JP5189544B2 - 開閉器の操作装置 - Google Patents
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Description
図1乃至図7は、本発明の開閉器の操作装置の一実施の形態を示すもので、図1は本発明の開閉器の操作装置の一実施の形態を備えた開閉器の平面図、図2は本発明の開閉器の操作装置の一実施の形態を拡大して示す平面図、図3は図2に示す本発明の開閉器の操作装置の一実施の形態をIII−III矢視から見た断面図、図4は図2に示す本発明の開閉器の操作装置の一実施の形態をIV−IV矢視から見た断面図、図5から図7は本発明の開閉器の操作装置の一実施の形態の組立状態を示す斜視図である。
図1において、開閉器1の筐体2内には、図1上、上下方向に並設した3相の主回路用の開閉器4と、これらの開閉器4に対応して図1上、上下方向並設した接地開閉器5とが、この例では、図1上、左右方向に3組並設されている。
第1の操作レバー部材6は、間隔を持って並設され、後述する支持軸が挿入される孔6aを有する複数(この例では3つ)の軸筒部6Aと、各軸筒部6Aの軸線と直交するように各軸筒部6Aに設けられ、先端側に連結孔6Bを有するレバー部6Cと、レバー部6Cを連結するようにレバー部6Cの側部間に設けた第1の連結体6Dと、一方端のレバー部6Cの側面に設けた回動阻止部材6Eとからなっている。つまり、3個の軸筒部6Aが軸線に直交する方向に突出する3個の凸部6gを形成し、2個の第1の連結体6Dと3個の軸筒部6Aとが軸線に直交する方向に窪む2個の凹部6fを形成している。また、1個の回動阻止部材6Eは、一方端のレバー部6Cの側面に設けられ、図5に示すように、第1の連結体6D,6Dの軸線方向に延伸して設けられる直立部6hと、この直立部6hの下方に設けられる舌状の突起部6iとを備えている。突起部6iは、後述する嵌め合わされる軸筒部の外周の一部を覆うように形成され、断面形状が支持軸の軸心と同芯状の曲率を有した円弧状の板部材で形成されている。
図5に示すように、例えば、同様な構造である第1の操作レバー部材6と第2の操作レバー部材7を、各軸筒部6Aと各軸筒部7Aとが対向するように配置し、この状態で図5に示すように、第2の操作レバー部材7を、第1の操作レバー部材6に対して、反転させる。
図8は本発明の開閉器の操作装置の一実施の形態の動作状態(開閉器すべてが開)を示す斜視図、図9は本発明の開閉器の操作装置の一実施の形態の動作状態(一方の開閉器が閉)を示す斜視図、図10は本発明の開閉器の操作装置の一実施の形態における回動阻止部材の動作を説明する側面図である。これらの図において、図1乃至図7に示す符号と同符号のものは、同一又は相当する部分であるので、その詳細な説明は省略する。
図10は、図8の開閉器の操作装置の軸方向側面視を実線で示し、図9の開閉器の操作装置の軸方向側面視を一点鎖線で示している。図10において、lは、レバー部6Cの長さであって、連結孔6B中心と孔6a間の長さを示す。θは、第1操作レバー部材6の回動角度であって、突起部6iの先端が第2の操作レバー部材7の軸筒部7Aの外周に当接するときの孔6aの中心垂線からの回動角度を示す。xは、第1操作レバー部材6の上下方向移動距離であって、開閉器4を構成する可動接点と固定接点のギャップに相当する長さを示す。
x=l×tanθ・・・・(1)
つまり、使用している開閉器4の可動接点と固定接点のギャップによって、xが決定され、第1操作レバー部材6のレバー部6Cの長さlから、回動角度θが決定される。したがって、第1操作レバー部材6がこの回動角度θだけ回動したときに、回動阻止部材6Eの突起部6iの先端が第2の操作レバー部材7の軸筒部7Aの外周に当接する長さに形成すればよい。なお、図10には、第1の操作レバー部材6の回動阻止部材6Eのみを示しているが、第2の操作レバー部材7の回動阻止部材7Eについても、同様の関係で形成されている。
