JP5175832B2 - ゴルフクラブ - Google Patents

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Description

本発明は、クラブ長さの調整が可能なゴルフクラブに関する。
ゴルフクラブの最適な長さは、ゴルファー毎に相違する。一般に、ゴルファーは、自分に適した長さのゴルフクラブを選択して購入する。しかし、市販品において、クラブ長さの選択肢は限られている。クラブ長さの調整が容易であれば、有益である。
シャフトの交換により、クラブの長さが調整されうる。通常のゴルフクラブでは、ヘッドとシャフトとが接着剤により接着されている。このため、通常のゴルフクラブでは、シャフトの交換は容易ではない。よって、クラブ長さの調整も容易ではない。
特開2006−42951号公報及び特表2005−533626号公報は、ネジ結合によりヘッドとシャフトとが結合されたゴルフクラブを開示する。これらのゴルフクラブでは、シャフトの着脱が容易である。異なる長さのシャフトに交換することにより、ゴルフクラブの長さが変更されうる。
特開2008−29691号公報は、シャフトの先端部外周に、シャフト孔とのシャフト軸線方向の相対位置を調整可能なカラー部材が装着されたゴルフクラブを開示する。このゴルフクラブでは、ヘッドへのシャフトの挿入長さが変更されることにより、クラブ長さの調整が可能である。
特開2005−160689号公報は、グリップに差し込まれるシャフトの長さが調整されうるゴルフパターを開示する。このゴルフクラブでは、グリップへのシャフトの挿入長さが変更されることにより、クラブ長さの調整が可能である。
登録実用新案第3052104号公報は、口径が異なる2本のシャフトが重ねられたシャフト重合部を有する打球用クラブを開示する。この打球用クラブでは、ユニオンカップリングが用いられている。このゴルフクラブでは、スライド機構により、シャフト自体の長さが調整可能である。
特開2006−42951号公報 特表2005−533626号公報 特開2008−29691号公報 特開2005−160689号公報 登録実用新案第3052104号公報
長さが異なる他のシャフトに交換される場合、その交換のための新たなシャフトが必要となる。一般にシャフトは高価であり、この交換用シャフトに使用に伴い、費用が増大する。ヘッドへのシャフトの挿入長さが変更される場合、スイングウェイト(スイングバランス)が変動し、また、シャフト強度が不足する場合がある。グリップに差し込まれるシャフトの長さが調整される場合、スイングウェイトが変動しやすい。また、シャフトが挿入されていない部分のグリップ剛性が不足しやすい。この剛性不足は、スイング及びクラブ挙動を不安定としうる。
本発明の目的は、クラブ長さの調整が容易であり、且つ、クラブ長さの調整に伴う不都合を抑制しうるゴルフクラブの提供にある。
本発明に係るゴルフクラブは、ヘッド、シャフト、グリップ本体及び延長部材を備えている。上記延長部材は、上記グリップ本体の後端に着脱可能である。上記延長部材の着脱によって、グリップ把持面の長さが調整可能である。
好ましいゴルフクラブは、硬質基体を更に備えている。好ましくは、上記延長部材が、硬質接続体を有する。好ましくは、上記硬質基体と上記硬質接続体とが連結されることにより、上記延長部材が上記グリップ本体の後端に取り付けられうる。
好ましくは、上記延長部材は、硬質接続体を有する。好ましくは、上記グリップ本体は、アンダーカット構造のキャビティ部を有する。好ましくは、上記キャビティ部がゴムによって形成されている。好ましくは、上記硬質接続体が、ゴムの弾性変形を利用することによって上記キャビティ部に取り付けられる。好ましくは、上記アンダーカット構造に起因して、上記硬質接続体が上記キャビティ部から抜けにくくされている。
好ましくは、上記硬質基体と上記シャフトとが離れている。好ましくは、上記硬質基体と上記シャフトとの間にゴムが存在する。
好ましくは、上記延長部材が上記グリップ本体に取り付けられた状態において、上記硬質基体と上記硬質接続体とが離れている。好ましくは、上記硬質基体と上記硬質接続体との間にゴムが存在する。
好ましいゴルフクラブは、複数の上記延長部材を備えている。好ましくは、これら延長部材同士が着脱可能である。好ましくは、延長部材の連結数によって上記グリップの長さが調整可能である。
好ましくは、上記延長部材同士が連結された状態において、上記硬質接続体同士が離れている。好ましくは、これら硬質接続体間にゴムが存在する。
好ましくは、複数の上記延長部材のそれぞれは、アンダーカット構造のキャビティ部を有している。好ましくは、このキャビティ部がゴムによって形成されている。好ましくは、第一の上記延長部材における上記硬質接続体が、ゴムの弾性変形を利用することによって、第二の上記延長部材における上記キャビティ部に取り付けられている。好ましくは、上記アンダーカット構造に起因して、上記第二の延長部材が上記第一の延長部材から抜けにくくされている。
好ましいゴルフクラブは、互いに長さが相違する複数の上記延長部材を備えている。好ましくは、これらの延長部材の選択又は組合せによって、上記グリップの長さが調整可能である。
交換用シャフトを用いることなく、クラブ長さの調整が可能である。クラブ長さの調整に伴う不都合が抑制されうる。
図1は、本発明の第一実施形態に係るゴルフクラブを示す図である。 図2は、図1のゴルフクラブのグリップエンド近傍が示された拡大図である。 図3は、図2の断面図である。 図4は、図2の分解図である。 図5は、図4の断面図である。 図6は、第二実施形態のゴルフクラブの、グリップエンド近傍が示された拡大図である。 図7は、図6の断面図である。 図8は、図6の分解図である。 図9は、第三実施形態のゴルフクラブの分解図である。 図10は、本発明の第四実施形態に係るゴルフクラブの、グリップエンド近傍が示された拡大図である。 図11は、面外一次減衰率の測定方法を説明するための図である。 図12は、面外一次減衰率の算出方法を説明するための図である。 図13は、実施例2のゴルフクラブのグリップエンド近傍が示された拡大図である。 図14は、図13の断面図である。 図15は、図13の分解図である。図15は、部分的に断面図とされている。 図16は、図13の実施形態で用いられている硬質接続体が単独で示された側面図である。 図17は、実施例4のゴルフクラブのグリップエンド近傍が示された拡大図である。 図18は、図17の断面図である。 図19は、図17の分解図である。図19は、部分的に断面図とされている。 図20は、図17の実施形態で用いられている硬質接続体が単独で示された側面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
