JP5176273B2 - 発光装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発光装置に関し、特に、発光素子を有する発光装置に関する。
発光素子を用いた発光装置は、小型で電力効率が良く鮮やかな色の発光をする。また、該発光素子は半導体素子であるため球切れなどの心配がない。さらに初期駆動特性が優れ、振動やオン・オフ点灯の繰り返しに強いという特徴を有する。このような優れた特性を有するため、発光ダイオード(LED)、レーザーダイオード(LD)などの発光素子を用いる発光装置は、各種の光源として利用されている。
従来の半導体発光装置として以下の構成を有するものがある。図12は、従来の発光装置を示す概略断面図である。図13は、従来の発光装置を発光させた際の照射面の像を示す概略図である。従来の発光装置は、発光素子201と、発光素子201が載置されるリード202と、発光素子201上に設けられるコーティング樹脂203と、コーティング樹脂203を保護するモールド部材206と、を有する。発光素子201には、窒化ガリウム系化合物半導体からなる発光層を備えた青色発光が可能な発光素子が使用されている。発光素子201はリード202の凹部内の底面に配置されている。発光素子3の上部及びその周囲は例えば、セリウムにより付活されたイットリウム・アルミニウム酸化物系(以下、YAGという)蛍光体207の粒子を含む透明なエポキシ樹脂からなるコーティング樹脂203で覆われている。コーティング樹脂203には、発光素子201からの青色光の少なくとも一部を吸収し波長変換して蛍光を発する黄色のフォトルミネッセンス蛍光体207が含まれている。発光装置は、発光素子201からの青色光と蛍光体207の黄色光とが混合して白色光を得ている。
しかしながら、この発光装置から放射される光は、光照射面でドーナツ状のイエローリングが生じている。つまり、発光素子201の上面からは青色光が強く出射され、ドーナツ状の中央にやや青色味がかった白色光211が形成される。一方、発光素子201の側面から出射された光は、蛍光体207に強く照射され、また、凹部の側面にも照射され、ドーナツ状にやや黄色味がかった白色光212が形成される。これは発光素子201からの光を反射するリード202の凹部が影響しているものと考えられる。
また、モールド部材を乳白色にする拡散材が含まれる発光装置がある(例えば、特許文献1参照)。しかし、この発光装置はモールド部材全体に均一に拡散材が含有されているため、本来は光を集光させるために設けられるモールド部材の作用が不十分になる。
さらに、拡散樹脂224の上部に蛍光材227を配置する発光装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。図14は、従来の発光装置を示す概略断面図である。
この発光装置は、一方のリードフレーム222の凹部内に発光素子221を配置し、他方のリードフレームと発光素子221をボンディングワイヤで接続する。発光素子221の凹部内で発光層よりも下の部分の周囲を透明樹脂または拡散樹脂224を用いて封止し、発光層よりも上面のみに蛍光材227を塗布する。拡散樹脂224中には拡散部材225が含まれている。蛍光材227は樹脂223中に含まれている。樹脂223はモールド部材226で被覆されている。これにより、発光素子221からの光が蛍光材227を通過する距離を経路によらず略同一とし、混色性を向上させる旨記載されている。
しかし、発光素子221を配置するリードフレーム222には、凹部が形成されているため、発光素子201からの光の透過経路を略同一とすることが難しい。つまり、発光素子221から出射された光が凹部の側面に照射され、照射面におけるドーナツ状のイエローリングを形成する。一方、発光素子221の上面から出射された光は、照射面におけるドーナツ状の中央部を形成する。よって、イエローリングの発生を抑止するまで到っていない。また、光の経路を略同一とすることができたとしても、蛍光材227を樹脂223内に均一に分散させる必要があり、蛍光材227を完全に制御することは困難である。そのため、蛍光体227が含まれる量が少ない部分においては、十分な励起発光が得られないために青みがかった光が放出されてしまい、均一な混色光を得るのには不十分である。
特開2000−208815号公報 特開2002−222996号公報
そこで、本発明は、照射面において均一な光が照射可能な発光装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、前記課題は次の手段により解決される。
本発明は、底面と側面とを持つ凹部を有する基台と、前記基台の凹部の底面に載置される発光素子と、前記発光素子を被覆し、前記基台の凹部内に配置される第1の部材と、前記第1の部材を被覆し、前記基台の凹部内に配置され、かつ、前記発光素子からの光を拡散させる光拡散部材が含有されており、前記基台の側面付近よりも前記発光素子の上方付近の方が同体積中で前記光拡散部材を多く含有する第2の部材と、を有する発光装置に関する。これにより照射面において均一な光が照射可能な発光装置を提供することができる。
前記第2の部材における前記発光素子の上方の厚さが、前記第1の部材における前記発光素子の上方の厚さよりも厚いことが好ましい。発光素子の上方から出射される光を拡散させるためである。また、基台の凹部の側面に反射された光を拡散させるためである。
前記第1の部材は、前記凹部の上端よりも低い位置まで充填されていることが好ましい。第2の部材を配置し易くするためである。
前記凹部は、側面に段差が設けられており、下段部分に前記第1の部材が配置され、上段部分に前記第2の部材が配置されているものも使用することができる。第1の部材を配置しやすくすると共に、第2の部材も配置しやすくするためである。また、第2の部材を一定量確保し、より光の拡散を促進させるためである。
