JP5182504B2 - 電力供給装置およびその制御方法 - Google Patents

電力供給装置およびその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5182504B2
JP5182504B2 JP2008220364A JP2008220364A JP5182504B2 JP 5182504 B2 JP5182504 B2 JP 5182504B2 JP 2008220364 A JP2008220364 A JP 2008220364A JP 2008220364 A JP2008220364 A JP 2008220364A JP 5182504 B2 JP5182504 B2 JP 5182504B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
connection state
power storage
difference
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008220364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010057288A (ja
Inventor
裕紀 小坂
和宏 竹田
晋 小宮山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2008220364A priority Critical patent/JP5182504B2/ja
Publication of JP2010057288A publication Critical patent/JP2010057288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5182504B2 publication Critical patent/JP5182504B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Description

本発明は、複数の蓄電手段を直列接続又は並列接続に切り換え可能な電力供給装置およびその制御方法に関する。
車両駆動用のモータに電気的に接続される複数の蓄電池を有する電力供給装置が組み込まれた電動自動車が記載されている(特許文献1参照)。特許文献1に開示された電力供給装置は、複数の蓄電池を直列接続又は並列接続に切り換え可能に構成されている。そして、アクセルペダルの踏込量、電動機の出力、ブレーキペダルの踏込量等から算出される要求充放電電圧の大きいときに直列接続に、小さいときに並列接続にすることで、低電圧運転(充放電)時にインバータへの入力電圧を抑制し、インバータにおけるスイッチング損失を低減させていた。
特開平5−236608号公報
しかしながら、従来技術では要求充放電電圧の大小のみに基づき直並列を切り換えており、実際の各接続状態における電力供給装置の供給可能電力の違いについては何ら検討されておらず、実際の負荷装置(インバータ及び該インバータで駆動されるモータジェネレータ、或いはモータジェネレータの何れか一方を備えたもの)のあらゆる使用状態を考慮すると、結果的に不望な供給電力低下や損失の増大を招く恐れがあるという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、負荷装置のあらゆる使用状態において、要求駆動電力を可能な限り実現するとともに、総損失を低減して総合効率を向上させることができる電力供給装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために本発明は、負荷装置に電力を供給する複数の蓄電手段と、該複数の蓄電手段の直列接続状態と並列接続状態とを切り換える切換制御手段と、を有する電力供給装置において、前記切換制御手段は、負荷装置の要求駆動電力を演算し、複数の蓄電手段の直列接続状態および並列接続状態における最大供給電力をそれぞれ推定し、複数の蓄電手段の直列接続状態および並列接続状態における負荷装置の総損失をそれぞれ推定し、要求駆動電力と、各接続状態における最大供給電力と総損失との差と、総損失とに基づいて、複数の蓄電手段を直列接続状態または並列接続状態に切り換えるようにした。
本発明によれば、負荷装置のあらゆる使用状態において、要求駆動電力を可能な限り実現するとともに、総損失を低減して総合効率を向上させることができる電力供給装置を提供できるという効果がある。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電力供給装置の実施例1の構成を説明するシステム構成図であり、電力供給装置を車両駆動用電源として用いた例である。図1において、電力供給装置1は、蓄電装置2と切換制御部3から構成される。
蓄電装置2は、第1蓄電ユニット11と、第2蓄電ユニット12と、第1スイッチ13と、第2スイッチ14と、第3スイッチ15と、端子16と、端子17とを備える。
蓄電装置2の内部接続は、以下の通りである。第1蓄電ユニット11の正極は、第1スイッチ13の一端子および第3スイッチ15の一端子に接続されている。第1スイッチ13の他端子は、第2蓄電ユニット12の正極および端子16に接続されている。第1蓄電ユニット11の負極は、第2スイッチ14の一端子および端子17に接続されている。第2スイッチ14の他端子は、第3スイッチ15の他端子および第2蓄電ユニット12の負極に接続されている。
端子16,17には、インバータ4が接続されている。またインバータ4には、最終的な負荷であるモータジェネレータ5が接続されている。蓄電装置2は、モータジェネレータ5が力行運転する際、電力を供給するとともに、モータジェネレータ5が回生発電する際に充電される。インバータ4は入力端に図示しない平滑コンデンサを含むものとする。尚、インバータ4を介することなく、蓄電装置2の端子16,17に直接モータジェネレータ5を接続してもよい。
切換制御部3は、第1スイッチ13、第2スイッチ14、第3スイッチ15のオン/オフを制御することにより、第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12との直列接続状態と並列接続状態とを切り換える制御部である。
