JP2005244635A - 音声信号処理の表示方法、ミキサおよびプログラム - Google Patents

音声信号処理の表示方法、ミキサおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 カスケード接続の仕様が異なる複数のデジタルミキサ間においてカスケード接続を行う。
【解決手段】 カスケード接続の相手側の機種に応じて、通常の入出力チャンネル用の入出力端子(SLOT)をカスケード入出力(CASCADE IN/OUT)用に割り当てられるようにした。また、各入出力端子が実際に内部的にどのような信号として割り当てられているかを、ブロック図表示部212内にブロック図として表示することにより、ユーザがその割当状態を一見して把握できるようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、デジタルミキサに用いて好適な音声信号処理の表示方法、ミキサおよびプログラムに関する。
デジタルミキサにおいては、複数の入力チャンネルの音声信号に対してそれぞれイコライジング処理、音量調節処理等が施された後、その結果が複数のミキシングバスに供給され、ここでイコライジング処理等の施された音声信号がミキシングされる。ここで、一台のデジタルミキサによって処理可能な入力チャンネル数には限界があるため、それを超える入力チャンネル数の音声信号を処理するために、カスケード接続という技術が知られている。これは、ある一台のデジタルミキサの各ミキシングバスの出力信号(カスケード信号)を他のデジタルミキサのミキシングバスに直接的に入力することにより、これら2台のデジタルミキサを、両者の入力チャンネル数の合計に等しい入力チャンネル数を有する大規模なミキサの如く機能させるものである(特許文献1)。
特開平7−15284号公報
かかるカスケード接続を行うために、デジタルミキサにはカスケード入出力端子が設けられている。しかし、カスケード接続の仕様は機種によって種々の相違があるため、異なる機種間でカスケード接続を行うことは困難であった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、カスケード入出力の仕様が異なる機種間で柔軟にカスケード接続を行うことができる音声信号処理の表示方法、ミキサおよびプログラムを提供することを第1の目的としている。また、これらにおいてユーザがカスケード接続の状態を容易に把握できるようにすることを第2の目的としている。
上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。
請求項1記載の音声信号処理の表示方法にあっては、複数系統(通常入力物理チャンネル)の第1の音声信号を入力する複数の第1の入力端子(入力第1〜第4スロット)と、音声信号のミキシング処理を行う複数のミキシングバスと、前記複数のミキシングバスの個々のミキシングバスに対応する複数系統の第2の音声信号(カスケード入力物理チャンネル)を入力する第2の入力端子(82a)と、前記第1の入力端子の各々に対応しつつ供給された音声信号(通常入力論理チャンネル)に対してイコライジング処理を施し、各音声信号のイコライジング処理結果を前記複数のミキシングバスのうち一または複数の任意のミキシングバスに対して音声信号を出力する入力信号処理部(108)とを有するミキサにおいて実行される音声信号処理の表示方法において、前記第1の音声信号のうちの少なくとも一部を成す一群の音声信号に代えて、前記第2の音声信号(カスケード入力物理チャンネル)を前記入力信号処理部(108)に供給する供給過程と、前記入力信号処理部(108)において、前記第2の音声信号に対してイコライジング処理を施し、そのイコライジング処理結果を前記複数のミキシングバスのうち一または複数の任意のミキシングバスに対して出力する過程と、前記第2の音声信号が前記入力信号処理部(108)に供給されている旨を示すセットアップ画面(図4,図8)を表示器に表示する過程とを所定の動作モード(「カスケード」モード以外のモード)が設定されたことを条件として、処理装置(10,18)に実行させることを特徴とする。
さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1記載の音声信号処理の表示方法において、前記一群の音声信号を、前記入力信号処理部(108)に供給することなく、各々が対応するミキシングバスに対して出力する過程をさらに有し、前記セットアップ画面(図4,図8)は、さらに、前記一群の音声信号が前記入力信号処理部(108)に供給されることなく、各々が対応するミキシングバスに対して出力されている旨を表示することを特徴とする。
さらに、請求項3記載の構成にあっては、請求項1または2記載の音声信号処理の表示方法において、前記セットアップ画面(図4,図8)は前記第1および第2の入力端子の外観を表す画像を含むブロック図であることを特徴とする。
さらに、請求項4記載の構成にあっては、請求項1または2記載の音声信号処理の表示方法において、前記ミキサは、前記第1および第2の入力端子の近傍に表示器を有するものであり、前記一群の音声信号を特定する情報(動作モード)を前記表示器に表示する過程(SP38)をさらに有することを特徴とする。
さらに、請求項5記載の構成にあっては、請求項1または2記載の音声信号処理の表示方法において、前記入力信号処理部(108)は、複数の入力ミキシングチャンネルに対して前記イコライジング処理を施すものであり、前記一群の音声信号を何れかの入力ミキシングチャンネルに割り当てる割当画面(図14)を表示する過程をさらに有し、前記割当画面においては、前記一群の音声信号が他の音声信号とは区別される表示態様(背景が黄色)で表示されることを特徴とする。
また、請求項6記載の音声信号処理の表示方法にあっては、複数系統(通常出力物理チャンネル)の第1の音声信号を出力する複数の第1の出力端子(出力第1〜第4スロット)と、音声信号のミキシング処理を行う複数のミキシングバスと、複数のピンを有し前記複数のミキシングバスの個々のミキシングバスに対応する複数系統の第2の音声信号(カスケード出力物理チャンネル)を出力する第2の出力端子(82b)と、前記各ミキシングバスから出力された音声信号に対してイコライジング処理を施し、各音声信号のイコライジング処理結果を前記第1の音声信号として出力する出力信号処理部(118)とを有するミキサにおいて実行される音声信号処理の表示方法において、前記出力信号処理部(118)から出力される複数系統の音声信号のうちの少なくとも一部を成す一群の音声信号に代えて、前記各ミキシングバスから出力され未だイコライジング処理が施されていない非イコライジング音声信号(カスケード出力論理チャンネル)を前記第1の出力端子から出力する過程と、前記非イコライジング音声信号が前記第1の出力端子から出力されている旨を示すセットアップ画面(図4,図8)を表示器に表示する過程とを所定の動作モード(「カスケード」モード以外のモード)が設定されたことを条件として、処理装置(10,18)に実行させることを特徴とする。
