JP5174686B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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本発明は、大当り時に付与される利益量に変化を持たせたパチンコ遊技機に関する。
パチンコ遊技機にあって、大当り時に付与される利益量に変化を持たせたものが知られている。これは図柄表示装置に変動表示される図柄が所定の当り図柄態様で確定表示された場合に、可変入賞装置の大入賞口を予め選定された異なるラウンド数で開閉させるようにしたものであって、異なるラウンド数の選定は、当り図柄態様の図柄の種類に基づいて行うようにしている(例えば、特許文献1,2参照)。
即ち、特許文献1にあっては、例えば当り図柄態様が「777」等の奇数図柄で揃った場合にラウンド数を16回とする一方、「222」等の偶数図柄で揃った場合にはラウンド数を6回としたり、或いは揃った図柄の数字に応じて例えば「111」の場合はラウンド数を1回、「222」の場合はラウンド数を2回、「999」の場合はラウンド数を9回、キャラクタ図柄が揃った場合にはラウンド数が15回となるように、図柄の種類に応じてラウンド数を多様に変化させるようにしている。
また、特許文献2にあっては、当り図柄態様の図柄の種類に応じて2回、4回、8回、10回、16回の何れかのラウンド数が選定され、この選定されたラウンド数を図柄表示装置で報知するようにしている。
特開2005−137424号公報 特開2000−342772号公報
ところで、大当り時に実行される開閉ラウンドのラウンド数は、遊技者が獲得する利益量に大きく関わるものであり、遊技者は大入賞口の開閉回数の多いラウンド数を望んでいる。ところが、先行技術にあっては、上述したように大当り時のラウンド数は、当り図柄態様が確定表示された時点で、その図柄の種類や図柄表示装置での報知により即座に分かってしまうため、遊技者のラウンド数に対する期待感を充分に高揚させることができないという問題点があった。
本発明は、かかる従来の問題点を解消するためになされたものであり、1ラウンドが終了して大入賞口が閉鎖される毎に、該大入賞口の開閉板によって次ラウンドへの継続の可否を報知することにより、遊技者の期待感を高揚させて、遊技の興趣性を向上し得るパチンコ遊技機を提供することを目的とするものである。
本発明は、大入賞口に起倒可能に配設された開閉板が、傾倒して大入賞口を開放する開放位置と、起立して大入賞口を閉鎖する閉鎖位置とに開閉制御される可変入賞装置と、表示画面に図柄を変動表示する図柄表示装置と、図柄始動条件の成立を契機として変動開始から図柄確定に至る一連の図柄生成行程を選定し、かつその選定された図柄生成行程を図柄表示装置の表示画面に表示させる図柄制御手段と、前記開閉板の1回の開閉制御を1ラウンドとし、図柄始動条件の成立を契機として、予め定められた1ラウンド以上の複数段階の中から何れかのラウンド数を選定し、前記表示画面に所定の当り図柄態様が確定表示された場合に、選定されたラウンド数で開閉板を開閉制御して特別遊技作動を実行する制御内容を具備する遊技制御手段を備えたパチンコ遊技機において、前記開閉板の一部または全体を透光性材質からなる表示板部とし、該表示板部に、互いに略補色関係をなす赤系色と青系色のその何れか一方の色で次ラウンドへの継続を示す透光性の継続指標層部と、他方の色で次ラウンドへの非継続を示す透光性の非継続指標層部とが設けられ、かつ該継続指標層部と非継続指標層部以外の部分に暗色の遮光層部が設けられるとともに、表示板部の表面が透光性の鏡面層部で被覆される一方、大入賞口の内部で表示板部の裏面に光を照射可能な位置に、赤系色と青系色で夫々発光する光源が配設されてなり、特別遊技作動の実行中にあって1ラウンドが終了して大入賞口が閉鎖されたときに、次ラウンドへの継続が確定している場合には、継続指標層部の色に対応する光源を発光させて表示板部の表面に継続指標を表出させ、次ラウンドへの非継続が確定している場合には、非継続指標層部の色に対応する光源を発光させて表示板部の表面に非継続指標を表出させるようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機である。
ここで、前記1ラウンドとは、特別遊技作動時において、開閉板が前方に傾倒して大入賞口が開放され、大入賞口への遊技球の所定個数(例えば9個)の入賞満了、または所定開放時間(例えば30秒間)の満了により開閉板が起立して大入賞口が閉鎖されるまでの開閉板の作動態様をいう。また、継続指標層部と非継続指標層部とを構成する互いに略補色関係をなす赤系色と青系色の色は、相対する色の光が照射されると減色混合により暗色となる。即ち、例えば継続指標層部を青系色で設け、非継続指標層部を赤系色で設けた場合、該継続指標層部と非継続指標層部とに赤系色の光が照射されると、継続指標層部の青系色は赤系色の光と混合されて暗色となり、表示板部の表面側には非継続指標層部の赤系色のみが透過する。逆に該継続指標層部と非継続指標層部とに青系色の光が照射されると、非継続指標層部の赤系色は青系色の光と混合されて暗色となり、表示板部の表面側には継続指標層部の青系色のみが透過する。また、上記のように減色混合により暗色となった継続指標層部または非継続指標層部は、周囲に設けられている暗色の遮光層部と同化し、この暗色は表示板部の表面を被覆する鏡面層部によって表示板部の表面側からは目視不能となる。従って、照射された光の色に対応する色で設けられた継続指標層部または非継続指標層部のみが表示板部の表面側から視認されることとなる。
