JP5181459B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、特にはチャネル部への応力の印加によってキャリア移動度を向上させる構成の半導体装置とその製造方法に関する。
MOS型の電界効果トランジスタの能力向上のため、ゲート線幅90nm以降では、ストレス(応力)を利用した移動度向上策が有効な方法としてプロセスに導入されている。つまり、n型の電界効果トランジスタ(nMOS)においてはチャネル部に引っ張り応力を印加し、p型の電界効果トランジスタ(pMOS)においてはチャネル部に圧縮応力を印加することで、各トランジスタのチャネル部におけるキャリアの移動度が向上するのである。このようなチャネル部への引っ張り応力および圧縮応力は、pMOSおよびnMOSを覆う応力膜(いわゆるストレス・ライナー膜であり例えば例えば窒化シリコン膜)、素子分離(shallow trench isolation:STI)、さらにはこれらの素子のソース/ドレイン表面に形成されるシリサイド層によって印加される(以上、例えば下記非特許文献1〜3参照)。
また、以上のようなストレスを利用した移動度向上策を、nMOSとpMOSとの両方を備えたCMOSに対して比較的簡便に導入する手法として、nMOS領域とpMOS領域とをそれぞれ異なる応力膜(ストレス・ライナー膜)で覆うデュアル・ストレス・ライナープロセスがあり、次のように行われる。
先ず、図9(1)に示すように、単結晶シリコンからなる基板1の表面側にSTIからなる素子分離2を形成し、基板1の表面層をアクティブ領域1a毎に分割する。次に、基板1上にゲート絶縁膜3を介してゲート電極4を形成した後、エクステンション領域(またはポケット領域)5形成のためのイオン注入を行う。次に、ゲート電極4の側壁にサイドウォールスペーサ6を形成した後、ソース/ドレイン7形成のためのイオン注入を行う。以上の各イオン注入は、nMOS領域1nとpMOS領域1pとでそれぞれ異なるマスクを形成して行われる。その後、不純物の活性化熱処理を行うことにより、基板1の表面側にnMOS10nとpMOS10pとを形成する。
次に、図9(2)に示すように、基板1に対して引っ張り応力を与える引っ張り応膜11を基板1上のnMOS領域1nのみに形成する。その後、図9(3)に示すように、基板1に対して圧縮応力を与える圧縮応力膜12を基板1上のpMOS領域1pのみに形成する。次に、図9(4)に示すように、応力膜11,12上に層間絶縁膜13を成膜して平坦化し、この層間絶縁膜13および応力膜11,12に対してpMOS10pおよびnMOS10nに達する接続孔13aを形成する。その後は、接続孔13aを介してpMOS10pおよびnMOS10nに接続された配線15を層間絶縁膜13上に形成して半導体装置を完成させる。
「2003 Symposium on VLSI Technology Digest of Technical Papers」 「2003 IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)」、(米国)、2003年 「2000 IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)」、(米国)、2000年
しかしながら、上述した応力膜を用いた構成では、図9(4)を用いて説明したように、応力膜11,12に接続孔13aが設けられるため、接続孔13aのレイアウトによっては、ソース/ドレイン7間のチャネル部への応力の印加状態に差が生じることになる。すなわち、接続孔13aのレイアウトは、接続孔13a間のショートを発生させないような最小値設計を満たすように形成されるが、その範囲でどのようにレイアウトされるかは製品毎に異なるため幾通りもある。このため、接続孔13aを形成する前の状態において、応力膜11,12によるチャネル部への応力の印加状態が同じであっても、接続孔13aの形成後には、チャネル部に近い位置に配置される接続孔13の数や、その配置状態によってチャネル部への応力の印加状態にバラツキが生じることになるのである。また、このような応力のバラツキは、素子の配置状態そのものにも影響をうけることになる。
そして、このようなチャネル部への応力の印加状態のバラツキは、トランジスタ特性のバラツキを引き起こす要因となる。これを防止するためには、設計段階において接続孔の配置状態にある程度の制限を設ける必要があるが、このような制限は半導体装置の性能を低下させる要因になる。
