JP2022116746A - 第1のユーザ機器、第2のユーザ機器及び基地局 - Google Patents

第1のユーザ機器、第2のユーザ機器及び基地局 Download PDF

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Abstract

【課題】サイドリンク送信におけるリソース衝突を減らすことを可能にする。【解決手段】本開示の一態様に係る第1のユーザ機器は、サイドリンク用のリソースプールに含まれる複数のサブリソースプールのうちの1つ以上のサブリソースプールであって、上記第1のユーザ機器に関連付けられる1つ以上のユーザ機器によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を取得する情報取得部と、1つ以上の他のユーザ機器が関連付けられる第2のユーザ機器へ、又は、当該1つ以上の他のユーザ機器のうちの1つへ、上記サブリソースプール情報を送信する通信処理部と、を備える。【選択図】図11

Description

本開示は、第1のユーザ機器、第2のユーザ機器及び基地局に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)において移動体通信技術が提案され、技術仕様(Technical Specification:TS)として標準化されている。とりわけ現在では、5G(5th Generation)の技術が提案され、標準化されている。
例えば、非特許文献1によれば、3GPP Release 17では、ユーザ機器(user equipment:UE)間のサイドリンクの強化として、例えば、UE間コーディネーション(Inter-UE coordination)が検討されている。当該UE間コーディネーションでは、例えば、コーディネーティング(coordinating)UEが、推薦リソースを示すコーディネーティング情報を送信UEへ送信し、当該送信UEは、当該推薦リソースを考慮して、サイドリンク送信のためのリソースを決定する。
例えば、特許文献1には、端末グループ内で端末がグループ通信を行うことが記載されている。特許文献1によれば、リソースプールごとにサブリソースプールが用意され、グループのためのサブリソースプールを示す情報が基地局から当該グループ内の端末へ送信される。また、特許文献1によれば、端末は、新たなグループのためのリソースプールを選択し得る。
特表2020-506630号公報
3GPP TSG RAN WG1 Meeting #102-e, E-meeting, August 17-28, 2020, R1-2005255, Huawei, HiSilicon, Inter-UE coordination in sidelink resource allocation
発明者は、非特許文献1に開示されている技術によれば、コーディネーティングUEからコーディネーティング情報を受信するUEのグループ内では、リソース衝突は回避されるが、2つのグループ間でのリソース衝突が発生し得る、という課題を見出した。さらに、発明者は、特許文献1に開示されている技術によれば、基地局なしではグループ間でリソースを確実に分けることは難しく、その結果、グループ間でのリソース衝突が発生し得る、という課題を見出した。
本開示の目的は、サイドリンク送信におけるリソース衝突を減らすことを可能にする第1のユーザ機器、第2のユーザ機器及び基地局を提供することにある。
本開示の一態様に係る第1のユーザ機器は、サイドリンク用のリソースプールに含まれる複数のサブリソースプールのうちの1つ以上のサブリソースプールであって、上記第1のユーザ機器に関連付けられる1つ以上のユーザ機器によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を取得する情報取得部と、1つ以上の他のユーザ機器が関連付けられる第2のユーザ機器へ、又は、当該1つ以上の他のユーザ機器のうちの1つへ、上記サブリソースプール情報を送信する通信処理部と、を備える。
本開示の一態様に係る第2のユーザ機器は、サイドリンク用のリソースプールに含まれる複数のサブリソースプールのうちの1つ以上のサブリソースプールであって、第1のユーザ機器に関連付けられる1つ以上のユーザ機器によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を受信する通信処理部と、上記サブリソースプール情報を取得する情報取得部と、を備える。
本開示の一態様に係る基地局は、サイドリンク用のリソースプールに含まれる複数のサブリソースプールの構成情報を取得する情報取得部と、上記構成情報を送信する通信処理部と、を備える。上記複数のサブリソースプールは、第1のユーザ機器に関連付けられる1つ以上のユーザ機器によるサイドリンク送信に使用される1つ以上のリソースプールを含み、上記第1のユーザ機器は、上記1つ以上のリソースプールに関するサブリソースプール情報を、1つ以上の他のユーザ機器が関連付けられる第2のユーザ機器へ、又は当該1つ以上の他のユーザ機器のうちの1つへ送信するユーザ機器である。
本開示によれば、サイドリンク送信におけるリソース衝突を減らすことが可能になる。なお、本開示により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
本開示の実施形態に係るシステムの概略的な構成の一例を示す図である。 本開示の実施形態に係る第1のユーザ機器の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る第1のユーザ機器の概略的なハードウェア構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る第2のユーザ機器の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る第2のユーザ機器の概略的なハードウェア構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る基地局の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る基地局の概略的なハードウェア構成の例を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係るリソースプールに含まれるサブリソースプールの例を示す図である。 本開示の実施形態に係る第1のユーザ機器によるリソースの選択の例を示す図である。 本開示の実施形態に係る第2のユーザ機器によるリソースの選択の例を示す図である。 本開示の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのシーケンス図である。
以下、添付の図面を参照して本開示の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.システムの構成
2.第1のユーザ機器の構成
3.第2のユーザ機器の構成
4.基地局の構成
5.動作例
6.変形例
<1.システムの構成>
図1を参照して、本開示の実施形態に係るシステム1の構成の例を説明する。図1を参照すると、システム1は、UE100、UE11、UE13、UE200、UE21、UE23及び基地局300を含む。ここでは、UE100及びUE200は、それぞれ、第1のユーザ機器及び第2のユーザ機器と呼ばれてもよい。
例えば、システム1は、3GPPのTSに準拠したシステムである。より具体的には、例えば、システム1は、5G又はNR(New Radio)のTSに準拠したシステムである。当然ながら、システム1は、この例に限定されない。
(1)基地局300
基地局300は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)のノードであり、基地局300のカバレッジエリア内に位置するUE(例えば、UE100、UE11、UE13、UE200、UE21又はUE23)と通信する。
例えば、基地局300は、RANのプロトコルスタックを使用してUE(例えば、UE100、UE11、UE13、UE200、UE21又はUE23)と通信する。例えば、当該プロトコルスタックは、RRC(Radio Resource Control)レイヤ、SDAP(Service Data Adaptation Protocol)レイヤ、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤ、RLC(Radio Link Control)レイヤ、MAC(Medium Access Control)レイヤ及び物理(Physical:PHY)レイヤを含む。あるいは、上記プロトコルスタックは、これらのレイヤの全てを含まず、これらのレイヤの一部を含んでもよい。