また、上記パチンコ遊技機にあって、継続指標層部と非継続指標層部とが相互に干渉する部分を白色とした構成が提案される。
本発明は、上述したように、開閉板の一部または全体を透光性材質からなる表示板部とし、該表示板部に、互いに略補色関係をなす赤系色と青系色のその何れか一方の色で次ラウンドへの継続を示す透光性の継続指標層部と、他方の色で次ラウンドへの非継続を示す透光性の非継続指標層部とが設けられ、かつ該継続指標層部と非継続指標層部以外の部分に暗色の遮光層部が設けられるとともに、表示板部の表面が透光性の鏡面層部で被覆される一方、大入賞口の内部で表示板部の裏面に光を照射可能な位置に、赤系色と青系色で夫々発光する光源が配設されてなり、特別遊技作動の実行中にあって1ラウンドが終了して大入賞口が閉鎖されたときに、次ラウンドへの継続が確定している場合には、継続指標層部の色に対応する光源を発光させて表示板部の表面に継続指標を表出させ、次ラウンドへの非継続が確定している場合には、非継続指標層部の色に対応する光源を発光させて表示板部の表面に非継続指標を表出させるようにしたから、特別遊技作動の実行中にあって、1ラウンドが終了して大入賞口が閉鎖される毎に、開閉板の表示板部によって次ラウンドへの継続の可否が報知されることにより、遊技者は表示板部に継続指標または非継続指標の何れかが表出するまで次ラウンドへの継続の可否を知得することができない。これにより、遊技者は表示板部での継続指標の表出を期待して注視するため、期待感が高揚され、遊技の興趣性を向上させることができる。また、開閉板の重量が殆ど増加せず、電気配線も不要であるため、開閉板の起倒動作に何ら支障を来すことなく、二種類の指標を選択的に表出させることができる。
また、継続指標層部と非継続指標層部とが相互に干渉する部分を白色とした構成にあっては、この白色部分が照射された光の色と同じ色となるため、表示板部の同じ位置に継続指標層部と非継続指標層部を重ねて設けることができる。
以下に、本発明にかかるパチンコ遊技機の一実施例を、図1〜図8に基づいて説明する。
図1に示すように、パチンコ遊技機の遊技盤1には、その前面側に略円形の誘導レール3で囲繞された遊技領域4が設けられており、該遊技領域4の略中央にセンターケース5が配設されている。このセンターケース5には、液晶表示器からなる図柄表示装置6が組み付けられており、該図柄表示装置6の表示画面7には、三つの特別図柄A,B,Cが変動表示される。また、表示画面7の一部領域には、普通図柄表示部9が設けられており、該普通図柄表示部9には右図柄と左図柄とからなる二つの普通図柄E1 ,E2 が変動表示される。この普通図柄E1 ,E2 は、「7」と「−」の二種類の図柄で構成されており、右図柄及び左図柄がともに「7」で停止する当り図柄態様が確定表示された場合には、後述する普通電動役物13の可動翼片15,15が開閉駆動される。尚、前記図柄表示装置6としてはCRT表示器等を用いることも可能である。
表示画面7の右上部には、4個のパイロットランプからなる特別図柄始動記憶数表示装置8が配設されている。この特別図柄始動記憶数表示装置8は、後述する主制御基板60(図6参照)の記憶装置RAMの一部領域に記憶された特別図柄始動記憶数をパイロットランプの点灯数によって表示する。また、表示画面7の左上部には、4個の発光ダイオードからなる普通図柄始動記憶数表示装置11が配設されており、後述する普通図柄始動スイッチS2 からの遊技球検出信号が、所定数を上限として主制御基板60(図6参照)の記憶装置RAMの一部領域に記憶された場合に、その記憶数を発光ダイオードの点灯数によって表示する。
一方、センターケース5の左右側方には、普通図柄始動ゲート(普通図柄始動領域)12,12が配設されており、遊技球の通過により、各普通図柄始動ゲート12が具備する普通図柄始動スイッチS2 (図6参照)から遊技球検出信号が発生すると、前記普通図柄表示部9の普通図柄E1 ,E2 が変動し、所定時間経過後に停止して種々の組み合わせの図柄態様が表示される。