そこで本発明は、チャネル部に制御性良好に大きな応力を印加することが可能で、これにより特性バラツキが小さく、かつ性能が高く維持された半導体装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明の半導体装置は、応力膜を備えたMOS型のトランジスタに関する。このような半導体装置は、ゲート電極下のチャネル部に応力を印加するために、ゲート電極とその両脇における基板の表面とを覆う状態で応力膜が設けられている。このような構成において、特に、ゲート電極の両側でゲート電極の外側方向へ所定幅で離間した位置に、基板の表面層を掘り下げた段差が設けられている。そして応力膜が、少なくとも前記ゲート電極上方から前記ゲート電極の側方および前記ゲート電極側方の前記基板表面上を順に経由して前記段差の側壁の下端までを連続して覆う状態で設けられていることを特徴としている。
このような構成の半導体装置では、ゲート電極下のチャネル部が、ゲート電極から段差の側壁までを連続して覆う応力膜によって挟まれた状態となる。このため、チャネル部に印加される応力が逃げ難くなる。また、チャネル部に印加される応力は、ゲート電極から段差側壁までの距離および段差側壁の高さなど、ゲート電極から段差側壁までの応力膜によって連続して覆われる部分の設計値によって制御される。以上より、チャネル部に対してより大きな応力が、確実に制御された値で印加されるようになる。
また本発明は、上記構成の半導体装置の製造方法でもあり、次の手順を行うことを特徴としている。先ず、基板上にゲート電極を形成し当該ゲート電極脇における当該基板の表面層にソース/ドレイン拡散層を形成する。次に、ゲート電極の側壁にダミーのサイドウォールを形成する。次いで、ゲート電極およびダミーサイドウォールから露出する基板の表面層をエッチングし、当該基板の表面層に段差を形成する。そして、ダミーのサイドウォールを除去した後に、ゲート電極および段差の側壁を覆う状態で当該ゲート電極下のチャネル部に応力を印加するための応力膜を成膜する。
以上説明したように本発明によれば、チャネル部に対してより大きな応力を、確実に制御した値で印加することが可能になるため、特性バラツキが小さく、かつ性能が高く維持された半導体装置を得ることが可能になる。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、各実施の形態においては、先ず半導体装置の製造工程を説明し、次いでこの工程で得られる半導体装置の構成を説明する。
<第1実施形態>
先ず、図1(1)に示すように、単結晶シリコンからなる基板1の表面側にpMOSトランジスタ10pとnMOSトランジスタ10nとを形成する。この工程は、従来と同様の手順で行って良く、例えば次のように行われる。
先ず、基板1の表面側に酸化シリコンからなるSTI構造の素子分離2を形成し、基板1の表面層をアクティブ領域1a毎に分割する。分割された複数のアクティブ領域1aのいくつかはpMOSトランジスタ10pを形成するpMOS領域1pとなり、残りのいくつかはnMOSトランジスタ10nを形成するnMOS領域1nとなる。
次に、基板1上にゲート絶縁膜3を介してポリシリコンからなるゲート電極4を形成する。ここでは、例えば線幅の最小値Lmin=40nmのゲート電極4を形成する。その後、エクステンション領域5さらにはポケット領域形成のためのイオン注入を行う。この際、例えばエクステンション領域5の深さは約20nmとなるようにイオン注入エネルギーを調整する。また、このイオン注入は、pMOS領域1pとnMOS領域1nとでそれぞれ異なるマスクを形成して行われる。
次に、ゲート電極4の側壁に絶縁性のサイドウォール6を形成する。このサイドウォール6は、幅50nm程度であることとし、常圧CVD法によって成膜した酸化シリコン(SiO2)膜をエッチバックすることによって形成する。
その後、このサイドウォール6をマスクにしてソース/ドレイン7形成のためのイオン注入を行う。この際、ソース/ドレイン7の深さが約120nmとなるようにイオン注入エネルギーを調整する。また、このイオン注入は、pMOS領域1pとnMOS領域1nとでそれぞれ異なるマスクを形成して行われる。
以上の後には、不純物の活性化熱処理を行うことにより、基板1の表面側にpMOSトランジスタ10pとnMOSトランジスタ10nとを形成する。
次に、図1(2)に示すように、サイドウォール6を第1サイドウォール6とし、この外側に第2サイドウォール101を形成する。この第2サイドウォール101は、後に除去されるダミーのサイドウォールとして形成されるもので、第1サイドウォール6とは異なる材質で構成されることとし、ここでは例えば窒化シリコン(SiN)で構成されることとする。この際、窒化シリコン膜を堆積成膜し、基板1の表面をストッパとして窒化シリコン膜をエッチバックすることにより第2サイドウォール101を形成する。
