JP5180305B2 - 映像スイッチャを用いたauxバス上の映像トランジションの生成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、ミキシング‐エフェクトプロセッサ(M/E)およびデジタル画像マニピュレータ(DPM)を含む映像処理ユニットを有する映像スイッチャに関する。より具体的には、本発明は、映像処理ユニットを有する映像スイッチャのAUX(auxiliary)バス上でトランジションエフェクトを提供する方法およびそのシステムに関する。
一般に、映像スイッチャによって、1つのビデオ入力信号から別のビデオ入力信号へスイッチングすることができる。「入力ソース」または「ソース」とも称される入力信号は、カメラ、ビデオプレーヤおよび他の映像機器からスイッチャに送信される信号である。このように、映像スイッチャは、テレビ番組制作のための強力なツールである。スイッチャは、複数のビデオ入力信号を受信し、これらの信号を処理し、次に処理した映像を出力する。効果的なリアルタイムのスイッチャオペレーションは、ライブの制作にとって不可欠なものであり、撮影後の編集における貴重な時間も節約することができる。デジタルエレクトロニクスの出現によって、デジタル化された映像信号で動作して処理能力が向上された映像スイッチャが開発されてきた。さらに、高度なデジタル処理のおかげで、より複雑で精巧になったデジタルエフェクトをビデオ画像に組み込むことは普通のことになってきている。
今日、スイッチャは、映像処理およびビデオ画像エフェクトを実行する能力を持った映像処理ユニットを利用することができる。これらの映像処理ユニットは、ほとんどの場合ミキシングプロセッサ/エフェクトプロセッサ(M/E)であるが、デジタル画像マニピュレータ(DPM)、デジタル映像エフェクタ(DVE)ユニット、映像ストア、またはスチルストアであっても良い。映像処理ユニットは、通常、図1の映像プロセッサ105として示される。図1にはM/E104も示されているが、前述のように、映像プロセッサ105は、M/E、DPM、DVEまたは他の何らかの映像プロセッサであっても良い。
M/Eなどの映像プロセッサは、ビデオ画像の二次元圧縮および三次元変換を含む非常に優れた機能のほかに、バックグラウンド信号のどこにでもデジタル処理で修正された映像信号を配置する能力も有する。
公知のスイッチャはまた、ワイプ、ディゾルブおよびキーなどのエフェクトを作り出す。例えば、スイッチャは、1つのシーンから別のシーンに「ワイプすること」によって、または、直接もしくは黒などの中間色のバックグラウンドを介して1つのシーンを別のシーンにディゾルブ(溶暗)することによって、シーンを変えることができる。さらに、スイッチャは、例えば、文字発生器の出力をバックグラウンド入力とミックスし、それによって、例えばセルフキー、ルミナンスキーまたはプリセットパターンキーなどの特定のキーの信号に従って、バックグラウンドの上にテキストを「重ねること」ができる。公知のスイッチャは、ほとんどのどのような入力信号も取り込んで、ほとんどどのようなバックグラウンド上にもその信号を重ねることができる。
図1は、本発明を説明するのに役立つ映像スイッチャ100を示す。映像スイッチャ(別名ビジョンミキサー)の内部構造は、通常、1つまたは複数の映像処理ユニット(104、105)に加えてクロスポイントからなるビデオルーティングマトリクス102から成る。複数の映像処理ユニット(104、105)は、上述のように、圧縮および変換などのデジタルエフェクトを実行する映像機器であり、ほとんどの場合複数のM/E104であるが、複数のDVEもしくは複数のDPM、映像ストアまたはスチルストア等であっても良い。
映像スイッチャ100へのプライマリ入力106は、入力としてスイッチャのルーティングマトリクス102へ接続されている。入力は、例えばカメラ、ビデオプレーヤおよび他の映像機器などのいずれかの映像ソースからであっても良い。ルーティングマトリクス102からの出力は、AUX(auxiliary:補助)出力110、プライマリ出力108、および処理ユニット(104、105)にルーティングされる出力を含むことができる。
図1に示すように、処理ユニット(104、105)からの出力は、ルーティングマトリクス102への入力として返送される(再入力された入力107を参照のこと)。従って、再入力された入力107は、プライマリ出力108にスイッチングされて、次にそれはルーティングマトリクス102からの出力として取り込まれる。いくつかのスイッチャ(図1に図示せず)では、プライマリ出力は、処理ユニット(104、105)から直接生じる。
通常、プライマリ出力108は、プライマリ入力106および/または再入力された入力107にあらかじめ割り当てられる。プライマリ出力108は、通常、ライブの製作(プライマリTVフィード)のために用いられるのに対して、AUX出力110は通常、二次的な目的のために用いられる。例えば、AUXバス出力は、スタジオモニタに入力(feed)するために用いることができ、他の場所に入力(feed)を提供するかまたはエンジニアリングコンフィデンスモニタのための入力を提供することができる。近年、AUXバス出力は、テレビスタジオ(おそらく、ソースを受信しているモニタがテレビ放送の一部として用いられるニュースまたは気象放送)の「オンエアセット」に分類されるモニタに入力するために用いられてきた。AUX出力は通常、映像スイッチャコントロールパネル上にダイレクトインタフェースボタンを有する。ダイレクトインタフェースボタンはオペレータがAUX出力へのビデオフィードを制御できるようにし、これによってユーザインタラクションおよび素早い変化を可能にする。さらに、多くの設定では、リモートのAUXバス制御パネルを含んでいて、主な映像スイッチャのオペレータ以外のユーザが、特定のAUXバス上のソースの選択を制御することができる。