前記第1の部材と前記第2の部材とは、界面がなく固着されているものも使用することができる。これにより屈折率差による光取り出し効率の低下を抑制することができる。ただし、第1の部材を半硬化した状態で第2の部材を配置したときに界面が生じたとしても、本明細書における界面ではないものとする。本明細書における界面は、第1の部材を本硬化した状態で第2の部材を配置したときに生じるものをいう。
前記第1の部材は、前記発光素子からの光を吸収して、前記発光素子からの光と異なる波長の光を放出する蛍光物質を含有することもできる。これにより、発光素子からの光と第1の部材で波長変換された光とが、第2の部材を通過して外部に取り出される際に、混色性の高い光を取り出すことができる。
前記第1の部材は凹状に形成されていることが好ましい。第1の部材の凹状部分に第2の部材を配置できるため、光の拡散を向上させることができる。
前記第2の部材は、前記基台の凹部から突出する凸状に形成されていることが好ましい。第2の部材に光拡散部材が含まれているため、凸状となる厚みが厚い部分は厚みの薄い部分よりも光拡散作用が大きいため、容易に光の拡散を向上させることができる。
前記発光装置は、第2の部材上に、さらに第3の部材を設けることもできる。これにより第2の部材を保護することができる。また、第2の部材より屈折率の低い第3の部材を用いることにより、光の取り出し効率を向上させることができる。第3の部材は、光を集光する作用を高めるために、光拡散部材を含有する量が少ない又は含有しないほうが好ましい。
本発明によれば、光の拡散作用を高め、照射面における均一な光が照射可能な発光装置を提供することができる。
以下に、本発明に係る発光装置及びその製造方法を、実施の形態及び実施例を用いて説明する。ただし、本発明は、この実施の形態及び実施例に限定されない。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態に係る発光装置は、以下の構成を採る。図1は、第1の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。図2は、第1の実施の形態に係る発光装置を発光させた際の照射面の像を示す概略図である。
第1の実施の形態に係る発光装置は、発光素子1、基台2、第1の部材3及び第2の部材4を備える、いわゆる砲弾型発光装置である。発光素子1を載置する側の基台2は、底面2bと側面2cとを持つ凹部2aを有する。発光素子1は基台2の凹部2aの底面2bに載置する。第1の部材3は、基台2の凹部2a内に配置して、発光素子1を被覆する。第1の部材3は中央部が凹んでいる。中央部を凹ますことにより第2の部材4を基台2の凹部2a内に配置することができる。第2の部材4は光拡散部材5を含有する。第2の部材4は、凹部2a内、若しくは、凹部2a付近に配置され、第1の部材3を被覆する。第2の部材4は中央部が凸状に形成されている。つまり、基台2の側面2c付近の厚さよりも発光素子1の上方付近の厚さの方が厚くなっている。第2の部材4中に光拡散部材5がほぼ均一に含有されていた場合、基台2の側面2c付近における光拡散部材5の全体量よりも、発光素子1の上方部分における光拡散部材5の全体量が多いため、光拡散作用が大きい。第2の部材4は、さらに第3の部材6で被覆されている。第3の部材6は基台2を固定している。
(作用)
発光素子1の上方から出射される光は、第2の部材4中に含まれる光拡散部材5に照射されて反射され、光が拡散する。基台2の側面2c付近における光拡散部材5の全体量よりも、発光素子1の上方部分における光拡散部材5の全体量が多いため、光拡散作用が大きい。また、発光素子1の側面等から出射される光は、基台2の凹部2aの側面2cで反射され、発光素子1の上方部分を通過する。このときも基台2の側面2c付近における光拡散部材5の全体量よりも、発光素子1の上方部分における光拡散部材5の全体量が多いため、光拡散作用が大きい。発光素子1の上方から出射され、光拡散部材5により光拡散された第1光101と、発光素子1の側面等から出射され、光拡散部材5により光拡散された第2光102と、が混合する。これにより光の透過量が多い部分について、光拡散部材5を多く配置して光を拡散することができるため、照射面において従来よりも均一な発光色を写しだすことができる。また、光が拡散される部分を限定しているため、発光出力の低下を抑えることもできる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態について、図面を用いて説明する。図3は、第2の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。
第2の実施の形態は、第1の部材13に蛍光物質17を含有させた以外は、第1の実施の形態とほぼ同様の構成を採る。ほぼ同様の構成を採る部分については説明を省略する部分もある。第2の実施の形態に係る発光装置は、発光素子11、基台12、第1の部材13及び第2の部材14を備える、いわゆる砲弾型発光装置である。第1の部材13中には蛍光物質17が含有されており、基台12の凹部内に沈降している。第1の部材13は、基台12の凹部内に配置して、発光素子11を被覆する。蛍光物質17は発光素子11の上面や側面に配置される。第1の部材13は中央部が凹んでいる。第2の部材14は光拡散部材15を含有する。第2の部材14は、凹部内、若しくは、凹部付近に配置され、第1の部材13を被覆する。第2の部材14は中央部が凸状に形成されている。つまり、基台12の側面付近の厚さよりも発光素子11の上方付近の厚さの方が厚くなっている。第2の部材14中に光拡散部材15がほぼ均一に含有されていた場合、基台12の側面付近における光拡散部材15の全体量よりも、発光素子11の上方部分における光拡散部材15の全体量が多いため、光拡散作用が大きい。第2の部材14は、さらに第3の部材16で被覆されている。第3の部材16は、基台12を固定している。
(作用)
