JP5179292B2 - 口腔洗浄装置 - Google Patents

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    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C17/00Devices for cleaning, polishing, rinsing or drying teeth, teeth cavities or prostheses; Saliva removers; Dental appliances for receiving spittle
    • A61C17/02Rinsing or air-blowing devices, e.g. using fluid jets or comprising liquid medication

Description

本発明は、電解水を口腔内に噴射して口腔洗浄を行うために用いる口腔洗浄装置に関する。
従来、この種の口腔洗浄装置としては、特開平5−76550号公報(特許文献1)や特開平10−33571号公報(特許文献2)に開示されるものがある。これらは、電解水を噴出させる洗浄ノズルを有する洗浄部と、水タンクおよび電解部を有する電解水生成部とで主体を成すものである。電解水生成部においては、水タンク内に供給した水を基にして電解部で電解水を生成し、生成された電解水を洗浄部に供給するようになっている。
ところで、これらの口腔洗浄装置は、洗面台等での歯磨き後に使用することが多く、洗面台の近くに設置しておくことが要求される。しかし、概して洗面台周りはスペースが限られているため、大型のものでは設置することが困難となる。
これに対して上記した従来の口腔洗浄装置においては、電解に供するための水を貯留させておく水タンクとは別に、電解処理後の電解水を一旦貯留しておくためのタンクが必要である。そのため、装置全体が大型化してしまい、洗面台周りに設置することが困難になるという問題がある。
また、上記した従来の口腔洗浄装置は、洗浄ノズルから噴出される電解水を用いて口腔洗浄を行うものではあるが、アルカリ水を勢いよく当てることで、う蝕の原因となるバイオフィルムを除去するものではない。一方、特開2008−1657号公報(特許文献3)には、アルカリ水を用いてうがいを行うことで、水道水と比較してバイオフィルムを効率的に除去できることが開示されている。これは、う蝕原因菌の産生するバイオフィルムが主に多糖類であるα―1,3グルカンから構成され、一般的に水に対して不溶性であるのに対して、アルカリ水はこのα―1,3グルカンに対して溶解作用を持つからであると考えられる。しかし、アルカリ水を用いたうがいによるバイオフィルム除去は、バイオフィルムを物理的に除去するものではない。
バイオフィルムは口腔環境によって多様な形態を持ち、複雑である。そのため、アルカリ水の優れた溶解能を十分に発揮させるためには、アルカリ水の溶解作用と、物理的な除去手段とを組み合わせることが更に望ましい。
特開平5−76550号公報 特開平10−33571号公報 特開2008−1657号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、洗面台周りのスペースが小さくても問題なく設置して使用することができるコンパクトな口腔洗浄装置を提供することを第一の課題とし、更に、このコンパクトな口腔洗浄装置を用い、アルカリ水の溶解作用と物理的な除去手段とを組み合わせてバイオフィルムを効果的に除去可能にすることを第二の課題とする。
上記課題を解決する本発明は、電解水を噴出させる洗浄ノズル4を有する洗浄部1と、水タンク7および電解部5を有するとともに水タンク7内に供給した水を基に電解部5で電解水を生成して洗浄部1に供給する電解水生成部2とで主体を成す口腔洗浄装置である。電解水生成部2は、電解部5で生成した電解水を水タンク7内に還流させる還流ポンプ19を具備し、水タンク7を水供給用と電解水貯留用とで共用している。
このような口腔洗浄装置においては、電解部5での電気分解に供するための水をまず水タンク7内に供給し、電解部5で生じた電解水を水タンク7内に還流させるという作業を繰り返すことで、水タンク7内に充填された水を徐々に電解水に変化させていくことができる。つまり、水タンク7を水供給用と電解水貯留用とで共用でき、電解水貯留用に別のタンクを配置する必要がないことから、洗面台周りのスペースが小さくても問題なく設置可能なコンパクトな口腔洗浄装置となる。