AUXバス上の出力は、ルーティングマトリックスを用いて1つのソースから別のソースへ「スイッチングすることができる」が、現在の実施例では、この「スイッチング」は、通常、単純なカットに限定されていた。例えば、1つの画像から別の画像への(即ち1つのソースから別のソースへの)ほぼ瞬間的なスイッチングである。このスイッチングは、ビデオフィールドまたはビデオフレームの垂直帰線消去期間の間に誤作動なしで実行される。現在のソースは、オペレータによって切り替えられるプライマリ入力106および新しいソースのうちの1つであってもよく、プライマリ入力106と同様であっても良い。このカットは、1つのソースから別のソースへのルーティングマトリックス内のクロスポイントを変更することによって実行されても良い。
米国特許第6,281,941号明細書
AUXバスの利用が増えており、AUXバスが「オンエアセット」に配されているプラズマクリーンなどのディスプレイデバイス(これらのディスプレイはここでオンエアルックの一部である)に入力(feed)することは現在普通のことである。従って、テレビプロデューサにはこれらの「オンエア」ディスプレイにより複雑なトランジション(transition:移行、切り替え)およびエフェクトを有することによってプロダクションの価値を改善したいという要請がある。例えば、ディゾルブ、ワイプ、ミックスまたはバックグラウンドDPMトランジションなどの、単純なカットを越えたこれらのディスプレイ上のエフェクトに対する要請がある。よって、トランジションエフェクトを提供することにおいてAUXバスに利用できる映像処理ユニットを有する必要性がある。例えば、AUXバスにエフェクトを提供するのに利用できる複数のM/E、複数の内部DPMを有する複数のM/E、または複数のDPMを有することである。
実際のところ、ディゾルブおよびワイプなどが掛かったトランジションエフェクトを実行することが、そもそも複数のM/Eが作られた理由の1つである。今日では、映像スイッチャは、通常、1つから5つのM/Eを有している。参照することにより本明細書に組み込まれている「複数のプログラム可能な出力を備えたミキシング‐エフェクトバンク」と題されたケビン・D.ウィンドレムによる特許文献1は、各M/Eにプライマリパーティションおよびセカンダリパーティションについての可能性を与えることによってM/Eの数を効果的に倍加することを教示している。結果として、特許文献1の発明は、スイッチャからのプライマリ出力の数を効果的に増加させ、プライマリ出力は、M/E出力から抽出される出力を多くの場合有している。
AUXバスおよびAUX出力について、ウィンドレムの概念は、単により多くのM/Eを加えることによってより多くのトランジションエフェクトを有する単純な方法を説明する。しかしながら、M/Eは複雑でかつ高価であり、時間とともに、M/Eはますます複雑になり続けている。従って、AUXバスの各々についてM/Eを加えることは実行可能でない。例えば、32のAUXバスを有するスイッチの可能性があり、それらは、例えば、128×128のルーティングマトリクスを有する可能性がある。将来はますます大きなサイズになる傾向にある。
他の従来技術による方法によれば、単により多くのM/Eを加えるよりはむしろ、軽量(lightweight)M/EもしくはミニM/Eと様々に名づけられる単純化された「軽量」M/E(複数)またはAUXバスエフェクトプロセッサを用いることを教示する。例えば、各AUXバスにおいて単純なミキサーに2つの入力を供給することである。この解決法は、バックグラウンド上に第3の入力および第4の入力をキー信号(ビデオバグなど)に加えることによって拡張されても良い。しかしながら、依然として、「軽量」M/E(複数)について、スイッチャに複雑さおよびコストを増大させる問題がある。
このように、従来技術は通常、ますます多くのM/E、DPM等をスイッチャに加えることかまたは非常に限定されたM/E(複数)を用いることを教示するが、このことは、各AUXバスにおいてこれらのミキシングリソースについての大量の複製をいずれかが有するという結果になる。またはこの特徴は、限定されるかまたは柔軟性がなく、特定のAUXバスで機能するだけである。よって、映像スイッチャの複雑さを最小にするとともに、映像スイッチャのAUXバスに対するトランジションエフェクトを柔軟に提供する映像スイッチャへの欲求がある。
上述の従来技術の明確な長所、特徴、および利点がどのようなものであっても、これらのいずれも本発明の目的を達成できていないしまた実行もできていない。
本発明は、ミキシング‐エフェクトアーキテクチャにおいて実施される方法およびそのシステムを提供する。このミキシング‐エフェクトアーキテクチャは、複数の映像処理ユニット(104、105)およびクロスポイントスイッチ(102)を含む。本方法は新しいソースの選択を受信するステップを含む。新しいソースは古いソース(502)からトランジションされることになる。本方法はさらに、映像処理(504)に貢献していない映像処理ユニット(104、105)を特定するステップ、映像処理に貢献していない特定された映像処理ユニット(104、105)に新しいソースおよび古いソースをルーティングするステップ(ステップ506)、特定された映像処理ユニット(104、105)の出力をAUXバスにルーティングするステップ(ステップ507)、映像処理に貢献していない特定された映像処理ユニット(104、105)を用いて古いソースと新しいソースとの間のトランジションエフェクトを実行するステップ(ステップ508)、および新しいソースをAUXバスにルーティングするステップ(ステップ509)を含む。