切換制御部3は、インバータ4およびモータジェネレータ5の要求駆動電力を演算する要求駆動電力演算部21と、第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12との直列接続状態および並列接続状態における最大供給電力をそれぞれ推定する最大供給電力推定部22と、直列接続状態および並列接続状態におけるインバータ4およびモータジェネレータ5の損失を合計した総損失をそれぞれ推定する総損失推定部23と、第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12の残存容量を推定する残存容量推定部24とを備える。
そして、切換制御部3は、前記要求駆動電力と、各接続状態における前記最大供給電力と前記総損失との差と、前記総損失とに基づいて、第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12との状態を直列接続状態または並列接続状態に切り換える制御を行う。
要求駆動電力演算部21は、例えば、車両の速度およびアクセルペダルの操作量から要求駆動電力を算出する。
最大供給電力推定部22は、直列接続状態における最大供給電力、および並列接続状態における最大供給電力をそれぞれ推定する。
総損失推定部23は、直列接続状態における、インバータ4の損失およびモータジェネレータ5の損失をそれぞれ推定し、これらの損失を加算して、直列接続状態における総損失を推定する。また、総損失推定部23は、並列接続状態における、インバータ4の損失およびモータジェネレータ5の損失をそれぞれ推定し、これらの損失を加算して、並列接続状態における総損失を推定する。
残存容量推定部24は、後述する電流計33,34,後述する電圧計35,36の検出値に基づいて、第1蓄電ユニット11の残存容量SOC1と、第2蓄電ユニット12の残存容量SOC2とを推定する。
尚、特に限定されないが本実施例では、切換制御部3は中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。切換制御部3を複数のマイクロコンピュータで構成してもよい。
図2は、第1蓄電ユニット11,第2蓄電ユニット12の詳細を説明する回路図である。図2に示すように、第1蓄電ユニット11は、第1蓄電モジュール31と、電流計33と、電圧計35とを備えている。同様に、第2蓄電ユニット12は、第2蓄電モジュール32と、電流計34と、電圧計36とを備えている。電流計33,34と、電圧計35,36とは、何れか一方、或いは両方を備えてもよい。電流計33,34と、電圧計35,36とは、切換制御部3に接続され、第1蓄電ユニット11および第2蓄電ユニット12のそれぞれの残存容量の推定、最大供給電力の推定、内部抵抗の推定に用いられる。
次に、図3を参照して、第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12との直列接続状態を説明する。第1スイッチ13および第2スイッチ14がオフで、第3スイッチ15がオンのときに、直列接続状態となる。このとき、端子16,端子17間には、第1蓄電ユニット11の電圧V1と、第2蓄電ユニット12の電圧V2との和であるV1+V2が出力される。また出力電流は、第1蓄電ユニット11の電流I1=第2蓄電ユニット12の電流I2となる。
次に、図4を参照して、第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12との並列接続状態を説明する。第1スイッチ13および第2スイッチ14がオンで、第3スイッチ15がオフのときに、並列接続状態となる。このとき、端子16,端子17間には、第1蓄電ユニット11の電圧V1=第2蓄電ユニット12の電圧V2が出力される。また出力電流は、第1蓄電ユニット11の電流I1と、第2蓄電ユニット12の電流I2との和であるI1+I2となる。
ここで、直並列切替可能な電力供給装置において、直並列を切り換えることによるシステム効率を検討する。以下に、損失低減を考慮した場合の基本的な直並列切り替えの考え方と、容量バラツキを補正することによる高出力化を考慮した場合の基本的な直並列切り替えの考え方とを順に記載する。
まず、このようなシステムにおける主な損失は、オン損、スイッチング損、銅損、鉄損などがある。
モータジェネレータ5が低回転で要求電圧が低く直列接続でも並列接続でも力行可能な状態のとき、即ち、モータの誘起電圧は低いので弱め界磁制御が不要のときは、インバータ4への印加電圧を低電圧化することで、スイッチング損や鉄損を低減する。そこで電力供給装置1は、第1蓄電ユニット11、第2蓄電ユニット12を並列接続することにより、インバータ4への印加電圧を低電圧化する。
図5はモータジェネレータ5のトルク−回転数(T−N)特性図上に誘起電圧の分布を示した概略図である。図5からは、モータジェネレータ5が高回転で要求電圧が高い力行状態のときは誘起電圧が高くなることが判る。モータジェネレータ5において所望の出力を得るためには、弱め界磁制御をして誘起電圧を低減させるか、弱め界磁をせずに誘起電圧以上の電圧を印加する必要がある。そこで直並列切り換え可能な電力供給装置1では、第1蓄電ユニット11、第2蓄電ユニット12を直列接続することにより、インバータ4への印加電圧を高電圧化する。このように高電圧化することにより、高回転運転時のモータ制御の一つである弱め界磁制御を低減することができるため、インバータ4、モータジェネレータ5での発生損失を低減することができる。
なお、このとき、印加電圧によるインバータ4、モータジェネレータ5における発生損失は、電動車両のテストベンチにおける実験結果や、可変直流電源装置によるインバータ4およびモータジェネレータ5の駆動試験結果、或いはインバータ4、モータジェネレータ5の設計パラメータ等から推定することができる。さらに、ここで得られた印加電圧によるインバータ4、モータジェネレータ5における発生損失を切換制御部3のメモリに保持することにより、電力供給装置1において、第1蓄電ユニット11、第2蓄電ユニット12を直列接続にするか並列接続にするかを決定する。
