることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、帯域幅が異なる複数のセルを設定可能な移動体通信システムにおいて用いられ、処理能力の異なる複数の処理カードが混在する場合において、適切な帯域幅とセル数との組合せを速やかに選択できる無線基地局システム、無線基地局制御装置、収容セル数決定プログラム及び収容セル数決定方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る移動体通信システム1の全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局100Aの機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局100Aによる初回セル設定処理フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局100Aによる追加セル設定処理フローを示す図である。 本発明の実施形態に係るBBカード情報取得部105が取得するBBカードの情報例を示す図である。 各帯域幅のセルが使用するBBカードの使用リソース量を示す図である。 特定の帯域幅のセル(20MHz及び10MHz)のBBカードへの収容状態を説明する説明図である。 本発明の変更例に係るオペレーションシステム20の機能ブロック構成図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。具体的には、(1)移動体通信システムの全体概略構成、(2)無線基地局の機能ブロック構成、(3)無線基地局の動作、(4)作用・効果、及び(5)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)移動体通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る移動体通信システム1の全体概略構成図である。図1に示すように、移動体通信システム1は、オペレーションシステム20、移動局30及び無線基地局システム10を含む。移動体通信システム1は、3GPPにおいて規定されるLong Term Evolution(LTE)に従ったシステムである。
無線基地局システム10は、無線基地局100A及び無線基地局100Bを含む。無線基地局システム10は、Common Public Radio Interface(CPRI)に従ったインタフェースを備え、無線装置(RE)の部分と、無線装置制御装置(REC)の部分とで構成されてもよい。
オペレーションシステム20は、無線基地局100A及び無線基地局100Bと接続される。オペレーションシステム20は、無線基地局100A及び無線基地局100Bの監視及び制御を実行する。
無線基地局システム10を構成する無線基地局100A及び無線基地局100Bは、移動局30と無線通信を実行する。無線基地局100A及び無線基地局100Bは、帯域幅の異なる複数のセルを設定できる。本実施形態では、5MHz、10MHz、15MHz及び20MHzの帯域幅(BWchannel)を有するセルC1〜セルC4を設定できる。図1に示すように、例えば、セルC1は20MHzの帯域幅を有し、セルC3は10MHzの帯域幅を有する。
すなわち、無線基地局100A及び無線基地局100Bは、例えば20MHz(第1帯域幅)を有するセルC1(第1セル)と、20MHzと異なる10MHz(第2帯域幅)の帯域幅を有するセルC3(第2セル)とを少なくも設定可能である。
(2)無線基地局の機能ブロック構成
図2は、無線基地局100Aの機能ブロック構成図である。図2に示すように、無線基地局100Aは、BBカード101A〜BBカード101D、BBカード監視部103、BBカード情報取得部105、セル収容要求取得部107、リソース演算部109及び判定部111を備える。なお、以下、本発明との関連がある部分について主に説明する。したがって、無線基地局100Aは、無線基地局100Aとしての機能を実現する上で必須な、図示しない或いは説明を省略した論理ブロック(無線通信部や電源部など)を備える場合があることに留意されたい。また、無線基地局100Bも無線基地局100Aと同様の機能ブロック構成を有する。
BBカード101A〜BBカード101Dは、ベースバンド信号の処理を実行する。ベースバンド信号には、移動局30が送受信するユーザデータや、各種の制御データが含まれる。BBカード101A〜BBカード101Dは、ユーザデータや制御データを含むベースバンド信号への多重や、ベースバンド信号から当該データへの分離処理などを実行する。