例えば、基地局300は、gNBである。gNBは、UEに対するNRユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端(NR user plane and control plane protocol terminations towards the UE)を提供し、NGインターフェースを介して5GC(5G Core Network)に接続されるノードである。あるいは、基地局300は、en-gNBであってもよい。en-gNBは、UEに対するNRユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端を提供し、EN-DC(E-UTRA-NR Dual Connectivity)においてセカンダリノードとして動作するノードである。
基地局300は、複数のノードを含んでもよい。当該複数のノードは、上記プロトコルスタックに含まれる上位レイヤ(higher layer)をホストする第1のノードと、当該プロトコルスタックに含まれる下位レイヤ(lower layer)をホストする第2のノードとを含んでもよい。上記上位レイヤは、RRCレイヤ、SDAPレイヤ及びPDCPレイヤを含んでもよく、上記下位レイヤは、RLCレイヤ、MACレイヤ及びPHYレイヤを含んでもよい。上記第1のノードは、CU(central unit)であってもよく、上記第2のノードは、DU(Distributed Unit)であってもよい。なお、上記複数のノードは、PHYレイヤの下位の処理を行う第3のノードを含んでもよく、上記第2のノードは、PHYレイヤの上位の処理を行ってもよい。当該第3のノードは、RU(Radio Unit)であってもよい。
あるいは、基地局300は、上記複数のノードのうちの1つであってもよく、上記複数のノードのうちの他のユニットと接続されていてもよい。
基地局300は、IAB(Integrated Access and Backhaul)ドナー又はIABノードであってもよい。
(2)UE
-ダウンリンク/アップリンク
UE100、UE11、UE13、UE200、UE21及びUE23の各々は、基地局300のカバレッジエリア内に位置する場合に、基地局300と通信する。UE100、UE11、UE13、UE200、UE21及びUE23の各々は、ダウンリンクで基地局300から信号を受信し、アップリンクで基地局300へ信号を送信する。換言すると、UE100、UE11、UE13、UE200、UE21及びUE23の各々は、Uuインターフェースを介して基地局300と通信する。ダウンリンク及びアップリンクのセットは、アクセスリンクと呼ばれてもよい。
例えば、UE100、UE11、UE13、UE200、UE21及びUE23の各々は、上記プロトコルスタックを使用して基地局300と通信する。
-サイドリンク
UE100、UE11、UE13、UE200、UE21及びUE23の各々は、サイドリンクで他のUEと通信する。換言すると、UE100、UE11、UE13、UE200、UE21及びUE23の各々は、PC5インターフェースを介して他のUEと通信する。
例えば、UE100、UE11、UE13、UE200、UE21及びUE23の各々は、上記プロトコルスタックを使用して他のUEと通信する。
--サイドリンクリソースアロケーションモード
例えば、UE100、UE11、UE13、UE200、UE21及びUE23の各々は、サイドリンクリソースアロケーションモード2で動作する。即ち、UE100、UE11、UE13、UE200、UE21及びUE23の各々は、サイドリンク用のリソースプール内のリソースを選択し、選択した当該リソースを使用して、サイドリンクで信号を送信する。
--UE間コーディネーション
とりわけ、UE100及びUE200の各々は、UE間コーディネーションを行う。例えば、UE間コーディネーションのために、1つ以上のUE(例えば、UE11及びUE13)がUE100に関連付けられる。例えば、UE間コーディネーションのために、他の1つ以上のUE(例えば、UE21及びUE23)がUE200に関連付けられる。
例えば、UE100は、1つ以上のUE(例えば、UE11及びUE13)のためにサイドリンク送信のUE機器間コーディネーションを行う。より具体的には、例えば、UE100は、サイドリンク用のリソースプールに含まれるリソースを、UE11のためのリソースとして選択し、当該リソースをUE11に通知する。UE11は、当該リソースを考慮して、サイドリンク送信を行う。また、UE100は、サイドリンク用のリソースプールに含まれる他のリソースを、UE13のためのリソースとして選択し、当該他のリソースをUE13に通知する。UE13は、当該他のリソースを考慮して、サイドリンク送信を行う。これにより、例えば、UE100がUE間コーディネーションを行うグループ内でのリソース衝突が減少し得る。
例えば、UE200は、1つ以上の他のUE(例えば、UE21及びUE23)のためにサイドリンク送信のUE間コーディネーションを行う。より具体的には、例えば、UE200は、サイドリンク用のリソースプールに含まれるリソースを、UE21のためのリソースとして選択し、当該リソースをUE21に通知する。UE21は、当該リソースを考慮して、サイドリンク送信を行う。また、UE200は、サイドリンク用のリソースプールに含まれる他のリソースを、UE23のためのリソースとして選択し、当該他のリソースをUE23に通知する。UE23は、当該他のリソースを考慮して、サイドリンク送信を行う。これにより、例えば、UE200がUE間コーディネーションを行うグループ内でのリソース衝突が減少し得る。
UE100及びUE200の各々は、UE間コーディネーションを行うので、コーディネーティングUEと呼ばれ得る。一方、UE11、UE13、UE21及びUE23の各々は、コーディネーテッド(coordinated)UEと呼ばれ得る。
<2.第1のユーザ機器の構成>
図2及び図3を参照して、本開示の実施形態に係るUE100の構成の例を説明する。
(1)機能構成
まず、図2を参照して、本開示の実施形態に係るUE100の機能構成の例を説明する。図2を参照すると、UE100は、無線通信部110、記憶部120及び処理部130を備える。
無線通信部110は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部110は、基地局からの信号を受信し、基地局への信号を送信する。例えば、無線通信部110は、他のUEからの信号を受信し、他のUEへの信号を送信する。
記憶部120は、様々な情報を記憶する。
処理部130は、UE100の様々な機能を提供する。処理部130は、情報取得部131、制御部133及び通信処理部135を含む。なお、処理部130は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部130は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。情報取得部131、制御部133及び通信処理部135の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部130(通信処理部135)は、無線通信部110を介して基地局(例えば、基地局300)又は他のUEと通信する。
(2)ハードウェア構成
次に、図3を参照して、本開示の実施形態に係るUE100のハードウェア構成の例を説明する。図3を参照すると、UE100は、アンテナ181、RF(radio frequency)回路183、プロセッサ185、メモリ187及びストレージ189を備える。
アンテナ181は、信号を電波に変換し、当該電波を空間に放射する。また、アンテナ181は、空間における電波を受信し、当該電波を信号に変換する。アンテナ181は、送信アンテナ及び受信アンテナを含んでもよく、又は、送受信用の単一のアンテナであってもよい。アンテナ181は、指向性アンテナであってもよく、複数のアンテナ素子を含んでもよい。
RF回路183は、アンテナ181を介して送受信される信号のアナログ処理を行う。RF回路183は、高周波フィルタ、増幅器、変調器及びローパスフィルタ等を含んでもよい。
プロセッサ185は、アンテナ181及びRF回路183を介して送受信される信号のデジタル処理を行う。当該デジタル処理は、RANのプロトコルスタックの処理を含む。プロセッサ185は、複数のプロセッサを含んでもよく、又は、単一のプロセッサであってもよい。当該複数のプロセッサは、上記デジタル処理を行うベースバンドプロセッサと、他の処理を行う1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。
メモリ187は、プロセッサ185により実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、当該プログラムに関するデータを記憶する。メモリ187は、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでもよい。メモリ187の全部又は一部は、プロセッサ185内に含まれていてもよい。
ストレージ189は、様々な情報を記憶する。ストレージ189は、SSD(Solid State Drive)及びHDD(Hard Disc Drive)の少なくとも1つを含んでもよい。
無線通信部110は、アンテナ181及びRF回路183により実装されてもよい。記憶部120は、ストレージ189により実装されてもよい。処理部130は、プロセッサ185及びメモリ187により実装されてもよい。
