JP4628180B2 - 扉用ハンドル装置 - Google Patents

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Description

本発明はラッチング機構を備えた引戸や開き戸に適合する扉用ハンドル装置に関する。
特許文献1に記載の構成中の扉用ハンドル装置に於いて、例えば扉の壁面に取付けられる内側ハンドルは、扉の内壁面に垂直方向に固定された長い取付け板と、この取付け板の外側に重ね合わせるように突設状態に固定された長尺状の台座とで構成された固定側部材に、内側ハンドルの上下端部にそれぞれ固定された上下一組の台座用カバー及び角筒状連結体を介して壁面に対して直交方向へ移動可能に設けられ、しかも、内側ハンドルは、前記角筒状連結体にそれぞれ設けられた係止ピン、嵌合溝等の係合構造により、外側ハンドルと一体的に連結されていた。
上記扉用ハンドル装置に於いては、内側ハンドル又は外側ハンドルのどの部位を押し(プッシュ)、或いは引く(プル)操作をしても、扉に向かって直交方向にスライドするという利点がある。
しかしながら、前記扉用ハンドル装置の固定側部材は、扉の内壁面に突出状態に固定された取付け板と、この取付け板の上下部にさらに突出状態に固定された台座とで構成されていること、一方、可動側のハンドルの台座カバーや固定部材側に嵌合する外側ハンドル係合用の角筒状連結体は、扉の壁面を基準にすると、壁面から外側(例えば室内)に位置付けられていること、さらに、錠前内装のラッチング機構の仮施錠部材(例えばラッチ板用仮施錠片)と係合関係にある係合片(特許文献1では「取付け板に枢支されたL型レバー」)、ハンドルを水平状態に案内する平行リンク機構等のハンドル装置を構成する各部材は、取付け板と台座とで形成された台座等の内部空間に組み込まれ、しかも、前記平行リンク機構を構成する複数本のリンクは、台座等の内部空間に縦方向に位置するストレート形状の揺動レバーであると共に、壁面に対して交差状態に配設される。
このように、従来の扉用ハンドル装置は、基本的には、扉の壁面の外側に突出する取付け板や台座に設けることを基本的なスタイルとしていた。
ところで、時代の流行性を考慮すると、特許文献1,2とは逆に、「扉の壁面から台座や駆動部材ないし連動部材(錠箱側のラッチング機構の仮施錠片又は本施錠機構の錠止片を作動させるための部材)を台座側或いは扉の壁の内部に位置付けることが好ましい場合がある。
それは、扉用ハンドル装置の意匠的観点から考察すると、操作部材の握り部分の突出量(壁面からの突出)が少なくなり、需要者に対して操作部材の壁面一体感の印象を与えることができ、一方、技術的観点から考察すると、駆動部材ないし連動部材が外部から容易に攻撃や悪戯を受けないからである。
特開平11−324418(特許第3503105号) 特開2003−314094
本発明の第1の目的は、特許文献1,2の抱えている問題点を解消し、特に、需要者に対して操作部材の壁面一体感の印象を与えることができ、また、錠機構用の駆動部材ないし連動部材が外部から容易に攻撃や悪戯を受けない扉用ハンドル装置を提案することである。第2の目的は、台座の裏側に連動部材を簡単に取付けることができることである。
本発明の扉用ハンドル装置は、扉に固定される台座と、該台座にアーム部の一端部が軸支されると共に、該一端部に駆動片を有するプッシュ・プル式の操作部材とを備えた扉用ハンドル装置に於いて、前記台座は、前記扉の壁面に表側から重合する露呈部分と、該露呈部分に連設してあり、前記扉の嵌合凹所に嵌合する嵌入部分と、嵌入部分の表側に位置し、前記アーム部の一端部を軸止するための凹所部分とを有し、凹所部分の底部には前記駆動片が挿通する開口が設けてあり、前記台座の裏側に前記駆動片の駆動力により作動するレバー形状の第1連動片とこの第1連動片に連動するように前記扉に内装された錠箱側のラッチング機構の仮施錠片と係合する第2連動片とを上下或いは左右方向に所定間隔を有してそれぞれ軸支したことを特徴とする。
