本発明の実施形態で提供されるメッセージ送信方法及びユーザ機器は、リソース利用率を向上できる。
第1の態様によると、メッセージ送信方法が提供され、当該方法は、被送信メッセージの優先度を決定するステップと、リソースパラメータを取得するステップであって、前記リソースパラメータは、リソースプール使用状態及び/又は前記被送信メッセージを送信するためのリソース要件を示すパラメータを含む、ステップと、前記被送信メッセージの前記優先度及び前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択するステップと、を含む。
第1の態様を参照して、第1の可能な実装では、前記リソースパラメータは、前記被送信メッセージのサイズ及び/又は送信を実行するユーザ機器UEの数を含み、前記被送信メッセージの前記優先度及び前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する前記ステップは、前記被送信メッセージの前記優先度が第1優先度であるとき、前記被送信メッセージの前記サイズが第1閾を超え、及び/又は送信を実行する前記UEの前記数が第2閾を超える場合、第2リソースプールを選択するステップであって、前記第2リソースプールは、第2優先度に対応するリソースプールであり、前記第1優先度は、前記第2優先度より高い、ステップを含む。
第1の態様を参照して、第2の可能な実装では、前記リソースパラメータは、送信を実行するUEの数及び/又は前記被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファ状態のパラメータを含み、前記被送信メッセージの前記優先度及び前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する前記ステップは、前記被送信メッセージの前記優先度が第1優先度であるとき、前記被送信メッセージを送信しようとする前記UEのバッファがビジー状態であり、及び/又は送信を実行する前記UEの前記数が第3閾を超える場合、第2リソースプールを選択するステップであって、前記第2リソースプールは、第2優先度に対応するリソースプールであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高い、ステップを含む。
第1の態様を参照して、第3の可能な実装では、前記リソースパラメータは第1リソースプールの占有率及び/又は第2リソースプールの占有率を含み、前記第1リソースプールは前記第1優先度に対応するリソースプールであり、前記第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高く、前記被送信メッセージの前記優先度及び前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する前記ステップは、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第1優先度であるとき、前記第1リソースプールの前記占有率が第4閾を超え、及び/又は前記第2リソースプールの前記占有率が第5閾を超える場合、前記第2リソースプールを選択するステップを含む。
第1の態様の第1の可能な実装、第1の態様の第2の可能な実装、又は第1の態様の第3の可能な実装のうちのいずれか1つを参照して、第4の可能な実装では、前記方法は、前記第2リソースプールを用いて、リソース先取り指示情報及び前記被送信メッセージを送信するステップ、又は、前記第2リソースプールを用いて、及び第1所定送信電力を用いて、前記被送信メッセージを送信するステップであって、前記第1所定送信電力は前記第2リソースプールに対応する所定送信電力より高く、前記被送信メッセージは前記被送信メッセージのメッセージタイプを伝達する、ステップと、を更に含む。
第1の態様を参照して、第5の可能な実装では、前記リソースパラメータは、第2リソースが第1優先度のメッセージを送信するために先取り可能か否かを示すために使用され、前記第2リソースは第2優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高く、前記被送信メッセージの前記優先度及び前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する前記ステップは、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第1優先度であるとき、前記リソースパラメータが、前記第2リソースが先取り可能であることを示す場合、前記被送信メッセージを送信するためのリソースとして前記第2リソースを選択するステップを含む。
第1の態様の第5の可能な実装を参照して、第6の可能な実装では、前記リソースパラメータは、前記第2優先度の前記メッセージを送信しようとするUEにより生成された第1値を含み、前記第1値がプリセット条件を満たすとき、前記リソースパラメータは、前記第2リソースが先取り可能であることを示す。
第1の態様の第6の可能な実装を参照して、第7の可能な実装では、前記第2優先度の前記メッセージを送信しようとする前記UEは、第3リソースが先取り可能であることを決定し、前記第3リソースは第3優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、前記第3優先度は前記第2優先度より高くない。
第1の態様を参照して、第8の可能な実装では、前記リソースパラメータは第1リソースプールの占有率を含み、前記第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択し、前記被送信メッセージを送信する前記ステップは、前記被送信メッセージの前記優先度が第2優先度であるとき、前記第1リソースプールの前記占有率が第6閾を超える場合、第2リソースプール及び送信モードを選択するステップであって、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、前記第2リソースプールは前記第2優先度に対応するリソースプールであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高い、ステップを含む。
第1の態様を参照して、第9の可能な実装では、前記リソースパラメータは、第1優先度のメッセージが第2リソースプールを占有する場合があるか否かを示すために使用され、前記第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高く、前記被送信メッセージの前記優先度及び前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する前記ステップは、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第2優先度であるとき、前記第1優先度の前記メッセージが前記第2リソースプールを占有する前記場合がある場合、前記第2リソースプール及び送信モードを選択するステップであって、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである、ステップを含む。
第1の態様を参照して、第10の可能な実装では、前記リソースパラメータは送信を実行するUEの数及び/又は第2リソースプールの占有率を含み、前記第2リソースプールは前記第2優先度に対応するリソースプールであり、前記被送信メッセージの前記優先度及び前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する前記ステップは、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第2優先度であるとき、送信を実行する前記UEの前記数が第7閾を超え、及び/又は前記第2リソースプールの前記占有率が第8閾を超える場合、前記第2リソースプール及び送信モードを選択するステップであって、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである、ステップを含む。
第1の態様を参照して、第11の可能な実装では、前記リソースパラメータは、前記被送信メッセージのサイズ及び/又は送信を実行するUEの数を含み、前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択し、前記被送信メッセージを送信する前記ステップは、前記被送信メッセージの前記優先度が第1優先度であるとき、前記被送信メッセージの前記サイズが第9閾を超え、及び/又は送信を実行する前記UEの前記数が第10閾を超える場合、共通リソースプールを選択するステップを含む。
第1の態様を参照して、第12の可能な実装では、前記リソースパラメータは、前記被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファ状態のパラメータ、及び/又は第1リソースプールの占有率を含み、前記第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、前記被送信メッセージの前記優先度及び前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する前記ステップは、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第1優先度であるとき、前記被送信メッセージを送信しようとする前記UEのバッファがビジー状態であり、及び/又は前記第1リソースプールの前記占有率が第11閾を超える場合、共通リソースプールを選択するステップを含む。
第1の態様を参照して、第13の可能な実装では、前記リソースパラメータは共通リソースプールの占有率を含み、前記被送信メッセージの前記優先度及び前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する前記ステップは、前記被送信メッセージの前記優先度が第1優先度であるとき、前記共通リソースプールの前記占有率が第12閾を超える場合、前記共通リソースプールを選択するステップを含む。
第1の態様の第11の可能な実装、第1の態様の第12の可能な実装、又は第1の態様の第13の可能な実装のうちのいずれか1つを参照して、第14の可能な実装では、前記方法は、前記共通リソースプールを用いて、リソース先取り指示情報及び前記被送信メッセージを送信するステップ、又は、前記共通リソースプールを用いて、及び第2所定送信電力を用いて、前記被送信メッセージを送信するステップであって、前記第2所定送信電力は前記共通リソースプールに対応する所定送信電力より高く、前記被送信メッセージは前記被送信メッセージのメッセージタイプを伝達する、ステップと、を更に含む。
第1の態様を参照して、第15の可能な実装では、前記リソースパラメータは第1リソースプールの占有率を含み、前記第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、前記被送信メッセージの前記優先度及び前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する前記ステップは、前記被送信メッセージの前記優先度が第2優先度であるとき、前記第1リソースプールの前記占有率が第13閾を超える場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するステップであって、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高い、ステップを含む。
第1の態様を参照して、第16の可能な実装では、前記リソースパラメータは送信を実行するUEの数を含み、前記被送信メッセージの前記優先度及び前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する前記ステップは、前記被送信メッセージの前記優先度が第2優先度であるとき、前記送信を実行する前記UEの前記数が第14閾を超える場合、前記共通リソースプール及び送信モードを選択するステップであって、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである、ステップを含む。
第1の態様を参照して、第17の可能な実装では、前記リソースパラメータは、共通リソースプールの占有率及び/又は第1優先度のメッセージが前記共通リソースプールを占有する場合があるか否かを含み、前記被送信メッセージの前記優先度及び前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する前記ステップは、前記被送信メッセージの前記優先度が第2優先度であるとき、前記共通リソースプールの前記占有率が第15閾を超え、及び/又は前記第1優先度の前記メッセージが前記共通リソースプールを占有する前記場合がある場合、前記共通リソースプール及び送信モードを選択するステップであって、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高い、ステップを含む。
第1の態様を参照して、第18の可能な実装では、前記リソースパラメータは、第2リソースが第1優先度のメッセージを送信するために先取り可能であるか否かを示す第1パラメータ、及び前記第1優先度の前記メッセージを送信するためのリソース要件があるか否かを示す第2パラメータを含み、前記第2リソースは第2優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高く、前記被送信メッセージの前記優先度及び前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する前記ステップは、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第2優先度であるとき、前記第1パラメータが、前記第2リソースが先取り可能であることを示し、前記第2パラメータが、前記第1優先度の前記メッセージを送信するためのリソース要件があることを示す場合、前記被送信メッセージを送信するためのリソースとしての前記第2リソースの選択をスキップするステップを含む。
第1の態様の第18の可能な実装を参照して、第19の可能な実装では、前記第1パラメータは、前記第2優先度の前記メッセージを送信しようとするUEにより生成された第2値を含み、前記第2値がプリセット条件を満たすとき、前記第1パラメータは、前記第2リソースが先取り可能であることを示す。
第1の態様の第19の可能な実装を参照して、第20の可能な実装では、前記第2優先度の前記メッセージを送信しようとする前記UEは、第3リソースが先取り可能であることを決定し、前記第3リソースは第3優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、前記第3優先度は前記第2優先度より高くない。