本実施形態では、無線基地局100Aは、収容可能なセル(例えば、セルC1及びセルC3)の数の組合せが異なる複数種類のBBカードを実装できる。つまり、無線基地局100Aは、異なるベンダによって製造されたBBカードを実装することができ、異なるベンダによって製造されたBBカードは、それぞれ異なる処理能力を備えている。また、ベンダが同一でもBBカードのバージョンによって処理能力が異なる場合もある。本実施形態において、BBカード101A〜BBカード101Dは、処理カードを構成する。
BBカード監視部103は、BBカード101A〜BBカード101Dの状態を監視する。具体的には、BBカード監視部103は、BBカード101A〜BBカード101Dが正常に動作しているか否かを監視する。また、BBカード監視部103は、BBカードが障害に伴って他のBBカードに処理が引き継がれたか否かを監視する。BBカード監視部103は、当該監視の状況をリソース演算部109に随時通知する。
BBカード情報取得部105は、BBカードの情報を取得する。具体的には、BBカード情報取得部105は、無線基地局100Aに実装可能なBBカードの種類毎(例えば、ベンダ毎)に、各帯域幅の収容可能セル数を示す情報を取得する。BBカード情報取得部105は、例えば、オペレーションシステム20から当該情報を取得できる。或いは、BBカード情報取得部105は、無線基地局100Aに実装されている他のハードウェア(PF)から当該情報を取得してもよい。
図5は、BBカード情報取得部105が取得するBBカードの情報例を示す。図5に示すように、当該情報は、各帯域幅(5MHz、10MHz、15MHz及び20MHz)のセルのみを収容する場合における収容可能数によって構成される。例えば、BBカードタイプA(Ver1.0)であれば、20MHzのセルのみを収容した場合における収容可能セル数(第1収容可能セル数)は2であり、10MHzのセルのみを収容した場合における収容可能セル数(第2収容可能セル数)は3である。
ここでは、BBカードタイプAは、ベンダAによって製造されたことを意味し、BBカードタイプBは、ベンダAによって製造されたことを意味する。また、Ver1.0やVer2.0は、BBカードのバージョンを意味し、当該バージョンによっても収容可能セル数が異なり得る。
また、図5に示すように、当該情報は、BBカードに要求される処理能力を制限しない場合(Normal)における収容可能セル数と、当該処理能力を制限した場合(Shrink)における収容可能セル数とを含む。例えば、BBカードタイプA(Ver1.0)では、当該処理能力を制限した場合に収容可能な20MHzのセル数(第1制限時セル数)は2セルである。同様に、当該処理能力を制限した場合に収容可能な10MHzのセル数(第2制限時セル数)は4セルである。つまり、BBカードタイプAは、10MHzのセルについて、当該処理能力を制限することによって各セルにおける処理能力は低減するものの、処理能力を制限しない場合(Normal)よりも多く収容できる。
セル収容要求取得部107は、BBカード101A〜BBカード101Dに収容すべきセルの数を示すセル収容要求を取得する。セル収容要求取得部107は、例えば、オペレーションシステム20からセル収容要求を取得できる。
セル収容要求取得部107は、例えば、BBカード101A(所定の処理カード)に収容すべき20MHzのセルの数(第1セル要求数)、及び同じくBBカード101Aに収容すべき他の帯域幅のセル、例えば、10MHzのセルの数(第2セル要求数)を取得する。なお、セル収容要求取得部107は、BBカード101A〜BBカード101D全体に収容すべき帯域幅毎のセル数を取得し、各BBカードの処理能力に応じて当該セル数を各BBカードに順次割り当てることによって、BBカード101A〜BBカード101Dに当該セルを収容可能か判定してもよい。
リソース演算部109は、BBカード101A〜BBカード101Dにセルを収容することによる当該BBカードの使用リソースを演算する。上述したように、BBカード101A〜BBカード101Dは、帯域幅と帯域幅毎のセル数との組合せによって収容可能なセル数が異なる。リソース演算部109は、BBカード情報取得部105によって取得された収容可能セル数の情報に基づいて、BBカードの使用リソースを演算する。
具体的には、リソース演算部109は、収容すべき特定の帯域幅(例えば、20MHz)のセル(第1セル)のみを収容した場合における収容可能セル数(第1収容可能セル数)と、当該特定の帯域幅以外の収容すべき帯域幅(例えば、10MHz)のセル(第2セル)のみを収容した場合における収容可能セル数(第2収容可能セル数)との比に基づいて、第2セルのみをBBカード(所定の処理カード)を割り当てた場合における当該BBカードの使用リソース量に相当する「換算リソース量」を演算する。