本発明は、ミキシング‐エフェクトバンクアーキテクチャを提供する。このミキシング‐エフェクトバンクアーキテクチャは、複数の映像処理ユニット(104、105)、および内蔵スイッチャルーティングマトリックス(102)を含む。ミキシング‐エフェクトバンクアーキテクチャは、複数の映像処理ユニット(104、105)のうちのどれが映像処理に貢献していないかを特定して、特定された映像処理ユニットを利用し、内蔵スイッチャルーティングマトリックス(102)を設定することによってトランジションエフェクトを実行する。内蔵スイッチャルーティングマトリックス(102)は、現在のソースおよび新しいソースを特定されたビデオ処理ユニットの入力にルーティングし、特定された映像処理ユニットの出力をAUXバスの出力(110)にルーティングすることによって設定されている。
上述の映像処理ユニット(104、105)は、例えば、ミキシング/エフェクトエンジン(202)であっても良いが、内蔵デジタル画像マニピュレータ(204)、デジタル画像マニピュレータ(206)、デジタルビデオエフェクト(DVE)ユニット、ビデオストア、またはスチルストアを備えたミキシング/エフェクトエンジンであっても良い。このミキシング/エフェクトエンジンは、プライマリパーティション(202a)およびセカンダリパーティション(202b)をさらに含むことができる。
映像制作スイッチャを示す図である。 本発明に関するミキシング‐エフェクトバンクアーキテクチャの実施形態を示す図である。 本発明の教示による映像スイッチャの内部構造の例示的な実施形態を示す図である。 本発明の教示に基づく2つの例示的なパネルレイアウトを示す図である。 本発明の教示に基づく2つの例示的なパネルレイアウトを示す図である。 各ミックエフェクトエンジンがさらにプライマリパーティションおよびセカンダリパーティションを含んでいる、複数のミキシング‐エフェクトエンジンを有するミキシング‐エフェクトアーキテクチャにおいて実施されるような本発明の例示的なチャートを示す図である。
本発明は、好適な実施形態に示されかつ説明されているが、本発明は、多くの異なる構成で製造することができる。本開示は本発明の原理およびその構造についての関連付けられた機能的な特定の実例とみなされることになっている。示された実施形態に本発明を限定することを意図しないという了解の下に、本発明の好適な実施形態が、図面に示され、本明細書において詳細に説明される。当業者は、本発明の範囲内で他の多くの可能な変形を想定することができる。
図1は、本発明のオペレーションを説明することに役立つ映像スイッチャ100を示す図である。映像スイッチャの内部構造は、通常、クロスポイントからなるビデオルーティングマトリクス102に加えて、1つまたは複数の映像処理ユニット104、105から成る。映像スイッチャ100は、上述のようにビデオフィードを提供するための入力および出力を有する。映像処理ユニット104、105は、ほとんどの場合M/E(複数) 104であるが、内蔵デジタル画像マニピュレータ(DPM)、内蔵DPMを備えた映像処理エンジン、DVE(複数)、ビデオストア、またはスチルストア等を有するM/E(複数)であっても良い。映像処理ユニットの特定のタイプが図に示されているが、いかなる映像処理エンジンも、一般的な用語である映像処理ユニットに置換できることが意図されている。
図2aは、ミキシング‐エフェクトバンクアーキテクチャを示す図である。ミキシング‐エフェクトバンクアーキテクチャは、内蔵スイッチャルーティングマトリックス200および複数の映像処理ユニットを含む。複数の映像処理ユニットは、例えば、ミキシング/エフェクトエンジン202、内蔵デジタル画像マニピュレータ(DPM)204を備えたミキシング/エフェクトエンジン、内蔵DPM206を備えた映像プロセッシングエンジンなどである。理解を容易にするために、付加的なユニットは示されていない。さらに、ミキシング‐エフェクトエンジン202、204の各々は、例えばウィンドレムに与えられた特許において説明したようなプライマリパーティションおよびセカンダリパーティションのようなプライマリパーティションおよびセカンダリパーティションをさらに含むことができる。よって、本発明は、複数のM/E、またはパーティションを備えた複数のM/Eに適用できる。
図1および図2aを参照すると、映像プロダクションスイッチャは、特にAUX出力110に対するトランジションエフェクトの要求を受信すると、ビデオフィードの映像処理に貢献していない映像処理ユニットを特定する。例えば、映像プロダクションスイッチャは、ユニット202、204または206が例えば「オンエア」映像処理などの映像処理に現在貢献しているかどうかを決定する。ユニット202、204または206のどれが利用できるかについて決定するときに、内蔵スイッチャルーティングマトリックス200は、特にAUX出力へビデオフィードを提供している現在のソースおよび新しい所望のソースを特定されたユニット202、204または206の入力にスイッチングする。2つのソースを特定された装置202、204または206にスイッチングすることに加えて、内蔵スイッチャルーティングマトリックス200は、特定されたユニットの出力を特定のAUX出力にスイッチングする。特定されたユニット202、204または206は、現在のソースから新しいソースへのトランジションを行うので、特定されたユニット202、204または206を利用する。トランジションエフェクトが完了すると、特定されたユニット202、204または206は、再利用のためにリリースされる。即ち、内蔵スイッチャルーティングマトリックス200は、新しいソースを特定のAUX出力に直接ルーティングする。よって、映像処理ユニットの処理能力が、割り当てられた期間の間このトランジションエフェクトを実行するために一時的に使用される。
