JP5182357B2 - 交換レンズおよびカメラボディ - Google Patents

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Description

本発明は、交換レンズおよびカメラボディに関する。
交換レンズとカメラボディとの間で、三線式の同期通信により双方向通信を実現したものが知られている。これは3つの信号線を用いて実現される通信方式で、1つの信号線がクロック信号に、残り2つの信号線がレンズからボディへの通信、ボディからレンズへの通信にそれぞれ割り当てられている。レンズまたはボディからクロック信号が出力されると、レンズおよびボディは、このクロック信号に同期して同時にデータの出力を行う。つまり、レンズからボディへのデータ送信と、ボディからレンズへのデータ送信とが同時に行われることになる。例えば特許文献1には、6組の接点を用いて上述の双方向通信を行う撮像装置が記載されている。
特開2000−105402号公報
特許文献1には、通信中の伝送エラー等により送受信が正しく行えなかった場合について何ら記載されておらず、通信の信頼性に問題があった。
請求項1に係る発明は、カメラボディに着脱可能な交換レンズであって、カメラボディから出力されるクロック信号を受信するクロック受信手段と、クロック信号に同期した、交換レンズへの制御指示を表す制御指示データ信号であって制御指示の種類を表す種類データを含む制御指示データ信号をカメラボディから受信する制御指示受信手段と、受信された制御指示データ信号の種類データに基づいて、当該種類データを含む応答データ信号を生成する生成手段と、クロック受信手段で受信されたクロック信号に同期して、制御指示受信手段がカメラボディから次の制御指示データ信号を受信すると共に、応答データ信号をカメラボディに送信する応答送信手段とを備え、生成手段は、制御指示データ信号を正常に受信できた場合には、当該正常に受信された制御指示データ信号中の種類データに基づいて、当該種類データを含む応答データ信号を生成し、制御指示データ信号を正常に受信できなかった場合には、前回正常に受信されたときの制御指示データ信号中の種類データに基づいて生成された応答データ信号を維持することを特徴とする交換レンズである。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の交換レンズが取り付けられるカメラボディであって、交換レンズにクロック信号を送信するクロック送信手段と、クロック信号に同期して、交換レンズに制御指示データ信号を送信する制御指示送信手段と、交換レンズから、クロック信号に同期した応答データ信号を受信する応答受信手段と、応答受信手段により受信された応答データ信号に基づいて、制御指示送信手段により前回送信された制御指示データ信号が交換レンズに正常に受信されたか否かを判定する判定手段と、を備えることを特徴とするカメラボディである。
本発明によれば、通信の信頼性が向上する。
第1の実施の形態に係るカメラシステムの外観を示す斜視図である。 第1の実施の形態に係るカメラシステム1の構成を示す断面図である。 カメラボディ100と交換レンズ200との間の伝送路の詳細を示すブロック図である。 コマンドデータ通信の例を示すタイミングチャートである。 コマンドデータ通信において授受される各パケットのデータ構造を示す図である。 コマンドデータ通信におけるカメラボディ100側の処理のフローチャートである。 コマンドデータ通信における交換レンズ200側の処理のフローチャートである。 ホットライン通信の例を示すタイミングチャートである。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るカメラシステムの外観を示す斜視図である。カメラシステム1は、カメラボディ100と、交換レンズ200とから構成される。交換レンズ200はカメラボディ100に着脱可能に取り付けられる。交換レンズ200の取り付けは、カメラボディ100のボディ側レンズマウント101に、交換レンズのレンズ側レンズマウント201を嵌め込むことにより行われる。
ボディ側レンズマウント101の近傍には、データ通信および電源供給のための複数の接点を備えた接点群102が存在する。レンズ側レンズマウント201の近傍には、カメラボディ側の接点群102の各々に対応する複数の接点を備えた接点群202が存在する。交換レンズ200がカメラボディ100に取り付けられると、接点群102と接点群202が接続され、カメラボディ100から交換レンズ200に交換レンズ200を動作させるための電力が供給されると共に、カメラボディ100と交換レンズ200との間で後述するデータ通信を行うことができるようになる。
カメラボディ100はボディCPU103を備える。ボディCPU103は所定の制御プログラムを実行することにより、カメラボディ100内の各部の制御を行う。交換レンズ200はレンズCPU203を備える。レンズCPU203は所定の制御プログラムを実行することにより、交換レンズ200内の各部の制御を実行する。
撮像素子104は被写体像を撮像し、撮像信号を出力する。カメラボディ100に設けられたレリーズスイッチ107が押下されると、ボディCPU103はこの撮像信号に各種の画像処理を行い、画像データを作成する。作成された画像データは、記憶媒体挿入口105内の可搬記憶媒体106に記憶される。
図2は、第1の実施の形態に係るカメラシステム1の構成を示す断面図である。交換レンズ200は、複数のレンズ210a〜210eから構成される撮影光学系210と虹彩絞り211とを内蔵する。これら複数のレンズには、撮影光学系210の焦点調節を行うフォーカスレンズ210cと、被写体像の像ぶれを補正するブレ補正レンズ210dとが含まれている。レンズCPU203はボディCPU103からの指示に従って、不図示のアクチュエータ(モータ等)により、被駆動部材としてのフォーカスレンズ210c、ブレ補正レンズ210d、虹彩絞り211等を駆動させる。フォーカスレンズ210cは光軸Rに沿って駆動される。ブレ補正レンズ210dは光軸Rに対し垂直な横軸42と縦軸43とに沿って(光軸方向とは垂直な方向の成分を持つ移動方向に)駆動される。なお、ぶれ補正レンズ210dは必ずしも光軸Rに対して垂直な方向に動かなくても、これら横軸42、縦軸43の方向に沿った成分を含む方向に動くことによってブレ補正の目的を達成することができる。虹彩絞り211は、被写体光束が通過する開口(光軸Rを中心とした開口)の大きさを可変するように駆動される。
なお交換レンズ200を、変倍用レンズを電気的に駆動して焦点距離を任意に変更可能な、いわゆるパワーズームレンズとしても良い。この場合には、交換レンズ200に、ズームレンズ(変倍用レンズ)を設けると共に、そのズームレンズを電気的に駆動可能なズーム機構が設けられている。そしてこの場合、ズームレンズが被駆動部材となり、ズームレンズは光軸Rに沿って駆動される。
