JP5182187B2 - オーディオミキシング装置及びオーディオミキシング用プログラム - Google Patents

オーディオミキシング装置及びオーディオミキシング用プログラム Download PDF

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本発明は,操作パネルにディスプレイを配置し、入力した複数のオーディオ信号をミキシングして出力するオーディオミキシング装置及びオーディオミキシング用プログラムに関する。
従来、大型のオーディオミキシング装置においては、多数のオーディオ信号を入力してミキシングするため、チャンネルの数が増大する。そのため、各チャンネルの物理操作子の個数が増え、操作パネルの横幅が広がる。そのため、コストアップになるだけでなく、操作性も悪くなる。
そこで、操作パネルに大型のディスプレイを配置し、この手前に複数の割当型チャンネルストリップを配置したオーディオミキシング装置が知られている(非特許文献1)。
操作パネルの周辺部に配置された入力チャンネルストリップ部で制御される複数の入力チャンネルから1ブロック分を、割当型チャンネルストリップに割り当てることにより、ディスプレイのある中央部でも入力チャンネルの信号処理を可能とする。
しかし、割当チャンネルを選択するために物理操作子を用いるため、割当可能とするチャンネル数の変更に対応しにくいし、物理操作子を配置するスペースが必要であるという問題がある。
一方、割当型チャンネルストリップ部の右側にタッチパネル付きのサブディスプレイを配置し、ここに、複数の各チャンネルのレベルを、グループを単位とした画像で表示し、ユーザがタッチしたグループの画像を構成するチャンネルを、割当型チャンネルストリップに割り当てるというオーディオミキシング装置が知られている(特許文献1参照)。
しかし、上述した画像は、単に各チャンネルの信号レベルの表示をするだけである。
特開2009−27574号公報
"DIGITAL MIXING CONSOLE M7CL 取扱説明書"、[online]、ヤマハ株式会社<http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/pa/japan/mixers/m7cl_ja_om_e0.pdf>
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、複数チャンネルの信号レベルがレベルメータ画像としてディスプレイに表示されるとともに、信号レベル以外の各チャンネルにおける情報も同時に概観することができるオーディオミキシング装置、及び、オーディオミキシング用プログラムを提供することを目的とするものである。
本発明は、請求項1ないし4に記載の発明においては、複数チャンネルのそれぞれにおいて、前記各チャンネルの現在のフェーダ操作位置に応じて前記各チャンネルの音量パラメータが制御されるとともに、前記各チャンネルの信号レベルがレベルメータ画像としてディスプレイに表示されるオーディオミキシング装置において、前記各チャンネルの信号レベルを表す棒グラフにより、前記レベルメータ画像を作成するとともに、前記各チャンネルのインジケータを、前記各チャンネルの棒グラフに対応させて表示する画像を作成し、かつ、前記各チャンネルの信号タイプが、前記隣接チャンネルとの信号の関連有りを示すときは、前記インジケータを、前記信号の関連有りを示す隣接チャンネルとの間で共通の結合形状とし、作成した複数の画像を合成して前記ディスプレイに表示させる画像作成手段を有するものである。
加えて、前記各チャンネルの現在のフェーダ操作位置を表す、前記各チャンネルのフェーダポジションマーカを、前記各チャンネルの棒グラフの上に重ねるための画像を作成する。ここで、前記各チャンネルの信号タイプが、前記隣接チャンネルとの信号の関連有りを示すときは、前記フェーダポジションマーカを、前記信号の関連有りを示す隣接チャンネルとの間で共通の結合形状とする。
また、シーンデータとして保存された前記各チャンネルのフェーダ操作位置を表す、前記各チャンネルのシーンデータにおけるフェーダポジションマーカを、前記各チャンネルの棒グラフの上に重ねるための画像を作成する。
また、前記インジケータを、ユーザの操作により設定された前記各チャンネルの色で表示する。
従って、複数チャンネルの信号レベルが棒グラフによりディスプレイに表示されるとともに、各チャンネルにおける信号タイプ、現在の各チャンネルにおけるフェーダ操作位置、シーンデータとして保存された前記各チャンネルの各チャンネルにおけるフェーダ操作位置、ユーザの操作により設定された各チャンネルの色等の情報も、同時に概観することができる。
請求項5に記載の発明においては、請求項1から4までのいずれか1項に記載のオーディオミキシング装置において、前記ディスプレイは、タッチパネル付きディスプレイであり、該タッチパネル付きディスプレイにユーザがタッチした領域を検出するタッチ検出手段と、複数の割当型チャンネルストリップと、チャンネル割当手段を有し、前記画像作成手段は、前記レベルメータ画像として、前記複数チャンネルが所定数のブロックに分割された複数ブロックのレベルメータ画像を作成し、前記チャンネル割当手段は、前記タッチ検出手段の検出出力に基づいて、前記タッチパネル付きディスプレイに表示された、前記複数ブロックのレベルメータ画像の1つにユーザがタッチしたことを検出することにより、タッチされたレベルメータ画像のブロックに属する複数チャンネルを選択し、選択した複数チャンネルのそれぞれを、前記複数の割当型チャンネルストリップに割り当てるものである。