また、上記構成の口腔洗浄装置においては、還流ポンプ19を、水タンク7内の電解水を洗浄部1に供給する供給ポンプ22として共用することが更に好適である。このようにすることで、還流ポンプ19とは別に供給ポンプ22を備える必要がないので、装置全体が一層コンパクト化される。
更にこのとき、還流ポンプ19の下流側に、電解部5で生成した電解水を水タンク7に供給するか或いは洗浄部1に供給するかを切り替える切替弁40を具備することが好適である。このようにすることで、還流ポンプ19を還流用に用いる場合には、電解水を水タンク7に供給するように切替弁40を切り替え、電解水供給用に用いる場合には、電解水を洗浄部1に供給するように切替弁40を切り替えるだけでよいものとなる。
また、電解水生成部2は、排水タンク16を着脱自在に有するとともに、電解部5の正極および負極の一方で生じた電解水を還流ポンプ19で送り出すとともに、他方で生じた電解水を排水タンク16に貯留させるものであることが好適である。このようにすることで、排水タンク16だけを取り外して該排水タンク16内の電解水を廃棄することができる。したがって、口腔洗浄装置自体を洗面ボール近くに設置する必要性がなくなり、設置箇所の自由度が更に向上する。
また、電解水生成部2の水タンク7を着脱自在に装着させる部分に、水タンク7装着時に開口する通水部50を形成するとともに、該通水部50には、電解部5に水を供給する導水口8と、電解部5から電解水を還流させる還流口9と、導水口8および還流口9を仕切る混合防止構造51とを、一体に形成していることが好適である。このようにすることで、導水口8と還流口9とを同一の通水部50内に形成することができ、装置全体が一層コンパクト化される。
また、洗浄ノズル4と、水タンク7内の電解水を洗浄部1に供給する供給ポンプ22との間に、気体取込部60を設けていることも好適である。このようにすることで、洗浄水として洗浄ノズル4から噴射される電解水中に気泡を混入させ、洗浄力や洗浄感を向上させることが可能となる。
更にこの気体取込部60は、流路内の負圧により空気を取り込むベンチュリ構造から成ることが好適である。このようにすることで、圧力ボンベ等の構造を用いて装置全体を大型化することなく、気体取込部60を形成することができる。
そして、洗浄ノズル4から噴出させる電解水は、口腔内のバイオフィルム洗浄に供するための強アルカリ水であることが好適である。このようにすることで、強アルカリ水によりバイオフィルムが溶解することと、噴射水圧によりバイオフィルムが剥離することとの相乗効果により、バイオフィルムを効果的に除去することが可能になる。特に、水圧をダイレクトに受けた部位に関しては歯表面からバイオフィルムを全て剥離させることもでき、歯の複雑な構造を考慮すれば、歯間部等の隙間には特に有効である。
このとき、洗浄ノズル4から噴出させる強アルカリ水は、pH10.5〜pH11.5の範囲内であり、且つ、酸化還元電位が−170mV〜−250mVの範囲内であることが更に好適である。このようにすることで、誤飲等により人体に悪影響を及ぼすことのない範囲内で、バイオフィルムを構成するα−1,3−グルカンを十分に溶解させることが可能になる。
また、洗浄ノズル4から噴出させる強アルカリ水の噴射水量は、100ml/分〜500ml/分の範囲内であることが好適である。このようにすることで、バイオフィルムを効果的に剥離させて除去することが可能となる。
請求項1に係る発明は、洗面台周りのスペースが小さくても問題なく設置して使用することができるという効果を奏する。
また請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加えて、装置全体が一層コンパクト化されるという効果を奏する。
また請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明の効果に加えて、切替弁を切り替えるだけで、ポンプの働きを還流用と電解水供給用とに容易に切り替えることができるという効果を奏する。