なお、特に説明しない限り、本願において「軸方向」とは、シャフトの中心軸線の方向を意味する。
図1は、本発明の第一実施形態に係るゴルフクラブ2の全体図である。ゴルフクラブ2は、ゴルフクラブヘッド4、ゴルフクラブシャフト6及びゴルフクラブ用グリップ8を有する。ヘッド4は、シャフト6の一端部に取り付けられている。グリップ8は、シャフト6の他端部に取り付けられている。
ヘッド4は、限定されない。ヘッド4として、ウッド型ヘッド、アイアン型ヘッド及びパターヘッドが例示される。図1で図示されているのは、ウッド型ヘッドである。シャフト6は、限定されない。シャフト6として、いわゆるスチールシャフト及びいわゆるカーボンシャフトが例示される。
図2は、図1の、グリップエンド近傍における拡大図である。なお、グリップ8の外面(グリップ把持面)には、溝が形成されているが、本願の図面では、この溝の記載が省略されている。なおグリップ把持面とは、ゴルフクラブ2の使用時において、ゴルファーの手と接触しうる面である。グリップ8の側面が、グリップ把持面である。本願では、グリップ把持面が、単に把持面とも称される。
図示しないが、シャフト6は円筒状である。図示しないが、グリップ8は、略円筒状である。グリップ8の把持面8mは、略円周面状の曲面である。
なお、グリップ8は、いわゆるバックラインを有していてもよい。この場合、シャフト6が挿入された後のグリップ8において、その把持面8mの断面形状は、真円では無い。グリップ8は、いわゆるバックラインを有していなくてもよい。
グリップ8は、グリップ本体8aと、2つの延長部材8bとを有する。グリップ本体8aの後端に、2つの延長部材8bが取り付けられている。
グリップ本体8aは、両面テープによって、シャフト6の後端部に固定されている。両面テープによる接着の方法は、通常のグリップの接着方法と同じである。
グリップ本体8aの後端に、第一の延長部材8bが取り付けられている。第一の延長部材8bの後端に、第二の延長部材8bが取り付けられている。
グリップ8の把持面8mの一部は、グリップ本体8aによって形成されている。把持面8mの一部は、延長部材8bによって形成されている。
グリップ本体8aの外面8a1と、延長部材8bの外面8b1とは、実質的に段差なく連続している。外面8a1と外面8b1とにより、把持面8mが形成されている。
図3は図2の断面図であり、図4は図2の分解図であり、図5は図4の断面図である。なお、本願の断面図の断面位置は、シャフト軸線を含む位置である。
図3、図4及び図5が示す様に、グリップ8は、グリップ本体8a及び延長部材8bに加えて、連結部材8cを有する。本実施形態において、連結部材8cは、ネジである。連結部材8cは、頭部8c1とネジ部8c2とを有する。
グリップ本体8aは、ゴム部g1と、硬質基体h1とを有する。なお、ゴム部g1と硬質基体h1とは、離れていても良い。
ゴム部g1の材質は、ゴムである。ゴム部g1は、キャビティ部cv1を有する(図4及び図5参照)。
硬質基体h1はゴム部g1の内側に設けられている。グリップ本体8aの外面8a1は、ゴム部g1の外面である。
キャビティ部cv1は、開口径d1よりも大きな内径d2を有する内径拡大部e1を有する(図5参照)。キャビティ部cv1は、アンダーカット構造である。アンダーカット構造は、この図5の形態に限定されない。
硬質基体h1は、ネジ孔sc1を有する(図5参照)。硬質基体h1の下部は、シャフト6の内側に配置されている。硬質基体h1は、シャフト6に接着されていてもよい。
ゴム部g1と硬質基体h1とは、分離可能であってもよい。シャフト6にグリップ本体8aが装着される場合、先ず硬質基体h1がシャフト6に取り付けられ、次に、硬質基体h1付きのシャフト6にゴム部g1が取り付けられても良い。
第一の延長部材8bは、グリップ本体8aと第二の延長部材8bとの間に位置する。
この第一の延長部材8bは、ゴム部g2と、硬質接続体h2とを有する。
ゴム部g2の材質は、ゴムである。ゴム部g2は、キャビティ部cv2を有する。
硬質接続体h2は、ゴム部g2の内側に設けられている。ゴム部g2は、硬質接続体h2の一部を覆っている。延長部材8bの外面8b1は、ゴム部g2の外面である。
キャビティ部cv2は、開口径d1よりも大きな内径d2を有する内径拡大部e2を有する(図5参照)。キャビティ部cv2は、アンダーカット構造である。アンダーカット構造は、この図5の形態に限定されない。
硬質接続体h2は、ネジ孔sc2を有する(図5参照)。硬質接続体h2は、前述したキャビティ部cv1に取り付けられている。硬質接続体h2は、グリップ本体8aのキャビティ部cv1に嵌め込まれている。
硬質接続体h2は、小径部h21と大径部h22とを有する(図3及び図4参照)。また硬質接続体h2は、露出部ex1を有する(図4参照)。露出部ex1は、ゴム部g2に覆われていない。露出部ex1は、ゴム部g2から突出している。
小径部h21の外径は、キャビティ部cv1の開口径d1に対応している。小径部h21の外径は、キャビティ部cv1の開口径d1と同じか、キャビティ部cv1の開口径d1以下である。
大径部h22の外径は、内径拡大部e1の内径d2に対応している。大径部h22の外径は、内径拡大部e1の内径d2と略同じである。
第二の延長部材8bは、第一の延長部材8bよりもグリップ後端側に位置する。第二の延長部材8bは、最も後端側の延長部材8bである。
