JP5175561B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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本発明は、例えばフラッシュメモリなどの電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)に関する。
ビット線とソース線との間に複数のメモリセルトランジスタ(以下、メモリセルという)を直列に接続してNANDストリングを構成し、高集積化を実現したNAND型不揮発性半導体記憶装置が知られている(例えば、非特許文献1−4参照。)。
また、従来技術に係る不揮発性半導体記憶装置においても、一般に、メモリチップの歩留まりを実用的な水準に保持することが難しく、この歩留まり低下の主要因である欠陥(又は不良)メモリやワード線のショートを救済するために、欠陥メモリセルを回路的に置換できる予備的な「冗長領域のメモリセル」をあらかじメモリアレイ内に配置する冗長回路構成を採用している(例えば、非特許文献5−9参照。)。
例えば、特許文献6においては、冗長回路の面積増加を招くことなく、冗長効率を上げるために、サブビット線に複数、例えば4個、8個のメモリトランジスタMTが接続されてなる正規メモリストリングDNRSGをマトリクス状に配置したフラッシュメモリにおいて、冗長メモリストリングRDNRSGを構成する冗長メモリトランジスタTMTの数を正規メモリストリングDNRSGを構成するメモリトランジスタMTの数より少なく(2個に)なるように構成することが開示されている。このように構成することで、少ない冗長回路の面積で、従来技術より多いワード線不良を救済できる。
また、例えば、特許文献7においては、不揮発性半導体記憶装置のブロックデコーダのレイアウト面積を小さくするために、フラッシュメモリのデコーダ回路において、通常の1ストリングより短いブロック同士のNDEN(最終段のバッファの低電位側の電源回路)を共有することが開示されている。これにより、従来技術と同じ動作が実現できるとともに、ブートブロック部のブロックデコーダのレイアウト面積の削減を実現できる。また、不良で多いパターンがワード線2本〜数本のショートやセルの単ビット不良の場合、冗長ブロックは通常の1ストリングより小さく構成したほうが冗長効率がよい。このような場合に冗長ブロックのブロックデコーダに当該構成を用いれば冗長部のデコーダを小さくレイアウトできる。
特開平9−147582号公報。 特開2000−285692号公報。 特開2003−346485号公報。 特開2001−028575号公報。 特開平9−204796号公報。 特開平10−241396号公報。 特開平10−241389号公報。 特開2000−123589号公報。 特開2001−118393号公報。
さらに、ある従来例に係る不揮発性半導体記憶装置において、コラム冗長の冗長効率を上げるために、1本のビット線の不良を救済するために。32本のビット線を同時にスペアビットに書き換えていたために救済効率が非常に悪いという問題点があった。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、冗長領域のメモリセルを有する不揮発性半導体記憶装置において、従来技術に比較して大幅に冗長効率を上げることができる不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
第1の発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、
複数のビット線と複数のワード線との各交差点においてメモリセルを接続してなる不揮発性のメモリセルアレイにおいて、正規領域と、上記正規領域の不良時に代替となる冗長領域とを備えるとともに、上記正規領域及び上記冗長領域のビット線上のデータ信号を検出してデータ線に出力するセンスアンプを備えた不揮発性半導体記憶装置において、
第1の正規領域と第2の正規領域との間に、冗長領域を配置し、
上記第1の正規領域のビット線上のデータ信号を検出して第1のデータ線に出力する第1のセンスアンプと、
上記第2の正規領域のビット線上のデータ信号を検出して第2のデータ線に出力する第2のセンスアンプと、
上記冗長領域のビット線上のデータ信号を検出して第3のデータ線に出力する第3のセンスアンプと、
上記第1のデータ線と上記第3のデータ線のいずれか1つを選択する第1の選択手段と、
上記第2のデータ線と上記第3のデータ線のいずれか1つを選択する第2の選択手段とを備えたことを特徴とする。
上記不揮発性半導体記憶装置において、上記第1の選択手段が上記第3のデータ線を選択しているとき、上記第2の選択手段が上記第2のデータ線を選択するように制御し、上記第2の選択手段が上記第3のデータ線を選択しているとき、上記第1の選択手段が上記第1のデータ線を選択するように制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
第2の発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、
複数のビット線と複数のワード線との各交差点においてメモリセルを接続してなる不揮発性のメモリセルアレイにおいて、正規領域と、上記正規領域の不良時に代替となる冗長領域とを備えるとともに、上記正規領域及び上記冗長領域のビット線上のデータ信号を検出してデータ線に出力するセンスアンプを備えた不揮発性半導体記憶装置において、
第1の正規領域と第2の正規領域との間に、第1の冗長領域及び第2の冗長領域を配置し、
上記第1の正規領域のビット線上のデータ信号を検出して第1のデータ線に出力する第1のセンスアンプと、
上記第2の正規領域のビット線上のデータ信号を検出して第2のデータ線に出力する第2のセンスアンプと、
上記第1の冗長領域のビット線上のデータ信号を検出して第3のデータ線に出力する第3のセンスアンプと、
上記第2の冗長領域のビット線上のデータ信号を検出して第4のデータ線に出力する第4のセンスアンプと、
上記第1のデータ線と上記第3のデータ線と上記第4のデータ線のいずれか1つを選択する第1の選択手段と、
上記第2のデータ線と上記第3のデータ線と上記第4のデータ線のいずれか1つを選択する第2の選択手段とを備えたことを特徴とする。
上記不揮発性半導体記憶装置において、上記第1の選択手段が上記第3のデータ線を選択しているとき、上記第2の選択手段が上記第3のデータ線を選択することを禁止するように制御し、上記第1の選択手段が上記第4のデータ線を選択しているとき、上記第2の選択手段が上記第4のデータ線を選択することを禁止するように制御し、上記第2の選択手段が上記第3のデータ線を選択しているとき、上記第1の選択手段が上記第3のデータ線を選択することを禁止するように制御し、上記第2の選択手段が上記第4のデータ線を選択しているとき、上記第1の選択手段が上記第4のデータ線を選択することを禁止するように制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