また、判定部111は、リソース演算部109によって演算された換算リソース量に基づいて、セル収容要求取得部107が取得したセル収容要求に基づくセルを収容可能か否かを判定する。
本実施形態では、リソース演算部109及び判定部111は、(式1)を用いて、特定の帯域幅(xM)のセルの残リソース量の演算と、当該セルのBBカードへの収容可否を判定する。
Figure 0005184504
(式1)において、5M(N)、10M(N)、15M(N)及び20M(N)は、各帯域幅(5MHz、10MHz、15MHz及び20MHz)のセルのみを収容したときに収容可能なセル数を示す。また、5M(AP)、10M(AP)、15M(AP)及び20M(AP)は、既にBBカードに収容済み(割り当て済み)のセル数を示す。(式1)において、分数部分(例えば、xM(N)/20M(N))が換算リソース量である。
(式1)は、BBカードに収容可能な特定の帯域幅のセル数を求めるために用いられる。例えば、BBカードの収容可能セル数が、20M(N)=2、15M(N)=2、10M(N)=3、5M(N)=6であって、20MHzのセルを1セル収容済みの場合、リソース演算部109は、(式1)を用いて以下のように演算する。
Figure 0005184504
ここでは、20MHzのセルを1セルに加え、10MHzのセルをBBカードに収容することが要求されているものとする。なお、BBカードの収容可能セル数が20M(N)=2、15M(N)=2、10M(N)=3、5M(N)=6であることは、上述したように、BBカード情報取得部105によって取得される(図5参照)。
リソース演算部109は、5M(N)、10M(N)、15M(N)及び20M(N)の値をそれぞれ(式1)に代入するとともに、20M(AP)の値として1を代入し、以下のように演算する。
Figure 0005184504
ここで、20MHzのセルを10MHzのセルに換算した換算リソース量は、1.5(10M(N)/20M(N)=3/2)である。リソース演算部109は、「10Mの残リソース量」を1.5と算出する。20MHzのセルを1セルに加えてBBカードに収容可能な10MHzのセル数として、1(小数点以下切り捨て)を導き出す。
判定部111は、10MHzのセル(第2セル)のみを収容した場合における収容可能セル数(第2収容可能セル数、10M(N)=3)から、換算リソース量(1.5)と、20MHzのセルの数(第1セル要求数、例えば1)との積(1.5*1)を減算した残リソース量(3-1.5=1.5)に、10MHzのセルの数(第2セル要求数、例えば1)を収容可能か否かを判定する。
ここで、リソース演算部109が(式1)を用いて、特定の帯域幅の収容可能セル数を判定可能な理由について説明する。図6は、各帯域幅のセルが使用するBBカードの使用リソース量を示す。図6に示すように、どのような帯域幅であっても共通的な処理のために一定のリソースが使用される(図中の斜線部分)。さらに、帯域幅に応じたリソースが使用される(図中のドット部分)。
このようにリソースが使用されるため、帯域幅と使用リソースとの関係は比例しない。例えば、10MHzセルの使用リソース量は、5MHzセルの使用リソース量の2倍とはならない。このため、単純な比例計算では、BBカードに収容可能な帯域幅とセル数との組合せを演算できない問題がある。一方、このような帯域幅とセル数との組合せのすべてを予めテーブルなどとして準備しておき、セルの収容要求に応じた適切な組合せを当該テーブルの中から選択する方法も考えられるが、サーチ時間やテーブルの更新を考慮すると現実的でない。
本実施形態では、BBカードの種類毎に収容可能な帯域幅とセル数との組合せを詳細に検討した結果、各帯域幅のセルのみを収容した場合における収容可能セル数の比を用いることによって、帯域幅と使用リソースとの関係は比例しない場合でも、演算によって特定の帯域幅の収容可能セル数を導き出す方法を見出し、この方法に従ってリソース演算部109がBBカードの使用リソースを演算する。
また、本実施形態では、リソース演算部109は、BBカード(例えば、BBカード101A)が障害などによって他のBBカード(例えば、BBカード101D)に処理が引き継がれたことに伴って、BBカード101DがBBカード101Aに収容されていたセル(例えば、20MHzのセル及び10MHzのセル)を維持できないことが判定部111によって判定された場合、20MHzのセル及び10MHzのセルの少なくとも何れかの帯域幅を減少し、上述した「換算リソース量」を演算することもできる。