この第二の延長部材8bは、前述した第一の延長部材8bと同じである。よって第二の延長部材8bの説明は、省略される。
上記第二の延長部材8bと上記第一の延長部材8bとで、取り付け順序を入れ替えることも可能である。即ち、グリップ本体8aの後端に第二の延長部材8bを取り付け、この第二の延長部材8bの後端に上記第一の延長部材8bを取り付けることが可能である。
この第二の延長部材8bにおいて、小径部h21の外径は、第一の延長部材8bのキャビティ部cv2の開口径d1に対応している。小径部h21の外径は、キャビティ部cv2の開口径d1と同じか、キャビティ部cv2の開口径d1以下である。
この第二の延長部材8bにおいて、大径部h22の外径は、第一の延長部材8bの内径拡大部e2の内径d2に対応している。大径部h22の外径は、内径拡大部e2の内径d2と略同じである。
図3が示す様に、グリップ本体8aのキャビティ部cv1に延長部材8b(第一の延長部材8b)の硬質接続体h2が嵌め込まれている。更に、この第一の延長部材8bのキャビティ部cv2に、第二の延長部材8bの硬質接続体h2が嵌め込まれている。
このように、上記グリップ本体8aは、アンダーカット構造のキャビティ部cv1を有している。また、延長部材8bのそれぞれは、アンダーカット構造のキャビティ部cv2を有している。これらのキャビティ部cv1及びキャビティ部cv2に、硬質接続体h2の露出部ex1が嵌め込まれている。
上記開口径d1が上記大径部h22の外径よりも小さいため、キャビティ部cv1を変形させない限り、上記硬質接続体h2(露出部ex1)をキャビティ部cv1に嵌め込むことはできない。キャビティ部cv1はゴムによって形成されているため、弾性変形が可能である。硬質接続体h2は、ゴムの弾性変形を利用することによって上記キャビティ部cv1に取り付けられている。この取り付けが完了した状態(図3の状態)においては、上記アンダーカット構造に起因して、上記硬質接続体h2(露出部ex1)が上記キャビティ部cv1から抜けにくい。このように、硬質接続体h2は、キャビティ部cv1から抜けにくい。
アンダーカット構造は、延長部材8b同士の連結にも活用されている。
上記開口径d1が上記大径部h22の外径よりも小さいため、第一延長部材8bのキャビティ部cv2を変形させない限り、第二延長部材8bの上記硬質接続体h2(露出部ex1)をキャビティ部cv2に嵌め込むことはできない。キャビティ部cv2はゴムによって形成されているため、弾性変形が可能である。第二延長部材8bの硬質接続体h2は、ゴムの弾性変形を利用することによって、第一延長部材8bの上記キャビティ部cv2に取り付けられている。この取り付けが完了した状態(図3の状態)においては、上記アンダーカット構造に起因して、上記硬質接続体h2(露出部ex1)が上記キャビティ部cv2から抜けにくい。このように、硬質接続体h2は、キャビティ部cv2から抜けにくい。
本実施形態では、キャビティ部cv1、cv2と硬質接続体h2との連結に加えて、連結部材8cによる連結が用いられている。図3が示す様に、連結部材8cは、延長部材8bを貫通して、硬質基体h1に至っている。連結部材8cは、全ての延長部材8bのネジ孔sc2に螺合している。更に連結部材8cは、硬質基体h1のネジ孔sc1に螺合している。この連結部材8cにより、硬質基体h1と硬質接続体h2とが連結されている。この連結部材8cにより、連結がより強固とされている。
連結部材8cの頭部8c1は、最後端の延長部材8b(第二の延長部材8b)のキャビティ部cv2に収容されている(図3参照)。即ち延長部材8bは、外部に突出していない。ゴルフクラブの使用において連結部材8cが邪魔となることはない。
本第一実施形態では、硬質接続体h2とキャビティ部との連結と、連結部材8cによる連結とが併用されている。この併用は、連結をより確実とする。硬質接続体h2とキャビティ部との連結、又は、連結部材8cによる連結の、いずれか一方のみが用いられても良い。
本第一実施形態において、延長部材8bは着脱可能である。延長部材8bが外される場合、先ず連結部材8cを外し、次に、ゴムの弾性変形を利用して、硬質接続体h2をキャビティ部(cv1、cv2)から外す。延長部材8bの着脱によって、グリップ把持部の長さLg(図1参照)が調整可能である。
本実施形態では、延長部材8bが2個の場合が示された。延長部材8bの数が変更されることにより、グリップ把持部の長さLgが変更されうる。延長部材8bが0個とされた場合、長さLgを短くすることができる。延長部材8bが1個とされてもよい。なお長さLgは、軸方向に沿って測定される。
延長部材8bは、3個以上とされてもよい。延長部材8b同士の連結構造は同じであるから、連結される延長部材8bの個数は自由に選択されうる。好ましくは、連結部材8cの長さは、連結される延長部材8bの個数によって相違させる。
図6は、第二実施形態に係るグリップ10の、グリップエンド近傍における拡大図である。図7は、図6のグリップ10の断面図である。図8は、図6のグリップ10の分解図である。
グリップ10は、グリップ本体10aと、2つの延長部材10bとを有する。グリップ本体10aの後端に、2つの延長部材10bが取り付けられている。
グリップ本体10aは、両面テープによって、シャフト6の後端部に固定されている。両面テープによる接着の方法は、通常のグリップの接着方法と同じである。
グリップ本体10aの後端に、第一の延長部材10bが取り付けられている。第一の延長部材10bの後端に、第二の延長部材10bが取り付けられている。
図6が示す様に、グリップ10の把持面10mの一部は、グリップ本体10aによって形成されている。把持面10mの一部は、延長部材10bによって形成されている。
グリップ本体10aの外面10a1と、延長部材10bの外面10b1とは、実質的に段差なく連続している。更に、延長部材10bの外面10b1同士は、実質的に段差なく連続している。外面10a1と2つの外面10b1とにより、把持面10mが形成されている。