また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、口腔洗浄装置を洗面ボール近くに設置せずとも、排水タンク内の電解水を容易に廃棄することができるという効果を奏する。
また請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、導水口と還流口とを同一の通水部内に形成し、装置全体を一層コンパクト化することができるという効果を奏する。
また請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、混入させた気泡により洗浄力や洗浄感を向上させることができるという効果を奏する。
また請求項7に係る発明は、請求項6に係る発明の効果に加えて、装置全体を大型化することなく、気体取込部を形成することができるという効果を奏する。
また請求項8に係る発明は、請求項1〜7のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、アルカリ水の溶解作用と物理的な除去手段とを組み合わせた相乗効果によりバイオフィルムを効果的に除去することができるという効果を奏する。
また請求項9に係る発明は、請求項8に係る発明の効果に加えて、誤飲等により人体に悪影響を及ぼすことのない範囲内で、バイオフィルムを十分に溶解させることができるという効果を奏する。
また請求項10に係る発明は、請求項8又は9に係る発明の効果に加えて、バイオフィルムを効果的に剥離させて除去することができるという効果を奏する。
本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1、図2には、本発明の実施形態における第1例の口腔洗浄装置の全体を示している。
本例の口腔洗浄装置は、洗浄部1と、電解水生成部2とで主体を形成している。洗浄部1は、片手で把持できる筒型を成す洗浄部本体3の先端部から、電解水を噴出させる洗浄ノズル4を延設したものである。洗浄ノズル4は、使用者の口腔内に挿入可能な寸法形状となっている。電解水生成部2は、電解部5を内蔵する電解水生成部本体6の上端部に水タンク7を着脱自在に装着したものであって、水タンク7内に充填させてある水を電解部5にまで供給し、該電解部5にて電解水を生成するようになっている。洗浄部本体3と電解水生成部本体6とは可撓性を有するホース30で連結させており、ホース30を介して、電解部5で生成した電解水を洗浄部本体3ひいては洗浄ノズル4にまで供給し、洗浄ノズル4の先端開口から噴出させる。
以下、電解水生成部2の構造について更に詳述する。図1に示すように、電解水生成部本体6の水タンク7との接続部分には、水タンク7内に供給した水道水等の水を電解水生成部本体6内の電解部5にまで導入するための導水口8を設けている。また、電解水生成部本体6の水タンク7との接続部分であって上記導水口8を設けた箇所とは別の箇所に、還流口9を設けている。この還流口9は、電解部5で生成した電解水を後述の還流ポンプ19によって水タンク7内に戻すための開口である。
上記導水口8および還流口9はいずれも、水タンク7装着時には該水タンク7内に対して開口し、水タンク7を取り外したときには閉鎖する構造となっている。図4には、導水口8の開閉構造を拡大して示している。水タンク7の内底面には、導水口8と連通する通水口10を貫設しており、水タンク7内底面の通水口10を囲む位置には、周方向に複数の開口11aを設けたキャップ状の保持体11を固定している。この保持体11内には、通水口10を封止するための弁体12を配置している。弁体12は、保持体11の内底面に取り付けたコイル状の圧縮バネ13に押し込まれることよって、通水口10を封止する方向にバネ付勢されている。
また、電解水生成部本体6に設けた導水口8の中央部には、水タンク7を装着した際に弁体12を押し上げるための開放突起14を形成している。したがって、水タンク7を装着した場合には、開放突起14が弁体12を持ち上げて通水口10を開放させる。そして、開口11aを通じて保持体11内に導入された水タンク7内の水を、通水口10および導水口8を通じて電解部5内にまで導入する。一方、水タンク7を取り外した場合には、圧縮バネ13の付勢力によって弁体12が通水口10を封止し、水タンク7内の水が外部に漏れないように防水を行う仕組みである。なお、還流口9の開閉構造も、図4に示す導水口8の構造と同様である。