あるいは、プライマリパーティションまたはセカンダリパーティションであるM/Eの1つのパーティションだけが、エフェクトのために一時的に使用される。この代替的実施形態においては、M/Eのパーティションが、トランジションエフェクトにおいて利用するために特定される。例えば、映像スイッチャのいくつかの設定において全く用いられないかもしれないセカンダリパーティションが特定される。このM/Eの処理能力を一時的に使用することによって、AUXバス上のソース同士の間で映像処理ユニットをAUXバスに割り当てる必要なしに、ミックス、ワイプまたはバックグラウンドDPMを提供する能力を提供する。
図2bは、例えば本発明による映像プロダクションスイッチャの一部を示す図である。この映像プロダクションスイッチャは、M/Eパーティション202aおよび202bを含み、1つのパーティションは、図2aに示したようなM/E202のプライマリパーティションであってもう1つのパーティションは図2aに示したようなM/E202のセカンダリパーティションであっても良い。この例では、ソース20がAUXバス出力5にビデオフィードを現在提供していると仮定される。AUXバス出力5は映像プロダクションスイッチャの出力であって、例えば図1のAUXバス出力110のうちの1つなどのAUXバス出力を介して映像プロダクションスイッチャからフィードされる。従って、現在のソース20を、内蔵ルーティングマトリックス200を介してAUXバス出力5に直接接続することができる。この例では、現在のソース20からソース21へのトランジションが求められている。ソース20およびソース21は、例えば、図1に示すように、内蔵スイッチャルーティングマトリクス102へのプライマリ入力106であっても良いし、どのようなタイプの映像ソースからビデオフィードが供給されても良い。
さらに図2bを参照すると、ミキシングトランジション、ワイプトランジションまたはバックグラウンドDPMトランジションなどのエフェクトを提供する例が示されている。通常、オペレータは、AUX出力バスを選択し、トランジションのタイプを選択し、また新しいソースを選択する。所望のAUX出力が選択されると、映像プロダクションスイッチャは、ソース20が現在のソースであってAUXバス出力5に内蔵スイッチングマトリックスを介してルーティングされてAUX出力に映像フィードを提供するということが分かる。トランジションエフェクトを提供するために、M/Eパーティション202aを利用して、映像処理のために一時的に使用することができるということが決定される。AUXバス5にフィードを能動的に提供しているソース20は、内蔵スイッチングマトリックス200を介して、M/Eパーティション202aの入力U1にルーティングされ、ソース21は、M/Eパーティション202aの入力U2にルーティングされ、M/Eパーティション202aの出力は、AUXバス出力5にルーティングされる。M/Eパーティション202aは、ミキシング、ワイプまたはバックグラウンドDPMなどのトランジションエフェクトを実行する。トランジションの最後に、ソース21は、AUXバス出力5に直接ルーティングされ、M/Eは切断される。この点で、M/Eパーティション202aは、おそらく異なった一組の入力およびAUX出力のための別のトランジションエフェクトを実行するために開放される。これによって、映像プロダクションスイッチャは、M/Eを一時的に使用することによってAUX出力について、ソース20からソース21にスイッチングしながら、トランジションエフェクトを実行する。
この例では、M/Eの2つのパーティションが示されているが、図2aに示されるように、通常複数のタイプの映像処理ユニットがあり、ミキシング‐エフェクトエンジンの各々はプライマリパーティションおよびセカンダリパーティションをさらに含む。ここで、内蔵スイッチングマトリックス200は、複数の映像処理ユニットのいずれかに対してトランジションエフェクトが所望されていてかつ利用可能な、即ち、映像処理に貢献していないソース(即ち20および21)をルーティングする。これは、利用できるM/Eのプライマリパーティションもしくはセカンダリパーティションまたは上述の映像処理ユニットのうちのいずれかであっても良い。次に、特定されたM/EまたはM/Eのプライマリパーティションもしくはセカンダリパーティションが、トランジションエフェクトを実行する。また、上記の検討では、1つのトランジションエフェクトを実行するために1つのM/EまたはM/Eのパーティションを用いることに言及している。しかしながら、同時にトランジションするために、複数のM/Eまたは複数のM/Eパーティションを利用することができる。従って、同時のエフェクトトランジションの数は、現在使用されていないM/Eパーティションの数に等しくても良い。