第3の発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、
複数のビット線と複数のワード線との各交差点においてメモリセルを接続してなる不揮発性のメモリセルアレイにおいて、正規領域と、上記正規領域の不良時に代替となる冗長領域とを備えるとともに、上記正規領域及び上記冗長領域のビット線上のデータ信号を検出してデータ線に出力するセンスアンプを備えた不揮発性半導体記憶装置において、
第1の正規領域と第2の正規領域との間に、第1の冗長領域及び第2の冗長領域を配置し、
上記第1の正規領域のビット線上のデータ信号を検出して第1のデータ線に出力する第1のセンスアンプと、
上記第2の正規領域のビット線上のデータ信号を検出して第2のデータ線に出力する第2のセンスアンプと、
上記第1の冗長領域のビット線と上記第2の冗長領域のビット線のいずれか1つを選択する第1のスイッチ回路と、
上記第1の冗長領域のビット線と上記第2の冗長領域のビット線のいずれか1つを選択する第2のスイッチ回路と、
上記第1のスイッチ回路に接続された上記第1の冗長領域又は上記第2の冗長領域のビット線上のデータ信号を検出して第3のデータ線に出力する第3のセンスアンプと、
上記第2のスイッチ回路に接続された上記第2の冗長領域又は上記第1の冗長領域のビット線上のデータ信号を検出して第4のデータ線に出力する第4のセンスアンプと、
上記第1のデータ線と上記第3のデータ線のいずれか1つを選択する第1の選択手段と、
上記第2のデータ線と上記第4のデータ線のいずれか1つを選択する第2の選択手段とを備えたことを特徴とする。
上記不揮発性半導体記憶装置において、上記第1の選択手段が上記第3のセンスアンプ及び上記第1のスイッチ回路を介して上記第1の冗長領域のビット線を選択しているとき、上記第2の選択手段が上記第4のセンスアンプ及び上記第2のスイッチ回路を介して上記第1の冗長領域のビット線を選択することを禁止するように制御し、上記第1の選択手段が上記第3のセンスアンプ及び上記第1のスイッチ回路を介して上記第2の冗長領域のビット線を選択しているとき、上記第2の選択手段が上記第4のセンスアンプ及び上記第2のスイッチ回路を介して上記第2の冗長領域のビット線を選択することを禁止するように制御し、
上記第2の選択手段が上記第4のセンスアンプ及び上記第2のスイッチ回路を介して上記第1の冗長領域のビット線を選択しているとき、上記第1の選択手段が上記第3のセンスアンプ及び上記第1のスイッチ回路を介して上記第1の冗長領域のビット線を選択することを禁止するように制御し、上記第2の選択手段が上記第4のセンスアンプ及び上記第2のスイッチ回路を介して上記第2の冗長領域のビット線を選択しているとき、上記第1の選択手段が上記第3のセンスアンプ及び上記第1のスイッチ回路を介して上記第2の冗長領域のビット線を選択することを禁止するように制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
第4の発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、
複数のビット線と複数のワード線との各交差点においてメモリセルを接続してなる不揮発性のメモリセルアレイにおいて、正規領域と、上記正規領域の不良時に代替となる冗長領域とを備えるとともに、上記正規領域及び上記冗長領域のビット線上のデータ信号を検出してデータ線に出力するセンスアンプを備えた不揮発性半導体記憶装置において、
第1の冗長領域と第2の冗長領域との間に、第1の正規領域を配置し、
上記第1の正規領域のビット線上のデータ信号を検出して第1のデータ線に出力する第1のセンスアンプと、
上記第1の冗長領域のビット線上のデータ信号を検出して第2のデータ線に出力する第2のセンスアンプと、
上記第2の冗長領域のビット線上のデータ信号を検出して第3のデータ線に出力する第3のセンスアンプと、
上記第1のデータ線と上記第2のデータ線と上記第3のデータ線のいずれか1つを選択する第1の選択手段とを備えたことを特徴とする。
上記不揮発性半導体記憶装置において、上記メモリセルアレイは第2の正規領域をさらに含み、
上記第1の正規領域と上記第2の正規領域との間に、上記第2の冗長領域を配置し、
上記第2の正規領域のビット線上のデータ信号を検出して第4のデータ線に出力する第4のセンスアンプと、
上記第3のデータ線と上記第4のデータ線のいずれか1つを選択する第2の選択手段とをさらに備えたことを特徴とする。
また、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記第1の選択手段が上記第3のデータ線を選択しているとき、上記第2の選択手段が上記第3のデータ線を選択することを禁止するように制御し、上記第2の選択手段が上記第3のデータ線を選択しているとき、上記第1の選択手段が上記第3のデータ線を選択することを禁止するように制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
さらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記メモリセルアレイの各メモリセルと、上記各センスアンプと、上記各選択手段とを、上記各ワード線と平行な方向に繰り返し並置したことを特徴とする。とって代わって、上記メモリセルアレイの各メモリセルと、上記各センスアンプと、上記各スイッチ回路と、上記各選択手段とを、上記各ワード線と平行な方向に繰り返し並置したことを特徴とする。
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、メモリセルアレイ内の1個の冗長慮域を2個の正規領域で共用可能に構成したので、従来技術に比較して冗長効率を大幅に上げることができ、当該不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイのチップ面積を軽減でき、当該装置全体のチップ面積を大幅に軽減できる。
また、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、メモリセルアレイ内の第1の正規領域を第1又は第2の冗長領域で救済することができ、また、メモリセルアレイ内の第2の正規領域を第1又は第2の冗長領域で救済することができる。これにより、1個の正規領域を2個の冗長領域で共用することができ、2個の冗長領域において同時に欠陥メモリセル等が発生した場合に各冗長領域をフレキシブルに救済できる。
以下、本発明に係る実施形態の不揮発性半導体記憶装置であるNAND型フラッシュEEPROMについて図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
第1の実施形態.