以上が、損失低減を考慮した場合の基本的な直並列切り替えの考え方である。これを実現する制御フローチャートは後述する。
次に、第1蓄電ユニット11と、第2蓄電ユニット12との容量バラツキを補正することによる高出力化を考慮した場合の基本的な直並列切り替えの考え方を説明する。
電力供給装置1は、第1蓄電ユニット11、第2蓄電ユニット12の残存容量(以下、SOCと略す)と接続状態によって最大供給出力が異なるという特徴がある。
第1蓄電ユニット11、第2蓄電ユニット12のSOCが等しい場合、開放電圧および最大供給電流が共に等しいため、直並列接続状態によらず電力供給装置1の最大供給電力は一定である。
一方、第1蓄電ユニット11が第2蓄電ユニット12よりSOCが少ない場合、SOCの少ない第1蓄電ユニット11は第2蓄電ユニット12と比較して最大供給電流が小さい。そのため、図3のように直列接続状態では、SOCの小さい第1蓄電ユニット11の供給電流によりSOCの多い第2蓄電ユニット12の供給電流が制限されるため、第2蓄電モジュールは最大供給電力を出力できない。
また、図4のように並列接続状態では、SOCの小さい第1蓄電ユニット11の供給電流によりSOCの多い第2蓄電ユニット12の供給電流が制限されないため、各蓄電モジュールが最大供給電力を出力可能である。これは第2蓄電ユニット12が第1蓄電ユニット11よりSOCが少ない場合も同様である。
このように第1蓄電ユニット11、第2蓄電ユニット12の接続状態に応じて最大供給電力が出力できない場合の対策として、第1スイッチ13、第2スイッチ14をオンし、第3スイッチをオフして、第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12を並列接続することにより各蓄電ユニット間で電力の授受が行なわれる。この結果、SOCの差が低減し、直列接続時の最大供給電力の低減を抑えることができる。つまり、SOCのバラツキ補正のみを考慮すると、バラつきが生じる度に、第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12を並列接続することで、SOCの差をできるだけ低減することができる。
以上が、容量バラツキを補正することによる高出力化を考慮した場合の基本的な直並列切り替えの考え方であるが、実際のシステム効率(損失面)を考慮すると、バラつきが生じる度に第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12を並列接続すると、直列接続することによる出力向上と弱め界磁時の損失削減の効果が低減してしまい、かえって、弱め界磁による損失が増大し、出力効率が悪化する可能性がある。
本発明は、上述した、損失低減を考慮した場合の基本的な直並列切り替えの考え方と、容量バラツキを補正することによる高出力化を考慮した場合の基本的な直並列切り替えの考え方の双方を考慮し、要求駆動電力を満たすような場合に加え、さらに直列接続しても要求電圧を満たさないような場合においても損失低減を図りつつ、高出力化を実現するものである。
要求駆動電力を満たすような場合には、実際に供給可能な最大供給電力と総損失との関係を判断し、直並列の切換を適正化すると共に、要求駆動電力を満たさない場合には、第1蓄電ユニット11のSOC1と、第2蓄電ユニット12のSOC2とのバラつきに応じて、直並列の接続を切換を最適化することにより、全てのシーンにおいて損失低減を図りつつ、高効率化を実現する。
図6は、実施例1における接続切換部3に制御内容を説明するフローチャートである。制御の要点1は、直列接続状態と並列接続状態における、最大供給電力と総損失との差がいずれも要求駆動電力以上のときは、総損失が小さい方の接続状態となるように第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12との接続状態を切り換えることである。
制御の要点2は、直列接続状態と並列接続状態における、最大供給電力と総損失との差のうち、いずれか一方の差のみが要求駆動電力以上のときは、要求駆動電力以上の差を有する接続状態となるように第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12との接続状態を切り換えることである。
制御の要点3は、直列接続状態と並列接続状態における、最大供給電力と総損失との差がいずれも要求駆動電力よりも小さいときは、第1蓄電ユニット11のSOC1と第2蓄電ユニット12のSOC2とに差がなければ直列接続状態とし、SOC1とSOC2とに差があれば、最大供給電力と総損失との差が大きい方の接続状態となるように第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12との接続状態を切り換えることである。
図6において、まずステップ(以下、ステップをSと略す)10において、切換制御部3の要求駆動電力演算部21により、現在の車両運転状態からモータジェネレータ5の要求駆動電力Pmを算出する。要求駆動電力Pmは、例えば車両速度とアクセルペダルの操作量から算出される。
次いでS12で、切換制御部3の最大供給電力推定部22により、直列接続状態における最大供給電力Psを算出する。次いでS14で、切換制御部3の最大供給電力推定部22により、並列接続状態における最大供給電力Ppを推定する。これらの最大供給電力Ps、Ppの具体的な推定方法の一例を以下に示す。
バッテリやキャパシタを用いた蓄電ユニット11,12の単体の最大電流(Imax )および最大供給電力(Pmax )は、一般的に下限電圧(Vmin )と開放電圧(Vo )、内部抵抗(R)から下記の(1)式、(2)式によって推定できる。
Imax =(Vo−Vmin)/R …(1)
Pmax =Vmin×Imax …(2)
但し、第1蓄電ユニット11,第2蓄電ユニット12は、残存容量に応じて開放電圧および内部抵抗が変化するため、事前に残存容量毎に開放電圧および内部抵抗の情報を切換制御部3内のメモリに保持しておき、残存容量推定部24により推定した第1蓄電ユニット11,第2蓄電ユニット12の残存容量に基づきメモリから各蓄電ユニットの開放電圧および内部抵抗を参照することで各蓄電ユニットの最大供給電力を求める。
