JP5178313B2 - ブレーカの自動投入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ブレーカに隣接して設けられブレーカのハンドル操作を自動的に行なうためのブレーカの自動投入装置に関するものである。
通信用の無人基地局等に配置されたブレーカは、落雷その他の原因によってトリップした場合にも、無人であるから手動によって直ちにオン状態に復帰させることができず、長時間にわたり回路が遮断されたままとなる。そこでこれらのブレーカには自動投入装置を取り付け、遠隔地にある監視所等からの指令により、あるいは自動投入装置自体の判断によって、ブレーカのハンドルを機械的に操作し、オン状態に自動復帰させることが行なわれている。
また特許文献1に示されるように、自動投入装置にブレーカの状態の外部表示出力部を組み込み、遠隔地にある監視所等に接点の状態を表示できるようにすることも知られている。外部表示出力部は通信線に接続されており、通信システムを介して遠隔地に計測信号を送信している。
上記したような自動投入装置自体には従来から独自の絶縁基準が設定されており、通常の誘導雷等に対しては十分な絶縁耐圧を備えている。しかし、自動投入装置の外部表示出力部に接続されている通信線に関しては、十分な絶縁対策が施されていない。このため、落雷時に自動投入装置の外部表示出力部から誘導雷が通信線に侵入し、接続先の通信システムを破損させるおそれがあった。
特開平7−192596号公報
従って本発明の目的は上記した従来技術の問題点を解決し、落雷時にも外部表示出力部に接続されている通信線に誘導雷のサージ電圧が侵入するおそれがなく、しかもブレーカの状態の外部表示出力を的確に行なうことができるブレーカの自動投入装置を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、ブレーカに隣接して設けられ、ブレーカの状態の外部表示出力部を備えた自動投入装置において、前記外部表示出力部は対向して配置された少なくとも一組の発光素子及び受光素子で構成される光通信手段を備え、この光通信手段は同一回路基板上に設置されたものであり、かつ前記同一基板上に形成された発光素子側の配線用銅箔部と受光素子側の配線用銅箔部とを互いに分離して形成し、これら配線用銅箔部の間の基板上に絶縁用溝部を形成したことを特徴とするものである。
なお請求項2に記載のように、発光素子及び受光素子で構成される光通信手段が複数組設けられ、これらの素子間を遮光する隔壁を自動投入装置のケースカバーより垂下させた構造とすることが好ましい。
本発明のブレーカの自動投入装置は、外部表示出力部に発光素子及び受光素子で構成される光通信手段を用いたので、落雷時に自動投入装置の外部表示出力部から誘導雷が侵入しても光通信手段の部分で遮断され、受光素子側に接続された通信線には侵入しない。しかも光通信手段は同一回路基板上に設置されているので、発光素子と受光素子の相互位置がずれる可能性が少ないうえ、自動投入装置への装着も容易である。
また本発明によれば、発光素子側の配線用銅箔部と受光素子側の配線用銅箔部との間の絶縁距離を確保することができ、誘導雷の侵入をより確実に防止することができる。更に請求項2の発明によれば、光通信手段を複数組設けた場合にも隣接する光通信手段間において光線が干渉し合うことがない。
以下に本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態を示す平面図であり、1はブレーカ、2はその負荷側に接続された端子台である。この実施形態では、これらは自動投入装置本体3の側方に突出させたベース4上に搭載されている。
自動投入装置本体3の内部には、図2に示すようにモータ5、トランス6等が組み込まれており、図1に示すハンドル操作アーム7によってブレーカ1のハンドルを強制的に操作し、トリップしたブレーカ1をオン状態に自動復帰させる機能を有することは従来のものと同様である。ハンドル操作アーム7はモータ5によって駆動される。
また自動投入装置本体3の内部には、ブレーカ1の状態の外部表示出力部を備えた回路基板が収納されており、第1の回路基板8の下部には、前記したトランス6及びその配線等が位置している。図3〜図5に示すように、この実施形態では水平な第1の回路基板8と、垂直な第2の回路基板9とがあり、これらの基板は、第2の回路基板9の上端に突設されたピン10を第1の回路基板8のコネクタ11に差し込むことによって、物理的かつ電気的に接続されている。
第1の回路基板8には、カウンタ等の表示装置12と、切替・設定スイッチ13と、発光素子14及び受光素子15で構成される光通信手段16とが搭載されている。また第2の回路基板9には、通信制御手段17、操作制御手段18のほか、記憶手段などが搭載されている。光通信手段16の受光素子15は図示しない通信線に接続され、ブレーカの接点の状態などを遠隔の監視所等に伝送する。発光素子14及び受光素子15で構成される光通信手段16は同一の回路基板8上に設置されているので、発光素子14と受光素子15の相互位置がずれることが少なく、的確に光信号を伝送することができる。なお、光通信手段16に並列して、少なくとも一組の発光素子14a及び受光素子15aが上記の発光素子14及び受光素子と逆の位置に取り付けられ、遠隔操作入力手段16aを形成している。