図1は本発明の第1の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの構成を示すブロック図である。
図1において、NAND型フラッシュEEPROMは、情報データを記憶するためのメモリセルアレイ10と、ページバッファ回路11と、アドレス発生回路12と、列デコーダ13と、列パスゲート回路14と、冗長回路15と、いわゆるセンスアンプと呼ばれる3個のメインアンプ回路21A,21B,21Rと、2対1のマルチプレクサ19A,19Bとを備えて構成される。本実施形態では、メモリセルアレイ10は、正規領域Aと、正規領域Bと、欠陥メモリセル等救済用の冗長領域Rとを備え、冗長領域Rは正規領域Aと正規領域Bとの間に配置され、冗長領域Rの冗長ビット線RBL1〜RBLiからのデータをセンスするための専用のメインアンプ回路21Rと、メインアンプ回路21Rに接続されるページバッファ回路11の回路部11R及び列パスゲート回路14の回路部14Rと、メインアンプ回路21Rからのデータ信号を、正規領域A又は正規領域Bからのデータ信号に代えて選択的に出力するための2個のマルチプレクサ19A,19Bを備えたことを特徴としている。
図1において、複数のビット線BLA1〜BLAi,BLB1〜BLBi(iは複数である。)及び複数の冗長ビット線RBL1〜RBLj(jは複数である。)はメモリセルアレイ10において列方向に配列される一方、2本の選択ゲート線SL1,SL2及び複数m本の制御ゲート線(いわゆるワード線に対応する。)CL1〜CLmはメモリセルアレイ10において行方向に配列される。ここで、メモリセルアレイ10の冗長領域R内の複数のメモリセルに接続された冗長ビット線RBL1〜RBLjは、
(a)メモリセルアレイ10の正規領域A内の複数のメモリセルに接続されたビット線BLA1〜BLAiであるビット線群、若しくは、
(b)メモリセルアレイ10の正規領域B内の複数のメモリセルに接続されたビット線BLB1〜BLBiであるビット線群
のうちいずれかのビット線群を用いて欠陥が生じたビット線を代替するために使用される。なお、ビット線BLA1〜BLAi,BLB1〜BLBi及び冗長ビット線RBL1〜RBLjの各々には、公知の同一の構造を有するセルストリングがそれぞれ接続されている。
ビット線BLA1〜BLAi,BLB1〜BLBi及び冗長ビット線RBL1〜RBLjが接続されたページバッファ回路11は、プログラムサイクルのプログラム動作の間にビット線及び冗長ビット線をプログラムされるデータ状態によって駆動するドライバとして使用され、プログラムサイクルのプログラム検証動作の間(具体的には、検証読み動作の間)選択されたページに接続されたセルトランジスタにプログラムされたデータビットを検出するセンスアンプ又は読み出し回路として使用される。
本実施形態において、ページバッファ回路11は3個の回路部11A,11B,11Rを備えて構成され、列パスゲート回路14は3個の回路部14A,14B,14Rを備えて構成される。メモリセルアレイ10の正規領域Aのビット線BLA1〜BLAiはページバッファ回路11の回路部11Aを介して列パスゲート回路14の回路部14Aに接続され、ビット線BLA1〜BLAiのうち、列デコーダ13からの指示信号に基づいて回路部14Aにより選択された2本の選択ビット線DLA,DLBAがメインアンプ回路21Aに接続される。メインアンプ回路21Aは選択ビット線DLA,DLBAの各信号を差動増幅することによりデータ信号を発生して出力し、メインアンプ回路21Aからデータ信号を出力するデータ線MAAはマルチプレクサ19Aに接続される。また、メモリセルアレイ10の正規領域Bのビット線BLA1〜BLAiはページバッファ回路11の回路部11Bを介して列パスゲート回路14の回路部14Bに接続され、ビット線BLB1〜BLBiのうち、列デコーダ13からの指示信号に基づいて回路部14Bにより選択された2本の選択ビット線DLB,DLBBがメインアンプ回路21Bに接続される。メインアンプ回路21Bは選択ビット線DLB,DLBBの各信号を差動増幅することによりデータ信号を発生して出力し、メインアンプ回路21Bからデータ信号を出力するデータ線MABはマルチプレクサ19Bに接続される。さらに、メモリセルアレイ10の冗長領域Rのビット線RBL1〜RBLiはページバッファ回路11の回路部11Rを介して列パスゲート回路14の回路部14Rに接続され、ビット線RBL1〜RBLiのうち、列デコーダ13からの指示信号に基づいて回路部14Rにより選択された2本の選択ビット線RDLA,RDLBAがメインアンプ回路21Rに接続される。メインアンプ回路21Rは選択ビット線RDLA,RDLBAの各信号を差動増幅することによりデータ信号を発生して出力し、メインアンプ回路21Rからデータ信号を出力するデータ線MARはマルチプレクサ19A及び19Bに接続される。
マルチプレクサ19Aは、詳細後述する冗長回路15からのセレクト信号MUXAに基づいて、2本のデータ線MAA,MARのうちのいずれか1本を選択して選択したデータ線のデータ信号を出力信号OUTAとして出力する。また、マルチプレクサ19Bは、冗長回路15からのセレクト信号MUXBに基づいて、2本のデータ線MAB,MARのうちのいずれか1本を選択して選択したデータ線のデータ信号を出力信号OUTBとして出力する。なお、メモリセルアレイ10からマルチプレクサ19A,19Bまでの回路は、公知のように、情報データを上述のように読み出す読み出し回路と、情報データを書き込む書き込み回路との双方向回路として動作する。
アドレス発生回路12は公知のようにカウンタで構成され、コントロール回路(図示せず。)から出力されるカウントアップパルス信号に応答して列アドレスAi(例えばi=1〜8)を発生する。列デコーダ13はアドレス発生回路12で生成された列アドレスAiを復号化し、その復号化された列アドレスは列パスゲート回路14に伝達される。列パスゲート回路14は復号化された列アドレスに対応するビット線BLA1〜BLAiのうちの一部、ビット線BLB1〜BLBiのうちの一部、冗長ビット線RBL1〜RBLiのうちの一部を選択する。すなわち、ページバッファ回路11に設けられるページバッファのうち、選択されたビット線に対応するページバッファが選択され、当該選択されたページバッファに格納されているプログラムされたデータビットは列パスゲート回路14を介してメインアンプ回路21A,21R,21Bに順次伝達される。
一方、アドレス発生回路12で生成された列アドレスは、冗長回路15に伝達される。冗長回路15は列アドレスに対応するビット線内に欠陥ビット線が存在するかの可否を判別する。選択されたビット線が少なくとも1つの欠陥ビット線を含むと、冗長回路15は列デコーダ13を非活性化させ、これと同時に欠陥ビット線に対応する冗長ビット線が列パスゲート回路14によって選択されるようにする。すなわち、列アドレスに対応する列中に欠陥列が存在する場合(すなわち、冗長が要求される時)、欠陥列に対応するビット線は冗長回路15及び列パスゲート回路14によって選択されなくなる一方、欠陥列に対応する冗長ビット線がそれらの回路14,15によって選択される。
図2は1のNAND型フラッシュEEPROMにおいてメモリセルアレイ10の冗長領域Rによる救済処理における各信号のタイミングチャートである。なお、図2は各期間101,102,103の場合における制御処理例を示している。