電解水生成部本体6の導水口8と電解部5とは、ホースやパイプ等から成る導水用の配管15によって連通接続されている。電解部5は、供給された水に電気分解を施し、正極側で酸性水を生成するとともに負極側でアルカリ水を生成するものである。電解部5の正極側で生成された酸性水は、電解水生成部本体6の底部に着脱自在に装着してある排水タンク16にまで、排水用の配管17を通って排出される。
電解部5の負極側は、還流用の配管18を介して還流口9と連通接続されている。配管18中には還流ポンプ19を介在させており、この還流ポンプ19が生じさせる水圧によって、電解部5で生成されたアルカリ水を水タンク7内に戻すようになっている。図中の20は、配管18の還流ポンプ19よりも下流側に介在させた逆止弁である。
上記配管18の還流ポンプ19よりも上流側の箇所からは、電解水供給用の配管21を分岐させてある。この配管21は、洗浄部1につながるホース30と電解部5の負極側とを連通させるものであって、その流路中には供給ポンプ22を介在させている。図中の23は、配管21の供給ポンプ22よりも上流側に介在させた開閉自在な電磁弁である。
電解水生成部本体6内には電源部24を内蔵しており、電源部24から供給する直流電圧が電解部5の槽内に配置してある正極側および負極側の電極(図示せず)に印加されるように設けている。また、電源部24が供給する電力によって、還流ポンプ19や供給ポンプ22を駆動させて水圧を生じさせたり、電磁弁23を開閉駆動させるように設けている。
上記構成から成る本例の口腔洗浄装置を用いて口腔洗浄を行うに際し、まず使用者は、水タンク7を電解水生成部本体6から一旦取り外し、水道水等の原水を水タンク7内に充填させたうえで、再び電解水生成部本体6に装着させる。ここで、適宜の操作手段によって電解水生成モードを選択すると、電解水生成部本体6に内蔵の制御部(図示せず)は、還流ポンプ19を駆動して還流用の水圧を配管18中に生じさせるとともに、電解部5内の電極に電圧を印加して電気分解を生じさせる。このとき、電磁弁23は閉弁状態に維持させてある。
すると、水タンク7内に充填された水が導水口8および配管15を通じて電解部5内に順次送り込まれて電気分解されとともに、該電解部5内にて生成されたアルカリ水が、配管18および還流口9を通じて水タンク7内に還流される。水タンク7内に還流されたアルカリ水は、当初から水タンク7内に充填してあった原水と混ざり合い、混ざり合った水は再び電解部5へと送り込まれる。上記還流を繰り返すことで、水タンク7内に充填された原水が徐々に強アルカリ水へと変化していく。即ち、上記水タンク7は、電解部5に水を供給する水供給用のタンクとしてだけでなく、電解部5で生成した電解水(アルカリ水)を貯留しておく電解水貯留用のタンクとしても共用される。
電解水生成部本体6の制御部は、アルカリ水の生成が所定条件に達した時点で、電解部5および還流ポンプ19の駆動を停止させる。上記所定条件に達した時点とは、例えば、水タンク7内の水が所定のpH値に達したことを該水タンク7に設置のpHセンサ(図示せず)が検知した時点や、所定時間を経過した時点や、所定電力を消費した時点等である。
水タンク7の形状は、図5の変形例のように取り外しが容易な形状とすることも好適である。図5の(a)(b)や(c)(d)の変形例では、着脱時に把持しやすいように水タンク7の外周面に凹面部26を設けている。この凹面部26は、図5(a)(b)のように周方向の一部に形成してあってもよいし、図5(c)(d)のように全周に亘って形成してあってもよい。また、図5(e)(f)の変形例では、着脱時に把持しやすいように水タンク7の外周面に取手部27を設けている。この取手部27は、給水時にも都合がよいが、生成されたアルカリ水を飲用等の他の用途に使用する場合にも都合がよい。
他方、電解部5にて生成された酸性水は、配管17を通じて排水タンク16にまで送り込まれ、該排水タンク16内に貯留される。図3にも示すように排水タンク16は着脱自在であるから、排水タンク16内の酸性水がある程度貯留された時点で、排水タンク16外面に形成してある取手部28に指を引掛けて該排水タンク16を取り外し、洗面台等に廃棄すればよい。なお、排水タンク16から酸性水が溢れ出すことがないように、ここでは電気分解にて生成されるアルカリ水と酸性水との生成比率を、酸性水の方が少なくなるように設定している。また、排水タンク16に水量検知センサ(図示せず)を設置しておき、酸性水が一定量になれば使用者に報知することも好ましい。