本発明の扉用ハンドル装置は、扉に固定される台座と、該台座にアーム部の一端部が軸支されると共に、該一端部に駆動片を有するプッシュ・プル式の操作部材とを備えた扉用ハンドル装置に於いて、前記台座は、前記扉の壁面に表側から重合する露呈部分と、該露呈部分に連設してあり、前記扉の嵌合凹所に嵌合する嵌入部分と、該嵌入部分の表側に位置し、前記アーム部の一端部を軸止するための凹所部分とを有し、該凹所部分の底部には前記駆動片が挿通する開口が設けてあり、前記台座の裏側に前記駆動片の駆動力により作動するレバー形状の第1連動片と、この第1連動片に連動するように前記扉に内装された錠箱側の本施錠機能の錠止片と係合する第2連動片とを上下或いは左右方向に所定間隔を有してそれぞれ軸支したことを特徴とする
ここで、「表側から重合する」とは、台座の露呈部分(フランジ部分)が扉の壁面から突出する場合や扉の壁面と略面一状態の場合を意味する。後者の場合には、台座の露呈部分を壁面に形成した横向き嵌合凹所に嵌合した場合が実施例であるから、厳格なる面一性を要求するものではない。
(1)ハンドル装置を構成する操作部材側の駆動片、該駆動片に連動する連動部材を扉の内部に位置付けたので、意匠上見栄え良く、また、外部的な攻撃や悪戯にも防御できる。また、ハンドル装置はプッシュ・プル式に適合する
(2)台座の裏側に連動部材を簡単に装着することができる。また、複数個の軸部分に連動部材をそれぞれ装着することができるから、本実施例のように、連動部材の一つを扉の錠箱側のラッチング機構の仮施錠片又は本施錠機構の錠止片の係合位置に対応させることができる。
(3)請求項4と請求項5に記載の各発明は、「2個のハンドル装置」を設けた場合に於いて、部品点数を減らし、安価に製作することができる。
図1乃至図7は、本発明の一実施例(基本的構成 )を示す各説明図である。特に、図1及び図2は、実施の環境を含む本発明の基本的構成を示す概念図である。図3は本発明のハンドル装置の主な構成部材(駆動片、連動部材)の連動関係を示す説明図である。なお、本発明の主要部をそのまま含んだ利用発明についいては、実施例の欄で説明する。
(1)実施の環境を含む基本的構成を示す説明図
まず、図1乃至図3を参照にして本発明の基本的な技術思想を説明する。1は扉である。扉1には、引戸、開閉扉と称される物が含まれる。2は扉の壁面である。壁面2は内壁面又は外壁面を意味する。3は壁面(例えば外壁面、或いは内壁面)に縦方向に形成された開口、切欠、凹所等である。壁面2に固定される内外の台座を連結するための貫通孔を含む開口、切欠、凹所等は、説明の便宜上、ここでは台座用嵌合凹所3と称する。この台座用嵌合凹所3には、台座の裏側に突出形成した単数又は複数個の軸部分が入り込む。
4は扉1の自由端部に内装された錠箱である。錠箱4には、例えば当業者に「ラッチング機構(仮施錠装置)、本施錠機構(本施錠装置)等」と称される錠前の各構成部材が適宜組み込まれている。また、錠箱4には、例えばラッチング機構のラッチ板5用と係合(係脱も含む)する仮施錠片6が設けられ、該仮施錠片6は、錠箱4の後壁側の上部位置又は下部位置に上下動可能に配設されている。
したがって、仮施錠片6は、後述するハンドル装置の構成部材により、例えば図1で示す矢印方向へ引き下げられると、ラッチ板5は自由となり、ラッチング機構は解錠状態となる。もちろん、仮施錠片6が本施錠装置用の錠止片である場合には、当該錠前の本施錠状態が解錠状態となる。
さて、上記環境に於いて、7は台座である。本実施例の台座7は、扉1の壁面から突出する、或いは壁面2に形成した横向き嵌合凹所に略面一状に嵌合する板状の露呈部分(フランジ部分)8と、該露呈部分8に連設すると共に、台座7の裏側に扉1の嵌合凹所3に嵌合可能な嵌入部分9と、台座7の表側にアーム部の一端部を軸止するための凹所部分10とを有する。
そして、前記嵌入部分9に操作部材のアーム部に設けた駆動片と共働する連動片を軸支している。具体的には、前記嵌入部分9の裏側に後述の駆動片16に連動する連動部材17,18を取付けるための軸部分を形成し、連動部材と扉1の錠箱4側のラッチング機構の仮施錠片又は本施錠機構の錠止片(錠機構の錠止片)とが係合している。
付言すれば、台座7は、扉1の壁面2を基準にすると、例えば該壁面2からやや突出する長板状の露呈部分(台座カバーを有する場合も含む)8と、この板状露呈部分8の裏側に連設する単数又は複数個(本実施例)の連動部材装着用の嵌入部分9とから構成されている。
