本発明の実施形態は、リソース状況情報および負荷情報がセルベースで交換される場合に精密なRRM動作および精密な干渉制御を実施することが困難であるという問題を解決するために、情報送信方法および無線アクセスネットワークデバイスを提供する。
前述の目的を達成するために、本発明の実施形態では、以下の技術的解決策が使用される。
本発明の実施形態の第1の態様は、
第1の基地局によって第2の基地局からリソース状況情報を受信するステップであって、リソース状況情報が、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応するリソース状況とを含み、サービス種別識別子が、サービスタイプ識別子またはスライス(slice)識別情報である、ステップ
を含むリソース状況情報送信方法を提供する。
サービスタイプ識別子は、サービス品質(quality of service、QoS)パラメータセット内のいくつかのQoSパラメータ、QoSパラメータセットインデックス値、およびQoSパラメータセットインデックス値が配置されているグループのグループ識別子のうちの少なくとも1つを含み得る。
本発明の実施形態で提供されるリソース状況情報送信方法によれば、第1の基地局は、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応するリソース状況とを含むリソース状況情報を第2の基地局から受信する。このようにして、第1の基地局は、異なるサービス種別識別子に対応するリソース状況に基づいて、異なるサービスの負荷状況を知り得、したがって、異なるサービスの負荷状況に基づいてハンドオーバ、負荷分散、または負荷制御などのRRM動作を正確に開始し得、その結果、サービスレベルで精密なRRM動作を実施し、ネットワーク利用率およびユーザ体験を向上させる。
第1の態様に関連して、可能な実施態様では、第1の基地局によって第2の基地局からリソース状況情報を受信するステップの後に、リソース状況情報送信方法は、第1の基地局によって、サービス種別識別子に対応するリソース状況に基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスのRRMポリシーを決定するステップをさらに含み得る。
第1の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第1の基地局によって第2の基地局からリソース状況情報を受信するステップの前に、リソース状況情報送信方法は、第1の基地局によって第1のメッセージを第2の基地局に送信するステップであって、第1のメッセージが、リソース状況を報告するように第2の基地局に要求するために使用される、ステップをさらに含み得、第1のメッセージは、指示情報、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含み得るか、または第1のメッセージは、サービス種別識別子、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含み得、指示情報は、異なるサービス種別に基づいてリソース状況を個別に報告するように第2の基地局に命令するために使用され、第1のセル識別子リストは、リソース状況が報告される必要があるセルの識別子を含み、第1のリソースタイプセットは、リソース状況が報告される必要があるリソースのタイプを含む。
第1の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第1の基地局によって第1のメッセージを第2の基地局に送信するステップの後に、本方法は、
第1の基地局によって第2の基地局から第2のメッセージを受信するステップであって、第2のメッセージが、以下のうちの少なくとも一方、すなわち、第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットのうちの少なくとも一方を含み、第2のセル識別子リストが、リソース状況が報告され得るセルの識別子であって、第1のセル識別子リスト内にあるセルの識別子を含み、第2のリソースタイプセットが、リソース状況が報告され得るリソースのタイプであって、第1のリソースタイプセット内にあるリソースのタイプを含む、ステップ
をさらに含む。
第1の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第2のメッセージは、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、サービス種別識別子セット、失敗セル識別子リスト、リソース状況が報告され得ないリソースのタイプであって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応するリソースのタイプ、およびリソース状況を報告する際に失敗をもたらす原因であって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応する原因のうちの少なくとも1つをさらに含み得、サービス種別識別子セットは、リソース状況が報告され得ないサービスのサービス種別識別子を含み、失敗セル識別子リストは、リソース状況が報告され得ないセルの識別子であって、第1のセル識別子リスト内にあるセルの識別子を含む。
第1の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第1の基地局によって第1のメッセージを第2の基地局に送信するステップの後に、リソース状況情報送信方法は、第1の基地局によって第2の基地局から第3のメッセージを受信するステップであって、第3のメッセージが、リソース状況が報告され得ないことを示すために使用され、第3のメッセージが、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、サービス種別識別子セット、失敗セル識別子リスト、リソース状況が報告され得ないリソースのタイプであって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応するリソースのタイプ、およびリソース状況を報告する際に失敗をもたらす原因であって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応する原因のうちの少なくとも1つを含む、ステップをさらに含み得る。
第1の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第1のメッセージは、報告期間、報告開始指示、および報告終了指示のうちの少なくとも1つをさらに含み得、その場合、報告期間は、リソース状況報告の期間を示すために使用され、報告開始指示は、リソース状況報告が開始されることを示すために使用され、報告終了指示は、リソース状況報告が終了されることを示すために使用される。
第1の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第1のメッセージが、サービス種別識別子、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含むとき、リソース状況情報送信方法は、第1の基地局によって第1のメッセージを生成するステップであって、第1のメッセージ内の異なるサービス種別識別子が、異なるリソースタイプセット、異なるセル識別子リスト、異なる報告期間、異なる報告開始指示、および異なる報告終了指示のうちの少なくとも1つに対応する、ステップをさらに含み得る。
第1の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第1のメッセージが、サービス種別識別子、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含むとき、第1の基地局によって第1のメッセージを第2の基地局に送信するステップの前に、リソース状況情報送信方法は、第1の基地局によって、第2の基地局によって提供されるサービスのサービス種別識別子を取得するステップをさらに含み得る。
第1の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、サービスタイプは、拡張モバイルブロードバンド(enhanced mobile broadband、eMBB)サービス、大規模マシンタイプ通信(massive machine type communications、mMTC)サービス、および超高信頼性低レイテンシ通信(ultra−reliable and low latency communications、URLLC)サービスのうちの少なくとも1つを含み得る。
本発明の実施形態の第2の態様は、
第2の基地局によってリソース状況情報を取得するステップであって、リソース状況情報が、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応するリソース状況とを含み、サービス種別識別子が、サービスタイプ識別子またはslice識別情報である、ステップと、第2の基地局によってリソース状況情報を第1の基地局に送信するステップと
を含むリソース状況情報送信方法を提供する。
本発明の実施形態で提供されるリソース状況情報送信方法によれば、第2の基地局は、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応するリソース状況とを含むリソース状況情報を取得して第1の基地局に送信する。このようにして、第1の基地局は、異なるサービス種別識別子に対応するリソース状況に基づいて、異なるサービスの負荷状況を知り得、したがって、異なるサービスの負荷状況に基づいてハンドオーバ、負荷分散、または負荷制御などのRRM動作を正確に開始し得、その結果、サービスレベルで精密なRRM動作を実施し、ネットワーク利用率およびユーザ体験を向上させる。
第2の態様に関連して、可能な実施態様では、第2の基地局によってリソース状況情報を取得するステップの前に、リソース状況情報送信方法は、第2の基地局によって第1の基地局から第1のメッセージを受信するステップであって、第1のメッセージが、リソース状況を報告するように第2の基地局に要求するために使用され、第1のメッセージが、指示情報、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含み得るか、または第1のメッセージが、サービス種別識別子、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含み得、指示情報が、異なるサービス種別に基づいてリソース状況を個別に報告するように第2の基地局に命令するために使用され、第1のセル識別子リストが、リソース状況が報告される必要があるセルの識別子を含み、第1のリソースタイプセットが、リソース状況が報告される必要があるリソースのタイプを含む、ステップをさらに含み得、第1のメッセージが、指示情報、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含むとき、第2の基地局によってリソース状況情報を取得するステップは、リソース状況情報を取得するために、第2の基地局によって、第1のセル識別子リスト、第1のリソースタイプセット、および異なるサービス種別に基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスのリソース状況を取得するステップを特に含み得るか、または、第1のメッセージが、サービス種別識別子、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含むとき、第2の基地局によってリソース状況情報を取得するステップは、リソース状況情報を取得するために、第2の基地局によって、第1のセル識別子リストおよび第1のリソースタイプセットに基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスのリソース状況を取得するステップを特に含み得る。
第2の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第2の基地局によってリソース状況情報を取得するステップの前に、リソース状況情報送信方法は、第2の基地局によって、第1の基地局からのリソース状況報告要求を受け入れることを決定するステップと、第1のメッセージに基づいて第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットを決定するステップであって、第2のセル識別子リストが、リソース状況が報告され得るセルの識別子であって、第1のセル識別子リスト内にあるセルの識別子を含み、第2のリソースタイプセットが、リソース状況が報告され得るリソースのタイプであって、第1のリソースタイプセット内にあるリソースのタイプを含む、ステップとをさらに含み得、リソース状況情報を取得するために、第2の基地局によって、第1のセル識別子リスト、第1のリソースタイプセット、および異なるサービス種別に基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスのリソース状況を取得するステップは、リソース状況情報を取得するために、第2の基地局によって、第2のセル識別子リスト、第2のリソースタイプセット、および異なるサービス種別に基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスのリソース状況を取得するステップを特に含み得、リソース状況情報を取得するために、第2の基地局によって、第1のセル識別子リストおよび第1のリソースタイプセットに基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスのリソース状況を取得するステップは、リソース状況情報を取得するために、第2の基地局によって、第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットに基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスのリソース状況を取得するステップを特に含み得る。
第2の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第2の基地局によって、第1の基地局からのリソース状況報告要求を受け入れることを決定するステップの後、リソース状況情報送信方法は、第2の基地局によって第2のメッセージを第1の基地局に送信するステップであって、第2のメッセージが、以下のうちの少なくとも一方、すなわち、第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットのうちの少なくとも一方を含む、ステップをさらに含み得る。
第2の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第2のメッセージは、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、サービス種別識別子セット、失敗セル識別子リスト、リソース状況が報告され得ないリソースのタイプであって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応するリソースのタイプ、およびリソース状況を報告する際に失敗をもたらす原因であって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応する原因のうちの少なくとも1つをさらに含み得、サービス種別識別子セットは、リソース状況が報告され得ないサービスのサービス種別識別子を含み、失敗セル識別子リストは、リソース状況が報告され得ないセルの識別子であって、第1のセル識別子リスト内にあるセルの識別子を含む。
第2の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、リソース状況情報送信方法は、第2の基地局によって、第1の基地局からのリソース状況報告要求が受け入れられ得ないことを決定するステップと、第2の基地局によって第3のメッセージを第1の基地局に送信するステップであって、第3のメッセージが、リソース状況が報告され得ないことを示すために使用され、第3のメッセージが、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、サービス種別識別子セット、失敗セル識別子リスト、リソース状況が報告され得ないリソースのタイプであって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応するリソースのタイプ、およびリソース状況を報告する際に失敗をもたらす原因であって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応する原因のうちの少なくとも1つを含み得る、ステップとをさらに含み得る。