グリップ本体10aは、ゴム部g3と、硬質基体h3とを有する。ゴム部g3の材質は、ゴムである。
硬質基体h3はゴム部g3の内側に設けられている。ゴム部g3は、硬質基体h3を覆っている。グリップ本体10aの外面10a1は、ゴム部g3の外面である。
図7及び図8が示す様に、硬質基体h3は、ネジ孔sc3を有する。硬質基体h3は、円筒部h31と底面部h32とを有する。円筒部h31の内面が、ネジ孔sc3である。ネジ孔sc3は、上方に開放されている。
硬質基体h3は、ゴム部g3に固定されている。この固定方法は限定されず、例えば接着剤による接着である。
第一の延長部材10bは、グリップ本体10aと第二の延長部材10bとの間に位置する。この第一の延長部材10bは、ゴム部g4と、硬質接続体h4とを有する。ゴム部g4の材質は、ゴムである。ゴム部g4は、硬質接続体h4の上部を覆っている。
硬質接続体h4は、ゴム部g4の内側に設けられている。延長部材10bの外面10b1は、ゴム部g4の外面である。
硬質接続体h4は、円筒部h41と円柱部h42とを有する(図7参照)。円筒部h41の内面は、ネジ孔sc4(雌ねじ)である。円柱部h42の外面は、雄ねじである。円筒部h41と円柱部h42とは同軸で配置されている。円柱部h42は、ゴム部g4から露出した露出部ex2を有する(図8参照)。円柱部h42の少なくとも一部は、露出部exである。露出部exは、下方に突出している。
第一の延長部材10bとグリップ本体10aとの接続では、グリップ本体10aのネジ孔sc3(雌ねじ)に、円柱部h42(雄ねじ)がねじ込まれている。延長部材10b同士の接続では、第一の延長部材10bのネジ孔sc4に、第二の延長部材10bの円柱部h42がねじ込まれている。
全ての延長部材10bは共通である。またネジ孔sc3とネジ孔sc4とは同種である。
露出部ex2の軸方向長さは、ネジ孔sc3の軸方向長さよりも短い。よって、グリップ本体10aと延長部材10bとが接続された状態において、底面部h32と円柱部h42との間には隙間k1が存在している(図7参照)。この隙間k1は、グリップ本体10aの外面10a1と、延長部材10bの外面10b1との境界に隙間が生じることを防止している。
露出部ex2の軸方向長さは、ネジ孔sc4の軸方向長さよりも短い。よって、延長部材10b同士が接続された状態において、円柱部h42の端面と円筒部h41の底面との間には隙間k2が存在している(図7参照)。この隙間k2は、延長部材10bの外面10b1同士の境界に隙間が生じることを防止している。
第二の延長部材10bは、第一の延長部材10bよりもグリップ後端側に位置する。第二の延長部材10bは、最も後端側の延長部材10bである。
この第二の延長部材10bは、前述した第一の延長部材10bと同じである。よって第二の延長部材10bの説明は、省略される。
このように、本実施形態では、グリップ本体10aと延長部材10bとがネジ結合により連結されうる。更に、延長部材10b同士がネジ結合により連結されうる。
本第二実施形態において、延長部材10bは着脱可能である。延長部材10bを回転させてネジ結合を解除することにより、延長部材10bが外される。延長部材10bの着脱によって、グリップ把持部の長さLgが調整可能である。
本実施形態では、延長部材10bが2個の場合が示された。延長部材10bの数が変更されることにより、グリップ把持部の長さLgが変更されうる。延長部材10bが0個とされた場合、長さLgを短くすることができる。延長部材10bが1個とされてもよい。
延長部材10bは、3個以上とされてもよい。延長部材10b同士の連結構造は同じであるから、連結される延長部材10bの個数は自由に選択されうる。
図9は、第三実施形態に係るグリップ12の分解図である。グリップ12は、グリップ本体10aと、延長部材10bと、延長部材12bとを有する。グリップ本体10aは、前述した第二実施形態のそれと同じである。延長部材10bは、前述した第二実施形態のそれと同じである。
延長部材12bは、ゴム部g5と硬質接続体h4とを有する。延長部材12bの硬質接続体h4は、前述した延長部材10bのそれと同じである。延長部材10bと延長部材12bとの差異は、ゴム部の長さのみである。
図9において両矢印L1で示されているのは、延長部材10bのゴム部g4の長さである。図9において両矢印L2で示されているのは、延長部材12bのゴム部g5の長さである。長さL1と長さL2とは相違している。本実施形態では、延長部材10b、12bのいずれかを選択するかによって、グリップ12の長さが調整可能である。好ましくは、比(L2/L1)は、非整数とされる。この場合、延長部材10bの連結では達成されない長さLgが、延長部材12bの連結によって達成されうる。
上記硬質基体の材質は、グリップの把持面の材質よりも硬い。硬質基体の使用により、接続の確実性及びグリップ内部の剛性が向上しうる。硬質基体の好ましい材質は金属又は樹脂であり、より好ましい材質は金属である。樹脂としては、熱可塑性樹脂及び炭素繊維強化樹脂が例示される。加工性の観点から、好ましい樹脂として、ナイロン、PEBAX(ポリエーテルブロック共重合体)、ポリカーボネート等が例示される。金属としては、ステンレス鋼、アルミニウム合金、チタン合金等が例示される。スイングバランスの観点から、タングステン、タングステン合金等の高比重金属(比重が12以上)も用いられうる。
上記硬質接続体の材質は、グリップの把持面の材質よりも硬い。硬質接続体の使用により、接続の確実性及びグリップ内部の剛性が向上しうる。硬質接続体の好ましい材質は金属又は樹脂であり、より好ましい材質は金属である。樹脂としては、熱可塑性樹脂及び炭素繊維強化樹脂が例示される。加工性の観点から、好ましい樹脂として、ナイロン、PEBAX(ポリエーテルブロック共重合体)、ポリカーボネート等が例示される。金属としては、ステンレス鋼、アルミニウム合金、チタン合金等が例示される。スイングバランスの観点から、タングステン、タングステン合金等の高比重金属(比重が12以上)も用いられうる。