図2において、冗長領域Rで正規領域Aを冗長する期間101においては、冗長回路15は、データ線MARを選択することを指示するMUXAをマルチプレクサ19Aに出力するとともに、データ線MABを選択することを指示するMUXBをマルチプレクサ19Bに出力した後、当該期間101内の所定の期間でメインアンプ制御回路22からのメインアンプイネーブル信号AEをハイレベルアクティブに設定することにより、メインアンプ回路21A,21R,21Bを動作させる。これに応答して、マルチプレクサ19Aはデータ線MARを選択するのでメインアンプ回路21Rからデータ線MARを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTAとして出力する。また、マルチプレクサ19Bはデータ線MABを選択するのでメインアンプ回路21Bからデータ線MABを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTBとして出力する。すなわち、メモリセルアレイ10内の正規領域Aが冗長領域Rにより置き換えられて救済される。
また、冗長領域Rで正規領域Bを冗長する期間102においては、冗長回路15は、データ線MAAを選択することを指示するMUXAをマルチプレクサ19Aに出力するとともに、データ線MARを選択することを指示するMUXBをマルチプレクサ19Bに出力した後、当該期間102内の所定の期間でメインアンプ制御回路22からのメインアンプイネーブル信号AEをハイレベルアクティブに設定することにより、メインアンプ回路21A,21R,21Bを動作させる。これに応答して、マルチプレクサ19Aはデータ線MAAを選択するのでメインアンプ回路21Aからデータ線MAAを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTAとして出力する。また、マルチプレクサ19Bはデータ線MARを選択するのでメインアンプ回路21Rからデータ線MARを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTBとして出力する。すなわち、メモリセルアレイ10内の正規領域Bが冗長領域Rにより置き換えられて救済される。
さらに、冗長なし期間103においては、冗長回路15は、データ線MAAを選択することを指示するMUXAをマルチプレクサ19Aに出力するとともに、データ線MABを選択することを指示するMUXBをマルチプレクサ19Bに出力した後、当該期間103内の所定の期間でメインアンプ制御回路22からのメインアンプイネーブル信号AEをハイレベルアクティブに設定することにより、メインアンプ回路21A,21R,21Bを動作させる。これに応答して、マルチプレクサ19Aはデータ線MAAを選択するのでメインアンプ回路21Aからデータ線MAAを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTAとして出力する。また、マルチプレクサ19Bはデータ線MABを選択するのでメインアンプ回路21Bからデータ線MABを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTBとして出力する。すなわち、メモリセルアレイ10内の正規領域A,Bともに冗長領域Rによる救済処理は行われない。
以上説明したように、実施形態によれば、メモリセルアレイ10は、正規領域Aと、正規領域Bと、欠陥メモリセル等救済用の冗長領域Rとを備え、冗長領域Rは正規領域Aと正規領域Bとの間に配置され、冗長領域Rの冗長ビット線RBL1〜RBLiからのデータをセンスするための専用のメインアンプ回路21Rと、メインアンプ回路21Rに接続されるページバッファ回路11の回路部11R及び列パスゲート回路14の回路部14Rと、メインアンプ回路21Rからのデータ信号を、正規領域A又は正規領域Bからのデータ信号に代えて選択的に出力するための2個のマルチプレクサ19A,19Bを備えている。従って、従来技術に比較して冗長効率を大幅に上げることができ、当該不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイ10のチップ面積を軽減でき、当該装置全体のチップ面積を大幅に軽減できる。
第2の実施形態.
図3は本発明の第2の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの構成を示すブロック図である。第2の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMは、図1の第1の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMに比較して以下の点が異なる。
(1)メモリセルアレイ10において、正規領域Aと正規領域Bとの間に冗長領域RA,RBを配置した。
(2)ページバッファ回路11は、回路部11Rに代えて、冗長領域RAのための回路部11RAと、冗長領域RBのための回路部11RBとを備えた。
(3)列パスゲート回路14は、回路部14Rに代えて、冗長領域RAのための回路部14RAと、冗長領域RBのための回路部14RBとを備えた。
(4)冗長領域RA,RBを交互で利用に可能にするためのスイッチ回路16A,16Bをさらに備えた。
(5)メインアンプ回路21Rに代えて、スイッチ回路16Aに接続された冗長領域RA又はRBのためのメインアンプ回路21RAと、スイッチ回路16Bに接続された冗長領域RB又はRAのためのメインアンプ回路21RBとを備えた。
以下、上記相違点について詳細説明する。
図3において、メモリセルアレイ10の冗長領域RAのビット線RBLA1〜RBLAi(iは複数である。)はページバッファ回路11の回路部11RAを介して列パスゲート回路14の回路部14RAに接続され、ビット線RBLA1〜RBLAiのうち、列デコーダ13からの指示信号に基づいて回路部14RAにより選択された2本の選択ビット線RDLA,RDLBAがスイッチ回路16Aを介してメインアンプ回路21RA又はメインアンプ回路21RBに接続される。また、メモリセルアレイ10の冗長領域RBのビット線RBLB1〜RBLBi(iは複数である。)はページバッファ回路11の回路部11RBを介して列パスゲート回路14の回路部14RBに接続され、ビット線RBLB1〜RBLBiのうち、列デコーダ13からの指示信号に基づいて回路部14RBにより選択された2本の選択ビット線RDLB,RDLBBがスイッチ回路16Bを介してメインアンプ回路21RA又はメインアンプ回路21RBに接続される。
メインアンプ回路21RAからデータ信号を出力するデータ線MARAはマルチプレクサ19Aに接続され、メインアンプ回路21RBからデータ信号を出力するデータ線MARBはマルチプレクサ19Bに接続される。マルチプレクサ19Aは、冗長回路15からのセレクト信号MUXAに基づいて、2本のデータ線MAA,MARAのうちのいずれか1本を選択して選択したデータ線のデータ信号を出力信号OUTAとして出力する。また、マルチプレクサ19Bは、冗長回路15からのセレクト信号MUXBに基づいて、2本のデータ線MAB,MARBのうちのいずれか1本を選択して選択したデータ線のデータ信号を出力信号OUTBとして出力する。なお、メモリセルアレイ10からマルチプレクサ19A,19Bまでの回路は、公知のように、情報データを上述のように読み出す読み出し回路と、情報データを書き込む書き込み回路との双方向回路として動作する。
図4は図3のNAND型フラッシュEEPROMのスイッチ回路16A,16Bの詳細構成を示す回路図である。図4において、スイッチ回路16Aは、冗長回路15からのセレクト信号SWAに基づいて連動して切り替えられる2個のスイッチ61,62を備えて構成され、スイッチ回路16Bは、冗長回路15からのセレクト信号SWBに基づいて連動して切り替えられる2個のスイッチ63,64を備えて構成される。ここで、スイッチ61,62が接点a側に切り替えられかつスイッチ63,64が接点b側に切り替えられるとき、列パスゲート回路14の選択ビット線RDLA,RDLBAはメインアンプ回路21RAに接続され、列パスゲート回路14の選択ビット線RDLB,RDLBBはメインアンプ回路21RBに接続される。一方、スイッチ61,62が接点b側に切り替えられかつスイッチ63,64が接点a側に切り替えられるとき、列パスゲート回路14の選択ビット線RDLA,RDLBAはメインアンプ回路21RBに接続され、列パスゲート回路14の選択ビット線RDLB,RDLBBはメインアンプ回路21RAに接続される。