また、第2サイドウォール101の幅Wは、例えばW=50nm以下の所定幅であることとする。ここで、第2サイドウォール101の幅Wを大きく設定するほど、pMOSトランジスタ10pとnMOSトランジスタ10nとにおけるチャネル移動度が高められる。このため、この幅Wは、pMOSトランジスタ10pとnMOSトランジスタ10nとに許容される領域1p,1nの大きさの範囲内において、pMOSトランジスタ10pとnMOSトランジスタ10nとに要求されるトランジスタ特性(特にチャネル移動度)を満たすように適切な値に設定されることとする。尚、pMOSトランジスタ10pとnMOSトランジスタ10nとで個別の値に設定されていても良い。
次に、図1(3)に示すように、窒化シリコンからなる第2サイドウォール101と、酸化シリコンからなる第1サイドウォール6および素子分離2をマスクにして、単結晶シリコンからなる基板1をエッチングする。これにより、基板1の表面層に段差dを設ける。この段差dは、ソース/ドレイン7の深さを越えない範囲であることが好ましく、ここでは例えば約20nm程度の大きさで形成することとする。尚、このエッチングにおいては、ポリシリコンで構成されたゲート電極4のエッチングも進む。
以上の後、図1(4)に示すように、基板1の露出表面層、すなわち段差dの底部に対して、イオン注入によって不純物を追加導入することにより、ソース/ドレイン7の一部を深く形成する。この工程は、pMOS領域1pとnMOS領域1nとでそれぞれ異なるマスクを形成して行われる。また、イオン注入後には不純物の活性化熱処理を行う。
次に、図2(1)に示すように、ポリシリコンからなるゲート電極4、および単結晶シリコンからなる基板1(ソース/ドレイン7)の露出面に、セルフアラインでシリサイド層103を形成する。
次いで、図2(2)に示すように、窒化シリコンからなる第2サイドウォール101を、ホット燐酸を用いたウェットエッチングによって選択的に除去する。これにより、ゲート電極4の両脇には、第2サイドウォール101の幅Wに対応する広さで、基板1における段差dの上部が露出する。
以上の後には、pMOS領域1pとnMOS領域1nとをそれぞれ個別に覆う応力膜を形成する。この工程は、従来と同様の手順で行って良く、例えば次のように行われる。
先ず、図2(3)に示すように、基板1上の全面に引っ張り応力膜11を成膜する。この際、基板1表面に形成した段差dの内壁をカバレッジ性良好に覆うように引っ張り応力膜11を成膜する。ここでは例えば、成膜条件を調整することにより基板1に対して引っ張り応力が加わるような膜質の窒化シリコン膜を、引っ張り応力膜11として成膜する。このような成膜条件として、例えば、成膜温度を400℃としたプラズマCVD法により、基板1に対して1.0〜1.4GPaの引っ張り応力を印加する窒化シリコン膜からなる引っ張り応力膜11を成膜する。その後、引っ張り応力膜11の上部に、ここでの図示を省略したレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクに用いたエッチングによって、nMOS領域1nのみに引っ張り応力膜11を残す。尚、エッチング終了後にはレジストパターンを除去する。
次に、図2(4)に示すように、基板1上の全面に圧縮応力膜12を成膜する。この際、基板1表面に形成した段差dの内壁をカバレッジ性良好に覆うように圧縮応力膜12を成膜する。ここでは例えば、成膜条件を調整することにより基板1に対して圧縮応力が加わるような膜質の窒化シリコン膜を、圧縮応力膜12として成膜する。このような成膜条件として、例えば、成膜温度を480℃としたプラズマCVD法により、基板1に対して2.0〜2.4GPaの圧縮応力を印加する窒化シリコン膜からなる圧縮応力膜12を成膜する。その後、圧縮応力膜12の上部に、ここでの図示を省略したレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクに用いたエッチングによって、pMOS領域1pのみに圧縮応力膜12を残す。この際、pMOS領域1pとnMOS領域1nとの境界部分では、引っ張り応力膜11と圧縮応力膜12とをオーバーラップさせる構造とする。これにより、圧縮応力膜12のエッチングにおいては、1層目の引っ張り応力膜11をストッパとしたエッチングを行う。尚、エッチング終了後にはレジストパターンを除去する。