次いで、適宜の操作手段によって口腔洗浄モードを選択すると、電解水生成部本体6の制御部は、電解部5および還流ポンプ19の駆動を停止させたままで、電磁弁23を開弁させるとともに供給ポンプ22の駆動を開始させる。すると、水タンク7内に充填されたアルカリ水が導水口8、配管15、電解部5を通過して配管18内に送り込まれるとともに、配管18の流路中の分岐箇所から電解水供給用の配管21へと送り込まれていく。ここで、還流ポンプ19は停止させてあるので、アルカリ水が水タンク7内に還流されることはない。
供給ポンプ22の水圧によって配管21に送り込まれたアルカリ水は、更にホース30を通じて洗浄部本体3内の配管(図示せず)にまで送り込まれる。ここで、使用者は洗浄部本体3を把持して口腔内に洗浄ノズル4を差し入れ、洗浄部本体3に設置してあるスイッチ25をストップから洗浄状態に切り替えればよい。これにより、洗浄ノズル4先端からアルカリ水を勢いよく噴出させ、歯茎や歯面にアルカリ水を当てて口腔洗浄を行うことができる。
上記構成から成る本例の口腔洗浄装置によれば、水タンク7を水供給用と電解水貯留用とで共用することができるので、装置全体が小型化され、洗面台周りにも容易に設置することが可能となる。なお、本例では電解部5で生成したアルカリ水を水タンク7に還流させ、電解部5で生成した酸性水を排水タンク16に貯留させるようにしているが、アルカリ水と酸性水を入れ換えてもよい。つまり、電解部5で生成した酸性水を水タンク7に還流させ、電解部5で生成したアルカリ水を排水タンク16に貯留させるようにしてもよい。水タンク7に貯留させたアルカリ水を洗浄部1に送り込んで口腔洗浄をした場合には、後述するようにバイオフィルム除去効果が得られる。
次に、本発明の実施形態における第2例の口腔洗浄装置について、図6に基づいて説明する。但し、上記した第1例と同様の構成については詳細な説明を省略し、第1例とは相違する本例の特徴的な構成についてのみ詳述する。
本例の口腔洗浄装置においては、還流ポンプ19の下流側に、電解部5で生成したアルカリ水を水タンク7に供給するか或いは洗浄部1に供給するかを切り替える電磁弁から成る切替弁40を備えており、還流ポンプ19が、供給ポンプ22として共用される構成になっている。以下の文中においては、供給ポンプ22として共用される本例の還流ポンプ19を、共用ポンプ41と呼ぶ。
更に具体的に述べると、本例においては、電解部5の負極側と還流口9とを連通接続させる配管18の上流側から下流側へと、共用ポンプ41、切替弁40、逆止弁20をこの順に介在させ、切替弁40から電解水供給用の配管21を分岐させている。三方弁である切替弁40は、「閉」、「開・タンク」、「開・洗浄ノズル」のいずれかの状態に切替自在となっている。
本例の口腔洗浄装置において電解水生成モードを選択すると、電解水生成部本体6の制御部が、切替弁40を「開・タンク」状態に維持したうえで、共用ポンプ41を駆動し且つ電解部5内の電極に電圧を印加させる。これにより、水タンク7内に充填された水が電解部5内に順次送り込まれてアルカリ水を生成し、生成されたアルカリ水は配管18および還流口9を通じて水タンク7内に還流される。
次に、電解水生成モードを終了させて口腔洗浄モードを選択すると、電解水生成部本体6の制御部は、切替弁40を「開・洗浄ノズル」状態に切り替え、電解部5を停止させたままで共用ポンプ41を駆動する。すると、水タンク7内に充填されたアルカリ水が導水口8、配管15、電解部5を通過して配管18内に送り込まれるとともに、切替弁40を通して電解水供給用の配管21へと送り込まれる。
切替弁40は、共用ポンプ41を停止させてある間は「閉」状態に切り替えられる。「閉」状態とは、切替弁40の下流側を水タンク7側と洗浄部1側のいずれとも遮断させている状態である。また、「開・タンク」状態とは、切替弁40の下流側を水タンク7側とのみ連通させている状態であり、「開・洗浄ノズル」状態とは、切替弁40の下流側を洗浄部1側とのみ連通させている状態である。