このとき第1蓄電ユニット11と、第1蓄電ユニット11より残存容量が小さい第2蓄電ユニット12が並列接続されている場合の最大供給電力(Pp)は(2)式に基づき求めた各蓄電ユニットの最大供給電力の和から求まる。
一方、第1蓄電ユニット11,第2蓄電ユニット12が直列接続されている場合の最大供給電力(Ps)は、(1)式に基づき求めた各蓄電モジュールの最大電流(I1max、I2max)のうち小さい方のI2max に基づき、次式で求まる。
I2max=(V2o−Vmin)/R2 …(3)
P1 =(V1o−I2max×R1)×I2max …(4)
P2 =(V2o−I2max×R2)×I2max …(5)
Ps=P1+P2 …(6)
このとき、Rn、Vno、Pn(但しn =1,2 )は、各蓄電ユニット11,12の内部抵抗、開放電圧、出力を表す。
次いでS16で、切換制御部3の総損失推定部23により、直列接続状態の総損失Lsを推定する。次いでS18で、切換制御部3の総損失推定部23により、並列接続状態の総損失Lpを推定する。
これらの総損失Ls、Lpは、それぞれの印加電圧におけるインバータ4における発生損失と、モータジェネレータ5における発生損失との和で算出される。これらインバータ4、モータジェネレータ5における個別の発生損失は、電動車両のテストベンチにおける実験結果や、可変直流電源装置によるインバータ4およびモータジェネレータ5の駆動試験結果、或いはインバータ4、モータジェネレータ5の設計パラメータ等から推定した結果を予め切換制御部3の総損失推定部23に記憶したものを読み出すことで推定することができる。尚、インバータ4を用いないシステムでは、総損失はモータジェネレータ5の損失のみとなる。
次いでS20において、直列接続状態の最大供給電力Psと直列接続状態の総損失Lsとの差がモータの要求駆動電力Pm以上であるか否かを判定する。S20の判定がYESであれば、即ち(Ps−Ls)≧Pmであれば、S22進む。S20の判定がNOであれば、即ち直列接続状態の最大供給電力Psと直列接続状態の総損失Lsとの差がモータの要求駆動電力Pm未満であれば、S26へ進む。
S22では、並列接続状態の最大供給電力Ppと並列接続状態の総損失Lpとの差がモータの要求駆動電力Pm以上であるか否かを判定する。S22の判定がYESであれば、即ち(Pp−Lp)≧Pmであれば、直列接続状態と並列接続状態における、最大供給電力と総損失との差がいずれも要求駆動電力以上であるので、総損失が小さい方の接続状態を選択するために、S24へ進む。S24では、直列接続状態の総損失Lsが並列接続状態の総損失Lp以上であるか否かを判定する。
S24の判定で、直列接続状態の総損失Lsが並列接続状態の総損失Lp以上であれば、総損失の小さい方の並列接続状態とするために、S38へ進む。S38では、切換制御部3は、蓄電装置2のスイッチ13、14、15を図4に示した並列接続状態として、リターンする。
S24の判定で、直列接続状態の総損失Lsが並列接続状態の総損失Lp未満であれば、総損失の小さい方の直列接続状態とするために、S36へ進む。S36では、切換制御部3は、蓄電装置2のスイッチ13、14、15を図3に示した直列接続状態として、リターンする。
S22の判定がNOであれば、直列接続状態における最大供給電力と総損失との差が要求駆動電力以上、且つ並列接続状態における最大供給電力と総損失との差が要求駆動電力未満であるので、直列接続状態とするために、S36へ進む。
S26では、並列接続状態の最大供給電力Ppと並列接続状態の総損失Lpとの差がモータの要求駆動電力Pm以上であるか否かを判定する。S26の判定がYESであれば、即ち(Pp−Lp)≧Pmであれば、直列接続状態における最大供給電力と総損失との差が要求駆動電力未満、且つ並列接続状態における最大供給電力と総損失との差が要求駆動電力以上であるので、並列接続状態とするために、S38へ進む。
S26の判定がNOであれば、即ち、直列接続状態および並列接続状態のいずれの接続状態でも最大供給電力と総損失との差が要求駆動電力未満であれば、第1蓄電ユニット11および第2蓄電ユニット12のSOCを判定するために、S28以下の処理を行う。
S28では、第1蓄電ユニット11の残存容量であるSOC1を推定し、S30では、第2蓄電ユニット12の残存容量であるSOC2を推定する。これらSOC1、SOC2の推定は、各蓄電ユニット11,12の電流計33,34,電圧計35,36の各検出値に基づいて、切換制御部3の残存容量推定部24が行う。
次いでS32では、SOC1とSOC2とが等しいか否かを判定する。S32の判定で、SOC1とSOC2とが等しければ、直列接続状態とするために、S36へ進む。ここで、SOC1とSOC2とが等しければ、第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12の開放電圧および最大供給電流が共に等しいため、直並列接続状態によらず電力供給装置1の最大供給電力は一定である。しかし、本実施例では、蓄電装置2とインバータ4間の電流による損失を低減するために、直列接続を選択することとした。
S32の判定で、SOC1とSOC2とが等しくなければ、S34へ進む。S34では、直列接続状態と並列接続状態とで、実際に駆動力に変換される電力の大小を比較する。このため、S34では、直列接続状態における最大供給電力と総損失との差(Ps−Ls)が並列接続状態における最大供給電力と総損失との差(Pp−Lp)より小さいか否かを判定する。(Ps−Ls)が(Pp−Lp)より小さければ、負荷装置の有効電力が直列状態よりも並列接続状態の方が大きくなるので、並列接続状態とするために、S38へ進む。(Ps−Ls)が(Pp−Lp)より小さくなければ、負荷装置の有効電力が並列状態よりも直列接続状態の方が大きいか、等しいので、直列接続状態とするために、S36へ進む。
以上説明した本実施例によれば、電気自動車の要求駆動電力を可能な限り実現するとともに、総損失を低減して総合効率を向上させることができる電力供給装置を提供できるという効果がある。