撮像素子104の前面には、光学的ローパスフィルターと赤外線カットフィルターを合わせたフィルター111が設置されている。交換レンズ200内の撮影光学系210を通過した被写体光は、光軸Rを中心に、フィルター111を介して撮像素子104に入射する。ボディCPU103は、撮像素子104が出力する撮像信号から表示用画像を作成し、カメラボディ100の背面に設置されているLCDモジュール110に表示する。
ボディCPU103とレンズCPU203との間、すなわちカメラボディ100と交換レンズ200との間には、図1に示す接点群102と接点群202とを介した2系統の伝送部が設けられている。これら2系統の伝送部は互いに独立しているので、一方の伝送部においてデータが伝送されている場合であっても、他方の伝送部によりデータを伝送することが可能である。以下の説明では、2系統の伝送部をそれぞれ第1伝送部301、第2伝送部302と称する。また、ボディCPU103とレンズCPU203が、それぞれボディ側第1通信回路112とレンズ側第1通信回路212を制御しながら第1伝送部301を用いて行う通信を「コマンドデータ通信」と呼び、またそれぞれボディ側第2通信回路113とレンズ側第2通信回路213を制御しながら第2伝送部302を用いて行う通信を「ホットライン通信」と呼ぶ。第1伝送部301および第2伝送部302を構成する信号線、ならびに、コマンドデータ通信およびホットライン通信の具体的な通信内容については後に詳述する。
カメラボディ100内には、コマンドデータ通信を行うボディ側第1通信回路112と、ホットライン通信を行うボディ側第2通信回路113が設置される。これらの回路はそれぞれボディCPU103に接続される。同様に交換レンズ200内には、コマンドデータ通信を行うレンズ側第1通信回路212と、ホットライン通信を行うレンズ側第2通信回路213が設置される。これらの回路はそれぞれレンズCPU203に接続される。
換言すれば、ボディ側第1通信回路112とボディ側第2通信回路113はそれぞれボディ側の通信インターフェースであり、レンズ側第1通信回路212とレンズ側第2通信回路213はそれぞれ交換レンズ側の通信インターフェースである。ボディCPU103とレンズCPU203はそれぞれ、上記の各通信インターフェースを制御して、各通信(コマンドデータ通信、ホットライン通信)を行う。
なお本実施形態では、通信インターフェースを、2つの通信(ホットライン通信、コマンドデータ通信)に対してそれぞれ個別に設けているが、これらが一体に形成されているものを代替使用してもよい。またボディCPU103やレンズCPU203の代わりに、2つの通信インターフェースの機能を備えたCPUを使用しても良い。
ボディ側第1通信回路112とレンズ側第1通信回路212とは、第1伝送部301により互いに接続される。同様に、ボディ側第2通信回路113とレンズ側第2通信回路213とは、第2伝送部302により互いに接続される。
なお、以下の説明において、ボディCPU103がボディ側第1通信回路112にホットライン通信を行わせることを「ボディCPU103がホットライン通信を行う」と記述し、またボディCPU103がボディ側第2通信回路113にコマンドデータ通信を行わせることを「ボディCPU103がコマンドデータ通信を行う」と記述することがある。レンズCPU203、レンズ側第1通信回路212、レンズ側第2通信回路213についても同様である。
(各伝送路の説明)
図3は、カメラボディ100と交換レンズ200との間の伝送路の詳細を示すブロック図である。レンズ側第1通信回路212は4つの通信端子ORDY、ICLK、IDATAB、およびODATALを備える。ボディ側第1通信回路112は、これらの端子に対応する4つの通信端子IRDY、OCLK、ODATAB、およびIDATALを備える。第1伝送部301は、これら4対の通信端子をそれぞれ接続する4本の信号線RDY、CLK、DATAB、およびDATALにより構成される。すなわち、コマンドデータ通信はこれら4本の信号線を用いて行われる。
信号線RDYには、レンズCPU203およびレンズ側第1通信回路212から、通信開始の可否を示す信号レベルが出力される。信号線CLKには、ボディ側第1通信回路112から、データ通信のためのクロック信号出力される。信号線DATABには、ボディCPU103およびボディ側第1通信回路112から、データ信号が出力される。信号線DATALには、レンズCPU203およびレンズ側第1通信回路212から、データ信号が出力される。
レンズ側第2通信回路213は4つの通信端子IHREQ、OHANS、IHCLK、およびOHDATALを備える。ボディ側第2通信回路113は、これらの端子に対応する4つの通信端子OHREQ、IHANS、OHCLK、およびIHDATALを備える。第2伝送部302は、これら4対の通信端子をそれぞれ接続する4本の信号線HREQ、HANS、HCLK、およびHDATALにより構成される。すなわち、ホットライン通信はこれら4本の信号線を用いて行われる。
信号線HREQには、ボディCPU103およびボディ側第2通信回路113から、通信開始を要求する信号(High/Lowレベル)が出力されるする。信号線HANSには、レンズCPU203およびレンズ側第2通信回路213から、通信準備完了を示す信号(High/Lowレベル)が出力される。信号線HCLKには、ボディCPU103およびボディ側第2通信回路113から、データ通信のためのクロック信号が出力される。信号線HDATALには、レンズCPU203およびレンズ側第2通信回路213から、データ信号が出力される。
(コマンドデータ通信の説明)
コマンドデータ通信は、第1伝送部301を用いて行われる双方向の通信である。ここで、本実施形態における双方向通信は、カメラボディ100から交換レンズ200への情報通信を専用の一方向伝送路を使って行う構成となっており、その伝送路とは別個に設けられた一方向伝送路を使って交換レンズ200からカメラボディ100への情報通信も行う構成となっている。つまり第2伝送部302は、カメラボディからレンズへの一方向伝送路と、レンズからカメラボディへの一方向伝送路の2つの一方向伝送路を備えている。
コマンドデータ通信では、ボディ側第1通信回路112から送信されるデータと、レンズ側第1通信回路212から送信されるデータと、が同一のクロック信号に同期する。すなわち、カメラボディ100から送信されるデータと、交換レンズ200から送信されるデータと、が第1伝送部301により同時に伝送される。なおカメラボディ100内のボディCPU103は、第1の所定周期毎にコマンドデータ通信を行うように構成されている。従ってボディ側第1通信回路112は、このコマンドデータ通信で使用する第1の所定周波数のクロック信号を第1の所定周期で発生する。これによりコマンドデータ通信において、カメラボディ100と交換レンズ200との間の情報通信は、第1の所定周期で行われる。
図4は、コマンドデータ通信の例を示すタイミングチャートである。以下、図4を参照して、コマンドデータ通信の手順を説明する。