上記構成から成る本例の口腔洗浄装置によれば、水タンク7を水供給用と電解水貯留用とで共用できることに加え、ポンプも共用ポンプ41一つを設置すればよいので、装置全体が更に小型化される。即ち、スペースの小さな洗面台周りであっても、口腔洗浄装置を設置することが更に容易となる。また、部品点数の削減によってコストダウンが図られるという利点や、故障の低減につながるという利点もある。
次に、本発明の実施形態における第3例の口腔洗浄装置について、図7に基づいて説明する。但し、上記した第1例や第2例と同様の構成については詳細な説明を省略し、本例の特徴的な構成についてのみ以下に詳述する。
本例の口腔洗浄装置においては、電解水生成部2の水タンク7を接続させてある部分に、水タンク7を装着した際に開弁する一つの通水部50を形成している。そして、この一つの通水部50に、水タンク7内の水を電解部5に供給する導水口8と、電解部5で生成したアルカリ水を水タンク7内に還流させる還流口9と、導水口8および還流口9を仕切る混合防止構造51とを、一体に形成している。
上記通水部50の構成のうち、水タンク7の底部に通水口10、保持体11、弁体12、圧縮バネ13を配置する構成については第1例の開閉構造と同様である。これに対し、上記通水部50では第1例の開閉構造とは異なり、電解水生成部本体6に設けてある一つの開放突起14の近傍に、導水口8と還流口9を貫設させている。導水口8と還流口9は、中央の開放突起14を挟む反対側の位置にあり、混合防止構造51によって略水密に仕切られている。
この混合防止構造51は、開放突起14から両側方に延設した遮壁52から成る。両遮壁52の先端斜面は、水タンク7を装着した際に該水タンク7の通水口10の内周面に当接し、通水口10内を導水口8側と還流口9側とで仕切るようになっている。ここでの混合防止構造51は概略な水密構造であるから、導水口8に導入される水と還流口9から還流されるアルカリ水とを完全には仕切ることができないが、生成されたアルカリ水を水タンク7内に還流させる本発明においては、十分実用に耐えるものである。
次に、本発明の実施形態における第4例の口腔洗浄装置について、図8、図9に基づいて説明する。但し、上記した第1例〜第3例と同様の構成については詳細な説明を省略し、本例の特徴的な構成についてのみ以下に詳述する。
図8に示すように、本例の口腔洗浄装置においては、洗浄部1に備えた洗浄ノズル4と、水タンク7内に貯留するアルカリ水を洗浄部1にまで供給するための水圧を付与する供給ポンプ22(又は共用ポンプ41)との間の配管21に、気体取込部60を設けている。この気体取込部60は、洗浄水であるアルカリ水に気体を混合させて、洗浄力や洗浄感の向上を図るものである。
図9には、気体取込部60の具体的な構成を示している。図示例の気体取込部60はベンチュリ構造から成り、狭小部61と拡大部62との境界部分に気体吸入管63を配置することで、流路内の負圧により気体吸入管63を通じて配管21内に空気を取り込むように設けている。なお、上記ベンチュリ構造を用いるのではなく、圧力ボンベ等の他の手段により、T字型等の分岐管を通じて配管21内に気体を混入させる構造を用いてもよい。
混合させる気体としては、例えばオゾンが挙げられる。洗浄水にオゾンを混合させた場合には、殺菌効果が期待できる。また、混合される気体の気泡サイズをマイクロメータサイズやナノメータサイズとした場合には、このマイクロメータサイズの気泡(マイクロバブル)やナノメータサイズの気泡(ナノバブル)が消滅する際に衝撃波が発生し、歯垢等を除去する効果が得られる。
以上、本発明の口腔洗浄装置の構成についてのみ詳述した。以下においては、本発明の口腔洗浄装置を用いてアルカリ水を口腔内に噴出させて洗浄することにより、効果的にバイオフィルムを除去できることについて説明する。
本発明の口腔洗浄装置では、水タンク7内に貯留されるアルカリ水がpH10以上の強アルカリ水となるまで電気分解およびアルカリ水の還流を行い、水タンク7内に貯留されるpH10以上の強アルカリ水を口腔内に噴出させる。pH10以上の強アルカリ水は、バイオフィルムを構成するα−1,3−グルカンを十分に溶解させることができる。pH10以上としたのは、アルカリ水が飲用ではなく口腔洗浄用だからである。なお、この際の酸化還元電位(ORP)は−170mVよりも小さくすることが肝要である。