第2の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第1のメッセージは、報告期間、報告開始指示、および報告終了指示のうちの少なくとも1つをさらに含み得、報告期間は、リソース状況報告の期間を示すために使用され、報告開始指示は、リソース状況報告が開始されることを示すために使用され、報告終了指示は、リソース状況報告が終了されることを示すために使用され、第2の基地局によってリソース状況情報を第1の基地局に送信するステップは、第2の基地局によって第1のメッセージに基づいてリソース状況情報を第1の基地局に送信するステップを特に含み得る。
第2の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、サービスタイプは、eMBBサービス、mMTCサービス、およびURLLCサービスのうちの少なくとも1つを含み得る。
本発明の実施形態の第3の態様は、
第1の基地局によって第2の基地局から負荷情報を受信するステップであって、負荷情報が、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応する負荷とを含み、サービス種別識別子が、サービスタイプ識別子またはslice識別情報である、ステップ
を含む負荷情報送信方法を提供する。
本発明の実施形態で提供される負荷情報送信方法によれば、第1の基地局は、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応する負荷とを含む負荷情報を第2の基地局から受信する。このようにして、第1の基地局は、異なるサービス種別識別子に対応する負荷に基づいて、異なるサービスの負荷状況を知り得、したがって、異なるサービスの負荷状況に基づいて干渉制御を正確に実行し得、その結果、サービスレベルで精密な干渉制御を実施し、ネットワーク利用率およびユーザ体験を向上させる。
第3の態様に関連して、可能な実施態様では、第1の基地局によって第2の基地局から負荷情報を受信するステップの後に、負荷情報送信方法は、第1の基地局によって、サービス種別識別子に対応する負荷に基づいて干渉制御を実行するステップをさらに含み得る。
第3の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、負荷は、アップリンク干渉過負荷指示(UL Interference Overload Indication)、相対狭帯域Tx電力(relative narrowband Tx power、RNTP)、およびアップリンク高干渉指示(UL High Interference Indication)のうちの少なくとも1つを含み得る。
第3の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、サービスタイプは、eMBBサービス、mMTCサービス、およびURLLCサービスのうちの少なくとも1つを含み得る。
本発明の実施形態の第4の態様は、
第2の基地局によって負荷情報を取得するステップであって、負荷情報が、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応する負荷とを含み、サービス種別識別子が、サービスタイプ識別子またはslice識別情報である、ステップと、第2の基地局によって負荷情報を第1の基地局に送信するステップと
を含む負荷情報送信方法を提供する。
本発明の実施形態で提供される負荷情報送信方法によれば、第2の基地局は、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応する負荷とを含む負荷情報を取得して第1の基地局に送信する。このようにして、第1の基地局は、異なるサービス種別識別子に対応する負荷に基づいて、異なるサービスの負荷状況を知り得、したがって、異なるサービスの負荷状況に基づいて干渉制御を正確に実行し得、その結果、サービスレベルで精密な干渉制御を実施し、ネットワーク利用率およびユーザ体験を向上させる。
第4の態様に関連して、可能な実施態様では、負荷は、UL Interference Overload Indication、RNTP、およびUL High Interference Indicationのうちの少なくとも1つを含み得る。
第4の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、サービスタイプは、eMBBサービス、mMTCサービス、およびURLLCサービスのうちの少なくとも1つを含み得る。
本発明の実施形態の第5の態様は、
第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部の物理リソースブロック(physical resource block、PRB)の優先度情報またはタイプ情報を、第1の基地局によって第2の基地局から受信するステップであって、PRBのタイプ情報が、PRBに対応するnumerology(numerology)タイプである、ステップ
を含む情報送信方法を提供する。
本発明の実施形態で提供される情報送信方法によれば、第1の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を第2の基地局から受信する。このようにして、第1の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報に基づいて、第1の基地局によって管理されるセルにリソースを割り当て得る。
第5の態様に関連して、可能な実施態様では、第2の基地局のセルに含まれる全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を、第1の基地局によって第2の基地局から受信するステップは、特に、第1の基地局によって第2の基地局から負荷情報を受信するステップであって、負荷情報が、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を搬送する、ステップを含み得る。
第5の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第2の基地局のセルに含まれる全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を、第1の基地局によって第2の基地局から受信するステップは、特に、第1の基地局によって第2の基地局から第1のメッセージを受信するステップであって、第1のメッセージが、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を搬送する、ステップを含み得る。
本発明の実施形態の第6の態様は、
第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を、第2の基地局によって第1の基地局に送信するステップであって、PRBのタイプ情報が、PRBに対応するnumerologyタイプである、ステップ
を含む情報送信方法を提供する。
本発明の実施形態で提供される情報送信方法によれば、第2の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を第1の基地局に送信する。このようにして、第1の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報に基づいて、第1の基地局によって管理されるセルにリソースを割り当て得る。
第6の態様に関連して、可能な実施態様では、第2の基地局のセルに含まれる全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を、第2の基地局によって第1の基地局に送信するステップは、特に、第2の基地局によって負荷情報を第1の基地局に送信するステップであって、負荷情報が、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を搬送する、ステップを含み得る。
第6の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第2の基地局のセルに含まれる全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を、第2の基地局によって第1の基地局に送信するステップは、特に、第2の基地局によって第1のメッセージを第1の基地局に送信するステップであって、第1のメッセージが、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を搬送する、ステップを含み得る。
本発明の実施形態の第7の態様は、
第2の基地局からリソース状況情報を受信し、リソース状況情報が、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応するリソース状況とを含み、サービス種別識別子が、サービスタイプ識別子またはslice識別情報である、ように構成される受信ユニット
を含む第1の基地局を提供する。
第7の態様に関連して、可能な実施態様では、第1の基地局は、受信ユニットによって受信される、サービス種別識別子に対応するリソース状況に基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスの無線リソース管理RRMポリシーを決定するように構成される決定ユニットをさらに含む。
第7の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第1の基地局は、第1のメッセージを第2の基地局に送信し、第1のメッセージが、リソース状況を報告するように第2の基地局に要求するために使用され、第1のメッセージが、指示情報、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含むか、または第1のメッセージが、サービス種別識別子、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含み、指示情報が、異なるサービス種別に基づいてリソース状況を個別に報告するように第2の基地局に命令するために使用され、第1のセル識別子リストが、リソース状況が報告される必要があるセルの識別子を含み、第1のリソースタイプセットが、リソース状況が報告される必要があるリソースのタイプを含む、ように構成される送信ユニットをさらに含む。
第7の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、受信ユニットは、第2の基地局から第2のメッセージを受信し、第2のメッセージが、以下のうちの少なくとも一方、すなわち、第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットのうちの少なくとも一方を含み、第2のセル識別子リストが、リソース状況が報告され得るセルの識別子であって、第1のセル識別子リスト内にあるセルの識別子を含み、第2のリソースタイプセットが、リソース状況が報告され得るリソースのタイプであって、第1のリソースタイプセット内にあるリソースのタイプを含む、ようにさらに構成される。
第7の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、受信ユニットによって受信される第2のメッセージは、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、サービス種別識別子セット、失敗セル識別子リスト、リソース状況が報告され得ないリソースのタイプであって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応するリソースのタイプ、およびリソース状況を報告する際に失敗をもたらす原因であって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応する原因のうちの少なくとも1つをさらに含み、サービス種別識別子セットは、リソース状況が報告され得ないサービスのサービス種別識別子を含み、失敗セル識別子リストは、リソース状況が報告され得ないセルの識別子であって、第1のセル識別子リスト内にあるセルの識別子を含む。
第7の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、受信ユニットは、第2の基地局から第3のメッセージを受信し、第3のメッセージが、リソース状況が報告され得ないことを示すために使用され、第3のメッセージが、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、サービス種別識別子セット、失敗セル識別子リスト、リソース状況が報告され得ないリソースのタイプであって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応するリソースのタイプ、およびリソース状況を報告する際に失敗をもたらす原因であって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応する原因のうちの少なくとも1つを含む、ようにさらに構成される。
第7の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、送信ユニットによって送信される第1のメッセージは、報告期間、報告開始指示、および報告終了指示のうちの少なくとも1つをさらに含み、報告期間は、リソース状況報告の期間を示すために使用され、報告開始指示は、リソース状況報告が開始されることを示すために使用され、報告終了指示は、リソース状況報告が終了されることを示すために使用される。
第7の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第1のメッセージが、サービス種別識別子、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含むとき、第1の基地局は、第1のメッセージを生成し、第1のメッセージ内の異なるサービス種別識別子が、異なるリソースタイプセット、異なるセル識別子リスト、異なる報告期間、異なる報告開始指示、および異なる報告終了指示のうちの少なくとも1つに対応する、ように構成される生成ユニットをさらに含む。
第7の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第1のメッセージが、サービス種別識別子、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含むとき、第1の基地局は、第2の基地局によって提供されるサービスのサービス種別識別子を取得するように構成される取得ユニットをさらに含む。
第7の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、サービスタイプは、eMBBサービス、mMTCサービス、およびURLLCサービスのうちの少なくとも1つを含み得る。
本発明の実施形態の第8の態様は、
リソース状況情報を取得し、リソース状況情報が、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応するリソース状況とを含み、サービス種別識別子が、サービスタイプ識別子またはslice識別情報である、ように構成される取得ユニットと、取得ユニットによって取得されたリソース状況情報を第1の基地局に送信するように構成される送信ユニットと
を含む第2の基地局を提供する。
第8の態様に関連して、可能な実施態様では、第2の基地局は、第1の基地局から第1のメッセージを受信し、第1のメッセージが、リソース状況を報告するように第2の基地局に要求するために使用され、第1のメッセージが、指示情報、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含むか、または第1のメッセージが、サービス種別識別子、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含み、指示情報が、異なるサービス種別に基づいてリソース状況を個別に報告するように第2の基地局に命令するために使用され、第1のセル識別子リストが、リソース状況が報告される必要があるセルの識別子を含み、第1のリソースタイプセットが、リソース状況が報告される必要があるリソースのタイプを含む、ように構成される受信ユニットをさらに含み、第1のメッセージが、指示情報、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含むとき、取得ユニットは、リソース状況情報を取得するために、受信ユニットによって受信された第1のセル識別子リストおよび第1のリソースタイプセットならびに異なるサービス種別に基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスのリソース状況を取得するように特に構成されるか、または、第1のメッセージが、サービス種別識別子、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含むとき、取得ユニットは、リソース状況情報を取得するために、受信ユニットによって受信された第1のセル識別子リストおよび第1のリソースタイプセットに基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスのリソース状況を取得するように特に構成される。