上述のように、代表的な映像スイッチャは複数の映像プロセッサを有している。映像プロセッサは、複数のM/E、複数のM/Eパーティション、内蔵DPMを備えたM/E、複数のDPM等であっても良い。どの映像プロセッサをAUXバス上のトランジションエフェクトに使用するかの選択には、多くの方法を決定することができる。1つの実施形態において、ユーザは、ビデオスイッチの様々なリソースを映像プロダクションについての必要性に割り当てることによって、スイッチャの全体的な構成を決定することができる。換言すれば、映像スイッチの配置を設定する際に、特定の映像処理ユニットが、主ビデオフィードおよびエフェクト処理で利用するために設定されて割り当てられる。多数の残りの(利用されていない)映像処理ユニットは、トランジションのためのAUXバス用に設定されている。「オンエア」プロダクションの間、AUXバス用に設定された映像処理ユニットを、次に上記のようにトランジションエフェクトのために利用することができる。
代替的な実施形態おいて、AUXバス用の映像処理ユニットは、どれが主ビデオフィードのために能動的に利用されていないかを、いずれかの映像処理ユニットを利用してオペレータによって、「オンエア」プロダクションの間に決定することができる。更なる実施形態では、映像スイッチャ自体が、どの映像処理ユニットが映像スイッチング設定によりAUXバス用に利用できるかについて決定する。さらに、映像処理ユニットは、M/EもしくはM/Eパーティション、内蔵DPMを備えたM/E等のうちのいずれであっても良い。
一旦、映像処理ユニットがAUXバス上で利用されるために決定されると、エフェクトのタイプをプログラムして試験することができる。例えばM/Eパーティションがワイプトランジションエフェクトのために用いられることになっている場合、オペレータは、AUXバストランジションとして利用するためにワイプトランジションを準備して試験することができる。トランジションエフェクトを準備して試験するために、コントロールパネルおよび/またはスイッチャに適したグラフィカルユーザインタフェース(GUI)(図示せず)を利用することが必要である。コントロールパネルの例示的な例が、図3および図4の各々に示されている。エフェクトを準備して試験する効果的な方法は、コントロールパネルとGUIメニューとの組合せを用いることである。
例えばワイプトランジションなどのエフェクトを設定するために、コントロールパネルおよびGUIメニューの組合せを用いてM/EまたはM/Eパーティションの制御を行って、ワイプトランジションに利用できるオプションを選択してプログラムすることが必要である。例えば、M/Eパーティションのためのトランジション期間、ワイプパターン、ボーダ、ソフトネス等を設定することは、スイッチャに応じて適切に、コントロールパネルとGUIメニューの設定との組合せを利用して実行される。一旦このエフェクトが設定されて試験されると、このエフェクトをAUXバストランジションのために利用することができる。トランジションエフェクトのパラメータ設定は、メモリレジスタに保存されて、M/Eパーティションをプログラムするために呼び出されてAUXバス上のトランジションを実行することができる。同じエフェクトのための異なる設定または異なるエフェクトのための設定を、異なるメモリレジスタにプログラムして保存することができる。エフェクトを実行するために、メモリレジスタ内のパラメータが単に呼び出されることが必要とされ、エフェクトは映像処理ユニットにプログラムされる。次に、プログラムされた映像処理ユニットを、いずれかの入力からいずれかのAUX出力用の別の入力へトランジションするために用いることができる。
図3および図4は、本発明の教示に基づく映像スイッチャの2つの例示的なパネルのレイアウトを示す図である。図3および図4で示すようなこれらの例示的なパネルのいずれにおいても、図1に示したようなAUXバス出力110およびルーティングマトリクス102の制御が、様々なボタンの操作によって行なわれる。例えば、図3において、コントロールパネルは、2列のボタンをAUXバス制御に委ねる。参照番号302で示される上の列のボタンは、例えば図1に示したような出力110のうちの1つなどの映像スイッチャのAUXバス出力を選択するために用いられる。参照番号304で示される2列目のボタンは、例えば図1の入力106のうちの1つなどの入力ソースを選択するために用いられる。
図3に示すように、2列のボタンは、AUX出力バスにフィードを提供している現在のソースに関して情報を提供する(2つの列の間の)LED/LCDパネル306を含む。単純なカットを実行するために、オペレータはカットが実行されることになっているAUX出力バスを選択しなければならない。これは、所望のAUX出力バスに関連付けられた上の列302のボタンを押下することによって行われる。現在選択されているAUX出力バスは、LED/LCDパネル306である照明されたボタンで示されても良いし、またはどのAUX出力バスが現在選択されているかを示すいくつかの他の手段で示されても良い。図3おいて、現在のソースの説明は、ボタン同士の間のLED/LCDパネル306によって提供される。次にユーザは、ユーザがカットするつもりのソース入力に関連付けられた下の列のボタン304を押下する。これによって、選択されたAUXバス上の新しいソースに、単純なカットを生じさせる。
図4に示したパネルを用いてカットを実行する手順は、参照番号402で示される上の列のボタンおよび参照番号404で示される2列目のボタンが複数の機能を有するように割り当てられていることを除いては図3のパネルと同様である。すなわち、Auxボタン405が押下されると、図3で説明したように、AUXバスに関連付けられるようになる。従って、ユーザがAUXバスを操作して制御したいときに、ユーザは最初にAux405を押下し、次にボタンの列(402、404)は、図3を参照して上述のように動作することができる。ここで再び、両方の列(402、404)は、パネル406によってそのバス上の現在の選択されているAUXバスおよび現在のソースを示すような表示でマークされても良い。上の列のボタン402を押下することによって、AUXバスが選択され、下の列のボタン404を押下することによって、選択されたAUXバス上で押下されたボタンに関連付けられた新しいソースに単純なカットを生じさせる。