センターケース5の下方には、内部を特別図柄始動領域14とするとともに、可動翼片15,15により入賞口を兼ねた入り口の開口度を変化させるようにした普通電動役物13が配設されている。そして前記普通図柄表示部9の表示結果が所定の当り図柄態様の場合には、普通電動役物ソレノイド37(図6参照)を駆動源として可動翼片15,15が所定時間(例えば約 0.2秒間)拡開されて、特別図柄始動領域14に遊技球が入り易い状態となる。この特別図柄始動領域14は、前記図柄表示装置6の特別図柄A,B,Cを変動させる契機となる入賞口となっており、その内部に配設された特別図柄始動スイッチS1 (図6参照)による遊技球の入賞検知に伴って、前記図柄表示装置6の表示画面7に特別図柄A,B,Cを変動表示する図柄生成行程が実行されることとなる。また、特別図柄A,B,Cの変動中にあっては、特別図柄始動スイッチS1からの遊技球検知信号数が特別図柄始動記憶数として主制御基板60(図6参照)の記憶装置RAMの一部領域に記憶され、当該変動が終了すると、その特別図柄始動記憶数に基づいて特別図柄A,B,Cの変動が再び開始される。
前記普通電動役物13の下方には、本発明の要部にかかる可変入賞装置23が配設されている。該可変入賞装置23は、図2に示すように、遊技盤1に取り付けられる取付板20の略中央部に開口された横長矩形状の大入賞口21と、該大入賞口21を開閉する横長矩形状の開閉板22とを備えており、該開閉板22が大入賞口ソレノイド25(図6参照)を駆動源とする駆動機構によって、前方に傾倒して大入賞口21を開放する開放位置(図2(B)参照)と、この開放位置から後方に起立して大入賞口21を閉鎖する閉鎖位置(図2(A)参照)とに開閉制御されるようになっている。尚、開閉板22の駆動機構は、公知のものが適用され得る。
そして、前記図柄表示装置6の表示画面7に変動表示される特別図柄A,B,Cが、所定の組み合わせの当り図柄態様で確定表示された場合に大当たりとしての特別遊技作動が実行される。この特別遊技作動は、開閉板22が前方に傾倒して開き、その開放状態で開閉板22の上面の案内作用を介して、大入賞口21内へ遊技球を案内するとともに、所定開放時間(例えば30秒間)の満了、またはその所定開放時間中における所定個数(例えば9個)の遊技球の入賞により開閉板22が起立して大入賞口21が閉鎖されるまでの開閉板22の作動態様を1ラウンドとして、該ラウンドを後述する遊技制御手段によって選定されるラウンド数で繰り返すものとなっている。可変入賞装置23の内部には、一回のラウンド毎の入賞個数を計数するカウントスイッチS3(図6参照)が設けられている。
前記開閉板22は、その一部に表示板部24(図3(A)参照)を備えている。該表示板部24は透明な合成樹脂などの透光性材質を素材に用いて形成されており、開閉板22に開口された窓孔36(図3(B)参照)に嵌着させて配設されている。
表示板部24の裏面には、図3,図4に示すように、互いに略補色関係をなす赤系色と青系色のその何れか一方の色で次ラウンドへの継続を示す透光性の継続指標層部26と、他方の色で次ラウンドへの非継続を示す透光性の非継続指標層部27とが設けられており、さらに該継続指標層部26と非継続指標層部27以外の部分に暗色の遮光層部28が設けられている。また、継続指標層部26と非継続指標層部27とが相互に干渉する部分は白色層部29によって白色となっている。この継続指標層部26、非継続指標層部27及び白色層部29は、所定の色の透光性インキを印刷することにより設けられており、遮光層部28は所定の色の遮光性インキを印刷することにより設けられている。尚、表示板部24の素材に白色の透光性材質を用いることも可能であり、この場合には前記白色層部29の印刷形成が不要となる。
一方、表示板部24の表面は、透光性の鏡面層部30で被覆されている。該鏡面層部30は、表示板部24の表面にクロム、アルミニウム等の金属を真空蒸着又はスパッタリングすることによって設けたり、クロム、アルミニウム等の金属を真空蒸着又はスパッタリングした透光性樹脂フィルムを、表示板部24の表面に圧着させることによって設けられ得る。この透光性の鏡面層部30は、金属光沢を有する金属薄膜からなり、表面側からの入射光の鏡面反射作用と裏面側からの入射光の透過作用が得られる所謂マッジクミラーとなっている。
ここで、前記継続指標層部26と非継続指標層部27は、次ラウンドへの継続と非継続とを意味または示唆する一対の文字や記号からなる継続指標34と非継続指標35によって構成されており、この継続指標34と非継続指標35の組み合わせとしては、図8に示した「継続」と「終了」以外に、「OPEN」と「END」、「○」と「×」等が好適に用いられ得る。
また、大入賞口21の内部には、図5に示すように、閉鎖状態の開閉板22に対向する可変入賞装置23の内壁部31に、青系色で発光する光源32aと赤系色で発光する光源32bが配設されており、開閉板22の裏面に赤系色または青系色の光を選択的に照射し得るようになっている。該光源32a,32bには発光ダイオードや着色豆電球が用いられ得る。そして、該光源32a,32bは、特別遊技作動の実行中にあって1ラウンドが終了して大入賞口21が閉鎖されたときに、次ラウンドへの継続が確定している場合には、継続指標層部26の色と同じ色の何れかの光源32a,32bが発光し、次ラウンドへの非継続が確定している場合には、非継続指標層部27の色と同じ色の何れかの光源32a,32bが発光するように、後述する遊技制御手段によって発光制御されるようになっている。