発光素子11から出射される光の少なくとも一部は蛍光物質17に照射され、発光素子11からの光と異なる波長の光を放出する。発光素子11の上方から出射される光(発光素子11からの光と蛍光物質17からの光)は、第2の部材14中に含まれる光拡散部材15に照射されて反射され、光が拡散する。基台12の側面付近における光拡散部材15の全体量よりも、発光素子11の上方部分における光拡散部材15の全体量が多いため、光拡散作用が大きい。また、発光素子11の側面等から出射される光(発光素子11からの光と蛍光物質17からの光)は、基台12の凹部の側面で反射され、発光素子11の上方部分を通過する。このときも基台12の側面付近における光拡散部材15の全体量よりも、発光素子11の上方部分における光拡散部材15の全体量が多いため、光拡散作用が大きい。これにより光の透過量が多い部分について、光拡散部材15を多く配置して光を拡散することができるため、従来よりも均一な発光色を出射することができる。かつ、光が拡散される部分を限定しているため、発光出力の低下を抑えることもできる。例えば、発光素子11に青色に発光する窒化ガリウム系化合物半導体を用い、蛍光物質17に黄色に発光するイットリウム・アルミニウム・酸化物系蛍光体を用いる。第1の部材13において、発光素子11の上方から出射される光は青色光であり、基台12の側面付近から出射される光は黄色光が主である場合、上述のように第2の部材14で光が拡散されるため、照射面においては均一な白色光が写し出される。これにより、ドーナツ状のイエローリングの発生を抑制することができる。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態について、図面を用いて説明する。図4は、第3の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。図5は、第3の実施の形態に係る発光装置を発光させた際の照射面の像を示す概略図である。
第3の実施の形態は、第1の部材23に蛍光物質27を含有させたこと、及び、第2の部材24に含有される光拡散部材25の濃度を変えたこと以外は、第1の実施の形態とほぼ同様の構成を採る。ほぼ同様の構成を採る部分については説明を省略する部分もある。第3の実施の形態に係る発光装置は、発光素子21、基台22、第1の部材23及び第2の部材24を備える、いわゆる砲弾型発光装置である。第1の部材23中には蛍光物質27が含有されており、基台22の凹部内に沈降している。第1の部材23は、基台22の凹部内に配置して、発光素子21を被覆する。蛍光物質27は発光素子21の上面や側面に配置される。第1の部材23は中央部が凹んでいる。第2の部材24は光拡散部材25を含有する。第2の部材24は、凹部内、若しくは、凹部付近に配置され、第1の部材23を被覆する。基台22の側面付近よりも発光素子21の上方付近の方が同体積中で光拡散部材25が多く含有されている。これにより発光素子21の上方付近の方が基台22の側面付近よりも光拡散作用が大きい。基台22の側面付近よりも発光素子21の上方付近の方が同体積中で光拡散部材25が多く含有されていれば、第2の部材24は平板状でも、中央部が凸状でもよい。ここでは第2の部材24の中央部が凸状に形成されている。第2の部材24は、さらに第3の部材26で被覆されている。第3の部材26は、基台22を固定している。
発光素子21の上方から出射され、光拡散部材25により光拡散された第1光111と、発光素子21の側面等から出射され、光拡散部材25により光拡散された第2光112と、が混合する。これによっても、第2の部材24で光が拡散されるため、照射面においては均一な白色光が写し出される。また、ドーナツ状のイエローリングの発生を抑制することができる。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態について、図面を用いて説明する。図6は、第4の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。
第4の実施の形態は、第1の部材33に蛍光物質37を含有させたこと、及び、第2の部材34の表面が凹部の上端と略同じであること、以外は第1の実施の形態とほぼ同様の構成を採る。ほぼ同様の構成を採る部分については説明を省略する部分もある。第4の実施の形態に係る発光装置は、発光素子31、基台32、第1の部材33及び第2の部材34を備える、いわゆる砲弾型発光装置である。第1の部材33中には蛍光物質37が含有されており、基台32の凹部内に沈降している。第1の部材33は、基台32の凹部内に配置され、発光素子31を被覆する。蛍光物質37は発光素子31の上面や側面に配置される。第1の部材33は中央部が凹んでいる。第2の部材34は光拡散部材35を含有する。第2の部材34は、凹部内、若しくは、凹部付近に配置され、第1の部材33を被覆する。第2の部材34の表面は、平坦に形成されている。第2の部材34の厚さは、基台32の側面付近の厚さよりも発光素子31の上方付近の厚さの方が厚くなっている。第2の部材34中に光拡散部材35がほぼ均一に含有されていた場合、基台32の側面付近における光拡散部材35の全体量よりも、発光素子31の上方部分における光拡散部材35の全体量が多いため、光拡散作用が大きい。第2の部材34は、さらに第3の部材36で被覆されている。第3の部材36は、基台12を固定している。
これにより、図には示さないが、発光素子31の上方から出射され、光拡散部材35により光拡散された光と、発光素子31の側面等から出射され、光拡散部材35により光拡散された光と、が混合し、従来よりも均一な発光色を出射することができる。これによっても、第2の部材34で光が拡散されるため、照射面においては均一な白色光が写し出される。また、ドーナツ状のイエローリングの発生も抑制することができる。さらに、第2の部材34の平坦な表面は、光が拡散される部分を限定しているため、発光出力の低下をさらに抑えることができる。かつ、第2の部材34の表面を凸状にするよりも製造が容易であり、ワイヤへの負担も減らすことも可能となる。