さらに、リソース演算部109は、BBカードの処理能力を制限した場合における収容可能セル数(Shrink)、例えば、当該処理能力を制限した場合に収容可能な20MHzのセル数(第1制限時セル数)と、当該処理能力を制限した場合に収容可能な10MHzのセル数(第2制限時セル数)との比に基づいて、上述した「換算リソース量」を演算することもできる。
(3)無線基地局の動作
次に、無線基地局100AによるBBカードへのセルの収容可否の判定動作について説明する。具体的には、(3.1)初回セル設定処理及び(3.2)追加セル設定処理の動作を通じて、無線基地局100AによるBBカードへのセルの収容可否の判定動作について説明する。
(3.1)初回セル設定処理
図3は、無線基地局100Aによる初回セル設定処理フローを示す。図3に示すように、ステップS10において、無線基地局100Aは、帯域幅が20MHzのセルのBBカードへの収容可能数及び収容要求数を確認する。具体的には、無線基地局100Aは、取得したBBカードの種類毎の情報(図5参照)に基づいて当該収容可能数を確認する。また、無線基地局100Aは、BBカード101A〜BBカード101Dに収容すべきセルの数を示すセル収容要求に基づいて、BBカードへの収容要求数を確認する。
図7(a)及び(b)は、特定の帯域幅のセル(20MHz及び10MHz)のBBカードへの収容状態を説明する説明図である。図7(a)は、BBカードの全リソース量、20MHzのセルのみを収容した場合における収容可能セル数(20M(N))、及び10MHzのセルのみを収容した場合における収容可能セル数(10M(N))をそれぞれ示す。図7(a)に示すように、20M(N)は2であり、10M(N)は3である。ここでは、図7(b)に示すように、20MHzのセルの収容要求数が1であり、BBカードに20MHzのセルが1つ割り当てられたものとする。
ステップS20において、無線基地局100Aは、当該BBカードに収容すべき残りのセルがあるか否かを判定する。
当該BBカードに収容すべき残りのセルがある場合(ステップS20のYES)、ステップS30において、無線基地局100Aは、当該BBカードに収容すべき残りのセルのうち、15MHzのセルについて、上述した換算リソース量を演算((式1)参照)し、当該BBカードの残リソースに当該セルを収容可能か否かを判定する。ここでは、15MHzのセルの収容要求は存在せず、ステップS40の処理に移行するものとする。
ステップS40及びS50において、無線基地局100Aは、10MHzのセルについて同様の処理を繰り返す。ここで、図7(b)に示すように、10MHzのセルの収容要求数が1であり、20MHzのセル1つに加えて、当該BBカードに10MHzのセルが1つ割り当てられるものとする。この場合、上述したように、20MHzのセルは、10MHzのセルに換算され、1.5セルに相当すると演算される。このため、無線基地局100Aは、当該BBカードに10MHzのセルを1つ収容可能と判定(3-1.5=1.5)する。
ステップS60及びS70において、無線基地局100Aは、5MHzのセルについて同様の処理を繰り返す。
ステップS80において、無線基地局100Aは、収容すべき残りのセルがあるか否かを判定する。
収容すべき残りのセルがある場合(ステップS80のYES)、ステップS90において、無線基地局100Aは、残りのBBカード、つまり、当該セルを収容可能な次のBBカードがあるか否かを判定する。
次のBBカードがある場合(ステップS90のYES)、ステップS100において、無線基地局100Aは、既にBBカードに収容済みのセルを除いた残りのセルが次のBBカードに収容可能か否かの判定を、上述と同様なフローに従って開始する。
次のBBカードがない場合(ステップS90のNO)、ステップS110において、無線基地局100Aは、処理能力制限パターン、具体的には、図5に示す「Shrink」のパターンを用い、最初のBBカードにすべてのセルを収容可能か否かを、上述と同様なフローに従って演算する。
ステップS120において、無線基地局100Aは、「Shrink」のパターンを用いて最初のBBカードにすべてのセルを収容可能か否か判定する。
最初のBBカードにすべてのセルを収容できない場合(ステップS120のNO)、ステップS130において、無線基地局100Aは、収容予定の最大帯域幅の次に小さい帯域幅、かつ通常能力パターン、具体的には、図5に示す「Normal」のパターンを用い、最初のBBカードにすべてのセルを収容可能か否かを、上述と同様なフローに従って演算する。