上述のように、カットは従来技術において公知であり、従って、本発明は、単純なカットの代わりに新しいソースへのディゾルブまたはワイプなどのトランジションエフェクトを実行する機能を導入する。該機能は、M/EまたはM/Eパーティションなどの映像プロセッサを一時的に使用することによって実行され、トランジションエフェクトが完了すると、M/EまたはM/Eパーティションはリリースされて、別のAUXバスが利用することができる。
図3を参照すると、ミキシングトランジション、ワイプトランジション、またはバックグラウンドDPMトランジションを実行する例が説明されている。最初に、即ちトランジションを実行する前に、トランジションエフェクトは、映像スイッチャにおいてセットアップされなければならない。ソフトウェアグラフィカルユーザインタフェース(GUI)またはスイッチャコントロールパネルが、何の映像プロセッサがトランジションエフェクトのために用いられることになっているか(この例では、M/Eパーティションが用いられる)を画定するために用いられる。さらに、トランジションが生じることになる期間を定義するトランジション期間が定義される。例えば、ワイプトランジションをセットアップするために、GUIまたはコントロールパネルを利用してそのM/Eパーティションの制御を行って、M/Eパーティションのための、ワイプパターン、ボーダ、ソフトネス等を選択することが必要である。多くのこれらのエフェクトは、エフェクトメモリレジスタに記憶されてプログラムされ、トランジションのために利用される前にM/Eパーティション上で呼び出されて、様々なエフェクトが実施される。
M/Eパーティションがセットアップされた後、オペレータはAUXバス上でトランジションエフェクトを実行することができる。例えばミキシングトランジション、ワイプトランジションまたはバックグラウンドDPMトランジションなどのエフェクトを実行するために、オペレータは、所望のAUXバスがコントロールパネル上で現在選択されているバスであることを確認しなければならない。これは、図3のパネルによって、照明されたそのボタン302を有する現在選択されているバスでまたはパネル306にある表示のいずれかで示される。所望のAUXバスが現在選択されているバスでない場合、オペレータは所望のAUXバスを選択するために適当なボタン302を押下する。所望のAUXバスが現在選択されているバスであることを確認すると、パネル306はまた、AUXバス出力にビデオフィードを提供している現在の映像ソースを示す。
次にオペレータは、所望のエフェクトのためのボタンを押下する。例えば、図3のパネル307に示したようにDISSボタン(ミキシング用)、ワイプボタン、またはDPM BKGD(DPMバックグラウンドトランジション用)が押下される。次にパネル307の押下されたボタンは、選択された動作を示すために点滅する。DISSボタン、ワイプボタンまたはDPM BKGDボタンのいずれかを押下すると、ビデオルーティングマトリクス102は、選択されたAUXバス上の現在のソースを、M/Eパーティション(使用していないプライマリM/EパーティションまたはセカンダリM/Eパーティション)などの利用できる映像プロセッサにルーティングし、このM/Eパーティションの出力はAUXバス出力にルーティングされる。
次にオペレータは、トランジションされることになる新しいソースを押下する。例えば、オペレータは新しいソースに関連付けられたボタン304を押下する。オペレータが新しいソースに関連付けられたボタン304を押下すると、映像スイッチャは、AUXバス上の新しいソースをM/Eパーティションにルーティングする。M/Eパーティションはここで、現在のソースから新しいソースへの選択されたトランジションを行う。図3のパネルは、トランジションエフェクトの期間中、パネル307の押下されたDISSボタン、ワイプボタンまたはDPM BKGDボタンに点滅を停止させおよびタリー(tally)を高くすることによってこのトランジション動作を示す。
トランジションの最後に、映像スイッチャ100は、新しいソースをAUXバス出力へ直接ルーティングし、同じAUXバスまたは別のAUXバスによって次に利用されるためにM/Eパーティションをリリースする。さらに、DISSボタン、ワイプボタン、またはDPM BKGDボタンは、トランジションが完了したことを示して、もはや照明されていない。
映像スイッチャは、M/Eパーティションを一時的に使用することによって、かつ最後に別のAUXバス出力用にM/Eパーティションをリリースすることによって、AUXバス上のトランジションを完了した。映像スイッチャは、ハードウェアとソフトウェアとの組合せで制御されて、映像スイッチャは内蔵ルーティングを変更して現在のソースおよび新しいソースを使用していない映像プロセッサ(この例ではM/Eパーティションであった)に接続する。M/Eパーティションは、プログラムされたトランジションエフェクトを用いて新しいソースにトランジションし、トランジションの最後に、M/Eパーティションはその次の利用のためにリリースされる。