<第5の実施の形態>
第5の実施の形態について、図面を用いて説明する。図7は、第5の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。
第5の実施の形態は、蛍光物質47が第1の部材43の中に略均一に分散していること、第1の部材43の表面が平坦であること、第2の部材44の表面が凸状であること、以外は第1の実施の形態とほぼ同様の構成を採る。ほぼ同様の構成を採る部分については説明を省略する部分もある。第5の実施の形態に係る発光装置は、発光素子41、基台42、第1の部材43及び第2の部材44を備える、いわゆる砲弾型発光装置である。第1の部材43中には蛍光物質47が含有されており、基台42の凹部内に略均一に分散している。第1の部材43は、基台42の凹部内に配置して、発光素子41を被覆する。第1の部材43は表面が平坦である。第2の部材44は光拡散部材45を含有する。第2の部材44は、凹部よりも上部、若しくは、凹部付近に配置され、第1の部材43を被覆する。第2の部材44の表面は、凸状に形成されている。第2の部材44の厚さは、基台42の側面付近の厚さよりも発光素子41の上方付近の厚さの方が厚くなっている。第2の部材44中に光拡散部材45がほぼ均一に含有されていた場合、基台42の側面付近における光拡散部材45の全体量よりも、発光素子41の上方部分における光拡散部材45の全体量が多いため、光拡散作用が大きい。第2の部材44は、さらに第3の部材46で被覆されている。第3の部材46は、基台42を固定している。
これにより、図には示さないが、発光素子41の上方から出射され、光拡散部材45により光拡散された光と、発光素子31の側面等から出射され光拡散部材45により光拡散された光と、が混合し、第2の実施の形態と同様に従来よりも均一な発光色を出射することができる。また、第1の部材43中に蛍光物質47を略均一に分散させることにより、発光素子41からの光と、蛍光物質47に波長変換された光と、が混合し易くなり、さらに均一な発光色を出射することが可能となる。
これによっても、第2の部材34で光が拡散されるため、照射面においてはさらに均一な白色光が写し出される。また、ドーナツ状のイエローリングの発生も抑制することができる。
<第6の実施の形態>
第6の実施の形態について、図面を用いて説明する。図8は、第6の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。
第6の実施の形態は、第1の部材53に蛍光物質57が含有されており、第1の部材53の表面および第2の部材54の表面は凸状である。また、基台52の凹部の上端には樹脂を弾く部材が塗布されており、ワイヤをうつ部分には塗布されていない。それ以外は、第1の実施の形態とほぼ同様の構成を採る。ほぼ同様の構成を採る部分については説明を省略する部分もある。第6の実施の形態に係る発光装置は、発光素子51、基台52、第1の部材53及び第2の部材54を備える、いわゆる砲弾型発光装置である。第1の部材53中には蛍光物質57が含有されており、基台52の凹部内に沈降している。第1の部材53は、基台52の凹部内に配置して、発光素子51を被覆する。蛍光物質57は発光素子51の上面や側面に配置される。第1の部材53の表面は凸状をしている。第2の部材54は光拡散部材55を含有する。第2の部材54は、凹部より上部、若しくは、凹部付近に配置され、第1の部材53を被覆する。第2の部材54は、凹部の上端に塗布された樹脂を弾く部材により、ワイヤをボンディングする部分に流れるのを防ぐ。それによって、第2の部材54の表面は、凸状に形成することができる。第2の部材54の厚さは、基台52の側面付近の厚さよりも発光素子51の上方付近の厚さの方が厚くなっている。第2の部材54中に光拡散部材55がほぼ均一に含有されていた場合、基台52の側面付近における光拡散部材55の全体量よりも、発光素子51の上方部分における光拡散部材55の全体量が多いため、光拡散作用が大きい。第2の部材54は、さらに第3の部材56で被覆されている。第3の部材56は、基台52を固定している。
これにより、図には示さないが、発光素子51の上方から出射され、光拡散部材55により光拡散された光と、発光素子51の側面等から出射され、光拡散部材55により光拡散された光と、が混合し、従来よりも均一な発光色を出射することができる。さらに、第1及び2の部材の凸状の表面は、光が拡散される部分を限定しているため、発光出力の低下をさらに抑えることができ、特に、凹部の端部付近から出射される光の出力低下を抑えることができる。
これによっても、第2の部材54で光が拡散されるため、照射面においては均一な白色光が写し出される。また、ドーナツ状のイエローリングの発生も抑制することができる。
<第7の実施の形態>
第7の実施の形態について、図面を用いて説明する。図9は、第7の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。
第7の実施の形態は、第2の部材64がやや薄いこと、及び、第2の部材64に含有される光拡散部材65の濃度を変えたこと以外は第5の実施の形態とほぼ同様の構成を採る。ほぼ同様の構成を採る部分については説明を省略する部分もある。第7の実施の形態に係る発光装置は、発光素子61、基台62、第1の部材63及び第2の部材64を備える、いわゆる砲弾型発光装置である。第1の部材63中には蛍光物質67が含有されており、基台62の凹部内に略均一に分散している。第1の部材63は、基台62の凹部内に配置して、発光素子61を被覆する。第1の部材63は表面が平坦である。第2の部材64は光拡散部材65を含有し、凹部よりも上部、若しくは、凹部付近に配置され、第1の部材63を被覆する。また、第2の部材64は、基台62の側面付近よりも発光素子61の上方付近の方が同体積中で光拡散部材65が多く含有されている。そのため、発光素子61の上方付近の方が基台62の側面付近よりも光拡散作用が大きい。ゆえに、第2の部材64の厚さは比較的薄くても、光を十分均一に拡散することができる。第2の部材64は、中央部が凸状に形成されており、さらに第3の部材66で被覆されている。第3の部材66は、基台62を固定している。