その他、遊技領域4には、複数の一般入賞口33が配設されており、その内部に具備する一般入賞スイッチS4(図6参照)による遊技球の入賞検知に伴って所定数の賞球が払い出される。
図6は、上述のパチンコ遊技機の遊技制御手段を構成する制御回路のブロック図を示すものである。
マイクロコンピュータにより構成される主制御基板60には、パチンコ遊技機の遊技作動等を制御するための基板回路が設けられており、この基板回路上には主制御用中央制御装置CPUが配設されている。この主制御用中央制御装置CPUは、遊技に関する統括的な制御を処理実行するものである。また、該主制御用中央制御装置CPUによって、普通図柄始動ゲート(普通図柄始動領域)12を遊技球が通過することに起因して当り・外れを判定する普通当り判定手段と、特別図柄始動領域14を遊技球が通過することに起因して当り・外れを判定する大当り判定手段が構成されている。さらに、主制御用中央制御装置CPUは、図柄始動条件の成立を契機として、予め定められた1ラウンド以上の複数段階の中から何れかのラウンド数を選定し、前記表示画面7に所定の当り図柄態様が確定表示された場合に、選定されたラウンド数で開閉板22を開閉制御して特別遊技作動を実行する制御内容を備えている。
主制御用中央制御装置CPUには、演算処理に用いる動作プログラムを格納する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書き可能な記憶装置RAMとが、データを読み書きするアドレスを指定する情報を一方的に伝えるアドレスバス(図示省略)と、データのやり取りを行うデータバス(図示省略)を介して接続され、主制御基板60の基板回路を構成している。前記記憶装置ROMには、制御プログラムや、大当り特別乱数テーブル、大当り図柄乱数テーブル、ハズレ図柄乱数テーブル、リーチ乱数テーブル、リーチ図柄乱数テーブル、リーチ態様乱数テーブル、ラウンド乱数テーブル、普通当り乱数テーブル、普通当り図柄乱数テーブル等の固定データが格納されている。そして特別図柄A,B,Cの図柄始動条件が成立すると主制御用中央制御装置CPUによって所要乱数テーブルの乱数値の抽選が行われ、大当り特別乱数値、大当り図柄乱数値、ハズレ図柄乱数値、リーチ乱数値、リーチ図柄乱数値、リーチ態様乱数値、ラウンド乱数値等が選出される。ここで、ラウンド乱数値の選出により、例えば2回,8回,15回のラウンド数の中から何れかのラウンド数が選定される。また、普通図柄E1 ,E2 の図柄始動条件が成立すると主制御用中央制御装置CPUによって所要乱数テーブルの乱数値の抽選が行われ、普通当り乱数値、普通当り図柄乱数値が選出される。一方、記憶装置RAMには、特別図柄始動スイッチS1 ,普通図柄始動スイッチS2 ,カウントスイッチS3 ,一般入賞スイッチS4 からの球検知信号数が一時的に記憶される記憶エリア、ソフトタイマを構成するレジスタ領域及びワークエリア等が設けられている。
さらに、上記主制御基板60の基板回路には、所定のクロックパルスを出力するクロック装置(図示省略)が設けられ、主制御用中央制御装置CPUに接続されている。そして主制御用中央制御装置CPUは一定間隔のクロックパルスによって、時系列的に演算処理を行い、一連の処理作動を順次実行する。また、このクロック装置により出力されたクロックパルスをカウントして、時間を計測するタイマーTMも接続されている。
また、上記主制御基板60の基板回路には、主制御用中央制御装置CPUが周辺機器とデータ通信を行う入力ポート(図示省略)及び出力ポート(図示省略)が設けられており、該出力ポートを介して主制御基板60からの制御指令信号が、図柄表示制御基板62,音源制御基板63,光源制御基板64,払出制御基板65の各入力ポートに向けて発信されるようになっている。また、主制御基板60の入力ポートには、特別図柄始動スイッチS1が接続されるとともに、盤面中継基板61を介して、普通図柄始動スイッチS2 ,カウントスイッチS3 ,一般入賞スイッチS4 が接続されている。そして、主制御基板60は、所定時間毎(例えば2ms毎)に上記各スイッチS1 〜S4 の遊技球検出状態を調べ、信号入力があるとその信号が波形整形回路により波形整形されて主制御用中央制御装置CPUに入力され、その情報を記憶装置RAMに記憶する。また、主制御基板60の出力ポートには、盤面中継基板61を介して大入賞口ソレノイド25,普通電動役物ソレノイド37が接続されており、これらが主制御用中央制御装置CPUが送出する制御指令信号に基づいて作動される。
また、主制御用中央制御装置CPU及び上記各制御基板62,63,64,65に設置されている各中央制御装置CPUは、所定のデータの処理を行う演算ユニット(ALU)を連成した演算装置と、この演算装置に入出力するデータや読み込んだ命令を保管しておくレジスタと、命令を解読するデコーダ等によって構成されている。そして、主制御用中央制御装置CPUは、所定の形式で生成した制御指令信号を各制御基板62,63,64,65に夫々送信し、各制御基板62,63,64,65の中央制御装置CPUがこの制御指令信号に従って所定の制御を処理実行することとなる。