処理部130は、プロセッサ185及びメモリ187を含むSoC(System on Chip)により実装されてもよい。当該SoCは、RF回路183を含んでもよく、無線通信部110も、当該SoCにより実装されてもよい。
以上のハードウェア構成を考慮すると、UE100は、プログラムを記憶するメモリ(即ち、メモリ187)と、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサ(即ち、プロセッサ185)とを備えてもよく、当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部130の動作を行ってもよい。上記プログラムは、処理部130の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<3.第2のユーザ機器の構成>
図4及び図5を参照して、本開示の実施形態に係るUE200の構成の例を説明する。
(1)機能構成
まず、図4を参照して、本開示の実施形態に係るUE200の機能構成の例を説明する。図4を参照すると、UE200は、無線通信部210、記憶部220及び処理部230を備える。
無線通信部210は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部210は、基地局からの信号を受信し、基地局への信号を送信する。例えば、無線通信部210は、他のUEからの信号を受信し、他のUEへの信号を送信する。
記憶部220は、様々な情報を記憶する。
処理部230は、UE200の様々な機能を提供する。処理部230は、情報取得部231、制御部233及び通信処理部235を含む。なお、処理部230は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部230は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。情報取得部231、制御部233及び通信処理部235の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部230(通信処理部235)は、無線通信部210を介して基地局(例えば、基地局300)又は他のUEと通信する。
(2)ハードウェア構成
次に、図5を参照して、本開示の実施形態に係るUE200のハードウェア構成の例を説明する。図5を参照すると、UE200は、アンテナ281、RF回路283、プロセッサ285、メモリ287及びストレージ289を備える。
アンテナ281は、信号を電波に変換し、当該電波を空間に放射する。また、アンテナ281は、空間における電波を受信し、当該電波を信号に変換する。アンテナ281は、送信アンテナ及び受信アンテナを含んでもよく、又は、送受信用の単一のアンテナであってもよい。アンテナ281は、指向性アンテナであってもよく、複数のアンテナ素子を含んでもよい。
RF回路283は、アンテナ281を介して送受信される信号のアナログ処理を行う。RF回路283は、高周波フィルタ、増幅器、変調器及びローパスフィルタ等を含んでもよい。
プロセッサ285は、アンテナ281及びRF回路283を介して送受信される信号のデジタル処理を行う。当該デジタル処理は、RANのプロトコルスタックの処理を含む。プロセッサ285は、複数のプロセッサを含んでもよく、又は、単一のプロセッサであってもよい。当該複数のプロセッサは、上記デジタル処理を行うベースバンドプロセッサと、他の処理を行う1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。
メモリ287は、プロセッサ285により実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、当該プログラムに関するデータを記憶する。メモリ287は、ROM、EPROM、EEPROM、RAM及びフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでもよい。メモリ287の全部又は一部は、プロセッサ285内に含まれていてもよい。
ストレージ289は、様々な情報を記憶する。ストレージ289は、SSD及びHDDの少なくとも1つを含んでもよい。
無線通信部210は、アンテナ281及びRF回路283により実装されてもよい。記憶部220は、ストレージ289により実装されてもよい。処理部230は、プロセッサ285及びメモリ287により実装されてもよい。
処理部230は、プロセッサ285及びメモリ287を含むSoCにより実装されてもよい。当該SoCは、RF回路283を含んでもよく、無線通信部210も、当該SoCにより実装されてもよい。
以上のハードウェア構成を考慮すると、UE200は、プログラムを記憶するメモリ(即ち、メモリ287)と、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサ(即ち、プロセッサ285)とを備えてもよく、当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部230の動作を行ってもよい。上記プログラムは、処理部230の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<4.基地局の構成>
図6及び図7を参照して、本開示の実施形態に係る基地局300の構成の例を説明する。
(1)機能構成
まず、図6を参照して、本開示の実施形態に係る基地局300の機能構成の例を説明する。図6を参照すると、基地局300は、無線通信部310、ネットワーク通信部320、記憶部330及び処理部340を備える。
無線通信部310は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部310は、UEからの信号を受信し、UEへの信号を送信する。
ネットワーク通信部320は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。
記憶部330は、様々な情報を記憶する。
処理部340は、基地局300の様々な機能を提供する。処理部340は、情報取得部341及び通信処理部343を含む。なお、処理部340は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部340は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。情報取得部341及び通信処理部343の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部340(通信処理部343)は、無線通信部310を介してUEと通信する。例えば、処理部340は、ネットワーク通信部320を介して他のノード(例えば、コアネットワーク内のネットワークノード又は他の基地局)と通信する。
(2)ハードウェア構成
次に、図7を参照して、本開示の実施形態に係る基地局300のハードウェア構成の例を説明する。図7を参照すると、基地局300は、アンテナ381、RF回路383、ネットワークインターフェース385、プロセッサ387、メモリ389及びストレージ391を備える。
アンテナ381は、信号を電波に変換し、当該電波を空間に放射する。また、アンテナ381は、空間における電波を受信し、当該電波を信号に変換する。アンテナ381は、送信アンテナ及び受信アンテナを含んでもよく、又は、送受信用の単一のアンテナであってもよい。アンテナ381は、指向性アンテナであってもよく、複数のアンテナ素子を含んでもよい。
RF回路383は、アンテナ381を介して送受信される信号のアナログ処理を行う。RF回路383は、高周波フィルタ、増幅器、変調器及びローパスフィルタ等を含んでもよい。
ネットワークインターフェース385は、例えばネットワークアダプタであり、ネットワークへ信号を送信し、ネットワークから信号を受信する。
プロセッサ387は、アンテナ381及びRF回路383を介して送受信される信号のデジタル処理を行う。当該デジタル処理は、RANのプロトコルスタックの処理を含む。プロセッサ387は、ネットワークインターフェース385を介して送受信される信号の処理も行う。プロセッサ387は、複数のプロセッサを含んでもよく、又は、単一のプロセッサであってもよい。当該複数のプロセッサは、上記デジタル処理を行うベースバンドプロセッサと、他の処理を行う1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。
メモリ389は、プロセッサ387により実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、当該プログラムに関するデータを記憶する。メモリ389は、ROM、EPROM、EEPROM、RAM及びフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでもよい。メモリ389の全部又は一部は、プロセッサ387内に含まれていてもよい。
ストレージ391は、様々な情報を記憶する。ストレージ391は、SSD及びHDDの少なくとも1つを含んでもよい。
