JP5177594B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ球を使用して遊戯するパチンコ遊技機であって、特にパチンコ球を
貯留するパチンコ球受け皿を備えたパチンコ遊技機に関するものである。
近年パチンコ遊技機では遊技面が大型化される傾向にある。これは遊技面を大型化する
ことによって遊技者の視認性を高め、もって遊技をより臨場感あるようにするものであっ
て遊技者にとってはより一層遊技における興趣が増すものである。このような遊技面が大
型化されたパチンコ遊技機の一例として特許文献1を示す。
しかし、パチンコ遊技機の遊技面を大型化しても、パチンコ遊技機の全体の大きさはパ
チンコ遊技機が取り付けられるパチンコホールの取り付け枠の大きさに制限されることか
ら大型化することはできない。そのため、遊技面の大型化に伴って上受け皿を遊技盤の下
方に移動させることでパチンコ遊技機全体における遊技面領域の拡大を図っているのが実
状である。
特開平2003−911号公報
こに上受け皿はパチンコ遊技機の遊技面の下方位置において前方(遊技者側)に突出して配設されており、主として球貸し機からの遊技球や入賞に伴う賞球等のパチンコ球の供給を受けるパチンコ球の貯留部としての機能を有する。また、遊技球(パチンコ球)を遊技面に打ち出すための発射機構には上受け皿から遊技球が供給されるようになっている。
下受け皿は上受け皿の下方位置において前方に突出して配設されており、主として上受け皿へのパチンコ球が多すぎる場合にこれをバイパスさせるもので上受け皿と同様パチンコ球の貯留部としての機能を有する。
発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、パチンコ球受け皿内のパチンコ球を受け皿内面に沿って手ですくい取る際にすくい取りやすくしたパチンコ遊技機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、発明1では、遊技者の能動的な操作によって遊技者に所定の利益を与えるための遊技所作が実行されるとともにその所作の結果を遊技者に目視させる遊技面を備えた遊技部と、前記遊技部の下部位置であって前記所定の利益としてのパチンコ球を流入させるための流入口が形成された背面壁の前面位置に配置され、同背面壁から前方に向かって張り出し形成され同流入口から流入されるパチンコ球を受ける底板部と、同底板部を三方から包囲する包囲壁とから構成されたパチンコ球受け皿とを備え、前記パチンコ球受け皿の前記包囲壁の一部をなす前方壁の内部壁面には上下方向に延びる複数の溝が形成されていることをその要旨とする。
発明のような構成では、遊技者がパチンコ球受け皿に手を入れてパチンコ球を取りだしたり玩んだりする際に極めて握りやすくなる。つまり、前方壁の内面に複数の溝が形成されているため、溝に嵌まったパチンコ球は左右にぶれにくくなって、手と協働して他の遊離したパチンコ球を保持するアンカーの役割を果たすこととなる。この結果、従来に比べて手の内からパチンコ球がこぼれにくく、より多くのパチンコ球をつかむことができる。
ここに遊技者の能動的な操作とは、具体的には例えば遊技者がいわゆるパチンコ機にお
いて自らハンドルを操作してパチンコ球を遊技面に打ち出しさせたり、パロットにおいて
レバーを押し下げた後にボタンを連続して押すこと等が相当する。
所定の利益とは具体的には遊技の結果としてパチンコ球が払い出されることである。
遊技所作とは、遊技において遊技者が楽しむ遊技面における様々な動作であって、いわ
ゆるパチンコ機では例えば遊技釘等の障害物に干渉されながらパチンコ球が落下すること
は1つの遊技所作であり、そのパチンコ球が入賞口に入賞するか否かも1つの遊技所作と
いえる。また、パチンコ球が始動口に入賞することで液晶パネルにおいて図柄が変動し停
止すること(当然遊技者は図柄が揃ったいわゆる「大当たり」での停止を望む)も遊技所
作の1つである。また、パロットではレバーの押し下げに伴ってリールが回転を開始する