上記ゴム部の材質であるゴムは、限定されない。好ましいゴムは、加硫ゴム等のゴム弾性体である。熱可塑性エラストマーもゴムに含まれるのは当然である。滑りにくさ等の観点から、天然ゴム(比重0.91〜0.93)、スチレンブタジエンゴム(比重0.92〜0.97)、EPDM(比重0.86〜0.87)、イソプレンゴム(比重0.92〜0.93)及びこれらの混合物が好ましい。
ゴムは、通常、組成物である。このゴム組成物には、オイルが配合されてもよい。このオイルとしては、例えばアロマチック系オイル、ナフテン系オイル、パラフィン系オイルなどが用いられうる。
グリップのゴム組成物には、上記ゴムと硫黄とオイル以外に、例えば補強剤、充填剤、加硫促進剤、加硫助剤などが必要に応じて適宜配合されてもよい。さらに老化防止剤、加工助剤などが配合されてもよい。
上記補強剤としては、例えば、カーボン、シリカなどが用いられうる。充填剤としては、例えばハードクレー、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、クレーなどが用いられ、加硫助剤としては、例えば酸化亜鉛とステアリン酸などが用いられる。加硫促進剤は、公知の方法に従い、使用するゴムにあわせて適宜選択されうる。
ゴムは、樹脂組成物であってもよい。この樹脂組成物に含まれる樹脂として、熱可塑性樹脂が挙げられる。この熱可塑性樹脂は、射出成形に用いられうる。この熱可塑性樹脂として、熱可塑性エラストマーが好ましく、ソフトセグメントとハードセグメントとを含む熱可塑性エラストマーがより好ましい。グリップ性と耐摩耗性との両立の観点から、ウレタン系熱可塑性エラストマーがより好ましい。
ゴム100質量部に対する好ましい配合比率は、補強剤が5〜70質量部、充填剤が10〜70質量部、加硫促進剤が0.1〜3質量部、加硫助剤が1〜10質量部である。ただし、これらの比率に限定されない。
グリップ本体の製法は限定されない。グリップ本体は、公知の製法により製造されうる。この製法として、プレス成形と射出成形とが例示される。別途成形された硬質基体がグリップ本体用の金型にセットされるステップと、この金型でグリップ本体が成形されると同時にグリップ本体に硬質基体が固定されるステップとを含む製造方法も採用されうる。
プレス成形では、ゴム組成物を金型内に充填し、加圧及び加熱がなされる。加熱温度は、通常、130〜200℃とされるが、これに限定されない。加熱時間は、通常、3〜15分間とされるが、これに限定されない。
延長部材の製法は限定されない。延長部材の製法として、プレス成形と射出成形とが例示される。別途成形された硬質接続体がゴム部用の金型にセットされるステップと、この金型で延長部材のゴム部が成形されると同時に、ゴム部に硬質接続体が固定されるステップとを含む製造方法が採用されてもよい。
クラブ長さが延長されると、スイングバランスが増加する。本発明では、硬質接続体の質量が、クラブ長さの増加に伴うスイングバランスの増加を相殺する。即ち硬質接続体の質量に起因して、スイングバランスの増大が抑制される。この観点から、硬質接続体の比重は、上記ゴム部の比重よりも大きいのが好ましい。より好ましくは、硬質接続体の比重は1.5以上、更には2.0以上、更には2.5以上である。クラブ重量を抑制する観点から、硬質接続体の比重は20以下が好ましい。
上記実施形態の延長部材は、動吸振器として作用すると考えられる。ゴム部材の内側に硬質接続体が配置された形状が、動吸振器としての作用を生じさせると考えられる。この結果、上記延長部材が、グリップの振動吸収性を高めうることが判明した。
上記第二実施形態のグリップ10において、上記硬質基体h3と上記シャフト6とは離れており、上記硬質基体h3と上記シャフト6との間にゴムが存在する(図7参照)。このゴムは、動吸振器としての作用を向上させうる。このゴムは、グリップ10の振動吸収性を向上させうる。
図7において両矢印A1で示されるのは、上記硬質基体h3と上記シャフト6との間に存在するゴムの厚さである。振動吸収性の観点から、厚さA1は、1mm以上が好ましく、1.5mm以上がより好ましく、2mm以上が更に好ましい。グリップの中心部が変形した場合、握りが安定しない。この観点から、厚さA1は、5mm以下が好ましく、4mm以下がより好ましく、3mm以下が更に好ましい。
図3の実施形態では、上記硬質基体h1と硬質接続体h2とは離れている。硬質基体h1と硬質接続体h2との間にゴムが存在する。このゴムは、動吸振器としての作用を向上させうる。このゴムは、グリップ8の振動吸収性を向上させうる。
図3の実施形態では、上記硬質接続体h2同士は離れている。これら硬質接続体h2間にゴムが存在する。このゴムは、動吸振器としての作用を向上させうる。このゴムは、グリップ8の振動吸収性を向上させうる。
図3において両矢印A2で示されるのは、上記硬質基体h1と上記硬質接続体h2との間に存在するゴムの厚さである。振動吸収性の観点から、厚さA2は、1mm以上が好ましく、1.5mm以上がより好ましく、2mm以上が更に好ましい。グリップの中心部が変形した場合、握りが安定しない。この観点から、厚さA2は、5mm以下が好ましく、4mm以下がより好ましく、3mm以下が更に好ましい。
図3において両矢印A3で示されるのは、隣接する上記硬質接続体h2同士の間に存在するゴムの厚さである。振動吸収性の観点から、厚さA3は、1mm以上が好ましく、1.5mm以上がより好ましく、2mm以上が更に好ましい。グリップの中心部が変形した場合、握りが安定しない。この観点から、厚さA3は、5mm以下が好ましく、4mm以下がより好ましく、3mm以下が更に好ましい。
上記厚さA1、上記厚さA2及び上記厚さA3は、延長部材が装着された状態で測定される。
ゴム厚の総和Atは、次の式によって算出される。即ちゴム厚の総和At(mm)は、上記厚さA1(mm)、上記厚さA2(mm)及び上記厚さA3(mm)の合計である。この総和Atの算出において、上記厚さA1、上記厚さA2又は上記厚さA3は、ゼロであってもよい。
At=A1+A2+A3