これにより、図には示さないが第5の実施の形態と同様に、発光素子61の上方から出射され、光拡散部材65により光拡散された第1光と、発光素子61の側面等から出射され、光拡散部材25により光拡散された第2光と、が混合する。また、第1の部材43中に蛍光物質47を略均一に分散させることにより、発光素子41からの光と、蛍光物質47に波長変換された光と、が混合し易くなり、さらに均一な発光色を出射することが可能となる。さらに、第2の部材64の厚さを薄くすることは、光が拡散される部分を限定しているため、発光出力の低下をさらに抑えることができ、ワイヤへの負担も減らすことが可能となる。
これによっても、第2の部材64で光が拡散されるため、照射面においては均一な白色光が写し出される。また、ドーナツ状のイエローリングの発生を抑制することができる。
<第8の実施の形態>
第8の実施の形態について、図面を用いて説明する。図10は、第8の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。
第8の実施の形態は、基台72の凹部内に段差を設け、下段部には第1の部材73を配置し、上段部には第2の部材74を配置すること以外は、第2の実施の形態とほぼ同様の構成を採る。ほぼ同様の構成を採る部分については説明を省略する部分もある。第8の実施の形態に係る発光装置は、発光素子71、基台72、第1の部材73及び第2の部材74を備える、いわゆる砲弾型発光装置である。第1の部材73中には蛍光物質77が含有されており、基台72の下段部に沈降している。第1の部材73は、基台72の下段部に配置され、発光素子71を被覆する。蛍光物質77は発光素子71の上面や側面に配置される。第1の部材73は中央部が凹んでいる。第2の部材74は光拡散部材75を含有する。第2の部材74は、凹部の上段部、若しくは、凹部の上段部付近に配置され、第1の部材73を被覆する。第2の部材74は中央部が凸状に形成されている。つまり、基台72の側面付近の厚さよりも発光素子71の上方付近の厚さの方が厚くなっている。第2の部材74中に光拡散部材75がほぼ均一に含有されていた場合、基台72の側面付近における光拡散部材75の全体量よりも、発光素子71の上方部分における光拡散部材75の全体量が多いため、光拡散作用が大きい。第2の部材74は、さらに第3の部材76で被覆されている。第3の部材76は、基台72を固定している。
これにより、図には示さないが第2の実施の形態と同様に、発光素子71の上方から出射され、光拡散部材75により光拡散された第1光と、発光素子71の側面等から出射され、光拡散部材75により光拡散された第2光と、が均一に混合する。これによっても、第2の部材74で光が拡散されるため、照射面においては均一な白色光が写し出され、ドーナツ状のイエローリングの発生も抑制することができる。
また、第8の実施の形態は、第2の部材74に粘度の低い部材を用いたとしても、基台72に設けられた段差によって、第2の部材74を凹部内に確実に配置することができる。基台72に設けられた段差は、第1及び2の部材を流し込む製造工程において、段差部分を目安に配置すれば良いため製造が容易になる。また、第1の部材73を半硬化した状態で、第2の部材74を流し込み界面ができないようにすることができる。基台72の段差は、第2の部材74の劣化を抑制するために半導体素子からの光が、第2の部材74と基台72との接する部分に当たることを抑える。さらに、基台72の段差は、第2の部材74と基台72とが接する部分の表面積を増加させる。これによって、第2の部材74が基台72から剥離することも抑制できる。
<第9の実施の形態>
第9の実施の形態について、図面を用いて説明する。図11は、第9の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。
第9の実施の形態は、第1及び2の部材の表面が平坦であること、蛍光物質87が第1の部材83の中に略均一に分散していること、及び、第2の部材84に含有される光拡散部材85の濃度を変えたこと以外は、第8の実施の形態とほぼ同様の構成を採る。ほぼ同様の構成を採る部分については説明を省略する部分もある。第9の実施の形態に係る発光装置は、発光素子81、基台82、第1の部材83及び第2の部材84を備える、いわゆる砲弾型発光装置である。第1の部材83中には蛍光物質87が含有されており、基台82の下段部に沈降している。第1の部材83は、基台82の下段部に配置され、発光素子81を被覆する。第1の部材83の表面は、平坦である。第2の部材84は光拡散部材85を含有する。第2の部材84は、凹部の上段部、若しくは、凹部の上段部付近に配置され、第1の部材83を被覆する。また、第2の部材84は、基台82の側面付近よりも発光素子81の上方付近の方が同体積中で光拡散部材65が多く含有されている。そのため、発光素子81の上方付近の方が基台82の側面付近よりも光拡散作用が大きい。ゆえに、第2の部材84の厚さは比較的薄くても、光を十分均一に拡散することができる。第2の部材84は、中央部が凸状に形成されており、さらに第3の部材86で被覆されている。第3の部材86は、基台82を固定している。
これにより、図には示さないが第8の実施の形態と同様に、発光素子81の上方から出射され、光拡散部材85により光拡散された第1光と、発光素子81の側面等から出射され、光拡散部材85により光拡散された第2光と、が均一に混合する。また、第1及び2の部材84の表面を平坦にし厚さを薄くすることは、光が拡散される部分を限定しているため、発光出力の低下をさらに抑えることができ、ワイヤへの負担も減らすことが可能となる。これによっても、第2の部材84で光が拡散されるため、照射面においては均一な白色光が写し出され、ドーナツ状のイエローリングの発生も抑制することができる。