第2の態様によると、メッセージ送信のために使用されるユーザ機器UEが提供され、前記UEは、被送信メッセージの優先度を決定するよう構成される決定モジュールと、リソースパラメータを取得するよう構成される取得モジュールであって、前記リソースパラメータは、リソースプール使用状態及び/又は前記被送信メッセージを送信するためのリソース要件を示すパラメータを含む、取得モジュールと、前記被送信メッセージの且つ前記決定モジュールにより決定された前記優先度及び前記取得モジュールにより取得された前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択するよう構成される選択モジュールと、を含む。
第2の態様を参照して第1の可能な実装では、前記リソースパラメータは、被送信メッセージのサイズ及び/又は送信を実行するUEの数を含み、選択モジュールは、具体的に、被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、被送信メッセージのサイズが第1閾を超え、及び/又は送信を実行するUEの数が第2閾を超える場合、第2リソースプールを選択するよう構成され、第2リソースプールは、第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高い。
第2の態様を参照して、第2の可能な実装では、前記リソースパラメータは、送信を実行するUEの数及び/又は前記被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファ状態のパラメータを含み、前記選択モジュールは、具体的に、前記被送信メッセージの前記優先度が第1優先度であるとき、前記被送信メッセージを送信しようとする前記UEのバッファがビジー状態であり、及び/又は送信を実行する前記UEの前記数が第3閾を超える場合、第2リソースプールを選択するよう構成され、前記第2リソースプールは、第2優先度に対応するリソースプールであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高い。
第2の態様を参照して、第3の可能な実装では、前記リソースパラメータは第1リソースプールの占有率及び/又は第2リソースプールの占有率を含み、前記第1リソースプールは前記第1優先度に対応するリソースプールであり、前記第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高く、前記選択モジュールは、具体的に、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第1優先度であるとき、前記第1リソースプールの前記占有率が第4閾を超え、及び/又は前記第2リソースプールの前記占有率が第5閾を超える場合、前記第2リソースプールを選択するよう構成される。
第2の態様の第1の可能な実装、第2の態様の第2の可能な実装、又は第2の態様の第3の可能な実装のうちのいずれか1つを参照して、第4の可能な実装では、前記UEは、第1送信モジュールを更に含み、前記第1送信モジュールは、前記第2リソースプールを用いて、リソース先取り指示情報及び前記被送信メッセージを送信するよう構成される、又は、前記第1送信モジュールは、前記第2リソースプールを用いて、及び第1所定送信電力を用いて、前記被送信メッセージを送信し、前記第1所定送信電力は前記第2リソースプールに対応する所定送信電力より高く、前記被送信メッセージは前記被送信メッセージのメッセージタイプを伝達する、よう構成される。
第2の態様を参照して、第5の可能な実装では、前記リソースパラメータは、第2リソースが第1優先度のメッセージを送信するために先取り可能か否かを示すために使用され、前記第2リソースは第2優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高く、前記選択モジュールは、具体的に、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第1優先度であるとき、前記リソースパラメータが、前記第2リソースが先取り可能であることを示す場合、前記被送信メッセージを送信するためのリソースとして前記第2リソースを選択するよう構成される。
第2の態様の第5の可能な実装を参照して、第6の可能な実装では、前記リソースパラメータは、前記第2優先度の前記メッセージを送信しようとするUEにより生成された第1値を含み、前記第1値がプリセット条件を満たすとき、前記リソースパラメータは、前記第2リソースが先取り可能であることを示す。
第2の態様の第6の可能な実装を参照して、第7の可能な実装では、前記第2優先度の前記メッセージを送信しようとする前記UEは、第3リソースが先取り可能であることを決定し、前記第3リソースは第3優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、前記第3優先度は前記第2優先度より高くない。
第2の態様を参照して、第8の可能な実装では、前記リソースパラメータは第1リソースプールの占有率を含んで良く、前記第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、選択モジュールは、具体的に、前記被送信メッセージの前記優先度が第2優先度であるとき、前記第1リソースプールの前記占有率が第6閾を超える場合、第2リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、前記第2リソースプールは前記第2優先度に対応するリソースプールであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高い。
第2の態様を参照して、第9の可能な実装では、前記リソースパラメータは、第1優先度のメッセージが第2リソースプールを占有する場合があるか否かを示すために使用され、前記第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高く、前記選択モジュールは、具体的に、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第2優先度であるとき、前記第1優先度の前記メッセージが前記第2リソースプールを占有する前記場合がある場合、前記第2リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
第2の態様を参照して、第10の可能な実装では、前記リソースパラメータは送信を実行するUEの数及び/又は第2リソースプールの占有率を含み、前記第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、前記選択モジュールは、具体的に、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第2優先度であるとき、送信を実行する前記UEの前記数が第7閾を超え、及び/又は前記第2リソースプールの前記占有率が第8閾を超える場合、前記第2リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
第2の態様を参照して、第11の可能な実装では、前記リソースパラメータは、前記被送信メッセージのサイズ及び/又は送信を実行するユーザ機器UEの数を含み、前記選択モジュールは、具体的に、被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、前記被送信メッセージの前記サイズが第9閾を超え、及び/又は送信を実行する前記ユーザ機器UEの前記数が第10閾を超える場合、共通リソースプールを選択するよう構成される。
第2の態様を参照して、第12の可能な実装では、前記リソースパラメータは、前記被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファ状態のパラメータ、及び/又は第1リソースプールの占有率を含み、前記第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、前記選択モジュールは、具体的に、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第1優先度であるとき、前記被送信メッセージを送信しようとする前記UEのバッファがビジー状態であり、及び/又は前記第1リソースプールの前記占有率が第11閾を超える場合、共通リソースプールを選択するよう構成される。
第2の態様を参照して、第13の可能な実装では、前記リソースパラメータは共通リソースプールの占有率を含み、前記選択モジュールは、具体的に、前記被送信メッセージの前記優先度が第1優先度であるとき、前記共通リソースプールの前記占有率が第12閾を超える場合、前記共通リソースプールを選択するよう構成される。
第2の態様の第11の可能な実装、第2の態様の第12の可能な実装、又は第2の態様の第13の可能な実装のうちのいずれか1つを参照して、第4の可能な実装では、前記UEは、第2送信モジュールを更に含み、前記第2送信モジュールは、前記共通リソースプールを用いて、リソース先取り指示情報及び前記被送信メッセージを送信するよう構成される、又は、前記第2送信モジュールは、前記共通リソースプールを用いて、及び第2所定送信電力を用いて、前記被送信メッセージを送信し、前記第2所定送信電力は前記共通リソースプールに対応する所定送信電力より高く、前記被送信メッセージは前記被送信メッセージのメッセージタイプを伝達する、よう構成される。
第2の態様を参照して、第15の可能な実装では、前記リソースパラメータは第1リソースプールの占有率を含み、前記第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、前記選択モジュールは、具体的に、前記被送信メッセージの前記優先度が第2優先度であるとき、前記第1リソースプールの前記占有率が第13閾を超える場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高い。
第2の態様を参照して、第16の可能な実装では、前記リソースパラメータは送信を実行するUEの数を含み、前記選択モジュールは、具体的に、前記被送信メッセージの前記優先度が第2優先度であるとき、送信を実行する前記UEの前記数が第14閾を超える場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
第2の態様を参照して、第17の可能な実装では、前記リソースパラメータは共通リソースプールの占有率、及び/又は第1優先度のメッセージが前記共通リソースプールを占有する場合があるか否かを含み、前記選択モジュールは、具体的に、前記被送信メッセージの前記優先度が第2優先度であるとき、前記共通リソースプールの前記占有率が第15閾を超え、及び/又は、前記第1優先度の前記メッセージが前記共通リソースプールを占有する場合がある場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高い。
第2の態様を参照して、第18の可能な実装では、前記リソースパラメータは、第2リソースが第1優先度のメッセージを送信するために先取り可能であるか否かを示す第1パラメータ、及び前記第1優先度の前記メッセージを送信するためのリソース要件があるか否かを示す第2パラメータを含み、前記第2リソースは第2優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高く、前記選択モジュールは、具体的に、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第2優先度であるとき、前記第1パラメータが、前記第2リソースが先取り可能であることを示し、前記第2パラメータが、前記第1優先度の前記メッセージを送信するためのリソース要件があることを示す場合、前記被送信メッセージを送信するためのリソースとしての前記第2リソースの選択をスキップするよう構成される。
第2の態様の第18の可能な実装を参照して、第19の可能な実装では、前記第1パラメータは、前記第2優先度の前記メッセージを送信しようとするUEにより生成された第2値を含み、前記第2値がプリセット条件を満たすとき、前記第1パラメータは、前記第2リソースが先取り可能であることを示す。
第2の態様の第19の可能な実装を参照して、第20の可能な実装では、前記第2優先度の前記メッセージを送信しようとする前記UEは、第3リソースが先取り可能であることを決定し、前記第3リソースは第3優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、前記第3優先度は前記第2優先度より高くない。
第3の態様によると、メッセージ送信のために使用されるユーザ機器が提供され、当該ユーザ機器は、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリはプログラムを格納し、前記プロセッサは前記プログラムを実行し、前記プロセッサは、被送信メッセージの優先度を決定し、リソースパラメータを取得し、前記リソースパラメータは、リソースプール使用状態及び/又は前記被送信メッセージを送信するためのリソース要件を示すパラメータを含み、前記被送信メッセージの前記優先度及び前記リソースパラメータに従い、前記被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択するよう構成される。
第3の態様を参照して第1の可能な実装では、前記リソースパラメータは、被送信メッセージのサイズ及び/又は送信を実行するユーザ機器UEの数を含み、前記プロセッサは、前記被送信メッセージの前記優先度が第1優先度であるとき、前記被送信メッセージの前記サイズが第1閾を超え、及び/又は送信を実行する前記UEの前記数が第2閾を超える場合、第2リソースプールを選択するよう構成され、前記第2リソースプールは、第2優先度に対応するリソースプールであり、前記第1優先度は第2優先度より高い。
第3の態様を参照して、第2の可能な実装では、前記リソースパラメータは、送信を実行するUEの数及び/又は前記被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファ状態のパラメータを含み、前記プロセッサは、前記被送信メッセージの前記優先度が第1優先度であるとき、前記被送信メッセージを送信しようとする前記UEのバッファがビジー状態であり、及び/又は送信を実行する前記UEの前記数が第3閾を超える場合、第2リソースプールを選択するよう構成され、前記第2リソースプールは、第2優先度に対応するリソースプールであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高い。
第3の態様を参照して、第3の可能な実装では、前記リソースパラメータは第1リソースプールの占有率及び/又は第2リソースプールの占有率を含み、前記第1リソースプールは前記第1優先度に対応するリソースプールであり、前記第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高く、前記プロセッサは、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第1優先度であるとき、前記第1リソースプールの前記占有率が第4閾を超え、及び/又は前記第2リソースプールの前記占有率が第5閾を超える場合、前記第2リソースプールを選択するよう構成される。