ボディCPU103はまず、コマンドデータ通信によってレンズCPU203に送信するデータ(後述するCMDデータ、LENデータ、およびDATA1〜DATANデータ)をボディ側第1通信回路112の内部のバッファメモリに書き込む。データの書き込みを終えると、ボディCPU103はボディ側第1通信回路112に送信指示信号を出力する。この送信指示信号は、上記のデータの送信指示を表す信号である。ボディ側第1通信回路112はこの送信指示信号に応じて、コマンドデータ通信を開始する。
ボディ側第1通信回路112はコマンドデータ通信の開始時(T1)、まず信号線RDYの信号レベルを確認する。信号線RDYの信号レベルはレンズ側第1通信回路212の通信可否を表しており、レンズ側第1通信回路212が通信できない状態である場合には、信号線RDYはH(High)レベルとなっている。ボディ側第1通信回路112は信号線RDYがHレベルである場合、Lレベルになるまで次の処理を実行しない。
信号線RDYがL(Low)レベルであれば、ボディ側第1通信回路112は内部のバッファメモリに書き込まれたデータに基づくボディ側コマンドパケット410a(後に詳述する)を、信号線DATABを介してレンズ側第1通信回路212に送信する。すなわち、ボディ側コマンドパケット410aを表す信号を、信号線DATABに出力する。以下、信号線を介したデータの授受においては、信号線に当該データを表す信号が伝送されているものとする。ボディ側第1通信回路112はボディ側コマンドパケット410aの送信と同時に、信号線CLKにクロック信号400aを出力する。なおクロック信号400aのパルス数は、ボディ側コマンドパケット410aの送信に必要なパルス数である。本実施形態においてボディ側コマンドパケット410aのサイズは4バイト(32ビット)であるので、クロック信号400aは32パルス分の長さとなっている。
レンズ側第1通信回路212は、信号線DATABを介してボディ側コマンドパケット410aを受信すると共に、信号線DATALを介してボディ側第1通信回路112にレンズ側コマンドパケット420a(後に詳述する)を送信する。レンズ側第1通信回路212は、ボディ側第1通信回路112が出力するクロック信号400aに同期して、ボディ側コマンドパケット410aの受信およびレンズ側コマンドパケット420aの送信を行う。レンズ側コマンドパケット420aのサイズはボディ側コマンドパケット410aのサイズと同じである。従って、ボディ側コマンドパケット410aの送信完了(T2)と同時に、レンズ側コマンドパケット420aの送信が完了する。
レンズ側第1通信回路212は、レンズ側コマンドパケット420aの送信完了に応じて、信号線RDYの信号レベルをHレベルにする(T2)。そして、レンズCPU203に通信完了の割り込みを発生させる。この割り込みを受けたレンズCPU203は、受信したボディ側コマンドパケット410aの内容に応じた処理である第1制御処理430aを開始する。例えば受信したボディ側コマンドパケット410aが、レンズCPU203に特定のデータを送信するよう指示する内容であった場合、レンズCPU203は第1制御処理430aとして、当該データの生成を行う処理を実行する。
レンズCPU203は第1制御処理430aが完了すると、レンズ側第1通信回路212に第1制御処理の完了を表す信号を出力する。レンズ側第1通信回路212はこの信号に応じて、信号線RDYの信号レベルをLレベルにする(T3)。ボディ側第1通信回路112はこの信号レベルの変化に応じて、信号線DATABを介してレンズ側第1通信回路212にボディ側データパケット410b(後に詳述する)を送信すると共に、信号線CLKにクロック信号400bを出力する。なおクロック信号400bのパルス数は、ボディ側データパケット410bの送信に必要なパルス数である。
レンズ側第1通信回路212は、信号線DATABを介してボディ側データパケット410bを受信すると共に、信号線DATALを介してボディ側第1通信回路112にレンズ側データパケット420b(後に詳述する)を送信する。レンズ側第1通信回路212は、ボディ側第1通信回路112が出力するクロック信号400bに同期して、ボディ側データパケット410bの受信およびレンズ側データパケット420bの送信を行う。レンズ側データパケット420bのサイズはボディ側データパケット410bのサイズと同じである。従って、ボディ側データパケット410bの送信完了(T4)と同時に、レンズ側データパケット420bの送信が完了する。
レンズ側第1通信回路212はレンズ側データパケット420bの送信が完了すると、信号線RDYの信号レベルをHレベルにする(T4)。そして、レンズCPU203に受信完了の割り込みを発生させる。レンズCPU203はこの割り込みを受けて、受信したボディ側コマンドパケット410aおよびボディ側データパケット410bの内容に応じた処理である第2制御処理430bを開始する。例えば受信したボディ側コマンドパケット410aが、レンズCPU203にフォーカスレンズ210cを駆動するよう指示する内容であり、受信したボディ側データパケット410bがフォーカスレンズ210cの駆動量を表す内容であった場合、レンズCPU203は第2制御処理430bとして、フォーカスレンズ210cを当該駆動量だけ駆動する処理を実行する。レンズCPU203は第2制御処理430bが完了すると、レンズ側第1通信回路212に第2制御処理の完了を表す信号を出力する。レンズ側第1通信回路212はこの信号に応じて、信号線RDYの信号レベルをLレベルにする(T5)。
上述した時刻T1〜時刻T5に行われた通信が、1回のコマンドデータ通信である。上述のように、1回のコマンドデータ通信では、ボディCPU103およびボディ側第1通信回路112によりボディ側コマンドパケット410aおよびボディ側データパケット410bがそれぞれ1つずつ送信される。すなわち、処理の都合上2つに分割されて送信されるものの、ボディ側コマンドパケット410aおよびボディ側データパケット410bは2つ合わせて交換レンズ200(レンズCPU203)への一制御指示を表す制御指示データである。
同様に、1回のコマンドデータ通信では、レンズCPU203およびレンズ側第1通信回路212によりレンズ側コマンドパケット420aおよびレンズ側データパケット420bがそれぞれ1つずつ送信される。すなわち、レンズ側コマンドパケット420aおよびレンズ側データパケット420bは2つ合わせてカメラボディ100(ボディCPU103)への一応答を表す応答データである。
(コマンドパケットおよびデータパケットの説明)
図5は、コマンドデータ通信において授受される各パケットのデータ構造を示す図である。なお、図5に示す各データ構造は、図の左方向が下位ビット、右方向が上位ビットにそれぞれ対応している。本実施形態において各データの送受信は下位ビットから順に行われる。
図5(a)にはボディ側コマンドパケット410aのデータ構造が示されている。このボディ側コマンドパケット410aは、ボディCPU103によって生成されるものである。ボディ側コマンドパケット410aはSYNC、CMD、LEN、SUMの4つのデータから構成されている。本実施形態では、これら4つのデータはそれぞれ1バイトのサイズとなっている。
