JP5182874B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

本発明は、複数個に分割された部材を組み合わせることでケースを構成し、ケース上面には、回路をオン・オフする操作ハンドルを設けた回路遮断器に関するものである。
従来の回路遮断器のケースの封印状態を図3に示す。回路遮断器31のケース32は複数個に分割された部材を組み合わせることで構成している。これらの部材は組み付けた後、誤ってまたは故意に外れないように、ピン33を挿通しピン先をかしめて固定している。
回路遮断器31のケース32に収められる機構には、回転により動作するものが多く含まれている。ハンドルユニット34のケース32上面に設けられた操作ハンドル34aは、ケース32内部でハンドル軸ピン35により軸支され、回転により回路をオン・オフさせる。また、回路遮断器31に収められる過電流による遮断機構は、端子座36に接続されるバイメタル37が導通する電流からの発熱により湾曲したとき、その先端が触れる位置に掛合片38が設置される。掛合片38は、バイメタル37の変位により押されることで、ハンドルユニット34をオフ状態へ動作させる。この掛合片38は、バイメタル37に連動するように回路遮断器31のケース32内部に掛合片軸ピン39により軸支される。また、ハンドルユニット34の動作を接点に伝える回転体40もケース32内部に回転体軸ピン41により軸支される。
特開平10−188770号公報
しかしながら上記従来の回路遮断器31の構成では、分割して構成される回路遮断器31のケース32を固定するピン33と、操作ハンドル34aを軸支するハンドル軸ピン35、掛合片38を軸支する掛合片軸ピン39、回転体40を軸支する回転体軸ピン41とは、別の構成となっていた。そのため、部品点数が増えており、部品管理に手間がかかっていた。
ケース32を固定するピン33と、その他ケースに軸支されている部品のピン35,39,41とにはそれぞれに部品スペースが必要であり、これらをすべて収めるためにはケース32が大型化してしまうという欠点があった。
また、回路遮断器31のケース32内部の中央には、機構部が配置されているため、ケース32を固定するピン33のスペースは確保できず、ケース32の外周部でしか固定できないでいた。そのため、ケース32の中央は、ゆがみやすくなっていた。
そこで本発明は、部品点数の削減を目的とし、その構造は、ケースを構成する部材を組み立て、部材が容易には外れないように封印ピンをかしめて固定すると共に、封印ピンは、操作ハンドルをケースに軸支するための軸ピンと、過電流が発生したときに、ハンドルユニットをオフ状態へ動作させる掛合片をケースに軸支するための軸ピンと、回転動作により回路遮断器の機構を動作させる回転体をケースに軸支するための軸ピンとを兼用させることを特徴とする。
本発明に係る回路遮断器では、ケースを構成する部材を組み立て、部材が容易には外れないように封印ピンをかしめて固定すると共に、封印ピンは、操作ハンドルをケースに軸支するための軸ピンと、過電流が発生したときに、ハンドルユニットをオフ状態へ動作させる掛合片をケースに軸支するための軸ピンと、回転動作により回路遮断器の機構を動作させる回転体をケースに軸支するための軸ピンとを兼用させるため、部品点数を削減することができ、部品管理の手間を省くことができる。封印ピンと軸ピンとは、平行に設けられているため、特別な設計の手間も発生しないので、簡単に採用することができる。また、回路遮断器の小型化も進んでおり、ピンを共用することで、ケース内の限られたスペースを有効に利用することができる。また、従来、機構部が配置されていたために、封印ピンを設けることが困難であった、回路遮断器の中央も、軸ピンと封印ピンとを共用することで、ケースの固定ができるようになり、確実な封印ができると共に、ケースの強度を補うこともできる。
本発明に係る回路遮断器の実施例を図1〜図2の添付図面に基いて説明する。