が、そのリールが回転する動作も遊技所作の1つであり、ボタンの押下によってリールが
停止する動作も遊技所作の1つである。
前方壁の内部壁面は垂直に立設されるのではなく後方下がりの傾斜が設けられているこ
とが取り出しやすさの点から好ましい。また、その傾斜は一様でも一様ではなくともよく
、一様でない場合では少なくとも底板部寄りよりも上縁寄りのほうが傾斜が緩やかである
ことがより好ましい。掻き出したパチンコ球は最終的に上縁付近で完全に手の内に握り込
むこととなるため、この握り込み位置で傾斜が緩やかであるとパチンコ球を停留させやす
くその結果握り込みやすさが向上するからである。この穏やかな傾斜の上縁付近まで溝が
あることが好ましいが、この位置に溝がなくとも構わない。
複数の溝の形状(断面、溝幅等)は特に限定はされない。また、溝は前方壁の内部壁面
において底板部上面付近から前方壁の上縁に渡って形成されることが好ましいが、部分的
であっても構わない。
また、ここにパチンコ遊技機としてはいわゆるパチンコ球が遊技面で落下するのを目視
できる狭義のパチンコ機の他に、例えばパチンコ球を使ったスロットマシン(いわゆるパ
ロット)の様なその他のパチンコ球を遊技に使用する場合も含む概念である。
また、発明2では、遊技釘等の障害物に干渉されながらパチンコ球が落
下する略垂直の遊技面を備え、落下して同遊技面に形成された入賞口及びアウト口に至っ
たパチンコ球を一旦遊技面から排出させるような遊技を行う遊技部と、前記遊技部の下部
位置であってパチンコ球を流入させるため流入口が形成された背面壁の前面位置に配置さ
れ、同背面壁から前方に向かって張り出し形成され同流入口から流入されるパチンコ球を
受ける底板部と、同底板部を三方から包囲する包囲壁とから構成された下受け皿とを備え
、 前記下受け皿の前記包囲壁の一部をなす前方壁の内部壁面には上下方向に延びる複数
の溝が形成されていることをその要旨とする。
発明2のような構成では、遊技者がパチンコ球受け皿に手を入れてパチンコ球
を取りだしたり玩んだりする際に極めて握りやすくなる。つまり、前方壁の内面に複数の
溝が形成されているため、溝に嵌まったパチンコ球は左右にぶれにくくなって、手と協働
して他の遊離したパチンコ球を保持するアンカーの役割を果たすこととなる。この結果、
従来に比べて手の内からパチンコ球がこぼれにくく、より多くのパチンコ球をつかむこと
ができる。
ここに前方壁の内部壁面は垂直に立設されるのではなく後方下がりの傾斜が設けられて
いることが取り出しやすさの点から好ましい。また、その傾斜は一様でも一様ではなくと
もよく、一様でない場合では少なくとも底板部寄りよりも上縁寄りのほうが傾斜が緩やか
であることがより好ましい。掻き出したパチンコ球は最終的に上縁付近で完全に手の内に
握り込むこととなるため、この握り込み位置で傾斜が緩やかであるとパチンコ球を停留さ
せやすくその結果握り込みやすさが向上するからである。この穏やかな傾斜の上縁付近ま
で溝があることが好ましいが、この位置に溝がなくとも構わない。
複数の溝の形状(断面、溝幅等)は特に限定はされない。また、溝は前方壁の内部壁面
において底板部上面付近から前方壁の上縁に渡って形成されることが好ましいが、部分的
であっても構わない。
また、発明3では、遊技釘等の障害物に干渉されながらパチンコ球が落
下する略垂直の遊技面を備え、落下して同遊技面に形成された入賞口及びアウト口に至っ
たパチンコ球を一旦遊技面から排出させるような遊技を行う遊技部と、前記遊技部の下部
位置であってパチンコ球を流入させるための第1の流入口が形成された背面壁の前面位置
に配置され、同背面壁から前方に向かって張り出し形成され同第1の流入口から流入され
るパチンコ球を受ける底板部と、同底板部を三方から包囲する包囲壁とから構成された上
受け皿と、前記上受け皿と重複する下部位置であってパチンコ球を流入させるための第2
の流入口が形成された背面壁の前面位置に配置され、同背面壁から前方に向かって張り出