さらに、請求項7記載の構成にあっては、請求項6記載の音声信号処理の表示方法において、前記一群の音声信号を、前記第1の出力端子から出力することなく、前記第2の出力端子の対応するピンを介して出力する過程をさらに有し、前記セットアップ画面(図4,図8)は、さらに、前記一群の音声信号が前記出力信号処理部(118)に供給されることなく、前記第2の出力端子から出力されている旨を表示することを特徴とする。
さらに、請求項8記載の構成にあっては、請求項6または7記載の音声信号処理の表示方法において、前記セットアップ画面(図4,図8)は前記第1および第2の出力端子の外観を表す画像を含むブロック図であることを特徴とする。
さらに、請求項9記載の構成にあっては、請求項6または7記載の音声信号処理の表示方法において、前記ミキサは、前記第1および第2の出力端子の近傍に表示器を有するものであり、前記一群の音声信号を特定する情報(動作モード)を前記表示器に表示する過程(SP38)をさらに有することを特徴とする。
さらに、請求項10記載の構成にあっては、請求項6または7記載の音声信号処理の表示方法において、前記出力信号処理部(118)は、複数の出力ミキシングチャンネルに対して前記イコライジング処理を施すものであり、前記一群の音声信号を何れかの出力ミキシングチャンネルに割り当てる割当画面(図15)を表示する過程をさらに有し、前記割当画面においては、前記一群の音声信号が他の音声信号とは区別される表示態様(背景が黄色)で表示されることを特徴とする。
また、請求項11記載のミキサにあっては、請求項1ないし10の何れかに記載の音声信号処理の表示方法を実行することを特徴とする。
また、請求項12記載のプログラムにあっては、請求項1ないし10の何れかに記載の音声信号処理の表示方法を処理装置に実行させることを特徴とする。
このように、本発明によれば、カスケード接続される機種に応じた最適な動作モードを選択でき、この動作モードに応じた音声信号の流れをセットアップ画面に表示させることができるから、カスケード入出力の仕様が異なる機種間で柔軟にカスケード接続を行うことができるとともに、ユーザはカスケード接続の状態を容易に把握することができる。
1.実施例のハードウエア構成
1.1.コンソール
次に、本発明の一実施例のデジタルミキサのハードウエア構成を図1を参照し説明する。
図において4は電動フェーダ群であり、ユーザの操作に基づいて各入出力チャンネルの信号レベルを調節する。さらに、電動フェーダ群4は、バスライン12を介して操作コマンドが供給されると、その操作位置が自動設定されるように構成されている。
2はスイッチ群であり、各種のスイッチおよびLEDキーから構成され、LEDキーに内蔵されたLEDの点滅状態はバスライン12を介して設定される。6は回転つまみ群であり、各入出力チャンネルの左右の音量バランスを設定する複数の回転つまみ等から構成されている。そして、これら回転つまみの操作量はバスライン12を介して出力される。8は波形I/O部であり、アナログ音声信号またはデジタル音声信号の入出力を行う。本実施例においては、各種音声信号のミキシング処理・効果処理等は全てデジタル処理により実行される。しかし、外部から入力される音声信号および外部に出力すべき音声信号はデジタル、アナログ信号の双方が考えられる。このため、波形I/O部8においては、アナログ信号とデジタル信号間の変換、複数種類のデジタル信号相互間の変換等の処理が行われる。
波形I/O部8の内部において82はカスケードインタフェース部であり、外部のミキサからカスケード信号を入力するカスケード入力端子82aと、外部のミキサに対してカスケード信号を出力するカスケード出力端子82bとが設けられている。これらカスケード入出力端子82a,82bは各々「32」チャンネルのデジタル音声信号を入力または出力することができる。また、波形I/O部8には、「入力カード」および「出力カード」を挿入するスロットが「4」個づつ設けられており、これらのカードを最大「4」枚づつ挿入することができる。そして、カスケード信号以外の信号は、これら入出力カードを介して入出力される。ここで、入力カード、出力カード、他の入力端子および他の出力端子は、各々端子の形状が異なる。本実施例では、デジタルミキサにおける入力用と出力用の端子としてカスケード入力端子、カスケード出力端子、入力カードおよび出力カードのみを例示するが、これは説明の便宜上であり、実施例で例示している端子以外に本デジタルミキサは他の入力端子と他の出力端子とを複数個ずつ装備している。
84−1〜84−4は「4」枚の入力カードであり、アナログ信号またはデジタル信号を外部から受信し、受信した音声信号をデジタルミキサの内部フォーマットのデジタル信号に変換する。なお、入力カード84−1〜84−4には、デジタル音声信号用、アナログ音声信号用などの種類があり、その種類に応じて各カードの入力信号数は「8」または「16」の何れかになる。同様に、86−1〜86−4は「4」枚の出力カードであり、デジタルミキサの内部フォーマットのデジタル信号を、アナログ信号または他の形式のデジタル信号に変換し出力する。これら出力カードもデジタル音声信号用、アナログ音声信号用などの種類があり、その種類に応じて各カードの出力信号数は「8」または「16」の何れかになる。
次に、10は信号処理部であり、一群のDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)によって構成されている。信号処理部10は、波形I/O部8を介して供給されたデジタル音声信号に対してミキシング処理や効果処理を施し、その結果を波形I/O部8に出力する。13は背面表示部であり、デジタルミキサの背面パネルにおいてカスケード入出力端子82a,82bの近傍に設けられている。詳細は後述するが、本実施例においてはカスケード信号を入力する動作モードとして、図5の「入出力モード」の欄に示す「5」種類の「入出力モード」のうち何れかを選択することができる。そこで、背面表示部13においては、「入力モード」に対応する一組の(5個の)LEDと、「出力モード」に対応する他の一組の(5個の)LEDとが設けられ、各組のLEDのうち現在選択されている入出力モードに応じて、各々一のLEDが選択的に点灯状態に設定され、それ以外のLEDは消灯される。これにより、ユーザはデジタルミキサの背面の配線を行う際に、背面パネルのみを見て入出力モードを確認することができる。
14は大型表示器であり、例えば「1024×768」程度の解像度を有するフラットパネルディスプレイによって構成されている。15は入力装置であり、キーボードおよびマウスから構成され、大型表示器14上のカーソル移動や該大型表示器14に表示されたボタンのオンオフ操作等を行う。16はその他I/O部であり、各種の外部機器との間でタイムコードその他の情報を入出力する。18はCPUであり、後述する制御プログラムに基づいて、バスライン12を介して各部を制御する。20はフラッシュメモリであり、その内部のプログラム領域には上記制御プログラムが記憶されている。22はRAMであり、CPU18のワークメモリとして使用される。
2.実施例のミキシングアルゴリズム構成
次に、信号処理部10等において実現されるミキシングアルゴリズムの内容を図2,図3を参照し説明する。