上記図柄表示制御基板62には、図柄表示装置6の表示画面7に表示される図柄表示態様を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、図柄表示態様を制御処理する図柄制御用中央制御装置CPUに、演出プログラムが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとを備えてなる。この記憶装置ROMには、上述した特別図柄A,B,Cの図柄形態及び表示パターンが記憶され、さらに当りパターン,リーチ態様パターン等の固定データやその動作プログラムが記憶されている。
また、図柄表示制御基板62は、主制御基板60からの制御指令信号を入力ポートを介して受信すると、図柄制御用中央制御装置CPUにおいて演算処理し、所定の図柄変動を演出する特別図柄A,B,Cと普通図柄E1,E2の各変動パターンデータを、出力ポートを介して表示用ドライバに夫々送信する。該表示用ドライバは前記各変動パターンデータに従って、図柄表示装置6の表示画面7に所定の変動パターンで特別図柄A,B,Cと普通図柄E1,E2を変動表示させる。そして、この表示用ドライバ及び図柄表示制御基板62と前記主制御基板60とによって、変動開始から図柄確定に至る一連の図柄生成行程を選定し、その選定された図柄生成行程を図柄表示装置6の表示画面7に表示する図柄制御手段が構成されている。
一方、上記音源制御基板63には、スピーカから発生する効果音等を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、音響を制御する音源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや音響発生パターン等の固定データが記憶されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとを備えてなる。この音源制御基板63は、賞球払い出し時や特別遊技作動の実行時に、上記の主制御基板60より入力ポートを介して受信した制御指令信号を音源制御用中央制御装置CPUで演算処理し、所定の音データを出力ポートを介してサウンドジェネレータに送信して、スピーカから所定の効果音を出力させる。
また、上記光源制御基板64には、光源32a,32bやパチンコ遊技機に備えられた発光ダイオードや装飾ランプ等の電飾装置を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、光源32a,32bや電飾装置の点灯,点滅等を制御する光源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや、点滅パターン等の固定データが記憶されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとを備えてなる。この光源制御基板64は、特別遊技作動の実行時や賞球払い出し時に、上記の主制御基板60より入力ポートを介して受信した制御指令信号を光源制御用中央制御装置CPUで演算処理し、所定の光演出データを出力ポートを介して光源作動基板に送信し、光源32a,32bや、電飾装置の発光ダイオードや装飾ランプ等を所定態様で点灯,点滅させる。また、光源制御基板64には光源作動基板を介して特別図柄始動記憶数表示装置8と普通図柄始動記憶数表示装置11とが接続されており、これらが具備するパイロットランプや発光ダイオードが主制御基板60からの制御指令信号に基づいて点灯,点滅される。
さらに、上記払出制御基板65には、遊技球の貸球や賞球等を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、貸球ユニットや賞球ユニット等が具備する各種ソレノイドを作動して、所定の貸球や賞球の供給を制御する払出制御用中央制御装置CPUに、動作プログラム,貸球や賞球の球数パターン等の固定データが記憶されている記憶装置ROMと、球数カウントデータ等の必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとを備えてなる。この払出制御基板65は、入力ポートを介して主制御基板60から制御指令信号を受信し、該制御指令信号に従い、払出制御用中央制御装置CPUで演算処理し、所定のデータを出力ポートを介して払出中継基板に送信し、このデータにより貸球ユニットや賞球ユニット等が具備する図示しない各種ソレノイドを作動させて、所定の貸球や賞球の払い出しを実行する。
次に、図6に示した制御回路による制御態様をパチンコ遊技機の作動に従って説明する。