次に、図3(1)に示すように、応力膜11,12上に、ゲート電極4を埋め込む厚膜の層間絶縁膜13を成膜する。ここでは先ず、例えば常圧CVD法(基板温度450℃)によって酸化シリコンからなる層間絶縁膜13を膜厚500nmで成膜し、この層間絶縁膜13を表面側から平坦化処理することによって150nm削り、膜厚350nmの表面平坦な層間絶縁膜13を形成することとする。
その後、この層間絶縁膜13および応力膜11,12に、pMOSトランジスタ10pとnMOSトランジスタ10nに達する各接続孔13aを形成する。これらの接続孔13aは、段差dの下部において、ソース/ドレイン7のシリサイド層103に達するように設けられることが重要である。またここでの図示は省略したが、ゲート電極4のシリサイド層103に達する接続孔も、同時に形成して良い。これらの接続孔13aの形成は、応力膜11,12をストッパにした層間絶縁膜13のパターンエッチングと、その後の応力膜11,12のエッチングによって行う。
次に、図3(2)に示すように、接続孔13aを介してpMOSトランジスタ10pおよびnMOSトランジスタ10nに接続された配線15を層間絶縁膜13上に形成する。この際、接続孔13a内を埋め込むプラグを形成し、このプラグに接続されるように層間絶縁膜13上に配線を形成しても良い。
以上により、nMOSトランジスタ10nを引っ張り応力膜11で覆い、pMOSトランジスタ10pを圧縮応力膜12で覆ってなり、いわゆるデュアル・ストレス・ライナープロセスを適用した半導体装置107-1を完成させる。
このようにして得られた半導体装置107-1は、pMOSトランジスタ10pおよびnMOSトランジスタ10nのそれぞれが、ゲート電極4に対して所定幅(Wに対応する)で離間した位置に、基板1の表面層をソース/ドレイン7の深さの範囲で掘り下げた段差dを備えている。そして、各応力膜11,12は、少なくともゲート電極4の上方から段差dの側壁までを連続して覆うように構成されたものとなる。
図4の要部拡大図に示すように、このような構成の半導体装置107-1では、ゲート電極4下のチャネル部chが、ゲート電極4から段差9の側壁までを連続して覆う応力膜11(12)によって挟まれた状態となる。このため、応力膜11(12)によって印加される応力がチャネル部chから逃げ難くなる。また、チャネル部chに印加される応力は、ゲート電極4から段差d側壁までにおいて、応力膜11(12)によって連続して覆われる部分の設計値、すなわちゲート電極4から段差dの側壁までの距離Wおよび段差dの側壁の高さなどによって制御される。つまり、ゲート電極4の両脇において、応力膜11(12)と基板1とが連続して接触する幅Wが大きい程、チャネル部chに印加される応力が大きくなる。また、ゲート電極4の両脇から連続して段差dの側壁を覆う応力膜11(12)の長さ、すなわち段差dの高さが高いほど、チャネル部に印加される応力を外側に逃がさずに押さえつけておく作用が強い。
したがって、上記幅Wが、図2(2)を用いて説明したように第2サイドウォール101の幅Wによって自己整合的に高精度に制御される本実施形態の構成においては、チャネル部に対して確実に制御した値の応力を印加することが可能である。また、ゲート電極4から段差dの側壁までを連続した応力膜11,12で覆う本実施形態の構成では、チャネル部に対して応力を逃がすことなく印加することが可能である。特に、応力膜11,12に形成する接続孔13aを段差dの下部としたことで、ゲート電極4から段差dの側壁までが部分的に途切れることもなく完全に連続した応力膜11,12で覆われるため、接続孔13aの形成による応力の低下が起こり難く、また接続孔13aのレイアウトに依存する応力のバラツキも発生することはない。
この結果、特性バラツキが小さく、かつキャリア移動度が高くて性能が高く維持されたpMOSトランジスタ10pおよびnMOSトランジスタ10nを備えた半導体装置107-1を得ることが可能になる。また接続孔のレイアウトに依存せずにチャネル部に印加する応力を一定にできるため、設計段階において応力のバラツキを考慮する必要もない。
<第2実施形態>
本第2実施形態は、第1実施形態の手順において第1サイドウォールと第2サイドウォールの材質を変更した実施形態であり、次のように行う。尚、第1実施形態と重複する手順の説明は省略する。
先ず、図5(1)に示すように、単結晶シリコンからなる基板1の表面側にnMOSトランジスタ10nとpMOSトランジスタ10pとを形成する。この際、ゲート電極4の側壁に形成する絶縁性の第1サイドウォール6’を、窒化シリコン(SiN)で構成するところが、第1実施形態と異なる。