これらの図において入力カード84−1〜84−4、出力カード86−1〜86−4、カスケード入力端子82aおよびカスケード出力端子82bは、上述したように波形I/O部8内のハードウエアによって実現されているものであるが、上記以外の構成要素は信号処理部10において動作するプログラムによって実現されている。上述したようにカスケード入力端子82aには最大「32」チャンネルの音声信号が供給され、各信号毎に独立した「ピン」が割り当てられる。従って、これら音声信号に対して、「ピン番号」によって一意のチャンネルを定めることができる。このように、「ピン番号」によって一意に決定されるチャンネルを「PIN固有カスケード入力チャンネル」という。
ところで、このカスケード入力端子82aを介して他のミキサから供給される音声信号は、後述する各種のバス(ミキシングバス群110、ステレオバス112,114、またはCUEバス116)に対応する信号である。これらのバスとピン番号との対応関係は、デジタルミキサの機種によって異なる。従って、本実施例のデジタルミキサの機種(機種Aという)と異なる機種からカスケード信号がカスケード入力端子82aに入力される場合には、機種Aにおける対応関係に一致するようにチャンネル番号と各種バスとの対応関係を変更しておくと便利である。102はPIN変換部であり、カスケード入力端子82aにカスケード信号を供給しているミキサが指定されると、必要に応じてPIN固有カスケード入力チャンネルの番号を変換し、機種Aにおける対応関係に合致させる。このように、PIN変換部102において必要に応じて番号が変換された後のチャンネルを「カスケード入力物理チャンネル」という。
また、入力カード84−1〜84−4を介して入力される複数チャンネルの音声信号には、当該入力カードが挿入されている「スロット番号」と、当該入力カードにおける「入力端子番号」とによって一意の入力チャンネルを定めることができる。このように、「スロット番号」と「入力端子番号」とによって決定される入力チャンネルを「通常入力物理チャンネル」という。各入力カードには最大「16」チャンネルの音声信号が入力できるため、「4」個のスロットを介して、通常入力物理チャンネルは最大で「64」チャンネル確保できることになる。ところで、従来のデジタルミキサにおいては、通常入力物理チャンネルの音声信号は、後述する入力信号処理部108においてイコライジング処理等が施された後にミキシングバス群110等に供給され、カスケード入力物理チャンネルの音声信号は、イコライジング処理等が施されることなく、対応するバスに供給される。
これに対して、本実施例においては、カスケード入力物理チャンネルの音声信号に代えて通常入力物理チャンネルの音声信号をカスケード信号としてバスに供給し、あるいは通常入力物理チャンネルの音声信号に代えてカスケード入力物理チャンネルの音声信号を入力信号処理部108に供給することができる。104は入力論理チャンネル設定部であり、かかる通常入力物理チャンネルおよびカスケード入力物理チャンネルの音声信号の経路を必要に応じて切り換えるものである。この切換が行われた後、最終的にカスケード信号として各種バスに供給される信号は、その供給されるバスに対応して一意のチャンネルを定めることができる。このチャンネルを「カスケード入力論理チャンネル」という。
また、上述したように通常入力物理チャンネルは最大で「64」チャンネル確保できるため、これら最大数の通常入力物理チャンネルに一対一に対応付けて、実際に通常のイコライジング処理等を行うべき「64」チャンネルを想定することができる。これらのチャンネルを「通常入力論理チャンネル」という。通常入力物理チャンネルは最大で「64」チャンネル確保できるが、何れかのスロットに「8」チャンネル入力カードが挿入されていた場合、あるいは何もカードが挿入されていなかった場合には、通常入力物理チャンネルは「64」チャンネルよりも少なくなるため、通常入力論理チャンネルには「空き」が生じることになる。さらに、何れかの通常入力物理チャンネルの音声信号がカスケード入力論理チャンネルの音声信号として使用される場合には、これらのチャンネル数だけさらに「空き」ができることになる。本実施例においては、このように「空き」状態である通常入力論理チャンネルに対して、カスケード入力物理チャンネルの音声信号を割り当てることができる。
次に、入力信号処理部108は、電動フェーダ群4および回転つまみ群6等の操作に基づいて「48」チャンネルの音声信号に対して、周波数特性を修正するイコライジング処理や音量調節処理を施す。かかる処理において音声信号を特定するためのチャンネルを「入力ミキシングチャンネル」という。106は入力パッチ部であり、通常入力論理チャンネルと、入力ミキシングチャンネルとの対応関係を設定する。110はミキシングバス群であり、「24」系統のモノラルのミキシングバスによって構成されている。112,114はステレオバス、116はCUEバスであり、各々左右一対のバスによって構成されている。従って、本実施例においてはモノラル換算で「30」系統のバスが設けられていることになる。なお、バスの系統数が「30」であってカスケード入力論理チャンネル数が「32」であれば、カスケード入力論理チャンネルのうち「2」チャンネルは余るが、これは将来の拡張のために予約されているチャンネルである。
入力信号処理部108においては、これら「30」系統のバス110〜116のうち一または複数の任意のバスに対して、任意のセンドレベルで各入力ミキシングチャンネルの音声信号を供給することができる。一方、カスケード入力論理チャンネルの音声信号は、対応する何れか一本のバスにのみ音声信号を供給することができる。次に、図3において118は出力信号処理部であり、これら「30」系統のバスに対応して各々設けられ、これらバスにおいてミキシングされた結果である音声信号に対して周波数特性のイコライジング処理、レベル調節等の処理を施す。この出力信号処理部118に入出力される音声信号は、「30」系統のバス110〜116に各々対応しているため、対応するバスに応じてチャンネルを定めることができる。このチャンネルを「出力ミキシングチャンネル」という。
ところで、上述したカスケード入力端子82aと同様に、カスケード出力端子82bから他のデジタルミキサに出力される音声信号には、該カスケード出力端子82bの「ピン番号」によって「PIN固有カスケード出力チャンネル」が定められる。ここで、カスケード出力端子82bから出力されるカスケード信号を受信する他のミキサが本実施例と同一機種(機種A)であったと仮定したとき、カスケード出力端子82bの「ピン番号」は、当該他のミキサにおける「30」系統のバス110〜116に各々対応付けることができる。そして、当該他のミキサが他の機種であれば、「ピン番号」と「他のミキサのバス」との関係は機種Aとは異なるものになりうる。
ここで、「他のミキサのピン番号とバスとの関係が機種Aと同一である」と仮定したときに「他のミキサのバス」(これは本実施例のバスと同様である)に対応するようにチャンネルを定めることができる。このようにして定められたチャンネルを「カスケード出力物理チャンネル」という。124はPIN変換部であり、供給された「カスケード出力物理チャンネル」の音声信号に対して、必要に応じて(他の機種のピン配置に一致するように)ピン番号の変換処理を施し、その結果をPIN固有カスケード出力チャンネルの音声信号として出力する。一方、本実施例のミキサにおけるバス110〜116からカスケード接続用に出力される音声信号にたいして、「30」系統のバス110〜116に各々対応するチャンネルを定めることができる。このようにして定められたチャンネルを「カスケード出力論理チャンネル」という。