従来技術においては、要求駆動電力を必ず満たせることを前提とした場合においての、インバータ損失低減切換手法が提案されているが、実際の電気自動車に想定される種々の状態を考慮すると、必ずしも要求駆動電力を満たせるとは限らない。本発明によれば、従来技術にように、要求駆動電力を必ず満たせることを前提とするシーンに限定されることなく、要求電力を満たせる場合、満たせない場合、それぞれに対し最適な切換を可能とし、総合的に要求駆動電力を可能な限り実現しつつ、総損失を低減して全体の効率向上を図ることができるという効果がある。
また本実施例によれば、要求駆動電力と、各接続状態で出力可能な最大供給電力とに応じて、出力向上を優先するのか(要求駆動電力と各接続状態で出力可能な電力との差を優先)、総損失低減を優先するのか(総損失を優先)を判断した上で、優先された値を基準に直列接続と並列接続とを切り換えることで、電気自動車に想定される種々の状態に最も適した切換を実現し、それにより電気自動車の要求駆動電力を可能な限り実現するとともに、総損失を低減し、全体の効率向上を実現することができるという効果がある。
また本実施例によれば、直列接続/並列接続の何れでも要求駆動電力を供給できるような場合に、要求駆動電力を満たしつつインバータおよびモータジェネレータの総損失を低減することを可能とし、電気自動車の全体の効率向上を実現することができる。
また本実施例によれば、各接続状態における最大供給電力と総損失との差のうち、いずれか一方の差のみが要求駆動電力よりも大きいときは、要求駆動電力よりも大きい差を有する接続状態となるように複数の蓄電ユニットの接続状態を切り換えるので、要求駆動電力を確実に得ることができるという効果がある。
また本実施例によれば、各接続状態における最大供給電力と総損失との差がいずれも要求駆動電力よりも小さく、かつ各残存容量に容量差があるときは、最大供給電力と総損失との差が大きいほうの接続状態となるように複数の蓄電ユニットの接続状態を切り換えているので、いずれの接続状態をもってしても要求駆動電力を満たせないような場合に、残存容量のバラツキ補正を頻繁に行う場合の直並列切替による損失低減を図りつつ、最も高出力で負荷に電力を印加することを可能とし、電気自動車の要求駆動電力を可能な限り実現するとともに、全体の効率向上を実現することができるという効果がある。
次に、本発明に係る電力供給装置の実施例2を説明する。実施例2の構成は、図1に示した実施例1の構成と同様である。実施例2の特徴は、実施例1における第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12との残存容量が等しいか否かの比較判定を緩和している点にある。実施例1のS32においては、第1蓄電ユニット11、第2蓄電ユニット12の残存容量(SOC1、SOC2)に差があるか否かを判断していた。図2に電流計33,34、電圧計35,36が測定誤差等がない理想的な装置であれば、両者の残存容量差を判定する残存容量基準値はゼロでよい。しかし、実際の装置においてはセンサの精度や量子化誤差等の影響により、各蓄電ユニット11,12の残存容量を正確に推定することは難しい。そこで本実施例では、残存容量基準値(ΔSOC)をセンサの精度や量子化誤差による測定誤差の値以上に設定することで測定誤差による影響を低減できる。
図7は、本実施例における切換制御部3の制御フローチャートである。図6に対してS32とS34との間にS40が追加されている。その他のステップは、実施例1の図6と同様であり、同じステップには、同じステップ番号を付与して、重複する説明を省略する。
図7においてS32の判定がNOの場合、S40へ進む。S40では、第1蓄電ユニット11のSOC1と、第2蓄電ユニット12のSOC2と間に残存容量差がある場合、残存容量差(|SOC1−SOC2|)が許容差基準値(ΔSOC)より大きいか否かを判断する。残存容量差(|SOC1−SOC2|)が許容差基準値(ΔSOC)より大きければ、S34へ進む。残存容量差(|SOC1−SOC2|)が許容差基準値(ΔSOC)より大きくなければ、S36へ進む。
以上説明した本実施例によれば、実施例1の効果に加えて、残存容量推定のための測定誤差による影響を低減し、精度良く容量バラツキを補正できるという効果がある。
次に、本発明に係る電力供給装置の実施例3を説明する。実施例3は、第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12との劣化の進み方が異なる場合、両者の内部抵抗が異なってくることに対処したものである。実施例3の構成は、切換制御部3の残存容量推定部24が内部抵抗推定の機能を備えていることである。この内部抵抗推定機能は、第1蓄電ユニット11の電流計33,電圧計35と、第2蓄電ユニット12の電流計34,電圧計35の各検出値に基づいて第1蓄電ユニット11の内部抵抗R1と、第2蓄電ユニット12の内部抵抗R2とをそれぞれ推定する。内部抵抗R1,R2の推定方法は、各蓄電ユニットの電流がΔI変化したときに、各蓄電ユニットの電圧がΔV変化したとすると、内部抵抗R=−ΔV/ΔIにより推定することができる。その他の構成は、図1に示した実施例1の構成と同様である。
実施例3における制御フローの特徴は、実施例1における残存容量が等しいか否かの比較判定を緩和するとともに、第1蓄電ユニット11の内部抵抗R1と、第2蓄電ユニット12の内部抵抗R2との差が許容差基準値(ΔR)より大きければ、残存容量の許容差基準値(ΔSOC)を増大補正する点にある。
図8は、本実施例における切換制御部3の制御フローチャートである。図7に対してS32とS40との間に、S42〜S48が追加されている。その他のステップは、実施例2の図7と同様であり、同じステップには、同じステップ番号を付与して、重複する説明を省略する。
図8において、S32の判定がNOの場合、S42へ進む。S42では、第1蓄電ユニット11の内部抵抗R1を推定する。次いでS44で、第2蓄電ユニット12の内部抵抗R2を推定する。内部抵抗の推定方法は、上記の方法による。