し形成され同第2の流入口から流入されるパチンコ球を受ける底板部と、同底板部を三方
から包囲する包囲壁とから構成された下受け皿とを備え、前記下受け皿の前記包囲壁の一
部をなす前方壁の内部壁面には上下方向に延びる複数の溝を形成するようにしたことをそ
の要旨とする。
発明3のような構成では、遊技者が下受け皿に手を入れてパチンコ球を手の内
に握りしめる場合には一般には次のような作用がなされることとなる。
まず遊技者が下受け皿の斜め前方上方から差し入れた手の指先端を下受け皿内に貯留さ
れているパチンコ球の上方からパチンコ球を押し分けながら底板部の上面(つまり底面)
に向かって没入させていく。そして、徐々に指を折り曲げていきながら指の腹と掌によっ
てパチンコ球を押さていく。指の折り曲げに伴ってその指先は底面と接した位置あるいは
底面近傍位置から徐々に前方壁の内面方向に移動していく。この指の折り曲げ動作に伴っ
てパチンコ球は掻き出され手の内に収まっていく。同時に遊技者は内部壁面に沿ってパチ
ンコ球を握りながら差し入れた手を引き出していく。
このとき、本発明では前方壁の内部壁面に複数の溝が形成されているため、溝に嵌まっ
たパチンコ球は左右にぶれにくくなって、手と協働して他の遊離している(溝に嵌まって
いない)パチンコ球を保持するアンカーの役割を果たすこととなる。また、本来手の内か
らこぼれるはずのパチンコ球も溝に嵌まって保持されることで溝に沿って前方壁の内部壁
面を引き上げられるようになる。この結果、実際にパチンコ球をしっかりと握っていなく
ともパチンコ球を押圧することで手の内側で保持することができ、最終的に手を握った際
に多くのパチンコ球を保持することが可能となる。
ここに前方壁の内部壁面は垂直に立設されるのではなく後方下がりの傾斜が設けられて
いることが取り出しやすさの点から好ましい。また、その傾斜は一様でも一様ではなくと
もよく、一様でない場合では少なくとも底板部寄りよりも上縁寄りのほうが傾斜が緩やか
であることがより好ましい。掻き出したパチンコ球は最終的に上縁付近で完全に手の内に
握り込むこととなるため、この握り込み位置で傾斜が緩やかであるとパチンコ球を停留さ
せやすくその結果握り込みやすさが向上するからである。この穏やかな傾斜の上縁付近ま
で溝があることが好ましいが、この位置に溝がなくとも構わない。
複数の溝の形状(断面、溝幅等)は特に限定はされない。また、溝は前方壁の内部壁面
において底板部上面付近から前方壁の上縁に渡って形成されることが好ましいが、部分的
であっても構わない。
また、発明4では発明3の構成に加えて、前記前方壁に
は同前方壁位置を基準に遊技者側に膨出した膨出部が形成され、前記複数の溝は同膨出部
における内部壁面に形成されるようにしたことをその要旨とする。
このような構成では、膨出部が前方壁位置を基準として前方に更に張り出すこととなる
ため、手を差し入れやすくなる。また、遊技者はごく自然に膨出部位置から手を差し入れ
ることとなるため、この位置に複数の溝を形成すれば足ることとなる。また、このように
異形の部分は強度が他の部分に比べて劣ることが多いので、複数の溝を形成することで強
度の向上も図ることができる。
また、発明5では請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記溝の溝幅はパチンコ球の直径よりもわずかに幅狭に形成されていることをその要旨とする。
このような構成では、パチンコ球は溝の底、つまり前方壁の内部壁面とは接することな
く浮いた位置で溝の縁に支持されて転動することとなる。つまり、パチンコ球の掻き出し
に伴って指先を折り曲げていくとすると指がパチンコ球の下側に接し、これを押し上げる
ようになるためしっかりとパチンコ球を支えることができ、パチンコ球が手の内からこぼ
れにくくなる。
また、発明6では請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記溝の溝幅は少なくとも上方寄り位置において同溝幅がパチンコ球の直径よりもわずかに幅狭に形成されるとともに、複数の前記溝は下方寄りよりも上方寄りのほうが溝の深さが深いことをその要旨とする。