また、第9の実施の形態は、第2の部材84に粘度の低い部材を用いたとしても、基台82に設けられた段差によって、第2の部材84を凹部内に確実に配置することができる。基台82に設けられた段差は、第1及び2の部材を流し込む製造工程において、段差部分を目安に配置すれば良いため製造が容易になる。また、第1及び2の部材の表面を平坦にすることでさらに製造が容易になる。第1の部材83を半硬化した状態で、第2の部材84を流し込み界面ができないようにすることができる。基台72の段差は、第2の部材84の劣化を抑制するために半導体素子からの光が、第2の部材84と基台82との接する部分に当たることを抑える。さらに、基台82の段差は、第2の部材84と基台82とが接する部分の表面積を増加させる。これによって、第2の部材84が基台82から剥離することも抑制できる。
以下、上記構成部材で使用されているものについて、より詳細に説明する。ただし、下記の部材は一実施例であって、これに限定されない。
(発光素子)
発光素子は、基板上にGaAlN、ZnS、ZnSe、SiC、GaP、GaAlAs、AlN、InN、AlInGaP、InGaN、GaN、AlInGaN等の半導体を発光層として形成させたものを用いることができる。半導体の構造としては、MIS接合、PIN接合やPN接合を有したホモ構造、ヘテロ構造あるいはダブルへテロ構成のものが挙げられる。半導体層の材料やその混晶度によって発光波長を紫外光から赤外光まで種々選択することができる。発光層は、量子効果が生ずる薄膜とした単一量子井戸構造や多重量子井戸構造としても良い。発光素子は同一面側に電極を有するものを使用しているが、上下面に電極を有するものも使用することができる。また、ワイヤを用いずに、基台に発光素子をフェイスダウン実装することもできる。
発光素子は、1個に限られず複数個用いることもできる。複数個の発光素子を組み合わせることによって白色表示における混色性を向上させることもできる。
発光素子は、紫外線から赤外光までの光を発するものを使用することができるが、可視光の光を発するものが好ましい。発光素子は、蛍光物質の吸収スペクトル、発光スペクトルや発光装置の発光色等によって適宜変更するが、発光ピーク波長が360nm乃至470nmにあることが好ましい。発光ピーク波長が300nm以下であると蛍光物質を保持する第1の部材や第2の部材が劣化してしまうからである。
(基台)
基台は凹部を有する。基台は、砲弾型の発光装置に用いるリードだけに限られず、樹脂やセラミックスを用いるパッケージにも応用することができる。リードは、電気伝導性性の良い部材を用いる。基台の凹部の底面には、発光素子を載置する。基台の凹部の側面は、発光素子からの光を反射して、上方に光を放射する。基台の凹部の側面で反射された光は発光素子の上方を通るように反射角を設ける。基台の凹部の深さは、発光素子が載置された上に第1の部材を被覆できる程度の深さを有している。基台の凹部の上端には、第1の部材や第2の部材を弾く部材を配置することもできる。
基台は1以上の段差を設けた凹部を形成することもできる。第1の部材と第2の部材とを凹部内に配置するためである。また、第1の凹部を半硬化させた状態で、第2の部材を配置することもできる。複数段の凹部は開口方向に拡がるように階段状に形成されていることが好ましい。
(第1の部材)
第1の部材は、基台の凹部内に形成され、発光素子を被覆している。第1の部材は蛍光物質を含有することもできる。第1の部材を構成する具体的材料としては、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変成シリコーン樹脂、アクリル樹脂、イミド樹脂及びユリア樹脂などを用いることができる。このうち、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂が好ましい。耐熱性、耐光性に優れているからである。第1の部材は、例えば、樹脂の粘度や揮発性、滴下条件等を調整することで、凹状、凸状、平ら状などの形状にすることができる。第1の部材は第2の部材よりも屈折率の高い方が好ましい。光の取り出し効率を高めることができるからである。
(蛍光物質)
蛍光物質は、発光素子からの光を吸収し異なる波長の光に波長変換するものであればよい。例えば、Eu、Ce等のランタノイド系元素で主に賦活される窒化物系蛍光体・酸窒化物系蛍光体、Eu等のランタノイド系、Mn等の遷移金属系の元素により主に付活されるアルカリ土類ハロゲンアパタイト蛍光体、アルカリ土類金属ホウ酸ハロゲン蛍光体、アルカリ土類金属アルミン酸塩蛍光体、アルカリ土類ケイ酸塩、アルカリ土類硫化物、アルカリ土類チオガレート、アルカリ土類窒化ケイ素、ゲルマン酸塩、又は、Ce等のランタノイド系元素で主に付活される希土類アルミン酸塩、希土類ケイ酸塩又はEu等のランタノイド系元素で主に賦活される有機及び有機錯体等から選ばれる少なくともいずれか1以上であることが好ましい。このうちCeで付活されるイットリウム・アルミニウム酸化物を用いて説明するが、これに限定されない。
(第2の部材)
