JP5179305B2 - 非接触給電装置 - Google Patents

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本発明は、高周波電流が流れる給電線と誘導結合されるピックアップ部を備え、ピックアップ部に誘起される誘導起電力によって負荷に給電する非接触給電装置に関するものである。
この種の非接触給電装置として、例えば、移動体の移動線路に沿って高周波電流を流す給電線を張設し、前記給電線と誘導結合されたピックアップ部を前記移動体に配置し、前記ピックアップ部に誘起される誘導起電力によって負荷(移動体を移動させる電動機)に給電するものが提供されている(特許文献1,2参照)。
ピックアップ部は、給電線を周方向に沿って囲む筒状のコアと、コアに巻線を巻回してなるコイルと、コイルとともに共振回路を構成するコンデンサとを有し、コイルに誘起される誘導起電力を共振回路による共振作用で増大させるようになっている。
特開2002−272021号公報 特開2005−261194号公報
ところで、高周波電流の周波数と共振回路の共振周波数を一致させたときに最も効率よく電力を伝達することができるが、ピックアップ部のコイルのインダクタンスにはばらつきが生じやすく、共振回路の共振周波数が高周波電流の周波数にほぼ一致するようにコンデンサの容量値を調整する必要がある。従来は、一つのプリント配線板に多数のコンデンサを予め実装しておき、施工現場においてプリント配線板から不要なコンデンサを除去したり、容量値の異なる別のコンデンサをプリント配線板に実装することでコンデンサの容量値(プリント配線板に実装されている全ての有効なコンデンサの合成容量値)を調整していた。
しかしながら、上記従来例のように施工現場でプリント配線板からコンデンサを取り外したりプリント配線板にコンデンサを実装することでコンデンサの容量値を調整した場合、調整作業に多大な手間がかかってしまうという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、共振回路の調整作業を簡素化できる非接触給電装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、高周波電流が流れる給電線と誘導結合されるピックアップ部を備え、ピックアップ部に誘起される誘導起電力によって負荷に給電する非接触給電装置において、ピックアップ部は、給電線を周方向に沿って囲む筒状のコアと、コアに巻線を巻回してなるコイルと、コイルを含む共振回路とを有し、共振回路は、コイルと電気的に接続される導体パターンが形成された母基板と、それぞれに1乃至複数のコンデンサが実装される複数の子基板と、母基板に対して各子基板を着脱自在に接続する複数のコネクタとを有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、コンデンサが実装されている子基板をコネクタによって母基板に着脱することにより、コイルとともに共振回路を構成するコンデンサの容量値を調整することができ、その結果、従来例と比較して共振回路の調整作業を簡素化できる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、コネクタは、母基板並びに子基板の法線方向が互いに直交する向きに母基板と子基板を接続してなることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、母基板の小型化が図れる。
本発明によれば、共振回路の調整作業を簡素化できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の非接触給電装置は、図3(a)に示すようにループ状に設置された給電線100と、給電線100に高周波電流を流す高周波電源110と、給電線100と誘導結合されるピックアップ部1とを備え、ピックアップ部1から負荷(例えば、インバータ並びにモータ)111に給電するものである。
給電線100は、図3(b)に示すように円筒形状の内管部101と、内管部101の外側に配置された円筒形状の外管部102と、内管部101と外管部102を互いに同心となるように連結する連結部103とが金属板を曲げ加工することで一体に形成された導体を、角筒状の合成樹脂成形品からなる絶縁体104で被覆して構成されている。すなわち、高周波電流が流れる給電線においては、導体の材料(金属板)が有する電気抵抗以外に表皮効果と近接効果による抵抗(高周波抵抗)が存在するが、図3(b)に示す二重管構造の導体を給電線100に用いれば、円柱形状の導体に比較して高周波抵抗を低減し且つ損失を減少させることができる。
ピックアップ部1は、コア2、コイル3、ボビン4、ケース5、受電回路部6を有している。受電回路部6は、コイル3とともに共振回路60を形成するコンデンサ(後述する)、コイル3並びにコンデンサの共振回路60から出力される共振電圧を定電圧化する定電圧回路などを有している。
コア2は、図1に示すように内周面及び外周面の双方が曲面(円筒面)で構成され且つ軸方向(紙面に垂直な方向)に交差する断面形状が略C形に形成されている。ここで、開口溝2aを挟んで対向するコア2の両端部20,20は、コア2の当該両端部20を除く部位(以下、「胴部」と呼ぶ。)21よりも、軸方向に沿った断面の面積が大きく形成されている。
