JP5177875B2 - 液晶セルおよび液晶セルの製造方法 - Google Patents

液晶セルおよび液晶セルの製造方法 Download PDF

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本発明は、液晶表示装置に用いる液晶セルおよび液晶セルの製造方法に関するものである。
液晶表示装置は、基板間に液晶層を挟持した液晶セルを有し、液晶セルの表示エリアにおいて文字や画像の表示がなされる。特許文献1には、円形の表示エリアを有する液晶表示装置が開示される。この液晶表示装置では、表示エリアは円形なのだが、基板は多角形である。そのため、液晶表示装置を円形の筐体に収容する場合、無駄な空間が生じる。そこで、基板を円形にする試みがなされている。
図4は、従来の液晶セルを構成する基板の一例を示す平面図である。
液晶セルを構成する2つの基板は円形であり、図4は、一方の基板を示している。基板は、円形の表示エリアDを含む。表示エリアDは、上下左右の各領域Du、Dd、Dl、Drからなる。表示エリアDを囲む円環状の領域Rにはブラックマスクが形成されて遮光され、この領域Rに図示しないIC(集積回路)やFPC(フレキシブルプリント基板)が実装される。ICなどは領域Ddを囲む曲線Dd1の中央付近に実装される。
実装の際には、まずICなどが、位置決め部材L1の付近に配置される。次に、基板が位置決め部材L1、L2に押し当てられ、ICなどが上記の正しい位置に実装される。
しかし、基板が円形ゆえに、図4(b)に示すように、ICなどを位置決め部材L1の付近に配置しても、基板の向きが正しくないと、ICなどを正しい位置、つまり曲線Dd1の中央付近に実装できない。
図示しないが、基板に対しては、偏光板が同様な方法により貼り付けられるのだが、基板が円形ゆえに、偏光板の向きを正しくできないことがある。
特開2006−276359号公報
図4における問題は、図5に示す構成により、一応は解決できる。図5に示すように、基板の一部が、曲線Dd1の中央付近で、直線状に切断されている。これにより、基板には、直線状の露出端面OUT100が生じる。ICなどを実装する際には、露出端面OUT100が位置決め部材L11、L12に押し当てられ、これにより、ICなどを曲線Dd1の中央付近に正しく実装できる。偏光板の向きも同様に正しくできる。
しかしながら、円環状の領域Rは、露出端面OUT100の近くで狭い。よって、ICなどが実装される領域を大きくできない。領域を大きくするには、図6に示すように、基板を大きくすればよい。しかし、大きな筐体が必要となってしまう。
基板の大きさを維持しつつ、ICなどが実装される領域を大きくするには、表示エリアDを小さくすればよい。しかし、表示エリアDに表示される文字や画像が見にくくなってしまう。
したがって、かかる基板により構成される液晶セルを小さくし、且つ、表示エリアを大きくすることができないという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、大きさを小さくでき、且つ、表示エリアを大きくできる液晶セルを提供することにある。
上記の課題を解決するために、第1の本発明に係る液晶セルは、円形状の表示エリアを有し互いに対向する2つの基板と、前記2つの基板に挟持された液晶層とを有し、前記2つの基板の少なくとも一方は、第1領域および第2領域とからなり、前記第1領域は、前記表示エリアに沿う略円形状の露出端面を備え、前記第2領域は、前記露出端面に連接して形成された複数の直線状の露出端面とに囲まれた非円形状に形成され、前記第1領域と前記第2領域との2つの露出端面連接部分に位置し、その連接露出端面が内側方向に凹となる湾曲状に形成された第3および第4の領域を更に備えている事を特徴とする。
第2の本発明に係る液晶セルは、前記第3領域および前記第4領域のそれぞれの前記湾曲状の露出端面の曲率半径が3mm以上であることを特徴とする。