図5は、映像スイッチャまたはミキシング‐エフェクトアーキテクチャにおいて実施されるような、本発明による方法を説明する例示的な実施形態を示す図である。例えば、ミキシング‐エフェクトアーキテクチャは、上記の図1、図2a、および図2bに示しミキシング‐エフェクトアーキテクチャに類似している。本方法は、例えばミキシングトランジション、ワイプトランジションまたはDPMバックグラウンドトランジションなどのトランジションエフェクトを提供するために実施することができる。トランジションは、ビデオフィードを現在提供しているソースからAUX出力のための所望される新しいソースへのAUX出力に対してのものである。図5は、例えばプライマリパーティションおよびセカンダリパーティションなどの2つのパーティションを有するミキシング‐エフェクトエンジン(M/E)などの映像処理ユニットを仮定する。しかしながら、本発明は、あらゆる数のパーティション、パーティションのないM/E、または例えば上記した映像処理ユニットなどのいずれかの他の映像処理ユニットにも適用できる。
図5のボックス500に示すように、エフェクトは、任意で前もってセットアップされてメモリレジスタに保存される。例えば、トランジション期間、ワイプパターン、ボーダ、ソフトネス等の設定は、コントロールパネルとスイッチャに適したGUIメニューとの組合せを用いて実行される。トランジションエフェクトのパラメータ設定は、メモリレジスタに保存され、映像プロセッサがAUXバス上でトランジションを実行するようにプログラムするために呼び出される。同じエフェクトのための異なる設定または異なるエフェクトのための設定が、異なるメモリレジスタにプログラムされて保存されても良い。
図5のボックス501は、エフェクトをプログラムするためにメモリレジスタを任意に呼び出すステップを説明している。即ち、メモリレジスタのパラメータは、単に呼び出されることが必要であり、エフェクトは選択された映像処理ユニットにプログラムされる。次にプログラムされた映像処理ユニットが、トランジションエフェクトのために利用される。
DISS、ワイプ、またはDPM BKGDなどのトランジションエフェクトの選択を受信すると、現在のソースから新しいソースへの選択されたAUX出力上のトランジションが開始される(ボックス502)。トランジションを開始すると、利用できる映像処理ユニット(例えば、図2BのM/Eパーティション202a)が、映像処理ユニットにトランジションエフェクトを提供するために一時的に使用される(ボックス504)。利用できる映像処理ユニットは、映像処理に貢献していない映像処理ユニットとして特定されている。利用できる映像処理ユニットを特定する多くの方法が、上記において検討された。映像処理ユニットが特定されると、エフェクトパラメータはメモリから呼び出されて、映像処理ユニットがメモリレジスタからパラメータを用いてプログラムされることは任意である。そうでなければ、映像処理ユニットは、手入力でプログラムされるかまたは利用されるデフォルトのパラメータであっても良い。
映像処理ユニットの特定に続いて、現在のソース入力および選択された新しいソース入力の両方が、特定された利用できる映像処理ユニットにルーティングされる(ボックス506)。例えば、図2bにおいて、ソース20およびソース21は、M/Eパーティション202aにルーティングされた。
利用できる映像処理ユニットの出力は、AUXバス出力にルーティングされる(507)。例えば、図2bにおいて、M/Eパーティション202aの出力は、AUXバス5にルーティングされた。
次にトランジションエフェクトが、特定された映像処理ユニットを用いて実行される(ボックス508)。
新しいソースへのトランジションエフェクトに続いて、新しいソースは、AUXバス出力に直接ルーティングされる(ボックス509)。例えば、図2bにおいて、新しいソース21は、出力のためにAUXバス5に直接ルーティングされる。
このトランジションエフェクトに利用された映像処理ユニットは、同じAUXバス出力または別のAUXバス出力のいずれかによって、別のトランジションエフェクトのために用いられるためにここで開放される。
上記の検討においては、1つの映像処理ユニットを利用することについて言及しているが、複数の映像処理ユニットがAUXバスに割り当てられても良い。AUXバスへのリソースとして割り当てられた複数の映像処理ユニットを有することによって、同時に複数のトランジションエフェクトを行うことが可能となる。AUXバスに映像スイッチャのより多くのリソースを割り当てて、同時に複数のトランジションを行うことを可能にすることは、十分に本発明の範囲内である。
映像スイッチャAUXバス上にトランジションエフェクトを提供する方法およびシステムが、上記の実施形態において示されてきた。様々な実施形態が示されかつ説明されてきたが、かかる開示によって本発明を限定する意図はないことが理解されなければならない。むしろ、添付の請求の範囲において画定されるように、本発明の精神と範囲内にある全ての変更態様を含むことが意図されている。
本発明の実施形態において、本方法の構成要素のうちのいくつかまたは全ては、コンピュータ実行可能コードとして実装される。このようなコンピュータ実行可能コードは、複数のコンピュータ命令を含み、これらは予め定められた順番で実行されると本明細書において開示されたタスクの実行という結果が得られる。このようなコンピュータ実行可能コードは、ソースコードとしてまたはオブジェクトコードにおいて利用することができるかまたは、例えば、ポータブルメモリデバイスの一部として含まれても良い。また、インターネットからダウンロードされても良いし、またはプログラム記憶装置またはコンピュータ読取り可能媒体上で具体化されても良い。本発明の原理は、ハードウェアおよびソフトウェアの組合せとして実施されても良い。また、添付の図面において示されたいくつかの構成要素であるシステムの構成要素および方法をソフトウェアで実施することができるので、本発明がプログラムされる方法によって、システム構成要素同士の間または方法の機能ブロック同士の間の実際の結合は、本方法がプログラムされている方法により異なっていても良い。