第3の態様の第1の可能な実装、第3の態様の第2の可能な実装、又は第3の態様の第3の可能な実装のうちのいずれか1つを参照して、第4の可能な実装では、前記プロセッサは、前記第2リソースプールを用いて、リソース先取り指示情報及び前記被送信メッセージを送信する、又は、前記第2リソースプールを用いて、及び第1所定送信電力を用いて、前記被送信メッセージを送信し、前記第1所定送信電力は前記第2リソースプールに対応する所定送信電力より高く、前記被送信メッセージは前記被送信メッセージのメッセージタイプを伝達する、よう更に構成される。
第3の態様を参照して、第5の可能な実装では、前記リソースパラメータは、第2リソースが第1優先度のメッセージを送信するために先取り可能か否かを示すために使用され、前記第2リソースは第2優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高く、前記プロセッサは、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第1優先度であるとき、前記リソースパラメータが、前記第2リソースが先取り可能であることを示す場合、前記被送信メッセージを送信するためのリソースとして前記第2リソースを選択するよう構成される。
第3の態様の第5の可能な実装を参照して、第6の可能な実装では、前記リソースパラメータは、前記第2優先度の前記メッセージを送信しようとするUEにより生成された第1値を含み、前記第1値がプリセット条件を満たすとき、前記リソースパラメータは、前記第2リソースが先取り可能であることを示す。
第3の態様の第6の可能な実装を参照して、第7の可能な実装では、前記第2優先度の前記メッセージを送信しようとする前記UEは、第3リソースが先取り可能であることを決定し、前記第3リソースは第3優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、前記第3優先度は前記第2優先度より高くない。
第3の態様を参照して、第8の可能な実装では、前記リソースパラメータは第1リソースプールの占有率を含み、前記第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、前記プロセッサは、前記被送信メッセージの前記優先度が第2優先度であるとき、前記第1リソースプールの前記占有率が第6閾を超える場合、第2リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、前記第2リソースプールは前記第2優先度に対応するリソースプールであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高い。
第3の態様を参照して、第9の可能な実装では、前記リソースパラメータは、第1優先度のメッセージが第2リソースプールを占有する場合があるか否かを示すために使用され、前記第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高く、前記プロセッサは、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第2優先度であるとき、前記第1優先度の前記メッセージが前記第2リソースプールを占有する前記場合がある場合、前記第2リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
第3の態様を参照して、第10の可能な実装では、前記リソースパラメータは送信を実行するUEの数及び/又は第2リソースプールの占有率を含み、前記第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、前記プロセッサは、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第2優先度であるとき、送信を実行する前記UEの前記数が第7閾を超え、及び/又は前記第2リソースプールの前記占有率が第8閾を超える場合、前記第2リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
第3の態様を参照して、第11の可能な実装では、前記リソースパラメータは、前記被送信メッセージのサイズ及び/又は送信を実行するUEの数を含み、前記プロセッサは、前記被送信メッセージの前記優先度が第1優先度であるとき、前記被送信メッセージの前記サイズが第9閾を超え、及び/又は送信を実行する前記ユーザ機器UEの前記数が第10閾を超える場合、共通リソースプールを選択するよう構成される。
第3の態様を参照して、第12の可能な実装では、前記リソースパラメータは、前記被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファ状態のパラメータ、及び/又は第1リソースプールの占有率を含み、前記第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、前記プロセッサは、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第1優先度であるとき、前記被送信メッセージを送信しようとする前記UEのバッファがビジー状態であり、及び/又は前記第1リソースプールの前記占有率が第11閾を超える場合、共通リソースプールを選択するよう構成される。
第3の態様を参照して、第13の可能な実装では、前記リソースパラメータは共通リソースプールの占有率を含み、前記選プロセッサは、前記被送信メッセージの前記優先度が第1優先度であるとき、前記共通リソースプールの前記占有率が第12閾を超える場合、前記共通リソースプールを選択するよう構成される。
第3の態様の第11の可能な実装、第3の態様の第12の可能な実装、又は第3の態様の第13の可能な実装のうちのいずれか1つを参照して、第4の可能な実装では、前記方法は、第2送信モジュールを更に含み、前記第2送信モジュールは、前記共通リソースプールを用いて、リソース先取り指示情報及び前記被送信メッセージを送信するよう構成される、又は、前記第1送信モジュールは、前記共通リソースプールを用いて、及び第2所定送信電力を用いて、前記被送信メッセージを送信し、前記第2所定送信電力は前記共通リソースプールに対応する所定送信電力より高く、前記被送信メッセージは前記被送信メッセージのメッセージタイプを伝達する、よう構成される。
第3の態様を参照して、第15の可能な実装では、前記リソースパラメータは第1リソースプールの占有率を含み、前記第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、前記プロセッサは、前記被送信メッセージの前記優先度が第2優先度であるとき、前記第1リソースプールの前記占有率が第13閾を超える場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高い。
第3の態様を参照して、第16の可能な実装では、前記リソースパラメータは送信を実行するUEの数を含み、前記プロセッサは、前記被送信メッセージの前記優先度が第2優先度であるとき、送信を実行する前記UEの前記数が第14閾を超える場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
第3の態様を参照して、第17の可能な実装では、前記リソースパラメータは共通リソースプールの占有率、及び/又は第1優先度のメッセージが前記共通リソースプールを占有する場合があるか否かを含み、前記プロセッサは、前記被送信メッセージの前記優先度が第2優先度であるとき、前記共通リソースプールの前記占有率が第15閾を超え、及び/又は、前記第1優先度の前記メッセージが前記共通リソースプールを占有する場合がある場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、前記送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高い。
第3の態様を参照して、第18の可能な実装では、前記リソースパラメータは、第2リソースが第1優先度のメッセージを送信するために先取り可能であるか否かを示す第1パラメータ、及び前記第1優先度の前記メッセージを送信するためのリソース要件があるか否かを示す第2パラメータを含み、前記第2リソースは第2優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、前記第1優先度は前記第2優先度より高く、前記プロセッサは、前記被送信メッセージの前記優先度が前記第2優先度であるとき、前記第1パラメータが、前記第2リソースが先取り可能であることを示し、前記第2パラメータが、前記第1優先度の前記メッセージを送信するためのリソース要件があることを示す場合、前記被送信メッセージを送信するためのリソースとしての前記第2リソースの選択をスキップするよう構成される。
第3の態様の第18の可能な実装を参照して、第19の可能な実装では、前記第1パラメータは、前記第2優先度の前記メッセージを送信しようとするUEにより生成された第2値を含み、前記第2値がプリセット条件を満たすとき、前記第1パラメータは、前記第2リソースが先取り可能であることを示す。
第3の態様の第19の可能な実装を参照して、第20の可能な実装では、前記第2優先度の前記メッセージを送信しようとする前記UEは、第3リソースが先取り可能であることを決定し、前記第3リソースは第3優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、前記第3優先度は前記第2優先度より高くない。
前述の技術的ソリューションに基づき、本発明の実施形態のメッセージ送信方法及びUEによると、被占有リソースは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択され、リソースは、異なるリソースパラメータに従い柔軟に選択され得る。したがって、リソース利用率が向上でき、リソースの浪費が回避でき、ユーザ経験が向上され得る。
以下に、本発明の実施形態の添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確且つ十分に説明する。明らかに、記載される実施形態は、本発明の実施形態の一部であり、全てではない。本発明の実施形態に基づき創造的労力を有しないで当業者により得られる全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲に包含される。
本発明の技術的ソリューションは、グローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーション(GSM、Global System of Mobile communication)、符号分割多元接続(CDMA、Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA、Wideband Code Division Multiple Access)システム、ジェネラルパケット無線サービス(GPRS、General Packet Radio Service)システム、及びロングタームエボリューション(LTE、Long Term Evolution)システムのような種々の通信システムに適用されて良い。
UE(ユーザ機器、User Equipment)は、モバイル端末(Mobile Terminal)、モバイルユーザ機器、等としても参照され、無線アクセスネットワーク(例えば、RAN、Radio Access Network)を介して1又は複数のコアネットワークと通信して良い。ユーザ機器は、携帯電話機(又は「セルラ」フォンとして参照される)のようなモバイル端末及びモバイル端末を備えるコンピュータであって良い。例えば、ユーザ機器は、無線アクセスネットワークと音声及び/又はデータを交換するポータブルな、ポケットサイズの、ハンドヘルドの、コンピュータ内蔵又は車載モバイル機器であって良い。
基地局は、GSM又はCDMAにおける基地局(BTS、Base Transceiver Station)であって良く、又はWCDMAにおける基地局(NodeB)であって良く、又はLTEにおける進化型NodeB(eNB又はe−NodeB、evolutional Node B)であって良い。これは、本発明において限定されない。しかしながら、説明を容易にするために、以下の実施形態は、一例としてNodeBを用いて記載される。
図1は本発明の一実施形態の適用可能なシナリオの概略図である。留意すべきことに、図1の例は、本発明の本実施形態の範囲を限定するのではなく、当業者が本発明の本実施形態をより良く理解することを助けることを意図している。
車車間(Vehicle to Vehicle、略して「V2V」)通信、車両歩行者間(Vehicle to Pedestrian、略して「V2P」)通信、及び車両対インフラ間(Vehicle to Infrastructure、略して「V2I」)通信は、纏めてV2X(Vehicle to Everything、略して「V2X」)通信として参照される。本発明の主な適用シナリオは、ロングタームエボリューション・アドバンスト(Long Term Evolution−Advanced、略して「LTE−A」)システムRel−12/13(Release 12/13、略して「Rel−12/13」)におけるD2Dシナリオ、及びLTE−A Rel−14(Release 14、略して「Rel−14」)におけるV2Xシナリオである。図1では、車両110、車両120、歩行者130、及びインフラ140は、全てD2D能力を有し、D2D通信が車両110、車両120、歩行者130、及びインフラ140間で実行されて良い。V2Vは、通信が車両110と車両120との間で実行され得ることを意味する。V2Pは、通信が車両110と歩行者130との間で実行され得ることを意味する。V2Iは、通信が車両110とインフラ140との間で実行され得ることを意味する。D2D通信では、ネットワークカバレッジシナリオにおいては、リソースプールが基地局により割り当てられたリソースブロックを含む場合、全てのD2Dユーザは、リソース上でデータを送信するためにリソースブロック内のリソースを競い、ネットワークカバレッジの存在しないシナリオにおいては、リソースプールがD2Dユーザにより取得可能な所定システム帯域幅である場合、全てのD2Dユーザは、所定リソース内のリソースを競う。
Rel−14では、V2X技術は、D2D技術の主な適用として成功裏に提案されている。V2Xの特定の適用はD2D技術に基づき最適化される必要があり、1つの最適化要件は、リソース利用率を向上するために、V2X通信におけるリソース衝突が低減される必要のあることである。