次いでS46で、第1蓄電ユニット11の内部抵抗R1と、第2蓄電ユニット12の内部抵抗R2との抵抗差(|R1−R2|)が抵抗差基準値(ΔR)より大きいか否かを判定する。抵抗差(|R1−R2|)が抵抗差基準値(ΔR)より大きければ、S48で容量差基準値(ΔSOC)を増大補正してS40へ進む。S46の判定で、抵抗差(|R1−R2|)が抵抗差基準値(ΔR)以下であれば、S48の増大補正を行うことなくS40へ進む。
以上説明した本実施例によれば、実施例1,2の効果に加えて、第1蓄電ユニット11と第2蓄電ユニット12との劣化の進み方が異なる場合、両者の内部抵抗が異なってくるが、第1蓄電ユニット11の内部抵抗R1と第2蓄電ユニット12の内部抵抗R2との差が抵抗差基準値(ΔR)を超えた場合に、容量差基準値(ΔSOC)を増大補正しているので、複数の蓄電手段が並列接続状態で動作する時間が長くなるため、内部抵抗の小さい方の蓄電手段からより大きい電流が取り出せるようになり、複数の蓄電ユニット間の内部抵抗のバラつきを低減させることができるという効果がある。
なお、上記実施例1〜3においては、電気自動車に搭載される負荷装置と電力供給装置を前提に説明をしたが、これに限定されるものではない。
本発明に係る電力供給装置の実施例1の構成を説明する構成図である。 図1における第1、第2蓄電ユニットの内部接続を説明する回路図である。 直列接続状態を説明する回路図である。 並列接続状態を説明する回路図である。 モータジェネレータのトルク−回転数(T−N)特性図上に誘起電圧の分布を示した概略図である。 実施例1における切換制御部の動作を説明するフローチャートである。 実施例2における切換制御部の動作を説明するフローチャートである。 実施例3における切換制御部の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1…電力供給装置、2…蓄電装置、3…切換制御部、4…インバータ、5…モータジェネレータ、11…第1蓄電ユニット、12…第2蓄電ユニット、13…第1スイッチ、14…第2スイッチ、15…第3スイッチ、16…+端子、17…−端子、21…要求駆動電力演算部、22…最大供給電力推定部、23…総損失推定部、24…残存容量推定部。

Claims (8)

  1. インバータ及び該インバータで駆動されるモータジェネレータ、或いはモータジェネレータの何れか一方を備えた負荷装置に電力を供給する複数の蓄電手段と、
    該複数の蓄電手段の直列接続状態と並列接続状態とを切り換える切換制御手段と、
    を有する電力供給装置において、
    前記切換制御手段は、
    前記負荷装置の要求駆動電力を演算する要求駆動電力演算手段と、
    前記複数の蓄電手段の直列接続状態および並列接続状態における最大供給電力をそれぞれ推定する最大供給電力推定手段と、
    前記複数の蓄電手段の直列接続状態および並列接続状態における前記負荷装置の総損失をそれぞれ推定する総損失推定手段と、
    を備え、
    前記要求駆動電力と、各接続状態における前記最大供給電力と前記総損失との差と、前記総損失とに基づいて、前記複数の蓄電手段の状態を直列接続状態または並列接続状態に切り換えることを特徴とする電力供給装置。
  2. 前記切換制御手段は、前記要求駆動電力と前記差との比較結果に応じて、前記差及び前記総損失のうち優先すべき一方を判断し、直列接続する場合の前記優先された一方の値と並列接続する場合の前記優先された一方の値の大小に基づき前記複数の蓄電手段の状態を直列接続状態または並列接続状態に切り換えることを特徴とする請求項1に記載の電力供給装置。
  3. 前記切換制御手段は、前記差がいずれも前記要求駆動電力よりも大きいときは、前記総損失が小さい方の接続状態となるように前記複数の蓄電手段の接続状態を切り換えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力供給装置。
  4. 前記切換制御手段は、前記差のうち、いずれか一方の差のみが前記要求駆動電力以上の場合は、前記要求駆動電力以上の差を有する接続状態となるように前記複数の蓄電手段の接続状態を切り換えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力供給装置。
  5. 前記切換制御手段は、前記複数の蓄電手段の各残存容量を推定する残存容量推定手段をさらに有し、
    前記差がいずれも前記要求駆動電力よりも小さく、かつ前記各残存容量に容量差がないときは、直列接続状態となるように接続状態を切り換え、
    前記差がいずれも前記要求駆動電力よりも小さく、かつ前記各残存容量に容量差があるときは、
    前記差が大きい方の接続状態となるように前記複数の蓄電手段の接続状態を切り換えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力供給装置。
  6. 前記切換制御手段は、前記容量差の絶対値が、残存容量基準値より大きいとき、前記差が大きい方の接続状態となるように前記複数の蓄電手段の接続状態を切り換えること特徴とする請求項5に記載の電力供給装置。
  7. 前記切換制御手段は、前記複数の蓄電手段の各内部抵抗を推定する内部抵抗推定手段を有し、推定された各内部抵抗の差が規定値より大きいとき、前記残存容量基準値の値を大きくすること特徴とする請求項6に記載の電力供給装置。
  8. インバータ及び該インバータで駆動されるモータジェネレータ、或いはモータジェネレータの何れか一方を備えた負荷装置に電力を供給する複数の蓄電手段と、
    該複数の蓄電手段の直列接続状態と並列接続状態とを切り換える切換制御手段と、
    を有する電力供給装置の制御方法において、
    前記負荷装置の要求駆動電力を演算する要求駆動電力演算過程と、
    前記複数の蓄電手段の直列接続状態および並列接続状態における最大供給電力をそれぞれ推定する最大供給電力推定過程と、
    前記複数の蓄電手段の直列接続状態および並列接続状態における前記負荷装置の総損失をそれぞれ推定する総損失推定過程と、
    を備え、
    前記要求駆動電力と、各接続状態における前記最大供給電力と前記総損失との差と、前記総損失とに基づいて、前記複数の蓄電手段の状態を直列接続状態または並列接続状態に切り換えることを特徴とする電力供給装置の制御方法。