コンピュータ実行可能コードが、いずれかの適当なアーキテクチャを含むマシンにアップロードされて、これにより実行されても良い。このマシンは、1つまたは複数の中央処理装置(「CPU」)、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、および入力/出力(「I/O」)インタフェースなどのハードウェアを有するコンピュータプラットフォームで実施されることが望ましい。コンピュータプラットフォームは、また、オペレーティングシステムおよびマイクロ命令コードを含むことができる。本明細書において説明された様々な方法および機能は、マイクロ命令コードの一部もしくはアプリケーションプログラムの一部、またはこれらのいかなる組合せのいずれであっても良い。これらは、このようなコンピュータまたはプロセッサが明示的に示されるにせよ示されないにせよ、CPUによって実行される。さらに、様々な他の周辺装置は、追加のデータ記憶装置および印刷装置などのコンピュータプラットフォームに接続されても良い。
図に示された様々な要素の機能は、専用のハードウェアの使用を介してでも適当なソフトウェアに付随してソフトウェアを実行することができるハードウェアの使用を介してでも提供することができる。プロセッサによって提供される場合、単一の専用のプロセッサによって、単一の共有プロセッサによって、またはそのうちの幾つかを共有することができる複数の個々のプロセッサによって、機能が提供されても良い。さらに、用語「プロセッサ」または「コントローラ」を明示に使用しているために、ソフトウェアを実行することができるハードウェアだけにもっぱら関連すると解釈されてはならない。デジタル信号プロセッサ(「DSP」)ハードウェア、ソフトウェアを格納するためのリードオンリメモリ(「ROM」)、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、および不揮発性記憶装置を暗示的に含むことができるが、これらに限定もされない。
他のハードウェア、従来のかつ/またはカスタムのハードウェアが含まれても良い。同様に、図に示されたあらゆるスイッチは、概念上だけのものである。これらの機能は、プログラムロジックを介して、専用のロジックを介して、プログラム制御および専用のロジックの相互作用を介して、または手入力ででも実行することができ、特定の技術は、内容からより具体的に理解される様に実施する人が選択することができる。
本明細書において説明された全ての例および条件つきの言語は、本発明の原理および発明者による技術の促進に貢献する概念を読者が理解する際の助けとなる教育的な目的を意図しており、かかる具体的に記載された例および条件に限定されないと解釈されるべきである。さらに、原理を説明している本明細書の全ての記載、態様および本発明の実施形態もそれらの具体例も、それらの構造上および機能上の均等物を含むことが意図されている。さらに、このような均等物には、現在公知の均等物も将来開発される均等物、即ち、構造に関係なく同じ機能を実行する、開発されるあらゆる要素を含むことが意図されている。

Claims (2)

  1. 複数の映像処理ユニットを含む映像スイッチングアーキテクチャにおける方法であって、
    現在の映像ソースからトランジションが所望されるAUXバス出力のための新しい映像ソースに対する選択を受信するステップと、
    映像処理に貢献していない映像処理ユニットを特定するステップと、
    前記新しい映像ソースおよび前記現在の映像ソースを、前記特定された映像処理に貢献していない映像処理ユニットにルーティングするステップと、
    前記特定された映像処理ユニットの出力を前記アーキテクチャの前記AUXバス出力にルーティングするステップと、
    前記特定された映像処理ユニットを利用して、前記現在の映像ソースと前記新しい映像ソースとの間でトランジションエフェクトを実行するステップと、
    前記トランジションエフェクトが完了すると、前記新しい映像ソースを、前記特定された映像処理ユニットをバイパスしている前記アーキテクチャの前記AUXバス出力にルーティングし、特定された映像処理ユニットをプライマリ出力で再利用するためにリリースするステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 複数の映像処理ユニットと、
    映像処理に貢献していない前記映像処理ユニットの1つを特定する手段と、
    新しい映像ソースおよび現在の映像ソースを映像処理に貢献していない前記特定された映像処理ユニットにルーティングする内蔵スイッチャルーティングマトリックスと、
    前記特定された映像処理ユニットを利用して、トランジションエフェクトを実行する手段であって、前記トランジションエフェクトが完了すると、前記新しい映像ソースを、前記特定された映像処理ユニットをバイパスしている前記アーキテクチャのAUXバス出力にルーティングし、特定された映像処理ユニットをプライマリ出力で再利用するためにリリースする手段と
    を備えたことを特徴とする映像スイッチングアーキテクチャ。
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