第3の本発明に係る液晶セルの製造方法は、大型のマザー基板から複数の液晶セルを分離形成するに際し、前記液晶セルは、円形状の表示エリアを有し互いに対向する2つの基板と、前記2つの基板に挟持された液晶層とを有し、前記2つの基板の少なくとも一方は、第1領域および第2領域とからなり、前記第1領域は、前記表示エリアに沿う略円形状の露出端面を備え、前記第2領域は、前記露出端面に連接して形成された複数の直線状の露出端面とに囲まれた非円形状に形成され、前記第1領域と前記第2領域との2つの露出端面連接部分に位置し、その連接露出端面が内側方向に凹となる湾曲状に形成された第3および第4の領域を備えた構成に形成され、前記液晶セルを前記露出端面の前記第1領域の露出端面、この露出端面に連接する前記第3および第4領域の露出端面、この露出端面に連接する前記第2領域の両側露出端面にて形成される外形の少なくとも略半分の片側外形形状相当位置に沿って切削用カッターを前記基板面から離間させることなく連続して切り出すことを特徴とする。
第4の本発明に係る液晶セルの製造方法は、前記切り出された液晶セルの前記第2領域の複数の直線状の露出端面に夫々位置決め部材を当接し、前記液晶セルの位置決めを行なうことを特徴とする。
本発明に係る液晶セルによれば、ICなどを第2領域に実装できるので、大きさを小さくでき、且つ、表示エリアDを大きくすることができる。
また、マザー基板から個々の液晶セルを切り出す際に、少なくとも湾曲状の領域の一方を含む略半分の片側外形形状相当位置に沿って切削用カッターを基板面から離間させることなく連続して切り出すことが可能となるので、液晶セルの切り出しが容易となるとともに、切り出された液晶セルの後工程での位置決めが容易且つ確実にできる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る液晶セルを構成する基板の一例を示す平面図である。
基板1は、液晶表示装置に用いる液晶セルを構成する表示エリアが円形な2つの基板の一方である。液晶セルは、基板1と図示しない他方の基板と、2つの基板に挟持された図示しない液晶層とを有する。
基板1は、第1領域A1および第2領域A2とからなる。第1領域A1は、基板1を切り出す際の切断箇所にできる曲線状の露出端面OUTと、基板1の内部に位置する曲線状の非露出端面INとに囲まれている。第2領域A2は、外形が略矩形状に形成され、非露出端面INと、3つの直線状の露出端面OUT1、OUT2およびOUT3とに囲まれている。従って、基板1全体としての外形形状は、略鍵穴形状を呈する。
第1領域A1は、円形の表示エリアDを含む。表示エリアDは、上下左右の各領域Du、Dd、Dl、Drからなる。第2領域A2に図示しないIC(集積回路)やFPC(フレキシブルプリント基板)が実装される。勿論、ICはFPC上に装着されていても何等差し支えない。
実装の際には、露出端面OUT1が位置決め部材L11、L12に、露出端面OUT3が位置決め部材L13にそれぞれ押し当てられて位置決めされた後に、ICなどが第2領域A2に正しく実装される。
図示しないが、基板1に対しては、偏光板が同様な方法により貼り付けられる。ICなどの位置と同様に、偏光板の向きも正しくすることができる。
また、ICなどを第2領域A2に実装できるので、大きさを小さくでき、且つ、表示エリアDを大きくすることができる。
なお、露出端面OUT1、OUT2およびOUT3に代えて、2つの直線によって三角形状に、または4つ以上の直線からなる多角形状に構成して、少なくとも位置決めが可能な直線状の露出端面が生じるようにしてもよく、この場合であっても、その1つに位置決め部材L11、L12を押し当て、位置決め部材L13を他の露出端面に押し当てることで、同様の作用効果を奏する。しかしながら、位置決め精度や構成の簡略化、FPCの接続などの点を考慮すると、図示の実施の形態の場合が最適である。
さて、このような液晶セルは大型のマザー基板から切り出すことによって形成される。即ち、信号線や走査線などが予め配線された一方のマザー基板100上に第1領域A1および第2領域A2からなる鍵型状の基板1相当面の露出端面OUT、OUT1、OUT2、OUT3の位置に沿うようにシール材(図示せず)が設けられ、対向する共通電極やカラーフィルタなどが予め形成された他方のマザー基板(図示せず)と共に熱圧着される。このとき、第2領域A2側と反対側の第1領域A1の頂点部分には、液晶注入孔110が形成されている。なお、シール材はいずれかの基板上に形成すればよい。