また、入力カードと同様に、出力カード86−1〜86−4から出力される複数チャンネルの音声信号には、当該出力カードが挿入されている「スロット番号」と、当該出力カードにおける「出力端子番号」とによって一意の出力チャンネルを定めることができる。かかるチャンネルを「通常出力物理チャンネル」という。各出力カードからは最大「16」チャンネルの音声信号を出力でき、波形I/O部8には出力カード用に「4」個のスロットが設けられているから、これら通常出力物理チャンネルも最大で「64」チャンネル確保できることになる。そして、最大数の通常出力物理チャンネルに一対一に対応付けて、各種ミキシング処理結果等を出力する同数のチャンネルを想定することができる。これらのチャンネルを「通常出力論理チャンネル」という。120は出力パッチ部であり、通常出力論理チャンネルと、出力ミキシングチャンネルとの対応関係を設定する。
また、本実施例においては、カスケード出力物理チャンネルの音声信号として、カスケード出力論理チャンネルに代えて、通常出力論理チャンネルの音声信号をPIN変換部124およびカスケード出力端子82bを介して出力することができ、通常出力物理チャンネルの音声信号として、通常出力論理チャンネルに代えて、カスケード出力論理チャンネルの信号を出力カード86−1〜86−4に出力することができる。122は出力論理チャンネル設定部であり、かかる通常出力論理チャンネルおよびカスケード出力論理チャンネルの音声信号の経路を必要に応じて切り換えるものである。
3.実施例の動作
3.1.設定画面の表示
次に、本実施例の動作を説明する。
ユーザが所定の操作を行うと、図4に示すセットアップ画面が大型表示器14に表示される。図において206はカスケード・オンオフボタンであり、カスケード入出力のオン/オフ状態をトグルで切り換える。202はカスケード入力機種選択ボックスであり、本実施例のデジタルミキサにカスケード信号を入力する他のミキサを選択する。210はカスケード出力機種選択ボックスであり、本実施例のデジタルミキサがカスケード信号を出力する先の他のミキサを選択する。また、204はカスケード入力モード選択ボックスであり、入力論理チャンネル設定部104内の切換状態を特定する「カスケード入力モード」を選択する。208はカスケード出力モード選択ボックスであり、出力論理チャンネル設定部122内の切換状態を特定する「カスケード出力モード」を選択する。212はブロック図表示部であり、カスケード入出力モードに応じて設定される信号の流れを簡単に図示するためのブロック図を表示する。
次に、上述した各選択ボックスによって選択できるカスケード入出力機種およびカスケード入出力モードの詳細を図5を参照し説明する。同図の「入出力機種」欄は、カスケード入出力機種選択ボックス202,210において選択可能な入出力機種を示すものである。ここで、「機種A」は上述したように本実施例のデジタルミキサと同一機種であり、「機種B」は他の特定のデジタルミキサの機種である。また、「MIXER32BUS」は、カスケード入出力チャンネル数が「32」チャンネル以下の不特定の機種であり、「MIXER16BUS」は、カスケード入出力チャンネル数が「16」チャンネル以下の不特定の機種である。
また、図5の「入出力モード」欄においては、カスケード入出力モード選択ボックス204,208において選択可能な入出力モードが列挙されている。ここで、「カスケード」モードとは、カスケード入出力物理チャンネルをそのままカスケード入出力論理チャンネルに割り当て、通常入出力物理チャンネルをそのまま通常入出力論理チャンネルに割り当てる入出力モードである。また、「SLOT4」モードとは、入出力第4スロットに係る通常入出力物理チャンネルをカスケード入出力論理チャンネルに割り当て、カスケード入出力物理チャンネルを、入出力第4スロットに対応する通常入出力論理チャンネルに割り当てる動作モードである。また、「SLOT3/4」モードとは、入出力第3および第4スロットに係る通常入出力物理チャンネルをカスケード入出力論理チャンネルに割り当て、カスケード入出力物理チャンネルを、入出力第3および第4スロットに対応する通常入出力論理チャンネルに割り当てる動作モードである。
また、「SLOT1−4[CH1−8]」モードとは、入出力第1〜第4スロットの各第1〜8チャンネルに係る通常入出力物理チャンネルをカスケード入出力論理チャンネルに割り当て、カスケード入出力物理チャンネルを、入出力第1〜第4スロットの各第1〜8チャンネルに対応する通常入出力論理チャンネルに割り当てる動作モードである。また、「SLOT1−4[CH9−16]」モードとは、入出力第1〜第4スロットの各第9〜16チャンネルに係る通常入出力物理チャンネルをカスケード入出力論理チャンネルに割り当て、カスケード入出力物理チャンネルを、入出力第1〜第4スロットの各第9〜16チャンネルに対応する通常入出力論理チャンネルに割り当てる動作モードである。なお、本実施例の説明においては便宜上「入出力」という語句を使用するが、これは「入力または出力」の意味である。入力論理チャンネル設定部104および出力論理チャンネル設定部122の各設定状態は独立しており、相互になんら制約を及ぼすものではない。
図5において各入出力機種名と各入出力モード名の交差位置の枡には、当該入出力機種において当該入出力モードが選択可能(○)であるか不可能(×)であるかを示す。まず、「MIXER32BUS」について参照すると、「カスケード」モードは選択不可能である。これは、「MIXER32BUS」は特定の機種を示すものではないため、各カスケード入出力物理チャンネルに対応する信号(またはバス)を特定することができず、かかる信号をバス110〜116に対して直接的に入出力することは妥当ではないためである。また、「MIXER32BUS」では、「SLOT4」モードも選択できない。これは、「1」個のスロットから入出力できるチャンネル数は最大「16」であるため、「32」チャンネルの全てを割り当てることができないためである。そして、「MIXER32BUS」では、これら以外の入出力モードは全て選択可能である。
次に、「MIXER16BUS」については、「SLOT4」モードのみ選択可能であって他のモードは選択不可能になっている。ここで、「カスケード」モードを選択不可にした理由は「MIXER32BUS」と同様である。これら以外の動作モードを選択不可能にした理由は、「MIXER32BUS」によって代用可能だからである。すなわち、接続される他のミキサのカスケード入出力チャンネル数が「16」以下であっても「MIXER32BUS」を選択して差し支えないため、これによって「16」チャンネルのカスケード信号を複数の入出力スロットに分散して入出力することができる。