図5は、図3のNAND型フラッシュEEPROMにおいてメモリセルアレイ10の冗長領域RA,RBによる救済処理における各信号のタイミングチャートである。なお、図5は各期間111,112,113の場合における制御処理例を示している。
図5において、冗長領域RAで正規領域Aを冗長しかつ冗長領域RBで正規領域Bを冗長する期間111においては、冗長回路15は、選択ビット線RDLA,RDLBAを選択することを指示するセレクト信号SWAをスイッチ回路16Aに出力するとともに、選択ビット線RDLB,RDLBBを選択することを指示するセレクト信号SWBをスイッチ回路16Bに出力し、かつ、データ線MARAを選択することを指示するMUXAをマルチプレクサ19Aに出力するとともに、データ線MARBを選択することを指示するMUXBをマルチプレクサ19Bに出力した後、当該期間111内の所定の期間でメインアンプ制御回路22からのメインアンプイネーブル信号AEをハイレベルアクティブに設定することにより、メインアンプ回路21A,21RA,21RB,21Bを動作させる。これに応答して、スイッチ回路16Aは選択ビット線RDLA,RDLBAを選択し、マルチプレクサ19Aはデータ線MARAを選択するので選択ビット線RDLA,RDLBAからスイッチ回路16A、メインアンプ回路21RA及びデータ線MARAを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTAとして出力する。また、スイッチ回路16Bは選択ビット線RDLB,RDLBBを選択し、マルチプレクサ19Bはデータ線MARBを選択するので選択ビット線RDLB,RDLBBからスイッチ回路16B、メインアンプ回路21RB及びデータ線MARBを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTBとして出力する。すなわち、メモリセルアレイ10内の正規領域Aが冗長領域RAにより置き換えられるとともに、メモリセルアレイ10内の正規領域Bが冗長領域RBにより置き換えられて救済される。
また、冗長領域RAで正規領域Bを冗長しかつ冗長領域RBで正規領域Aを冗長する期間112においては、冗長回路15は、選択ビット線RDLB,RDLBBを選択することを指示するセレクト信号SWAをスイッチ回路16Aに出力するとともに、選択ビット線RDLA,RDLBAを選択することを指示するセレクト信号SWBをスイッチ回路16Bに出力し、かつ、データ線MARAを選択することを指示するMUXAをマルチプレクサ19Aに出力するとともに、データ線MARBを選択することを指示するMUXBをマルチプレクサ19Bに出力した後、当該期間112内の所定の期間でメインアンプ制御回路22からのメインアンプイネーブル信号AEをハイレベルアクティブに設定することにより、メインアンプ回路21A,21RA,21RB,21Bを動作させる。これに応答して、スイッチ回路16Aは選択ビット線RDLB,RDLBBを選択し、マルチプレクサ19Aはデータ線MARAを選択するので選択ビット線RDLB,RDLBBからスイッチ回路16A、メインアンプ回路21RA及びデータ線MARAを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTAとして出力する。また、スイッチ回路16Bは選択ビット線RDLA,RDLBAを選択し、マルチプレクサ19Bはデータ線MARBを選択するので選択ビット線RDLA,RDLBAからスイッチ回路16B、メインアンプ回路21RB及びデータ線MARBを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTBとして出力する。すなわち、メモリセルアレイ10内の正規領域Bが冗長領域RAにより置き換えられるとともに、メモリセルアレイ10内の正規領域Aが冗長領域RBにより置き換えられて救済される。
さらに、冗長なし期間113においては、冗長回路15は、不定(いずれの接点を選択してもよい。)を示すセレクト信号SWAをスイッチ回路16Aに出力するとともに、不定を示すセレクト信号SWBをスイッチ回路16Bに出力し、かつ、データ線MAAを選択することを指示するMUXAをマルチプレクサ19Aに出力するとともに、データ線MABを選択することを指示するMUXBをマルチプレクサ19Bに出力した後、当該期間112内の所定の期間でメインアンプ制御回路22からのメインアンプイネーブル信号AEをハイレベルアクティブに設定することにより、メインアンプ回路21A,21RA,21RB,21Bを動作させる。これに応答して、マルチプレクサ19Aはデータ線MAAを選択するので選択ビット線RLA,RLBAからメインアンプ回路21A及びデータ線MAAを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTAとして出力する。また、マルチプレクサ19Bはデータ線MABを選択するので選択ビット線DLB,DLBBからメインアンプ回路21B及びデータ線MABを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTBとして出力する。すなわち、メモリセルアレイ10内の正規領域A,Bともに冗長領域RA,RBによる救済処理は行われない。
以上説明したように、実施形態によれば、メモリセルアレイ10は、正規領域Aと、正規領域Bと、欠陥メモリセル等救済用の冗長領域RA,RBとを備え、冗長領域RA,RBは正規領域Aと正規領域Bとの間に配置され、スイッチ回路16A,16Bと、メインアンプ回路21RA,21RBと、マルチプレクサ19A,19Bを備えている。従って、メモリセルアレイ10内の正規領域Aを冗長領域RA又はRBで救済することができ、メモリセルアレイ10内の正規領域Bを冗長領域RB又はRAで救済することができる。これにより、1個の正規領域を2個の冗長領域で共用することができ、2個の冗長領域において同時に欠陥メモリセル等が発生した場合に各冗長領域をフレキシブルに救済できる。
なお、第2の実施形態においては、冗長回路15は、1個の正規領域に対して1個の冗長領域を割り当てるために、以下のように制御するセレクタ信号MUXA,MUXB,SWA,SWBを出力している。
(a)マルチプレクサ19Aがデータ線MARAを選択しかつスイッチ回路16Aが選択ビット線RDLA,RDLBAを選択しているとき、マルチプレクサ19Bがデータ線MARBを選択しかつスイッチ回路16Bが選択ビット線RDLA,RDLBAを選択することを禁止するように制御する。
(b)マルチプレクサ19Aがデータ線MARAを選択しかつスイッチ回路16Aが選択ビット線RDLB,RDLBBを選択しているとき、マルチプレクサ19Bがデータ線MARBを選択しかつスイッチ回路16Bが選択ビット線RDLB,RDLBBを選択することを禁止するように制御する。
(c)マルチプレクサ19Bがデータ線MARBを選択しかつスイッチ回路16Bが選択ビット線RDLA,RDLBAを選択しているとき、マルチプレクサ19Aがデータ線MARAを選択しかつスイッチ回路16Aが選択ビット線RDLA,RDLBAを選択することを禁止するように制御する。
(d)マルチプレクサ19Bがデータ線MARBを選択しかつスイッチ回路16Bが選択ビット線RDLB,RDLBBを選択しているとき、マルチプレクサ19Aがデータ線MARAを選択しかつスイッチ回路16Aが選択ビット線RDLB,RDLBBを選択することを禁止するように制御する。
第3の実施形態.