理解されるべきことに、説明を容易にするために、単一の車両と車両との間の通信、単一の歩行者と車両との間の通信、及び単一の車両とインフラとの間の通信が図1に示されるが、本発明はこれに限定されない。例えば、車両インターネットシステムでは、より多数の車両が存在して良い。これは、本発明において限定されない。
図2は、本発明の一実施形態によるメッセージ送信方法の概略フローチャート200である。図2の方法はUEにより実行される。図2に示すように、方法200は以下のステップを含む。
S210。被送信メッセージの優先度を決定する。
S220。リソースパラメータを取得する。ここで、リソースパラメータは、被送信メッセージを送信するためのリソース要件及び/又はリソースプール使用状態を示すパラメータを含む。
S230。被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い、被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する。
具体的に、UEは被送信メッセージの優先度を決定する。例えば、被送信メッセージの優先度は、通信サービスの優先度に従い実行される分割を用いて取得されて良く、又は別の方法で実行される分割を用いて実行されて良い。例えば、ユーザによりダウンロードされるリアルタイム要求サービス、及び緊急サービスは、高優先度サービスとして分類されて良い。次に、UEは、リソースプール使用状態及び/又は被送信メッセージを送信するためのリソース要求のパラメータを検出し、情報送信のためのスペクトルリソースを取得するために、パラメータ情報に従い、被送信メッセージを送信するための適正なリソースプール及び/又は送信モードを選択して良い。
本発明の本実施形態では、リソースパラメータは、リソースプール使用状態を示すパラメータを含んで良く、又は被送信メッセージを送信するためのリソース要件のパラメータを含んで良く、又はリソースプール使用状態を示すパラメータと被送信メッセージを送信するためのリソース要件のパラメータとの両方を含んで良い。例えば、リソースプール使用状態のパラメータは、各リソースプールの占有率パラメータ等を含んで良く、被送信メッセージを送信するためのリソース要件のパラメータは、被送信メッセージパケットのサイズパラメータ等を含んで良い。これは、本発明において限定されない。
S230で、UEは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い、被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する。リソースプールは、異なる優先度の通信サービスに従い、分割により取得されたリソースプールであって良い。例えば、基地局は、リソースプールを高優先度リソースプール及び低優先度リソースプールに分割して良い。本発明の種々の実施形態では、第1優先度及び第2優先度は、説明のための一例として使用される。第1優先度は第2優先度より高いが、これは本発明において限定されない。例えば、大きな優先度のインデックスほど高い優先度を示して良く、又は小さな優先度インデックスほど高い優先度を示して良い。
理解されるべきことに、S230で、UEは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い、被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択する。リソースプールは、基地局による分割により得られて良く、又はD2Dユーザにより取得された所定システム帯域幅リソースであって良い。これは、本発明において限定されない。
したがって、本発明の本実施形態のメッセージ送信方法によると、被占有リソースは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択され、リソースは、異なるリソースパラメータに従い柔軟に選択され得る。したがって、リソース利用率が向上でき、リソースの浪費が回避でき、ユーザ経験が向上され得る。
S230で、被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択される。リソースプールは、2つの動的変化形式を有して良い。リソースプールの1つの変化形式は、図3に示される。基地局は、通信サービスの優先度に従い、スペクトルリソースを高優先度リソースプール及び低優先度リソースプールに分割して良い。高優先度UEは、被送信メッセージを送信するためにリソースパラメータ変化に従い、低優先度リソースプールを選択して良い。リソースプールの別の変化形式は、図4に示される。図3と異なり、共通リソースプールが追加される。共通リソースプールは、種々の優先度のサービスにより共有されるリソースプールを表す。高優先度サービス及び低優先度サービス及び種々のレベルのインデックスに対応する優先度のサービスは、共通リソースプールでメッセージを送信して良い。
以下は、被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードが、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択される方法を具体的に記載する。先ず、被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードが、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択される方法は、図3に示すリソースプール分割方法を前提として本発明の本実施形態において具体的に記載される。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、
被送信メッセージのサイズ及び/又は送信を実行するユーザ機器UEの数を含んで良く、
S230は、
被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、被送信メッセージのサイズが第1閾を超え、及び/又は送信を実行するUEの数が第2閾を超える場合、第2リソースプールを選択するステップを含んで良く、第2リソースプールは、第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高い。
本発明の本実施形態では、第1優先度は高優先度であって良く、第2優先度は低優先度であって良い。相応して、第1リソースプールは高優先度リソースプールであって良く、第2リソースプールは低優先度リソースプールであって良い。第1リソースパラメータは、被送信メッセージのサイズ及び/又は送信を実行するUEの数を含んで良い。被送信メッセージのサイズは、パケット分布率(Packet Discard Rate、略して「PDR」)値を用いて測定されて良い。代替で、データパケットのサイズは、別の方法で表されて良い。これは限定されない。
具体的に、被送信メッセージの優先度が第1優先度であり、例えば第1優先度が高優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、被送信メッセージのデータパケットが比較的大きい、例えば第1閾より大きいこと、及び送信を実行するUEの数が比較的大きい、例えば第2閾より大きいことを検出した、又は単に被送信メッセージのデータパケットが比較的大きいことを検出したために、高優先度リソースプールの中に十分な利用可能リソースが存在しない場合、低優先度リソースプールが選択される。例えば、低優先度リソースプールで被送信メッセージを送信するために、リソース先取り指示情報が、低優先度リソースプールへ送信されて良い。第1閾及び第2閾の両方はプリセットされて良い。
本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、送信を実行するUEの数及び/又は被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファ状態のパラメータを含み、
S230は、
被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファがビジー状態であり、及び/又は送信を実行するUEの数が第3閾を超える場合、第2リソースプールを選択するステップを含んで良く、第2リソースプールは、第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高い。
具体的に、被送信メッセージの優先度が第1優先度であり、第1優先度が高優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファが常にビジー状態であることを検出し、及び送信を実行するUEの数が特に大きいことを検出し、又は単に送信を実行するUEの数が比較的大きい、例えば該数が第3閾より大きいことを検出し、又は単に被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファが常にビジー状態であることを検出した場合、被送信メッセージを送信しようとするUEは、UEの高優先度メッセージを送信するために第2リソースプールを選択して良い。例えば、第2リソースプールは、低優先度リソースプールであって良い。第3閾はプリセット又は予め定められて良い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第1リソースプールの占有率、及び/又は第2リソースプールの占有率を含んで良く、第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高く、
S230は、
被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、第1リソースプールの占有率が第4閾を超え、及び/又は第2リソースプールの占有率が第5閾を超える場合、第2リソースプールを選択するステップを含んで良い。
具体的に、被送信メッセージの優先度が第1優先度であり、第1優先度が高優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、第1優先度のリソースプールの占有率が比較的高い、例えば第1優先度のリソースプールが高優先度リソースプールであり、高優先度リソースプールの占有率が特定閾を超える、例えば第4閾を超えることを検出した、又は単に第2優先度のリソースプールの占有率が比較的高い、例えば第2優先度のリソースプールが低優先度リソースプールであり、低優先度リソースプールの占有率が特定閾を超える、例えば第5閾を超えることを検出した場合、被送信メッセージを送信しようとするUEは、被送信メッセージを送信するために第2リソースプールを選択し、例えば被送信高優先度メッセージを送信するために低優先度リソースプールを選択して良い。第4閾及び第5閾はプリセットされて良い。
任意で、第2優先度のリソースプールが選択された後に、方法は、
第2リソースプールを用いて、リソース先取り指示情報及び被送信メッセージを送信するステップと、
第2リソースプールを用いて、及び第1所定送信電力を用いて、被送信メッセージを送信するステップであって、第1所定送信電力は第2リソースプールに対応する所定送信電力より高く、被送信メッセージは被送信メッセージのメッセージタイプを伝達する、ステップと、を更に含んで良い。
具体的に、被送信メッセージの優先度が第1優先度であり、被送信メッセージが高優先度メッセージであるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、1又は複数のリソースパラメータが特定閾を超える又は満たすことを検出すると、第2優先度のリソースプールを用いてリソース先取り指示情報が送信されて良い。例えば、第2優先度のリソースプールは低優先度リソースプールであり、リソース先取り指示情報は低優先度リソースプールを用いて送信され、リソース先取り指示情報はスケジューリング割り当て(Scheduling Assignment、略して「SA」)情報を用いて伝達されて良い。このように、被送信メッセージを送信しようとするUEは、低優先度リソースプールの中のリソースを先取りでき、リソース先取り指示情報が送信された後に、被送信メッセージ又は被送信サービスは、低優先度リソースプールを用いて送信されて良い。さらに、被送信メッセージを送信しようとするUEは、第1所定送信電力を用いて被送信メッセージを送信して良い。第1所定送信電力は第2リソースプールに対応する所定送信電力より高い。被送信メッセージは、被送信メッセージのメッセージタイプを伝達する。例えば、被送信メッセージを送信しようとするUEは、データを送信するために低優先度リソースプールの中のリソースを先取りするために、高送信電力を用いて、緊急識別子を伝達する被送信メッセージを送信する。ここで高送信電力は、低優先度リソースプールに対応する送信電力より高い。
本発明の本実施形態では、リソース先取り指示情報は、SA情報を用いて伝達されて良い。リソース先取り指示情報は、高優先度メッセージのために利用可能な十分なリソースが存在することを保証するために、低優先度UEが一時的に低優先度リソースプールでメッセージを送信しないように、又はメッセージの送信を遅らせるように、低優先度リソースプールを使用するUEに、被送信高優先度メッセージが低優先度リソースプールで送信されるべきであることを通知するために使用される。
本発明の本実施形態では、第2リソースプールに対応する送信電力は、通常状態における送信電力であって良い。第1所定送信電力は第2リソースプールに対応する送信電力より高くて良い。低優先度リソースプールを使用するUEが、高優先度メッセージがメッセージ送信のために低優先度リソースプールを占有することを知ることができるように、第1所定送信電力は、送信電力として使用される。さらに、被送信メッセージは、被送信メッセージのメッセージタイプを伝達して良い。例えば、高優先度メッセージのために利用可能な十分なリソースが存在することを保証するために、低優先度UEが高優先度メッセージを送信しようとするUEに譲ることができるように、被送信メッセージを送信しようとするUEは、被送信メッセージのタイプを緊急サービスとしてマークするために1ビットを使用して良い。
理解されるべきことに、本発明の本実施形態では、被送信メッセージが第2リソースプールを用いて送信される上述の2つの特定の方法のみが説明のための例として使用された。高優先度メッセージのために利用可能な十分なリソースが存在する限り、別の適正な方法が存在して良い。これは、本発明において限定されない。
更に理解されるべきことに、本発明の本実施形態では、リソース先取り指示情報はSA情報の中で示されて良く、又はリソース先取り指示情報は別の方法で伝達され又は示されて良い。これは、本発明において限定されない。
更に理解されるべきことに、本発明の本実施形態では、被送信メッセージのサイズは、PDR値を用いて測定されて良く、又はデータパケットのサイズは別の方法を用いて、例えば占有メモリのサイズ若しくは別の方法を用いて測定されて良い。これは、本発明において限定されない。