回路遮断器1のケース2は、複数個に分割された部材を組み合わせることで構成される。図1では、ケース2は左部材2a、中部材2b、右部材2cの三分割された部材により構成している。三部材2a,2b,2cを連結するための封印ピン3を挿通する挿通穴4を、それぞれの部材2a,2b,2cに設けている。挿通穴4に封印ピン3を挿通し、ピン先はかしめて、誤ってまたは故意にもケース2が分解されにくいように固定する。
回路遮断器1のケース2の上面には操作ハンドル5aが設けられている。操作ハンドル5aはハンドルユニット5の一部で、ハンドル軸ピン6により軸支されている。操作ハンドル5aのオン・オフ操作により、回路の入り切りをするものである。回路遮断器1内で電流は、電源側端子7から固定接触子8、可動接触子9等を経て、負荷側端子10と流れている。図2に示すようにオン状態では、ハンドルユニット5が可動接触子9を押した状態で、固定接触子8に可動接触子9が接触しているため通電される。一方オフ状態では、ハンドルユニット5が固定接触子8を引いた状態で、固定接触子8に可動接触子9が接触しないため通電されない。
電源側端子7の端子座11にはバイメタル12が接続されている。バイメタル12は熱によって変位するので、この性質を利用して、過電流が発生したときに回路が遮断される仕組みとしている。過電流が発生したときの発熱によりバイメタル12が変位する距離に当たるところに掛合片13を組み付ける。掛合片13はバイメタル12が変位することによってバイメタル12の一部と接触し、バイメタル12の動きに連動してハンドルユニット5を押しオフ状態にする。掛合片13は、回転動作によりハンドルユニット5を動作させるように、ケース内側に設けた掛合片軸ピン14により軸支される。
ハンドルユニット5の動作を可動接触子9へと伝える回転体15も、ケース2内部に回転体軸ピン16により軸支される。
本発明では、ハンドルユニット5を軸支するハンドル軸ピン6と、掛合片13を軸支する掛合片軸ピン14と、回転体15を軸支する回転体軸ピン16とを、ケース2を連結するための封印ピンと兼用とする。ハンドル軸ピン6と、掛合片軸ピン14と、回転体軸ピン16それぞれを、ケース2外側から挿通し、ピン先をかしめてケース2の封印も行う。ハンドル軸ピン6と掛合片軸ピン14と回転体軸ピン16とを、それぞれ封印ピンとしてケースの連結を固定するため、従来行っていた封印ピンは減らすことができ、部品点数の削減を図る。ケース2という限られたスペースを有効に利用でき、小型化を図ることができる。回路遮断器1の中央部にも、軸ピンと共用してケース2をかしめ固定することができるため、ケース2の強度を補う。
本発明に係る回路遮断器は、封印ピンと共用するのは、ハンドル軸ピンと、掛合片軸ピンと、回転体軸ピンとに限定するものではなく、その他、封印ピンと同方向に設けられる軸ピンと共用することが可能である。
回路遮断器の内部機構を示す断面図である。 回路遮断器のケースの封印構造示す一部分解斜視図である。 従来の回路遮断器のケースの封印構造示す一部分解斜視図である。
符号の説明
1 回路遮断器
2 ケース
2a 左部材
2b 中部材
2c 右部材
3 封印ピン
4 挿通穴
5 ハンドルユニット
6 ハンドル軸ピン
7 電源端子
8 固定接触子
9 可動接触子
10 負荷側端子
11 端子座
12 バイメタル
13 掛合片
14 掛合片軸ピン
15 回転体
16 回転体軸ピン

Claims (1)

  1. 複数個に分割された部材を組み合わせることでケースを構成し、該ケース上面には、回路をオン・オフする操作ハンドルを設けた回路遮断器であって、前記ケースを構成する部材を組み立て、該部材が容易には外れないように封印ピンをかしめて固定すると共に、前記封印ピンは、前記操作ハンドルを前記ケースに軸支するための軸ピンと、過電流が発生したときに、ハンドルユニットをオフ状態へ動作させる掛合片を前記ケースに軸支するための軸ピンと、回転動作により前記回路遮断器の機構を動作させる回転体を前記ケースに軸支するための軸ピンとを兼用させることを特徴とする回路遮断器。
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