SYNCデータはボディ側コマンドパケット410aの開始を表す固定値であり、例えば128(16進数で80H)という値である。CMDデータはボディ側コマンドパケット410aにより表される制御指示の種類を表す種類データである。例えばCMDデータが1であればボディ側コマンドパケット410aはフォーカスレンズ210cの駆動指示、CMDデータが2であれば虹彩絞り211の駆動指示である。
LENデータはこのボディ側コマンドパケット410aと対になるボディ側データパケット410bのサイズを表す数値である。例えばLENデータが20であれば、このボディ側コマンドパケット410aに引き続いてボディCPU103が送信するボディ側データパケット410bのサイズは20バイトである。
SUMはボディ側コマンドパケット410aのチェックサムを表す数値である。SUMの値は、ボディ側コマンドパケット410aの各バイトの合計が256の倍数になるよう定められる。例えばSYNCが128、CMDが2、LENが5であれば、SUMの値は121である。
図5(b)にはレンズ側コマンドパケット420aのデータ構造が示されている。このレンズ側コマンドパケット420aは、レンズCPU203によって生成されるものである。レンズ側コマンドパケット420aはSYNC、RCMD、SUMの3つのデータと、1つのダミーデータ(図中にN/Aと記載されたデータ)とから構成されている。SYNCデータおよびSUMデータについては図5(a)で説明したボディ側コマンドパケット410aの同名のデータと同様であるので説明を省略する。
RCMDデータは、レンズCPU203によって前回受信されたボディ側コマンドパケット410aのCMDデータである。すなわち、前回受信された種類データである。レンズCPU203は、ボディ側コマンドパケット410aおよびボディ側データパケット410bが正常に受信できた場合、ボディ側コマンドパケット410aに含まれているCMDデータを不図示のメモリに記憶させる。そして、次のコマンドデータ通信において、当該CMDデータをレンズ側コマンドパケット420aのRCMDデータとして使用する。つまりレンズCPU203は、前回受信された種類データ(CMDデータ)を使って、レンズ側コマンドパケット420a(応答データ)を生成する。
なお、図5(a)に示すボディ側コマンドパケット410aにおけるLENデータに相当するデータが、図5(b)に示すレンズ側コマンドパケット420aにおいてダミーデータ(どのような値であってもよい、送受信後に一切利用されないデータ)となっているのは、レンズCPU203がレンズ側データパケット420bのサイズを指定する必要がないためである。これは、レンズ側データパケット420bのサイズがボディ側データパケット410bのサイズと同一であることによる。
図5(c)にはボディ側データパケット410bのデータ構造が示されている。このボディ側コマンドパケット410bは、ボディCPU103によって生成されるものである。ボディ側データパケット410bはSYNCおよびSUMの2つのデータと、1つ以上(N個)のDATA1、DATA2、…、DATANデータとから構成されている。つまり、ボディ側データパケット410bのデータサイズは可変であり、そのサイズはボディ側コマンドパケット410aのLENデータにより規定される。
SYNCデータおよびSUMデータについては、図5(a)で説明したボディ側コマンドパケット410aの同名のデータと同様であるので説明を省略する。DATA1〜DATANデータは、ボディ側コマンドパケット410aに付随するパラメータを表している。例えばボディ側コマンドパケット410aがフォーカスレンズ210cの駆動指示を表していた場合、DATA1〜DATANはフォーカスレンズ210cの駆動方向および駆動量を表すパラメータである。なお、パラメータが不要である場合には、DATA1〜DATANはダミーデータとして扱われる。
レンズ側データパケット420bは、レンズCPU203によって生成されるものであり、図5(c)に示すボディ側データパケット410bと同様のデータ構造を備える。ただし、DATA1〜DATANデータが、制御指示のパラメータではなくレンズCPU203に関する情報を表す点で、ボディ側データパケット410bとは異なる。例えばボディ側コマンドパケット410aが、レンズCPU203に虹彩絞り211の現在の絞り値を送信するよう指示する内容であった場合、対応するレンズ側データパケット420bのDATA1〜DATANデータは、虹彩絞り211の現在の絞り値を表すデータである。
(カメラボディ100側のコマンドデータ通信処理の説明)
図6は、コマンドデータ通信におけるカメラボディ100側(ボディCPU103)の処理のフローチャートである。図6の処理は、ボディCPU103がボディ側第1通信回路112の内部のバッファメモリに前述のデータを書き込み、ボディ側第1通信回路112に送信指示信号を出力することにより開始される。
まずステップS600ではボディCPU103およびボディ側第1通信回路112が、信号線RDYの信号レベルがHレベルか否かを判定する。信号レベルがHレベルであれば、LレベルになるまでステップS600の処理を繰り返す。他方、信号レベルがLレベルであれば、処理はステップS610に進む。ステップS610ではボディCPU103およびボディ側第1通信回路112が、信号線CLKへのクロック信号400aの出力と、信号線DATABを介したボディ側コマンドパケット410aの送信と、信号線DATALを介したレンズ側コマンドパケット420aの受信と、を行う。
ステップS620ではボディCPU103およびボディ側第1通信回路112が、ステップS600と同様に信号線RDYの信号レベルがHレベルか否かを判定する。信号レベルがHレベルであれば、LレベルになるまでステップS620の処理を繰り返す。他方、信号レベルがLレベルであれば、処理はステップS630に進む。ステップS630ではボディCPU103およびボディ側第1通信回路112が、信号線CLKへのクロック信号400bの出力と、信号線DATABを介したボディ側データパケット410bの送信と、信号線DATALを介したレンズ側データパケット420bの受信と、を行う。
ステップS640ではボディCPU103が、ボディ側第1通信回路112により受信されたレンズ側コマンドパケット420aおよびレンズ側データパケット420bのSUMデータの検証を行う。SUMデータの検証とは、各パケットの総和が256の倍数となっているか否かを検証することを指す。各パケットの総和が256の倍数にならないことは、受信したデータに例えばデータ化け等の何らかの異常があることを意味する。なお、SUMデータの検証により以上が検知された場合には、ボディCPU103は例えば次々回のコマンドデータ通信においてデータを再送する。