振動吸収性の観点から、厚さAtは、1mm以上が好ましく、2mm以上がより好ましく、3mm以上が更に好ましい。グリップの中心部が変形した場合、握りが安定しない。この観点から、厚さAtは、10mm以下が好ましく、9mm以下がより好ましく、8mm以下が更に好ましい。
前述した全ての実施形態のように、グリップ本体と延長部材との連結構造は、延長部材同士の連結構造と同じであるのが好ましい。また、複数の延長部材が存在する場合、それらの連結構造は同じであるのが好ましい。これらの構造は、連結の自由度を高めうる。これらの構造は、延長部材の連結順序や連結数に関し、自由度を高めうる。
前述した実施形態では、複数の延長部材が存在し、且つ、全ての延長部材が同一とされた。この場合、延長部材が同一であるため、延長部材の取り付けの順番が自由であり、グリップ調整の自由度が高い。
一方、複数の延長部材が存在し、且つ、延長部材同士で外径が相違していてもよい。この例として、図10に示されるグリップ14が挙げられる。
グリップ14は、グリップ本体14aと、第一延長部材14bと、第二延長部材14cとを有する。グリップ14では、第一延長部材14bと第二延長部材14cとで、外径が相違する。グリップ本体14a及び各延長部材14b、14cの内部構造は、上記グリップ8又は上記グリップ10の場合と同様とされる。
グリップ本体14aと全ての延長部材14b、14cとで、把持面14mが形成されている。この把持面14mは、実質的に段差無く連続している。グリップ本体14aの外面14a1と、このグリップ本体14aに隣接する延長部材14bの外面14b1とは、実質的に段差無く連続している。互いに隣接する延長部材同士において、外面14b1と外面14c1とは、実質的に段差無く連続している。
このグリップ14では、延長部材14b、14cが装着された状態において、グリップエンドに近づくに従いグリップ外径が増大している。この形状は、握りやすさに寄与しうる。好ましくは、この外径の相違は、ゴム部の厚みによって達成される。延長部材間における外形の相違は、ゴム部のみによって達成されている。この場合、第一延長部材14bと第二延長部材14cとで、硬質接続体が共通化されうる。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[評価]
評価方法は次の通りである。
[スイングウェイトの測定]
DAININ社製の商品名「BANCER−14」を用いて測定した。このスイングウェイトは、14インチ方式である。この測定値が、下記の表1に示される。
[面外一次振動減衰率の測定]
図11は、面外一次振動減衰率の測定の様子を示す。この測定では、シャフト6にグリップ48が装着されたグリップ付きシャフト51が用いられる。このグリップ付きシャフト51のグリップ側端部に、紐50が取り付けられる。また、グリップエンドから370mmの地点に、加速度ピックアップ計52が取り付けられる。紐50を用いて、グリップ付きシャフト51が吊り下げられる。この吊り下げられた状態で、加速度ピックアップ計52の反対側(裏側)を、インパクトハンマー54で叩き、加振がなされる。インパクトハンマー54に取り付けられたフォースピックアップ計56により、入力振動Fが計測される。また、加速度ピックアップ計52により、応答振動αが計測される。応答振動αは、アンプ58を介して、周波数解析装置62に入力される。入力振動Fは、アンプ60を介して、周波数解析装置62に入力される。周波数解析装置62として、ヒューレットパッカード社製のダイナミックシングルアナライザー HP3562Aが用いられた。解析で得られた周波数領域での伝達関数を求め、グリップ付きシャフト51の振動数を得た。下式により求められる振動減衰率(ζ)が、面外一次振動減衰率である。
ζ=(1/2)×(△ω/ωn)
To=Tn×√2
ただし、図12のグラフが示すように、ωnは1次の極大値の周波数であり、Δω、Tn及びT0の意味は、図12のグラフに示す通りである。
[実打による振動吸収性の官能評価]
中・上級者(ゴルフ歴10年以上であり、現在も月1回以上プレーする条件を満たすゴルファー)25名が、実施例および比較例の各グリップが装着されたクラブを打球した。各クラブで5球ずつボールを打ち、振動吸収性について1点から5点までの5段階で官能評価を行った。振動吸収性が高いと感じられたものほど、点数が大きい。点数の平均が、下記の表1に示される。
[実施例1、2に係るグリップ70]
図13は、実施例に係るグリップ70の、グリップエンド付近を示す拡大図である。図14は、図13の断面図である。図15は、グリップ70の分解図である。
このグリップ70は、前述した第一実施形態に係るグリップ8に似た構造を有する。
グリップ70は、グリップ本体70aと、2つの延長部材70bとを有する。グリップ本体70aの後端に、2つの延長部材70bが取り付けられている。
グリップ本体70aは、両面テープによって、シャフト6の後端部に固定されている。両面テープによる接着の方法は、通常のグリップの接着方法と同じである。
グリップ70は、グリップ本体70a及び延長部材70bに加えて、連結部材70cを有する。連結部材70cは、ネジである。
グリップ本体70aは、ゴム部g1と、硬質基体h1とを有する。ゴム部g1の材質は、ゴムである。ゴム部g1は、キャビティ部cv1を有する(図15参照)。硬質基体h1はゴム部g1の内側に設けられている。硬質基体h1はシャフト6の内側に設けられている。
ゴム部g1の製造方法は次の通りである。天然ゴム(NR)とエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)とを質量比で65:35の割合で配合し、更に、硫黄、カーボンブラック及び無機成分を適宜配合して、ゴム組成物を得た。このゴム組成物を、プレス金型に充填し、150度の温度で10分間加圧して、加硫成形されたゴム部g1を得た。
一つの延長部材70bによって延長される長さは、0.5インチ(12.7mm)とされた。図13が示すように、二つの延長部材70bが装着されると、クラブ長さが1.0インチ(25.4mm)延長される。