次に、「機種A」については、「カスケード」モードのみ選択可能になっている。これは、接続される他のミキサが実際に「機種A」であったときに入出力スロットを経由したカスケード接続が不可能ということではない。すなわち、他のミキサが実際に「機種A」であったとしても、カスケード入出力機種選択ボックス202,210において「MIXER32BUS」を選択して差し支えないから、かかる機種選択によって入出力スロットを経由したカスケード接続が可能である。なお、「機種A」同士を「カスケード」モードでカスケード接続すると、「機種A」特有の制御信号を両ミキサ間で入出力することができる。
次に、「機種B」については、「MIXER32BUS」と同様に、「SLOT3/4」モード、「SLOT1−4[CH1−8]」モードおよび「SLOT1−4[CH9−16]」モードが選択可能になっている。さらに、「機種B」については、「カスケード」モードも選択可能になっている。「機種B」は「機種A」とは異なる「特定の」機種であるため、PIN固有カスケード入出力チャンネルの各音声信号が実際に何れのバス110〜116に対応する信号であるのか既知である。そこで、PIN変換部102,124においてピン番号を変換することにより、「機種A」が接続された場合とほぼ同様のカスケード接続も可能にしたものである。
3.2.接続先機種の選択
カスケード入出力機種選択ボックス202,210の何れかがマウスでクリックされると、該選択ボックスの下方に入出力機種を列挙したポップアップウィンドウが表示され、ユーザは新たな入出力機種を選択できるようになっている。ここで、ユーザが入出力機種を変更すると、図6に示す入出力機種変更イベントルーチンが起動される。図6において処理がステップSP10に進むと、必要に応じて、PIN変換部102,124におけるピン番号の変換状態が変更される。「必要に応じて」とは、具体的には選択ボックス202,210において「機種B」が他の機種に変更された場合、または他の機種が「機種B」に変更された場合である。
なお、本実施例においては、機種Aおよび機種Bのそれぞれのバスとピンの対応関係(カスケード入出力端子のピン番号とミキサ内部にあるバスの関係、すなわちPIN固有カスケード入出力チャンネルのそれぞれがカスケード入出力物理チャンネルの何番に対応しているかを表す関係)を表すデータは、本デジタルミキサに予め記憶されている。この記憶されているデータを用いて、このステップSP10におけるPIN変換処理が行われるのである。
次に、処理がステップSP12に進むと、入出力モードを変更する必要が生じたか否かが判定される。すなわち、機種の変更前に選択されていた入出力モードが、変更後の機種において選択不可能であるか否かが判定される。ここで、「NO」(選択可能:○)と判定されると、処理はステップSP14に進み、操作された選択ボックス202,210の表示内容が新たな機種に対応したものに変更される。一方、「YES」(選択不可能:×)と判定されると、処理はステップSP16に進み、当該機種において選択可能な入出力モードが強制的に選択され、後述するモード変更イベントルーチン(図7)が起動される。
3.3.入出力モードの選択
カスケード入出力モード選択ボックス204,208の何れかがマウスでクリックされると、該選択ボックスの下方に、選択可能な入出力モードを列挙したポップアップウィンドウが表示され、ユーザは新たな入出力モードを選択できるようになっている。ここで、ユーザが入出力モードを変更すると、図7に示すモード変更イベントルーチンが起動される。また、上述した図6のステップSP16が実行された場合にも同ルーチンが同様に実行される。
図7において処理がステップSP22に進むと、選択された入出力モードが「カスケード」であるか否かが判定される。ここで「YES」と判定されると、処理はステップSP24に進み、入出力論理チャンネル設定部104,122の何れかにおいて、カスケード入出力物理チャンネルに対して、通常入出力論理チャンネルへの割当が解除されるとともにカスケード入出力論理チャンネルが割り当てられる。次に、処理がステップSP26に進むと、通常入出力物理チャンネルに対して、カスケード入出力論理チャンネルへの割当が解除されるとともに通常入出力論理チャンネルが割り当てられる。
一方、新たな入出力モードが「カスケード」モード以外のモードであればステップSP22において「NO」と判定され、処理はステップSP28に進む。ここでは、選択された入出力モードに応じて、カスケード入出力物理チャンネルに割り当てるべき通常入出力論理チャンネルが検出される。次に、処理がステップSP30に進むと、入出力論理チャンネル設定部104,122の何れかにおいて、カスケード入出力物理チャンネルに対して、カスケード入出力論理チャンネルの割当が解除され、検出された通常入出力論理チャンネルが割り当てられる。次に、処理がステップSP32に進むと、該検出された通常入出力論理チャンネルに対応する通常入出力物理チャンネルが、カスケード入出力論理チャンネルに割り当てられる。ここで、ステップSP28で検出された通常入出力論理チャンネル以外の通常入出力論理チャンネルに対応する通常入出力物理チャンネルは、それぞれ対応する(同一の番号を有する)通常入出力物理チャンネルに割り当てられる。
以上のステップSP26またはSP32の処理が終了すると、処理はステップSP34に進み、入出力論理チャンネル設定部104,122における新たな入出力設定状態がRAM22内の所定のバッファ領域に格納される。次に、処理がステップSP36に進むと、新たに選択された入出力モードに応じてブロック図表示部212の内容が更新される。次に、処理がステップSP38に進むと、新たに選択された入出力モードに応じて、背面表示部13の表示内容が更新される。すなわち、新たな入出力モードに対応するLEDが点灯にされ、他のモードに対応するLEDが消灯される。
ここで、上記ステップSP36におけるブロック図表示部212の更新の詳細について説明しておく。図4においてブロック図表示部212は、入力段表示部212aと出力段表示部212bとから構成されている。そして、図4におけるブロック図表示部212の表示例は、入力モードとして「SLOT4」、出力モードとして「SLOT1−4[CH9−16]」が選択された場合の例である。入力段表示部212aの左部における「SLOT4」、「CASCADE IN」および「SLOT1−3」は各々「入力物理チャンネル」を表し、右部における「CASCADE IN」および「SLOT IN」は「入力論理チャンネル」を表している。そして、左部と右部を結ぶ矢印によって両者の対応関係が示されている。
ここで入力モードとして「カスケード」が選択されると、入力段表示部212aの表示内容は図8(a)に示すようになる。これにより、カスケード入力物理チャンネルはカスケード入力論理チャンネルに、通常入力物理チャンネルは通常入力論理チャンネルに、各々対応していることが解る。また、入力モードとして「SLOT3/4」モード、「SLOT1−4[CH1−8]」モード、および「SLOT1−4[CH9−16]」モードが選択された場合の入力段表示部212aの表示内容を各々図8(b),(c),(d)に示す。