図6は、本発明の第3の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの構成を示すブロック図である。第3の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMは、図3の第2の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMに比較して以下の点が異なる。
(1)スイッチ回路16A,16Bを削除した。
(2)2対1のマルチプレクサ19A,19Bをそれぞれ、3対1のマルチプレクサ20A,20Bに置き換えた。
以下、上記相違点について詳細説明する。
図6において、列パスゲート回路14の回路部14RAの選択ビット線RDLA,RDLBAはメインアンプ回路21RAに接続され、メインアンプ回路21RAのデータ線MARAはマルチプレクサ20A及び20Bに接続される。また、列パスゲート回路14の回路部14RBの選択ビット線RDLB,RDLBBはメインアンプ回路21RBに接続され、メインアンプ回路21RBのデータ線MARBはマルチプレクサ20A及び20Bに接続される。マルチプレクサ20Aは、冗長回路15からのセレクト信号MUXAに基づいて、3本のデータ線MAA,MARA,MARBのうち選択された1本のデータ線のデータ信号を出力信号OUTAとして出力する。また、マルチプレクサ20Bは、冗長回路15からのセレクト信号MUXBに基づいて、3本のデータ線MARA,MARB,MABのうち選択された1本のデータ線のデータ信号を出力信号OUTBとして出力する。
図7は、図6のNAND型フラッシュEEPROMにおいてメモリセルアレイ10の冗長領域Rによる救済処理における各信号のタイミングチャートである。なお、図7は各期間121,122,123の場合における制御処理例を示している。
図7において、冗長領域RAで正規領域Aを冗長しかつ冗長領域RBで正規領域Bを冗長する期間121においては、冗長回路15は、データ線MARAを選択することを指示するMUXAをマルチプレクサ20Aに出力するとともに、データ線MARBを選択することを指示するMUXBをマルチプレクサ20Bに出力した後、当該期間121内の所定の期間でメインアンプ制御回路22からのメインアンプイネーブル信号AEをハイレベルアクティブに設定することにより、メインアンプ回路21A,21RA,21RB,21Bを動作させる。これに応答して、マルチプレクサ20Aはデータ線MARAを選択するのでメインアンプ回路21RAからデータ線MARAを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTAとして出力する。また、マルチプレクサ20Bはデータ線MARBを選択するのでメインアンプ回路21RBからデータ線MARBを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTBとして出力する。すなわち、メモリセルアレイ10内の正規領域Aが冗長領域RAにより置き換えられて救済され、正規領域Bが冗長領域RBにより置き換えられて救済される。
また、冗長領域RAで正規領域Bを冗長しかつ冗長領域RBで正規領域Aを冗長する期間122においては、冗長回路15は、データ線MARBを選択することを指示するMUXAをマルチプレクサ20Aに出力するとともに、データ線MARAを選択することを指示するMUXBをマルチプレクサ20Bに出力した後、当該期間122内の所定の期間でメインアンプ制御回路22からのメインアンプイネーブル信号AEをハイレベルアクティブに設定することにより、メインアンプ回路21A,21RA,21RB,21Bを動作させる。これに応答して、マルチプレクサ20Aはデータ線MARBを選択するのでメインアンプ回路21RBからデータ線MARBを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTAとして出力する。また、マルチプレクサ20Bはデータ線MARAを選択するのでメインアンプ回路21RAからデータ線MARAを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTBとして出力する。すなわち、メモリセルアレイ10内の正規領域Aが冗長領域RBにより置き換えられて救済され、正規領域Bが冗長領域RAにより置き換えられて救済される。
さらに、冗長なし期間123においては、冗長回路15は、データ線MAAを選択することを指示するMUXAをマルチプレクサ20Aに出力するとともに、データ線MABを選択することを指示するMUXBをマルチプレクサ20Bに出力した後、当該期間123内の所定の期間でメインアンプ制御回路22からのメインアンプイネーブル信号AEをハイレベルアクティブに設定することにより、メインアンプ回路21A,21RA,21RB,21Bを動作させる。これに応答して、マルチプレクサ19Aはデータ線MAAを選択するのでメインアンプ回路21Aからデータ線MAAを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTAとして出力する。また、マルチプレクサ19Bはデータ線MABを選択するのでメインアンプ回路21Bからデータ線MABを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTBとして出力する。すなわち、メモリセルアレイ10内の正規領域A,Bともに冗長領域Rによる救済処理は行われない。
以上説明したように、実施形態によれば、メモリセルアレイ10は、正規領域Aと、正規領域Bと、欠陥メモリセル等救済用の冗長領域RA,RBとを備え、冗長領域RA,RBは正規領域Aと正規領域Bとの間に配置され、メインアンプ回路21RA,21RBと、3対1のマルチプレクサ20A,20Bを備えている。従って、メモリセルアレイ10内の正規領域Aを冗長領域RA又はRBで救済することができ、メモリセルアレイ10内の正規領域Bを冗長領域RB又はRAで救済することができる。これにより、1個の正規領域を2個の冗長領域で共用することができ、2個の冗長領域において同時に欠陥メモリセル等が発生した場合に各冗長領域をフレキシブルに救済できる。
なお、第3の実施形態においては、冗長回路15は、1個の正規領域に対して1個の冗長領域を割り当てるために、以下のように制御するセレクタ信号MUXA,MUXBを出力している。
(a)マルチプレクサ20Aがデータ線MARAを選択しているとき、マルチプレクサ20Bがデータ線MARAを選択することを禁止するように制御する。
(b)マルチプレクサ20Aがデータ線MARBを選択しているとき、マルチプレクサ20Bがデータ線MARBを選択することを禁止するように制御する。
(c)マルチプレクサ20Bがデータ線MARAを選択しているとき、マルチプレクサ20Aがデータ線MARAを選択することを禁止するように制御する。
(d)マルチプレクサ20Bがデータ線MARBを選択しているとき、マルチプレクサ20Aがデータ線MARBを選択することを禁止するように制御する。
第4の実施形態.