図2を基準にすると、嵌入部分9は、操作部材の一端部(挿入端部)を軸支するための表側凹所部分10と、この凹所部分10よりも下方に位置する第1軸部分11と、凹所部分10よりも上方(第1軸部分11とは反対側)に位置する軸部兼用連結部(ここでは「第2軸部分」と称する)12とから成り、前記凹所部分10の垂直壁からは操作部材15に固定した駆動片16が水平状態に突出している。
また、前記第1軸部分11には操作部材15の駆動片16により動かされるレバー形状の第1連動片17の一端部(図では下端部又は上端部)が軸支されている。換言すると、連動片17は駆動片16と共働する。
さらに、前記第2軸部分12には、前記第1連動片17の係合端部17aに係合する第2連動片18が軸支されている。したがって、本実施例では、連動片18は連動片17を介して駆動片16と共働する。
そして、第2連動片18は、前述したラッチ板用仮施錠片6(又は図示しない錠止片)の係合部(例えば係合孔)6aに係合する係合突起18b等を有している。
(2)ハンドル装置の主要部材の動き
図3の(a)乃至(d)は、操作部材15の駆動片16と、扉内部の第1連動片17及び第2連動片18との相互の連動関係を順番に示したものである。本発明の各部材の細部的事項を説明する前に、ハンドル装置を構成する主たる部材の動きを説明する。
本実施例では、操作部材15と関係(係合)する第1連動片17は係合端部17aが、例えばL形状に折り曲げされたレバーであり、また第1連動片17と関係する第2連動片18は、周縁部に前記係合端部17aと係合する突片状の第1係合部18aと、ラッチ板5用仮施錠片6と係合する突片状の第2係合部18bとをそれぞれ有している。
図3(a)は、操作部材15が復帰バネで初期位置に戻った場合に於ける操作部材15の駆動片16と台座7側の第1連動片17との位置関係を示す。この場合、第1連動片17は略垂直状態に起立し、また、駆動片16の先端部16aは、第1連動片17の側辺の係合端部17a寄りの部位に位置している。この両者の位置関係から、駆動片16が矢印B方向へ移動すると、第1連動片17は下方の第1軸部分11を支点にして反時計方向に回転可能である。
図3(b)は、図1で示した操作部材15を同図の矢印A方向に押した場合に於ける第1連動片17の動きを示す。前述したように、駆動片16の先端部は第1連動片17の側辺に当たっているから、駆動片16が図1の矢印B方向、或いは図3(a)の矢印B方向へ移動すると、第1連動片17は第1軸部分11を支点にして矢印Cの反時計方向に回転する。
図3(c)は、台座7の第2軸部分12に回転自在に嵌合した第2連動片18が、第1連動片17の係合端部17a及び第2連動片18の第1係合部18aを介して同図の矢印D方向に回転した動きを示す。同図に於いて、第1連動片17が矢印Cの反時計方向に回転すると、第2連動片18は第2軸部分12を支点にして矢印Dの時計方向に回転する。そうすると、当然のことながら、第2係合部18bは周方向へ移行する。
図3(d)は、第2連動片18が矢印Dの時計方向に回転した結果、第2連動片18の突片状第2係合部18b及び仮施錠片6の係合部6aを介して該仮施錠片6が矢印Eの係合解除方向へ移動したことを示す。これにより扉1を自由に開くことが可能となる。
上記図3(a)乃至図3(d)の作動態様は、ハンドル装置の操作部材15が、プッシュ・プル式であり、これに対応する台座7Aの板状露呈部分8が長板状に形成され、また、ハンドル装置の連動部材17,18が所定間隔を有して上下或いは左右に一組設けられている場合も同様である。実施例の欄の利用発明では、連動部材は同一形態であり、長尺状の台座7Aの上下部に対称的に配設されていることから、他方の連動部材は、一方の連動部材に対して反対方向に回転する。しかし、基本的な作用・効果は同一である。
(3)第1実施例の各部材の用語と符号
図4乃至図7に示す第1実施例は、本発明の基本的構成の扉用ハンドル装置を「1個」用いた一例である。この第1実施例を説明するに当たって、説明の便宜上、前項の用語及び符号をそのまま使用する。