無線通信部310は、アンテナ381及びRF回路383により実装されてもよい。ネットワーク通信部320は、ネットワークインターフェース385により実装されてもよい。記憶部330は、ストレージ391により実装されてもよい。処理部340は、プロセッサ387及びメモリ389により実装されてもよい
処理部340の一部又は全部は、仮想化されていてもよい。換言すると、処理部340の一部又は全部は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、処理部340の一部又は全部は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(即ち、ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
以上のハードウェア構成を考慮すると、基地局300は、プログラムを記憶するメモリ(即ち、メモリ389)と、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサ(即ち、プロセッサ387)とを備えてもよく、当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部340の動作を行ってもよい。上記プログラムは、処理部340の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<5.動作例>
図8~図11を参照して、本開示の実施形態に係るUE100、UE200及び基地局300の動作の例を説明する。
(1)リソースプール及びサブリソースプール
-リソースプール
UEによるサイドリンク送信のために、サイドリンク用のリソースプールが構成される。
例えば、上記リソースプールは、周波数方向において、連続するサブチャネルのセットを含む。各サブチャネルは、複数のリソースブロック(resource block:RB)を含む。さらに、上記リソースプールは、時間方向において、繰り返される期間内の複数のスロットを含む。当然ながら、当該複数のスロットは、連続していなくてもよい。
例えば、基地局300が、上記リソースプールを構成する。即ち、基地局300(情報取得部341)は、上記リソースプールの構成情報を取得し、基地局300(通信処理部343)は、当該構成情報を送信する。UE100(通信処理部135)及びUE200(通信処理部235)の各々は、上記構成情報を受信する。UE11、UE13、UE21及びUE23の各々も、上記構成情報を受信する。例えば、上記構成情報は、上記リソースプールの周波数リソースを示す情報と、上記リソースプールの時間リソースを示す情報とを含む。
例えば、基地局300は、当該構成情報を含むシステム情報を送信する。例えば、当該システム情報は、システム情報ブロック(System Information Block)12である。
-サブリソースプール
とりわけ、上記リソースプールは、複数のサブリソースプールを含む。換言すると、上記リソースプールは、当該複数のサブリソースプールに分割される。
図8の例を参照すると、リソースプール30は、5つのサブリソースプール(即ち、サブリソースプール31、33、35、37、39)を含む。
上記複数のサブリソースプールは、異なる時間周波数リソースをそれぞれ有する。例えば、上記複数のサブリソースプールは、異なる周波数リソースをそれぞれ有してもよい。具体的には、例えば、上記複数のサブリソースプールは、異なるサブチャネルをそれぞれ含んでもよい。
例えば、基地局300(情報取得部341)は、上記複数のサブリソースプールの構成情報を取得し、基地局300(通信処理部345)は、当該構成情報を送信する。UE100(通信処理部135)及びUE200(通信処理部235)の各々は、上記構成情報を基地局300から受信する。UE11、UE13、UE21及びUE23の各々も、上記構成情報を受信する。例えば、上記構成情報は、上記複数のサブリソースプールの各々について、周波数リソースを示す情報と、時間リソースを示す情報とを含む。上記構成情報は、どのように上記リソースプールを上記複数のリソースプールに分割するかを示す情報とも言える。
これにより、例えば、UE間での上記複数のサブリソースプールの共有が可能になる。
なお、上記複数のサブリソースプールは、上記リソースプールに含まれる複数の領域とも言える。即ち、「サブリソースプール」は、上記リソースプールに含まれる「領域」と言い換えられてもよい。
(2)サブリソースプールの選択
例えば、UE100(制御部133)は、上記リソースプールに含まれる上記複数のサブリソースプールから、UE100に関連付けられる1つ以上のUE(例えば、UE11及びUE13)によるサイドリンク送信に使用される1つ以上のサブリソースプールを選択する。
例えば、UE100(制御部133)は、上記複数のサブリソースプールから、他のコーディネーティングUEにより選択されていない1つ以上のサブリソースプールを選択する。具体的には、例えば、後述するUE100の動作と同様に、他のUEが、サブリソースプール情報をUE100へ送信し、UE100(通信処理部145)は、当該他のUEにより送信される当該サブリソースプール情報を受信する。そして、UE100(制御部143)は、上記他のUEにより送信される上記サブリソースプール情報に基づいて、上記他のUEにより選択されていない1つ以上のサブリソースプールを選択する。
UE100(制御部133)は、上記複数のサブリソースプールの各々における測定又はセンシングを行い、当該測定又は当該センシングの結果に基づいて、上記1つ以上のサブリソースプールを選択してもよい。一例として、UE100(制御部133)は、上記複数のサブリソースプールのうち、使用されていない1つ以上のサブリソースプール、又は、使用率が低い1つ以上のサブリソースプールを選択してもよい。
図8の例を再び参照すると、一例として、UE100(制御部133)は、サブリソースプール31及びサブリソースプール33を選択する。
これにより、例えば、UE100に関連付けられる1つ以上のUEのグループにおいて、限定されたサブリソースプールを使用して通信することができる。
(3)リソース情報の送信
例えば、UE100(通信処理部135)は、上記1つ以上のサブリソースプールに含まれるリソースを使用するためのリソース情報を、上記1つ以上のUE(例えば、UE11及びUE13)に含まれる対象のUEへ送信する。これにより、例えば、UE100に関連付けられる1つ以上のUEのグループ内でのリソース衝突を回避することができる。
例えば、UE100(制御部133)は、上記1つ以上のサブリソースプールの中から、上記対象のUEのためのリソースを選択する。上記リソース情報は、上記対象のUEのための上記リソースを示す。
図9の例を参照すると、例えば、UE100(制御部133)は、サブリソースプール31に含まれるリソース41を、UE11のためのリソースとして選択する。そして、UE100(通信処理部135)は、リソース41を示すリソース情報をUE11へ送信する。また、UE100(制御部133)は、サブリソースプール33に含まれるリソース43を、UE13のためのリソースとして選択する。そして、UE100(通信処理部135)は、リソース43を示すリソース情報をUE13へ送信する。
例えば、UE100(通信処理部135)は、上記対象のUEからの要求に応じて、上記リソース情報を上記対象のUEへ送信する。より具体的には、例えば、上記対象のUEは、リソース情報を要求する要求情報をUE100へ送信し、UE100(通信処理部135)は、当該要求情報に応じて、上記リソース情報を送信する。上記対象のUEは、上記リソース情報に基づいて、サイドリンク送信を行う。
例えば、上記対象のUEのためのリソースは、上記対象のUEにとって好ましい(preferred)リソースである。換言すると、上記対象のUEのためのリソースは、上記対照のUEに推薦される(recommended)リソースである。この場合に、上記対象のUEは、上記リソース情報により示される上記リソースを考慮してリソースを選択し、選択した当該リソースを使用してサイドリンク送信を行う。
あるいは、上記対象のUEのためのリソースは、上記対象のUEに割り当てられるリソースであってもよい。この場合に、上記対象のUEは、上記リソース情報により示される上記リソースを使用して、サイドリンク送信を行ってもよい。
なお、上記リソース情報は、コーディネーション情報と呼ばれてもよく、又は、コーディネーション情報に含まれてもよい。
(4)サブリソースプール情報の送受信
UE100(情報取得部131)は、UE100に関連付けられる上記1つ以上のUE(例えば、UE11及びUE13)によるサイドリンク送信に使用される上記1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を取得する。UE100(通信処理部135)は、当該サブリソースプール情報をUE200へ送信する。
UE200(通信処理部235)は、上記サブリソースプール情報を受信する。UE200(情報取得部231)は、上記サブリソースプール情報を取得する。