図8は、本発明の第4の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの構成を示すブロック図である。第4の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMは、図6の第3の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMに比較して以下の点が異なる。
(1)メモリセルアレイ10において、メモリセルの冗長領域RA、正規領域A、冗長領域RB、正規流域B、冗長領域RC、…(以下、同様に、正規領域、冗長領域の順序で繰り返し配置してもよい。)の順序で配置した。
(2)ページバッファ回路11において、回路部11RA、回路部11A、回路部11RB、回路部11B、回路部11RC、…の順序で配置した。
(3)列パスゲート回路14において、回路部14RA、回路部14A、回路部14RB、回路部14B、回路部14RC、…の順序で配置した。
(4)複数のメインアンプ回路を、メインアンプ回路21RA、メインアンプ回路21A、メインアンプ回路21RB、メインアンプ回路21B、メインアンプ回路21RC、…の順序で配置した。
(5)マルチプレクサ20Aは、メインアンプ回路21RAのデータ線MARAと、メインアンプ回路21Aのデータ線MAAと、メインアンプ回路21RBのデータ線MARBとのうち1本のデータ線を選択してそのデータ信号を出力信号OUTAとして出力するように切り替える。
(6)マルチプレクサ20Bは、メインアンプ回路21RBのデータ線MARBと、メインアンプ回路21Bのデータ線MABと、メインアンプ回路21RCのデータ線MARCとのうち1本のデータ線を選択してそのデータ信号を出力信号OUTBとして出力するように切り替える。
以下、上記相違点について詳細説明する。
図8において、メモリセルアレイ10の冗長領域RAのビット線RBLA1〜RBLAiはページバッファ回路11の回路部11RA及び列パスゲート回路14の回路部14RAを介してメインアンプ回路21RAに接続され、メインアンプ回路21RAのデータ線MARAはマルチプレクサ20Aに接続される。メモリセルアレイ10の正規領域Aのビット線BLA1〜BLAiはページバッファ回路11の回路部11A及び列パスゲート回路14の回路部14Aを介してメインアンプ回路21Aに接続され、メインアンプ回路21Aのデータ線MAAはマルチプレクサ20Aに接続される。メモリセルアレイ10の冗長領域RBのビット線RBLB1〜RBLBiはページバッファ回路11の回路部11RB及び列パスゲート回路14の回路部14RBを介してメインアンプ回路21RBに接続され、メインアンプ回路21RBのデータ線MARBはマルチプレクサ20A及び20Bに接続される。メモリセルアレイ10の正規領域Bのビット線BLB1〜BLBiはページバッファ回路11の回路部11B及び列パスゲート回路14の回路部14Bを介してメインアンプ回路21Bに接続され、メインアンプ回路21Bのデータ線MABはマルチプレクサ20Bに接続される。メモリセルアレイ10の冗長領域RCのビット線RBLC1〜RBLCiはページバッファ回路11の回路部11RC及び列パスゲート回路14の回路部14RCを介してメインアンプ回路21RCに接続され、メインアンプ回路21RCのデータ線MARCはマルチプレクサ20Bに接続される。以下同様に構成される。
図9は、図8のNAND型フラッシュEEPROMにおいてメモリセルアレイ10の冗長領域Rによる救済処理における各信号のタイミングチャートである。なお、図9は各期間131,132,133の場合における制御処理例を示している。
図9において、冗長領域RAで正規領域Aを冗長しかつ冗長領域RBで正規領域Bを冗長する期間131においては、第3の実施形態に係る図7の期間121と同様に動作する。
また、冗長領域RCで正規領域Bを冗長しかつ冗長領域RBで正規領域Aを冗長する期間132においては、冗長回路15は、データ線MARBを選択することを指示するMUXAをマルチプレクサ20Aに出力するとともに、データ線MARCを選択することを指示するMUXBをマルチプレクサ20Bに出力した後、当該期間132内の所定の期間でメインアンプ制御回路22からのメインアンプイネーブル信号AEをハイレベルアクティブに設定することにより、メインアンプ回路21RA,21A,21RB,21B,21RCを動作させる。これに応答して、マルチプレクサ20Aはデータ線MARBを選択するのでメインアンプ回路21RBからデータ線MARBを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTAとして出力する。また、マルチプレクサ20Bはデータ線MARCを選択するのでメインアンプ回路21RCからデータ線MARCを介して出力されるデータ信号を出力信号OUTBとして出力する。すなわち、メモリセルアレイ10内の正規領域Aが冗長領域RBにより置き換えられて救済され、正規領域Bが冗長領域RCにより置き換えられて救済される。
さらに、冗長なし期間123においては、第3の実施形態に係る図7の期間123と同様に動作する。
以上説明したように、実施形態によれば、メモリセルアレイ10は、正規領域Aと、正規領域Bと、欠陥メモリセル等救済用の冗長領域RA,RBと,RCを備え、冗長領域RA,RB,RCはそれぞれ、正規領域Aの左側、正規領域A及びBの間、正規領域Aの右側に配置され、メインアンプ回路21RA,21RB,21RCと、3対1のマルチプレクサ20A,20Bを備えている。従って、メモリセルアレイ10内の正規領域Aを冗長領域RA又はRBで救済することができ、メモリセルアレイ10内の正規領域Bを冗長領域RB又はRCで救済することができる。これにより、1個の正規領域を2個の冗長領域で共用することができ、2個の冗長領域において同時に欠陥メモリセル等が発生した場合に各冗長領域をフレキシブルに救済できる。
なお、第4の実施形態においては、冗長回路15は、1個の正規領域に対して1個の冗長領域を割り当てるために、以下のように制御するセレクタ信号MUXA,MUXBを出力している。
(a)マルチプレクサ20Aがデータ線MARBを選択しているとき、マルチプレクサ20Bがデータ線MARBを選択することを禁止するように制御する。
(b)マルチプレクサ20Bがデータ線MARBを選択しているとき、マルチプレクサ20Aがデータ線MARBを選択することを禁止するように制御する。
以上の第4の実施形態においては、メモリセルアレイ10は2個の正規領域A,Bと、3個の冗長領域RA,RB,RCとを備えているが、本発明はこれに限らず、少なくとも以下の構成であってもよい。
(A)メモリセルアレイ10は少なくとも、1個の正規領域Aと、2個の冗長領域RA,RBを備えて構成される。
(B)メモリセルアレイ10は少なくとも、2個の正規領域A,Bと、2個の冗長領域RA,RBを備えて構成される。
以上の各実施形態においては、NAND型フラッシュEEPROMについて説明しているが、本発明はこれに限らず、NOR型フラッシュEEPROMなどのフローティングゲートにデータを書き込むことが可能な不揮発性半導体記憶装置に広く適用できる。