第8の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、第2の基地局は、第1の基地局からのリソース状況報告要求を受け入れることを決定し、第1のメッセージに基づいて第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットを決定し、第2のセル識別子リストが、リソース状況が報告され得るセルの識別子であって、第1のセル識別子リスト内にあるセルの識別子を含み、第2のリソースタイプセットが、リソース状況が報告され得るリソースのタイプであって、第1のリソースタイプセット内にあるリソースのタイプを含む、ように構成される決定ユニットをさらに含み、取得ユニットは、リソース状況情報を取得するために、第2のセル識別子リスト、第2のリソースタイプセット、および異なるサービス種別に基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスのリソース状況を取得するように特に構成され、取得ユニットは、リソース状況情報を取得するために、第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットに基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスのリソース状況を取得するように特に構成される。
第8の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、送信ユニットは、第2のメッセージを第1の基地局に送信し、第2のメッセージが、以下のうちの少なくとも一方、すなわち、第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットのうちの少なくとも一方を含む、ようにさらに構成される。
第8の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、送信ユニットによって送信される第2のメッセージは、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、サービス種別識別子セット、失敗セル識別子リスト、リソース状況が報告され得ないリソースのタイプであって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応するリソースのタイプ、およびリソース状況を報告する際に失敗をもたらす原因であって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応する原因のうちの少なくとも1つをさらに含み、サービス種別識別子セットは、リソース状況が報告され得ないサービスのサービス種別識別子を含み、失敗セル識別子リストは、リソース状況が報告され得ないセルの識別子であって、第1のセル識別子リスト内にあるセルの識別子を含む。
第8の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、決定ユニットは、第1の基地局からのリソース状況報告要求が受け入れられ得ないことを決定するようにさらに構成され、送信ユニットは、第3のメッセージを第1の基地局に送信し、第3のメッセージが、リソース状況が報告され得ないことを示すために使用され、第3のメッセージが、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、サービス種別識別子セット、失敗セル識別子リスト、リソース状況が報告され得ないリソースのタイプであって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応するリソースのタイプ、およびリソース状況を報告する際に失敗をもたらす原因であって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応する原因のうちの少なくとも1つを含む、ようにさらに構成される。
第8の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、受信ユニットによって受信される第1のメッセージは、報告期間、報告開始指示、および報告終了指示のうちの少なくとも1つをさらに含み、報告期間は、リソース状況報告の期間を示すために使用され、報告開始指示は、リソース状況報告が開始されることを示すために使用され、報告終了指示は、リソース状況報告が終了されることを示すために使用され、送信ユニットは、受信ユニットによって受信された第1のメッセージに基づいてリソース状況情報を第1の基地局に送信するように特に構成される。
第8の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、サービスタイプは、eMBBサービス、mMTCサービス、およびURLLCサービスのうちの少なくとも1つを含み得る。
本発明の実施形態の第9の態様は、
第2の基地局から負荷情報を受信し、負荷情報が、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応する負荷とを含み、サービス種別識別子が、サービスタイプ識別子またはslice識別情報である、ように構成される受信ユニット
を含む第1の基地局を提供する。
第9の態様に関連して、可能な実施態様では、第1の基地局は、受信ユニットによって受信される、サービス種別識別子に対応する負荷に基づいて干渉制御を実行するように構成される処理ユニットをさらに含む。
第9の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、負荷は、UL Interference Overload Indication、RNTP、およびUL High Interference Indicationのうちの少なくとも1つを含む。
第9の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、サービスタイプは、eMBBサービス、mMTCサービス、およびURLLCサービスのうちの少なくとも1つを含み得る。
本発明の実施形態の第10の態様は、
負荷情報を取得し、負荷情報が、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応するリソース状況とを含み、サービス種別識別子が、サービスタイプ識別子またはslice識別情報である、ように構成される取得ユニットと、取得ユニットによって取得された負荷情報を第1の基地局に送信するように構成される送信ユニットと
を含む第2の基地局を提供する。
第10の態様に関連して、可能な実施態様では、負荷は、UL Interference Overload Indication、RNTP、およびUL High Interference Indicationのうちの少なくとも1つを含む。
第10の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、サービスタイプは、eMBBサービス、mMTCサービス、およびURLLCサービスのうちの少なくとも1つを含み得る。
本発明の実施形態の第11の態様は、
第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を第2の基地局から受信し、PRBのタイプ情報が、PRBに対応するnumerologyタイプである、ように構成される受信ユニットを含む第1の基地局を提供する。
第11の態様に関連して、可能な実施態様では、受信ユニットは、第2の基地局から負荷情報を受信し、負荷情報が、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を搬送する、ように特に構成される。
第11の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、受信ユニットは、第2の基地局から第1のメッセージを受信し、第1のメッセージが、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を搬送する、ように特に構成される。
本発明の実施形態の第12の態様は、
第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を第1の基地局に送信し、PRBのタイプ情報が、PRBに対応するnumerologyタイプである、ように構成される送信ユニット
を含む第2の基地局を提供する。
第12の態様に関連して、可能な実施態様では、送信ユニットは、負荷情報を第1の基地局に送信し、負荷情報が、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を搬送する、ように特に構成される。
第12の態様および前述の可能な実施態様に関連して、別の可能な実施態様では、送信ユニットは、第1のメッセージを第1の基地局に送信し、第1のメッセージが、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報またはタイプ情報を搬送する、ように特に構成される。
本発明の実施形態の第13の態様は、基地局を提供し、基地局は、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、トランシーバと、バスとを含み得、
メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサ、メモリ、およびトランシーバは、バスを使用して接続され、基地局が動作するとき、プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行し、これにより、基地局は、第1の態様もしくは第1の態様の可能な実施態様のいずれか1つによるリソース状況情報送信方法を実行するか、第2の態様もしくは第2の態様の可能な実施態様のいずれか1つによるリソース状況情報送信方法を実行するか、第3の態様もしくは第3の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる負荷情報送信方法を実行するか、第4の態様もしくは第4の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる負荷情報送信方法を実行するか、第5の態様もしくは第5の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる情報送信方法を実行するか、または第6の態様もしくは第6の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる情報送信方法を実行する。
本発明の実施形態の第14の態様は、入力/出力インタフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、バスとを含むチップシステムを提供し、
メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサおよびメモリは、バスを使用して接続され、チップシステムが動作するとき、プロセッサは、メモリに記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行し、これにより、チップシステムは、第1の態様もしくは第1の態様の可能な実施態様のいずれか1つによるリソース状況情報送信方法を実行するか、第2の態様もしくは第2の態様の可能な実施態様のいずれか1つによるリソース状況情報送信方法を実行するか、第3の態様もしくは第3の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる負荷情報送信方法を実行するか、第4の態様もしくは第4の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる負荷情報送信方法を実行するか、第5の態様もしくは第5の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる情報送信方法を実行するか、または第6の態様もしくは第6の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる情報送信方法を実行する。
本発明の実施形態の第15の態様は、前述の基地局によって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶し、コンピュータソフトウェア命令が、リソース状況情報送信方法を実行するために使用されるプログラム、負荷情報送信方法を実行するために使用されるプログラム、または情報送信方法を実行するために使用されるプログラムを含む、ように構成されるコンピュータ記憶媒体を提供する。
本発明の実施形態の第16の態様は、
第7の態様または第7の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる第1の基地局と、第8の態様または第8の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる第2の基地局と
を含む通信システムを提供する。
本発明の実施形態の第17の態様は、
第9の態様または第9の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる第1の基地局と、第10の態様または第10の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる第2の基地局と
を含む通信システムを提供する。
本発明の実施形態の第18の態様は、
第11の態様または第11の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる第1の基地局と、第12の態様または第12の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる第2の基地局と
を含む通信システムを提供する。
リソース状況情報がセルベースで交換される場合に精密なRRM動作を実施することが困難であるという問題を解決するために、本発明の実施形態は、リソース状況情報送信方法を提供する。本方法の基本原理は以下の通りであり、第1の基地局は、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応するリソース状況とを含むリソース状況情報を第2の基地局から受信し、これにより、異なるサービスの負荷状況が、異なるサービス種別識別子に対応するリソース状況に基づいて知られ得、したがって、ハンドオーバ、負荷分散、または負荷制御などのRRM動作が、異なるサービスの負荷状況に基づいて正確に開始され得、その結果、精密なRRM動作がサービスレベルで実施される。
さらに、負荷情報がセルベースで交換される場合に精密な干渉制御を実施することが困難であるという問題を解決するために、本発明の実施形態は、負荷情報送信方法を提供する。本方法の基本原理は以下の通りであり、第1の基地局は、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応する負荷とを含む負荷情報を第2の基地局から受信し、これにより、異なるサービスの負荷状況が、異なるサービス種別識別子に対応する負荷に基づいて知られ得、したがって、干渉制御が、異なるサービスの負荷状況に基づいて正確に実行され得、その結果、精密な干渉制御がサービスレベルで実施される。
本発明の実施形態において、サービス種別識別子は、サービスタイプ識別子であってもよく、またはslice識別情報であってもよいことに留意されたい。さらに、本発明の実施形態で提供されるリソース状況情報送信方法および負荷情報送信方法が使用されるシナリオは、シングルリンクシナリオ、デュアルリンクシナリオ、中継(Relay)シナリオ、およびデバイスツーデバイス(device to device、D2D)シナリオを含むが、これらに限定されないことに留意されたい。
以下は、添付図面を参照して、本発明の実施形態の実施態様を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用され得る通信システムの簡略化された概略図である。通信システムは、第5世代移動通信技術(the fifth generation telecommunication、5G)システムおよびそれに続く発展型通信システムであってもよく、またはロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システム、第3世代移動通信技術(the third generation telecommunication、3G)システム、第2世代移動通信技術(the second generation telecommunication、2G)システム、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、WiFi)システム、およびワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(worldwide interoperability for microwave access、WIMAX)システムなどの通信システムであってもよい。図1に示されているように、通信システムは、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)コントローラ11、基地局12、コアネットワーク要素13、および端末デバイス14を含み得る。