これらの回路基板はプリント基板であって、配線用銅箔部の上に上記した素子や機器を搭載したものであるが、図3〜図5に示すように、第1の回路基板8の発光素子14側と受光素子15側の配線用銅箔部8a、8bは互いに分離して形成されているとともに、これら分離された配線用銅箔部の間の基板上に、絶縁用溝部19が形成されている。なお、U字状の絶縁用溝部19の中間に回路基板8のエッジより別の溝部19bを形成してもよい。また、この実施形態では絶縁用溝部19はU字状の溝であるが、溝の端部を第1の回路基板8のエッジにまで到達させ、基板自体を切欠いて絶縁用溝部19とすることもできる。このような絶縁用溝部19を設けることによって、発光素子14側の配線用銅箔部8aと受光素子15側の配線用銅箔部8bとの間の沿面絶縁距離を確保し、耐電圧特性を高めることができる。
光通信手段16は少なくとも1組の発光素子14と受光素子15とにより構成されるものであるが、この実施形態のように光通信手段16を複数組設けた場合には、受光素子15が隣接する発光素子14からの光線を受光することによる誤動作の可能性がある。そこで図6に示すように自動投入装置のケースカバー20の裏面に隔壁21を垂下させ、隣接する素子間を遮光することが好ましい。
なおこの実施形態では、図7に示すように端子台2の内部にCT22及びZCT23を組み込んであり、これらによって検出された電流値または漏電電流を自動投入装置本体3の操作制御手段18に入力し、自動投入装置の動作を制御するとともに、外部表示出力部を介して外部表示が行えるようになっている。しかし本発明においては端子台2は必須要件ではなく、省略することもできる。なお、U字状の絶縁用溝部19の底辺部19aにケースカバー20より垂下させた絶縁隔壁21aを挿入するものとすれば、底辺部19a近傍の配線用銅箔部及び電子素子に対して絶縁距離を確保することができるものである。
このように構成された本発明のブレーカの自動投入装置は、トリップしたブレーカ1のハンドルを機械的に操作し、オン状態に自動復帰させることができるものであることは従来と同様である。また本発明のブレーカの自動投入装置は外部表示出力部を備えており、ブレーカ1の接点の状態などを通信線を介して外部表示させることができることも従来と同様である。しかし本発明のブレーカの自動投入装置は従来のものとは異なり外部表示出力部に光通信手段16を用いたので、落雷時に誘導雷が侵入しても光通信手段16の部分で遮断され、通信線には侵入しない。このために従来のように接続先の通信システムを破損させることがない。
特に発光素子14側と受光素子15側の配線用銅箔部8a、8bを互いに分離して形成し、これら配線用銅箔部の間の基板上に絶縁用溝部19を形成しておけば、発光素子14と受光素子15との間に絶縁距離を確保できるので、雷サージによる高電圧に対しても十分な絶縁を確保することができる。また隔壁21によって隣接する素子間を遮光するようにすれば、光通信手段16を複数組設けた場合にも光信号の干渉を避けることが可能となる。
本発明の実施形態を示す平面図である。 自動投入装置本体の内部構造を示す水平断面図である。 自動投入装置本体の斜視図である。 第1の回路基板と第2の回路基板の分解斜視図である。 第1の回路基板と第2の回路基板とを接続した状態を示す斜視図である。 ケースカバーの内部構造を示す斜視図である。 端子台の内部構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 ブレーカ
2 端子台
3 自動投入装置本体
4 ベース
5 モータ
6 トランス
7 ハンドル操作アーム
8 第1の回路基板
8a発光素子側の配線用銅箔部
8b受光素子側の配線用銅箔部
9 第2の回路基板
10 ピン
11 コネクタ
12 表示装置
13 切替・設定スイッチ
14 発光素子
15 受光素子
16 光通信手段
17 通信制御手段
18 操作制御手段
19 絶縁用溝部
20 ケースカバー
21 隔壁
22 CT
23 ZCT

Claims (2)

  1. ブレーカに隣接して設けられ、ブレーカの状態の外部表示出力部を備えた自動投入装置において、前記外部表示出力部は対向して配置された少なくとも一組の発光素子及び受光素子で構成される光通信手段を備え、この光通信手段は同一回路基板上に設置されたものであり、かつ前記同一基板上に形成された発光素子側の配線用銅箔部と受光素子側の配線用銅箔部とを互いに分離して形成し、これら配線用銅箔部の間の基板上に絶縁用溝部を形成したことを特徴とするブレーカの自動投入装置。
  2. 発光素子及び受光素子で構成される光通信手段が複数組設けられ、これらの素子間を遮光する隔壁を自動投入装置のケースカバーより垂下させたことを特徴とする請求項1に記載のブレーカの自動投入装置。
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