JP2008220364A 2008-08-28 2008-08-28 電力供給装置およびその制御方法 Active JP5182504B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008220364A JP5182504B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 電力供給装置およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008220364A JP5182504B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 電力供給装置およびその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010057288A JP2010057288A (ja) 2010-03-11
JP5182504B2 true JP5182504B2 (ja) 2013-04-17

Family

ID=42072624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008220364A Active JP5182504B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 電力供給装置およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5182504B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104749533A (zh) * 2015-03-25 2015-07-01 上海应用技术学院 一种锂离子电池健康状态在线估算方法

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5492040B2 (ja) 2010-09-22 2014-05-14 株式会社豊田中央研究所 電源システム
JP5780914B2 (ja) 2011-10-24 2015-09-16 株式会社豊田中央研究所 電力変換器の制御装置および制御方法
JP5987298B2 (ja) * 2011-11-15 2016-09-07 富士電機株式会社 リチウムイオン電池の充電方法
JP5811872B2 (ja) * 2012-01-31 2015-11-11 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
JP5714528B2 (ja) 2012-03-19 2015-05-07 株式会社豊田中央研究所 電力変換器および電源システム
US9564840B2 (en) 2012-11-09 2017-02-07 Honda Motor Co., Ltd. Power source device
CA2903408A1 (en) 2013-03-07 2014-09-12 Masaaki Komatsu Power supply control apparatus and power supply control method
JP5872502B2 (ja) 2013-03-28 2016-03-01 株式会社豊田中央研究所 電源システム
JP5878495B2 (ja) 2013-06-11 2016-03-08 株式会社豊田中央研究所 電動車両の電源システム
JP5624176B1 (ja) 2013-06-13 2014-11-12 株式会社豊田中央研究所 電源システム
JP6292801B2 (ja) 2013-09-04 2018-03-14 株式会社豊田中央研究所 電源システム
JP5929937B2 (ja) 2014-01-30 2016-06-08 トヨタ自動車株式会社 組電池および組電池の接続切換方法
JP2015192489A (ja) 2014-03-27 2015-11-02 トヨタ自動車株式会社 電源制御装置
JP6241379B2 (ja) * 2014-07-03 2017-12-06 トヨタ自動車株式会社 電動車両
JP6436805B2 (ja) * 2015-02-02 2018-12-12 三菱電機株式会社 蓄電パワーコンディショナシステム
JP6198979B1 (ja) * 2015-10-27 2017-09-20 三菱電機株式会社 駆動システムおよび駆動制御方法
US10498148B2 (en) * 2015-12-11 2019-12-03 Milwaukee Electric Tool Corporation Method and apparatus for connecting a plurality of battery cells in series or parallel
JP6659505B2 (ja) * 2016-09-26 2020-03-04 トヨタ自動車株式会社 電源制御装置
GB2556914A (en) 2016-11-25 2018-06-13 Dyson Technology Ltd Battery system
CN110268547B (zh) * 2017-04-21 2022-08-26 惠普发展公司,有限责任合伙企业 基于效率的电池配置
US10369896B2 (en) 2017-11-28 2019-08-06 GM Global Technology Operations LLC Apparatus and method for flexible DC fast charging of an electrified vehicle
US10432130B2 (en) * 2017-11-28 2019-10-01 GM Global Technology Operations LLC Electric powertrain and a method of operating the same