第2の部材は、第1の部材を被覆している。第2の部材は、光拡散部材を含有している。第2の部材を構成する具体的材料としては、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変成シリコーン樹脂、アクリル樹脂、イミド樹脂及びユリア樹脂などを用いることができるが、特にエポキシ樹脂、シリコーン樹脂を用いることが望ましい。また、第1の部材と第2の部材は同じ種類の部材を用いることが好ましい。同じ種類の部材を用いることにより、第1の部材と第2の部材の密着性を高めたり、界面をなくしたりすることもできる。第2の部材は、第2の部材の厚さや光拡散部材の含有量を調整することにより、光の拡散状態を変えることができる。また、第2の部材は、例えば樹脂の粘度や揮発性、滴下条件等を調整することで形状を変えることができる。また、第2の部材は、基台の凹部から突出する凸状に形成することもできる。第2の部材は、基台の凹部内に配置されていることが好ましいが、基台の凹部からはみ出していてもよい。第2の部材は、基台の凹部に滴下する前、均一に分散しておくことが好ましい。これにより第2の部材中に含有される光拡散部材の全体量を常に均一にすることができ、製品毎の色バラツキを低減することができるからである。そのほか、第2の部材は、濃度の異なる光拡散部材を含有するものを2以上用いることもできる。光拡散部材の濃度の高い樹脂を発光素子の上方に配置し、光拡散部材の濃度の低い樹脂を基台の凹部の側面に配置することにより、第2の部材の濃度が変えることができる。第2の部材の上に、さらに第3の部材を配置することもできる。さらに第3の部材を配置する場合は、第2の部材よりも屈折率が低い方が好ましい。光の取り出し効率を高めることができるからである。
(光拡散部材)
光拡散部材は、第2の部材に含有される。光拡散部材を構成する具体的材料としては、二酸化珪素、酸化チタン、酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、チタン酸バリウムなどの無機系拡散材が望ましい。エポキシ樹脂、フェノールホルマリン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、グアナミン樹脂などの有機系拡散材であってもよい。また、ガラスなども用いることができる。このうち、反射率の高い二酸化珪素、酸化チタンが好ましい。光拡散部材の含有量により光拡散効果を調整することができる。
(第3の部材)
第3の部材は、外部環境からの外力や水分などから第1の部材や発光素子などを保護する。よって、第2の部材よりも硬質であることが望ましい。また、発光素子からの光を効率よく集光し、外部に放出することも可能である。このような、第3の部材を構成する具体的材料としては、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、シリコーン樹脂などの耐候性に優れた透明樹脂や、金属アルコキシドなどを出発原料としゾル・ゲル法により生成される透光性無機部材、ガラスなどが好適に用いられる。このうち、強度や成型のし易さからエポキシ樹脂が好ましい。また、所定の波長をカットする目的で有機や無機の着色染料や着色顔料を含有させることもできる。また、さらに光を拡散させるために、光拡散部材を含有させることもできる。
(発光装置の製造方法)
実施の形態に係る発光装置の製造方法について説明する。第2の実施の形態に係る発光装置について説明する。
第2の実施の形態に係る発光装置は、底面と側面とを持つ凹部を有する基台12と、基台12の凹部の底面に載置される発光素子11と、発光素子11を被覆する第1の部材13と、光拡散部材15が含有された、第1の部材13を被覆する第2の部材14と、を有する。
底面と側面を持つ凹部を有する基台12の底面に発光素子11を載置する(第1の工程)。発光素子11は、エポキシ樹脂や金属部材を介して固定される。その後、発光素子11と基台12とをワイヤを介して電気的に接続する。
次に、基台12の凹部内に第1の部材13を配置する(第2の工程)。第1の部材13内には予め均一に分散させた蛍光物質17を含有させておく。第1の部材13を基台12の凹部内に配置した後、載置すると蛍光物質17が沈降する。第1の部材13を半硬化、若しくは本硬化させた後に次の工程を行うことが好ましい。第1の部材13は、硬化に伴い、有機成分が揮発して、中央部が凹み、凹状を形成する。特に、揮発性の高い第1の部材13を用いることにより、凹状を形成し易くすることもできる。また、第1の部材13を少量、滴下することでも凹状に形成することができる。
次に、基台12の側面付近の厚さよりも発光素子11の上方付近の厚さの方が厚くなるように第2の部材14を第1の部材13上に配置する(第3の工程)。粘度の高い第2の部材14を用いることにより、容易に形成することができる。また、基台12の凹部の上端部に、樹脂を弾く部材を塗布しておくこともできる。第2の部材14は、発光素子11の上方から滴下することが好ましい。第2の部材14中には均一に分散された光拡散部材15が予め含有されている。
第1の部材13が本硬化する前に第2の部材14を配置することができる。これにより第1の部材13と第2の部材14との間に界面が形成せずに硬化でき、光の取り出し効率を上げることができる。また、第1の部材13を注入した後に、第2の部材14を滴下し、第1の部材13と第2の部材14とを同時に硬化することによっても、第1の部材13と第2の部材14との間に界面が形成せずに硬化することができる。一方、第1の部材13を本硬化させた後に、第2の部材14を硬化させることもできる。屈折率の異なる第1の部材13と第2の部材14とを用いたり、異なる材質の部材を用いることもできる。 さらに、第3の部材16を設ける。所定の開口部を有する治具に第3の部材16に係る樹脂を注入する。その後、第2の部材14が被覆されるように、基台12の一部を治具の開口部内に浸漬する。第3の部材16を仮硬化させた後、基台12を治部から取り出し、第3の部材16を本硬化する。
以上の工程を経ることにより発光装置を製造することができる。
(実施例1)
実施例1は、第2の実施の形態とほぼ同様の形態を採る。同様な構成を採る部分については説明を省略する部分もある。実施例1について、図3を用いて説明する。実施例1は、発光素子11、基台12、第1の部材13、第2の部材14、光拡散部材15、第3の部材16、蛍光物質17を備える。
発光素子11は、基台(リードフレーム)12の凹部(カップ部)内に載置される。発光素子11は窒化ガリウム系化合物半導体を用いる。基台12の凹部は、深さが約0.3mmである。