遊技球が図示しない球発射装置より遊技盤1の遊技領域4に発射され、この遊技球が普通図柄作動ゲート12を通過し、普通図柄始動スイッチS2 がON作動すると、その信号を認識した主制御基板60の主制御用中央制御装置CPUは、記憶装置ROMに記憶されている普通当り乱数テーブルと普通当り図柄乱数テーブルから抽選によって、普通当り乱数値と普通当り図柄乱数値を夫々選出し、これらの各乱数値を一旦、記憶装置RAMに格納する。尚、遊技球が普通図柄作動ゲート12を連続的に通過した場合には、普通図柄始動スイッチS2 のON作動に基づいて抽選される上記各乱数値が、発生順に主制御基板60の記憶装置RAMに記憶されるとともに、普通図柄始動スイッチS2 による遊技球検出数が普通図柄始動記憶数として主制御基板60の記憶装置RAMに記憶され、上述したように普通図柄始動記憶数表示装置11の発光ダイオードがその始動記憶数に応じて順次点灯されて、普通図柄始動記憶数を最高4個まで表示する。この発光ダイオードは表示画面7の普通図柄E1 ,E2 が変動開始する度に消灯されて、始動記憶数が減少する。尚、始動記憶数が満杯(4個)となっている場合には、普通図柄作動ゲート12,12を遊技球が通過しても無効となる。
そして、普通図柄始動スイッチS2 のON作動、若しくは主制御基板60の記憶装置RAMに記憶されている普通図柄始動記憶数の消化の何れかによる普通図柄始動条件の成立を契機として普通図柄E1 ,E2 の図柄変動が開始されると、主制御用中央制御装置CPUは、普通当り乱数値を判定し、その結果に基づき、図柄表示装置6の普通図柄表示部9に表示される普通図柄表示態様を制御するための図柄制御指令信号を図柄表示制御基板62に送信する。そして、普通当り乱数値が所定の当り乱数値である場合、図柄表示制御基板62は、普通当り図柄乱数値に従い普通図柄E1 ,E2 を当り態様で停止させて確定表示する。このように普通図柄E1 ,E2 が当り態様で確定表示されると、主制御基板60は、制御指令信号を送信し、盤面中継基板61を介して普通電動役物ソレノイド37を駆動して、普通電動役物13の可動翼片15,15を所定時間(例えば0.2秒間)逆ハ字形に外側方に拡開させて傾動位置に変換する。
一方、遊技領域4を転動する遊技球が特別図柄始動領域14を通過し、特別図柄始動スイッチS1がON作動して球検知信号が送出されると、その信号を主制御基板60が認識する。この信号により、主制御基板60の主制御用中央制御装置CPUは、記憶装置ROMに記憶されている各乱数テーブルから抽選によって、大当り特別乱数値、大当り図柄乱数値、ハズレ図柄乱数値、リーチ乱数値、リーチ図柄乱数値、リーチ態様乱数値及びラウンド乱数値を夫々選出し、これらの各乱数値を一旦、記憶装置RAMに格納する。
さらには、特別図柄始動スイッチS1からの球検知信号に基づき、主制御基板60の主制御用中央制御装置CPUで演算処理して賞球指令信号を払出制御基板65に送信するとともに、賞球作動に連動する賞球音の発生指令信号を音源制御基板63に、賞球ランプ等の発生指令信号を光源制御基板64に夫々送信する。主制御基板60から賞球指令信号を受信した払出制御基板65は、記憶装置ROMや記憶装置RAMの記憶データを用いて払出制御用中央制御装置CPUにて演算処理を行い、その結果に従って賞球ユニットの図示しないソレノイドを作動させて所定数量の賞球を払い出す。これと同期して、賞球音の発生指令信号を受けた音源制御基板63は、記憶装置ROMや記憶装置RAMの記憶データを用いて音源制御用中央制御装置CPUにて演算処理を行い、その結果に従ってスピーカより所定の賞球払出音を上記賞球の払出時に合わせて出力する。同時に光源制御基板64でも、受信した賞球ランプの発生指令信号に従って光源制御用中央制御装置CPUが記憶装置ROMや記憶装置RAMの記憶データを用いて演算処理を行い、その結果に従って電飾装置の発光ダイオードや装飾ランプ等を点灯、点滅させる。
尚、遊技球が特別図柄始動領域14を連続的に通過した場合には、特別図柄始動スイッチS1 による遊技球検知数が主制御基板60の記憶装置RAMに記憶され、その記憶に基づいて上述したように特別図柄始動記憶数表示装置8のパイロットランプがその始動記憶数に応じて順次点灯されて、特別図柄始動記憶数を最高4個まで表示する。このパイロットランプは表示画面7の特別図柄A,B,Cが変動開始する度に消灯されて、記憶数が減少する。尚、始動記憶数が満杯(四個)となっている場合には、特別図柄始動領域14を遊技球が通過しても無効となる。
そして、特別図柄始動スイッチS1 の遊技球通過によるON作動、若しくは主制御基板60の記憶装置RAMに記憶されている特別図柄始動記憶数の消化の何れかによる図柄始動条件の成立を契機として特別図柄A,B,Cの図柄変動が開始されると、主制御用中央制御装置CPUは、大当り特別乱数値を判定し、大当り図柄乱数値とハズレ図柄乱数値の何れか一方を有効とするとともに、リーチ乱数値に従ってリーチとするかどうかを判定する。そして、これらの結果に基づき、図柄表示装置6で実行される特別図柄表示態様を制御するための図柄制御指令信号を図柄表示制御基板62に送信する。