次に、図5(2)に示すように、第1サイドウォール6’の外側に、ダミーのサイドウォールとして第2サイドウォール101’を形成する。この際、第2サイドウォール101’を、酸化シリコン(SiO2)で構成するところが第1実施形態と異なる。尚、第2サイドウォール101’の幅Wは、pMOSトランジスタ10pとnMOSトランジスタ10nとに許容される領域1p,1nの大きさの範囲内において、pMOSトランジスタ10pとnMOSトランジスタ10nとに要求されるトランジスタ特性(特にチャネル移動度)を満たすように適切な値に設定されることは、第1実施形態と同様である。
その後の工程は、第1実施形態と同様に行って良い。
つまり、先の図1(3)を用いて説明したと同様にして、酸化シリコンからなる第2サイドウォール101’と、窒化シリコンからなる第1サイドウォール6’と、酸化シリコンからなる素子分離2をマスクにして、単結晶シリコンからなる基板1をエッチングし、基板1の表面層に段差dを設ける。その後、図1(4)を用いて説明したと同様にして、段差dの底部に対して、イオン注入によって不純物を追加導入することにより、ソース/ドレイン7を深く形成する。次に、図2(1)を用いて説明したと同様にして、ポリシリコンからなるゲート電極4および基板1の露出面に、セルフアラインでシリサイド層103を形成する。
その後、図5(3)に示すように、酸化シリコンからなる第2サイドウォール101’を、希フッ酸を用いたウェットエッチングによって選択的に除去する。これにより、ゲート電極4の両脇には、第2サイドウォール101’の幅Wに対応する広さで、基板1における段差dの上部が露出する。またこれと共に、酸化シリコンからなるSTI構造の素子分離2もエッチングが進み、素子分離2を低くできる。
その後の工程は、第1実施形態において図2(3)〜図3(2)を用いて説明したと同様に行って良く、pMOS領域1pとnMOS領域1nとをそれぞれ個別に覆う応力膜を形成し、さらに層間絶縁膜、接続孔、および配線の形成を行う。
以上により、図5(4)に示すように、nMOSトランジスタ10nを引っ張り応力膜11で覆い、pMOSトランジスタ10pを圧縮応力膜12で覆ってなり、いわゆるデュアル・ストレス・ライナープロセスを適用した半導体装置107-2を完成させる。
このようにして得られた半導体装置107-2は、第1実施形態と同様に、pMOSトランジスタ10pおよびnMOSトランジスタ10nのそれぞれが、ゲート電極4に対して所定幅(Wに対応する)で離間した位置に、基板1の表面層をソース/ドレイン7の深さの範囲で掘り下げた段差dを備えている。そして、各応力膜11,12は、少なくともゲート電極4の上方から段差dの側壁までを連続して覆うように構成されたものとなる。したがって、第1実施形態と同様に、特性バラツキが小さく、かつキャリア移動度が高くて性能が高く維持されたpMOSトランジスタ10pおよびnMOSトランジスタ10nを備えた半導体装置107-2を得ることが可能になる。
また以上に加えて、図5(3)を用いて説明したように、素子分離2が低くなるため段差dの底部と素子分離2との高低差が小さくなり、層間絶縁膜13による埋め込みや、接続孔13a形成におけるプロセスマージンを拡大することができる。
<第3実施形態>
本第3実施形態は、第1実施形態の手順においてゲート電極上にオフセット絶縁膜を積層した実施形態であり、次のように行う。尚、第1実施形態と重複する手順の説明は省略する。
先ず、図6(1)に示すように、単結晶シリコンからなる基板1の表面側にpMOSトランジスタ10pとnMOSトランジスタ10nとを形成する。この際、ゲート電極4の上部に酸化シリコンからなるオフセット絶縁膜201を積層させておくところが第1実施形態と異なる。このオフセット絶縁膜201は、膜厚20nm程度の酸化シリコン膜からなることとする。
その後の工程は、第1実施形態と同様に行って良い。
すなわち先ず、図6(2)に示すように、酸化シリコンからなる第1サイドウォール6の外側に、窒化シリコンからなる第2サイドウォール101を形成する。尚、第2サイドウォール101の幅Wは、pMOSトランジスタ10pとnMOSトランジスタ10nとに許容される領域1p,1nの大きさの範囲内において、pMOSトランジスタ10pとnMOSトランジスタ10nとに要求されるトランジスタ特性(特にチャネル移動度)を満たすように適切な値に設定されることは、第1実施形態と同様である。
