JP5181459B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
先ず、図1(1)に示すように、単結晶シリコンからなる基板1の表面側にpMOSトランジスタ10pとnMOSトランジスタ10nとを形成する。この工程は、従来と同様の手順で行って良く、例えば次のように行われる。
本第2実施形態は、第1実施形態の手順において第1サイドウォールと第2サイドウォールの材質を変更した実施形態であり、次のように行う。尚、第1実施形態と重複する手順の説明は省略する。
本第3実施形態は、第1実施形態の手順においてゲート電極上にオフセット絶縁膜を積層した実施形態であり、次のように行う。尚、第1実施形態と重複する手順の説明は省略する。
本第4実施形態は、第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせた実施形態である。つまり、図7(1)に示すように、第2実施形態のように第1サイドウォール6’を窒化シリコン(SiN)で構成し、第2サイドウォール101'を素子分離2と同様の酸化シリコン(SiO2)で構成する手順において、第3実施形態のようにゲート電極4上にオフセット絶縁膜201’を積層した構成とする。この場合、オフセット絶縁膜201’は、第1サイドウォール6’と同様の窒化シリコン(SiN)で構成するところが重要である。
本第5実施形態は、上述した第1〜第4実施形態の構成のMOSトランジスタと共に、従来の構成のMOSトランジスタを基板の表面側に設けた実施形態である。
Claims (12)
- 基板上に設けられたゲート電極と、当該ゲート電極脇における前記基板の表面層に設けられたソース/ドレイン拡散層と、前記ゲート電極下のチャネル部に応力を印加するための応力膜とを備えた半導体装置において、
前記ゲート電極の両側で前記ゲート電極の外側方向へ所定幅で離間した位置に、前記基板の表面層を掘り下げた段差が設けられ、
前記応力膜は、少なくとも前記ゲート電極上方から前記ゲート電極の側方および前記ゲート電極側方の前記基板表面上を順に経由して前記段差の側壁の下端までを連続して覆う
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1に記載の半導体装置において、
前記応力膜は、前記ゲート電極と共に当該ゲート電極の側壁に設けられた絶縁性のサイドウォールを覆う状態で設けられ、
前記段差は前記サイドウォールに対して離間した位置に設けられていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1または請求項2に記載の半導体装置において、
前記段差の下部における前記応力膜部分に、前記ソース/ドレイン拡散層に達する接続孔が設けられていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載の半導体装置において、
前記ソース/ドレイン拡散層は、前記段差の下部に対応する部分が他の部分よりも深く形成されている
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載の半導体装置において、
前記基板の表面層を前記ソース/ドレイン拡散層の深さの範囲で掘り下げた段差が設けられた素子と共に、
前記段差を設けていない素子を備えたことを特徴とする半導体装置。 - 基板上にゲート電極を形成し当該ゲート電極脇における当該基板の表面層にソース/ドレイン拡散層を形成する工程と、
前記ゲート電極の側壁にダミーのサイドウォールを形成する工程と、
前記ゲート電極およびダミーサイドウォールから露出する前記基板の表面層をエッチングし、当該基板の表面層に段差を形成する工程と、
前記ダミーのサイドウォールを除去した後に前記ゲート電極および前記段差部分の側壁を覆う状態で当該ゲート電極下のチャネル部に応力を印加するための応力膜を成膜する工程とを行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項6記載の半導体装置の製造方法において、
前記ゲート電極はポリシリコンからなると共に上部にオフセット絶縁膜が積層され、
前記段差を形成する工程では、前記オフセット絶縁膜によって前記ゲート電極を保護しつつ前記基板の表面層のみをエッチングすることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項6または請求項7に記載の半導体装置の製造方法において、
前記段差を形成した後、前記応力膜を形成する前に、前記基板の表面層に不純物を追加導入することにより前記ソース/ドレイン拡散層を深く形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項6乃至請求項8の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
前記ソース/ドレイン拡散層を形成する工程では、前記ゲート電極の側壁にサイドウォールを形成し、その前と後とで前記基板の表面層に不純物を導入し、
前記ダミーのサイドウォールを形成する工程では、前記サイドウォールに対して選択的に除去可能な材料を用いて当該サイドウォールの外側に当該ダミーのサイドウォールを形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項6乃至請求項9の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
前記基板の表面層を前記ソース/ドレイン拡散層の深さの範囲で掘り下げた段差が設けられた素子と共に、前記段差を設けていない素子を形成し、
前記段差を設けていない素子の特性が不充分であると判断された場合に、当該不充分と判断された素子に換えて前記段差が設けられた素子を用いて回路を形成する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 基板上に設けられたゲート電極と、
当該ゲート電極脇における前記基板の表面層に設けられたソース/ドレイン拡散層と、
前記ゲート電極の両側でかつ前記ゲート電極の外側方向へ所定幅で離間した位置において前記基板の表面を掘り下げた段差と、
前記ゲート電極下のチャネル部へ応力を印加するために、少なくとも前記ゲート電極と、前記ゲート電極両側でかつ側方の前記基板の表面と、前記段差と、を覆う状態で設けられた応力膜と、を備える半導体装置の製造方法であって、
前記所定幅を変えることによって前記チャネル部へ印加する応力の大きさを変えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 基板上に設けられたゲート電極と、
当該ゲート電極脇における前記基板の表面層に設けられたソース/ドレイン拡散層と、
前記ゲート電極の両側でかつ前記ゲート電極の外側方向へ所定幅で離間した位置において前記基板の表面を掘り下げた段差と、
前記ゲート電極下のチャネル部へ応力を印加するために、少なくとも前記ゲート電極と、前記ゲート電極両側でかつ側方の前記基板の表面と、前記段差と、を覆う状態で設けられた応力膜と、を備える半導体装置の製造方法であって、
前記所定幅と前記段差の深さとを変えることによって前記チャネル部へ印加する応力の大きさを変えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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