したがって、扉1、その壁面2、壁面に形成した嵌合凹所3、扉に内装した錠箱4、錠箱内のラッチ板5、ラッチ板と係脱する仮施錠片6、仮施錠片の係合部6a、扉の嵌合凹所3に嵌め込まれる台座7、該台座の板状露呈部分8、台座の裏側の嵌入部分9、台座の露呈部分8ないし嵌入部分9に形成した操作部材の基部用の横向き凹所部分10、台座7の裏面に突出形成した第1軸部分11及び第2軸部分12、台座7に軸支されるハンドル形状の操作部材15、操作部材のアーム部の基部に固定された駆動片16、第1軸部分11に軸支された第1連動片17、第2軸部分12に軸支された第2連動片18、第2連動片18の第1係合部18a及び突起状の第2係合部18bの各用語と符号は、そのまま援用している。なお、細部的事項の符号は、極力割愛する。
(4)各部材の具体的構成
まず、図4を基準にして台座7を説明する。台座7の中心部には、露呈部分8から中心部の嵌入部分9に向かって横向き凹所10が形成されている。この横向き凹所10にハンドル形状の操作部材15の垂直握り部15aに交差する水平アーム部15bの一端部が余裕を持って入り込んでいる。
しかして、水平アーム部15bの一端部には、挿入先端面から垂直握り部15aに向かって所要の切欠部21が形成されていると共に、該切欠部21に連通する複数個(2個)の垂直ピン用の取付け孔(案内孔及び枢支孔)が形成されている。
水平アーム部15bの一端部には、図4,図5で示すように、複数個の固着具を介して断面チャンネル形状の軸受け片22が固定され、本実施例では、水平板状の駆動片16は、該軸受け片22の一方(上方)の上面に垂直ピンを介して固定的に設けられている。
駆動片16の指先状先端部16aは、図6で示すように台座7の断面ハット型形状の奥側垂直壁に形成した水平方向の案内開口23から突出している。また、番号を付さない垂直ピンの一つには、操作部材15用の復帰バネ24の中央部が適宜に巻装されている。
なお、復帰バネ24の一端部は他の垂直ピンに圧接していると共に、その他端部はアーム一端部の縁に圧接している。また、操作部材15は、例えばプッシュ式であることから、垂直ピンの一つは固定側の枢軸としての機能を有し、他は案内長孔に案内される可動側の支持軸としての機能を有している。
次に、台座7の嵌入部分9の上下端部には、筒状取付け部25,26が水平状態に延びている。これらの筒状取付け部25,26には、図示しない一方の操作部材(例えば外側ハンドル用台座)の螺杆部27,28がそれぞれ螺合する。本実施例では、下方の筒状取付け部26と断面ハット型形状の嵌入部分9との間に多少の間隙を有して第1軸部分11が水平状態に突設されている。
一方、上方の筒状取付け部25と前記嵌入部分9との間に多少の間隙を有して第2軸部分12が水平状態に突設されている。これら第1軸部分11及び第2軸部分12も台座7の嵌入部分として位置付けることができる。したがって、本実施例では、台座7の裏側に形成された嵌入部分は複数個であり、これらの嵌入部分は全て扉1の内部に入り込んでいる。
ところで、前記第1軸部分11には、図4及び図5で示すように、長尺の板状第1連動片17が取り付けられている。本実施例では、第1連動片17の下端部17bは環状に形成され、その環状下端部17bは番号を付さない座板や固着具を介して第1軸部分11に回転可能に取り付けられている。板状の第1連動片17は、その上端部が角度(例えば直交)方向に折り曲げ形成され、係合端部17aと成っている。
一方、第2軸部分12は、本実施例では、連結部分兼用軸部として構成されている。この第2軸部分12には、カム機能を有する環状盤形態の第2連結片18が回転自在に嵌着している。第2連結片18は、周縁部に第1連動片17の係合端部17aと係合する爪片状の第1係合部18aと、錠箱4側のラッチ板用仮施錠片6と係合する第2係合突片18bとを有している。第2係合突片18bは、図5で示すように、第1係合部18aが「6時方向」に位置している時は、「14時方向」に位置している。
ところで、環状盤の第2連結片18は、第2軸部分12から外れないように中央部に嵌合孔を有し、かつ、周囲に複数個の取付け突片部29aを有する押さえ板29に支持されている。なお、押さえ板29は複数個の固着具を介して台座7の裏側に取り外し可能に装着されている。
図8及び図9は、本発明の一実施例の構成をそのまま含む利用発明(第2発明)を示す。具体的構成やその作用に関しては、第1実施例の説明を援用する。当業者にとっては、図8及び図9から自明にように、この第2発明は、扉1の壁面2に対して、1個の長尺状の台座7Aを介してハンドル装置を上下(或いは取付け如何によっては左右)に合計2個設けている。