ステップS660ではボディCPU103が、ボディ側第1通信回路112により受信されたレンズ側コマンドパケット420aのRCMDデータと、前回のコマンドデータ通信において送信したボディ側コマンドパケット410aのCMDデータとを比較する。ステップS670ではボディCPU103が、ステップS660における比較の結果、異常が検知されたか否かを判定する。ボディCPU103は上記のRCMDデータとCMDデータとが一致しなかった場合、異常が検知されたと判定し、処理はステップS680に進む。ステップS680ではボディCPU103が、前回のコマンドデータ通信において送信した制御指示データ、すなわち一対のボディ側コマンドパケット410aおよびボディ側データパケット410bを再送する。すなわち、異常検知時の処理として、ボディ側は、前回送信したけれども、きちんと交換レンズ側に認識されていない恐れのあるコマンドパケット(およびそれに対応するデータパケット)を再度送信するエラー処理を行う。
なおボディCPU103のエラー処理としては、上述の再送処理だけでなく、使用者に対して警告メッセージ(例えば「通信エラーが生じている可能性があります」等)をボディ側の表示部(例えば背面LCD)に表示する警告動作を行っても良い。
なお、ステップS670において、異常が検知されなかった場合には、本フローを終了する。
ところで、ある期間のコマンドデータ通信(一連のコマンドデータ通信)では、通常、「コマンドパケット−データパケット」の組み合わせが、連続して複数組出力される。例えばカメラボディ側が交換レンズ側に対して5種類の要求を行うときには、5組の「コマンドパケット−データパケット」の組の送受信動作が、一連のコマンドデータ通信として、カメラボディ100と交換レンズ200との間で行われる。この場合において、カメラボディ側から交換レンズ側に対して最後に出力された最終コマンドパケット(例えば5組の場合には5個目/以降では「最終コマンドパケット410a−end」と称す)に関しても、レンズCPU203では、その最終コマンドパケット410a−endに基づき、RCMDデータ(そのRCMDデータを含むレンズ側最終コマンドパケットデータ420a−end/最終の応答データ)を生成する。しかしながら、その生成したレンズ側最終コマンドパケットデータ420a−endを、カメラ側に送信するために必要なクロック信号を、本実施形態におけるカメラCPU103は出力しない。このため本実施形態では、レンズ側からレンズ側最終コマンドパケットデータ420a−endをボディ側に送信できない。このためボディCPU103は、最終コマンドパケットに関しては、エラーチェック処理を行うことが出来ない。つまり最終コマンドパケットに関しては、レンズCPU203は図7の処理を行うが、ボディCPU103は図6の処理を行わない。
(交換レンズ200側のコマンドデータ通信処理の説明)
図7は、コマンドデータ通信における交換レンズ200側(レンズCPU203)の処理のフローチャートである。まずステップS700ではレンズCPU203およびレンズ側第1通信回路212が、信号線CLKにおいてクロック信号400aを検知したか否かを判定する。レンズ側第1通信回路212は、クロック信号400aを検知するまでステップS700を繰り返し実行する。
ステップS710ではレンズCPU203およびレンズ側第1通信回路212が、信号線CLKに出力されたクロック信号400aに同期して、信号線DATABを介したボディ側コマンドパケット410aの受信と、信号線DATALを介したレンズ側コマンドパケット420aの送信とを行う。ここで送信されるレンズ側コマンドパケット420aには、後述するステップS810で前回記憶されたRCMDデータが含まれている。換言すれば、レンズCPU203は、上述の一連のコマンドデータ通信(複数の「コマンドパケット−データパケット」の組み合わせ)において、次の組のボディ側コマンドパケット410aの受信を行っているその裏で、レンズ側コマンドパケット420a(応答データ=前回のコマンドパケットのCMDデータに基づき生成されたRCMDデータを含む応答データ)の送信を行う。
ステップS720ではレンズCPU203およびレンズ側第1通信回路212が、信号線RDYの信号レベルをHレベルにする。ステップS730ではレンズCPU203が、受信されたボディ側コマンドパケット410aに異常を検知したか否かを判定する。この異常検知は、例えば前述のSUMデータの検証などにより行われる。ボディ側コマンドパケット410aに異常がなかった場合にはステップS740に進む。
ステップS740ではレンズCPU203が、ステップS710で受信されたボディ側コマンドパケット410aに基づく第1制御処理430aを実行する。ステップS750ではレンズ側第1通信回路212が、信号線RDYの信号レベルをLレベルにする。ステップS760ではレンズ側第1通信回路212がステップS700と同様に、信号線CLKにおいてクロック信号400bを検知したか否かを判定する。レンズCPU203およびレンズ側第1通信回路212は、クロック信号400bを検知するまでステップS760を繰り返し実行する。
ステップS770ではレンズCPU203およびレンズ側第1通信回路212がステップS710と同様に、信号線CLKに出力されたクロック信号400bに同期して、信号線DATABを介したボディ側データパケット410bの受信と、信号線DATALを介したレンズ側データパケット420bの送信とを行う。ステップS780ではレンズ側第1通信回路212が、信号線RDYの信号レベルをHレベルにする。
ステップS790ではレンズCPU203がステップS730と同様に、受信されたボディ側データパケット410bに異常を検知したか否かを判定する。ボディ側データパケット410bに異常がなかった場合にはステップS800に進む。ステップS800ではレンズCPU203が、ステップS710で受信されたボディ側コマンドパケット410aとステップS770で受信されたボディ側データパケット410bとに基づく第2制御処理430bを実行する。ステップS810ではレンズCPU203が、ステップS710で受信されたボディ側コマンドパケット410aに含まれるRCMDデータを不図示のメモリに記憶する。ステップS820ではレンズ側第1通信回路212が信号線RDYの信号レベルをLレベルにし、通信処理は終了する。