従って、操作パネルを占有することなく、割当型チャンネルストリップに割り当てるチャンネルを選択することができる。
請求項6に記載の発明においては、請求項1に記載のオーディオミキシング装置の機能を、コンピュータに実現させるためのオーディオミキシング用プログラムである。請求項2〜5に記載のオーディオミキシング装置の機能についても、同様に、プログラムを用いてコンピュータに実現させることができる。
本発明によれば、ユーザは、ディスプレイに表示されたレベルメータ画像を見ることにより、信号レベル以外の各チャンネルの情報も見ることができ、これらの情報を基づいて各チャンネルの信号処理状況を概観することができるという効果がある。
特に、割当型チャンネルストリップに割り当てるチャンネルを選択する際に、操作パネルを占有することなく、かつ、上述した情報を見ることができる。
本願発明の実施の一形態を示す機能ブロック構成図である。 図1に示したチャンネルカラーテーブル及び信号タイプテーブルの一具体例の説明図である。 図1に示した実施形態における操作パネルの一例を示す全体配置図である。ディプレイの表示画面には、割当選択部及びオーバビュー部の第1の具体例を示す。 図1、図3に示したレベルメータブロック画像の具体例を示す説明図である。 図4(b)に示したチャンネルカラーインジケータ表示部の他の具体例を示す説明図である。 図3に示したメインディプレイに表示される割当選択部及びオーバビュー部の第2の具体例を示す表示画面の説明図である。 図1に示した実施形態を実現するハードウエアの一構成例を示すブロック図である。 図1に示した実施形態の動作例を説明するための第1のフローチャートである。 図1に示した実施形態の動作例を説明するための第2のフローチャートである。
図1は、本願発明の実施の一形態を示す機能ブロック構成図である。
オーディオミキシング装置においては、複数の信号処理チャンネル(以下、単にチャンネルという)のそれぞれにおいて、各チャンネルに入力された信号の特性を制御して出力する。例えば、オーディオミキシング装置における各チャンネルのフェーダ操作子は、各チャンネルの音量パラメータの値を制御する。
操作パネル上には、タッチパネル付きディスプレイ1が配置され、その一部分に、レベルメータブロック画像21〜2mが、チャンネル番号の順に、左右方向一列に配置される。
レベルメータブロック画像21〜2mは、このオーディオミキシング装置において使用される全チャンネルの信号レベルが棒グラフとして表示されるとともに、所定のm個のブロックに分割されてその信号レベルが表示されるものである。
操作パネル上に、図3を参照して後述する複数の割当型チャンネルストリップ241〜2416が配置されている。
レベルメータブロック画像21〜2mは、割当型チャンネルストリップ241〜2416に割り当てるチャンネルブロックを選択する割当選択ボタン(仮想スイッチ)としても機能する。
タッチ検出回路4は、タッチパネル付きディスプレイ1にユーザがタッチした領域を検出する。
チャンネル割当部6は、タッチ検出回路4の検出出力と割当数設定部5とに基づいて、複数mブロックのレベルメータブロック画像21〜2mの1つにユーザがタッチしたことを検出することにより、タッチされたレベルメータブロック画像のブロックに属する複数チャンネルを選択し、選択された複数チャンネルのそれぞれを、割当型チャンネルストリップ241〜2416に割り当てる。
ここで、割当数設定部5は、複数の割当型チャンネルストリップ24のうち、割当可能な割当数nを設定する。
画像作成部8は、オーディオミキシング装置が使用する全チャンネル数と、割当数nとに応じて、分割数mを決定し、次に、複数チャンネルがm個のブロックに分割された複数ブロックのレベルメータ画像を作成する。
通常は、割当型チャンネルストリップ241〜2416の全てにチャンネルを割り当てる。しかし、ブロックを構成するチャンネルの数は、この数が割当型チャンネルストリップ241〜2416の総数より小さければ、各レベルメータブロック画像21〜2m毎に異ならせてもよい。また、あるチャンネルが、異なるブロックにも、重複して属していてもよい。
画像作成部8は、信号レベルテーブル7に書き込まれた各チャンネルにおける信号レベルを表す棒グラフ(図4の431〜4316)により、レベルメータブロック画像21〜2mの基本部分を作成する。
画像作成部8は、また、フェーダ操作位置(現在)テーブル9に書き込まれた各チャンネルのフェーダ操作位置を、その高さ位置等で表す、各チャンネルのフェーダポジションマーカ(現在)(図4の441〜4416)を、各チャンネルの棒グラフの上に重ねるための画像を作成する。
10はフェーダ操作位置(シーン)テーブルであって、各チャンネルにおけるフェーダ操作位置を、シーン保存時にシーンデータとして保存する。
画像作成部8は、また、フェーダ操作位置(シーン)テーブル10にシーンデータとして保存された各チャンネルにおけるフェーダ操作位置を、その高さ位置等で表す、各チャンネルのフェーダポジションマーカ(シーン)(図4の451〜4516)を、各チャンネルの棒グラフ(図4の431〜4316)の上に重ねるための画像を作成する。
ここで、シーンとは、操作パネル上の各チャンネルのフェーダ操作子の操作位置やキースイッチのオン/オフ状態、各チャンネルのセンドレベル、イコライザ等の各種のパラメータ値等を、保存(ストア)時に一括してシーンデータとしてシーンメモリに保存しておき、その後の読み込み(リコール)時に、その時点の操作位置,オン/オフ状態等、各種パラメータ値等を、一括して保存時の状態に戻すという機能である。