また、出力段表示部212b表示内容も入力段表示部212aと同様に設定される。すなわち、図4の例にあっては、出力段表示部212bの右部における「SLOT1−4」および「CASCADE OUT」は各々「出力物理チャンネル」を表し、左部における「CASCADE OUT」および「SLOT OUT」は「出力論理チャンネル」を表している。そして、左部と右部を結ぶ矢印によって両者の対応関係が示されている。ここで出力モードとして「カスケード」が選択されると、出力段表示部212bの表示内容は図8(e)に示すようになる。これにより、カスケード出力物理チャンネルはカスケード出力論理チャンネルに、通常出力物理チャンネルは通常出力論理チャンネルに、各々対応していることが解る。なお、他の出力モードが選択された場合には、入力側の図8(b),(c),(d)と同様の方法で、出力物理チャンネルと出力論理チャンネルの割当状態が表示される。
また、ブロック図表示部212にあっては、各入出力物理チャンネルに対応するブロックに隣接して、当該入出力物理チャンネルに係る入出力端子の外観を表す画像が表示される。再び図4において214,218は入力スロット画像であり、各々「入力第4スロット」および「入力第1〜第3スロット」に対応するブロックに隣接して表示されている。また、216はカスケード入力端子画像であり、「CASCADE IN」ブロックに隣接して表示されている。同様に、出力段表示部212bにおいても、「CASCADE OUT」ブロックに隣接してカスケード出力端子画像220が表示され、「出力第1〜第4スロット」ブロックに隣接して出力スロット画像222が表示される。このように、入出力端子の外観を表す画像が表示されることにより、ユーザは各入出力端子の機能を一見して把握することができ、配線間違い等の不具合を未然に防止することができる。
3.4.接続処理の具体例
次に、入力側の接続先機種および入力モードに応じたPIN変換部102および入力論理チャンネル設定部104の接続関係の具体例を図9〜図13に示しておく。まず、入力機種として「機種B」が選択され、入力モードとして「カスケード」が選択された場合の接続関係を図9に示す。入力機種として「機種B」が選択されると、PIN変換部102においてピン番号の入替処理が行われ、カスケード入力物理チャンネルにあっては入替え後のピン配置(チャンネル番号)が「機種A」と同様になるように設定される。そして、カスケード入力物理チャンネルとカスケード入力論理チャンネルとが一対一に対応付けられ、通常入力物理チャンネルと通常入力論理チャンネルとが一対一に対応付けられる。
次に、入力機種として「機種B」が選択され、入力モードとして「SLOT1−4[CH1−8]」が選択された場合の接続関係を図10に示す。図10においては、図9の場合と同様にPIN変換部102においてピン番号の入替処理が行われ、入力論理チャンネル設定部104においては、入替処理後のカスケード入力物理チャンネルは、第1〜第4スロットの各第1〜8チャンネルに対応する通常入力論理チャンネルに対応付けられる。また、第1〜第4スロットの各第1〜8チャンネルに対応する通常入力物理チャンネルは、カスケード入力論理チャンネルの第1〜32チャンネルに対応付けられる。
次に、入力機種として「MIXER32BUS」が選択され、入力モードとして「SLOT3/4」が選択された場合の接続関係を図11に示す。なお、図11〜図13にあっては、PIN変換部102においてはピン番号の入替えが発生しないためPIN変換部102は省略する。図10においては、カスケード入力物理チャンネルの第1〜32チャンネルは、第3および第4スロットの各第1〜16チャンネルに対応する通常入力論理チャンネルに付けられ、第3および第4スロットの各第1〜16チャンネルの通常入力物理チャンネルは、カスケード入力論理チャンネルの第1〜32チャンネルに対応付けられている。そして、第1および第2のスロットについては、各通常入力物理チャンネルがそのまま通常入力論理チャンネルに対応付けられている。
次に、入力機種として「MIXER32BUS」が選択され、入力モードとして「SLOT1−4[CH1−8]」が選択された場合の接続関係を図12に示す。図においては、カスケード入力物理チャンネルの第1〜32チャンネルは、第1〜4スロットの各第1〜8チャンネルに対応する通常入力論理チャンネルに付けられ、第1〜4スロットの各第1〜8チャンネルに係る通常入力物理チャンネルは、カスケード入力論理チャンネルの第1〜32チャンネルに対応付けられている。そして、第1〜4スロットの各第9〜16チャンネルに係る通常入力物理チャンネルは、そのまま通常入力論理チャンネルに対応付けられている。
次に、入力機種として「MIXER16BUS」が選択され、入力モードとして「SLOT4」が選択された場合の接続関係を図13に示す。図においては、カスケード入力物理チャンネルの第1〜16チャンネルは、第4スロットの第1〜16チャンネルに対応する通常入力論理チャンネルに付けられ、第4スロットの第1〜16チャンネルに係る通常入力物理チャンネルは、カスケード入力論理チャンネルの第1〜16チャンネルに対応付けられている。なお、カスケード入力論理チャンネルの第17〜32チャンネルは「空き」状態である。そして、第1〜3スロットの各通常入力物理チャンネルは、そのまま通常入力論理チャンネルに対応付けられている。
以上、入力側におけるPIN変換部102および入力論理チャンネル設定部104の接続関係の例を説明したが、出力側のPIN変換部124および出力論理チャンネル設定部122においても、出力機種と出力モードとに応じて、同様に接続関係が設定される。
3.5.入出力パッチ設定画面の表示
入力パッチ部106または出力パッチ部120の設定を行うためにユーザが所定の操作を行うと、図14に示す入力パッチ設定画面または図15に示す出力パッチ設定画面が大型表示器14に表示される。ここで、これらの画面の内容について説明しておく。まず、入力パッチ設定画面(図14)において302は入力カテゴリ表示欄であり、入力パッチ部106に対して通常入力論理チャンネルの音声信号を供給する手段の種別(カテゴリ)を表示する。例えば、ここで「SLOT」と表示されている箇所は、第1〜第4スロットの何れかに対応する。304はID番号表示部であり、当該カテゴリに属する音声信号供給手段のID番号を表示する。例えば、第1〜第4スロットに対しては、各々「1」〜「4」のID番号が割り当てられている。
306はチャンネル番号表示部であり、上記「カテゴリ」および「ID番号」によって特定された入力手段における通常入力論理チャンネルのチャンネル番号を表示する。308は割当状況表示部であり、当該通常入力論理チャンネルが何れかの入力ミキシングチャンネルに割り当てられている状態では“1”が表示され、何れの入力ミキシングチャンネルにも割り当てられていなければ“0”が表示される。
320はチャンネル名表示部であり、各入力ミキシングチャンネルに対して割り当てられた「チャンネル名」を表示する。318はチャンネル名変更ボタンであり、各入力ミキシングチャンネルの「チャンネル番号」を表示するとともに、マウスでクリックされると、上記「チャンネル名」を変更するためのポップアップウィンドウが表示される。316は割当状況表示部であり、対応する入力ミキシングチャンネルが何れかの通常入力論理チャンネルに割り当てられている状態では“1”が表示され、何れの通常入力論理チャンネルにも割り当てられていなければ“0”が表示される。