図示のマザー基板100は、複数のセルが横一列に配置された短冊状に切り出されたマザー基板100として示されている。このマザー基板100の液晶注入口110側を液晶槽(図示せず)中に浸漬し真空吸引方法などの手段によって空セル内に液晶を注入し、注入後に液晶注入口110を封止材(図示せず)によって封止する。液晶注入後のマザー基板100から切削用カッター120を用いて個々の液晶セルを切り出す。この切り出しは、切削用カッター120を各露出端面OUT、OUT1、OUT2、OUT3位置に沿わせて切削していくことで達成される。しかしながら、第1領域A1と第2領域A2との接点(連接)部分P1とP2とにおいては、この切削用カッター120を一度マザー基板100面から離間させて方向転換させた後に、再度切削を続行する必要がある。このようにして、基板1を大型のマザー基板100から切り出す場合に、露出端面OUTと露出端面OUT2の接点部分P1、露出端面OUTと露出端面OUT3の接点部分P2を切断するときに、バリ、削げ、欠けなどが生じることがある。
第2の実施の形態では、このようなバリなどが生じる可能性を低くできる液晶セルについて説明する。
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態に係る液晶セルを構成する基板の一例を示す平面図である。 図2(a)は、基板の全体を示し、図2(b)は、図2(a)における符号bの部分を示し、図2(c)は、図2(a)における符号cの部分を示している。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態で用いた符号を付与された部分などと同様の部分に同一の符号を付与する。
基板2は、液晶表示装置に用いる液晶セルを構成する2つの基板の一方である。液晶セルは、基板2と図示しない他方の基板と、2つの基板に挟持された図示しない液晶層とを有する。
基板2は、第1領域A1、第2領域A2、第3領域A3および第4領域A4からなる。
第1領域A1は、基板2を切り出す際の切断箇所にできる曲線状の露出端面OUTと、基板2の内部に位置する第1の曲線状の非露出端面IN1とから構成され、更に、非露出端面IN1に含まれ、非露出端面IN1の主要部を挟む第2、第3の曲線状部分を有する非露出端面IN2、IN3とが設けられている。
第2領域A2は、非露出端面IN1と、非露出端面IN1を挟み、非露出端面IN2、IN3に接する第1および第2の直線状の非露出端面OUT2、OUT3の延長上に位置する仮想の非露出端面IN11、IN12と、露出端面(IN11、IN12)OUT2、OUT3に挟まれる直線状の露出端面OUT1とに囲まれている。
第3領域A3は、非露出端面IN2と、非露出端面IN11と、内側に凹の湾曲状の露出端面OUT21とに囲まれている。
第4領域A4は、非露出面IN3と、非露出面IN12と、内側に凹の湾曲状の露出端面OUT31とに囲まれている。
換言すれば、第1領域A1の露出端面OUTと、第2領域A2の露出端面OUT2、OUT3との連接部分に、新たに第3領域A3と第4領域A4とが形成され、露出端面OUTと露出端面OUT2との接点部分P1が湾曲した露出端面OUT21によって連結され、露出端面OUTと露出端面OUT3との接点部分P2が湾曲した露出端面OUT31によって連結された構成となる。即ち、接点部分P1、P2に内側に凹の湾曲部分が形成されることとなる。
第1の実施の形態の基板1と同様に、基板2の第1領域A1は、円形の表示エリアDを含む。表示エリアDは、各領域Du、Dd、Dl、Drからなる。外形が略矩形状の第2領域A2に図示しないICなどが実装される。
実装の際には、露出端面OUT1が位置決め部材L11、L12に、露出端面OUT3が位置決め部材L13にそれぞれ押し当てられ、ICなどが第2領域A2に正しく実装される。
図示しないが、基板2に対しては、偏光板が同様な方法により貼り付けられる。ICなどの位置と同様に、偏光板の向きも正しくすることができる。
また、ICなどを第2領域A2に実装できるので、大きさを小さくでき、且つ、表示エリアDを大きくすることができる。