次に、図6(3)に示すように、窒化シリコンからなる第2サイドウォール101と、酸化シリコンからなる第1サイドウォール6および素子分離2、さらにオフセット絶縁膜201をマスクにして、単結晶シリコンからなる基板1をエッチングし、基板1の表面層に段差dを設ける。この際、オフセット絶縁膜201がマスクとなり、ポリシリコンからなるゲート電極4がエッチングされることを防止できる。
その後の工程は、第1実施形態において図1(4)〜図3(2)を用いて説明したと同様に行って良く、pMOS領域とnMOS領域とをそれぞれ個別に覆う応力膜を形成し、さらに層間絶縁膜、接続孔、および配線の形成を行う。
以上により、図6(4)に示すように、nMOSトランジスタ10nを引っ張り応力膜11で覆い、pMOSトランジスタ10pを圧縮応力膜12で覆ってなり、いわゆるデュアル・ストレス・ライナープロセスを適用した半導体装置107-3を完成させる。
このようにして得られた半導体装置107-3は、第1実施形態と同様に、pMOSトランジスタ10pおよびnMOSトランジスタ10nのそれぞれが、ゲート電極4に対して所定幅(Wに対応する)で離間した位置に、基板1の表面層をソース/ドレイン7の深さの範囲で掘り下げた段差dを備えている。そして、各応力膜11,12は、少なくともゲート電極4の上方から段差dの側壁までを連続して覆うように構成されたものとなる。したがって、第1実施形態と同様に、特性バラツキが小さく、かつキャリア移動度が高くて性能が高く維持されたpMOSトランジスタ10pおよびnMOSトランジスタ10nを備えた半導体装置107-3を得ることが可能になる。
また以上に加えて、図6(3)を用いて説明したように、基板1に段差dを形成する場合のエッチングにおいて、オフセット絶縁膜201がマスクとなってゲート電極4がエッチングされることがない。このため、ゲート電極4の高さばらつきを減らすことができる。したがって、ゲート電極4から段差dの側壁を連続して覆う応力膜11,12の大きさが均一化され、応力膜11,12によるチャネル部への応力の印加を、さらに安定した値に保つことができる。
また、次の工程で追加のイオン注入を行う場合に、注入イオン種がゲート電極を突き抜けることを防止でき、ゲート電極4下のチャネル部に於ける不純物濃度を高精度に保つことができると共に、ゲート絶縁膜の信頼性を維持することが可能である。
<第4実施形態>
本第4実施形態は、第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせた実施形態である。つまり、図7(1)に示すように、第2実施形態のように第1サイドウォール6’を窒化シリコン(SiN)で構成し、第2サイドウォール101'を素子分離2と同様の酸化シリコン(SiO2)で構成する手順において、第3実施形態のようにゲート電極4上にオフセット絶縁膜201’を積層した構成とする。この場合、オフセット絶縁膜201’は、第1サイドウォール6’と同様の窒化シリコン(SiN)で構成するところが重要である。
このような実施形態によれば、第2サイドウォール101’、オフセット絶縁膜201’、および素子分離(SiO2)をマスクにして、単結晶シリコンからなる基板1をエッチングして基板1の表面層に段差dを設ける際、オフセット絶縁膜201’がマスクとなり、ポリシリコンからなるゲート電極4がエッチングされることを防止できる。
その後、図7(2)に示すように、酸化シリコンからなる第2サイドウォール101’を、希フッ酸を用いたウェットエッチングによって選択的に除去する際、酸化シリコンからなるSTI構造の素子分離2もエッチングが進み、素子分離2を低くできる。
したがって、第1実施形態から第3実施形態で説明した効果を合わせて得ることができる。
<第5実施形態>
本第5実施形態は、上述した第1〜第4実施形態の構成のMOSトランジスタと共に、従来の構成のMOSトランジスタを基板の表面側に設けた実施形態である。
ここでは、先ず図8に示すように、単結晶シリコンからなる基板1上に、複数のnMOSトランジスタ10nとpMOSトランジスタ10pとを複数形成する。ここでは、2つのnMOSトランジスタ10nと、1つのpMOSトランジスタ10pを図示した。
そして、マスクを用いた加工によって、一部のnMOSトランジスタ10n、およびここでの図示を省略した一部のpMOSトランジスタ1pに対して、ゲート電極4の両脇において幅Wだけ離間させた位置に段差dを形成する。そして、段差dを形成したnMOSトランジスタを、nMOSトランジスタ10n’とする。また、ここでの図示は省略したが、段差dを形成したpMOSトランジスタをpMOSトランジスタ10p’とする。この工程は、例えば第1実施形態において図1(2)〜図2(2)を用いて説明したと同様に行う。尚、図2(2)で説明したシリサイド化の工程は、全てのMOSトランジスタ10p,10nに対して行って良い。