310はグリッド表示部であり、入力ミキシングチャンネルに対応する縦軸と通常入力論理チャンネルに対応する横軸によってマトリクス状のグリッドが表示される。このグリッドにおいて「●」が表示されている箇所は、縦軸の入力ミキシングチャンネルに対して、横軸の通常入力論理チャンネルが割り当てられていることを示す。ここで、ユーザが何れかのグリッドをマウスでクリックし、キーボードにおいて「Enterキー」を押下すると、当該グリッドに対応する入力ミキシングチャンネルに対して当該グリッドに通常入力論理チャンネルが割り当てられるように、割当状態が変更される。312,314はスクロールバーであり、グリッド表示部310を縦横方向にスクロールする。
次に、出力パッチ設定画面(図15)において352は出力カテゴリ表示欄、354はID番号表示部、356はチャンネル番号表示部、358は割当状況表示部であり、上記入力パッチ設定画面(図14)の各構成要素302〜308と同様に通常出力論理チャンネルに係る情報を表示する。また、370はチャンネル名表示部、366は割当状況表示部であり、上記チャンネル名表示部320、割当状況表示部316と同様に通常出力論理チャンネルに係る情報を表示する。但し、通常出力論理チャンネルのチャンネル名は固定であるためチャンネル名変更ボタン318に相当するものは設けられていない。360はグリッド表示部であり、出力ミキシングチャンネルに対する通常出力論理チャンネルの割当状態を表示する。362,364はスクロールバーであり、グリッド表示部360を縦横方向にスクロールする。
次に、上記入力パッチ設定画面(図14)または出力パッチ設定画面(図15)が表示される際に実行される処理の内容について説明する。まず、ユーザがこれらの画面のうち何れかを表示させる動作を実行すると、図16に示す入出力パッチ設定画面要求イベントルーチンが起動される。図において処理がステップSP50に進むと、入出力パッチ設定画面(図14,図15)のうち、要求された一方の画面が大型表示器14に表示される。その際、グリッド表示部310,360は、第1の表示態様(例えば背景色が水色)によって表示される。
次に、処理がステップSP52に進むと、RAM22内のバッファ領域に格納された入出力設定状態(図7,SP34参照)が読み出される。次に、処理がステップSP54に進むと、入出力モードが「カスケード」であるか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、処理はステップSP56に進み、カスケード入出力物理チャンネルに割り当てられている通常入出力論理チャンネルが検索される。次に、処理がステップSP58に進むと、グリッド表示部310,360において、検出された通常入出力論理チャンネルに対応する部分の表示態様が第2の表示態様に変更される。
例えば、この第2の表示態様は「背景を黄色で表示する」というものにするとよい。但し、図14においては、この第2の表示態様を「ハッチング」により表示しておく。図示の例によれば、入力第1スロットの第9〜16チャンネルが第2の表示態様にされているから、ユーザは、かかる通常入力論理チャンネルの音声信号は実際にはカスケード入力端子82aから供給されている信号であることを一見して把握することができる。
次に、処理がステップSP60に進むと、「空き」状態である通常入出力論理チャンネルに対応する部分の表示態様が第3の表示態様に変更される。例えば、この第3の表示態様は「背景を灰色で表示する」というものにするとよい。但し、図15においては、この第3の表示態様を「メッシュ」により表示しておく。図示の例によれば、出力第1スロットの第9〜16チャンネルが第3の表示態様にされているから、ユーザは、かかる通常出力論理チャンネルからは実際には音声信号を出力できないことを一見して把握することができる。
4.変形例
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施例においては、「スロット」および「入出力カード」を介して通常入出力物理チャンネルの音声信号を入出力したが、これらのものを使用せず、単なる「入出力端子」を介して音声信号を入出力するミキサにおいても本発明を適用してよいことは言うまでも無い。
(2)また、上記実施例の入出力論理チャンネル設定部104,122においては、ある一定の範囲の複数の入出力チャンネルをまとめて経路を切り換えたが、「1」チャンネル毎の音声信号毎に自由に経路を切り換えられるようにしてもよい。
(3)また、上記実施例においては、選択ボックス202,210において表示される「機種」の候補は「入力」および「出力」の双方で同様の内容であり、また選択ボックス204,208において表示される「モード」の候補も「入力」および「出力」の双方で同様の内容であった。しかし、「入力」および「出力」間で「機種」または「モード」を揃える必要はなく、「入力」または「出力」の何れか一方のみに適用される「機種」または「モード」を選択できるようにしてもよい。
(4)また、上記実施例においては、実際に入出力スロットに挿入されている入出力カードの有無および種類に関わらず、図5に示す範囲内で任意に入出力モードを選択することができたが、実際に挿入されている入出力カードの有無および種類に応じて、ユーザが選択できる入出力モードの候補を変更するようにしてもよい。
(5)また、上記実施例においては、カスケード入出力端子やスロットの端子に設けられているピンの1本づつから1系統づつの音声信号が入出力されるようになっているが、1本のピンを介して複数系統の音声信号を入出力してもよい。ピンにより通信される音声信号がどのようにピンに割り当てられていたとしても、カスケード入出力端子については、PIN固有カスケード入出力チャンネルのそれぞれの音声信号が何れのピンを介して通信されているかが認識できるように、その規定を表すデータを本実施例のデジタルミキサに記憶しておけば足りる。
(6)また、上記実施例においては、CPU18上で動作するプログラムによって各種処理が実行されたが、このプログラムのみをCD−ROM、フレキシブルディスク等の記録媒体に格納して頒布し、あるいは伝送路を通じて頒布することもできる。
本発明の一実施例のデジタルミキサのハードウエアブロック図である。 一実施例のデジタルミキサのアルゴリズムのブロック図である。 一実施例のデジタルミキサのアルゴリズムのブロック図である。 大型表示器14に表示されるセットアップ画面を示す図である。 カスケード入出力機種とカスケード入出力モードとの対応関係を示す図である。 入出力機種変更イベントルーチンのフローチャートである。 モード変更イベントルーチンのフローチャートである。 入出力モードに応じたセットアップ画面の変更内容を示す図である。 機種Bの「カスケード」モードにおける接続関係を示す図である。 機種Bの「SLOT1−4[CH1−8]」モードにおける接続関係を示す図である。 MIXER32BUSの「SLOT3/4」モードにおける接続関係を示す図である。 MIXER32BUSの「SLOT1−4[CH1−8]」モードにおける接続関係を示す図である。 MIXER16BUSの「SLOT4」モードにおける接続関係を示す図である。 大型表示器14に表示される入力パッチ設定画面を示す図である。 大型表示器14に表示される出力パッチ設定画面を示す図である。 入出力パッチ設定画面要求イベントルーチンのフローチャートである。