フェーダ操作位置(シーン)テーブル10は、上述したシーンデータの一部として、フェーダ操作位置(シーン)を保存している。シーン番号を付けて複数のシーンデータが保存されている。従って、フェーダ操作位置(シーン)についても、それぞれの複数のシーンデータに、その一部として保存されている。
画像作成部8は、フェーダ操作位置(シーン)テーブル10から、最後に、言い換えれば直前に読み込み(リコール)されたシーンデータの一部として保存されている、各チャンネルのフェーダ操作位置を表す、各チャンネルのフェーダポジションマーカ(シーン)を、各チャンネルの棒グラフの上に重ねるための画像を作成する。
これに代えて、ユーザがシーン番号を指定し、保存された複数のシーンデータの中から1つのシーンデータを選択し、選択したシーンデータの一部として保存されているフェーダ操作位置を表す、フェーダポジションマーカ(シーン)を、各チャンネルの棒グラフの上に重ねるための画像を作成してもよい。
この場合、選択したシーンデータを実際に読み込み(リコール)したときに、フェーダの操作位置がどのように変化するかを予めチェック(プレビュー)することができる。
11はチャンネルカラーテーブル(図2(a))であり、各チャンネルに対しユーザの操作により設定された色が記憶される。
画像作成部8は、各チャンネルの棒グラフ(図4の431〜4316)に対応させて、各チャンネルカラーインジケータ(461〜4616)を、チャンネルカラーテーブル11に記憶された各チャンネルの色を用いて表示する。
12は信号タイプテーブル(図2(b))であり、各チャンネルに対しユーザの操作により設定され、隣接チャンネルとの信号の関連の有無を示し、関連有りの場合は隣接チャンネルとの間でフェーダ操作位置を同一にするための信号タイプが記憶される。
画像作成部8は、信号タイプテーブル12に記憶されたチャンネルの信号タイプが、隣接チャンネルとの信号の関連有りを示すときは、上述したチャンネルカラーインジケータを、図4(b)の51a〜51cに示すように、関連有りを示す隣接チャンネルとの間で共通の結合形状として表示する画像を作成する。その結果、上述した隣接チャンネルとの信号の関連が一目でわかる。
隣接チャンネルと信号の関連があるチャンネルでは、フェーダ操作位置を始めとして、ほとんどのパラメータ(パンとディレイを除く)については、パラメータ値を同じに(一方を他方にコピー)して連動制御する。
なお、連動制御する個々のチャンネルの間で、パラメータ値を異ならせる場合には、「パン」による制御を行う。
また、信号タイプが隣接チャンネルとの信号の関連有りを示すときは、フェーダポジションマーカ(現在)についても、図4(b)の52a〜52cに示すように、信号の関連有りを示す隣接チャンネルとの間で共通の結合形状として表示する画像を作成してもよい。
画像作成部8は、各チャンネルの棒グラフの画像を、各チャンネルのフェーダポジションマーカの画像、シーンデータにおける各チャンネルのフェーダポジションマーカの画像、各チャンネルのインジケータの画像とともに合成し、画像表示制御回路3に出力することにより、タッチパネル付きディスプレイ1にレベルメータブロック画像21〜2mを表示させる。
図2は、図1に示したチャンネルカラーテーブル11及び信号タイプテーブル12の一具体例の説明図である。この図では、入力系のチャンネルの第1チャンネルから第22チャンネルまでを例示している。
図2(a)はチャンネルカラーテーブル11であり、チャンネルカラーを特定する情報として、図示の例では、色名を示している。ここで、チャンネルカラーとは、色相にトーン(色の明度、彩度)を加味したものである。
ユーザは、チャンネルカラーにより、チャンネルで処理されている信号を識別できる。
チャンネルカラーはユーザの設定による。チャンネルで処理されている信号を、その信号の信号源(ソース)を表す「パート」に応じて決める。例えば、楽器パート別にチャンネルカラーを設定する。「Sky Blue」(青)はギター、「Orange」(橙)はボーカル、「Pink」はボーカル、「Yellow Green」(黄緑)はドラムというように設定する。また、ソプラノ、テノール等の声域に応じてチャンネルカラーを設定する。
チャンネルカラーの灰色は、そのチャンネルの不使用又は無効を示すグレーアウト表示に使用することが望ましい。
図2(b)は信号タイプテーブル12である。
隣接チャンネルとの信号の関連の有無を示す信号タイプは、具体的には、「Mono」(モノラル)、「Stereo」(ステレオ)、「5.1surround」(5.1サラウンド)等である。図示の「Type1」,「Type2」のように、隣接チャンネルとの信号の関連を考慮して、ユーザが任意に信号タイプを指定できるようにしてもよい。
1演奏者が1本のマイクを使用して信号を入力する場合、この信号を処理するチャンネルには「Mono」(モノラル)を設定する。1演奏者がステレオ用に2本、又は、5.1サラウンド用に6本のマイクロフォンを使用して信号を入力する場合、各信号を処理する各チャンネルには、それぞれ、「Stereo」、「5.1surround」を指定する。
ユーザが、「Stereo」を、Ch.ID=1,2(入力チャンネル1と2)に設定するときは、番号の若いCh.ID=1に「Stereo」を設定すればよい。Ch.ID=2にも自動的に「Stereo」が設定されるとともに、番号の若い順にCh.ID=1にL(左)、Ch.ID=2にR(右)のサブチャンネルが自動設定される。