例えば、上記サブリソースプール情報は、上記1つ以上のサブリソースプールを示す。
図8の例を再び参照すると、上述したように、例えば、上記1つ以上のサブリソースプールは、サブリソースプール31及びサブリソースプール33である。そのため、上記サブリソースプール情報は、サブリソースプール31及びサブリソースプール33を示す。
一例として、上記複数のサブリソースプールは、複数のインデックスにそれぞれ対応し、上記サブリソースプール情報は、上記複数のインデックスのうち、上記1つ以上のサブリソースプールがそれぞれ対応する1つ以上のインデックスを示す。
図8の例を再び参照すると、例えば、サブリソースプール31、33、35,37及び39は、インデックス0、1、2、3、4及び5にそれぞれ対応する。上記サブリソースプール情報は、サブリソースプール31に対応するインデックス0と、サブリソースプール33に対応するインデックス1とを示す。
これにより、例えば、サイドリンク送信におけるリソース衝突を減らすことが可能になる。具体的には、UE200は、UE100に関連付けられたUE(例えば、UE11及びUE13)が使用し得るサブリソースプールを知ることができる。そのため、後述するように、UE200に関連付けられた他のUE(例えば、UE21及びUE23)は、他のサブリソースプール内のリソースを使用することができる。よって、リソース衝突が減少し得る。
(5)サブリソースプール情報に基づくUE200の動作
-サブリソースプールの選択
例えば、UE200(制御部233)は、上記サブリソースプール情報に基づいて、上記複数のサブリソースプールのうちの1つ以上の他のサブリソースプールを選択する。当該1つ以上のサブリソースプールは、UE200に関連付けられる1つ以上の他のUE(例えば、UE21及びUE23)によるサイドリンク送信に使用される1つ以上の他のサブリソースプールである。
図8の例を再び参照すると、上記サブリソースプール情報は、サブリソースプール31及びサブリソースプール33を示すので、UE200(制御部233)は、例えば、サブリソースプール35及びサブリソースプール37を選択する。
これにより、例えば、UE100に関連付けられたUE(例えば、UE11及びUE13)と、UE200に関連付けられたUE(例えば、UE21及びUE23)との間でのリソース衝突が、実際に減少し得る。
-リソース情報の送信
例えば、UE200(通信処理部235)は、上記1つ以上の他のサブリソースプールに含まれるリソースを使用するためのリソース情報を、上記1つ以上の他のUE(例えば、UE21及びUE23)に含まれる対象のUEへ送信する。これにより、例えば、UE200に関連付けられる1つ以上の他のUEのグループ内でのリソース衝突を回避することができる。
例えば、UE200(制御部233)は、上記1つ以上の他のサブリソースプールの中から、上記対象のUEのためのリソースを選択する。上記リソース情報は、上記対象のUEのための上記リソースを示す。
図10の例を参照すると、例えば、UE200(制御部233)は、サブリソースプール35に含まれるリソース45を、UE21のためのリソースとして選択する。そして、UE200(通信処理部235)は、リソース45を示すリソース情報をUE21へ送信する。また、UE200(制御部233)は、サブリソースプール37に含まれるリソース47を、UE23のためのリソースとして選択する。そして、UE200(通信処理部235)は、リソース47を示すリソース情報をUE23へ送信する。
例えば、UE200(通信処理部235)は、上記対象のUEからの要求に応じて、上記リソース情報を上記対象のUEへ送信する。より具体的には、例えば、上記対象のUEは、リソース情報を要求する要求情報をUE200へ送信し、UE200(通信処理部235)は、当該要求情報に応じて、上記リソース情報を送信する。
例えば、上記対象のUEのためのリソースは、上記対象のUEにとって好ましいリソースである。換言すると、上記対象のUEのためのリソースは、上記対照のUEに推薦されるリソースである。この場合に、上記対象のUEは、上記リソース情報により示される上記リソースを考慮してリソースを選択し、選択した当該リソースを使用してサイドリンク送信を行う。
あるいは、上記対象のUEのためのリソースは、上記対象のUEに割り当てられるリソースであってもよい。この場合に、上記対象のUEは、上記リソース情報により示される上記リソースを使用して、サイドリンク送信を行ってもよい。
なお、上記リソース情報は、コーディネーション情報と呼ばれてもよく、又は、コーディネーション情報に含まれてもよい。
-サブリソースプール情報の送信
UE200(情報取得部231)は、UE200に関連付けられる上記1つ以上の他のUE(例えば、UE21及びUE23)によるサイドリンク送信に使用される上記1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を取得する。UE200(通信処理部235)は、当該サブリソースプール情報を他のUEへ送信する。
UE200のこの動作は、UE100の動作と同様である。よって、ここでは重複する説明を省略する。
(6)処理の流れ
図11を参照して、本開示の実施形態の第2の変形例に係る処理の例を説明する。
UE11は、リソース情報を要求する要求情報をUE100へ送信する(S410)。UE100は、当該要求情報を受信する。
UE100は、サイドリンク用のリソースプールに含まれる複数のサブリソースプールから、UE100に関連付けられる1つ以上のUE(例えば、UE11及びUE13)によるサイドリンク送信に使用される1つ以上のサブリソースプールを選択する(S420)。
UE100は、上記1つ以上のサブリソースプールの中から、UE11のためのリソースを選択する(S430)。
UE100は、UE11のための上記リソースを示すリソース情報をUE11へ送信する(S440)。UE11は、当該リソース情報を受信する。
UE11は、上記リソース情報に基づいて、サイドリンク送信を行う(S450)。
UE100は、上記1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を取得し、当該サブリソースプール情報をUE200へ送信する(S460)。UE200は、当該サブリソースプール情報を受信し、取得する。その後、UE200は、上記サブリソースプール情報に基づく動作を行う。
<6.変形例>
本開示の実施形態に係る第1~第7の変形例を説明する。なお、これらの変形例のうちの2つ以上が組み合わせられてもよい。
(1)第1の変形例:サブリソースプール
本開示の実施形態の上述した例では、基地局300(通信処理部343)は、上記複数のサブリソースプールの構成情報を送信し、UE100(通信処理部135)及びUE200(通信処理部235)の各々は、上記構成情報を受信する。しかし、本開示の実施形態は、この例に限定されない。
本開示の実施形態の第1の変形例では、UE100(通信処理部135)及びUE200(通信処理部235)の少なくとも一方は、上記構成情報を基地局300から受信しなくてもよい。
-第1の例
UE100(通信処理部135)は、上記構成情報を他のUEから受信してもよい。当該他のUEは、UE200であってもよく、又は、UE200以外のUEであってもよい。例えば、上記他のUEが、上記構成情報を基地局300から受信してもよい。
UE200(通信処理部235)は、上記構成情報を他のUEから受信してもよい。当該他のUEは、UE100であってもよく、又は、UE100以外のUEであってもよい。例えば、上記他のUEが、上記構成情報を基地局300から受信してもよい。
これにより、例えば、UE100又はUE200は、基地局300のカバレッジ外に位置する場合でも、上記構成情報を取得することができる。
-第2の例
上記構成情報は、予め構成された(preconfigured)構成情報であってもよく、UE100及びUE200は、上記構成情報を記憶していてもよい。
これにより、例えば、UE100又はUE200は、基地局300のカバレッジ外に位置する場合でも、上記構成情報を取得することができる。
(2)第2の変形例:リソース情報の送信
本開示の実施形態の上述した例では、UE100(制御部133)は、上記1つ以上のサブリソースプールの中から、上記対象のUEのためのリソースを選択し、UE100により送信される上記リソース情報は、上記対象のUEのための上記リソースを示す。また、UE200(制御部233)は、上記1つ以上の他のサブリソースプールの中から、上記対象のUEのためのリソースを選択し、UE200により送信される上記リソース情報は、上記対象のUEのための上記リソースを示す。
とりわけ本開示の実施形態の第2の変形例では、上記対象のUEのための上記リソースは、上記対象のUEのためのサブリソースプールであってもよい。