このような構成では、パチンコ球が掻き出され溝に沿って引き出されるにつれ少なくと
も上方寄り位置においてパチンコ球の直径よりも幅狭となるとともに、溝の深さが深くな
るためパチンコ球は溝から浮いてくる。つまり、上記と同様パチンコ球の掻き出しに伴っ
て指先を折り曲げていくとすると指がパチンコ球の下側に接し、これを押し上げるように
なるためしっかりとパチンコ球を支えることができ、パチンコ球が手の内からこぼれにく
くなる。
また、発明7では請求項1に記載の発明の構成に加えて、複数の前記溝は下方寄りよりも上方寄りのほうが溝幅が狭く、少なくとも同溝は上方寄り位置において同溝幅がパチンコ球の直径よりもわずかに幅狭に形成されていることをその要旨とする。
このような構成では、当初は溝幅が広いためパチンコ球が溝の底面に接することもある
が、引き出されるにつれ少なくとも上方寄り位置においてパチンコ球の直径よりも幅狭と
なっているため、パチンコ球は溝から浮いてくる。つまり、上記と同様パチンコ球の掻き
出しに伴って指先を折り曲げていくとすると指がパチンコ球の下側に接し、これを押し上
げるようになるためしっかりとパチンコ球を支えることができ、パチンコ球が手の内から
こぼれにくくなる。
また、発明8では請求項1に記載の発明の構成に加えて、複数の前記溝同士は下方寄りよりも上方寄りのほうが互いに接近していることをその要旨とする。
このような構成では、パチンコ球が掻き出され溝に沿って持ち上げられるにつれ溝に沿
って上昇するパチンコ球は互いに接近するため、手の内に収まりやすくより多くのパチン
コ球を取り出すことが可能となる。
上記各請求項に記載の発明では、前方壁の内面に複数の溝が形成されているため、溝に
嵌まったパチンコ球は左右にぶれにくくなって、手と協働して他の遊離したパチンコ球を
保持するアンカーの役割を果たすこととなる。この結果、従来に比べて手の内からパチン
コ球がこぼれにくく、より多くのパチンコ球を受け皿から取り出すことが可能となる。
本発明の実施の形態のパチンコ機の正面図。 同じパチンコ機の概略分解側面図。 同じパチンコ機の下受け皿の平面図。 同じパチンコ機の上受け皿の平面図。 同じパチンコ機の下受け皿の斜視図。 同じパチンコ機の下受け皿にパチンコ球を取り出すために手を差し出している状態の一部断面側面図(下受け皿のみ断面)。 同じパチンコ機の下受け皿内にパチンコ球を取り出すために手を差し込んでいる状態の一部断面側面図(下受け皿のみ断面)。 同じパチンコ機の下受け皿からパチンコ球を取り出した状態の一部断面側面図(下受け皿のみ断面)。 同じパチンコ機の下受け皿における前方壁の部分拡大断面図であって、(a)は図3におけるA−A断面図、(b)は図3におけるB−B断面図。 同じパチンコ機の下受け皿における傾斜部の横断面図(溝にパチンコ球が嵌合されている)。 同じパチンコ機の下受け皿からパチンコ球を取り出している状態を説明する説明図。 同じパチンコ機の下受け皿からパチンコ球を取り出している状態を説明する説明図。 他の実施の形態のパチンコ機であって、(a)は傾斜部の溝付近の平面図、(b)は(a)におけるC−C断面図にパチンコ球を配置した合成図、(c)は(a)におけるD−D断面図にパチンコ球を配置した合成図。 他の実施の形態のパチンコ機であって、(a)は傾斜部の溝付近の平面図、(b)は(a)におけるE−E断面図にパチンコ球を配置した合成図、(c)は(a)におけるF−F断面図にパチンコ球を配置した合成図。 本発明の他の実施の形態であるパロットの斜視図。 (a)及び(b)は従来のパチンコ機を説明する説明図。
以下、本発明をパチンコ機(狭義のパチンコ遊技機)に応用した実施の形態について図
面に基づいて説明する。 尚、以下の説明においては前面、前方或いは表面側とは遊技者
が正対する側をいい、後面、後方或いは背面側とはそれら正対する側の反対側をいう。ま