上記図柄制御指令信号を受けた図柄表示制御基板62の図柄制御用中央制御装置CPUは、該図柄制御指令信号に従って、記憶装置ROMに記憶されている所定の動作プログラムを用いて、表示画面7で演出する図柄表示態様を決定する。そして、該図柄表示態様に従って特別図柄A,B,Cを順次停止し、特別図柄A,B,Cを確定表示する図柄生成行程を実行する。
また、主制御基板60の主制御用中央制御装置CPUは、音響作動と発光作動を上記図柄表示態様に連動させるため、音響制御指令信号を音源制御基板63に送信するとともに、電飾制御指令信号を光源制御基板64に送信する。音響制御指令を受けた音源制御基板63は、記憶装置ROMに記憶されている動作プログラム等を用いて音源制御用中央制御装置CPUで演算処理を行い、得られた所定の音データをサウンドジェネレータを介してスピーカより出力する。また前記光源制御基板64では、電飾制御指令信号に従って、記憶装置ROMに記憶されている動作プログラム等を用いて光源制御用中央制御装置CPUで演算処理を行い、得られた所定の光演出データに基づいて、光源作動基板を介して、電飾装置の発光ダイオードもしくは装飾ランプを点灯、点滅させる。
上述の大当り特別乱数値が所定の当り乱数値である場合、主制御基板60は、大当り図柄乱数値,ラウンド乱数値を有効とするとともに、リーチ図柄乱数値,リーチ態様乱数値を有効とし、図柄表示制御基板62に所定の図柄制御指令信号を送信する。そして、図柄表示制御基板62は、リーチ図柄乱数値に従い特別図柄をA=Cで停止して、リーチ態様乱数値に従い所定のリーチ変動態様によるリーチ作動を実行した後、大当り図柄乱数値に従って、所定の当り図柄態様の特別図柄A,B,Cを確定表示する。同時に音源制御基板63及び光源制御基板64が所定の効果音と電飾演出を発生させる。尚、リーチ態様乱数値によって選定されるリーチ変動態様としては、ロングリーチ、低速スクロール、逆走行、低速走行からの加速走行、図柄の反転等、種々の変動態様がある。
このように所定の当り図柄態様が確定表示されると、主制御基板60は可変入賞装置23を作動させて大当りとしての特別遊技作動を実行する。即ち、大入賞口ソレノイド25が開放駆動されて開閉板22が開放位置に変換された後、閉鎖位置へ復帰する開閉ラウンドが開始される。この開閉ラウンドによって大入賞口21が開放され、この開放は所定開放時間(例えば30秒間)が経過するか、この所定制限時間内で、カウントスイッチS3 により所定個数(例えば9個)の遊技球の入賞検知がなされるまで継続される。そして、一旦開閉板22が閉鎖位置に変換されて1ラウンドが終了した後、再び大入賞口21が開放されて次ラウンドへ移行する。このような開閉ラウンドがラウンド乱数値の選出により選定されたラウンド数分だけ実行されると特別遊技作動が終了する。
一方、大当り特別乱数値が所定の当り乱数値でない場合には、主制御基板60は、上述のハズレ図柄乱数値に基づく図柄制御指令信号を図柄表示制御基板62に送信し、該図柄表示制御基板62は、この図柄制御指令信号に従って、特別図柄A,B,Cをハズレ図柄態様で表示する。ここで、ハズレ図柄乱数値が当り図柄態様を選出していた場合には、再びハズレ図柄乱数テーブルでハズレ図柄乱数値を選出して、ハズレ図柄態様を表示する。また、リーチ乱数値によりリーチ作動を実行する場合にあっては、リーチ図柄乱数値に従って、特別図柄をA=Cで一旦表示し、リーチ態様乱数値に従って、所定のリーチ変動態様によるリーチ作動を発生させるようにした後、ハズレ図柄態様を確定表示する。
かかる構成にあって、上述した特別遊技作動の実行中において、1ラウンドが終了して大入賞口21が開閉板22によって閉鎖されたときに、次ラウンドへの継続が確定していると、主制御基板60から送信される制御指令信号によって、継続指標層部26の色に対応する色の何れかの光源32a,32bが所定時間発光する。ここで、表示板部24に設けられている継続指標層部26を青系色、非継続指標層部27を赤系色、両指標層部26,27とが相互に干渉する部分を白色層部29とした場合、図7(A)に示すように、継続指標層部26の色と同じ青系色の光が表示板部24の裏面側から照射されると、該青系色の光は継続指標層部26と白色層部29に吸収されることなく表示板部24の表面側へ透過する。また、該青系色の光は赤系色の非継続指標層部27に吸収されるため、減色混合により非継続指標層部27が暗色となって周囲の遮光層部28の色と同化し、この暗色は表示板部24の表面を被覆する鏡面層部30(図3(A)参照)によって表示板部24の表面側からは目視不能となる。これにより、図8(A)に示すように、表示板部24の表面に青系色の継続指標34を表出させることができる。