キャビティ部cv1は、開口径よりも大きな内径を有する内径拡大部e1を有する(図15参照)。キャビティ部cv1は、アンダーカット構造である。
第一の延長部材70bは、ゴム部g2と、硬質接続体h2とを有する。ゴム部g2の材質は、ゴムである。ゴム部g2は、キャビティ部cv2を有する。硬質接続体h2は、ゴム部g2の内側に設けられている。ゴム部g2は、硬質接続体h2の一部を覆っている。
キャビティ部cv2は、開口径よりも大きな内径を有する内径拡大部e2を有する。キャビティ部cv2は、アンダーカット構造である。
ゴム部g2の製造方法は次の通りである。天然ゴム(NR)とエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)とを質量比で65:35の割合で配合し、更に、硫黄、カーボンブラック及び無機成分を適宜配合して、ゴム組成物を得た。このゴム組成物を、プレス金型に充填し、150度の温度で10分間加圧して、加硫成形されたゴム部g2を得た。
前述したグリップ8と、実施例1に係るグリップ70との相違は、ゴム部g1の形状、硬質接続体h2の形状及びゴム部g2の形状である。また、グリップ70では、ゴム厚さA2(図3参照)が0mmであり、ゴム厚さA3(図3参照)が0mmである。つまり、グリップ70では、硬質基体h1と硬質接続体h2とが接しており、硬質接続体h2同士も接している。その他の点に関して、グリップ70とグリップ8とは同じである。グリップ70でも、ネジによる結合、及び、アンダーカット構造を用いた結合が採用されている。
硬質基体h1の材質は、金属とされた。この金属は、アルミニウム合金とされた。
硬質接続体h2の材質は、金属とされた。この金属は、アルミニウム合金とされた。硬質接続体h2とゴム部g2との接合には、接着剤が用いられた。
図16は、延長部材70bに用いられている硬質接続体h2が単独で示された図である。この硬質接続体h2は、大径部h21と、傾斜部h22と、中径部h23と、小径部h24とを有する。大径部h21は円柱状である。傾斜部h22は円錐状である。中径部h23は円柱状である。小径部h24は円柱状である。大径部h21、傾斜部h22、中径部h23及び小径部h24は、同軸で配置されている。図示されないが、硬質接続体h2の中心には、ネジ孔が設けられている。
大径部h21の長さd21は1.0mmとされ、傾斜部h22の長さd22は1.0mmとされ、中径部h23の長さd23は1.5mmとされ、小径部h24の長さd24は9.2mmとされた。長さd21、長さd22、長さd23及び長さd24は、硬質接続体h2の中心軸線に沿って測定された。なお、図16等の図面は、これらの長さの比率を反映していない。
[実施例1]
SRIスポーツ株式会社製の商品名「SRIXON ZR−700 ドライバー」が用いられた。この「SRIXON ZR−700 ドライバー」のグリップを外し、代わりに、上記グリップ本体70aを取り付けた。このグリップ本体70aに、上記延長部材70bを一つ装着して、実施例1のゴルフクラブを得た。この実施例1の評価が、下記の表1に示される。
[実施例2]
実施例1のグリップに、更にもう一つの延長部材70bを取り付けて、実施例2のゴルフクラブを得た。実施例2のグリップでは、図14に示されるように、延長部材70bが二つ装着されている。この実施例2の評価が、下記の表1に示される。
[実施例3、4に係るグリップ80]
図17は、実施例に係るグリップ80の、グリップエンド付近を示す拡大図である。図18は、図17の断面図である。図19は、グリップ80の分解図である。
このグリップ80は、前述した第一実施形態に係るグリップ8と同じタイプである。
グリップ80は、グリップ本体80aと、2つの延長部材80bとを有する。グリップ本体80aの後端に、2つの延長部材80bが取り付けられている。
グリップ本体80aは、両面テープによって、シャフト6の後端部に固定されている。両面テープによる接着の方法は、通常のグリップの接着方法と同じである。
グリップ80は、グリップ本体80a及び延長部材80bに加えて、連結部材80cを有する。連結部材80cは、ネジである。
グリップ本体80aは、ゴム部g1と、硬質基体h1とを有する。ゴム部g1の材質は、ゴムである。ゴム部g1は、キャビティ部cv1を有する(図19参照)。ゴム部g1は、上記グリップ本体70aのゴム部g1と同様にして製造された。
硬質基体h1はゴム部g1の内側に設けられている。硬質基体h1の軸方向長さA4(図19参照)は、5.0mmとされた。
一つの延長部材80bによって延長される長さは、0.5インチ(12.7mm)とされた。図17のように、二つの延長部材80bが装着されると、クラブ長さが1.0インチ延長される。
キャビティ部cv1は、開口径よりも大きな内径を有する内径拡大部e1を有する(図19参照)。キャビティ部cv1は、アンダーカット構造である。
第一の延長部材80bは、ゴム部g2と、硬質接続体h2とを有する。ゴム部g2の材質は、ゴムである。ゴム部g2は、キャビティ部cv2を有する。硬質接続体h2は、ゴム部g2の内側に設けられている。ゴム部g2は、硬質接続体h2の一部を覆っている。
キャビティ部cv2は、開口径よりも大きな内径を有する内径拡大部e2を有する。キャビティ部cv2は、アンダーカット構造である。
ゴム部g2は、上記延長部材70bのゴム部g2と同様にして製造された。
前述したグリップ8と、実施例1に係るグリップ80との相違は、ゴム部g1の形状、硬質接続体h2の形状及びゴム部g2の形状である。グリップ80では、ゴム厚さA2(図3及び図18参照)が0mmであり、ゴム厚さA3(図3及び図18参照)が4mmである。つまり、グリップ80では、硬質基体h1と硬質接続体h2とが接しているが、硬質接続体h2同士は接していない。硬質接続体h2同士の間には、厚さA3が4mmのゴムが介在している。その他の点に関して、グリップ80とグリップ8とは同じである。グリップ80でも、ネジによる結合、及び、アンダーカット構造を用いた結合が採用されている。