た、特記なき限り左右とは前面からみた左右方向をいう。
まず、本実施の形態のパチンコ機の概略構成について説明する。図1に示すように、パ
チンコ機の支持枠体としての外枠1は上下左右の各枠板1a〜1dによって四角形に枠組
みされた木製の枠体とされている。下部枠板1d上部位置には幕板2が配設されている。
図2に示すように、外枠1には遊技機本体3が装着されている。遊技機本体3はパチンコ
機の構造的な中核を形成するパネル状の構成部材とされる。
図2に示すように、遊技機本体3を中心としてその他のパネル状の構成部材がその前後
方向に積層状に配置されている。遊技機本体3の上半身に形成された遊技盤取り付けスペ
ース5には遊技部としての遊技盤4が嵌合されている。遊技盤4の前方には扉枠7が配設
されている。扉枠7の上方位置にはガラス窓Gが嵌合されており、同ガラス窓Gの下方位
置には前方に突出形成された上受け皿8が形成されている。遊技盤4の前面には遊技面4
aが形成されている。図1に示すように、遊技面4a上には各種入賞口10やアウト口1
1が配設されている。尚、本実施の形態では障害物としての遊技釘は図示を省略する。
遊技盤4の後方位置には遊技盤4を背面から覆うように機構盤12が配設されている。
機構盤12の直下には基板取り付けベース13が配設されている。遊技機本体3の下方位
置にはカバープレート14が配設されている。カバープレート14は遊技機本体3に対し
て開閉可能に装着されている。カバープレート14には前方に突出形成された下受け皿1
5が形成されている。下受け皿15の右側方には操作ハンドル16が取付けられている。
下受け皿15の左側方には灰皿17が配設されている。
次に、上受け皿8及び下受け皿15周辺の構成について詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、上受け皿8は扉枠7前面から前方に向かって突出形成させ
られている。図1、図2及び図4に示すように、上受け皿8は扉枠7前面を背面壁として
前方に張り出し形成された底板部20と、底板部20の前方及び左右の三方から立ち上が
る包囲壁21とから構成されている。上受け皿8は図4に示すように平面形状が左右対称
形状の台形形状に構成され、図2に示すように包囲壁21は下方寄りほど前方にせり出し
ている。上受け皿8は複数のプラスチック成形パネルを組み合わせて構成された中空の構
造体であって、上受け皿8全体としてデザイン的な統一が図られている。
パチンコ球Pが流入する底板部20上面左寄りは球溜まり22とされている。底板部2
0上面右寄りは同球溜まり22に対して丘状に盛り上がって形成された盛り上がり部23
とされている。盛り上がり部23には球溜まり22方向に向かって下がる傾斜が形成され
ている。
従って、盛り上がり部23に落下したパチンコ球Pは傾斜に沿って球溜まり22方向に
流下する。底板部20上面であって扉枠7と盛り上がり部23の間には球溜まり22から
右方にかけて右下がりに徐々に狭まる狭窄通路24が形成されている。パチンコ球Pは球
溜まり22から狭窄通路24に至るにつれて徐々に整列させられ最終的に縦一列とされて
図示しない遊技球案内機構に導かれる。球溜まり22に面した扉枠7前面位置には第1の
流入口としての賞球流入口25が形成され、機構盤10から放出された賞球は同賞球流入
口25から球溜まり22に向かって流入する。
包囲壁21は所定の厚みを持って立設され、その上縁には前下がりの傾斜となる平面に
面取り形成された平面部21aが形成されている。平面部21aは左右方向の中央付近か
ら右方にかけて徐々に幅広とされており、一部が前記盛り上がり部23の傾斜に連接され
た後方傾斜面21bとされている。平面部21aの右端は三角形状のテーブル面21cと
され、同テーブル面21c内にバイパスレバー26が配設されている。バイパスレバー2
6を操作することで狭窄通路24に至ったパチンコ球Pを遊技球案内機構に導かずに図示
しないバイパス通路に導き下受け皿15にバイパスさせることが可能となる。一般にバイ