一方、最初のBBカードにすべてのセルを収容できる場合(ステップS120のYES)、ステップS140において、無線基地局100Aは、BBカードへのセルの収容の判定が完了(判定OK)したものとして処理を終了する。なお、無線基地局100Aは、ステップS20、S40、S60及びS80のNOの場合も同様に処理を終了する。
(3.2)追加セル設定処理
図4は、無線基地局100Aによる追加セル設定処理フローを示す。追加セル設定処理フローは、既に何れかのセルを収容しているBBカードにセルを追加する場合、或いはセルを収容していたBBカードに障害が発生し、他のBBカードに処理を引き継ぐ場合に用いられる。
図4に示すように、ステップS210において、無線基地局100Aは、BBカードに収容済みのセルの状態を取得する。
ステップS220において、無線基地局100Aは、収容済みのセルの状態を維持する条件で、上述した初回セル設定処理フローを実行する。具体的には、無線基地局100Aは、ステップS10〜S80までの処理を実行する。ここでは、ステップS80の処理において、残りのセルがあると判定されたものとする。
ステップS230において、無線基地局100Aは、残りのセルの帯域幅をすべて5MHzとして、BBカードの残リソースに当該セルを収容可能か否かを判定する。
当該セルを収容可能な場合(ステップS230のYES)、ステップS240において、無線基地局100Aは、ステップS220の処理結果に基づいてBBカードにセルを収容する。つまり、無線基地局100Aは、帯域幅の低減は必要となるものの、既にBBカードに収容されていた既存セルの解放は必要ないと判定する。
当該セルを収容できない場合(ステップS230のNO)、ステップS250において、無線基地局100Aは、20MHzの収容済みセルがあるか否かを判定する。
20MHzの収容済みセルがある場合(ステップS250のYES)、ステップS260において、無線基地局100Aは、20MHzのセルを1つ減らした場合における使用リソースを演算する。
ステップS270において、無線基地局100Aは、当該BBカードにすべてのセルを収容できるか否かを判定する。
当該BBカードにすべてのセルを収容できる場合(ステップS270のYES)、ステップS280において、無線基地局100Aは、BBカードへのセルの収容の判定が完了(判定OK)したものとして処理を終了する。
当該BBカードにすべてのセルを収容できない場合(ステップS270のNO)、無線基地局100Aは、ステップS250からの処理を繰り返す。
また、無線基地局100Aは、ステップS290〜S370において、15MHz及び10MHzの帯域幅のセルについても同様な処理を実行し、可能な限り多くのセルが当該BBカードに収容できるように動作する。なお、すべてのセルを当該BBカードに収容できない場合、ステップS340において、無線基地局100Aは、帯域幅を5MHzとした上で、当該BBカードに収容できる最大数のセルを収容する。
(4)作用・効果
無線基地局システム10によれば、リソース演算部109は、例えば、20MHzのセル(第1セル)のみを収容した場合における収容可能セル数(第1収容可能セル数)と、10MHzのセルのみを収容した場合における収容可能セル数(第2収容可能セル数)との比(例えば、3セル/2セル)に基づいて、10MHzのセル(第2セル)のみをBBカードに割り当てた場合における当該BBカードの使用リソース量に相当する換算リソース量(1.5セル)を演算することができる。また、判定部111は、第2収容可能セル数から、換算リソース量とBBカードに収容すべき20MHzのセルの数(第1セル要求数)との積を減算した残リソース量に、当該BBカードに収容すべき数(第2セル要求数)の10MHzのセルを収容可能か否かを判定する。
このため、BBカードへのセルの収容可否の判定に際して、帯域幅とセル数との組合せのすべてを予めテーブルなどとして準備しく必要がない。すなわち、無線基地局システム10によれば、単純な演算によってセルの収容可否を判定できるため、処理能力の異なる複数のBBカードが混在する場合において、適切な帯域幅とセル数との組合せを速やかに選択できる。
このような演算によってセルの収容可否が判定できる理由は、上述したように、各帯域幅のセルのみを収容した場合における収容可能セル数の比を用いることによって、帯域幅と使用リソースとの関係は比例しない場合でも、演算によって特定の帯域幅の収容可能セル数を導き出せることを見出したことによる。
本実施形態では、無線基地局システム10は、すべてのセルをBBカードに収容できない場合、帯域幅を減少することによって可能な限り多くのセルをBBカードに収容できるように動作する。また、無線基地局システム10は、BBカードに要求される処理能力を制限しない場合(Normal)だけでなく、当該処理能力を制限した場合(Shrink)における収容可能セル数に基づいてBBカードへの収容可能セル数を判定できる。