更に理解されるべきことに、本発明の本実施形態におけるリソースプールの占有率は、参照信号受信電力(Reference Signal Receiving Power、略して「RSRP」)値を用いて測定されて良く、又はリソースプールの占有率は別の方法で測定されて良い。これは、本発明において限定されない。
したがって、本発明の本実施形態のメッセージ送信方法によると、被占有リソースは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択され、リソースは、異なるリソースパラメータに従い柔軟に選択され得る。したがって、リソース利用率が向上でき、リソースの浪費が回避でき、さらに、高優先度メッセージを送信するために利用可能な十分なリソースが存在することが保証でき、それによりユーザ経験を向上する。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第2リソースが第1優先度のメッセージを送信するために先取り可能か否かを示すために使用されて良く、第2リソースは第2優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、第1優先度は第2優先度より高く、
S230は、
被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、リソースパラメータが、第2リソースが先取り可能であることを示す場合、被送信メッセージを送信するためのリソースとして第2リソースを選択するステップを含んで良い。
具体的に、被送信メッセージの優先度が高優先度であるとき、リソースパラメータが検出される。リソースパラメータは、第1優先度のメッセージを送信しようとするUEが本例では第2リソースを先取り可能であるか否かを示すために使用される。第2リソースは、低優先度UEにより選択され及び/又は占有された、又は低優先度メッセージを送信するための、リソースである。リソースパラメータが、第2リソースが先取りされて良いことを示すとき、第2リソースは占有される。このように、高優先度メッセージに影響することなく、小さなリソースを占有する何らかの低優先度メッセージを送信しようとするUEのために利用可能なリソースが存在することが更に保証される。例えば、高優先度メッセージを送信するためにリソースが先取りされる場合、全てのリソースではなく、幾らかのリソースだけしか占有される必要がなく、全ての低優先度UE又は低優先度メッセージがリソースプールの使用を停止する又はリソースの送信が遅延される場合、必然的にリソースの浪費が引き起こされる。過度に無制限の又は無原則なソリューションは、リソース節約の助けとならない。
任意で、本発明の本実施形態では、リソースパラメータは、第2優先度のメッセージを送信しようとするUEにより生成された第1値を含み、第1値がプリセット条件を満たすとき、リソースパラメータは、第2リソースが先取り可能であることを示す。
具体的に、低優先度UEは値を生成する。値が特定閾条件を満たすとき、被送信メッセージを送信しようとするUEは、低優先度UE及び/又は低優先度メッセージのためのリソースを先取りし、該リソースを被送信メッセージのリソースとして使用して良い。値は、低優先度リソースの占有状態を示すために使用される。例えば、低優先度UEは値nを生成する。nが特定閾より大きいとき、リソースパラメータは、被送信メッセージを送信しようとするUEが低優先度リソースを先取りして良いことを示すために使用される。nが特定閾より小さいとき、リソースパラメータは、被送信メッセージを送信しようとするUEが低優先度リソースを先取りしてはならないことを示すために使用される。これは、リソースの小さな部分が低優先度サービスのために利用可能であることを保証できる。閾選択は、システム内で柔軟に定められ又は構成されて良く、限定されない。
任意で、第2優先度のメッセージを送信しようとするUEは、第3リソースが先取り可能であることを決定し、第3リソースは第3優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、第3優先度は第2優先度より高くない。
任意で、リソースパラメータが、第2リソースが先取りされることを示す前に、第2優先度のUEは、第3リソースが先取り可能か否かを決定して良い。例えば、第2優先度は低優先度であり、第3優先度は低優先度より低い優先度である。第3リソースは、第3優先度に対応するリソースであって良い。ここで、優先度分割は、必ずしも高から低への順に優先度に従い実行されず、第1優先度、第2優先度、第3優先度、又はより多くの優先度が分割により得られて良い。本発明の本実施形態における方法は、種々の優先度のサービス又はメッセージのために使用可能であることが保証されるべきである。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは第1リソースプールの占有率を含んで良く、第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、
S230は、
被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、第1リソースプールの前記占有率が第6閾を超える場合、第2リソースプール及び送信モードを選択するステップを含んで良く、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高い。
具体的に、被送信メッセージの優先度が低優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、高優先度リソースプールの占有率が比較的高く第6閾を超えることを検出し、第6閾が特定閾である場合、被送信メッセージを送信しようとするUEは、第2リソースプールを選択する。例えば、低優先度UEは、被送信メッセージを送信するために低優先度リソースプールを選択し、送信モードは長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。長期間モードは、送信を実行するためにより長い期間が選択されることを意味し、インターバルモード又はスイッチモードは時間に従いプリセットされるモードである。これら3つの送信モードは、全て、高優先度メッセージに譲るために、及び高優先度メッセージのために利用可能な十分なリソースが存在することを保証するために、低優先度メッセージの送信を遅延するために使用される。本発明は3つの送信モードに限定されない。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第1優先度のメッセージが第2リソースプールを占有する場合があるか否かを示すために使用されて良く、第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高く、
S230は、
被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、第1優先度のメッセージが第2リソースプールを占有する場合がある場合、第2リソースプール及び送信モードを選択するステップを含んで良く、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
任意で、被送信メッセージの優先度が低優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、高優先度メッセージ又はサービスがローカル低優先度リソースプールを占有する場合があることを検出した場合、被送信メッセージを送信しようとするUEは、被送信メッセージを送信するために第2リソースプールを選択し、例えば被送信メッセージを送信するために低優先度リソースプールを選択する。送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。3つのモードの機能は、上述のものと同じであり、再び記載されない。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは送信を実行するUEの数及び/又は第2リソースプールの占有率を含み、第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、
S230は、
被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、送信を実行するUEの数が第7閾を超え、及び/又は第2リソースプールの占有率が第8閾を超える場合、第2リソースプール及び送信モードを選択するステップを含んで良く、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
具体的に、被送信メッセージの優先度が低優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、送信を実行するUEの数が比較的大きく、第7閾より大きいことを検出し、ここで第7閾は所定閾であって良く、又は低優先度リソースプールの占有率が比較的高く、第8閾より大きいことを検出し、ここで第8閾は所定閾であって良く、又は被送信メッセージを送信しようとするUEの数が比較的大きく、低優先度リソースプールの占有率が比較的高いことを検出した場合、被送信メッセージを送信しようとするUEは、被送信メッセージを送信するために第2リソースプールを選択し、例えば被送信メッセージを送信するために低優先度リソースプールを選択する。送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。3つのモードの機能は、上述のものと同じであり、再び記載されない。
本発明の本実施形態では、例えば、被送信メッセージを送信しようとするUEが低優先度UEであるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、1又は複数のパラメータが特定閾を超える又は満たすことを検出すると、被送信メッセージ又は被送信データは、高優先度メッセージのためにより多くのリソースを空けるために、より長い期間を選択することにより送信されて良く、又は時間期間の後に送信されて良い。代替で、被送信メッセージは、インターバルモード又はスイッチモードを用いて送信されて良い。これらの方法は、高優先度メッセージのデータ又はサービスが低優先度リソースプールで送信できるように、より多くのリソースを用意しておくために使用される。
理解されるべきことに、本発明では、インターバルモード又はスイッチモードは単に一例として使用され、別の適正なモードも使用されて良い。これは、本発明に限定を与えない。
したがって、本発明の本実施形態のメッセージ送信方法によると、被占有リソースは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択され、リソースは、異なるリソースパラメータに従い柔軟に選択され得る。したがって、リソース利用率が向上でき、リソースの浪費が回避でき、さらに、高優先度メッセージを送信するために利用可能な十分なリソースが存在することが保証でき、それによりユーザ経験を向上する。
本発明の本実施形態における、被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードが、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択される方法は、図4に示すリソースプール分割方法を参照して具体的に記載される。
S230で、被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードが、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択される第2の実装は、図4に示される。以下は、UEが、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い、被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択するこの実装を具体的に記載する。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、被送信メッセージのサイズ及び/又は送信を実行するユーザ機器UEの数を含み、
S230は、
被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、被送信メッセージのサイズが第9閾を超え、及び/又は送信を実行するユーザ機器UEの数が第10閾を超える場合、共通リソースプールを選択するステップを含んで良い。
具体的に、被送信メッセージの優先度が高優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、被送信メッセージのデータパケットが比較的大きく第9閾より大きいこと、及び送信を実行するUEの数が比較的大きく第10閾より大きいことを検出した、又は単に被送信メッセージのデータパケットが比較的大きいことを検出した、又は単に被送信メッセージのデータパケットが比較的大きいことを検出したために、高優先度リソースプールの中に十分な利用可能リソースが存在しない場合、共通リソースプールで被送信メッセージを送信するために、リソース先取り指示情報を送信するために共通リソースプールが選択されて良い。第9閾及び第10閾の両方はプリセットされて良い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファ状態のパラメータ、及び/又は第1リソースプールの占有率を含み、第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、
S230は、
被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファがビジー状態であり、及び/又は第1リソースプールの占有率が第11閾を超える場合、共通リソースプールを選択するステップを含んで良い。
具体的に、被送信メッセージの優先度が高優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファが常にビジー状態であることを検出し、及び高優先度リソースプールの占有率が比較的高いことを検出し、又は単に被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファが常にビジー状態であることを検出し、又は単に高優先度リソースプールの占有率が比較的高く特定閾より高いことを検出した場合、被送信メッセージを送信しようとするUEは、UEの高優先度メッセージを送信するために共通リソースプールを選択して良い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは共通リソースプールの占有率を含み、
S230は、
被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、共通リソースプールの占有率が第12閾を超える場合、共通リソースプールを選択するステップを含んで良い。