符号の説明
2:スイッチ群、4:電動フェーダ群、6:回転つまみ群、8:波形I/O部、10:信号処理部、12:バスライン、13:背面表示部、14:大型表示器、15:入力装置、16:その他I/O部、18:CPU、20:フラッシュメモリ、22:RAM、82:カスケードインタフェース部、82a:カスケード入力端子、82a,82b:カスケード入出力端子、82b:カスケード出力端子、84−1〜84−4:入力カード、86−1〜86−4:出力カード、102,124:PIN変換部、104:入力論理チャンネル設定部、106:入力パッチ部、108:入力信号処理部、110:ミキシングバス群、112,114:ステレオバス、116:CUEバス、118:出力信号処理部、120:出力パッチ部、122:出力論理チャンネル設定部、202:カスケード入力機種選択ボックス、204:カスケード入力モード選択ボックス、206:カスケード・オンオフボタン、208:カスケード出力モード選択ボックス、210:カスケード出力機種選択ボックス、212:ブロック図表示部、212a:入力段表示部、212b:出力段表示部、214,218:入力スロット画像、216:カスケード入力端子画像、220:カスケード出力端子画像、222:出力スロット画像、302:入力カテゴリ表示欄、304:ID番号表示部、306:チャンネル番号表示部、308:割当状況表示部、316:割当状況表示部、318:チャンネル名変更ボタン、320:チャンネル名表示部、352:出力カテゴリ表示欄、370:チャンネル名表示部、310,360:グリッド表示部、312,314:スクロールバー、362,364:スクロールバー。

Claims (12)

  1. 複数系統の第1の音声信号を入力する複数の第1の入力端子と、音声信号のミキシング処理を行う複数のミキシングバスと、前記複数のミキシングバスの個々のミキシングバスに対応する複数系統の第2の音声信号を入力する第2の入力端子と、前記第1の入力端子の各々に対応しつつ供給された音声信号に対してイコライジング処理を施し、各音声信号のイコライジング処理結果を前記複数のミキシングバスのうち一または複数の任意のミキシングバスに対して音声信号を出力する入力信号処理部とを有するミキサにおいて実行される音声信号処理の表示方法において、
    前記第1の音声信号のうちの少なくとも一部を成す一群の音声信号に代えて、前記第2の音声信号を前記入力信号処理部に供給する供給過程と、
    前記入力信号処理部において、前記第2の音声信号に対してイコライジング処理を施し、そのイコライジング処理結果を前記複数のミキシングバスのうち一または複数の任意のミキシングバスに対して出力する過程と、
    前記第2の音声信号が前記入力信号処理部に供給されている旨を示すセットアップ画面を表示器に表示する過程と
    を所定の動作モードが設定されたことを条件として、処理装置に実行させることを特徴とする音声信号処理の表示方法。
  2. 前記一群の音声信号を、前記入力信号処理部に供給することなく、各々が対応するミキシングバスに対して出力する過程
    をさらに有し、前記セットアップ画面は、さらに、前記一群の音声信号が前記入力信号処理部に供給されることなく、各々が対応するミキシングバスに対して出力されている旨を表示することを特徴とする請求項1記載の音声信号処理の表示方法。
  3. 前記セットアップ画面は前記第1および第2の入力端子の外観を表す画像を含むブロック図であることを特徴とする請求項1または2記載の音声信号処理の表示方法。
  4. 前記ミキサは、前記第1および第2の入力端子の近傍に表示器を有するものであり、
    前記一群の音声信号を特定する情報を前記表示器に表示する過程
    をさらに有することを特徴とする請求項1または2記載の音声信号処理の表示方法。
  5. 前記入力信号処理部は、複数の入力ミキシングチャンネルに対して前記イコライジング処理を施すものであり、
    前記一群の音声信号を何れかの入力ミキシングチャンネルに割り当てる割当画面を表示する過程をさらに有し、
    前記割当画面においては、前記一群の音声信号が他の音声信号とは区別される表示態様で表示されることを特徴とする請求項1または2記載の音声信号処理の表示方法。
  6. 複数系統の第1の音声信号を出力する複数の第1の出力端子と、音声信号のミキシング処理を行う複数のミキシングバスと、複数のピンを有し前記複数のミキシングバスの個々のミキシングバスに対応する複数系統の第2の音声信号を出力する第2の出力端子と、前記各ミキシングバスから出力された音声信号に対してイコライジング処理を施し、各音声信号のイコライジング処理結果を前記第1の音声信号として出力する出力信号処理部とを有するミキサにおいて実行される音声信号処理の表示方法において、
    前記出力信号処理部から出力される複数系統の音声信号のうちの少なくとも一部を成す一群の音声信号に代えて、前記各ミキシングバスから出力され未だイコライジング処理が施されていない非イコライジング音声信号を前記第1の出力端子から出力する過程と、
    前記非イコライジング音声信号が前記第1の出力端子から出力されている旨を示すセットアップ画面を表示器に表示する過程と
    を所定の動作モードが設定されたことを条件として、処理装置に実行させることを特徴とする音声信号処理の表示方法。
  7. 前記一群の音声信号を、前記第1の出力端子から出力することなく、前記第2の出力端子の対応するピンを介して出力する過程
    をさらに有し、前記セットアップ画面は、さらに、前記一群の音声信号が前記出力信号処理部に供給されることなく、前記第2の出力端子から出力されている旨を表示することを特徴とする請求項6記載の音声信号処理の表示方法。
  8. 前記セットアップ画面は前記第1および第2の出力端子の外観を表す画像を含むブロック図であることを特徴とする請求項6または7記載の音声信号処理の表示方法。
  9. 前記ミキサは、前記第1および第2の出力端子の近傍に表示器を有するものであり、
    前記一群の音声信号を特定する情報を前記表示器に表示する過程
    をさらに有することを特徴とする請求項6または7記載の音声信号処理の表示方法。
  10. 前記出力信号処理部は、複数の出力ミキシングチャンネルに対して前記イコライジング処理を施すものであり、
    前記一群の音声信号を何れかの出力ミキシングチャンネルに割り当てる割当画面を表示する過程をさらに有し、
    前記割当画面においては、前記一群の音声信号が他の音声信号とは区別される表示態様で表示されることを特徴とする請求項6または7記載の音声信号処理の表示方法。
  11. 請求項1ないし10の何れかに記載の音声信号処理の表示方法を実行することを特徴とするミキサ。
  12. 請求項1ないし10の何れかに記載の音声信号処理の表示方法を処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2008278540A (ja) * 2008-08-02 2008-11-13 Yamaha Corp ミキサ

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