また、ユーザが、「5.1surround」を、Ch.ID=17〜22(入力チャンネルの17〜22)に設定するときは、番号の若いCh.ID=17に「5.1surround」を設定すればよい。Ch.ID=18〜22にも自動的に「5.1surround」が設定されるとともに番号の若い順にCh.ID=17にL(左フロント)、Ch.ID=18にR(右フロント)、Ch.ID=19にC(フロントセンタ)、Ch.ID=20にLs(左リア)、Ch.ID=21にRs(右リア)、Ch.ID=22にLFE(サブウーファ)のサブチャンネルが自動設定される。
その際、信号の関連がある隣接チャンネルのチャンネルカラーは、例えば、若い番号のチャンネルのチャンネルカラーに統一するようにすればよい。
図3は、図1に示した実施形態における操作パネルの一例を示す全体配置図である。
この操作パネルは、トップパネル(メイン)21とトップパネル(サブ)22とが結合されたものである。本願発明と直接的な関係がない部分は省略している。
トップパネル(メイン)21の空白部、トップパネル(サブ)22の空白部に、サブのディスプレイが配置される場合がある。
トップパネル(メイン)21の上部中央に、タッチパネル付きのメインディスプレイ23が配置され、これは図1のタッチパネル付きディスプレイ1に対応する。
メインディスプレイ23の下部(ユーザから見て手前)に、割当型チャンネルストリップ部24として、割当型チャンネルストリップ241〜2416が配置される。その右側に、ステレオ出力とモノラル出力両用のステレオ/モノマスターフェーダ部25が配置される。
一方、トップパネル(サブ)部22には、チャンネルストリップ(上段)部30としてチャンネルストリップ301〜3016が配置され、チャンネルストリップ(下段)部31として、チャンネルストリップ311〜3116が配置される。
チャンネルストリップ301〜3016には、このオーディオミキシング装置で使用する全チャンネルの中から、選択されたバンクに属するチャンネルが呼び出されて割り当てられる。この選択は、割当選択部32における選択キースイッチ(物理的操作子)により行われる。
各チャンネルストリップ301〜3016には、複数のキースイッチ、フェーダ操作子等の、物理的操作子が設置されている。フェーダ操作子の操作に応じて、各チャンネルストリップ301〜3016に割り当てられたチャンネルの音量パラメータが制御される。
各チャンネルにおける信号処理は、カレントメモリ(現在値メモリ)に書き込まれている各種のパラメータの値に基づいて行われる。
チャンネルの種類として、入力系の入力チャンネル、出力系のMIX(ミックス)チャンネル、MATRIX(マトリクス)チャンネル、ステレオ出力チャンネルA,B、グループ制御系のDCA(Digital Controlled Amplifier)グループがある。
16個のバンクを設け、選択された1つのバンクがチャンネルストリップ301〜3016に割り当てられる。なお、従来のオーディオミキシング装置では、このようなバンクを、レイヤと呼んでいる。非特許文献1の従来装置のように、バンク(レイヤ)がないものもある。
チャンネルストリップ311〜3116においても同様であり、説明を省略する。
再び、トップパネル(メイン)21側に戻って説明を続ける。
割当型チャンネルストリップ241〜2416に割り当てるチャンネルの選択は、レベルメータブロック画像21〜2mへのタッチにより行う。
割り当て可能なチャンネルは、第1に、トップパネル(サブ)22にあるチャンネルストリップ301〜3016、311〜3116に対して、現在において割り当てられているチャンネルである。
加えて、現在において割り当てられていないチャンネルも、割り当て可能である。すなわち、割当型チャンネルストリップ241〜2416に割り当て可能とする全てのチャンネル(入力系、出力系、DCAグループ系:一般的には、このオーディオミキシング装置で使用しようとする全てのチャンネルである)を、ブロック単位で割り当てることができる。
さらに加えて、ユーザが自由にブロックを構成するチャンネル総数及びチャンネルを設定し、このブロックに属するチャンネルを、割当型チャンネルストリップ241〜2416に割り当てることもできる。
これに伴い、レベルメータブロック画像21〜2mは、1つのブロックを選択するためのボタンとして機能するように、割当型チャンネルストリップ241〜2416に割り当て可能とする複数m個のブロックについて、各ブロックを構成する複数チャンネルの信号レベルを表示するようにする。
しかし、信号レベルを表示するチャンネル数が多くなるほど、個々のレベルメータブロック画像が小さくなる。
そこで、割当型チャンネルストリップ241〜2416に割り当て可能とする複数のブロック自体を、複数、例えば、2グループに分割(例えば、16ブロックを1〜8ブロックのグループと、9〜16ブロックのグループに分割)し、分割した後の各グループに属する複数のブロックを割当選択部2の領域に表示し、かつ、メインディスプレイ23の画面上に表示させた表示切替ボタンにより、表示させるグループを切り替えてもよい。
割当型チャンネルストリップ241〜2416には、チャンネル選択ボタン等の複数のキースイッチ、フェーダ操作子291〜2919、を備える他に、エンコーダ281〜2816を備える。エンコーダ281〜2816に、予め、パラメータの種類を割り当てておく。エンコーダ281〜2816の回転操作に応じて、各割当型チャンネルストリップ241〜2416に割り当てられているチャンネルの、割り当てられたパラメータの値が変更される。