RANコントローラ11および基地局12は、RAN側ネットワーク要素である。
RANコントローラは、無線アクセスネットワークを制御することを担当する。例えば、RANコントローラは、リソース割り当ておよびモビリティ管理などの機能を実行する。
基地局12は、ワイヤレス通信基地局(base station、BS)または基地局コントローラなどであり得る。基地局12は、ユーザプレーン基地局および制御プレーン基地局を特に含み得る。基地局12は、無線アクセスネットワークに配置され、かつ端末デバイス14にワイヤレス通信機能を提供するように構成される装置である。基地局12の主な機能は、無線リソース管理、インターネットプロトコル(internet protocol、IP)ヘッダ圧縮およびユーザデータストリーム暗号化、ユーザ機器の接続中のモビリティ管理エンティティ(mobility management entity、MME)の選択、サービングゲートウェイ(serving gateway、SGW)へのユーザプレーンデータのルーティング、ページングメッセージの構成および送信、ブロードキャストメッセージの構成および送信、ならびにモビリティまたはスケジューリングの目的で使用される測定および測定報告の構成などを含む。基地局12は、様々な形態のマクロ基地局、マイクロ基地局、中継局、およびアクセスポイントなどを含み得る。異なる無線アクセス技術が適用される通信システムでは、基地局機能を有するデバイスは、異なる名称を有することがある。例えば、LTEシステムでは、デバイスは発展型ノードB(evolved NodeB、eNB、またはeNodeB)と呼ばれ、3Gシステムでは、デバイスはノードB(NodeB)と呼ばれ、次世代ワイヤレス通信システムでは、デバイスはgNBと呼ばれる。「基地局」という名称は、通信技術の発展と共に変化し得る。さらに、別の可能な場合には、基地局12は、端末デバイス14にワイヤレス通信機能を提供する別の装置であってもよい。説明を簡単にするために、本発明のこの実施形態では、端末デバイス14にワイヤレス通信機能を提供する装置は、基地局12と呼ばれる。
基地局12は、特に、本発明の実施形態における第1の基地局であり得るか、または本発明の実施形態における第2の基地局であり得ることに留意されたい。さらに、本発明の実施形態における第1の基地局および第2の基地局は、同じ通信システム内の基地局であり得る。例えば、第1の基地局と第2の基地局の両方は、LTEシステム内の発展型ノードB(eNB)である。別の例では、第1の基地局と第2の基地局の両方は、5Gシステム内のgNBである。もちろん、第1の基地局および第2の基地局は、あるいは、異なる通信システム内の基地局であってもよい。例えば、第1の基地局は、LTEシステム内の発展型ノードB(eNB)であり、第2の基地局は、5Gシステム内のgNBである。別の例では、第1の基地局は、5Gシステム内のgNBであり、第2の基地局は、LTEシステム内の発展型ノードB(eNB)である。
通信システムは、CU分離技術が使用される通信システムであり得る。この場合、コアネットワーク要素13は、制御プレーンコアネットワーク要素(図1に示されているCN_CP)およびユーザプレーンコアネットワーク要素(図1に示されているCN_UP)を特に含み得る。制御プレーンコアネットワーク要素は、セッション管理、モビリティ管理、QoS制御、および端末デバイス14のサブスクリプション情報管理などの機能を主に担当する。ユーザプレーンコアネットワーク要素は、データ転送などの機能を主に担当する。例えば、CN_CPは、MMEおよびGW−Cを含み得る。さらに、5Gシステムでは、CN_CPは、モビリティ管理(mobility management、MM)および制御プレーンセッション管理(session management control、SM−C)などの論理機能モジュールを含むネットワーク要素を含み得る。CN_UPは、GW−Uを含み得、GW−Uは、ユーザプレーンセッション管理(session management user、SM−U)などの論理機能モジュールを含むネットワーク要素であり得る。
端末デバイス14は、ハンドヘルドデバイス(例えば、携帯電話、インテリジェント端末、マルチメディアデバイス、もしくはストリーミングデバイス)、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、またはワイヤレス通信機能を有するコンピューティングデバイスもしくはワイヤレスモデムに接続される別の処理デバイス、または様々な形態のユーザ機器(User Equipment、UE)、移動局(Mobile Station、MS)、および端末デバイス(terminal device)などを含み得る。説明を簡単にするために、上述のデバイスはまとめて端末デバイス14と呼ばれる。
図2は、本発明の一実施形態による基地局の概略構成図である。図2に示されているように、基地局は、少なくとも1つのプロセッサ21、メモリ22、トランシーバ23、およびバス24を含み得る。
基地局の構成要素は、図2を参照して以下で詳細に説明される。
プロセッサ21は、基地局の制御センタであり、プロセッサであってもよく、または複数の処理要素の総称であってもよい。例えば、プロセッサ21は、中央処理装置(central processing unit、CPU)であってもよく、または特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)であってもよく、または本発明のこの実施形態を実施する1つ以上の集積回路、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサ(digital signal processor、DSP)もしくは1つ以上のフィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)として構成されてもよい。
プロセッサ21は、メモリ22に記憶されているソフトウェアプログラムを動作させるまたは実行することによって、およびメモリ22に記憶されているデータを呼び出すことによって基地局の様々な機能を実行し得る。
一実施形態では、特定の実施態様において、プロセッサ21は、1つ以上のCPU、例えば、図2に示されているCPU0およびCPU1を含み得る。
一実施形態では、特定の実施態様において、基地局は、複数のプロセッサ、例えば、図2に示されているプロセッサ21およびプロセッサ25を含み得る。プロセッサの各々は、シングルコアプロセッサ(single−CPU)であってもよく、またはマルチコアプロセッサ(multi−CPU)であってもよい。ここでのプロセッサは、データ(コンピュータプログラム命令など)を処理するために使用される1つ以上のデバイス、回路、および/または処理コアであってもよい。
メモリ22は、読み出し専用メモリ(read−only memory、ROM)もしくは静的情報および命令を記憶し得る別のタイプの静的記憶デバイス、またはランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)もしくは情報および命令を記憶し得る別のタイプの動的記憶デバイスであってもよく、または電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(electrically erasable programmable read−only memory、EEPROM)、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(compact disc read−only memory、CD−ROM)もしくは他のコンパクトディスク記憶装置、光ディスク記憶装置(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、およびブルーレイディスクなどを含む)、磁気ディスク記憶媒体もしくは別の磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形式の予期されるプログラムコードを保持もしくは記憶するように構成され得る、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体であってもよいが、これらに限定されない。メモリ22は、独立して存在してもよく、バス24を使用してプロセッサ21に接続される。あるいは、メモリ22は、プロセッサ21と一体化されてもよい。
メモリ22は、本発明における解決策を実行するためのソフトウェアプログラムを記憶するように構成され、ソフトウェアプログラムは、プロセッサ21によって制御され実行される。
トランシーバ23は、別のデバイスまたはイーサネット(登録商標)、RAN、もしくはワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)などの通信ネットワークと通信するように構成される。トランシーバ23は、受信機能を実施するための受信ユニットおよび送信機能を実施するための送信ユニットを含み得る。
バス24は、業界標準アーキテクチャ(industry standard architecture、ISA)バス、周辺構成要素相互接続(peripheral component interconnect、PCI)バス、または拡張業界標準アーキテクチャ(extended industry standard architecture、EISA)バスなどであってもよい。バスは、アドレスバス、データバス、および制御バスなどに分類され得る。表現を簡単にするために、図2ではバスを表すために1本の太線のみが使用されているが、これは、1つのバスしかまたは1つのタイプのバスしか存在しないことを意味しない。
図2に示されているデバイス構造は、第1の基地局に対する限定をなすものではなく、第1の基地局は、図に示されているものより多いまたは少ない構成要素を含むか、いくつかの構成要素を組み合わせるか、または異なる構成要素の配置を有し得る。
本発明のこの実施形態では、第1の基地局は、異なるサービス種別に関してリソース状況を個別に報告するように第2の基地局に命令するために第1のメッセージを第2の基地局に送信し得る。このようにして、第1の基地局は、異なるサービス種別に対応するリソース状況に基づいて異なるサービスに対して負荷制御または負荷分散などの精密なRRM動作を実行し得る。
特定の実施態様では、第1の基地局は、以下の2つの方法で、異なるサービス種別に関してリソース状況を個別に報告するように第2の基地局に命令し得る。
方法1:第1のメッセージは、リソース状況が報告される必要があるサービスのサービス種別識別子を搬送する。
方法2:第1のメッセージは、異なるサービス種別に基づいてリソース状況を個別に報告するように命令するために使用される指示情報を搬送する。
図3A、図3B、図4A、および図4Bに示されている実施形態では、本発明の実施形態が、異なるサービス種別に関してリソース状況を個別に報告するように第2の基地局に命令する特定の異なる方法に基づいて詳細に説明されている。
図3Aおよび図3Bは、本発明の一実施形態によるリソース状況情報送信方法のフローチャートである。本発明のこの実施形態では、本発明のこの実施形態で提供されるリソース状況情報送信方法が、リソース状況が報告される必要があるサービスのサービス種別識別子を第1の基地局が第1のメッセージに追加する例を使用して詳細に説明される。図3Aおよび図3Bに示されているように、この方法は、以下のステップを含み得る。
401.第1の基地局は、第2の基地局によって提供されるサービスのサービス種別識別子を取得する。
特定の実施態様では、基地局によって提供されるサービスは、異なるサービスタイプに基づいて分類され得るか、または基地局によって提供されるサービスは、異なるsliceに基づいて分類され得る。基地局によって提供されるサービスが異なるサービスタイプに基づいて分類されるシナリオでは、サービス種別識別子は、サービスタイプ識別子である。基地局によって提供されるサービスが異なるsliceに基づいて分類されるシナリオでは、サービス種別識別子は、slice識別情報である。第1の基地局は、第2の基地局とサービス情報を交換することによって、第2の基地局によって提供されるサービスのサービス種別識別子を取得し得る。
例えば、基地局によって提供されるサービスが異なるサービスタイプに基づいて分類されるシナリオでは、第1の基地局は、異なるサービスタイプをサポートする能力および第2の基地局によって提供されるサービスのサービスタイプに関する1つ以上の情報を第2の基地局と交換することによって、第2の基地局によって提供されるサービスのサービスタイプ識別子を取得し得る。例えば、第2の基地局によって提供され、第1の基地局によって取得されるサービスのサービスタイプ識別子は、eMBBサービスの識別子、mMTCサービスの識別子、およびURLLCサービスの識別子を含む。
特定の実施態様では、サービスタイプ識別子は、QoSパラメータセット内のいくつかのQoSパラメータ、QoSパラメータセットインデックス値、およびQoSパラメータセットインデックス値が配置されているグループのグループ識別子などのうちの少なくとも1つを含み得る。サービスのQoSパラメータセットは、レイテンシ、パケット損失率、ビット誤り率、優先度、最大速度、保証速度、ならびに割り当ておよび保存優先度などのうちの少なくとも1つを含み得る。QoSパラメータセットは、インデックス値を使用して表され得る。QoSパラメータセットとインデックス値との対応関係は、標準プロトコルで構成されるか、またはネットワーク要素によって構成され、シグナリングを使用してネットワーク要素間で転送される。さらに、複数のインデックス値は、いくつかのグループにグループ化され得、異なるグループは、異なるタイプのサービスに対応しており、各グループは、1つのグループ識別子を使用して表され得る。例えば、eMBBサービスは、グループ識別子を使用して表され得、eMBBサービスは、複数のサービスを含み得、eMBBサービスの各サービスは、1つのインデックス値を使用して表され得る。
基地局によって提供されるサービスが異なるsliceに基づいて分類されるシナリオでは、第1の基地局は、slice情報を第2の基地局と交換することによって、第2の基地局によって提供されるサービスのslice識別情報を取得し得る。slice情報は、sliceがサポートされているかどうかを示すために使用される情報を含み得る。sliceがサポートされているかどうかを示すために使用される情報が、sliceがサポートされていることを示す場合、slice情報は、サポートされているsliceの識別情報をさらに含む。slice識別情報は、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、slice識別子(id)、sliceタイプ(type)、テナントタイプ、テナント識別子、およびネットワーク機能識別子などのうちの少なくとも1つを含む。特定の実施態様では、slice識別情報は、sliceがサポートされていることを示すために使用され得る。sliceは、ネットワークsliceであり、ネットワークsliceは、特定の使用状況において通信サービス要求を満たす論理ネットワーク機能の組み合わせである。ネットワークsliceは、オペレータが物理リソースではなく論理リソースを使用してサービスベースのネットワークアーキテクチャを提供するのに役立つ。このようなネットワークサービスでは、リソースおよび要求は割り当ておよび再割り当てされ得、独立したネットワーク機能モジュールはスケーラブルであり、物理機能および仮想機能はフレキシブルに配置され、ネットワークリソースが完全かつ効率的に利用されながらサービス性能要求が満たされる。
第1の基地局が、第2の基地局によって提供されるサービスのサービス種別識別子を取得した後、第1の基地局は、第1のメッセージで搬送される必要があるサービス種別識別子を決定するために、第1の基地局のリソース状況に基づいて、リソース状況が報告される必要があるサービスを決定する。例えば、基地局によって提供されるサービスが異なるサービスタイプに基づいて分類されるシナリオにおいて、第2の基地局によって提供されるサービスはeMBBサービス、mMTCサービス、およびURLLCサービスを含み、第1の基地局はeMBBサービスのみを有すると仮定される。この場合、第1の基地局は、eMBBサービスの識別子のみを第1のメッセージに追加し得る。別の例では、第1の基地局は、複数のタイプのサービスを有するが、mMTCサービスおよびURLLCサービスに対してのみ負荷分散動作を実行する必要がある。この場合、第1の基地局は、mMTCサービスおよびURLLCサービスの識別子のみを第1のメッセージに追加し得る。