パスレバー26は賞球が連続して上受け皿8に流入する際にパチンコ球Pが上受け皿8か
ら溢れるのを防止するために操作される。
上受け皿8の直下であって扉枠7前面から前方に向かって下受け皿15とデザイン的に
統一された装飾パネル27が突出形成させられている。
図1及び図2に示すように、下受け皿15は上受け皿8と重複する下部位置であってカ
バープレート14前面から前方に向かって突出形成させられている。図1〜図3及び図5
に示すように、下受け皿15はカバープレート14を背面壁として前方に張り出し形成さ
れた底板部30と、底板部30の前方及び左右の三方から立ち上がる包囲壁31とから構
成されている。下受け皿15は複数のプラスチック成形パネルを組み合わせて構成された
中空の構造体であって、下受け皿15全体としてデザイン的な統一が図られている。
底板部30はパチンコ球Pが転動する上部床板32と、底板部30の下面側の外皮を構
成する下部床板33との二重構造とされている。図3及び図5に示すように、上部床板3
2には中央からわずかに右に寄った位置に円形の第1のシャッタ窓34が透設されている
。上部床板32は第1のシャッタ窓34位置が最も低くなるような傾斜が形成されている
。下部床板33の第1のシャッタ窓34と対向する位置には第1のシャッタ窓34と同形
状の第2のシャッタ窓35が形成されている。図6及び図7に示すように上部及び下部床
板32,33間にはシャタ36が配設されている。シャタ36にはシャタ36を手動で操
作するための球抜きレバー37が一体的に形成されている。シャタ36は図示しないコイ
ルスプリングによって常時両シャッタ窓34,35を塞ぐ方向に付勢されており、同球抜
きレバー37を操作してシャタ36をスライド移動させることで両シャッタ窓34,35
を介してパチンコ球Pを下受け皿15下方に落下させることが可能となっている。
底板部30の後方にはカバープレート14の装飾パネルとなる背面プレート38が配設
されている。背面プレート38は底板部30と包囲壁31に包囲されたカバープレート1
4の後方全領域を覆っている。背面プレート38には第1のシャッタ窓34に面した位置
に第2の流入口としてのバイパス球流入口39が形成されている。バイパス球流入口39
は前記バイパスレバー26が操作された場合、球溜まり22から賞球流入口25側まで賞
球があふれてしまった場合、更に遊技球を打ち損ねた場合等にパチンコ球Pを上部床板3
2上に導くための通路とされる。背面プレート3の左寄りには図示しないスピーカの音を
前方に出す音響孔40が形成されている。
包囲壁31は前方壁41と左右の側壁42とから構成されている。図1及び図3に示す
ように、両側壁42は底板部30の左右において上方ほど拡開されるように(つまり逆ハ
の字状に)斜めに立設されている。前方壁41は両側壁42と滑らかに接続されている。
両側壁42の上面42aはカバープレート14の上縁と同高さに形成されるとともに、前
方壁41は両側壁42に対して約半分の高さに構成されている。そのため、前方壁41側
からも目視において背面プレート38が大きく露出される。
図3及び図5に示すように、前方壁41の中央寄りは前方に膨出した膨出部43とされ
ている。前方壁41の下面側には切り欠き状の凹部44が形成されており、同凹部44の
奥部壁面44aに前記シャタ36から延出された球抜きレバー37が露出されている。
図3、図5〜図7に示すように、前方壁41の内部側には上部床板32から前方壁41
の上面41aに向かって後ろ下がりに傾斜した内部壁面としての傾斜面45が形成されて
いる。図6〜図9(a)及び図9(b)に示すように、傾斜面45は上方寄りは徐々に湾
曲され水平な前方壁41の上面41aに連接されており、上方寄りほど傾斜が緩やかにな
るように構成されている。傾斜面45には膨出部43位置において断面略半円形状の7本
の溝47が上部床板32から前方壁41の上面41aにかけて等間隔にそれぞれ一直線に