硬質基体h1の材質は、金属とされた。この金属は、アルミニウム合金とされた。
硬質接続体h2の材質は、金属とされた。この金属は、アルミニウム合金とされた。硬質接続体h2とゴム部g2との接合には、接着剤が用いられた。
図20は、延長部材80bに用いられている硬質接続体h2が単独で示された図である。この硬質接続体h2は、大径部h25と、傾斜部h26と、中径部h27と、小径部h28とを有する。大径部h25は円柱状である。傾斜部h26は円錐状である。中径部h27は円柱状である。小径部h28は円柱状である。大径部h25、傾斜部h26、中径部h27及び小径部h28は、同軸で配置されている。図示されないが、硬質接続体h2の中心には、ネジ孔が設けられている。
大径部h25の長さd25は1.0mmとされ、傾斜部h26の長さd26は1.0mmとされ、中径部h27の長さd27は1.5mmとされ、小径部h28の長さd28は5.2mmとされた。長さd25、長さd26、長さd27及び長さd28は、硬質接続体h2の中心軸線に沿って測定された。なお、図20等の図面は、これらの長さの比率を反映していない。
[実施例3]
SRIスポーツ株式会社製の商品名「SRIXON ZR−700 ドライバー」が用いられた。この「SRIXON ZR−700 ドライバー」のグリップを外し、代わりに、上記グリップ本体80aを取り付けた。このグリップ本体80aに、上記延長部材80bを一つ装着して、実施例3のゴルフクラブを得た。この実施例3の評価が、下記の表1に示される。
[実施例4]
実施例3のグリップに、更にもう一つの延長部材80bを取り付けて、実施例4のゴルフクラブを得た。実施例4のグリップでは、図18に示されるように、延長部材80bが二つ装着されている。この実施例4の評価が、下記の表1に示される。
[実施例5]
ゴム厚さA2(図18参照)が4.0mmとなるように、硬質基体h1と硬質接続体h2との間にゴム部が設けられた他は実施例4と同様にして、実施例5のゴルフクラブを得た。この実施例5の評価が、下記の表1に示される。
[実施例6]
ゴム厚さA3(図18参照)が1.0mmとなるように、ゴム部g2の厚みが調整された他は実施例4と同様にして、実施例6のゴルフクラブを得た。この実施例6の評価が、下記の表1に示される。
[比較例1]
SRIスポーツ株式会社製の商品名「SRIXON ZR−700 ドライバー」が、市販品のまま、用いられた。この比較例1のグリップは、「SRIXON ZR−700 ドライバー」に標準で装着されているグリップである。この比較例1の評価が、下記の表1に示される。
Figure 0005175832

表1に示されるように、実施例は、比較例に比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明された発明は、あらゆるゴルフクラブに適用されうる。本発明は、ウッド型ゴルフクラブ、アイアン型ゴルフクラブ、パタークラブ等に用いられうる。
2・・・ゴルフクラブ
4・・・ゴルフクラブヘッド
6・・・シャフト
8・・・グリップ
8m・・・把持面
8a・・・グリップ本体
8b・・・延長部材
10・・・グリップ
10a・・・グリップ本体
10b・・・延長部材
10m・・・把持面
12・・・グリップ
12b・・・延長部材
12m・・・把持面
14・・・グリップ
14a・・・グリップ本体
14b・・・延長部材(第一延長部材)
14c・・・延長部材(第二延長部材)
14m・・・把持面
h1・・・硬質基体
h2・・・硬質接続体
h3・・・硬質基体
h4・・・硬質接続体

Claims (7)

  1. ヘッド、シャフト、グリップ本体及び延長部材を備えており、
    上記延長部材が、上記グリップ本体の後端に着脱可能であり、
    上記延長部材の着脱によって、グリップ把持面の長さが調整可能であり、
    硬質基体を更に備えており、
    上記延長部材が、硬質接続体を有し、
    上記硬質基体と上記硬質接続体とが連結されることにより、上記延長部材が上記グリップ本体の後端に取り付け可能とされ、
    上記グリップ本体が、アンダーカット構造のキャビティ部を有し、
    上記キャビティ部がゴムによって形成されており、
    上記硬質接続体が、ゴムの弾性変形を利用することによって上記キャビティ部に取り付けられ、
    上記アンダーカット構造に起因して、上記硬質接続体が上記キャビティ部から抜けにくくされているゴルフクラブ。
  2. 上記硬質基体と上記シャフトとが離れており、
    上記硬質基体と上記シャフトとの間にゴムが存在する請求項1に記載のゴルフクラブ。
  3. 上記延長部材が上記グリップ本体に取り付けられた状態において、上記硬質基体と上記硬質接続体とが離れており、
    上記硬質基体と上記硬質接続体との間にゴムが存在する請求項1又は2に記載のゴルフクラブ。
  4. 複数の上記延長部材を備え、
    これら延長部材同士が着脱可能であり、
    延長部材の連結数によって上記グリップの長さが調整可能である請求項1からのいずれかに記載のゴルフクラブ。
  5. 上記延長部材同士が連結された状態において、上記硬質接続体同士が離れており、
    これら硬質接続体間にゴムが存在する請求項に記載のゴルフクラブ。
  6. 複数の上記延長部材のそれぞれが、アンダーカット構造のキャビティ部を有し、
    このキャビティ部がゴムによって形成されており、
    第一の上記延長部材における上記硬質接続体が、ゴムの弾性変形を利用することによって、第二の上記延長部材における上記キャビティ部に取り付けられ、
    上記アンダーカット構造に起因して、上記第二の延長部材が上記第一の延長部材から抜けにくくされている請求項又はに記載のゴルフクラブ。
  7. 互いに長さが相違する複数の上記延長部材を備え、
    これらの延長部材の選択又は組合せによって上記グリップの長さが調整可能である請求項1からのいずれかに記載のゴルフクラブ。
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