このため、BBカードの障害などに伴って処理能力の低いBBカードに処理が引き継がれた場合や、新たに収容すべき追加のセルが発生した場合でも、可能な限り多くのセル数を維持できる。
(5)その他の実施形態
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した本発明の実施形態では、無線基地局100AがBBカードへのセルの収容可否を判定していたが、当該判定は、オペレーションシステム20において実行してもよい。図8は、本発明の変更例に係るオペレーションシステム20の機能ブロック構成図である。
図8に示すように、オペレーションシステム20は、BBカード情報取得部205、セル設定要求取得部207、リソース演算部209、判定部211及び通知部213を備えることができる。BBカード情報取得部205〜判定部211は、無線基地局100AのBBカード情報取得部105〜判定部111にそれぞれ対応する。
通知部213は、判定部211による判定結果に基づいて、BBカード101A〜BBカード101Dに収容すべきセル(第1セル及び第2セル)の数を無線基地局100A(100B)に通知する。
また、上述した実施形態では、セルの帯域幅として、5MHz、10MHz、15MHz及び20MHzの帯域幅(BWchannel)が用いられていたが、帯域幅は、これらに限定されない。例えば、3MHzなどを用いてもよい。また、用いる帯域幅は、2つ以上であればよい。
上述した無線基地局100Aのリソース演算部109及び判定部111の機能は、ハードウェアによって実現されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実現されてもよい。或いは、ハードウェアとソフトウェアの組合せによって実現されてもよい。
上述した実施形態では、BBカード101A〜BBカード101Dを例として説明したが、本発明は、帯域幅と使用リソースとの関係が比例しない他のカードや処理部にも適用できる。
例えば、上述した本発明の実施形態では、LTEを例として説明したが、本発明の適用範囲は、これらのシステムに限定されるものではない。例えば、複数の帯域幅のセルを設定できるWiMAXなどの無線通信システムにも本発明を適用できる。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…移動体通信システム、10…無線基地局システム、20…オペレーションシステム、30…移動局、100A,100B…無線基地局、101A〜101D…BBカード、103…BBカード監視部、105…BBカード情報取得部、107…セル収容要求取得部、109…リソース演算部、111…判定部、205…BBカード情報取得部、207…セル設定要求取得部、209…リソース演算部、211…判定部、213…通知部、C1〜C4…セル

Claims (6)

  1. 第1帯域幅を有する第1セルと、前記第1帯域幅と帯域幅が異なる第2帯域幅を有する第2セルとを少なくも設定可能であり、
    収容可能な前記第1セル及び前記第2セルの数の組合せが異なる複数種類の処理カードを備える無線基地局システムであって、
    前記処理カードに前記第1セルのみを収容した場合に収容可能な第1収容可能セル数、及び処理カードに前記第2セルのみを収容した場合に収容可能な第2収容可能セル数を、前記処理カードの種類毎に取得するカード情報取得部と、
    所定の処理カードに収容すべき前記第1セルの数を示す第1セル要求数、及び前記所定の処理カードに収容すべき前記第2セルの数を示す第2セル要求数を取得する要求取得部と、
    前記第1収容可能セル数と前記第2収容可能セル数との比に基づいて、前記第2セルのみを前記所定の処理カード割り当てた場合における前記所定の処理カードの使用リソース量に相当する換算リソース量を演算するリソース演算部と、
    前記第2収容可能セル数から、前記換算リソース量と前記第1セル要求数との積を減算した残リソース量に、前記第2セル要求数の第2セルを収容可能か否かを判定する判定部と
    を備える無線基地局システム。
  2. 前記リソース演算部は、前記所定の処理カードが他の処理カードに切り替えられたことに伴って、前記他の処理カードが所定の処理カードに収容されていた前記第1セル及び前記第2セルを維持できないことが前記判定部によって判定された場合、前記第1セル及び前記第2セルの少なくとも何れかの帯域幅を減少し、前記換算リソース量を演算する請求項1に記載の無線基地局システム。