402.第1の基地局は、第1のメッセージを生成し、第1のメッセージは、リソース状況を報告するように第2の基地局に要求するために使用される。
第1のメッセージは、リソース状況要求であり得る。第1のメッセージは、サービス種別識別子、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含み得る。
サービス種別識別子は、第1の基地局によって決定され、かつリソース状況が報告される必要があるサービスのサービス種別識別子を含み得る。例えば、基地局によって提供されるサービスが異なるサービスタイプに基づいて分類されるシナリオでは、サービス種別識別子は、mMTCサービスの識別子およびURLLCサービスの識別子を含む。
第1のリソースタイプセットは、リソース状況が報告される必要があるリソースのタイプを含む。例えば、第1のリソースタイプセットは、以下のリソースのうちの少なくとも1つ、すなわち、PRB、トランスポートネットワーク層(transport network layer、TNL)、ハードウェア(hardware、HW)、複合利用可能容量(Composite Available Capacity)、オールモストブランクサブフレームステータス(almost blank subframe status、ABS status)、基準信号受信電力(reference signal received power、RSRP)、およびチャネル状態情報(channel−state information、CSI)のうちの少なくとも1つを含み得る。
第1のセル識別子リストは、リソース状況が報告される必要があるセルの識別子を含む。
任意選択で、第1のメッセージは、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、報告期間、報告開始指示、および報告終了指示のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。報告期間は、リソース状況報告の期間を示すために使用され、報告開始指示は、リソース状況報告が開始されることを示すために使用され、報告終了指示は、リソース状況報告が終了されることを示すために使用される。さらに、異なる報告期間、異なる報告開始指示、および異なる報告終了指示のうちの少なくとも1つが、第1のリソースタイプセット内の異なるリソースタイプに対して使用され得る。例えば、PRBに対応する報告期間は、TNLに対応する報告期間と異なる。
任意選択で、第1の基地局が、第2の基地局によって提供されるサービスのサービス種別識別子を取得し、第1のメッセージで搬送される必要があるサービス種別識別子を決定した後、第1の基地局は、第1のメッセージを生成するためにサービス種別識別子の異なる構成に基づいて第1のメッセージを構成し得る。例えば、第1のメッセージは、サービス種別識別子、第1のセル識別子リスト、第1のリソースタイプセット、報告期間、報告開始指示、および報告終了指示を含む。この場合、第1の基地局は、異なるサービス種別識別子に対して、リソース状況が報告される必要があるリソースの異なるタイプ、リソース状況が報告される必要があるセルの異なる識別子、異なる報告期間、異なる報告開始指示、および異なる報告終了指示のうちの少なくとも1つを構成し得る。例えば、基地局によって提供されるサービスが異なるサービスタイプに基づいて分類されるシナリオでは、第1のメッセージで搬送されるサービス種別識別子は、mMTCサービスの識別子およびURLLCサービスの識別子を含む。この場合、リソース状況が報告される必要があるリソースの異なるタイプおよび異なる報告期間が、mMTCサービスおよびURLLCサービスに対して構成され得、他のパラメータには同じまたは異なる構成が使用される。
例えば、基地局によって提供されるサービスが異なるサービスタイプに基づいて分類されるシナリオでは、第1のメッセージにおいて、サービス種別識別子は、mMTCサービスの識別子およびURLLCサービスの識別子を含み、リソース状況が報告される必要があるリソースのタイプであって、mMTCサービスの識別子に対応するリソースのタイプは、PRBおよびTNLであり、リソース状況が報告される必要があるリソースのタイプであって、URLLCサービスの識別子に対応するリソースのタイプは、HWおよびCSIであり、リソース状況が報告される必要があるセルの識別子であって、mMTCサービスの識別子およびURLLCサービスの識別子の両方に対応するセルの識別子は、セル1、セル2、セル3、およびセル5であり、mMTCサービスの識別子に対応する報告期間は10msであり、URLLCサービスの識別子に対応する報告期間は5msである。
もちろん、第1の基地局は、すべてのサービス種別識別子に対して、リソース状況が報告される必要があるリソースの同じタイプ、リソース状況が報告される必要があるセルの同じ識別子、同じ報告期間、同じ報告開始指示、および同じ報告終了指示を構成し得る。
例えば、基地局によって提供されるサービスが異なるサービスタイプに基づいて分類される場合、第1のメッセージにおいて、サービス種別識別子は、mMTCサービスの識別子およびURLLCサービスの識別子を含み、第1のリソースタイプセットは、PRB、TNL、HW、およびCSIを含み、第1のセル識別子リストは、セル1、セル2、セル3、およびセル5を含み、第1のメッセージは、報告期間10msをさらに含む。
403.第1の基地局は、第1のメッセージを第2の基地局に送信する。
404.第2の基地局は、第1の基地局から第1のメッセージを受信する。
405.第2の基地局は、第1の基地局からのリソース状況報告要求を受け入れるかどうかを決定する。
第1のメッセージを受信した後、第2の基地局は、第1の基地局からのリソース状況報告要求を受け入れるかどうかを決定し得る。第2の基地局が、第1の基地局からのリソース状況報告要求は受け入れられ得ないと決定した場合、次のステップ406が実行され、あるいは、第2の基地局が、第1の基地局からのリソース状況報告要求を受け入れることを決定した場合、次のステップ407から413が実行される。
406.第2の基地局は、第3のメッセージを第1の基地局に送信する。
第3のメッセージは、リソース状況が報告され得ないことを示すために使用される。
第2の基地局が、第1の基地局からのリソース状況報告要求は受け入れられ得ないと決定した場合、言い換えれば、サービス、リソース状況が報告される必要があるリソース、およびリソース状況が報告される必要があるセルのいずれも受け入れられ得ないと決定した場合、第2の基地局は、リソース状況が報告され得ないことを第1の基地局に通知するために、リソース状況失敗情報、すなわち第3のメッセージを第1の基地局に送信し得る。
第3のメッセージは、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、サービス種別識別子セット、失敗セル識別子リスト、リソース状況が報告され得ないリソースのタイプであって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応するリソースのタイプ、およびリソース状況を報告する際に失敗をもたらす原因であって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応する原因のうちの少なくとも1つを含み得る。サービス種別識別子セットは、リソース状況が報告され得ないサービスのサービス種別識別子を含み得る。失敗セル識別子リストは、リソース状況が報告され得ないセルの識別子であって、第1のセル識別子リスト内にあるセルの識別子を含み得る。失敗原因は、サポートされていない測定ターゲット、サポートされていないターゲットサービスタイプ、およびサポートされていないターゲット基地局などのうちの1つを含む。
407.第1の基地局は、第2の基地局から第3のメッセージを受信する。
第1の基地局が第3のメッセージを受信した後、第1の基地局は、第1のメッセージを再び送信するかどうかを決定し得る。例えば、第1の基地局は、第3のメッセージで搬送された失敗原因に基づいて、第1のメッセージを再び送信するかどうかを決定し得る。第1の基地局は、第3のメッセージで搬送された失敗原因に基づいて、第1のメッセージを第2の基地局以外の基地局に送信することをさらに決定し得る。さらに、第1の基地局は、ハンドオーバまたは負荷分散などのRRM動作を開始する低優先度のターゲット基地局として第2の基地局を使用し得る。
408.第2の基地局は、第2のメッセージを第1の基地局に送信する。
第2の基地局が、第1の基地局からのリソース状況報告要求を受け入れることを決定した場合、言い換えれば、一部もしくは全部のサービス、および/またはリソース状況が報告される必要がある一部もしくは全部のリソース、および/またはリソース状況が報告される必要がある一部もしくは全部のセルを受け入れることを決定した場合、第2の基地局は、サービス、および/またはセル、および/またはリソース状況が報告されるべきリソースを第1の基地局に通知するために、リソース状況応答、すなわち第2のメッセージを第1の基地局に送信し得る。
第2のメッセージは、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットのうちの少なくとも1つを含み得る。第2のセル識別子リストは、リソース状況が報告され得るセルの識別子であって、第1のセル識別子リスト内にあるセルの識別子を含み得る。第2のリソースタイプセットは、リソース状況が報告され得るリソースのタイプであって、第1のリソースタイプセット内にあるリソースのタイプを含み得る。
任意選択で、第2のメッセージは、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、サービス種別識別子セット、失敗セル識別子リスト、リソース状況が報告され得ないリソースのタイプであって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応するリソースのタイプ、およびリソース状況を報告する際に失敗をもたらす原因であって、失敗セル識別子リストに含まれるセル識別子に対応する原因のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。失敗原因は、サポートされていない測定ターゲット、サポートされていないターゲットサービスタイプ、およびサポートされていないターゲット基地局などのうちの1つを含む。サービス種別識別子セットは、測定要求が失敗したサービスタイプ識別子を含む。
409.第1の基地局は、第2の基地局から第2のメッセージを受信する。
410.第2の基地局は、第1のメッセージに基づいて第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットを決定し、リソース状況情報を取得する。
リソース状況情報は、サービス種別識別子と、サービス種別識別子に対応するリソース状況とを含む。
第2の基地局が、第1の基地局からのリソース状況報告要求を受け入れることを決定した後、第2の基地局は、リソース状況情報を取得するために、サービス種別識別子に対応するサービスのリソース状況を取得し得る。
例えば、第2の基地局は、最初に、第1のメッセージで搬送されるサービス種別識別子、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットに基づいて、サービス、セル、およびリソース状況が報告され得る、セルにおけるリソースを決定し、言い換えれば、第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットを決定し、次に、サービス種別識別子に基づいて、統計が収集される必要があるセルと、統計が収集される必要がある、セルにおけるリソースとに関してすべてのサービス種別識別子に対応するリソース状況に関する統計を個別に収集し得る。例えば、基地局によって提供されるサービスが異なるサービスタイプに基づいて分類されるシナリオでは、第1のメッセージにおいて、サービス種別識別子は、mMTCサービスの識別子およびURLLCサービスの識別子を含み、第1のリソースタイプセットは、PRB、TNL、HW、およびCSIを含み、第1のセル識別子リストは、セル1、セル2、セル3、およびセル5を含む。さらに、第2の基地局は、mMTCサービスに関してはセル1におけるPRBおよびTNLリソースならびにセル3におけるHWおよびCSIリソースに関してリソース状況が報告され得、URLLCサービスに関してはセル5におけるTNL、HW、およびCSIリソースに関してリソース状況が報告され得ることを決定する。この場合、第2の基地局は、mMTCサービスの識別子に対応するリソース状況を取得するために、mMTCサービスに関してセル1におけるPRBおよびTNLリソースならびにセル3におけるHWおよびCSIリソースに関する統計を収集し得る。さらに、第2の基地局は、URLLCサービスの識別子に対応するリソース状況を取得するために、URLLCサービスに関してセル5のTNL、HW、およびCSIリソースに関する統計を収集し得る。
もちろん、第1の基地局が、異なるサービス種別識別子に対して、リソース状況が報告される必要があるリソースの異なるタイプ、リソース状況が報告される必要があるセルの異なる識別子、異なる報告期間、異なる報告開始指示、および異なる報告終了指示のうちの少なくとも1つを構成するとき、第2の基地局は、異なる構成に基づいて、異なるサービス種別識別子に対応するリソース状況に関する統計を収集し得る。
411.第2の基地局は、リソース状況情報を第1の基地局に送信する。
第2の基地局によって受信された第1のメッセージが、報告期間、報告開始指示、および報告終了指示のうちの少なくとも1つを含む場合、第2の基地局は、第1のメッセージに含まれる報告期間および/または報告開始指示および/または報告終了指示に基づいてリソース状況情報を第1の基地局に送信し得る。
本発明のこの実施形態では、各サービス種別識別子に対応し、かつリソース状況情報に含まれるリソース状況は、異なるリソースタイプに基づいて個別に報告され得る。言い換えれば、各サービス種別識別子に対応するリソース状況は、特に、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、PRBのリソース状況、TNLのリソース状況、HWのリソース状況、Composite Available Capacityのリソース状況、ABS statusのリソース状況、RSRPのリソース状況、およびCSIのリソース状況のうちの少なくとも1つを含み得る。
PRBのリソース状況は、セルにおけるPRBの利用率である。
TNLのリソース状況は、基地局とコアネットワークインタフェースとの間のトランスポート層における帯域幅の負荷情報であり、負荷情報は、低負荷(Low Load)、中負荷(Medium Load)、高負荷(High Load)、または過負荷(Over load)であり得る。
HWのリソース状況は、セルのハードウェアリソース状況であり、Low Load、Medium Load、High Load、またはOver loadであり得る。
Composite Available Capacityのリソース状況は、セルで対応され得るサービス容量であり、2つの部分、すなわち、セルの総サービス容量と、セルの総サービス容量のうちの利用可能な割合とを含み得る。
ABS statusのリソース状況は、セルにおいて使用されているオールモストブランクサブフレームの割合を示す。
RSRPのリソース状況は、第2の基地局内のUEによって測定されるいくつかのセルの基準信号受信電力を示す。
CSIのリソース状況は、第2の基地局内のUEによって測定されるいくつかのセルのチャネル状況を示す。
さらに、前述のリソース状況の各々は、アップリンクリソース状況およびダウンリンクリソース状況を含み得る。
412.第1の基地局は、第2の基地局からリソース状況情報を受信する。
413.第1の基地局は、リソース状況情報に含まれ、かつサービス種別識別子に対応するリソース状況に基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスのRRMポリシーを決定する。
第1の基地局が、第2の基地局によって報告されたリソース状況情報を受信した後、第1の基地局は、異なるサービス種別識別子に対応するリソース状況に基づいて異なるサービスの負荷状況を知り得る。このようにして、異なるサービスの負荷分散ポリシーが、異なるサービスの負荷状況に基づいて決定され得、したがって、ハンドオーバ、負荷分散、または負荷制御などのRRM動作が異なるサービスに対して正確に開始され得る。例えば、第2の基地局のセルで対応され得る、サービスタイプがmMTCサービスであるサービスの容量が知られ得、したがって、負荷分散動作が、サービスタイプがmMTCサービスであるサービスに対して実行される。