形成されている。溝47は図10に示すように、傾斜面43を構成する成型品の表裏に凹
凸状に突起するように形成されている。個々の溝47自体は下方から上方に至るまで等幅
とされている。相隣り合う溝47の間隔は上方ほど狭まっている。図10及び図12に示
すように各溝47の左右方向溝幅はパチンコ球Pの直径よりもわずかに幅狭とされている
ため、パチンコ球Pは溝47内に嵌合されている状態で溝47の底部には当接せず、わず
かに底部から離間して隙間が形成される。
次に、このように構成された本実施の形態のパチンコ機の特に下受け皿15からパチン
コ球Pを取り出す際の作用について説明する。
遊技者は下受け皿15に貯留されているパチンコ球Pを上受け皿8に戻すため、図6に
示すように、下受け皿15に前方壁41の膨出部43方向から手Hを差し入れる。そして
、図7に示すようにパチンコ球Pの上方からパチンコ球Pを押し分けながら上部床板32
の上面(つまり底面)に向かって没入させていく。そして、徐々に手Hの指を折り曲げて
いく。指の折り曲げに伴ってその指先は上部床板32に接した位置あるいは上部床板32
近傍位置から徐々に傾斜面45方向に移動していく。この指の折り曲げ動作に伴ってパチ
ンコ球は例えば図12のように指の腹やあるいは掌によって押さえられながら傾斜面45
に沿って掻き出されていく。
この時、図11及び図12に示すように、パチンコ球Pは溝47に嵌合して手Hの指の
腹と掌によって押さえられて保持される。この溝47に嵌合されたパチンコ球Pをアンカ
ー球Aとすると手Hの指の腹と掌によって押さえられるとともに、アンカー球Aが溝47
に嵌合されていて左右方向に移動できなくなっているため、これらアンカー球Aによって
手Hと傾斜面45の間にパチンコ球が保持されやすくなる。遊技者は手Hの指を折り曲げ
てパチンコ球Pを握り込んでいき、傾斜面45は上方寄り付近で握りしめ、図8のように
手Hを下受け皿15方向から取り出し、握ったパチンコ球Pを上受け皿8に移す。
アンカー球Aが溝47に嵌合される際には、アンカー球Aは溝47の底部には当接せず
、わずかに底部から離間しているため、図11に示すように指先を立てて溝47内にわず
かに進入させた状態で下方から上方に向かってパチンコ球を押し上げるように取り出すよ
うな動作も可能である。
このように構成することで本実施の形態では次のような効果を奏する。
(1)パチンコ球Pは溝47に嵌合されることでアンカー球Aとなり、手Hの指の腹と掌
と協働して他の遊離したパチンコ球Pを保持するアンカーの役割を果たすこととなる。こ
の結果、従来に比べて手の内からパチンコ球がこぼれにくくなりより多くのパチンコ球を
下受け皿から取り出すことが可能となる。
(2)溝47の幅はパチンコ球Pの径よりも小さいため、アンカー球Aは溝47の底部4
7aに接することなく若干浮いた状態で嵌合されることとなる。そのため、図11のよう
に指先が若干溝47内に進入すると溝47に嵌合されているアンカー球Aをしっかりと掻
き出すこととなって、パチンコ球Pが非常に握りやすくなっている。
(3)下受け皿15の前方壁41は前方に膨出した膨出部43とされているため、手を差
し入れやすく、傾斜面45は上方寄りの傾斜が緩やかになっているため掻き出したパチン
コ球は最終的に上縁付近で完全に手の内に握り込む際に握り込みやすさが向上する。
(4)各溝47は上方ほど隣接する溝47同士が接近しているため、パチンコ球Pを溝4
7に沿って持ち上げるにつれパチンコ球は互いに接近するため、手の内に収まりやすくよ
り多くのパチンコ球を取り出すことが可能となる。
尚、この発明は、次のように変更して具体化することも可能である。
・上記実施の形態では溝47の幅は長手方向に等幅であったが、等幅でなくとも構わな
い。例えば図13に示すように下方寄りが幅広で上方寄りが幅狭としてもよい。パチンコ
球Pを上方に持ち上げていくと、徐々に溝47の幅が狭くなってアンカー球Aは溝47の
底部47aに接することなく若干浮いた状態となる。そのため上記と同様指先が若干溝4