なお、第2の実施の形態では、露出端面OUT1と露出端面OUT21とが接し、露出端面OUT1と露出端面OUT31とが接するようにしてもよい。つまり、直線状の露出端面OUT2、OUT3が生じないようにして、この直線状の露出端面OUT2、OUT3に代えて露出端面OUT21、OUT31の曲率を小さくして、この露出端面OUT21、OUT31を直接露出端面OUT1と連接させて直線状部分の代わりをさせるように構成してもよい。この場合であっても、露出端面OUT1に位置決め部材L11、L12を押し当て、位置決め部材L13を他の露出端面に押し当てることで、同様の作用効果を奏する。
このような液晶セルは大型のマザー基板から切り出すことによって形成される。即ち、信号線や走査線などが予め配線された一方のマザー基板100上に第1領域A1および第2領域A2、第3領域A3、第4領域A4からなる略鍵型状の基板2相当面の露出端面OUT、OUT1、OUT2、OUT3、OUT21、OUT31の位置に沿うようにシール材(図示せず)が設けられ、対向する共通電極やカラーフィルタなどが予め形成された他方のマザー基板(図示せず)と共に熱圧着される。このとき、第2領域A2側と反対側の第1領域A1の頂点部分には、液晶注入孔110が形成されている。なお、シール材はいずれかの基板上に形成すればよい。図示のマザー基板100は、複数のセルが横一列に配置された短冊状に切り出されたマザー基板100として示されている。このマザー基板100の液晶注入口110側を液晶槽(図示せず)中に浸漬し真空吸引方法などの手段によって空セル内に液晶を注入し、注入後に液晶注入口110を封止材(図示せず)によって封止する。液晶注入後のマザー基板100から切削用カッター120を用いて個々の液晶セルを切り出す。
この切り出しは、図示の実施の形態の場合には、液晶セルの上下端方向に沿うようにマザー基板100が予め短冊状に形成されているために、液晶セルの外周露出端面の露出端面OUT1および液晶注入口110部分を除く外形形状に沿って略半周毎に切削用カッター120にて切削することによって達成される。即ち、切削用カッター120を各露出端面OUT、OUT2、OUT3、OUT21、OUT31のいずれか片側半分の切削開始位置、例えばマザー基板100の露出端面OUT2の終端位置から露出端面OUT2→OUT21→OUT→液晶注入口110までの外形形状に沿う位置を切削し、次いで同様にして残りの片側半分の対応位置に沿わせて切削していくことで達成される。この際に、第1領域A1と第2領域A2との接点(連接)部分P1とP2とにおいては、湾曲している露出端面OUT21とOUT31とを形成しているために、切削用カッター120を一度もマザー基板100面から離間させることなく片側半分を、あたかも一筆書きにて書くように、各露出端面OUTおよびOUT21、OUT2、もしくはOUT、OUT31、OUT3に沿って切削することで、容易にマザー基板100から液晶セルを切り出すことができる。よって、切削工程を簡略化することができる。
なお、切削順序は、液晶注入口110側を始点として切削しても同様の効果を得ることができる。
また、湾曲状の露出端面OUT21、OUT31を有する第3領域A3、第4領域A4を設けたので、基板2を切り出す際に、バリ、削げ、欠けなどが生じる可能性を低くすることができる。かかる問題の生じる可能性は、露出端面OUT21、OUT31の曲率半径が大きいほど低くなる。
図3は、曲率半径とバリ等が発生した件数の関係を示す図である。この内容は、基板2の厚さが0.7mmで、例えば表示領域Aの半径を約62mm、円形露出端面OUTを約72mmに設定した場合に得られたものである。基板2の材質は、ホウケイ酸ガラス、ソーダガラス、石英ガラスなどである。
図3に示すように、バリ、削げ、欠けなどの発生件数は、曲率半径が3mm以上である場合において極度に低下する。よって、液晶セルを製品化する際には、上記実施の形態の場合には、3mm以上とすることで有効な効果を得ることができるが、セルのカッティング時のバラツキを考慮すれば、曲率半径を5mm以上となるように設定すればよく、また上限は対象セルの表示領域Dなどの曲率半径に応じて設定されるので、最小曲率半径を3mm以上に設定すれば、少なくともバリ、削げ、欠けなどの不具合を解消することが可能となる。