割当選択部2の下部は、オーバビュー部26であり、仮想的な割当型チャンネルストリップ部(画面上)27が表示される。この割当型チャンネルストリップ部(画面上)27は、トップパネル(メイン)21上の割当型チャンネルストリップ部24と、上下方向にシームレスにつながって見えるように配置される。
オーバビュー部26は、種々の内容の画面に変更される。図示の例では、割当型チャンネルストリップ(画面上)271〜2716が、現在のパラメータ値を、数値、グラフ、ノブの回転、等で表示している。ユーザが、あるチャンネルストリップ(画像)における特定の領域をタッチすることにより、あるパラメータをオン/オフしたり、又は、特定のパラメータの種類を選択したりする。特定のパラメータの種類を選択した場合は、このパラメータの種類を上述したエンコーダ281〜2816のうち、対応するチャンネルストリップに配置されたものに割り当てる。
図4は、図1、図3に示したレベルメータブロック画像21〜2mの具体例を示す説明図である。レベルメータブロック画像21に入力チャンネル1〜16が割り当てられている場合を例示する。
図4(a)は、全チャンネルが「Mono」の場合である。
図中、41はレベル表示部、42はその下(ベース部)に設けられたチャンネルカラーインジケータ表示部である。
431〜4316は、入力チャンネル1〜16における、所定の測定位置(メータリングポイント)における信号レベルを表示する棒グラフ(バーグラフ)である。−18dB以下は棒を緑、−18dBを超え0dB以下は黄、0dBを超えると棒を赤で表示する。
測定位置は、入力系のチャンネル、出力系のチャンネルに対し、複数候補の中からユーザにより選択される。また、DCAグループの場合は、例えば、グループを構成するチャンネルの内、ポストフェーダ位置で一番レベルの大きい信号のレベルを表示する。
441〜4416はフェーダポジションマーカ(現在)であり、これらは、各チャンネル1〜16におけるフェーダ操作子の操作位置を示す指標である(442,445,4412〜4416の符号は図示を省略している)。
451〜4516はフェーダポジションマーカ(シーン)であり、シーンとして設定されている、各チャンネル1〜16のフェーダ操作子の操作位置を示す指標である(452〜4516の符号は図示を省略している)。これらは、フェーダポジションマーカ(現在)441〜4416の影のように見えるよう、色相や明度を決める。
フェーダポジションマーカ(シーン)451〜4516は、フェーダポジションマーカ(現在値)441〜4416と重なった場合、その後側に隠れるように表示している。
フェーダポジションマーカ(シーン)451〜4516の位置を、複数のシーンデータのうち、最後に、すなわち、直前に呼び出したシーンデータの、フェーダ操作位置を示すようにした場合、フェーダポジションマーカ(現在)441〜4416との差を見ることにより、シーンデータを最後に呼び出してから、ユーザが意図的にフェーダ操作子を、どのように動かしたかが一目でわかる。
461〜4616は、入力チャンネル1〜16の棒グラフ431〜4316の下方延長に表示される矩形のチャンネルカラーインジケータである。
図4(b)は、図2(b)の信号タイプテーブル12に従って、信号タイプが設定されている場合を示す具体例である。棒グラフ411〜4116(これらの符号は図示を省略している)、フェーダポジションマーカ(シーン)441〜4416(これらの符号は図示を省略している)については、図4(a)と同じにした例を示している。
信号タイプが同じである隣接するチャンネル、図示の例では、入力チャンネル3及び4、6〜8、9〜11は、音量パラメータの値を連動制御する。そのため、図4(a)では、別々のものであった、フェーダポジションマーカ(現在)443〜444,446〜448,449〜4411は、図4(b)では、それぞれ、同じ位置(高さ)に表示される(441〜4416の符号は図示を省略している)。
図4(b)の例では、さらに、共通のフェーダポジションマーカ(現在)52a,52b,62cとして表示するようにしている。
チャンネルカラーインジケータ表示部42において、隣接チャンネルと信号の関連があることを示す信号タイプが設定されたチャンネルは、隣接するチャンネカラールインジケータの形状を、それぞれ、51a〜51cのように、元の複数の矩形を相互に溶融したような、左右両側辺が外側に凸であり、縦方向中心部においてのみ相互に連結した共通の結合形状に自動変更する。図示しない、「5.1surround」については、隣接する元の6個の矩形が縦方向中心部においてのみ相互に連結した同様の形状とする。
図示のチャンネカラールインジケータ51a〜51cは、上下の突起の個数により、隣接チャンネルとの信号の関連(関連するチャンネル個数)を識別できる。
また、上述したフェーダポジションマーカ(現在)52a〜52cは、隣接するチャンネル間の境界を消すことによって、隣接チャンネルとの信号の関連を表している。
シーンデータとして信号タイプも保存する場合は、シーンデータの保存時に隣接チャンネルの間で信号の関連がある信号タイプのチャンネルについて、フェーダポジションマーカ(シーン)の隣接するチャンネル間の境界を消して表示してもよい。
図5は、図4(b)に示したチャンネルカラーインジケータ表示部42の他の具体例を示す説明図である。