7内に進入するとアンカー球Aをしっかりと掻き出すこととなって、パチンコ球Pが非常
に握りやすくなる。
・上記実施の形態では溝47の深さは均一であったが、溝47の上下方向位置によって
深さを変えるようにしてもよい。例えば図14に示すように下方寄りで浅く、上方寄りで
深くしてもよい。この実施の形態では図14(c)に示すように、溝47の幅はパチンコ
球Pの径よりも小さいため、上方寄りでアンカー球Aは溝47の底部47aに接すること
なく若干浮いた状態となる。そのため上記と同様指先が若干溝47内に進入するとアンカ
ー球Aをしっかりと掻き出すこととなって、パチンコ球Pが非常に握りやすくなる。
本発明はパチンコ球を使用したスロットマシンいわゆるパロットに応用することも可能
である。図15に示すように、パロット51は外枠52に遊技機本体53が配設されてい
る。遊技機本体53の上部が遊技面となっており、ここに図示しない3つのリールが回転
可能に配設されている。遊技面の前方位置にはガラス窓Gが配設されている。ガラス窓G
の下方位置には前方に向かって上受け皿54及び下受け皿55が突出形成されている。上
受け皿54には遊技者が操作するリール回転始動用のレバー56とリールを停止させる3
つのボタン57が併設されている。
本発明は上受け皿及び下受け皿のいずれか一方のみを有するパチンコ遊技機に応用する
ことも可能である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
本発明の目的を達成するために上記実施の形態から把握できるその他の技術的思想につ
いて下記に付記として説明する。
(1)請求項1〜6において前記各溝は下方から上方まで一直線状に形成されていること
を特徴とするパチンコ遊技機。
これによってパチンコ球を溝に沿って速やかに取り出すことが可能となる。
(2)請求項1〜6又は付記1において前記前方壁の内部壁面は後方下がりの傾斜面とさ
れていることを特徴とするパチンコ遊技機。
これによって、パチンコ球は傾斜に沿って引き上げながら手前側に寄せることができ、
パチンコ球を溝に沿って速やかつ容易に取り出すことができる。
(3)付記1において前記傾斜面は上方寄りほど傾斜が緩やかになることを特徴とするパ
チンコ遊技機。
掻き出したパチンコ球は最終的に上縁付近で完全に手の内に握り込むこととなるため、
これによって、パチンコ球を上縁付近に停留させやすくなり握り込みやすさが向上するか
らである。
10…入賞口、11…アウト口、4…遊技部としての遊技盤、4a…遊技面、7…背面
壁としての扉枠、14…背面壁としてのカバープレート、20…底板部、21…包囲壁、
25…第1の流入口としての賞球流入口、8…上受け皿、15…下受け皿、20…底板部

30…底板部、31…包囲壁、39…第2の流入口としてのバイパス球流入口、41…前
方壁、45…前方壁の内部壁面となる傾斜面、47…溝、P…パチンコ球。

Claims (1)

  1. 遊技者の能動的な操作によって遊技者に所定の利益を与えるための遊技所作が実行されるとともにその所作の結果を遊技者に目視させる遊技面を備えた遊技部と、
    前記遊技部の下部位置であって前記所定の利益としてのパチンコ球を流入させるための流入口が形成された背面壁の前面位置に配置され、同背面壁から前方に向かって張り出し形成され同流入口から流入されるパチンコ球を受ける底板部と、同底板部を三方から包囲する包囲壁とから構成されたパチンコ球受け皿とを備え、
    前記パチンコ球受け皿の前記包囲壁の一部をなす前方壁の内部壁面には上下方向に延びる複数の溝が形成され、複数の前記溝は下方寄りよりも上方寄りのほうが溝幅が狭く、少なくとも前記溝は上方寄り位置において前記溝幅がパチンコ球の直径よりもわずかに幅狭に形成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
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