第4の実施形態の図8においては、メモリセルアレイ10からマルチプレクサ20A,20Bまでの回路を、メモリセルアレイ10内のメモリセルの図の右側方向の繰り返し並置に対応して、右側方向に繰り返して並置しているが、第1乃至第3の実施形態においても、メモリセルアレイ10からマルチプレクサ(19A,19B、もしくは、20A,20B)までの回路を、同様に右側方向又は左側方向(制御ゲート線又はワード線と平行な方向)に繰り返して並置してもよい。
以上詳述したように、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、メモリセルアレイ内の1個の冗長慮域を2個の正規領域で共用可能に構成したので、従来技術に比較して冗長効率を大幅に上げることができ、当該不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイのチップ面積を軽減でき、当該装置全体のチップ面積を大幅に軽減できる。
また、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、メモリセルアレイ内の第1の正規領域を第1又は第2の冗長領域で救済することができ、また、メモリセルアレイ内の第2の正規領域を第1又は第2の冗長領域で救済することができる。これにより、1個の正規領域を2個の冗長領域で共用することができ、2個の冗長領域において同時に欠陥メモリセル等が発生した場合に各冗長領域をフレキシブルに救済できる。
本発明の第1の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの構成を示すブロック図である。 図1のNAND型フラッシュEEPROMにおいてメモリセルアレイ10の冗長領域Rによる救済処理における各信号のタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの構成を示すブロック図である。 図3のNAND型フラッシュEEPROMのスイッチ回路16A,16Bの詳細構成を示す回路図である。 図3のNAND型フラッシュEEPROMにおいてメモリセルアレイ10の冗長領域RA,RBによる救済処理における各信号のタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの構成を示すブロック図である。 図6のNAND型フラッシュEEPROMにおいてメモリセルアレイ10の冗長領域Rによる救済処理における各信号のタイミングチャートである。 本発明の第4の実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの構成を示すブロック図である。 図8のNAND型フラッシュEEPROMにおいてメモリセルアレイ10の冗長領域Rによる救済処理における各信号のタイミングチャートである。
符号の説明
10…メモリセルアレイ、
11…ページバッファ回路、
12…アドレス発生回路、
13…列デコーダ、
14…列パスゲート回路、
15…冗長回路、
16A,16B…スイッチ回路、
18…プログラムパス/フェイル判別回路、
19A,19B,20A,20B…マルチプレクサ、
21A,21B,21R,21RA,21RB…メインアンプ回路、
22…メインアンプ制御回路、
61〜64…スイッチ、
A,B…メモリセルアレイの正規領域、
R,RA,RB,RC…メモリセルアレイの冗長領域、
BLA1〜BLAi,BLB1〜BLBi…ビット線、
RBL1〜RBLi,RBLA1〜RBLAi,RBLB1〜RBLBi,RBLC1〜RBLCi…冗長ビット線、
DLA,DLBA,DLB,DLBB,RDLA,RDLBA,RDLB,RDLBB,RDLC,RDLBC…選択ビット線、
MAA,MAB,MAR,MARA,MARB,MARC…データ線、
SL1,SL2…選択ゲート線、
CL1〜CLm…制御ゲート線。

Claims (3)

  1. 複数のビット線と複数のワード線との各交差点においてメモリセルを接続してなる不揮発性のメモリセルアレイにおいて、正規領域と、上記正規領域の不良時に代替となる冗長領域とを備えるとともに、上記正規領域及び上記冗長領域のビット線上のデータ信号を検出してデータ線に出力するセンスアンプを備えた不揮発性半導体記憶装置において、
    第1の正規領域と第2の正規領域との間に、第1の冗長領域及び第2の冗長領域を配置し、
    上記第1の正規領域のビット線上のデータ信号を検出して第1のデータ線に出力する第1のセンスアンプと、
    上記第2の正規領域のビット線上のデータ信号を検出して第2のデータ線に出力する第2のセンスアンプと、
    上記第1の冗長領域のビット線と上記第2の冗長領域のビット線のいずれか1つを選択する第1のスイッチ回路と、
    上記第1の冗長領域のビット線と上記第2の冗長領域のビット線のいずれか1つを選択する第2のスイッチ回路と、
    上記第1のスイッチ回路に接続された上記第1の冗長領域又は上記第2の冗長領域のビット線上のデータ信号を検出して第3のデータ線に出力する第3のセンスアンプと、
    上記第2のスイッチ回路に接続された上記第2の冗長領域又は上記第1の冗長領域のビット線上のデータ信号を検出して第4のデータ線に出力する第4のセンスアンプと、
    上記第1のデータ線と上記第3のデータ線のいずれか1つを選択する第1の選択手段と、
    上記第2のデータ線と上記第4のデータ線のいずれか1つを選択する第2の選択手段とを備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 上記第1の選択手段が上記第3のセンスアンプ及び上記第1のスイッチ回路を介して上記第1の冗長領域のビット線を選択しているとき、上記第2の選択手段が上記第4のセンスアンプ及び上記第2のスイッチ回路を介して上記第1の冗長領域のビット線を選択することを禁止するように制御し、上記第1の選択手段が上記第3のセンスアンプ及び上記第1のスイッチ回路を介して上記第2の冗長領域のビット線を選択しているとき、上記第2の選択手段が上記第4のセンスアンプ及び上記第2のスイッチ回路を介して上記第2の冗長領域のビット線を選択することを禁止するように制御し、
    上記第2の選択手段が上記第4のセンスアンプ及び上記第2のスイッチ回路を介して上記第1の冗長領域のビット線を選択しているとき、上記第1の選択手段が上記第3のセンスアンプ及び上記第1のスイッチ回路を介して上記第1の冗長領域のビット線を選択することを禁止するように制御し、上記第2の選択手段が上記第4のセンスアンプ及び上記第2のスイッチ回路を介して上記第2の冗長領域のビット線を選択しているとき、上記第1の選択手段が上記第3のセンスアンプ及び上記第1のスイッチ回路を介して上記第2の冗長領域のビット線を選択することを禁止するように制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 上記メモリセルアレイの各メモリセルと、上記各センスアンプと、上記各スイッチ回路と、上記各選択手段とを、上記各ワード線と平行な方向に繰り返し並置したことを特徴とする請求項又は記載の不揮発性半導体記憶装置。
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