図5(a)は、隣接チャンネルと信号の関連があるという信号タイプが設定されたチャンネルについて、チャンネカラールインジケータ61a〜61cを、隣接する元の複数の矩形が相互に連結した1つの矩形形状にした例である。「5.1surround」は、隣接する元の6個の矩形が1個の矩形に連結した矩形形状とする。
一方、図5(b)においては、チャンネカラールインジケータ62a〜62cを、隣接する元の複数の矩形が、縦方向中心部においてのみ相互に連結し、かつ、角を丸めた共通の結合形状にした例である。「5.1surround」は、隣接する元の6個の矩形が縦方向中心部においてのみ相互に連結した同様の形状とする。
図6は、図3に示したメインディプレイ23に表示される割当選択部2及びオーバビュー部26の第2の具体例を示す表示画面の説明図である。
割当型チャンネルストリップ241〜2416の一部に、ある特定のチャンネルを固定的に割り当てたい場合がある。また、割当型チャンネルストリップ241〜2416の一部を、各チャンネルを制御する以外の目的に使用したい場合がある。
このような場合は、図1の割当数設定部5により、nの値を変更し、割当型チャンネルストリップ241〜2416の一部のn個にのみチャンネルを割り当てる。この場合、レベルメータブロック画像21〜2mの1ブロックに含まれるチャンネル数もnにする。その結果、割当選択部2において割り当て可能な全チャンネル数を変えないとすると、レベルメータ表示領域のブロック数mを増やすことになる。
図6の例では、n=8とし、右半分の割当型チャンネルストリップ249〜2416を固定チャンネルストリップとする。オーディオミキシング装置で使用する全チャンネル数を変更しないとすれば、レベルメータブロック画像711〜71mのブロック数mを、これまでの2倍にする。
図7は、図1に示した実施形態を実現するハードウエアの一構成例を示すブロック図である。図中、81はバスであり、後述するCPU(Central Processing Unit)82、フラッシュROM(Read Only Memory)83、RAM(Random Access Memory)84、その他のハードウエアブロック間を接続する。
CPU82は、フラッシュROM83に記憶されたコンピュータプログラムに従い、ワークエリア,各種データが一時記憶されるRAM84を用いて、全体の動作を制御するとともに、音量パラメータなどのパラメータ値をDSP(Digital Signal Processor)91に渡したり、DSP91から信号レベル値を取得したりする。
図1に示した信号レベルテーブル7、フェーダ操作位置(現在)テーブル9は、カレントメモリの一部としてRAM84に記憶されている。フェーダ操作位置(シーン)テーブル10、チャンネルカラーテーブル11、信号タイプテーブル12は、フラッシュROM83に記憶されている。
コンピュータプログラムは、図1に示した割当数設定部5、チャンネル割当部6、画像作成部8の機能、及び、信号レベルテーブル7等の各種テーブルに対するデータの書き込み/読み出し機能を、CPU82に実現させる。
操作子85は、チャンネルストリップに配置されたキースイッチ、エンコーダ、フェーダ操作子、タッチパネル等である。フェーダ操作子は、例えば、モータで駆動されるムービングフェーダである。
表示部87は、ディスプレイ、LED(発光ダイオード)である。
外部機器89は、例えば、パーソナルコンピュータである。パーソナルコンピュータにインストールされた管理プログラムにより、オーディオミキシング装置を遠隔制御したり、パラメータの編集をしたり、パラメータの設定値を保存したりする。
DSP91は、CPU82の制御下で、マイクロプログラムに従ってオーディオミキシング装置の信号処理機能を実現する。DSP91は、波形I/O(波形入出力データインタフェース)92を介して、マイクロフォン93等の複数のオーディオ入力機器から音声信号を入力し、複数チャンネルにおいて、アッテネータ、イコライザ、コンプレッサ、ゲート、エキスパンダ、フェーダ、送出レベル調整等のディジタル信号処理を実行するとともに、複数のチャンネルの出力信号をミキシングし、波形I/O92を介して、スピーカ94、モニター用ヘッドフォン、レコーディング装置等の複数のオーディオ出力機器に音声信号を出力する。
波形I/O92は、原理的には、オーディオバス95に、DSP91、音声信号入力回路96、及び、音声信号出力回路97がバス接続されたものであり、複数の入力ポート、複数の出力ポートを備える。
図8、図9は、図1に示した実施形態の動作例を説明するための第1,第2のフローチャートである。
図8(a)は、図2(a)のチャンネルカラーテーブル11、図2(b)の信号タイプテーブル12の内容が変更されたとき、又は、レベルメータ画像の再描画が指示されたときにコールされる。
全チャンネルのチャンネルカラーをチャンネルカラーテーブル11から、全チャンネルの信号タイプを信号タイプテーブル12から取得する。取得した信号タイプに応じた形状のカラーインジケータを、取得したチャンネルカラーで描画することにより、レベルメータブロック画像21〜2mにおける、チャンネルカラーインジケータ表示部(図4の42)の画像を作成する。
図8(b)は、一定のスパンでコールされ、又は、レベルメータ画像の再描画が指示されたときにコールされる。
全チャンネルのレベル値を取得し、取得したレベル値に応じた棒グラフ画像を再描画することにより、レベルメータブロック画像21〜2mにおける、棒グラフ(図4の431〜4316)の画像を作成する。