一方、アルカリ水のpH値が高すぎると、誤飲時に血中カリウム値が上昇するなど、人体に悪影響を及ぼすおそれもある。そこで、本発明の口腔洗浄装置ではアルカリ水のpH値を12以下におさえるとともに、酸化還元電位(ORP)も−250以上となるように設ける。また、洗浄ノズル4から噴出させる強アルカリ水の噴射水量は、レベル1(弱:100ml/分)からレベル5(強:500ml/分)までの範囲内で選択可能である。
図10、図11には、アルカリ水を噴出させることによるバイオフィルム溶解能の試験を示している。まず牛歯エナメル質を5.5mm×5.5mm×2.0mmとなるように切断し、耐水研磨して♯1200SiCまで研削することで、試料70を調整する。この試料70を、図10に示す人工口腔装置71(37℃温熱還流)のステージ72上に固定し、固定された試料70に対してリン酸緩衝生理食塩水(PBS)、複数う蝕病原菌(Streptococcus mutans MT8148、Streptococcus sobrinus 6715、Streptococcus gordonii ATCC10558、Streptococcus mitis ATCC6249)の懸濁液(OD500=2.5)、スクロース入りHI培地(25g/Lスクロース、10.0g/Lハートインフュージョン、10.0g/Lトリプトース、5.0g/L塩化ナトリウム)を20時間に亘って連続的に滴下することで、試料70にバイオフィルムを形成させる。
続いて、試料70を人工口腔装置71から取り出し、その表面をPBSで洗浄した後に、常温において強アルカリ水(pH10.5、ORP−177)と水道水(pH7.2、ORP−12)を噴射して洗浄を行う。図11には、洗浄ノズル4から試料70に向けて強アルカリ水又は水道水を噴射する様子を示しているが、このように、洗浄ノズル4から1cm離して試料70に対して垂直に噴射させる。
噴射洗浄時間は10秒間とし、洗浄強さはレベル1(弱:100ml/分)とレベル5(強:500ml/分)との2種類を行う。そして、試料70に残存したバイオフィルムの菌体量(Turbidity)及びグルカン量を、分光光度計(BiotrakII plate reader,Biochrom,Cambridge,UK)を用いて測定する。試料70は各群4個とし、得られた結果についてはTwo way ANOVAを用いて有意水準5%にて検定する。また、各試料70表面を、走査型電子顕微鏡(SEM)にて観察する。
図12には、試料70に残存したバイオフィルムの、菌体量(Turbidity)およびグルカン量の測定結果を示している。左側のグラフは残留した菌体量、右側のグラフは残留したグルカン量を示している。また、グラフ中の□AWは強アルカリ水で噴射洗浄した場合、■TWは水道水で噴射洗浄した場合である。
この測定結果によれば、強アルカリ水で洗浄した場合の菌体量およびグルカン量は、その残留量において水道水で洗浄した場合と比較して有意に少ないことが示される(p<0.05)。この結果により、バイオフィルム除去に関して強アルカリ水の噴射洗浄が有効であることが示唆される。特にグルカン量に関しては、レベル5(強)群がレベル1(弱)群と比較して更にグルカン残存量が低い傾向を示している。これは、水圧や水量の増加によってバイオフィルムの除去効果が更に増大することを示唆するものである。
図13には、試料70表面のSEM観察の結果を示している。左側のSEM画像は強アルカリ水で噴射洗浄した場合のものであり、右側のSEM画像は水道水で噴射洗浄した場合のものである。また、上側のSEM画像は50倍図、下側のSEM画像は1000倍図である。
この観察結果によれば、強アルカリ水および水道水は共に、試料70上に形成したバイオフィルムを界面から剥離させることが認められる。特に強アルカリ水群に関しては、水道水群と比較して更に剥離部位が大きいことが認められる。これは、図12の結果を裏付けるものである。
更に、図8、図9に示す第4例の口腔洗浄装置のような気体取込部60を備え、オゾンを含有する強アルカリ水を噴出させるようにした場合には、オゾンを含有しない強アルカリ水を噴出させる場合と比較して更に大量のグルカンを溶解させ、高いバイオフィルム分散能を発揮することが期待される。