本発明のこの実施形態において、基地局によって提供されるサービスが異なるsliceに基づいて分類されるシナリオでは、第1のメッセージに含まれるサービス種別識別子は、slice識別情報であり、第1のメッセージを受信する第2の基地局は、slice識別情報に基づいて、個別にリソース状況に関する統計を収集し、リソース状況を報告し得ることに留意されたい。特定の実施ステップは、この実施形態においてサービスタイプに基づいて個別にリソース状況に関する統計を収集し、リソース状況を報告する対応するステップの詳細な説明と同様である。本発明のこの実施形態に関して、詳細はここでは説明されない。
さらに、本発明のこの実施形態では、任意選択で、第1の基地局から第1のメッセージを受信した後、第2の基地局は、第1のメッセージの構成を保持し得る、例えば、第1のメッセージで搬送されるサービス種別識別子、第1のセル識別子リスト、第1のリソースタイプセット、報告期間、報告開始指示、および報告終了指示を保持し得る。さらに、第1の基地局から第4のメッセージを受信した後、第2の基地局は、保持されている構成をアクティブにし、リソース状況に関する統計を収集し、リソース状況を報告し得る。第4のメッセージは、独立したリソース状況要求アクティブ化メッセージ、または別の使用されるメッセージ、例えば使用されるハンドオーバ要求メッセージであり得る。
本発明のこの実施形態では、第1の基地局および第2の基地局は、同じシステム内の基地局であり得るか、または異なるシステム内の基地局であり得ることに留意されたい。第1の基地局および第2の基地局は、基地局間の直接インタフェースを使用して、または間接インタフェースを使用してシグナリングを送信し得る。
本発明のこの実施形態で提供されるリソース状況情報送信方法によれば、第1の基地局は、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応するリソース状況とを含むリソース状況情報を第2の基地局から受信する。このようにして、第1の基地局は、異なるサービス種別識別子に対応するリソース状況に基づいて、異なるサービスの負荷状況を知り得、したがって、異なるサービスの負荷状況に基づいてハンドオーバ、負荷分散、または負荷制御などのRRM動作を正確に開始し得、その結果、サービスレベルで精密なRRM動作を実施し、ネットワーク利用率およびユーザ体験を向上させる。
図4Aおよび図4Bは、本発明の一実施形態による別のリソース状況情報送信方法のフローチャートである。本発明のこの実施形態では、本発明のこの実施形態で提供されるリソース状況情報送信方法が、異なるサービス種別に基づいてリソース状況を個別に報告するように命令するために使用される指示情報を第1の基地局が第1のメッセージに追加する例を使用して詳細に説明される。図4Aおよび図4Bに示されているように、この方法は、以下のステップを含み得る。
501.第1の基地局は、第1のメッセージを生成し、第1のメッセージは、リソース状況を報告するように第2の基地局に要求するために使用される。
第1のメッセージは、指示情報、第1のセル識別子リスト、および第1のリソースタイプセットを含み得る。指示情報は、異なるサービス種別に基づいてリソース状況を個別に報告するように第2の基地局に命令するために使用される。
別の実施態様では、第1のメッセージが、異なるサービス種別に基づいてリソース状況を個別に報告するように第2の基地局に命令するために使用される指示情報を含まない場合、第1のメッセージを受信する基地局(例えば、第2の基地局)はデフォルトで、異なるサービス種別に基づいてリソース状況を個別に報告してもよい。
任意選択で、第1のメッセージは、以下のうちの少なくとも1つ、すなわち、報告期間、報告開始指示、および報告終了指示のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。
502.第1の基地局は、第1のメッセージを第2の基地局に送信する。
503.第2の基地局は、第1の基地局から第1のメッセージを受信する。
504.第2の基地局は、第1の基地局からのリソース状況報告要求を受け入れるかどうかを決定する。
第1のメッセージを受信した後、第2の基地局は、第1の基地局からのリソース状況報告要求を受け入れるかどうかを決定し得る。第2の基地局が、第1の基地局からのリソース状況報告要求は受け入れられ得ないと決定した場合、次のステップ505が実行され、あるいは、第2の基地局が、第1の基地局からのリソース状況報告要求を受け入れることを決定した場合、次のステップ506から512が実行される。
505.第2の基地局は、第3のメッセージを第1の基地局に送信する。
第3のメッセージは、リソース状況が報告され得ないことを示すために使用される。
506.第1の基地局は、第2の基地局から第3のメッセージを受信する。
507.第2の基地局は、第2のメッセージを第1の基地局に送信する。
508.第1の基地局は、第2の基地局から第2のメッセージを受信する。
509.第2の基地局は、第1のメッセージに基づいて第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットを決定し、リソース状況情報を取得する。
リソース状況情報は、サービス種別識別子と、サービス種別識別子に対応するリソース状況とを含む。
第2の基地局が、第1の基地局からのリソース状況報告要求を受け入れることを決定した後、第2の基地局は、第1のメッセージに基づいて第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットを決定し、リソース状況情報を取得するために、第2の基地局の異なるサービス種別に基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスのリソース状況を取得し得る。
例えば、第2の基地局は、最初に、第2の基地局によってサポートされているサービス種別に基づいて、第1のメッセージに含まれる第1のセル識別子リストおよび第1のリソースタイプセット内にある、リソース状況が報告され得るセルとセルにおけるリソースとを決定し、言い換えれば、第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットを決定し、次に、サポートされている異なるサービス種別に基づいて、統計が収集される必要があるセルと、統計が収集される必要がある、セルにおけるリソースとに関してすべてのサービス種別識別子に対応するリソース状況に関する統計を個別に収集し得る。例えば、基地局によって提供されるサービスが異なるサービスタイプに基づいて分類されるシナリオでは、第2の基地局は、mMTCサービスをサポートし、第1のリソースタイプセットは、PRB、TNL、HW、およびCSIを含み、第1のセル識別子リストは、セル1、セル2、セル3、およびセル5を含む。さらに、第2の基地局は、mMTCサービスに関してセル5のTNL、HW、およびCSIリソースのリソース状況が報告され得ることを決定する。この場合、第2の基地局は、mMTCサービスの識別子に対応するリソース状況を取得するために、mMTCサービスに関してセル5におけるTNL、HW、およびCSIリソースに関する統計を収集し得る。別の例では、基地局によって提供されるサービスが異なるsliceに基づいて分類されるシナリオでは、第2の基地局は、第2の基地局によってサポートされる異なるsliceに基づいて、異なるsliceに対応するリソース状況を個別に収集する。
510.第2の基地局は、リソース状況情報を第1の基地局に送信する。
511.第1の基地局は、第2の基地局からリソース状況情報を受信する。
512.第1の基地局は、リソース状況情報に含まれ、かつサービス種別識別子に対応するリソース状況に基づいて、サービス種別識別子に対応するサービスのRRMポリシーを決定する。
本発明のこの実施形態では、第1の基地局および第2の基地局は、同じシステム内の基地局であり得るか、または異なるシステム内の基地局であり得ることに留意されたい。第1の基地局および第2の基地局は、基地局間の直接インタフェースを使用して、または間接インタフェースを使用してシグナリングを送信し得る。
本発明のこの実施形態におけるステップ501からステップ512の詳細な説明は、本発明の別の実施形態におけるステップ401からステップ413の対応する詳細な説明と同様であることに留意されたい。本発明のこの実施形態におけるステップ501からステップ512の詳細な説明については、本発明の別の実施形態におけるステップ401からステップ413の対応する詳細な説明を参照されたい。本発明のこの実施形態に関して、詳細はここでは説明されない。
本発明のこの実施形態で提供されるリソース状況情報送信方法によれば、第1の基地局は、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応するリソース状況とを含むリソース状況情報を第2の基地局から受信する。このようにして、第1の基地局は、異なるサービス種別識別子に対応するリソース状況に基づいて、異なるサービスの負荷状況を知り得、したがって、異なるサービスの負荷状況に基づいてハンドオーバ、負荷分散、または負荷制御などのRRM動作を正確に開始し得、その結果、サービスレベルで精密なRRM動作を実施し、ネットワーク利用率およびユーザ体験を向上させる。
さらに、図3A、図3B、図4A、および図4Bに示されている実施形態において、第1のリソースタイプセットがPRBを含む場合、本発明の実施形態で提供されるリソース状況情報送信方法は、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBのタイプ情報を第2の基地局によって第1の基地局に送信することをさらに含み得る。PRBのタイプ情報は、PRBに対応するnumerologyタイプである。numerologyタイプが異なる場合、PRBは、異なる時間領域リソースおよび周波数領域リソースに対応しており、例えば、異なるキャリア帯域幅、異なる送信時間間隔(transmission time interval、TTI)長、およびサブフレーム内の異なる量のシンボルが使用される。本発明のこの実施形態では、異なるPRBタイプは、異なるインデックス値を使用して表され得る。第2の基地局は、リソース状況情報を使用して、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBのタイプ情報を第1の基地局に送信し得、または別の独立したメッセージを使用して、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBのタイプ情報を第1の基地局に送信し得る。
さらに、任意選択で、第1の可能な実施態様では、第2の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおけるすべてのPRBのモード情報を第1の基地局に送信し得る。PRBのモード情報は、第2の基地局によって管理されるセルにおける様々なタイプのPRBの、時間領域および/または周波数領域における分布モードを指す。第2の基地局は、リソース状況情報を使用して、第2の基地局によって管理されるセルにおけるすべてのPRBのモード情報を第1の基地局に送信し得る(特に、PRBのモード情報を、リソース状況情報に含まれるPRBのリソース状況に追加し得る)。あるいは、第2の基地局は、基地局間の別のメッセージを使用して、第2の基地局によって管理されるセルにおけるすべてのPRBのモード情報を第1の基地局に送信し得る。
第2の可能な実施態様では、第2の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおけるPRBの量に関する情報を第1の基地局に送信し得る。PRBの量に関する情報は、第2の基地局によって管理されるセルにおける様々なタイプのPRBの、時間領域および/または周波数領域における分布モードを示すためにも使用される。異なるnumerologyタイプに対してPRBの異なる量があり得る。
例えば、特定の実施態様において、第2の基地局によって管理されるセルにおける様々なタイプのPRBの、周波数領域における分布が図5に示されていると仮定される。具体的には、周波数領域において1つのPRBが最大幅を占有し、周波数領域においてPRBの幅が同じであるように、周波数領域において他のタイプのPRBの異なる量がある。特に、図5に示されているように、8f0が基準として使用され、周波数領域に2つの4f0のPRBがあり、周波数領域に4つの2f0のPRBがあり、f0はキャリア幅を指す。
第2の基地局によって第1の基地局に送信される、第2の基地局によって管理されるセルにおけるPRBのタイプ情報、モード情報、または量情報に対応して、時間領域で量が1より多いPRBに関して、第2の基地局がPRBのリソース状況に関する統計を収集するとき、第2の基地局は同じ統計アルゴリズムを使用し得る。例えば、時間領域におけるPRBのグループ内のいくつかのPRBが使用される場合、PRBのグループが使用されることが考えられる。このアルゴリズムでは、PRBのグループのリソース状況は、時間領域で最大長を有するPRBのリソース使用状況に正規化され得る。これに対応して、リソース状況情報において、時間領域で量が1より多いPRBに関して、時間領域におけるPRBのグループは、同じリソース状況情報を使用して表され得る。別の例では、時間領域におけるPRBのグループにおいて、各PRBの使用量に関する統計は独立して収集される。時間領域におけるPRBのグループは、時間領域で最大長を有するPRBに時間領域において揃えられたPRBのグループである。
あるいは、周波数領域で量が1より多いPRBに関して、第2の基地局がPRBのリソース状況に関する統計を収集するとき、第2の基地局は同じ統計アルゴリズムを使用し得る。例えば、周波数領域におけるPRBのグループ内のいくつかのPRBが使用される場合、PRBのグループが使用されることが考えられる。このアルゴリズムでは、PRBのグループのリソース状況は、周波数領域で最大幅を有するPRBのリソース使用状況に正規化され得る。これに対応して、リソース状況情報において、周波数領域で量が1より多いPRBに関して、周波数領域におけるPRBのグループは、同じリソース状況情報を使用して表され得る。別の例では、周波数領域におけるPRBのグループにおいて、各PRBの使用量に関する統計は独立して収集される。周波数領域におけるPRBのグループは、周波数領域で最大幅を有するPRBに周波数領域において揃えられたPRBのグループである。
あるいは、PRBのグループは、周波数領域におけるPRBのサイズ粒度および時間領域におけるPRBのサイズ粒度の両方を使用してもよい。具体的には、時間周波数領域におけるPRBのグループに対応する時間領域のサイズおよび周波数領域のサイズは、それぞれ、時間領域で最大長を有するPRBの、時間領域におけるサイズおよび周波数領域で最大幅を有するPRBの、周波数領域におけるサイズと同じである。これに対応して、リソース状況情報において、時間周波数領域におけるPRBのグループは、正規化されたリソース状況情報を使用して表され得、または時間周波数領域におけるPRBのグループ内の各PRBは、独立したリソース状況情報を使用して表される。
さらに、第1の基地局は、第1のメッセージにおいて、PRBのリソース状況に関する統計を収集するための粒度を示し得る。PRBのリソース状況に関する統計を収集するための粒度は、第2の基地局がPRBのリソース状況に関する統計を収集するときに統計的基準として使用されるPRB単位である。PRB単位は、特定のタイプのPRBまたは特定のタイプのPRBグループ、例えば、時間周波数領域における特定のタイプのいくつかのPRBを含むPRBグループであり得る。このようにして、第2の基地局は、第1のメッセージにおいて示される、PRBのリソース状況に関する統計を収集するための粒度に基づいて統計収集および報告を実行し得る。
リソース状況情報を受信した後、第1の基地局は、リソース状況情報に含まれるPRBのリソース状況に基づいて、例えば、時間周波数領域におけるPRBのグループの同じまたは異なるリソース状況に基づいて負荷制御または負荷分散などの動作を実行し得る。特に、第1の基地局は、PRBのリソース状況およびターゲットセルにおけるPRBのモード情報に基づいて負荷制御または負荷分散などの動作を実行し得る。例えば、第1の基地局は、ターゲットセルにおけるPRBモードおよびPRBのリソース状況に基づいて、負荷制御または負荷分散などの適切な動作を実行することを決定し得る。
第2の基地局におけるPRBのリソース状況の測定方法、統計収集方法、および報告方法ならびに第1の基地局がPRBのリソース状況に基づいて負荷制御または負荷分散などの動作を実行する方法は、リソース状況情報がサービスタイプに基づいて区別されるリソース状況情報報告シナリオで使用され得、またリソース状況情報がサービスタイプに基づいて区別されないリソース状況情報報告シナリオでさらに使用され得ることに留意されたい。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。
図6は、本発明の一実施形態による負荷情報送信方法のフローチャートである。図6に示されているように、この方法は、以下のステップを含み得る。