この実施の形態は、第1の操作レバー部材6と第2の操作レバー部材7とにおける軸筒部6A,7Aと、レバー部6C,7Cを、2部材で構成するようにしたもので、具体的には、図13に示すように、内側レバー部60A,70Aと、内側レバー部60A,70Aの外側にそれぞれ嵌めこみ可能な外側レバー部61A,71Aとで構成されている。
2 筐体
4 主回路用の開閉器
5 接地開閉器
6 第1の操作レバー部材
7 第2の操作レバー部材
6A,7A 軸筒部
6a,7a 孔
6B,7B 連結孔
6C,7C レバー部
6D,7D 第1の連結体
6E,7E 回動阻止部材
6f,7f 凹部
6g,7g 凸部
6h,7h 直立部
6i,7i 突起部
8 支持軸
Claims (8)
- 開閉器の接点を開閉操作する開閉器の操作装置であって、
間隔を持って並設した複数の軸筒部と、前記各軸筒部に設けられ先端側に連結孔を有するレバー部と、前記レバー部間に設けた第1の連結体とからなる第1の操作レバー部材と、
前記第1の操作レバー部材の前記軸筒部間に配置した複数の軸筒部と、前記各軸筒部に設けられ先端側に連結孔を有するレバー部と、前記レバー部間に設けた第2の連結体とからなる第2の操作レバー部材と、
前記第1又は第2の操作レバー部材に設けられ、前記第1又は第2の操作レバー部材におけるレバー部の回動に応働して前記第2又は第1の操作レバー部材の回動を阻止する回動阻止部材と、
前記第1及び第2の操作レバー部材の前記軸筒部に挿入した共通の支持軸とを備えた
ことを特徴とする開閉器の操作装置。 - 開閉器の接点を開閉操作する開閉器の操作装置であって、
間隔を持って並設した複数の軸筒部と、前記各軸筒部に設けられ先端側に連結孔を有するレバー部と、前記レバー部間に設けた第1の連結体とからなる第1の操作レバー部材と、
前記第1の操作レバー部材の前記軸筒部間に配置した複数の軸筒部と、前記各軸筒部に設けられ先端側に連結孔を有するレバー部と、前記レバー部間に設けた第2の連結体とからなる第2の操作レバー部材と、
前記第1及び第2の操作レバー部材に設けられ、前記第1及び第2の操作レバー部材におけるレバー部の回動に応働して前記第2及び第1の操作レバー部材の回動を阻止する回動阻止部材と、
前記第1及び第2の操作レバー部材の前記軸筒部に挿入した共通の支持軸とを備えた
ことを特徴とする開閉器の操作装置。 - 請求項1又は2に記載の開閉器の操作装置において、
前記回動阻止部材は、一方端のレバー部の側面に設けた
ことを特徴とする開閉器の操作装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の開閉器の操作装置において、
前記回動阻止部材は、前記連結体の軸線方向に延伸して設けられる直立部と、この直立部の下方に設けられる突起部とを備えている
ことを特徴とする開閉器の操作装置。 - 請求項4に記載の開閉器の操作装置において、
前記回動阻止部材は、軸筒部の外周の一部を覆うように形成され、前記操作レバー部材が所定角度回動した際に、対向する前記軸筒部の外周に当接する突起部を備えている
ことを特徴とする開閉器の操作装置。 - 請求項4又は5に記載の開閉器の操作装置において、
前記回動阻止部材の前記突起部は、軸筒部の外周の一部を覆うように形成され、断面形状が前記支持軸の軸心と同芯状の曲率を有した円弧状の板部材からなる
ことを特徴とする開閉器の操作装置。 - 請求項4又は5に記載の開閉器の操作装置において、
前記回動阻止部材の前記突起部は、軸筒部の外周の一部を覆うように形成され、前記上方の直立部と対向する前記軸筒部の下方に間隙を有する角度で、略L字状に連結された平板部材からなる
ことを特徴とする開閉器の操作装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の開閉器の操作装置において、
前記第1の操作レバー部材は、操作ロッドを介して開閉器の可動接点に、前記第2の操作レバー部材は、操作ロッドを介して接地開閉器の可動接点に連結した
ことを特徴とする開閉器の操作装置。
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