具体的に、被送信メッセージの優先度が高優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、高優先度リソースプールの占有率が比較的高く第12閾を超えることを検出した場合、ここで第12閾はプリセット特定閾であって良く、被送信メッセージを送信しようとするUEは、高優先度メッセージを送信するために、共通リソースプールを選択して良い。
任意で、共通リソースプールが選択された後に、方法は、
共通リソースプールを用いて、リソース先取り指示情報及び被送信メッセージを送信するステップ、又は、
共通リソースプールを用いて、及び第2所定送信電力を用いて、被送信メッセージを送信するステップであって、第1所定送信電力は共通リソースプールに対応する所定送信電力より高く、被送信メッセージは被送信メッセージのメッセージタイプを伝達する、ステップ、を更に含んで良い。
具体的に、被送信メッセージを送信しようとするUEが高優先度UEであるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、1又は複数のパラメータが特定閾を超える又は満たすことを検出すると、リソース先取り指示情報は、共通リソースプールを用いて送信されて良い。利用可能リソースが低優先度リソースプールの中で先取りされ、及び利用可能リソースが共通リソースプールの中で先取りされるように、リソース先取り指示情報はSA情報の中で伝達されて良い。リソース先取り指示情報が送信された後、被送信メッセージ又は被送信サービスは、共通リソースプールを用いて送信されて良い。代替で、緊急識別子を伝達する被送信メッセージは、共通リソースプールでデータを送信するために、より高い送信電力を用いて送信されて良い。ここで、より高い送信電力は、共通リソースプールに対応する所定送信電力より高い送信電力である。
したがって、本発明の本実施形態のメッセージ送信方法によると、被占有リソースは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択され、リソースは、異なるリソースパラメータに従い柔軟に選択され得る。したがって、リソース利用率が向上でき、リソースの浪費が回避でき、さらに、高優先度メッセージを送信するために利用可能な十分なリソースが存在することが保証でき、それによりユーザ経験を向上する。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは第1リソースプールの占有率を含んで良く、第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、
S230は、
被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、第1リソースプールの占有率が第13閾を超える場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するステップを含んで良く、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、第1優先度は第2優先度より高い。
具体的に、被送信メッセージの優先度が低優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、高優先度リソースプールの占有率が比較的高く特定閾を超える、例えば第13閾を超えることを検出した場合、被送信メッセージを送信しようとするUEは、被送信メッセージを送信するために共通リソースプール及び送信モードを選択し、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。第13閾はプリセットされて良い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは送信を実行するUEの数を含んで良く、
S230は、
被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、送信を実行するUEの数が第14閾を超える場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するステップを含んで良く、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
具体的に、被送信メッセージの優先度が低優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、送信を実行するUEの数が比較的大きく、該数が第14閾を超えることを検出した場合、ここで第14閾はプリセット閾であって良く、被送信メッセージを送信しようとするUEは、共通リソースプール及び送信モードを選択し、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは共通リソースプールの占有率、及び/又は第1優先度のメッセージが共通リソースプールを占有する場合があるか否かを含み、
S230は、
被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、共通リソースプールの占有率が第15閾を超え、及び/又は、第1優先度の前記メッセージが共通リソースプールを占有する場合がある場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するステップを含んで良く、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、第1優先度は第2優先度より高い。
具体的に、被送信メッセージの優先度が低優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、高優先度メッセージが共通リソースプールを占有する場合があり、共通リソースプールの占有率が比較的高く特定閾より大きく、例えば第13閾より大きいことを検出し、ここで第15閾はプリセットされて良く、又は単に共通リソースプールの中に高優先度メッセージがあることを検出し、又は単に共通リソースプールの占有率が比較的高いことを検出した場合、被送信メッセージを送信しようとするUEは、共通リソースプール及び送信モードを選択し、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
本発明の本実施形態では、被送信メッセージを送信しようとするUEが低優先度UEであるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEが、1又は複数のパラメータが特定閾を超える又は満たすことを検出すると、被送信メッセージ又は被送信データは、高優先度メッセージのためにより多くのリソースを空けるために、より長い期間を選択することにより送信されて良く、又は時間期間の後に送信されて良い。代替で、被送信メッセージは、インターバルモード又はスイッチモードを用いて送信されて良い。これらの方法は、高優先度メッセージのデータ又はサービスが共通リソースプールで送信できるように、より多くのリソースを用意しておくために使用される。
理解されるべきことに、本発明では、インターバルモード又はスイッチモードは単に一例として使用され、別の適正なモードも使用されて良い。例えば、高優先度メッセージを送信するUEのためにより多くのリソースを空けるために、低優先度メッセージのUEは共通リソースプールの使用を停止する。これは、本発明において限定されない。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第2リソースが第1優先度のメッセージを送信するために先取り可能であるか否かを示す第1パラメータ、及び第1優先度のメッセージを送信するためのリソース要件があるか否かを示す第2パラメータを含み、第2リソースは第2優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、第1優先度は第2優先度より高く、
S230は、
被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、第1パラメータが、第2リソースが先取り可能であることを示し、第2パラメータが、第1優先度のメッセージを送信するためのリソース要件があることを示す場合、被送信メッセージを送信するためのリソースとしての第2リソースの選択をスキップするステップを含んで良い。
具体的に、被送信メッセージが第2優先度のメッセージであり、第2優先度が低優先度であるとき、低優先度メッセージを送信しようとするUEは、リソースパラメータを取得する。リソースパラメータは、第1パラメータ及び第2パラメータを含んで良い。第1パラメータは、第2リソースが第1優先度のメッセージを送信するために先取り可能か否かを示すために使用されて良く、第2パラメータは、第1優先度のメッセージを送信するためのリソース要件が存在するか否かを示す。第1優先度は第2優先度より低くない。例えば、第1優先度は高優先度であり、第2優先度は低優先度であり、第2リソースは低優先度メッセージを送信するために選択されたリソースである。第1パラメータが、第2リソース、つまり低優先度メッセージを送信するために選択されたリソースが高優先度メッセージを送信するために先取り可能であることを示し、及び第2パラメータが、低優先度リソースを送信するためのリソース要件が存在することを示すとき、被送信メッセージを送信しようとするUEは、被送信メッセージを送信するためのリソースプールの中のリソースとして第2リソースを選択しない。
任意で、本発明の本実施形態では、第1パラメータは、第2優先度のメッセージを送信しようとするUEにより生成された第2値を含んで良く、第2値がプリセット条件を満たすとき、第1パラメータは、第2リソースが先取り可能であることを示す。
具体的に、例えば、第2優先度のメッセージを送信しようとするUEは、第2値mを生成する。値mが特定閾条件を満たす、例えばプリセット閾より大きいとき、リソースパラメータは、第2リソースが先取りされて良いことを示す。あるいは、値mがプリセット閾より小さいとき、リソースパラメータは、第2リソースが先取りできないことを示す。閾は、システム内で構成され又は予め定められて良い。
任意で、本発明の一実施形態では、第2優先度のメッセージを送信しようとするUEは、第3リソースが先取り可能であることを決定して良く、第3リソースは第3優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、第3優先度は第2優先度より高くない。
リソースパラメータが、第2リソースが先取りされることを示す前に、第2優先度のUEは、第3リソースが先取り可能か否かを決定する。第3リソースは、第3優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースである。第3優先度は第2優先度より高くない優先度である。ここで説明は、少なくとも1種類の低優先度メッセージをネットワーク内で送信しようとするUEが、該UEにより使用されるリソースが先取りできることを要求することを示すものである。
したがって、本発明の本実施形態のメッセージ送信方法によると、被占有リソースは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択され、リソースは、異なるリソースパラメータに従い柔軟に選択され得る。したがって、リソース利用率が向上でき、リソースの浪費が回避でき、さらに、高優先度メッセージを送信するために利用可能な十分なリソースが存在することが保証でき、それによりユーザ経験を向上する。
前述の処理のシーケンス番号は、本発明の種々の実施形態において実行順を意味しないことが理解されるべきである。処理の実行順は、機能及び処理の内部ロジックに従い決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装過程に対する制限として考えられるべきではない。
以上は、図1〜図4を参照して本発明の実施形態によるメッセージ送信方法を詳細に記載した。以下は、図5及び図6を参照して本発明の実施形態によるUEを記載する。
図5は本発明の一実施形態によるUE500の概略ブロック図である。図5に示すように、UE500は、
被送信メッセージの優先度を決定するよう構成される決定モジュール510と、
リソースパラメータを取得するよう構成される取得モジュール520であって、リソースパラメータは、リソースプール使用状態及び/又は被送信メッセージを送信するためのリソース要件を示すパラメータを含む、取得モジュール520と、
被送信メッセージの且つ決定モジュールにより決定された優先度及び取得モジュールにより取得されたリソースパラメータに従い、被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択するよう構成される選択モジュール530と、を含む。
したがって、本発明の本実施形態のUEによると、被占有リソースは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択され、リソースは、異なるリソースパラメータに従い柔軟に選択され得る。したがって、リソース利用率が向上でき、リソースの浪費が回避でき、ユーザ経験が向上され得る。
以下は、図3のリソースプール分割方法を参照して本発明の本実施形態のUEを詳細に記載する。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、
被送信メッセージのサイズ及び/又は送信を実行するUEの数を含んで良く、
選択モジュール530は、具体的に、
被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、被送信メッセージのサイズが第1閾を超え、及び/又は送信を実行するUEの数が第2閾を超える場合、第2リソースプールを選択するよう構成されて良く、第2リソースプールは、第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、送信を実行するUEの数及び/又は被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファ状態のパラメータを含んで良く、
選択モジュール530は、具体的に、
被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファがビジー状態であり、及び/又は送信を実行するUEの前記数が第3閾を超える場合、第2リソースプールを選択するよう構成されて良く、第2リソースプールは、第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第1リソースプールの占有率、及び/又は第2リソースプールの占有率を含んで良く、第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高く、
選択モジュール530は、具体的に、