したがって、操作部材15Aの垂直握り部15aは、縦長状のハンドルと成っている。また、操作部材15Aの水平アーム部15b,15bも合計2本となっている。
しかして、ハンドル装置の操作部材15Aは、第1実施例と同様にプッシュ・プル式であり、これに対応する台座7Aの板状露呈部分8は第1実施例よりも長い。第2実施例では、ハンドル装置の連動部材17,18は同一形態であり、対称的に上下に配設されている。つまり、上下で「一組」を構成している。
このように構成しても、第1実施例と同一の作用・効果を有することは前述したとおりである。
図1乃至図7は本発明の一実施例(第1発明)を示す各説明図。図8及び図9は、本発明の一実施例の構成をそのまま含む利用発明(第2発明)の各説明図である。
要部の平面視からの概略説明図と側面視等からの説明図 側面視からの概略説明図。 ハンドル装置の主な構成部材とその連動関係を示す説明図。 具体的な内部構造を示す側面視からの概略断面説明図。 具体的な内部構造を示す台座の裏側から見た説明図。 具体的な内部構造を示す底面視から見た概略断面説明図。 錠箱側のラッチ用解錠片との位置関係を示す説明図。 利用発明(第2発明)の具体的な内部構造を示す側面視からの概略断面説明図。 利用発明(第2発明)の具体的な内部構造を示す台座の裏側から見た説明図。
1…扉、2…壁面、3…嵌合凹所、4…錠箱、5…ラッチ板、6…仮施錠片、6a…仮施錠片の係合部、7,7A…台座、8…台座の板状露呈部分、9…台座の裏側の嵌入部分、10…操作部材用横向き凹所部分、11…第1軸部分、12…第2軸部分、15,15A…操作部材、15a…握り部、15b…アーム部、16…駆動片、16a…先端部分、17…第1連動片、18…第2連動片、18a…第1係合部、18b…第2係合部、21…切欠部、22…軸受け、23…案内開口、24…復帰バネ、29…押さえ板。

Claims (5)

  1. 扉に固定される台座と、該台座にアーム部の一端部が軸支されると共に、該一端部に駆動片を有するプッシュ・プル式の操作部材とを備えた扉用ハンドル装置に於いて、前記台座は、前記扉の壁面に表側から重合する露呈部分と、該露呈部分に連設してあり、前記扉の嵌合凹所に嵌合する嵌入部分と、嵌入部分の表側に位置し、前記アーム部の一端部を軸止するための凹所部分とを有し、凹所部分の底部には前記駆動片が挿通する開口が設けてあり、前記台座の裏側に前記駆動片の駆動力により作動するレバー形状の第1連動片とこの第1連動片に連動するように前記扉に内装された錠箱側のラッチング機構の仮施錠片と係合する第2連動片とを上下或いは左右方向に所定間隔を有してそれぞれ軸支したことを特徴とする扉用ハンドル装置。
  2. 扉に固定される台座と、該台座にアーム部の一端部が軸支されると共に、該一端部に駆動片を有するプッシュ・プル式の操作部材とを備えた扉用ハンドル装置に於いて、前記台座は、前記扉の壁面に表側から重合する露呈部分と、該露呈部分に連設してあり、前記扉の嵌合凹所に嵌合する嵌入部分と、嵌入部分の表側に位置し、前記アーム部の一端部を軸止するための凹所部分とを有し、凹所部分の底部には前記駆動片が挿通する開口が設けてあり、前記台座の裏側に前記駆動片の駆動力により作動するレバー形状の第1連動片とこの第1連動片に連動するように前記扉に内装された錠箱側の本施錠機能の錠止片と係合する第2連動片とを上下或いは左右方向に所定間隔を有してそれぞれ軸支したことを特徴とする扉用ハンドル装置。
  3. 請求項1又は請求項2に於いて、第1連動片は第1軸部分11に軸支され、また第2連動片は第2軸部分12に軸支され、前記第2連動片は前記第1連動片の回転方向に対して逆方向に回転することを特徴とする扉用ハンドル装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに於いて、ハンドル装置の第1連動片と第2連動片から成る連動部材は、台座に一組設けられていることを特徴とする扉用ハンドル装置。
  5. 請求項4に於いて、連動部材は同一形態であり、対称的に配設されていることを特徴とする扉用ハンドル装置。
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