ボビン4は、円弧状に湾曲した角筒形状の合成樹脂成形品からなり、軸方向の両端部に外鍔40が設けられている。尚、コア2は開口溝2aと反対側の箇所で胴部21が二分割されており、それぞれの胴部21,21にボビン4,4が外挿された後に胴部21,21の端部同士が接合されることによって、図1に示すコア2が構成されている。
コイル3は、絶縁被覆を有する巻線がボビン4,4に単層巻きされることで形成されている。尚、コア2の端部20と胴部21との段差が巻線の直径よりも大きく設定されており、コイル3がコア2の端部20よりも外側にはみ出さないようになっている。このようにコイル3がコア2の端部20よりも外側にはみ出さないことにより、コイル3の端部からコア2の端部20の外へ漏れる磁束を減らすことができる。
ケース5は、絶縁性を有する合成樹脂成形品からなり、コア2及びコイル3を収納する第1ケース50と、コイル3を除いた共振回路60を収納する第2ケース51とを具備している。第1ケース50は、コア2の形状に合わせて断面形状が略C字形に形成されている。第2ケース51は、一面が開口した矩形箱形に形成されている。
共振回路60は、第2ケース51の内底面近傍に当該内底面と平行して収納された矩形の母基板61と、それぞれに1乃至複数(図示例では2個)のコンデンサCが実装された複数の子基板62と、母基板61並びに各子基板62にそれぞれ設けられた複数のコネクタ63とで構成されている。母基板61の表面に導体パターン(図示せず)が形成されており、第1ケース51から第2ケース52へ引き込まれたコイル3の端末(図示せず)と当該導体パターンとが電気的に接続されている。子基板62は母基板61の数分の1程度の大きさであって、コネクタ63を構成する一対の端子ピン63b,63bが一の端面より突出している(図2(a)参照)。また、子基板62の表面に2個のコンデンサCが実装されており、子基板62の裏面には各コンデンサCの端子と端子ピン63b,63bとを電気的に接続する導体パターン(図示せず)が形成されている。
一方、端子ピン63b,63bが挿抜自在に差込接続される複数のジャック63aが母基板61の表面に実装され、導体パターンによってコイル3と電気的に接続されている。つまり、ジャック63aと端子ピン63b、63bによってコネクタ63が構成されており、コネクタ63を介してコイル3とコンデンサCが電気的に接続されることで共振回路60が形成されている。但し、このようなコネクタ63については従来周知であるから、詳細な構造についての図示並びに説明は省略する。
而して、開口溝2aを通してコア2の内側に配置される給電線100に高周波電流が流れると、給電線100を中心とする同心円上に高周波磁界(磁束)が発生し、磁束の大半がコア2内を周方向に沿って通過する。そして、当該磁束が高周波電流に応じて変化することによってコイル3に誘導起電力が生じる。コイル3に生じた誘導起電力は、コイル3とコンデンサCからなる共振回路60の共振作用で増大され、共振回路60から出力される共振電圧が定電圧回路において定電圧化されて負荷111に供給される。
ここで、図2(c)に示すように母基板61に複数個のコンデンサCが直接実装されている場合、共振回路60におけるコンデンサCの容量値を調整する作業においては、第2ケース51から母基板61を取り出し、母基板61に実装されているコンデンサCの端子から半田を除去して取り外す作業や、別のコンデンサCの端子を半田付けする作業などが必要となり、しかも、一度の作業で調整できなければ当該作業を何度も繰り返すことになるから、調整作業に多大な手間がかかってしまう。
これに対して本実施形態では、図2(a),(b)に示すようにコンデンサCが実装されている子基板62をコネクタ63によって母基板61に着脱することによってコンデンサCの容量値を簡単に調整することができる。その結果、図2(c)の従来構成と比較して、共振回路60の調整作業を簡素化できるものである。
ここで、本実施形態におけるコネクタ63(ジャック63aと端子ピン63b,63b)は、母基板61並びに子基板62の法線方向が互いに直交する向きに母基板61と子基板62を接続するものであるから、母基板61の小型化が図れるという利点がある。
本発明の実施形態1におけるピックアップ部の要部断面図である。 (a),(b)は同上におけるピックアップ部の要部斜視図、(c)は従来技術を適用したピックアップ部の要部斜視図である。 (a)は同上の全体構成図、(b)は同上における給電線の断面図である。
符号の説明
1 ピックアップ部
2 コア
3 コイル
60 共振回路
61 母基板
62 子基板
C コンデンサ

Claims (2)

  1. 高周波電流が流れる給電線と誘導結合されるピックアップ部を備え、ピックアップ部に誘起される誘導起電力によって負荷に給電する非接触給電装置において、
    ピックアップ部は、給電線を周方向に沿って囲む筒状のコアと、コアに巻線を巻回してなるコイルと、コイルを含む共振回路とを有し、
    共振回路は、コイルと電気的に接続される導体パターンが形成された母基板と、それぞれに1乃至複数のコンデンサが実装される複数の子基板と、母基板に対して各子基板を着脱自在に接続する複数のコネクタとを有することを特徴とする非接触給電装置。
  2. コネクタは、母基板並びに子基板の法線方向が互いに直交する向きに母基板と子基板を接続してなることを特徴とする請求項1記載の非接触給電装置。
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