601.第2の基地局は、負荷情報を取得し、負荷情報は、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応する負荷とを含む。
サービス種別識別子は、サービスタイプ識別子またはslice識別情報である。負荷は、UL Interference Overload Indication、RNTP、およびUL High Interference Informationのうちの少なくとも1つを含む。
UL Interference Overload Indicationは、セルにおけるすべてのPRBの干渉負荷レベルを示すために使用される。干渉負荷レベルは、高干渉負荷レベル、中干渉負荷レベル、および低干渉負荷レベルに分類され得る。UL High Interference Informationは、負荷が比較的高いシナリオで使用され得る。例えば、基地局2からUL High Interference Informationを受信すると、基地局1は、UL High Interference Informationに基づいて、干渉が基地局1によって引き起こされているかどうかを判定し得る。干渉が基地局1によって引き起こされている場合、基地局1は、基地局2のPRBリソース使用量に基づいて干渉低減処理を実行し得、例えば、リソーススケジューリング中に、高い干渉を受けている、基地局2におけるPRBリソースをスケジューリングすることを回避し得る。
RNTPは、セルのダウンリンクPRBの送信電力が閾値を超えるかどうかを示すために使用される。
UL High Interference Information(HII)は、アップリンク高干渉指示であり、隣接セルに対して高干渉感度のPRBに関する情報を含む。隣接セルにおいて、HIIに示されている高感度のPRBは可能な限り回避される。
さらに、1つ以上のターゲットセルに関して、第1の基地局は、異なるサービス種別に基づいて、対応するPRBを異なる干渉感度に設定し得、例えば、URLLCサービスに使用されるPRBを高い干渉感度に設定し得る。
第2の基地局は、第2の基地局によってサポートされる異なるサービス種別に基づいて各サービス種別の負荷を取得し得る。
本発明のこの実施形態におけるサービスタイプおよびslice識別情報の詳細な説明については、本発明の別の実施形態におけるステップ401の対応する内容の詳細な説明を参照することに留意されたい。本発明のこの実施形態に関して、詳細はここでは説明されない。
602.第2の基地局は、負荷情報を第1の基地局に送信する。
603.第1の基地局は、第2の基地局から負荷情報を受信する。
604.第1の基地局は、サービス種別識別子に対応する負荷に基づいて干渉制御を実行する。
例えば、URLLCサービスの場合、干渉を低減し、第2の基地局の性能を確保するために、第1の基地局は、URLLCサービスを送信するために第2の基地局によって使用されるPRBを使用することを可能な限り回避し得る。
別の例では、第2の基地局におけるmMTCサービスのためのPRBが高い干渉を受け、第1の基地局がリソース不足である場合、mMTCサービスに使用されるPRBリソースに対応するリソースは、第1の基地局においてスケジューリングされ得る。
別の例では、mMTCサービスに使用される予定である、第2の基地局におけるPRBに関して、第1の基地局がリソース不足である場合、mMTCサービスに使用される予定であるPRBリソースに対応するリソースは、第1の基地局においてスケジューリングされ得る。
さらに、本発明の別の実施形態では、第2の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報を第1の基地局に送信し得る(第1の基地局は、第2の基地局の周囲の基地局である)。このようにして、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報を第2の基地局から受信した後、第1の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報に基づいて第1の基地局のセルのリソース使用量を決定し得る。PRBの優先度情報は、サービスタイプ、サブスクライバレベル、またはテナント情報に対応し得、例えば、異なるサービスタイプに基づいて3つのレベル、すなわち高レベル、中レベル、および低レベルに分類され得る。第1の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報に基づいて、第2の基地局によって管理されるセルにおいて高い優先度を有するPRBを使用せず、限られた電力で、第2の基地局によって管理されるセルにおいて中優先度および/または低優先度を有するPRBを使用しようとし得る。さらに、第2の基地局は、負荷情報を使用して、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報を第1の基地局に送信し得、または別の独立したメッセージ(例えば、第1のメッセージ)を使用して、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報を第1の基地局に送信し得る。さらに、第2の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報を定期的にまたはイベントベースの方法で第1の基地局に通知し得る。例えば、第2の基地局が高負荷状態にあるかまたは高い干渉を受けていると判定したとき、第2の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBの優先度情報を第1の基地局に送信する。
本発明のこの実施形態では、第2の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBのタイプ情報を第1の基地局に送信し得る(第1の基地局は、第2の基地局の周囲の基地局である)。PRBのタイプ情報は、PRBに対応するnumerologyタイプである。numerologyタイプが異なる場合、PRBは、異なる時間領域リソースおよび周波数領域リソースに対応しており、例えば、異なるキャリア帯域幅、異なるTTI長、およびサブフレーム内の異なる量のシンボルが使用される。本発明のこの実施形態では、異なるPRBタイプは、異なるインデックス値を使用して表され得る。このようにして、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBのタイプ情報を第2の基地局から受信した後、第1の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBのタイプ情報に基づいて第1の基地局のセルのリソース使用量を決定し得る。さらに、第2の基地局は、負荷情報を使用して、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBのタイプ情報を第1の基地局に送信し得、または別の独立したメッセージを使用して、第2の基地局によって管理されるセルにおける全部または一部のPRBのタイプ情報を第1の基地局に送信し得る。
さらに、任意選択で、第1の可能な実施態様では、第2の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおけるすべてのPRBのモード情報を第1の基地局に送信し得る(第1の基地局は、第2の基地局の周囲の基地局である)。PRBのモード情報は、第2の基地局によって管理されるセルにおける様々なタイプのPRBの、時間領域および/または周波数領域における分布モードを指す。第2の基地局は、負荷情報を使用して、第2の基地局によって管理されるセルにおけるすべてのPRBのモード情報を第1の基地局に送信し得、または第2の基地局は、基地局間の別のメッセージを使用して、第2の基地局によって管理されるセルにおけるすべてのPRBのモード情報を第1の基地局に送信し得る。
第2の可能な実施態様では、第2の基地局は、第2の基地局によって管理されるセルにおけるPRBの量に関する情報を第1の基地局に送信し得る。PRBの量に関する情報は、第2の基地局によって管理されるセルにおける様々なタイプのPRBの、時間領域および/または周波数領域における分布モードを示すためにも使用される。異なるnumerologyタイプに対してPRBの異なる量があり得る。
例えば、特定の実施態様において、第2の基地局によって管理されるセルにおける様々なタイプのPRBの、周波数領域における分布が図5に示されていると仮定される。具体的には、周波数領域において1つのPRBが最大幅を占有し、周波数領域においてPRBの幅が同じであるように、周波数領域において他のタイプのPRBの異なる量がある。特に、例えば、図5では、8f0が基準として使用され、周波数領域に2つの4f0のPRBがあり、周波数領域に4つの2f0のPRBがある。
第2の基地局によって第1の基地局に送信される、第2の基地局によって管理されるセルにおけるPRBのタイプ情報、モード情報、または量情報に対応して、負荷情報において、時間領域で量が1より多いPRBに関して、時間領域におけるPRBのグループは、同じ負荷情報を使用して表され得る。例えば、時間領域におけるPRBのグループ内のいくつかのPRBが高いRNTPを有する場合、PRBのグループはすべて、高いRNTPを有する。この場合、PRBのグループの負荷情報は、時間領域で最大長を有するPRBの負荷情報に正規化され得る。あるいは、時間領域で量が1より多いPRBに関して、時間領域におけるPRBのグループ内の各PRBは、独立した負荷情報を使用して表される。時間領域におけるPRBのグループは、時間領域で最大長を有するPRBに時間領域において揃えられたPRBのグループである。このようにして、負荷情報を受信した後、第1の基地局は、時間領域におけるPRBのグループの同じまたは異なる負荷情報に基づいて干渉制御を実行し得る。例えば、第1の基地局は、PRBの異なる負荷情報に基づいてリソーススケジューリングを実行し得、または時間領域におけるPRBのグループの同じ負荷情報に基づいてリソーススケジューリングを実行し得る。
あるいは、負荷情報において、周波数領域で量が1より多いPRBに関して、周波数領域におけるPRBのグループは、同じ負荷情報を使用して表され得る。例えば、周波数領域におけるPRBのグループ内のいくつかのPRBが高いRNTPを有する場合、PRBのグループはすべて、高いRNTPを有する。この場合、PRBのグループの負荷情報は、周波数領域で最大幅を有するPRBの負荷情報に正規化され得る。あるいは、周波数領域で量が1より多いPRBに関して、周波数領域におけるPRBのグループ内の各PRBは、独立した負荷情報を使用して表される。周波数領域におけるPRBのグループは、周波数領域で最大幅を有するPRBに周波数領域において揃えられたPRBのグループである。このようにして、負荷情報を受信した後、第1の基地局は、周波数領域におけるPRBのグループの同じまたは異なる負荷情報に基づいて干渉制御を実行し得る。例えば、第1の基地局は、PRBの異なる負荷情報に基づいてリソーススケジューリングを実行し得、または周波数領域におけるPRBのグループの同じ負荷情報に基づいてリソーススケジューリングを実行し得る。
あるいは、PRBのグループは、周波数領域におけるPRBのサイズ粒度および時間領域におけるPRBのサイズ粒度の両方を使用してもよい。具体的には、時間周波数領域におけるPRBのグループに対応する時間領域のサイズおよび周波数領域のサイズは、それぞれ、時間領域で最大長を有するPRBの、時間領域におけるサイズおよび周波数領域で最大幅を有するPRBの、周波数領域におけるサイズと同じである、言い換えれば、PRBは、時間領域および周波数領域の両方において揃えられる。これに対応して、負荷情報において、時間周波数領域におけるPRBのグループは、同じ負荷情報を使用して表され得、または時間周波数領域におけるPRBのグループ内の各PRBは、独立した負荷情報を使用して表される。このようにして、負荷情報を受信した後、第1の基地局は、時間周波数領域におけるPRBのグループの同じまたは異なる負荷情報に基づいて干渉制御を実行し得る。例えば、第1の基地局は、PRBの異なる負荷情報に基づいてリソーススケジューリングを実行し得、または時間周波数領域におけるPRBのグループの同じ負荷情報に基づいてリソーススケジューリングを実行し得る。
さらに、第1の基地局は、セル負荷情報を収集するためのPRB粒度を示すために使用される情報を第2の基地局に送信し得る。セル負荷情報を収集するためのPRB粒度は、第2の基地局がセル負荷情報を収集するときに統計的基準として使用されるPRB単位である。PRB単位は、特定のタイプのPRBまたは特定のタイプのPRBグループ、例えば、時間周波数領域における特定のタイプのいくつかのPRBを含むPRBグループであり得る。このようにして、第2の基地局は、セル負荷情報を収集するための示されたPRB粒度に基づいて負荷情報を収集し報告し得る。
負荷情報を受信した後、第1の基地局は、負荷情報とターゲットセルにおけるPRBのモード情報とに基づいてスケジューリングを実行し得る。例えば、第1の基地局は、ターゲットセルにおけるPRBモードおよび負荷情報に基づいて、適切なPRBモードでリソースをスケジューリングすることを決定し、負荷情報に基づいてPRBモードでPRBリソースをスケジューリングし得る。
セル負荷情報収集中に同じまたは異なるPRB粒度が異なるタイプのPRBに使用される解決策は、セル負荷情報またはPRB優先度がサービスタイプに基づいて報告されるシナリオおよびセル負荷情報またはPRB優先度の負荷情報がサービスタイプを区別せずに報告されるシナリオで使用され得ることに留意されたい。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。
さらに、本発明のこの実施形態では、第2の基地局は、管理されるセルにおける一部のPRBの優先度情報を報告する、例えば、高優先度または低優先度を有するPRBのみを報告し得る。
Numerologyは、通信技術におけるnumerologyであり、サブキャリア間隔またはサイクリックプレフィックスフォーマットなどの、通信技術におけるパラメータ構成を特に指す。
本発明のこの実施形態では、第1の基地局および第2の基地局は、同じシステム内の基地局であり得るか、または異なるシステム内の基地局であり得ることに留意されたい。第1の基地局および第2の基地局は、基地局間の直接インタフェースを使用して、または間接インタフェースを使用してシグナリングを送信し得る。
本発明のこの実施形態で提供される負荷情報送信方法によれば、第1の基地局は、サービス種別識別子とサービス種別識別子に対応する負荷とを含む負荷情報を第2の基地局から受信する。このようにして、第1の基地局は、異なるサービス種別識別子に対応する負荷に基づいて、異なるサービスの負荷状況を知り得、したがって、異なるサービスの負荷状況に基づいて干渉制御を正確に実行し得、その結果、サービスレベルで精密な干渉制御を実施し、ネットワーク利用率およびユーザ体験を向上させる。干渉制御は、スケジューリングおよびRRMなどの少なくとも1つを実行することによって干渉を低減することを意味する。
本発明の実施形態で提供される解決策は主に、ネットワーク要素間の相互作用の観点から上で説明されている。前述の機能を実施するために、第1の基地局または第2の基地局などの各ネットワーク要素は、各機能を実行するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解されよう。当業者は、本明細書に開示されている実施形態のアルゴリズムステップで説明されている例と組み合わせて、本発明が、ハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせによって実施され得ることを容易に理解するはずである。機能がハードウェアとコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアとのどちらによって実行されるかは、技術的解決策の特定の用途および設計上の制約に依存する。当業者は、特定の用途ごとに、説明された機能を実施するために異なる方法を使用し得るが、その実施は本発明の範囲を超えると考えられるべきではない。
本発明の実施形態では、機能モジュール分割は、前述の方法例に基づいて第1の基地局および第2の基地局において行われ得る。例えば、各機能モジュールは、対応する機能ごとの分割によって得られてもよく、または2つ以上の機能が、1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合モジュールは、ハードウェアの形態で実施されてもよく、またはソフトウェア機能モジュールの形態で実施されてもよい。本発明の実施形態において、モジュールの分割は、例であり、単なる論理機能の分割であることに留意されたい。実際の実施では、別の分割方法が使用されてもよい。
各機能モジュールが対応する機能ごとの分割によって得られる場合、図7は、前述の実施形態における第1の基地局の可能な概略構成図である。図7に示されているように、第1の基地局は、受信ユニット71を含み得る。