本発明の実施形態における第1例の口腔洗浄装置の概略断面図である。 同上の口腔洗浄装置の側面図である。 同上の口腔洗浄装置に備える排水タンクの概略斜視図であり、(a)は収納時、(b)は取り外し時を示している。 同上の口腔洗浄装置の導水口の開閉構造を示す要部断面図である。 同上の口腔洗浄装置に備える水タンクの変形例を示す説明図であり、(a)(b)は凹面部を設けた変形例、(c)(d)は凹面部を設けた他の変形例、(e)(f)は取手部を設けた変形例である。 本発明の実施形態における第2例の口腔洗浄装置の概略構成図である。 本発明の実施形態における第3例の口腔洗浄装置の通水部を示しており、(a)は要部断面図、(b)は要部斜視図である。 本発明の実施形態における第4例の口腔洗浄装置の概略構成図である。 同上の口腔洗浄装置の気体取込部を示す断面図である。 人工口腔装置の斜視図である。 バイオフィルム溶解試験の説明図である。 洗浄後の残存バイオフィルムの菌体量とグルカン量を、強アルカリ水を噴出して洗浄した場合と、水道水を噴出して洗浄した場合とで比較するグラフ図である。 強アルカリ水を噴出して洗浄した場合の残存バイオフィルム画像と、水道水を噴出して洗浄した場合の残存バイオフィルム画像とを比較する説明図である。
符号の説明
1 洗浄部
2 電解水生成部
4 洗浄ノズル
5 電解部
7 水タンク
8 導水口
9 還流口
16 排水タンク
19 還流ポンプ
22 供給ポンプ
40 切替弁
50 通水部
51 混合防止構造
60 気体取込部

Claims (10)

  1. 電解水を噴出させる洗浄ノズルを有する洗浄部と、水タンクおよび電解部を有するとともに水タンク内に供給した水を基に電解部で電解水を生成して洗浄部に供給する電解水生成部とで主体を成す口腔洗浄装置であって、電解水生成部は、電解部で生成した電解水を水タンク内に還流させる還流ポンプを具備し、水タンクを水供給用と電解水貯留用とで共用することを特徴とする口腔洗浄装置。
  2. 還流ポンプを、水タンク内の電解水を洗浄部に供給する供給ポンプとして共用することを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄装置。
  3. 還流ポンプの下流側に、電解部で生成した電解水を水タンクに供給するか或いは洗浄部に供給するかを切り替える切替弁を具備することを特徴とする請求項2に記載の口腔洗浄装置。
  4. 電解水生成部は、排水タンクを着脱自在に有するとともに、電解部の正極および負極の一方で生じた電解水を還流ポンプで送り出すとともに、他方で生じた電解水を排水タンクに貯留させるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の口腔洗浄装置。
  5. 電解水生成部の水タンクを着脱自在に接続させる部分に、水タンク装着時に開口する通水部を形成するとともに、該通水部には、電解部に水を供給する導水口と、電解部から電解水を還流させる還流口と、導水口および還流口を仕切る混合防止構造とを、一体に形成していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の口腔洗浄装置。
  6. 洗浄ノズルと、水タンク内の電解水を洗浄部に供給する供給ポンプとの間に、気体取込部を設けていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の口腔洗浄装置。
  7. 気体取込部は、流路内の負圧により空気を取り込むベンチュリ構造から成ることを特徴とする請求項6に記載の口腔洗浄装置。
  8. 洗浄ノズルから噴出させる電解水は、口腔内のバイオフィルム洗浄に供するための強アルカリ水であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の口腔洗浄装置。
  9. 洗浄ノズルから噴出させる強アルカリ水は、pH10.5〜pH11.5の範囲内であり、且つ、酸化還元電位が−170mV〜−250mVの範囲内であることを特徴とする請求項8に記載の口腔洗浄装置。
  10. 洗浄ノズルから噴出させる強アルカリ水の噴射水量は、100ml/分〜500ml/分の範囲内であることを特徴とする請求項8又は9に記載の口腔洗浄装置。
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