以上の後には、段差dの形成にかかわらず、全てのnMOSトランジスタ10n,10n’を引っ張り応力膜11で覆い、全てのpMOSトランジスタ10p,10p’を圧縮応力膜12で覆う。次に、これらの応力膜11,12上に層間絶縁膜13を成膜して平坦化し、この層間絶縁膜および応力膜11,12に対して接続孔13aを形成する。そして、これらの接続孔13aを介してMOSトランジスタ10n,10n’,10p,10p’に接続する配線15を形成する。
その後、段差を形成していないMOSトランジスタ10n,10pのうち、特に高いトランジスタ特性(キャリア移動度)が要求される素子について特性試験を行う。特性試験の結果、トランジスタ特性が不充分であると判断されたMOSトランジスタ10n,10pが検出された場合には、検出されたMOSトランジスタ(例えばnMOSトランジスタ10nまたはpMOSトランジスタ10p)に換えて段差dを形成したnMOSトランジスタ10n’(またはpMOSトランジスタ10p’を用いて回路が形成されるように、配線15の一部を切断および接続させる。
以上のような第5実施形態によれば、トランジスタ特性が不充分と判断されたMOSトランジスタのみを、段差dを備えたことによって高機能化された上記第1実施形態のMOSトランジスタに差し替えることができる。これにより、高機能ではあるが、接続孔13aの形成位置に制限が加わることで素子領域が拡大される段差dを備えた第1実施形態のMOSトランジスタの形成数を最小限に抑えつつ、所望の機能を備えた半導体装置108を得ることができる。
そして、製品の量産立ち上げ時のPerformance改善の設計変更を簡便にでき、又は設計上の冗長をこれでもたせることも出来る。
尚、本第5実施形態における段差dを備えたMOSトランジスタの形成には、第1実施形態の適用に限定されることはなく、第2〜第4実施形態を適宜選択して適用することができる。
第1実施形態を説明するための断面工程図(その1)である。 第1実施形態を説明するための断面工程図(その2)である。 第1実施形態を説明するための断面工程図(その3)である。 発明の効果を説明するための要部拡大断面図である。 第2実施形態を説明するための断面工程図である。 第3実施形態を説明するための断面工程図である。 第4実施形態を説明するための断面工程図である。 第5実施形態を説明するための断面図である。 従来例を説明するための断面工程図である。
符号の説明
1…基板、4…ゲート電極、7…ソース/ドレイン、6,6’…第1サイドウォール、10n,10n’…nMOSトランジスタ、10p…pMOSトランジスタ、11…引っ張り応力膜、12…圧縮応力膜、101,101’…第2サイドウォール(ダミーのサイドウォール)、107-1、107-2、107-3、1085…半導体装置、201,201’…オフセット絶縁膜、d…段差、W…幅

Claims (12)

  1. 基板上に設けられたゲート電極と、当該ゲート電極脇における前記基板の表面層に設けられたソース/ドレイン拡散層と、前記ゲート電極下のチャネル部に応力を印加するため応力膜とを備えた半導体装置において、
    前記ゲート電極の両側で前記ゲート電極の外側方向へ所定幅で離間した位置に、前記基板の表面層を掘り下げた段差が設けられ、
    前記応力膜は、少なくとも前記ゲート電極上方から前記ゲート電極の側方および前記ゲート電極側方の前記基板表面上を順に経由して前記段差の側壁の下端までを連続して覆う
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記応力膜は、前記ゲート電極と共に当該ゲート電極の側壁に設けられた絶縁性のサイドウォールを覆う状態で設けられ、
    前記段差は前記サイドウォールに対して離間した位置に設けられていることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の半導体装置において、
    前記段差の下部における前記応力膜部分に、前記ソース/ドレイン拡散層に達する接続孔が設けられていることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の半導体装置において、
    前記ソース/ドレイン拡散層は、前記段差の下部に対応する部分が他の部分よりも深く形成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の半導体装置において、