被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、第1リソースプールの占有率が第4閾を超え、及び/又は第2リソースプールの占有率が第5閾を超える場合、第2リソースプールを選択するよう構成されて良い。
任意で、本発明の一実施形態では、UEは、第1送信モジュールを更に含んで良く、
第1送信モジュールは、第2リソースプールを使用することにより、リソース先取り指示情報及び被送信メッセージを送信するよう構成される、又は、
第1送信モジュールは、第2リソースプールを使用することにより、及び第1所定送信電力を使用することにより、被送信メッセージを送信するよう構成され、第1所定送信電力は第2リソースプールに対応する所定送信電力より高く、被送信メッセージは被送信メッセージのメッセージタイプを伝達する。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第2リソースが第1優先度のメッセージを送信するために先取り可能か否かを示すために使用されて良く、第2リソースは第2優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、第1優先度は第2優先度より高く、
選択モジュール530は、具体的に、
被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、リソースパラメータが、第2リソースが先取り可能であることを示す場合、被送信メッセージを送信するためのリソースとして第2リソースを選択するよう構成されて良い。
任意で、本発明の本実施形態では、リソースパラメータは、第2優先度のメッセージを送信しようとするUEにより生成された第1値を含んで良く、第1値がプリセット条件を満たすとき、リソースパラメータは、第2リソースが先取り可能であることを示す。
任意で、本発明の一実施形態では、第2優先度のメッセージを送信しようとするUEは、第3リソースが先取り可能であることを決定し、第3リソースは第3優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、第3優先度は第2優先度より高くない。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは第1リソースプールの占有率を含んで良く、第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、
選択モジュール530は、具体的に、
被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、第1リソースプールの占有率が第6閾を超える場合、第2リソースプール及び送信モードを選択するよう構成されて良く、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第1優先度のメッセージが第2リソースプールを占有する場合があるか否かを示すために使用されて良く、第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高く、
選択モジュール530は、具体的に、
被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、第1優先度のメッセージが第2リソースプールを占有する場合がある場合、第2リソースプール及び送信モードを選択するよう構成されて良く、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは送信を実行するUEの数及び/又は第2リソースプールの占有率を含んで良く、第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、
選択モジュール530は、具体的に、
被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、送信を実行するUEの数が第7閾を超え、及び/又は第2リソースプールの占有率が第8閾を超える場合、第2リソースプール及び送信モードを選択するよう構成されて良く、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
したがって、本発明の本実施形態のUEによると、被占有リソースは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択され、リソースは、異なるリソースパラメータに従い柔軟に選択され得る。したがって、リソース利用率が向上でき、リソースの浪費が回避でき、さらに、高優先度メッセージを送信するために利用可能な十分なリソースが存在することが保証でき、それによりユーザ経験を向上する。
以下は、図4のリソースプール分割方法を参照して本発明の本実施形態のUEを詳細に記載する。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、被送信メッセージのサイズ及び/又は送信を実行するユーザ機器UEの数を含み、
選択モジュール530は、具体的に、
被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、被送信メッセージのサイズが第9閾を超え、及び/又は送信を実行するユーザ機器UEの数が第10閾を超える場合、共通リソースプールを選択するよう構成されて良い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファ状態のパラメータ、及び/又は第1リソースプールの占有率を含んで良く、第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、
選択モジュール530は、具体的に、
被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファがビジー状態であり、及び/又は第1リソースプールの占有率が第11閾を超える場合、共通リソースプールを選択するよう構成されて良い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは共通リソースプールの占有率を含んで良く、
選択モジュール530は、具体的に、
被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、共通リソースプールの占有率が第12閾を超える場合、共通リソースプールを選択するよう構成されて良い。
任意で、本発明の一実施形態では、UEは、第2送信モジュールを更に含んで良く、
第2送信モジュールは、共通リソースプールを使用することにより、リソース先取り指示情報及び被送信メッセージを送信するよう構成される、又は、
第2送信モジュールは、共通リソースプールを使用することにより、及び第2所定送信電力を使用することにより、被送信メッセージを送信するよう構成され、第2所定送信電力は共通リソースプールに対応する所定送信電力より高く、被送信メッセージは被送信メッセージのメッセージタイプを伝達する。
したがって、本発明の本実施形態のUEによると、被占有リソースは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択され、リソースは、異なるリソースパラメータに従い柔軟に選択され得る。したがって、リソース利用率が向上でき、リソースの浪費が回避でき、さらに、高優先度メッセージを送信するために利用可能な十分なリソースが存在することが保証でき、それによりユーザ経験を向上する。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは第1リソースプールの占有率を含んで良く、第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、
選択モジュール530は、具体的に、
被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、第1リソースプールの占有率が第13閾を超える場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するよう構成されて良く、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、第1優先度は第2優先度より高い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは送信を実行するUEの数を含んで良く、
選択モジュール530は、具体的に、
被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、送信を実行するUEの数が第14閾を超える場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するよう構成されて良く、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは共通リソースプールの占有率、及び/又は第1優先度のメッセージが共通リソースプールを占有する場合があるか否かを含み、
選択モジュール530は、具体的に、
被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、共通リソースプールの占有率が第15閾を超え、及び/又は、第1優先度のメッセージが共通リソースプールを占有する場合がある場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するよう構成されて良く、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、第1優先度は第2優先度より高い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第2リソースが第1優先度のメッセージを送信するために先取り可能であるか否かを示す第1パラメータ、及び第1優先度のメッセージを送信するためのリソース要件があるか否かを示す第2パラメータを含み、第2リソースは第2優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、第1優先度は第2優先度より高く、
選択モジュール530は、具体的に、
被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、第1パラメータが、第2リソースが先取り可能であることを示し、第2パラメータが、第1優先度のメッセージを送信するためのリソース要件があることを示す場合、被送信メッセージを送信するためのリソースとしての第2リソースの選択をスキップするよう構成されて良い。
任意で、本発明の一実施形態では、第1パラメータは、第2優先度のメッセージを送信しようとするUEにより生成された第2値を含んで良く、第2値がプリセット条件を満たすとき、第1パラメータは、第2リソースが先取り可能であることを示す。
任意で、本発明の一実施形態では、第2優先度のメッセージを送信しようとするUEは、第3リソースが先取り可能であることを決定し、第3リソースは第3優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、第3優先度は第2優先度より高くない。
したがって、本発明の本実施形態のUEによると、被占有リソースは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択され、リソースは、異なるリソースパラメータに従い柔軟に選択され得る。したがって、リソース利用率が向上でき、リソースの浪費が回避でき、さらに、高優先度メッセージを送信するために利用可能な十分なリソースが存在することが保証でき、それによりユーザ経験を向上する。
本発明の本実施形態によるUE500は、本発明の本実施形態による方法200の実行主体に対応して良く、前述の及び他の動作及び/又はUE500内のモジュールの機能は、それぞれ、前述の方法の対応する手順を実施するために使用される。簡潔さのために、詳細事項はここで記載されない。
図6は、本発明の別の実施形態によるユーザ機器の構造を示す。ユーザ機器は、少なくとも1つのプロセッサ702(例えば、CPU)、少なくとも1つのネットワークインタフェース705若しくは別の通信インタフェース、メモリ706、及びこれらの機器間の接続及び通信を実施するよう構成される少なくとも1つの通信バス703を含む。プロセッサ702は、メモリ706に格納された、コンピュータプログラムのような実行可能モジュールを実行するよう構成される。メモリ706は、高速ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)を含んで良く、少なくとも1つの磁気ディスクメモリのような不揮発性メモリ(non−volatile memory)を更に含んで良い。メモリ706と少なくとも1つの他のネットワーク要素との間の通信接続は、(有線又は無線であって良い)少なくとも1つのネットワークインタフェース705を用いて実施される。
幾つかの実装では、メモリ706はプログラム7061を格納し、プログラム7061はプロセッサ702により実行されて良い。プログラムは、
被送信メッセージの優先度を決定するステップと、
リソースパラメータを取得するステップであって、リソースパラメータは、リソースプール使用状態及び/又は被送信メッセージを送信するためのリソース要件を示すパラメータを含む、ステップと、
被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い、被送信メッセージを送信するためのリソースプール及び/又は送信モードを選択するステップと、を実行するために使用される。
したがって、本発明の本実施形態のユーザ機器によると、被占有リソースは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択され、リソースは、異なるリソースパラメータに従い柔軟に選択され得る。したがって、リソース利用率が向上でき、リソースの浪費が回避でき、ユーザ経験が向上され得る。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、被送信メッセージのサイズ及び/又は送信を実行するユーザ機器UEの数を含む。プロセッサ702は、具体的に、被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、被送信メッセージのサイズが第1閾を超え、及び/又は送信を実行するUEの数が第2閾を超える場合、第2リソースプールを選択するよう構成され、第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは送信を実行するUEの数、及び/又は被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファ状態のパラメータを含む。プロセッサ702は、具体的に、被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファがビジー状態であり、及び/又は送信を実行するUEの数が第3閾を超える場合、第2リソースプールを選択するよう構成され、第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第1リソースプールの占有率及び/又は第2リソースプールの占有率を含み、第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールであり、第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高い。プロセッサ702は、具体的に、被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、第1リソースプールの占有率が第4閾を超え、及び/又は第2リソースプールの占有率が第5閾を超える場合、第2リソースプールを選択するよう構成される。