一方、1ラウンドが終了して大入賞口21が開閉板22によって閉鎖されたときに、次ラウンドへの非継続が確定していると、主制御基板60によって非継続指標層部27の色に対応する赤系色の光源32bが所定時間発光する。このように、非継続指標層部27の色と同じ赤系色の光が表示板部24の裏面側から照射されると、図7(B)に示すように、該赤系色の光は非継続指標層部27と白色層部29に吸収されることなく表示板部24の表面側へ透過する。また、該赤系色の光は青系色の継続指標層部26に吸収されるため、減色混合により継続指標層部26が暗色となって周囲の遮光層部28の色と同化し、この暗色は表示板部24の表面を被覆する鏡面層部30(図3(A)参照)によって表示板部24の表面側からは目視不能となる。これにより、図8(B)に示すように、表示板部24の表面に赤系色の非継続指標35を表出させることができる。
このように本発明によれば、特別遊技作動の実行中にあって、1ラウンドが終了して大入賞口21が閉鎖される毎に、開閉板22の表示板部24によって次ラウンドへの継続の可否を報知し、遊技者は表示板部24に継続指標34または非継続指標35の何れかが表出するまで次ラウンドへの継続の可否を知得することができないようにしたことにより、遊技者は表示板部24での継続指標34の表出を期待して注視するため、期待感が高揚され、遊技の興趣性を向上させることができる。また、開閉板22の重量が殆ど増加せず、電気配線も不要であるため、開閉板22の起倒動作に何ら支障を来すことなく、二種類の指標を選択的に表出させることができる。
尚、上述した実施例にあっては、開閉板22の一部に表示板部24を設けた構成について説明したが、これに代えて、開閉板22の全体を透光性材質からなる表示板部24とすることも可能である。また、実施例では、表示板部24の裏面側に継続指標層部26、非継続指標層部27及び遮光層部28を設けているが、これらを表示板部24の表面側に設けて鏡面層部30を積層するようにしてもよい。また、継続指標層部26と非継続指標層部27を相互に干渉させることなく、表示板部24の異なる位置に夫々設けることも可能である。
本発明にかかるパチンコ遊技機の遊技盤1を示す正面図である。 (A)は大入賞口21の閉鎖状態、(B)は大入賞口21の開放状態を示す斜視図である。 (A)は開閉板22の側断面図、(B)は表示板部24を分離した状態の開閉板22の側断面図である。 表示板部24の裏面を示す説明図である。 大入賞口21の内部を示す可変入賞装置23の横断面図である。 遊技制御手段を構成する制御回路のブロック回路図である。 表示板部24の作用説明図である。 継続指標34と非継続指標35の表出状態を示す説明図である。
6 図柄表示装置
7 表示画面
21 大入賞口
22 開閉板
23 可変入賞装置
24 表示板部
26 継続指標層部
27 非継続指標層部
28 遮光層部
29 白色層部(干渉部分)
30 鏡面層部
32b,32b 光源
34 継続指標
35 非継続指標
60 主制御基板(遊技制御手段)
A,B,C 特別図柄(図柄)

Claims (2)

  1. 大入賞口に起倒可能に配設された開閉板が、傾倒して大入賞口を開放する開放位置と、起立して大入賞口を閉鎖する閉鎖位置とに開閉制御される可変入賞装置と、表示画面に図柄を変動表示する図柄表示装置と、図柄始動条件の成立を契機として変動開始から図柄確定に至る一連の図柄生成行程を選定し、かつその選定された図柄生成行程を図柄表示装置の表示画面に表示させる図柄制御手段と、前記開閉板の1回の開閉制御を1ラウンドとし、図柄始動条件の成立を契機として、予め定められた1ラウンド以上の複数段階の中から何れかのラウンド数を選定し、前記表示画面に所定の当り図柄態様が確定表示された場合に、選定されたラウンド数で開閉板を開閉制御して特別遊技作動を実行する制御内容を具備する遊技制御手段を備えたパチンコ遊技機において、
    前記開閉板の一部または全体を透光性材質からなる表示板部とし、該表示板部に、互いに略補色関係をなす赤系色と青系色のその何れか一方の色で次ラウンドへの継続を示す透光性の継続指標層部と、他方の色で次ラウンドへの非継続を示す透光性の非継続指標層部とが設けられ、かつ該継続指標層部と非継続指標層部以外の部分に暗色の遮光層部が設けられるとともに、表示板部の表面が透光性の鏡面層部で被覆される一方、大入賞口の内部で表示板部の裏面に光を照射可能な位置に、赤系色と青系色で夫々発光する光源が配設されてなり、
    特別遊技作動の実行中にあって1ラウンドが終了して大入賞口が閉鎖されたときに、次ラウンドへの継続が確定している場合には、継続指標層部の色に対応する光源を発光させて表示板部の表面に継続指標を表出させ、次ラウンドへの非継続が確定している場合には、非継続指標層部の色に対応する光源を発光させて表示板部の表面に非継続指標を表出させるようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 継続指標層部と非継続指標層部とが相互に干渉する部分を白色としたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
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