    前記基板の表面層を前記ソース/ドレイン拡散層の深さの範囲で掘り下げた段差が設けられた素子と共に、
    前記段差を設けていない素子を備えたことを特徴とする半導体装置。
  6. 基板上にゲート電極を形成し当該ゲート電極脇における当該基板の表面層にソース/ドレイン拡散層を形成する工程と、
    前記ゲート電極の側壁にダミーのサイドウォールを形成する工程と、
    前記ゲート電極およびダミーサイドウォールから露出する前記基板の表面層をエッチングし、当該基板の表面層に段差を形成する工程と、
    前記ダミーのサイドウォールを除去した後に前記ゲート電極および前記段差部分の側壁を覆う状態で当該ゲート電極下のチャネル部に応力を印加するための応力膜を成膜する工程とを行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項6記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ゲート電極はポリシリコンからなると共に上部にオフセット絶縁膜が積層され、
    前記段差を形成する工程では、前記オフセット絶縁膜によって前記ゲート電極を保護しつつ前記基板の表面層のみをエッチングすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 請求項6または請求項7に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記段差を形成した後、前記応力膜を形成する前に、前記基板の表面層に不純物を追加導入することにより前記ソース/ドレイン拡散層を深く形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 請求項6乃至請求項8の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ソース/ドレイン拡散層を形成する工程では、前記ゲート電極の側壁にサイドウォールを形成し、その前と後とで前記基板の表面層に不純物を導入し、
    前記ダミーのサイドウォールを形成する工程では、前記サイドウォールに対して選択的に除去可能な材料を用いて当該サイドウォールの外側に当該ダミーのサイドウォールを形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 請求項6乃至請求項9の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記基板の表面層を前記ソース/ドレイン拡散層の深さの範囲で掘り下げた段差が設けられた素子と共に、前記段差を設けていない素子を形成し、
    前記段差を設けていない素子の特性が不充分であると判断された場合に、当該不充分と判断された素子に換えて前記段差が設けられた素子を用いて回路を形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 基板上に設けられたゲート電極と、
    当該ゲート電極脇における前記基板の表面層に設けられたソース/ドレイン拡散層と、
    前記ゲート電極の両側でかつ前記ゲート電極の外側方向へ所定幅で離間した位置において前記基板の表面を掘り下げた段差と、
    前記ゲート電極下のチャネル部へ応力を印加するために、少なくとも前記ゲート電極と、前記ゲート電極両側でかつ側方の前記基板の表面と、前記段差と、を覆う状態で設けられた応力膜と、を備える半導体装置の製造方法であって、
    前記所定幅を変えることによって前記チャネル部へ印加する応力の大きさを変えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 基板上に設けられたゲート電極と、
    当該ゲート電極脇における前記基板の表面層に設けられたソース/ドレイン拡散層と、
    前記ゲート電極の両側でかつ前記ゲート電極の外側方向へ所定幅で離間した位置において前記基板の表面を掘り下げた段差と、
    前記ゲート電極下のチャネル部へ応力を印加するために、少なくとも前記ゲート電極と、前記ゲート電極両側でかつ側方の前記基板の表面と、前記段差と、を覆う状態で設けられた応力膜と、を備える半導体装置の製造方法であって、
    前記所定幅と前記段差の深さとを変えることによって前記チャネル部へ印加する応力の大きさを変えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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