任意で、プロセッサ702は、具体的に、第2リソースプールを使用することにより、リソース先取り指示情報及び被送信メッセージを送信する、又は、第2リソースプールを使用することにより、及び第1所定送信電力を使用することにより、被送信メッセージを送信するよう更に構成され、第1所定送信電力は第2リソースプールに対応する所定送信電力より高く、被送信メッセージは被送信メッセージのメッセージタイプを伝達する。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第2リソースが第1優先度のメッセージを送信するために先取り可能か否かを示すために使用され、第2リソースは、第2優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、第1優先度は第2優先度より高い。プロセッサ702は、具体的に、被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、リソースパラメータが、第2リソースが先取り可能であることを示す場合、被送信メッセージを送信するためのリソースとして第2リソースを選択するよう構成される。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第2優先度のメッセージを送信しようとするUEにより生成された第1値を含み、第1値がプリセット条件を満たすとき、リソースパラメータは、第2リソースが先取り可能であることを示す。
任意で、本発明の一実施形態では、第2優先度のメッセージを送信しようとするUEは、第3リソースが先取り可能であることを決定し、第3リソースは第3優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、第3優先度は第2優先度より高くない。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第1リソースプールの占有率を含み、第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールである。プロセッサ702は、具体的に、被送信メッセージの前記優先度が第2優先度であるとき、第1リソースプールの占有率が第6閾を超える場合、第2リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は前記第2優先度より高い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第1優先度のメッセージが第2リソースプールを占有する場合があるか否かを示すために使用され、第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールであり、第1優先度は第2優先度より高い。プロセッサ702は、具体的に、被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、第1優先度のメッセージが第2リソースプールを占有する場合がある場合、第2リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、送信を実行するUEの数、及び/又は第2リソースプールの占有率を含み、第2リソースプールは第2優先度に対応するリソースプールである。プロセッサ702は、具体的に、被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、送信を実行するUEの数が第7閾を超え、及び/又は第2リソースプールの占有率が第8閾を超える場合、第2リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、被送信メッセージのサイズ及び/又は送信を実行するUEの数を含む。プロセッサ702は、具体的に、被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、被送信メッセージのサイズが第9閾を超え、及び/又は送信を実行するUEの数が第10閾を超える場合、共通リソースプールを選択するよう構成される。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファ状態のパラメータ、及び/又は第1リソースプールの占有率を含み、第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールである。プロセッサ702は、具体的に、被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、被送信メッセージを送信しようとするUEのバッファがビジー状態であり、及び/又は第1リソースプールの占有率が第11閾を超える場合、共通リソースプールを選択するよう構成される。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは共通リソースプールの占有率を含む。プロセッサ702は、具体的に、被送信メッセージの優先度が第1優先度であるとき、共通リソースプールの占有率が第12閾を超える場合、共通リソースプールを選択するよう構成される。
任意で、本発明の一実施形態では、プロセッサ702は、共通リソースプールを使用することにより、リソース先取り指示情報及び被送信メッセージを送信する、又は、共通リソースプールを使用することにより、及び第2所定送信電力を使用することにより、被送信メッセージを送信し、ここで第2所定送信電力は共通リソースプールに対応する所定送信電力より高く、被送信メッセージは被送信メッセージのメッセージタイプを伝達する、よう構成される。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第1リソースプールの占有率を含み、第1リソースプールは第1優先度に対応するリソースプールである。プロセッサ702は、具体的に、被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、第1リソースプールの占有率が第13閾を超える場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、第1優先度は前記第2優先度より高い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは送信を実行するUEの数を含む。プロセッサ702は、具体的に、被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、送信を実行するUEの数が第14閾を超える場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードである。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、共通リソースプールの占有率、及び/又は第1優先度のメッセージが共通リソースプールを占有する場合があるか否かを含む。プロセッサ702は、具体的に、被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、共通リソースプールの占有率が第15閾を超え、第1優先度のメッセージが共通リソースプールを占有する場合がある場合、共通リソースプール及び送信モードを選択するよう構成され、送信モードは、長期間モード、インターバルモード、又はスイッチモードであり、第1優先度は前記第2優先度より高い。
任意で、本発明の一実施形態では、リソースパラメータは、第2リソースが第1優先度のメッセージを送信するために先取り可能か否かを示す第1パラメータ、及び第1優先度のメッセージを送信するためのリソース要件があるか否かを示す第2パラメータを含み、第2リソースは第2優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、第1優先度は第2優先度より高い。プロセッサ702は、具体的に、被送信メッセージの優先度が第2優先度であるとき、第1パラメータが、第2リソースが先取り可能であることを示し、第2パラメータが、第1優先度のメッセージを送信するためのリソース要件があることを示す場合、被送信メッセージを送信するためのリソースとしての第2リソースの選択をスキップするよう構成される。
任意で、本発明の一実施形態では、第1パラメータは、第2優先度のメッセージを送信しようとするUEにより生成された第2値を含み、第2値がプリセット条件を満たすとき、第1パラメータは、第2リソースが先取り可能であることを示す。
任意で、本発明の一実施形態では、第2優先度のメッセージを送信しようとするUEは、第3リソースが先取り可能であることを決定し、第3リソースは第3優先度のメッセージを送信するために選択されたリソースであり、第3優先度は第2優先度より高くない。
本発明の本実施形態で提供される前述の技術的ソリューションから、本発明の本実施形態では、被占有リソースは、被送信メッセージの優先度及びリソースパラメータに従い選択され、リソースは、異なるリソースパラメータに従い柔軟に選択され得ることが分かる。したがって、リソース利用率が向上でき、リソースの浪費が回避でき、ユーザ経験が向上され得る。
理解されるべきことに、本発明の実施形態における数値「第1」、「第2」、...は、単に異なるオブジェクトを区別するため、例えば異なる閾又はリソースパラメータを区別するために使用され、本発明の実施形態の範囲を限定することを意図せず、本発明はこれらに点綴されない。
本願明細書において用語「及び/又は」は、関連するオブジェクトを説明するための関連付け関係を記載するだけであり、3つの関係が存在し得ることを表すことが更に理解されるべきである。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合を表すことがある。Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、並びに、Bのみが存在する。さらに、本願明細書中の記号「/」は、概して、関連するオブジェクト間の「又は」の関係を示す。
前述の処理のシーケンス番号は、本発明の種々の実施形態において実行順を意味しないことが理解されるべきである。処理の実行順は、機能及び処理の内部ロジックに従い決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装過程に対する制限として考えられるべきではない。
当業者は、本願明細書に開示の実施形態で記載された例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせにより実施され得ることを認識できる。機能がハードウェア又はソフトウェアにより実行されるかは、技術的ソリューションの特定の適用及び設計制約条件に依存する。当業者は、各々の特定の適用について記載の機能を実施するために異なる方法を使用できるが、実装が本発明の範囲を超えることは考慮されるべきではない。
便宜上及び簡潔な説明のために、前述のシステム、装置、及びユニットの詳細な動作処理については、前述の方法における対応する処理を参照し、詳細事項はここで再び記載されないことが、当業者により明らかに理解され得る。
本願により提供される幾つかの実施形態では、開示のシステム、機器、及び方法は他の方法で実装されて良いことが理解されるべきである。例えば、記載した装置の実施形態は単なる一例である。例えば、ユニットの分割は、単なる論理的機能の区分であり、実際の実装では他の区分であって良い。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、別のシステムに結合又は統合されて良い。或いは、幾つかの機能は無視されるか又は実行されなくて良い。さらに、表示した又は議論した相互結合又は直接結合又は通信接続は、幾つかのインタフェースを使用することにより実装されて良い。装置又はユニット間の間接結合又は通信接続は、電子的、機械的又は他の形式で実装されて良い。
別個の部分として記載されたユニットは、物理的に別個であって良く又はそうでなくて良い。また、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであって良く又はそうでなくて良く、1カ所に置かれて良く或いは複数のネットワークユニットに分散されて良い。一部又は全部のユニットは、実施形態のソリューションの目的を達成するために実際の要件に応じて選択されて良い。
さらに、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されて良く、或いは各ユニットが物理的に単独で存在して良く、或いは2以上のユニットが1つのユニットに統合されて良い。
機能がソフトウェア機能ユニットの形式で実装され、独立した製品として販売され又は使用されるとき、機能は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されて良い。このような理解に基づき、本発明の基本的技術的ソリューション、又は従来技術に貢献する部分、又は一部の技術的ソリューションは、ソフトウェア製品の形式で実施されて良い。ソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、コンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置であって良い)に、本発明の実施形態で記載された方法のステップの全部又は一部を実行するよう指示する複数の命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュディスク、取り外し可能ハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクのような、プログラムコードを格納可能な任意の媒体を有する。
上述の説明は、本発明の単なる特定の実装であり、本発明の保護範囲を制限するものではない。本発明で開示された技術範囲内にある、当業者により直ちに考案される変形又は置換は、本発明の保護範囲に包含される。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲に従う。