図8の例を参照すると、例えば、UE100(制御部133)は、サブリソースプール31を、UE11のためのリソースとして選択してもよい。そして、UE100(通信処理部135)は、サブリソースプール31を示すリソース情報をUE11へ送信してもよい。UE11は、サブリソースプール31内のリソースを選択し、選択した当該リソースを使用してサイドリンク送信を行ってもよい。また、UE100(制御部133)は、サブリソースプール33を、UE13のためのリソースとして選択してもよい。そして、UE100(通信処理部135)は、サブリソースプール33を示すリソース情報をUE13へ送信してもよい。UE13は、サブリソースプール33内のリソースを選択し、選択した当該リソースを使用してサイドリンク送信を行ってもよい。
図8の例を参照すると、UE200(制御部233)は、サブリソースプール35を、UE21のためのリソースとして選択してもよい。そして、UE200(通信処理部235)は、サブリソースプール35を示すリソース情報をUE21へ送信してもよい。UE21は、サブリソースプール35内のリソースを選択し、選択した当該リソースを使用してサイドリンク送信を行ってもよい。また、UE200(制御部233)は、サブリソースプール37を、UE23のためのリソースとして選択してもよい。そして、UE200(通信処理部235)は、サブリソースプール37を示すリソース情報をUE23へ送信してもよい。UE23は、サブリソースプール37内のリソースを選択し、選択した当該リソースを使用してサイドリンク送信を行ってもよい。
(3)第3の変形例:リソース情報の送信
本開示の実施形態の上述した例では、UE100(通信処理部135)は、対象のUEからの要求に応じて、リソース情報を当該対象のUEへ送信する。同様に、UE100(通信処理部135)は、対象のUEからの要求に応じて、リソース情報を当該対象のUEへ送信する。しかし、本開示の実施形態は、この例に限定されない。
本開示の実施形態の第3の変形例では、UE100(通信処理部135)は、自主的に、対象のUEのためのリソースを示すリソース情報を当該対象のUEへ送信してもよい。例えば、UE100(通信処理部135)は、定期的に、上記リソース情報を上記対象のUEへ送信してもよい。
同様に、UE200(通信処理部235)は、自主的に、対象のUEのためのリソースを示すリソース情報を当該対象のUEへ送信してもよい。例えば、UE200(通信処理部235)は、定期的に、上記リソース情報を上記対象のUEへ送信してもよい。
これにより、例えば、サイドリンクにおけるシグナリングを減らすことが可能になる。また、コーディネーテッドUEが、リソースをより迅速に使用することができる。
(4)第4の変形例:サブリソースプール情報の送受信
本開示の実施形態の上述した例では、上記複数のサブリソースプールは、複数のインデックスにそれぞれ対応し、上記サブリソースプール情報は、上記複数のインデックスのうち、上記1つ以上のサブリソースプールがそれぞれ対応する1つ以上のインデックスを示す。しかし、本開示の実施形態は、この例に限定されない。
本開示の実施形態の第4の変形例では、上記サブリソースプール情報は、上記1つ以上のサブリソースプールのセットに対応するインデックスを示してもよい。
図8の例を再び参照すると、例えば、サブリソースプール31及びサブリソースプール33のセットは、インデックス0に対応してもよく、上記サブリソースプール情報は、インデックス0を示してもよい。
これにより、例えば、上記サブリソースプール情報の情報量を減らすことも可能になる。
(5)第5の変形例:サブリソースプール情報の送受信
本開示の実施形態の上述した例では、UE100(通信処理部135)は、上記サブリソースプール情報をUE200へ送信する。しかし、本開示の実施形態は、この例に限定されない。
本開示の実施形態の第5の変形例では、UE100(通信処理部135)は、上記サブリソースプール情報を、UE200に関連付けられる上記1つ以上のUEのうちの1つへ送信してもよい。そして、上記サブリソースプール情報は、UE200へ転送されてもよい。
例えば、UE100(通信処理部135)は、上記サブリソースプール情報をUE21へ送信してもよく、UE21は、上記サブリソースプール情報をUE200へ転送してもよい。
これにより、例えば、UE100とUE200とが直接的に通信することができない場合でも、UE200が上記サブリソースプール情報を受信することができる。
(6)第6の変形例:サブリソースプール情報の送受信
本開示の実施形態の上述した例では、例えば、上記サブリソースプール情報は、上記1つ以上のサブリソースプールを示す。
とりわけ本開示の実施形態の第6の変形例では、上記サブリソースプール情報は、追加で、又は、代わりに、他の内容を示してもよい。
一例として、上記サブリソースプール情報は、上記1つ以上のサブリソースプールの使用率又は混雑度をさらに示してもよい。UE100(制御部133)は、上記1つ以上のサブリソースプールの使用率又は混雑度を算出してもよい。これにより、例えば、UE200は、上記使用率又は上記混雑度に基づいて、サブリソースプールを選択することが可能になる。例えば、UE200は、使用率又は混雑度が低いサブリソースプールを選択することもできる。よって、リソース衝突が減少し得る。
別の例として、上記サブリソースプール情報は、上記1つ以上のサブリソースプールの使用の継続期間又は終了のタイミングをさらに示してもよい。これにより、例えば、UE200は、上記継続期間又は上記終了のタイミングに基づいて、使用が終了したサブリソースプールを選択することが可能になる。よって、リソース衝突が減少し得る。
(7)第7の変形例:システムの構成
本開示の実施形態の上述した例では、システム1は、5G又はNRのTSに準拠したシステムである。しかし、本開示の実施形態に係るシステム1は、この例に限定されない。
本開示の実施形態の第7の変形例として、システム1は、3GPPの他のTSに準拠したシステムであってもよい。一例として、システム1は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE Advanced)又は4GのTSに準拠したシステムであってもよく、基地局300は、eNB(evolved Node B)であってもよい。別の例として、システム1は、3GのTSに準拠したシステムであってもよく、基地局300は、NodeBであってもよい。さらに別の例として、システム1は、次世代(例えば、6G)のTSに準拠したシステムであってもよい。
あるいは、システム1は、移動体通信についての他の標準化団体のTSに準拠したシステムであってもよい。
以上、本開示の実施形態を説明したが、本開示は当該実施形態に限定されるものではない。当該実施形態は例示にすぎないということ、及び、本開示のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもフローチャート又はシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、フローチャート又はシーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
例えば、本明細書において説明した装置の1つ以上の構成要素の動作を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の動作をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体が提供されてもよい。当然ながら、このような方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体(non-transitory tangible computer-readable storage medium)も、本開示に含まれる。
例えば、本開示において、ユーザ機器(UE)は、移動局(mobile station)、移動端末、移動装置、移動ユニット、加入者局(subscriber station)、加入者端末、加入者装置、加入者ユニット、ワイヤレス局、ワイヤレス端末、ワイヤレス装置、ワイヤレスユニット、リモート局、リモート端末、リモート装置、又はリモートユニット等の別の名称で呼ばれてもよい。
例えば、本開示において、「送信する(transmit)」は、送信に使用されるプロトコルスタック内の少なくとも1つのレイヤの処理を行うことを意味してもよく、又は、無線又は有線で信号を物理的に送信することを意味してもよい。あるいは、「送信する」は、上記少なくとも1つのレイヤの処理を行うことと、無線又は有線で信号を物理的に送信することとの組合せを意味してもよい。同様に、「受信する(receive)」は、受信に使用されるプロトコルスタック内の少なくとも1つのレイヤの処理を行うことを意味してもよく、又は、無線又は有線で信号を物理的に受信することを意味してもよい。あるいは、「受信する」は、上記少なくとも1つのレイヤの処理を行うことと、無線又は有線で信号を物理的に受信することとの組合せを意味してもよい。
例えば、本開示において、「取得する(obtain/acquire)」は、記憶されている情報の中から情報を取得することを意味してもよく、他のノードから受信した情報の中から情報を取得することを意味してもよく、又は、情報を生成することにより当該情報を取得することを意味してもよい。