図9(a)は、フェーダ操作子が操作されたとき、又は、レベルメータ画像の再描画が指示されたときにコールされる。
操作されたチャンネルのフェーダ操作位置を取得し、取得したフェーダ操作位置に応じて、フェーダポジションマーカ(現在)(図4の441〜4116)を再描画することにより、フェーダポジションマーカ(現在)の画像が作成される。
図9(b)は、シーンデータがリコールされたとき、又は、レベルメータ画像の再描画が指示されたときにコールされる。
最後にリコールされたシーンデータに保存されているフェーダ操作位置を取得し、取得したフェーダ操作位置に応じてフェーダポジションマーカ(シーン)(図4の451〜4516)を再描画することにより、最後にリコールされたシーンのフェーダポジションマーカ(シーン)の画像が作成される。
図9(c)は、割当チャンネルを選択する操作がなされたとき、又は、レベルメータ画像の再描画が指示されたときにコールされる。
割り当てられたチャンネルのチャンネル情報(チャンネルID、パラメータ値など)を取得し、取得したチャンネル情報を割当型チャンネルストリップ(図3の241〜2416)の各操作子に割り当て、フェーダ操作子(ムービングフェーダ)の位置等を更新し、ディスプレイに表示される割当型チャンネルストリップ(画面)271〜2716の操作子、及び、パラメータ値の表示値も更新することにより、チャンネル割当が実行される。
図9(d)は、割当数を変更する設定が検出されたときにコールされる。図3に示した割当選択部2を、図6に示した割当選択部71に変更したり、この逆の変更をしたりする場合に相当する。
固定化されたチャンネル数を取得し、(最大割当数−固定化数)ごとに、レベルメータ画像を再分割(再グルーピングということもできる)する。ここで、最大割当数とは、割当型チャンネルストリップ241〜2416の個数であり、固定化数は、図6の例では8である。
次に、再分割されたレベルメータ画像の再描画を指示する。図8(a),図8(b),図9(a)〜図9(c)等がコールされ、再分割された後の条件下で画像を作成する。
上述した説明では、トップパネル(メイン)21のメインディスプレイ23に表示されているレベルメータブロック画像21〜2mの一つにタッチすることにより、割当型チャンネルストリップ部24に割り当てるチャンネルブロックを選択していた。
これに対し、トップパネル(サブ)22において、チャンネルストリップ部(上段)26とチャンネルストリップ部(下段)26との中間の空白部に、図示しないタッチパネル付きのサブディスプレイを配置し、割当選択部32,33をなくしてもよい。
このサブディスプレイに、上述したレベルメータブロック画像21〜2mと同様の画面である、チャンネルストリップ(上段)301〜3016とチャンネルストリップ部(下段)311〜3116とに割当可能とする全てのチャンネルのレベルメータブロック画像を配置し、ユーザがその一つにタッチすることにより、チャンネルストリップ部(上段)30とチャンネルストリップ部(下段)31とに割り当てるチャンネルブロックを選択するようにしてもよい。
上述した説明は、トップパネル(メイン)21の左側にトップパネル(サブ)22を備えたオーディオミキシング装置についての説明であった。さらに、トップパネル(メイン)21の右側に第2のトップパネル(サブ)を備えたものでもよいし、トップパネル(メイン)21のみのものでもよい。
また、トップパネル(サブ)22に、上述したタッチパネル付きのサブディスプレイを配置し、ここにレベルメータブロック画像による割当選択部を設けるものであれば、トップパネル(サブ)22のみのミキシング装置であってもよい。
上述した説明では、タッチパネル付きのディスプレイを使用していたが、タッチパネルのないディスプレイであっても、ユーザによるマウスの操作により、レベルメータブロック画像21〜2mの表示位置を選択操作することにより、同様のチャンネルブロック選択操作が可能である。また、タッチパネル付きのディスプレイであっても、上述したマウスによる選択も可能にしてよい。
1…タッチパネル付きディスプレイ、2…割当選択部、21〜2m…レベルメータブロック画像、5…割当数設定部、6…チャンネル割当部、7…信号レベルテーブル、8…画像作成部、9…フェーダ操作位置(現在)テーブル、10…フェーダ操作位置(シーン)テーブル、11…チャンネルカラーテーブル、12…信号タイプテーブル、
21…トップパネル(メイン)、22…トップパネル(サブ)、23…メインディスプレイ、241〜2416…割当型チャンネルストリップ、26…オーバビュー部、271〜2716…割当型チャンネルストリップ(画面上)、281〜2816…エンコーダ、291〜2919…フェーダ操作子、301〜3016…チャンネルストリップ(上段)、311〜3116チャンネルストリップ(下段)、32,33…割当選択部、
41…レベル表示部、42…チャンネルカラーインジケータ表示部、431〜4316…棒グラフ、441〜4416…フェーダポジションマーカ(現在)、451〜4516…フェーダポジションマーカ(シーン)、461〜4616,51a〜51c,61a〜61c,62a〜62c…チャンネルカラーインジケータ、52a,52b,52c…フェーダポジションマーカ(現在)、
71…割当選択部、711〜71m…レベルメータブロック画像

Claims (6)

  1. 複数チャンネルのそれぞれにおいて、前記各チャンネルの現在のフェーダ操作位置に応じて前記各チャンネルの音量パラメータが制御されるとともに、前記各チャンネルの信号レベルがレベルメータ画像としてディスプレイに表示されるオーディオミキシング装置において、