受信ユニット71は、図3Aおよび図3Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ407、ステップ409、およびステップ412と、図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ506、ステップ508、およびステップ511と、図6に示されている負荷情報送信方法におけるステップ603とを実行する際に第1の基地局をサポートするように構成される。
本発明のこの実施形態では、さらに、図7に示されているように、第1の基地局は、決定ユニット72、送信ユニット73、生成ユニット74、および取得ユニット75を含み得る。
決定ユニット72は、図3Aおよび図3Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ413と、図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ512とを実行する際に第1の基地局をサポートするように構成される。
送信ユニット73は、図3Aおよび図3Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ403と、図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ502とを実行する際に第1の基地局をサポートするように構成される。
生成ユニット74は、図3Aおよび図3Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ402と、図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ501とを実行する際に第1の基地局をサポートするように構成される。
取得ユニット75は、図3Aおよび図3Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ401を実行する際に第1の基地局をサポートするように構成される。
前述の方法の実施形態における各ステップのすべての関連する内容は、対応する機能モジュールの機能の説明に引用され得ることに留意されたい。詳細はここでは説明されない。
本発明のこの実施形態で提供される第1の基地局は、リソース状況情報送信方法を実行するように構成され、したがって、リソース状況情報送信方法と同じ効果を達成し得るか、または負荷情報送信方法を実行するように構成され、したがって、負荷情報送信方法と同じ効果を達成し得る。
統合ユニットが使用される場合、図8は、前述の実施形態における第1の基地局の別の可能な概略構成図である。図8に示されているように、第1の基地局は、処理モジュール81および通信モジュール82を含む。
処理モジュール81は、第1の基地局の動作を制御および管理するように構成される。例えば、処理モジュール81は、図3Aおよび図3Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ401、ステップ402、およびステップ413、図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ501およびステップ512、ならびに/または本明細書に説明されている技術における別のプロセスを実行する際に第1の基地局をサポートするように構成される。通信モジュール82は、別のネットワークエンティティと通信する際に第1の基地局をサポートするように、例えば、図3Aおよび図3Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ403、ステップ407、ステップ409、およびステップ412と、図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ502、ステップ506、ステップ508、およびステップ511と、図6に示されている負荷情報送信方法におけるステップ603とを実行する際および図1、図9、または図10に示されている機能モジュールまたはネットワークエンティティと通信する際に第1の基地局をサポートするように構成される。第1の基地局は、第1の基地局のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される記憶モジュール83をさらに含み得る。
処理モジュール81は、プロセッサまたはコントローラであり得る。コントローラ/プロセッサは、本発明で開示されている内容を参照して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実施または実行し得る。あるいは、プロセッサは、計算機能を実施するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせであり得る。通信モジュール82は、トランシーバ、トランシーバ回路、または通信インタフェースなどであり得る。記憶モジュール83は、メモリであり得る。
処理モジュール81がプロセッサであり、通信モジュール82がトランシーバであり、記憶モジュール83がメモリである場合、本発明のこの実施形態における第1の基地局は、図2に示されている基地局であり得る。
各機能モジュールが対応する機能ごとの分割によって得られる場合、図9は、前述の実施形態における第2の基地局の可能な概略構成図である。図9に示されているように、第2の基地局は、取得ユニット91および送信ユニット92を含み得る。
取得ユニット91は、図3Aおよび図3Bに示されているリソース状況情報送信方法における、リソース状況情報を取得するステップ410と、図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法における、リソース状況情報を取得するステップ509と、図6に示されている負荷情報送信方法におけるステップ601とを実行する際に第2の基地局をサポートするように構成される。
送信ユニット92は、図3Aおよび図3Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ406、ステップ408、およびステップ411と、図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ505、ステップ507、およびステップ510と、図6に示されている負荷情報送信方法におけるステップ602とを実行する際に第2の基地局をサポートするように構成される。
さらに、本発明のこの実施形態では、図9に示されているように、第2の基地局は、受信ユニット93および決定ユニット94を含み得る。
受信ユニット93は、図3Aおよび図3Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ404と、図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ503とを実行する際に第2の基地局をサポートするように構成される。
決定ユニット94は、図3Aおよび図3Bに示されているリソース状況情報送信方法において第1のメッセージに基づいて第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットを決定するステップ405およびステップ410と、図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法において第1のメッセージに基づいて第2のセル識別子リストおよび第2のリソースタイプセットを決定するステップ504およびステップ509とを実行する際に第2の基地局をサポートするように構成される。
前述の方法の実施形態における各ステップのすべての関連する内容は、対応する機能モジュールの機能の説明に引用され得ることに留意されたい。詳細はここでは説明されない。
本発明のこの実施形態で提供される第2の基地局は、リソース状況情報送信方法を実行するように構成され、したがって、リソース状況情報送信方法と同じ効果を達成し得るか、または負荷情報送信方法を実行するように構成され、したがって、負荷情報送信方法と同じ効果を達成し得る。
統合ユニットが使用される場合、図10は、前述の実施形態における第2の基地局の別の可能な概略構成図である。図10に示されているように、第2の基地局は、処理モジュール1001および通信モジュール1002を含む。
処理モジュール1001は、第2の基地局の動作を制御および管理するように構成される。例えば、処理モジュール1001は、図3Aおよび図3Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ405およびステップ410と、図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ504およびステップ509と、図6に示されている負荷情報送信方法におけるステップ601とを実行する際に第2の基地局をサポートするように構成される。通信モジュール1002は、別のネットワークエンティティと通信する際に第2の基地局をサポートするように、例えば、図3Aおよび図3Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ404、ステップ406、ステップ408、およびステップ411と、図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法におけるステップ503、ステップ505、ステップ507、およびステップ510と、図6に示されている負荷情報送信方法におけるステップ602とを実行する際および図1、図7、または図8に示されている機能モジュールまたはネットワークエンティティと通信する際に第2の基地局をサポートするように構成される。第2の基地局は、第2の基地局のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される記憶モジュール1003をさらに含み得る。
処理モジュール1001は、プロセッサまたはコントローラであり得る。コントローラ/プロセッサは、本発明で開示されている内容を参照して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実施または実行し得る。あるいは、プロセッサは、計算機能を実施するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせであり得る。通信モジュール1002は、トランシーバ、トランシーバ回路、または通信インタフェースなどであり得る。記憶モジュール1003は、メモリであり得る。
処理モジュール1001がプロセッサであり、通信モジュール1002がトランシーバであり、記憶モジュール1003がメモリである場合、本発明のこの実施形態における第2の基地局は、図2に示されている基地局であり得る。
図11は、本発明の一実施形態による通信システムの概略構成図である。図11に示されているように、通信システムは、
図3Aおよび図3Bもしくは図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法における対応するステップを実行するように構成される第1の基地局1101ならびに図3Aおよび図3Bもしくは図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法における対応するステップを実行するように構成される第2の基地局1102、または
図6に示されている負荷情報送信方法における対応するステップを実行するように構成される第1の基地局1101および図6に示されている負荷情報送信方法における対応するステップを実行するように構成される第2の基地局1102
を含み得る。
図12は、本発明の一実施形態によるチップシステムの概略構成図である。図12に示されているように、チップシステムは、入力/出力インタフェース1201と、少なくとも1つのプロセッサ1202と、メモリ1203と、バス1204とを含み得る。
メモリ1203は、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成される。プロセッサ1202は、バス1204を使用してメモリ1203に接続される。チップシステムが動作するとき、プロセッサ1202は、メモリ1203に記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行し、これにより、チップシステムは、図3Aおよび図3Bもしくは図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法における第1の基地局の動作を実行するか、または図6に示されている負荷情報送信方法における第1の基地局の動作を実行する。
図13は、本発明の一実施形態による別のチップシステムの概略構成図である。図13に示されているように、チップシステムは、入/出力インタフェース1301と、少なくとも1つのプロセッサ1302と、メモリ1303と、バス1304とを含み得る。
メモリ1303は、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成される。プロセッサ1302は、バス1304を使用してメモリ1303に接続される。チップシステムが動作するとき、プロセッサ1302は、メモリ1303に記憶されているコンピュータ実行可能命令を実行し、これにより、チップシステムは、図3Aおよび図3Bもしくは図4Aおよび図4Bに示されているリソース状況情報送信方法における第2の基地局の動作を実行するか、または図6に示されている負荷情報送信方法における第2の基地局の動作を実行する。
実施態様に関する前述の説明は、当業者が、便利で簡単な説明のために前述の機能モジュールの分割が例示のための例として採用されていることを理解することを可能にする。実際の用途では、前述の機能は、必要に応じて異なるモジュールに割り当てられて実施され得る、言い換えれば、装置の内部構造は、上で説明された機能の全部または一部を実施するために異なる機能モジュールに分割される。
本出願で提供されるいくつかの実施形態では、開示された装置および方法が他の方法で実施され得ることを理解されたい。例えば、説明された装置の実施形態は単なる例である。例えば、モジュールまたはユニットの分割は、単なる論理機能の分割であり、実際の実施では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたは構成要素は、組み合わされても別の装置に統合されてもよく、または一部の特徴は、無視されても実行されなくてもよい。さらに、提示されたまたは述べられた相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインタフェースを使用して実施されてもよい。装置またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的形態、機械的形態、または他の形態で実施されてもよい。
別々の部分として説明されているユニットは、物理的に別々であってもなくてもよく、ユニットとして提示されている部分は、1つ以上の物理的なユニットであってもよく、1つの場所に配置されてもよく、または異なる場所に分散されてもよい。ユニットの一部または全部は、実施形態の解決策の目的を達成するために実際の要求に基づいて選択されてもよい。
さらに、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、またはこれらのユニットの各々は、物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが、1つのユニットに統合されてもよい。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実施されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実施されてもよい。
統合ユニットが、ソフトウェア機能ユニットの形態で実施され、独立した製品として販売または使用される場合、統合ユニットは、可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本質的に、本発明の技術的解決策、または従来技術に寄与する部分、または技術的解決策の全部もしくは一部は、ソフトウェア製品の形態で実施されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、デバイス(シングルチップマイクロコンピュータもしくはチップなどであってもよい)またはプロセッサ(processor)に、本発明の実施形態で説明された方法のステップの全部または一部を実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶し得る任意の媒体を含む。
前述の説明は、単に本発明の特定の実施態様であり、本発明の保護範囲を限定することを意図されていない。本発明に開示された技術的範囲内で当業者によって容易に考え出されるあらゆる変形または置換は、本発明の保護範囲内に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。