ステップS730においてボディ側コマンドパケット410aに異常が検知された場合には、処理はステップS830に進む。ステップS830〜ステップS860はステップS740〜ステップS810と同様の処理となっているが、第1制御処理430aなど、受信されたボディ側コマンドパケット410aおよびボディ側データパケット410bに基づく処理は実行されない。これは、受信したデータに異常がある場合には正常な処理を行うことができないためである。ステップS730において異常が検知された場合には、不図示のメモリにRCMDデータは記憶されない。従って、図7に示す1回のコマンドデータ通信における交換レンズ側の処理が完了したとき、不図示のメモリには直前のコマンドデータ通信におけるRCMDデータ、すなわち前々回受信されたRCMDデータが記憶され続けていることになる。次のコマンドデータ通信では、レンズ側第1通信回路212によりこのRCMDデータがボディ側第1通信回路112に送信される。ボディCPU103は、ボディ側第1通信回路112がこの「前々回のRCMDデータ」を受信すると、前回送信したボディ側コマンドパケット410aまたはボディ側データパケット410bが正常に受信されなかったと判定し、これらのデータを再送する。また、ステップS790においてボディ側データパケット410bに異常が検知された場合にも同様に、第2制御処理430bは実行されず、RCMDデータは記憶されない。
(ホットライン通信の説明)
ホットライン通信は第2伝送部302を用いて行われる単方向の通信である。ここで、本実施形態における単方向通信は、交換レンズ200からカメラボディ100への情報通信を専用の一方向伝送路を使って行う構成となっている。つまり第1伝送部301は、レンズからカメラボディへの一方向伝送路を1つ備えている。ホットライン通信はコマンドデータ通信と同様に、ボディCPU103により開始される。ボディCPU103が第2伝送部302を構成する信号線のうち、通信開始用の信号線の信号レベルを変化させると、レンズCPU203がこれを検知する。レンズCPU203はこの検知に応じて、フォーカスレンズ210cの現在位置を検出して、当該位置を表す位置データをボディCPU103に送信する。
ここで、カメラボディ100内のボディCPU103は、このホットライン通信で使用する第1の所定周波数のクロック信号(コマンドデータ通信において既述したもの)を、第2の所定周期で発生するように構成されている。ここで第2の所定周期は、コマンドデータ通信において既述した第1の所定周期よりも短い周期に設定されている(例えば、第2の所定周期は、第1の所定周期の1/10以下の極めて短い周期に設定されている)。これによりホットライン通信では、交換レンズ200からカメラボディ100に対する情報通信が、前述のコマンドデータ通信に比して非常に速い周期(第2の所定周期)で繰り返し行われる。
ボディCPU103は、ホットライン通信を所定周期毎(上述の第2の所定周期)に実行する。ホットライン通信はコマンドデータ通信とは異なり、ボディCPU103がレンズCPU203から交換レンズ200に関するデータをわずかな処理で受信することができる。これは、コマンドデータ通信によりデータを受信する場合にはまずレンズCPU203に対する指示を表すデータを送信する必要があるのに対し、ホットライン通信は特定の信号線の信号レベルを変化させるだけで即座にレンズCPU203からのデータの送信が開始されるためである。
ここで、本実施形態では、コマンドデータ通信とホットライン通信の両方で同じ周波数のクロック信号(上述の第1の所定周波数のクロック信号)を使用するようにしているが、本発明はこれに限られるものでは無く、これら2つの通信で使用されるクロック信号の周波数を互いに異なる周波数にしても構わない。例えば、ホットライン通信を行う際に、交換レンズ200とカメラボディ100との間の情報通信(データ転送)が十分に間に合うのであれば、ホットライン通信で使用するクロック信号の周波数を、上述の第1の周波数よりも低い周波数にしても良い。
図8は、ホットライン通信の例を示すタイミングチャートである。なお、図8(b)は、図8(a)の一期間Txを拡大した図である。以下、図8を参照して、ホットライン通信の手順を説明する。
ホットライン通信はコマンドデータ通信と同様に、ボディCPU103により開始される。ボディCPU103はホットライン通信の開始時(T6)、信号線HREQの信号レベルをLレベルにする。レンズ側第2通信回路213は、信号線HREQの信号レベルがHレベルからLレベルになったことに応じて、レンズCPU203に通信要求の割り込みを発生させる。この割り込みを受けたレンズCPU203は、レンズデータを生成する生成処理610の実行を開始する。生成処理610においてレンズCPU203は、フォーカスレンズ210cの現在位置を検出し、レンズ側第2通信回路213内部のバッファメモリに書き込むことにより、当該位置を表す位置データを生成する。
レンズCPU203は生成処理610の最後に、レンズ側第2通信回路213に送信指示信号を出力する。この送信指示信号は、生成した位置データの送信指示を表す信号である。送信指示信号が入力されたレンズ側第2通信回路213は、信号線HANSの信号レベルをHレベルからLレベルにする(T7)。
ボディ側第2通信回路113は、信号線HANSの信号レベルがHレベルからLレベルに変化したことに応じて、信号線HCLKにクロック信号620を出力する。本実施形態において位置データはフォーカスレンズ210cの現在位置を0〜65535の範囲の整数で表した2バイトのデータとなっている。従って、クロック信号620は2バイト分のパルス数の信号となっている。
レンズ側第2通信回路213は、ボディ側第2通信回路113により送出されたクロック信号620に同期して、信号線HDATALを介してボディ側第2通信回路113に位置データを表す位置データ信号630を送信する。ボディ側第2通信回路113は位置データ信号630を受信し、この信号が表す位置データをボディ側第2通信回路113の内部のバッファメモリに書き込む。位置データの送受信はボディ側第2通信回路113およびレンズ側第2通信回路213によって行われる。つまり、ボディCPU103およびレンズCPU203は、位置データの送受信中に他の処理を実行することが可能である。
位置データの送信が完了すると、レンズ側第2通信回路213は信号線HANSの信号レベルをHレベルにする(T8)。他方、ボディ側第2通信回路113は位置データの受信完了に応じて、ボディCPU103に通信完了の割り込みを発生させる。ボディCPU103はこの割り込みに応じて、ボディ側第2通信回路113内部のバッファメモリから受信された位置データを読み出す。その後、ボディCPU103はボディ側第2通信回路113に通信完了信号を送出する。通信完了信号が入力されたボディ側第2通信回路113は、信号線HREQの信号レベルをHレベルにする(T9)。
上述した第1の実施の形態によるカメラシステムによれば、次の作用効果が得られる。
(1)レンズ側第1通信回路212は、カメラボディ100から出力されるクロック信号400a、400bを受信する。更に、交換レンズ200への制御指示を表す制御指示データ信号であって制御指示の種類を表すCMDデータを含むボディ側コマンドパケット410aおよびボディ側データパケット410bをカメラボディ100からクロック信号400a、400bに同期して受信する。このときレンズ側第1通信回路212は、クロック信号400a、400bに同期して、前回受信したCMDデータであるRCMDデータを含む応答データであるレンズ側コマンドパケット420a(このレンズ側コマンドパケット420aは、前回(1つ前)のカメラボディ100からの通信でレンズ側が受信したボディ側コマンドパケット410aそのものである)およびレンズ側データパケット420b(このレンズ側データパケット420bは、前回(1つ前)のカメラボディ100からの通信でレンズ側が受信したボディ側コマンドパケットに応じてレンズ側が行った処理に関するデータ(例えば、絞り駆動コマンドに対して、実際にレンズ側が駆動した絞り駆動量である)である)を、カメラボディ100に送信する。このようにしたので、カメラボディ100は前回の通信が正常に行われたことを確認することができ、通信の信頼性が向上する。