  3. 前記カード情報取得部は、前記処理カードに要求される処理能力を制限した場合に収容可能な前記第1セルの数を示す第1制限時セル数、及び前記処理能力を制限した場合に収容可能な前記第2セルの数を示す第2制限時セル数を取得し、
    前記リソース演算部は、前記第1制限時セル数と前記第2制限時セル数との比に基づいて、前記換算リソース量を演算する請求項1に記載の無線基地局システム。
  4. 第1帯域幅を有する第1セルと、前記第1帯域幅と帯域幅が異なる第2帯域幅を有する第2セルとを少なくも設定可能な無線基地局システムと接続される無線基地局制御装置であって、
    前記無線基地局システムは、収容可能な前記第1セル及び前記第2セルの数の組合せが異なる複数種類の処理カードを備え、
    前記処理カードに前記第1セルのみを収容した場合に収容可能な第1収容可能セル数、及び処理カードに前記第2セルのみを収容した場合に収容可能な第2収容可能セル数を、前記処理カードの種類毎に取得するカード情報取得部と、
    所定の処理カードに収容すべき前記第1セルの数を示す第1セル要求数、及び前記所定の処理カードに収容すべき前記第2セルの数を示す第2セル要求数を取得する要求取得部と、
    前記第1収容可能セル数と前記第2収容可能セル数との比に基づいて、前記第2セルのみを前記所定の処理カード割り当てた場合における前記所定の処理カードの使用リソース量に相当する換算リソース量を演算するリソース演算部と、
    前記第2収容可能セル数から、前記換算リソース量と前記第1セル要求数との積を減算した残リソース量に、前記第2セル要求数の第2セルを収容可能か否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果に基づいて、前記所定の処理カードに収容すべき前記第1セル及び前記第2セルの数を前記無線基地局システムに通知する通知部と
    を備える無線基地局制御装置。
  5. 第1帯域幅を有する第1セルと、前記第1帯域幅と帯域幅が異なる第2帯域幅を有する第2セルとを少なくも設定可能な無線基地局システムにおいて用いられる収容セル数決定プログラムであって、
    前記無線基地局システムは、収容可能な前記第1セル及び前記第2セルの数の組合せが異なる複数種類の処理カードを備え、
    前記処理カードに前記第1セルのみを収容した場合に収容可能な第1収容可能セル数、及び処理カードに前記第2セルのみを収容した場合に収容可能な第2収容可能セル数を、前記処理カードの種類毎に取得するカード情報取得処理と、
    所定の処理カードに収容すべき前記第1セルの数を示す第1セル要求数、及び前記所定の処理カードに収容すべき前記第2セルの数を示す第2セル要求数を取得する要求取得処理と、
    前記第1収容可能セル数と前記第2収容可能セル数との比に基づいて、前記第2セルのみを前記所定の処理カード割り当てた場合における前記所定の処理カードの使用リソース量に相当する換算リソース量を演算するリソース演算処理と、
    前記第2収容可能セル数から、前記換算リソース量と前記第1セル要求数との積を減算した残リソース量に、前記第2セル要求数の第2セルを収容可能か否かを判定する判定処理と
    をコンピュータに実行させる収容セル数決定プログラム。
  6. 第1帯域幅を有する第1セルと、前記第1帯域幅と帯域幅が異なる第2帯域幅を有する第2セルとを少なくも設定可能な無線基地局システムにおいて用いられる収容セル数決定方法であって、
    前記無線基地局システムは、収容可能な前記第1セル及び前記第2セルの数の組合せが異なる複数種類の処理カードを備え、
    前記処理カードに前記第1セルのみを収容した場合に収容可能な第1収容可能セル数、及び処理カードに前記第2セルのみを収容した場合に収容可能な第2収容可能セル数を、前記処理カードの種類毎に取得するステップと、
    所定の処理カードに収容すべき前記第1セルの数を示す第1セル要求数、及び前記所定の処理カードに収容すべき前記第2セルの数を示す第2セル要求数を取得するステップと、
    前記第1収容可能セル数と前記第2収容可能セル数との比に基づいて、前記第2セルのみを前記所定の処理カード割り当てた場合における前記所定の処理カードの使用リソース量に相当する換算リソース量を演算するステップと、
    前記第2収容可能セル数から、前記換算リソース量と前記第1セル要求数との積を減算した残リソース量に、前記第2セル要求数の第2セルを収容可能か否かを判定するステップと
    を備える収容セル数決定方法。
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