    前記各チャンネルにおける前記信号レベルが書き込まれる信号レベル記憶手段と、
    前記各チャンネルに対しユーザの操作により設定され、隣接チャンネルとの信号の関連の有無を示し、関連有りの場合は当該隣接チャンネルとの間で前記フェーダ操作位置を同一にするための信号タイプ、を記憶する信号タイプ記憶手段と、
    前記信号レベル記憶手段に書き込まれた前記各チャンネルの信号レベルを表す棒グラフにより、前記レベルメータ画像を作成するとともに、
    前記各チャンネルのインジケータを、前記各チャンネルの棒グラフに対応させて表示する画像を作成し、かつ、前記信号タイプ記憶手段に記憶された前記各チャンネルの信号タイプが、前記隣接チャンネルとの信号の関連有りを示すときは、前記インジケータを、前記信号の関連有りを示す隣接チャンネルとの間で共通の結合形状とし、
    作成した複数の画像を合成して前記ディスプレイに表示させる画像作成手段、
    を有することを特徴とするオーディオミキシング装置。
  2. 前記各チャンネルにおける前記フェーダ操作位置が書き込まれるフェーダ操作位置記憶手段を有し、
    前記画像作成手段は、前記フェーダ操作位置記憶手段に書き込まれた前記各チャンネルの現在のフェーダ操作位置を表す、前記各チャンネルのフェーダポジションマーカを、前記各チャンネルの棒グラフの上に重ねるための画像を作成し、かつ、前記信号タイプ記憶手段に記憶された前記各チャンネルの信号タイプが、前記隣接チャンネルとの信号の関連有りを示すときは、前記フェーダポジションマーカを、前記信号の関連有りを示す隣接チャンネルとの間で共通の結合形状とし、
    作成した複数の画像を合成して前記ディスプレイに表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のオーディオミキシング装置。
  3. 前記各チャンネルにおけるフェーダ操作位置をシーンの保存時にシーンデータとして保存するシーンデータ記憶手段を有し、
    前記画像作成手段は、前記シーンデータ記憶手段に前記シーンデータとして保存された前記各チャンネルのフェーダ操作位置を表す、前記各チャンネルのシーンデータにおけるフェーダポジションマーカを、前記各チャンネルの棒グラフの上に重ねるための画像を作成し、
    作成した複数の画像を合成して前記ディスプレイに表示させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のオーディオミキシング装置。
  4. 前記各チャンネルに対しユーザの操作により設定された色を記憶するチャンネルカラー記憶手段を有し、
    前記画像作成手段は、前記インジケータを、前記チャンネルカラー記憶手段に記憶された前記各チャンネルの色で表示する、
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のオーディオミキシング装置。
  5. 前記ディスプレイは、タッチパネル付きディスプレイであり、
    該タッチパネル付きディスプレイにユーザがタッチした領域を検出するタッチ検出手段と、
    複数の割当型チャンネルストリップと、
    チャンネル割当手段を有し、
    前記画像作成手段は、前記レベルメータ画像として、前記複数チャンネルが所定数のブロックに分割された複数ブロックのレベルメータ画像を作成し、
    前記チャンネル割当手段は、前記タッチ検出手段の検出出力に基づいて、前記タッチパネル付きディスプレイに表示された、前記複数ブロックのレベルメータ画像の1つにユーザがタッチしたことを検出することにより、タッチされたレベルメータ画像のブロックに属する複数チャンネルを選択し、選択した複数チャンネルのそれぞれを、前記複数の割当型チャンネルストリップに割り当てる、
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のオーディオミキシング装置。
  6. 複数チャンネルのそれぞれにおいて、前記各チャンネルの現在のフェーダ操作位置に応じて前記各チャンネルの音量パラメータが制御されるとともに、前記各チャンネルの信号レベルがレベルメータ画像としてディスプレイに表示されるオーディオミキシング用プログラムであって、
    前記各チャンネルにおける前記信号レベルを信号レベル記憶部に書き込むステップと、
    前記各チャンネルに対しユーザの操作により、隣接チャンネルとの信号の関連の有無を示し、関連有りの場合は当該隣接チャンネルとの間で前記フェーダ操作位置を同一にするための信号タイプ、を信号タイプ記憶部に設定するステップと、
    前記信号レベル記憶部に書き込まれた前記各チャンネルの信号レベルを表す棒グラフにより、前記レベルメータ画像を作成するとともに、
    前記各チャンネルのインジケータを、前記各チャンネルの棒グラフに対応させて表示する画像を作成し、かつ、前記信号タイプ記憶部に記憶された前記各チャンネルの信号タイプが、前記隣接チャンネルとの信号の関連有りを示すときは、前記インジケータを、前記信号の関連有りを示す隣接チャンネルとの間で共通の結合形状として表示し、
    作成した複数の画像を合成して前記ディスプレイに表示させる画像作成ステップ、
    をコンピュータに実行させるためのオーディオミキシング用プログラム。
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