(2)レンズCPU203は、レンズ側第1通信回路212により受信されたボディ側コマンドパケット410aおよびボディ側データパケット410bが異常であることを検知する。レンズ側第1通信回路212は、前回受信したボディ側コマンドパケット410aまたはボディ側データパケット410bに異常が検知された場合には、前回受信したCMDデータに代わり、前々回受信したCMDデータを、異常を表すデータとしてレンズ側コマンドパケット420aに含ませて送信する。このようにしたので、カメラボディ100は前回の通信が正常に行われたことを、前回送信したCMDデータと比較するだけで容易に確認することができる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(変形例1)
上述した実施の形態では、1回のコマンドデータ通信において授受されるデータが、コマンドパケットとデータパケットとに分割されていた。本発明はこのような実施形態に限定されない。すなわち、コマンドデータ通信において、上述のコマンドパケットとデータパケットとが一体になった1つのデータが授受されるようにした場合や、3つ以上のパケットに分割されたデータが授受されるようにした場合であっても、本発明を適用することができる。
(変形例2)
図6および図7に示した通信処理では、コマンドパケットおよびデータパケットのチェックサムデータであるSUMデータを用いて各パケットを検証し、各パケットの異常を検知していた。各パケットの異常を、これ以外の方法により検知してもよい。また、ここで言う「異常」は、通信の異常に限定されない。例えば、制御処理において異常が検知された場合であっても、異常を表す異常データ、すなわち前々回受信されたCMDデータを返すようにしてよい。
(変形例3)
異常を表す異常データとして、前々回受信されたCMDデータ以外のデータを使用するようにしてもよい。例えば制御指示の種類を1〜100までの数値で表すとしたとき、101以上の数値が異常を表すものと規定し、このようなデータが返されるようにしてもよい。
(変形例4)
図5(b)に示すレンズ側コマンドパケット420aに、「N/A」で示すダミーデータの代わりに、他の有用なデータが含まれるようにしてもよい。例えば前回実行した第1制御処理430aおよび第2制御処理430bの制御の結果を表す制御結果データが含まれるようにしてもよい。制御結果データの例としては、フォーカスレンズ210cや虹彩絞り211が正常に駆動されたことを表すデータ、フォーカスレンズ210cや虹彩絞り211が正常に駆動されなかったことをその原因ごとに表すデータ、等が考えられる。
(変形例5)
異常を表すRCMDデータとして前々回受信されたCMDデータを用いる場合、ボディ側第1通信回路112から同一のCMDデータを含むボディ側コマンドパケット410aが繰り返し送信された場合に異常を検知することが難しくなる。そこで、ボディCPU103が、同一のCMDデータを含むボディ側コマンドパケット410a、すなわち同一の制御指示を表す制御指示データを繰り返し送信しないようにしてもよい。また、制御指示の種類ごとに、対応する種類データを2種類用意してもよい。例えば「1」および「10」のいずれのCMDデータもフォーカスレンズ210cの駆動指示を表す、と規定し、ボディCPU103がこれら2つのCMDデータを交互に用いるようにしてもよい。
(変形例6)
上記実施形態では、レンズCPU203は、一連のコマンドデータ通信において、最終コマンドデータ通信に関しても、レンズ側からレンズ側最終コマンドパケットデータ420a−endを作成するようにしている。しかしながら上記実施形態では、レンズ側最終コマンドパケットデータ420a−endは、カメラボディ100に送信しない。このためレンズCPU203は、このレンズ側最終コマンドパケットデータ420a−endを作成しないように構成しても良い。このように特に必要のないデータの生成を行わないようにすることで、レンズCPU203における負荷を削減することが出来る。
(変形例7)
上記実施形態では、カメラボディ100から交換レンズ200との間で行われる一連のコマンドデータ通信(「コマンドパケット−データパケット」の組み合わせが、連続して複数組出力されるコマンドデータ通信)において、カメラボディ側から交換レンズ側に対して最後に出力されたコマンドパケット410a−end(最終コマンドパケット)に関しては、エラーチェック処理が出来ないようになっていた。すなわち、交換レンズ側で、その最終コマンドパケット410a−endに基づき生成されたRCMDデータ(そのRCMDデータを含むレンズ側最終コマンドパケットデータ420a−end)は、交換レンズ200から出力されることがなかった。しかしながら、カメラボディ100側で、この最終コマンドパケットに関する通信エラーチェック処理を行えるように構成しても良い。
この場合には、レンズ側最終コマンドデータパケット420a−endを受け取るために、ボディCPU103およびボディ側第1通信回路112から特別に、上述のクロック信号400a(最終クロック信号400a−end)を出力しても良い。そしてレンズCPU203およびレンズ側第1通信回路212は、この最終クロック信号400a−endに応じて、上記たレンズ側最終コマンドパケットデータ420a−endをボディ側に出力する。この場合において、カメラCPU103およびボディ側第1通信回路112は、クロック信号を、図4に示すように(通常のコマンドパケット通信と同様に)、コマンドパケット送受信用のクロック信号400aとデータパケット送受信用のクロック信号400bとのセットで交換レンズに送信するようにしても良いし、或いはデータパケット送受信用のクロック信号400bは送信せずにコマンドパケット送受信用のクロック信号400aのみを送信するようにしても良い。
このように構成すれば、カメラボディ側は、最終コマンドパケットに関しても、レンズ側で確実にそして正確に受け取られているかを確認するエラーチェックが出来る。
(変形例8)