DE102018102211B3 (de) * 2018-02-01 2019-09-19 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Batteriesystem für ein batteriebetriebenes elektrisches Fahrzeug und Verfahren zum Nutzen einer Restreichweite eines solchen
JP6853805B2 (ja) 2018-09-13 2021-03-31 株式会社Subaru 電動車両
JP7044687B2 (ja) * 2018-11-09 2022-03-30 トヨタ自動車株式会社 車両の電源装置
JP7189009B2 (ja) * 2018-12-25 2022-12-13 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
JP7213776B2 (ja) * 2019-08-27 2023-01-27 日立Astemo株式会社 セルバランス制御装置及び車両走行システム
JP6713671B1 (ja) * 2019-10-02 2020-06-24 田中 宏行 非接触型充電機能付き折り畳み式テーブル

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08214410A (ja) * 1995-02-03 1996-08-20 Suzuki Motor Corp 電動車両の駆動制御装置
JPH08237811A (ja) * 1995-02-23 1996-09-13 Honda Motor Co Ltd 前後輪駆動車両
JPH09140007A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Suzuki Motor Corp 電気自動車の電池接続切換え装置
JPH1094182A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Honda Motor Co Ltd 電源装置および電気自動車
JP2005210840A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Autech Japan Inc コントローラ
JP4650305B2 (ja) * 2006-03-08 2011-03-16 日産自動車株式会社 車両用電力供給装置の電力供給制御方法、及び車両用電力供給装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104749533A (zh) * 2015-03-25 2015-07-01 上海应用技术学院 一种锂离子电池健康状态在线估算方法
CN104749533B (zh) * 2015-03-25 2018-04-06 上海应用技术学院 一种锂离子电池健康状态在线估算方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010057288A (ja) 2010-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5182504B2 (ja) 電力供給装置およびその制御方法
JP4586832B2 (ja) 電動車両
JP5267675B2 (ja) 車両の充電システムおよびそれを備える電動車両
US8497661B2 (en) Equalization device, equalization processing program, battery system, electric vehicle and equalization processing method
JP4670831B2 (ja) 電気自動車用バッテリ容量検知方法及び装置並びに電気自動車のメンテナンス方法
KR101052847B1 (ko) 컨버터제어장치
JP5349567B2 (ja) バッテリ・パックの入出力可能電力推定装置およびその方法
JP5670851B2 (ja) モータ制御装置および車両用制御装置
JP6414460B2 (ja) バッテリの劣化状態判定装置及び劣化状態判定方法
Gao et al. State-of-charge estimation and active cell pack balancing design of lithium battery power system for smart electric vehicle
US9847649B2 (en) Voltage converter system and control method of voltage converter system
US20180097454A1 (en) Conversion apparatus, equipment, and control method
KR20140084320A (ko) 배터리 셀들의 전하 관리 방법 및 시스템
JP2004320877A (ja) 駆動装置用の電力装置およびこれを備える自動車並びに電力装置の制御方法
JP2000306613A (ja) バッテリ状態監視装置
JP6220904B2 (ja) 蓄電装置
JP6348219B2 (ja) Dc−dc電圧コンバータの入力電力の限度を調節するための電力制御システム及び方法
US20180097437A1 (en) Conversion apparatus, equipment, and control method
JP2004191193A (ja) バッテリ充電状態演算装置およびバッテリ充電状態演算方法
JP2001086604A (ja) 組電池及び残容量検出装置
JP6654417B2 (ja) オフセット電圧生成装置及びオフセット電圧生成方法
JP5375202B2 (ja) 電力供給装置
WO2018074331A1 (ja) 電源システム
JP2005227164A (ja) 二次電池の残存容量算出装置
JP7276080B2 (ja) 異常判定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5182504

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125

Year of fee payment: 3