例えば、本開示において、「~を含む(include)」及び「~を備える(comprise)」は、列挙する項目のみを含むことを意味せず、列挙する項目のみを含んでもよいし、列挙する項目に加えてさらなる項目を含んでもよいことを意味する。
例えば、本開示において、「又は(or)」は、排他的論理和を意味せず、論理和を意味する。
なお、上述した実施形態に含まれる技術的特徴は、以下のような特徴として表現されてもよい。当然ながら、本開示は以下のような特徴に限定されない。
(特徴1)
第1のユーザ機器(100)であって、
サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)のうちの1つ以上のサブリソースプールであって、前記第1のユーザ機器に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を取得する情報取得部(131)と、
1つ以上の他のユーザ機器(21、23)が関連付けられる第2のユーザ機器(200)へ、又は、当該1つ以上の他のユーザ機器のうちの1つへ、前記サブリソースプール情報を送信する通信処理部(135)と、
を備える第1のユーザ機器。
(特徴2)
前記第1のユーザ機器は、前記1つ以上のユーザ機器のためにサイドリンク送信のユーザ機器間コーディネーションを行うユーザ機器であり、
前記第2のユーザ機器は、前記1つ以上の他のユーザ機器のためにサイドリンク送信のユーザ機器間コーディネーションを行うユーザ機器である、
特徴1に記載の第1のユーザ機器。
(特徴3)
前記通信処理部は、前記1つ以上のサブリソースプールに含まれるリソースを使用するためのリソース情報を、前記1つ以上のユーザ機器に含まれる対象のユーザ機器へ送信する、特徴1又は2に記載の第1のユーザ機器。
(特徴4)
前記1つ以上のサブリソースプールの中から、前記対象のユーザ機器のためのリソースを選択する制御部、
をさらに備え
前記リソース情報は、前記対象のユーザ機器のための前記リソースを示す、
特徴3に記載の第1のユーザ機器。
(特徴5)
前記対象のユーザ機器のための前記リソースは、前記対象のユーザ機器のためのサブリソースプールである、特徴4に記載の第1のユーザ機器。
(特徴6)
前記通信処理部は、前記複数のサブリソースの構成情報を基地局(300)又は他のユーザ機器から受信する、特徴1~5のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴7)
前記複数のサブリソースプールから前記1つ以上のサブリソースプールを選択する制御部をさらに備える、特徴1~6のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴8)
前記サブリソースプール情報は、前記1つ以上のサブリソースプールを示す、特徴1~7のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴9)
前記複数のサブリソースプールは、複数のインデックスにそれぞれ対応し、
前記サブリソースプール情報は、前記複数のインデックスのうち、前記1つ以上のサブリソースプールがそれぞれ対応する1つ以上のインデックスを示す、
特徴8に記載の第1のユーザ機器。
(特徴10)
前記サブリソースプール情報は、前記1つ以上のサブリソースプールのセットに対応するインデックスを示す、特徴8に記載の第1のユーザ機器。
(特徴11)
前記サブリソースプール情報は、前記1つ以上のサブリソースプールの使用率又は混雑度を示す、特徴1~10のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴12)
前記サブリソースプール情報は、前記1つ以上のサブリソースプールの使用の継続期間又は終了のタイミングを示す、特徴1~11のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
(特徴13)
第2のユーザ機器(200)であって、
サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)のうちの1つ以上のサブリソースプールであって、第1のユーザ機器(100)に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を受信する通信処理部(235)と、
前記サブリソースプール情報を取得する情報取得部(231)と、
を備える第2のユーザ機器。
(特徴14)
前記サブリソースプール情報に基づいて、前記複数のサブリソースプールのうちの1つ以上の他のサブリソースプールであって、前記第2のユーザ機器に関連付けられる1つ以上の他のユーザ機器によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上の他のサブリソースプールを選択する制御部、をさらに備える、特徴13に記載の第2のユーザ機器。
(特徴15)
前記通信処理部は、前記1つ以上の他のサブリソースプールに含まれるリソースを使用するためのリソース情報を、前記1つ以上の他のユーザ機器に含まれる対象のユーザ機器へ送信する、特徴14に記載の第2のユーザ機器。
(特徴16)
前記制御部は、前記1つ以上の他のサブリソースプールの中から、前記対象のユーザ機器のためのリソースを選択し、
前記リソース情報は、前記対象のユーザ機器のための前記リソースを示す、
特徴15に記載の第2のユーザ機器。
(特徴17)
前記対象のユーザ機器のための前記リソースは、前記対象のユーザ機器のためのサブリソースプールである、特徴16に記載の第2のユーザ機器。
(特徴18)
前記通信処理部は、前記複数のサブリソースの構成情報を基地局(300)又は他のユーザ機器から受信する、特徴13~17のいずれか1項に記載の第2のユーザ機器。
(特徴19)
サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)の構成情報を取得する情報取得部(341)と、
前記構成情報を送信する通信処理部(343)と、
を備え、
前記複数のサブリソースプールは、第1のユーザ機器(100)に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される1つ以上のリソースプールを含み、
前記第1のユーザ機器は、前記1つ以上のリソースプールに関するサブリソースプール情報を、1つ以上の他のユーザ機器(21、23)が関連付けられる第2のユーザ機器(200)へ、又は当該1つ以上の他のユーザ機器のうちの1つへ送信するユーザ機器である、
基地局(300)。
(特徴20)
第1のユーザ機器(100)により行われる方法であって、
サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)のうちの1つ以上のサブリソースプールであって、前記第1のユーザ機器に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を取得することと、
1つ以上の他のユーザ機器(21、23)が関連付けられる第2のユーザ機器(200)へ、又は、当該1つ以上の他のユーザ機器のうちの1つへ、前記サブリソースプール情報を送信することと、
を含む方法。
(特徴21)
第2のユーザ機器(200)により行われる方法であって、
サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)のうちの1つ以上のサブリソースプールであって、第1のユーザ機器(100)に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を受信することと、
前記サブリソースプール情報を取得することと、
を含む方法。
(特徴22)
基地局(300)により行われる方法であって、
サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)の構成情報を取得することと、
前記構成情報を送信することと、
を含み、
前記複数のサブリソースプールは、第1のユーザ機器(100)に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される1つ以上のリソースプールを含み、
前記第1のユーザ機器は、前記1つ以上のリソースプールに関するサブリソースプール情報を、1つ以上の他のユーザ機器(21、23)が関連付けられる第2のユーザ機器(200)へ、又は当該1つ以上の他のユーザ機器のうちの1つへ送信するユーザ機器である、
方法。
(特徴23)
サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)のうちの1つ以上のサブリソースプールであって、第1のユーザ機器(100)に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を取得することと、
1つ以上の他のユーザ機器(21、23)が関連付けられる第2のユーザ機器(200)へ、又は、当該1つ以上の他のユーザ機器のうちの1つへ、前記サブリソースプール情報を送信することと、
をコンピュータに実行させるプログラム。
(特徴24)
サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)のうちの1つ以上のサブリソースプールであって、第1のユーザ機器(100)に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を受信することと、
前記サブリソースプール情報を取得することと、
をコンピュータに実行させるプログラム。
(特徴25)
サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)の構成情報を取得することと、
前記構成情報を送信することと、
をコンピュータに実行させるプログラムであり、
前記複数のサブリソースプールは、第1のユーザ機器(100)に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される1つ以上のリソースプールを含み、
前記第1のユーザ機器は、前記1つ以上のリソースプールに関するサブリソースプール情報を、1つ以上の他のユーザ機器(21、23)が関連付けられる第2のユーザ機器(200)へ、又は当該1つ以上の他のユーザ機器のうちの1つへ送信するユーザ機器である、
プログラム。
(特徴26)
サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)のうちの1つ以上のサブリソースプールであって、第1のユーザ機器(100)に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を取得することと、
1つ以上の他のユーザ機器(21、23)が関連付けられる第2のユーザ機器(200)へ、又は、当該1つ以上の他のユーザ機器のうちの1つへ、前記サブリソースプール情報を送信することと、
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体。
(特徴27)
サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)のうちの1つ以上のサブリソースプールであって、第1のユーザ機器(100)に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を受信することと、
前記サブリソースプール情報を取得することと、
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体。
(特徴28)
サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)の構成情報を取得することと、
前記構成情報を送信することと、
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体であり、
前記複数のサブリソースプールは、第1のユーザ機器(100)に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される1つ以上のリソースプールを含み、
前記第1のユーザ機器は、前記1つ以上のリソースプールに関するサブリソースプール情報を、1つ以上の他のユーザ機器(21、23)が関連付けられる第2のユーザ機器(200)へ、又は当該1つ以上の他のユーザ機器のうちの1つへ送信するユーザ機器である、
コンピュータに読み取り可能な非遷移的実体的記録媒体。
1 システム
11、13、21、23 ユーザ機器(UE)
30 リソースプール
31、33、35、37、39 サブリソースプール
41、43、45、47 リソース
100 ユーザ機器(UE)
131 情報取得部
133 制御部
135 通信処理部
200 ユーザ機器(UE)
231 情報取得部
233 制御部
235 通信処理部
300 基地局
341 情報取得部
343 通信処理部

Claims (15)

  1. 第1のユーザ機器(100)であって、
    サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)のうちの1つ以上のサブリソースプールであって、前記第1のユーザ機器に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を取得する情報取得部(131)と、
    1つ以上の他のユーザ機器(21、23)が関連付けられる第2のユーザ機器(200)へ、又は、当該1つ以上の他のユーザ機器のうちの1つへ、前記サブリソースプール情報を送信する通信処理部(135)と、
    を備える第1のユーザ機器。
  2. 前記第1のユーザ機器は、前記1つ以上のユーザ機器のためにサイドリンク送信のユーザ機器間コーディネーションを行うユーザ機器であり、
    前記第2のユーザ機器は、前記1つ以上の他のユーザ機器のためにサイドリンク送信のユーザ機器間コーディネーションを行うユーザ機器である、
    請求項1に記載の第1のユーザ機器。
  3. 前記通信処理部は、前記1つ以上のサブリソースプールに含まれるリソースを使用するためのリソース情報を、前記1つ以上のユーザ機器に含まれる対象のユーザ機器へ送信する、請求項1又は2に記載の第1のユーザ機器。
  4. 前記1つ以上のサブリソースプールの中から、前記対象のユーザ機器のためのリソースを選択する制御部、
    をさらに備え
    前記リソース情報は、前記対象のユーザ機器のための前記リソースを示す、
    請求項3に記載の第1のユーザ機器。
  5. 前記対象のユーザ機器のための前記リソースは、前記対象のユーザ機器のためのサブリソースプールである、請求項4に記載の第1のユーザ機器。
  6. 前記通信処理部は、前記複数のサブリソースの構成情報を基地局(300)又は他のユーザ機器から受信する、請求項1~5のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
  7. 前記複数のサブリソースプールから前記1つ以上のサブリソースプールを選択する制御部をさらに備える、請求項1~6のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
  8. 前記サブリソースプール情報は、前記1つ以上のサブリソースプールを示す、請求項1~7のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
  9. 前記複数のサブリソースプールは、複数のインデックスにそれぞれ対応し、
    前記サブリソースプール情報は、前記複数のインデックスのうち、前記1つ以上のサブリソースプールがそれぞれ対応する1つ以上のインデックスを示す、
    請求項8に記載の第1のユーザ機器。
  10. 前記サブリソースプール情報は、前記1つ以上のサブリソースプールのセットに対応するインデックスを示す、請求項8に記載の第1のユーザ機器。
  11. 前記サブリソースプール情報は、前記1つ以上のサブリソースプールの使用率又は混雑度を示す、請求項1~10のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
  12. 前記サブリソースプール情報は、前記1つ以上のサブリソースプールの使用の継続期間又は終了のタイミングを示す、請求項1~11のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器。
  13. 第2のユーザ機器(200)であって、
    サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)のうちの1つ以上のサブリソースプールであって、第1のユーザ機器(100)に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上のサブリソースプールに関するサブリソースプール情報を受信する通信処理部(235)と、
    前記サブリソースプール情報を取得する情報取得部(231)と、
    を備える第2のユーザ機器。
  14. 前記サブリソースプール情報に基づいて、前記複数のサブリソースプールのうちの1つ以上の他のサブリソースプールであって、前記第2のユーザ機器に関連付けられる1つ以上の他のユーザ機器によるサイドリンク送信に使用される当該1つ以上の他のサブリソースプールを選択する制御部、をさらに備える、請求項13に記載の第2のユーザ機器。
  15. サイドリンク用のリソースプール(30)に含まれる複数のサブリソースプール(31、33、35、37、39)の構成情報を取得する情報取得部(341)と、
    前記構成情報を送信する通信処理部(343)と、
    を備え、
    前記複数のサブリソースプールは、第1のユーザ機器(100)に関連付けられる1つ以上のユーザ機器(11、13)によるサイドリンク送信に使用される1つ以上のリソースプールを含み、
    前記第1のユーザ機器は、前記1つ以上のリソースプールに関するサブリソースプール情報を、1つ以上の他のユーザ機器(21、23)が関連付けられる第2のユーザ機器(200)へ、又は当該1つ以上の他のユーザ機器のうちの1つへ送信するユーザ機器である、
    基地局(300)。
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