上記実施形態では、RCMDデータとCMDデータとが一致しなかった場合に、カメラボディ100が行うエラー処理として、交換レンズ200に伝わっていない虞のあるコマンドデータを再送する処理や、警告表示処理などを行っている。しかしながらエラー処理としては、これらの処理以外にも、「次に」送信する「コマンドパケット−データパケット」の組において、それのデータパケットに補正を加えた上で(前回のコマンドデータ通信のときに交換レンズに対して指示した内容を加味した上で)、次のコマンドデータ通信を行う、というエラー処理を行っても良い。具体的に述べると、通信失敗したコマンドパケットおよびデータパケットの組が例えば、「フォーカスレンズを被写体側に5mm動かせ」という内容であり、且つ次に送信しようとするコマンドパケットおよびデータパケットの組が例えば、「フォーカスレンズを被写体側に3mm動かせ」という内容であった仮定する。この場合、その通信失敗した内容(「フォーカスレンズを被写体側に5mm動かせ」)を踏まえて、次に送信予定だったコマンドパケットおよびデータパケットの内容(「フォーカスレンズを被写体側に3mm動かせ」)を、「フォーカスレンズを被写体側に8mm動かせ」という内容に補正した上で、コマンドデータ通信を行う。
(変形例9)
上記実施形態では、ブレ補正機構として、光軸Rとは垂直な方向の成分をもつように移動可能なブレ補正レンズを含み、そのブレ補正レンズを駆動することにより手振れ補正を行うものについて述べた。しかしながらブレ補正機構としてはこれに限らず、ブレ補正光学系を、光学系210の光軸を含む面内方向に回転(揺動)させてブレ補正を行う方式のものでも良い。
本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
1…カメラシステム、100…カメラボディ、103…ボディCPU、112…ボディ側第1通信回路、113…ボディ側第2通信回路、200…交換レンズ、203…レンズCPU、212…レンズ側第1通信回路、213…レンズ側第2通信回路

Claims (9)

  1. カメラボディに着脱可能な交換レンズであって、
    前記カメラボディから出力されるクロック信号を受信するクロック受信手段と、
    前記クロック信号に同期した、前記交換レンズへの制御指示を表す制御指示データ信号であって前記制御指示の種類を表す種類データを含む制御指示データ信号を前記カメラボディから受信する制御指示受信手段と、
    前記受信された制御指示データ信号の前記種類データに基づいて、当該種類データを含む応答データ信号を生成する生成手段と、
    前記クロック受信手段で受信された前記クロック信号に同期して、前記制御指示受信手段が前記カメラボディから次の制御指示データ信号を受信すると共に、前記応答データ信号を前記カメラボディに送信する応答送信手段を備え
    前記生成手段は、前記制御指示データ信号を正常に受信できた場合には、当該正常に受信された制御指示データ信号中の前記種類データに基づいて、当該種類データを含む応答データ信号を生成し、前記制御指示データ信号を正常に受信できなかった場合には、前回正常に受信されたときの制御指示データ信号中の前記種類データに基づいて生成された応答データ信号を維持することを特徴とする交換レンズ。
  2. 請求項1に記載の交換レンズにおいて、
    前記制御指示受信手段により受信された前記制御指示データが異常であることを検知する異常検知手段を更に備え、
    前記生成手段は、前記制御指示受信手段により前回受信された前記制御指示データについて前記異常検知手段により異常が検知された場合には、前回受信した前記種類データに代わり前記異常を表す異常データを含む前記応答データ信号を生成することを特徴とする交換レンズ。
  3. 請求項2に記載の交換レンズにおいて、
    前記制御指示受信手段により連続して受信される2つの前記制御指示データ信号は、一方の前記制御指示データ信号に含まれる前記種類データと他方の前記制御指示データ信号に含まれる前記種類データとが一致しないように構成され、
    前記異常データは、前記制御指示受信手段により前々回受信された前記種類データであることを特徴とする交換レンズ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の交換レンズにおいて、
    前記受信された制御指示データ信号に基づいて所定の制御を行う制御手段と、
    前記応答データ信号は、前記制御手段が前記制御指示受信手段により前回受信された前記制御指示データに基づいて行った制御の結果を表す制御結果データを更に含むことを特徴とする交換レンズ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の交換レンズにおいて、
    前記生成手段は、前記制御指示受信手段が複数の前記制御指示データ信号を順次受信している場合において、当該複数の前記制御指示データ信号のうちの、最後の制御指示データ信号の中の種類を表す種類データを含む最後の応答データ信号を生成し、
    前記応答送信手段は、前記生成手段が前記最後の応答データを生成した後に前記クロック受信手段で受信した前記クロック信号に応じて、前記最後の応答データを信号をカメラボディに送信することを特徴とする交換レンズ。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の交換レンズにおいて、
    前記生成手段は、前記制御指示受信手段が複数の前記制御指示データ信号を順次受信している場合において、当該複数の前記制御指示データ信号のうちの、最後の制御指示データ信号の中の種類を表す種類データに基づく応答データ信号の生成を行わないことを特徴とする交換レンズ。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の交換レンズが取り付けられるカメラボディであって、
    前記交換レンズにクロック信号を送信するクロック送信手段と、
    前記クロック信号に同期して、前記交換レンズに前記制御指示データ信号を送信する制御指示送信手段と、
    前記交換レンズから、前記クロック信号に同期した前記応答データ信号を受信する応答受信手段と、
    前記応答受信手段により受信された前記応答データ信号に基づいて、前記制御指示送信手段により前回送信された前記制御指示データ信号が前記交換レンズに正常に受信されたか否かを判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とするカメラボディ。
  8. 請求項7に記載のカメラボディにおいて、
    前記制御指示送信手段は、前回送信した前記制御指示データ信号が前記交換レンズに正常に受信されなかったと前記判定手段により判定された場合には、当該制御指示データ信号を前記交換レンズに再度送信することを特徴とするカメラボディ。
  9. 請求項7又は8に記載のカメラボディにおいて、
    前記クロック送信手段は、前記制御指示送信手段が複数の前記制御指示データ信号を前記交換レンズに対して順次送信している場合において、当該複数の前記制御指示データ信号のうちの、最後の制御指示データ信号を送信した後に、前記応答データを受信するためのクロック信号を、前記交換レンズに送信することを特徴とするカメラボディ。
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