なお、上記説明では、短冊状のマザー基板100を使用して液晶セルを片側ずつ切削する場合について説明しているが、露出端面OUT1のみをマザー基板100端辺と同一位置となるようにし、液晶注入口110相当部分側がマザー基板100の端辺に接しないような、より大型のマザー基板100に適用した場合には、マザー基板100端辺と接する露出端面OUT2もしくはOUT3のいずれか一方に沿う位置を始点とし、他方を終点として切削すれば、液晶セル外周を一筆書きのように連続して切削することも可能である。この実施の形態では、図中上下方向に対照的に液晶セルが配置された2段配置の場合などに適用して好適である。
さらに、露出端面OUT1とOUT2、OUT3の連接角部分を、露出端面OUT21、OUT31と同様に、外側に凸となる湾曲露出端面となるように湾曲させておけば、大型マザー基板100内に液晶セル外形が全て内在されているような配置状態でも、いずれか一ヶ所の露出端面相当位置部分を始点として切削を開始し、一回り切削した後に始点位置を終点位置として切削すれば、完全な一筆書きで十分に個別に液晶セルを切り出すことができる。この実施の形態では、大型マザー基板100の面上に多段で複数列のマトリクス状に配置された多数配置の場合に適用することが可能となる。
第1の実施の形態に係る液晶セルを構成する基板の一例を示す平面図である。 第2の実施の形態に係る液晶セルを構成する基板の一例を示す平面図である。 図2に示した基板における曲率半径とバリ等が発生した件数の関係を示す図である。 従来の液晶セルを構成する基板の一例を示す平面図である。 従来の液晶セルを構成する基板の別な一例を示す平面図である。 従来の液晶セルを構成する基板のさらに別な一例を示す平面図である。
符号の説明
1、2…基板
A1…第1領域
A2…第2領域
A3…第3領域
A4…第4領域
D…表示エリア
IN、IN1、IN2、IN3、IN11、IN12…非露出端面
OUT、OUT1、OUT2、OUT3、OUT21、OUT31…露出端面
100…マザー基板
120…切削用カッター

Claims (4)

  1. 円形状の表示エリアを有し互いに対向する2つの基板と、
    前記2つの基板に挟持された液晶層とを有し、
    前記2つの基板の少なくとも一方は、第1領域および第2領域とからなり、
    前記第1領域は、前記表示エリアに沿う略円形状の露出端面を備え、
    前記第2領域は、前記露出端面に連接して形成された複数の直線状の露出端面とに囲まれた非円形状に形成され
    前記第1領域と前記第2領域との2つの露出端面連接部分に位置し、その連接露出端面が内側方向に凹となる湾曲状に形成された第3および第4の領域を更に備えていることを特徴とする液晶セル。
  2. 前記第3領域および前記第4領域のそれぞれの前記湾曲状の露出端面の曲率半径が3mm以上であることを特徴とする請求項記載の液晶セル。
  3. 大型のマザー基板から複数の液晶セルを分離形成するに際し、
    前記液晶セルは、円形状の表示エリアを有し互いに対向する2つの基板と、
    前記2つの基板に挟持された液晶層とを有し、
    前記2つの基板の少なくとも一方は、第1領域および第2領域とからなり、
    前記第1領域は、前記表示エリアに沿う略円形状の露出端面を備え、
    前記第2領域は、前記露出端面に連接して形成された複数の直線状の露出端面とに囲まれた非円形状に形成され、前記第1領域と前記第2領域との2つの露出端面連接部分に位置し、その連接露出端面が内側方向に凹となる湾曲状に形成された第3および第4の領域を備えた構成に形成され、
    前記液晶セルを前記露出端面の前記第1領域の露出端面、この露出端面に連接する前記第3および第4領域の露出端面、この露出端面に連接する前記第2領域の両側露出端面にて形成される外形の少なくとも略半分の片側外形形状相当位置に沿って切削用カッターを前記基板面から離間させることなく連続して切り出すことを特徴とする液晶セルの製造方法。
  4. 前記切り出された液晶セルの前記第2領域の複数の直線状の露出端面に夫々位置決め部材を当接し、前記液晶セルの位置決めを行なうことを特徴とする請求項記載の液晶セルの製造方法。
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