第1の部材13は基台12の凹部内に配置され、発光素子11を被覆する。第1の部材13は、基台12の凹部内の上端から発光素子11の上方付近にかけて凹状に形成される。第1の部材13は、基台12の凹部の上端よりも発光素子11の上方付近の方が約0.1mm低い。第1の部材13にはエポキシ樹脂を用い、蛍光物質17が含有される。
蛍光物質17は発光素子11の上面や側面に配置される。蛍光物質17は、YAG系蛍光体を用いる。
第2の部材14は第1の部材13を被覆しており、基台12の凹部内、若しくは、凹部付近に配置される。第2の部材14の表面は凸状に形成されており、基台12の凹の上端よりも発光素子11の上方付近の方が約0.2mm高い。そのため、第2の部材14は、発光素子11の上方付近の厚さが約0.3mmとなる。これによって、第2の部材14は、基台12の側面付近の厚さよりも発光素子11の上方付近の厚さの方が厚く形成される。また、第2の部材14はエポキシ樹脂を用い、光拡散部材15が略均一に含有される。
第3の部材16は、基台12を固定するよう第2の部材14を被覆する。第3の部材16にはエポキシ樹脂を用いる。市販の砲弾型発光装置の形状となるように、第3の部材16を形成する。
以上のようにして作製した発光装置は、均一な白色の発光が可能である。
第1の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。 第1の実施の形態に係る発光装置を発光させた際の照射面の像を示す概略図である。 第2の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。 第3の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。 第3の実施の形態に係る発光装置を発光させた際の照射面の像を示す概略図である。 第4の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。 第5の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。 第6の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。 第7の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。 第8の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。 第9の実施の形態に係る発光装置を示す概略断面図である。 従来の発光装置を示す概略断面図である。 従来の発光装置を発光させた際の照射面の像を示す概略図である。 従来の発光装置を示す概略断面図である。
符号の説明
1、11、21、31、41、51、61、71、81 発光素子
2、12、22、32、42、52、62、72、82 基台
3、13、23、33、43、53、63、73、83 第1の部材
4、14、24、34、44、54、64、74、84 第2の部材
5、15、25、35、45、55、65、75、85 光拡散部材
6、16、26、36、46、56、66、76、86 第3の部材
17、27、37、47、57、67、77、87 蛍光物質
101、111 第1光
102、112 第2光
201、221 発光素子
202、222 リードフレーム
203 コーティング樹脂
206、226 モールド部材
207、227 蛍光体
211 青色味がかった白色光
212 黄色味がかった白色光
223 樹脂
224 拡散樹脂
225 拡散部材

Claims (9)

  1. 底面と側面とを持つ凹部を有する基台と、
    前記基台の凹部の底面に載置される発光素子と、
    前記発光素子を被覆し、前記基台の凹部内に配置される第1の部材と、
    前記第1の部材を被覆し、前記基台の凹部内に配置され、かつ、前記発光素子からの光を拡散させる光拡散部材が含有されており、前記基台の側面付近よりも前記発光素子の上方付近の方が同体積中で前記光拡散部材を多く含有する第2の部材と、を有することを特徴とする発光装置。
  2. 前記第2の部材における前記発光素子の上方の厚さが、前記第1の部材における前記発光素子の上方の厚さよりも厚いことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記第1の部材は、前記凹部の上端よりも低い位置まで充填されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  4. 前記凹部は、側面に段差が設けられており、下段部分に前記第1の部材が配置され、上段部分に前記第2の部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  5. 前記第1の部材と前記第2の部材とは、界面がなく固着されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  6. 前記第1の部材は、前記発光素子からの光を吸収して、前記発光素子からの光と異なる波長の光を放出する蛍光物質が含有されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  7. 前記第1の部材は、凹状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  8. 前記第2の部材は、前記基台の凹部から突出する凸状に形成されていることを特徴する請求項1に記載の発光装置。
  9. 前記発光装置は、第2の部材上に、さらに第3の部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
JP2005378199A 2005-12-28 2005-12-28 発光装置及びその製造方法 Active JP5176273B2 (ja)

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