JP5173738B2 - コンテンツ記録装置、その制御方法、コンピュータプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

コンテンツ記録装置、その制御方法、コンピュータプログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、ハードディスク等の記憶装置(記憶媒体)に記録されている放送コンテンツの保存の要否を管理する記録再生装置およびその制御方法に関する。
近年、映像データや音声データなどを記録再生するAV機器として、磁気テープや光ディスク、メモリカードの記憶媒体だけでなく、大容量のハードディスクを備えた記録再生装置が開発されている。
それら記録再生装置の中には、大容量ハードディスクを備え、多くのコンテンツ(放送番組データ)を大容量ハードディスクに蓄積することが可能な記録再生装置がある。記録再生装置に大容量ハードディスクを用いると、従来のように磁気テープや光ディスクなどの記憶媒体をいくつも用意する必要がなくなる。従って大容量ハードディスクを用いた記録再生装置は、録画や録画したコンテンツの管理を行う上で、ユーザに大きな利便性を与える。一方、ハードディスクの容量が大きくなると、ユーザが大容量ハードディスク内の全記録番組データの内容を把握することが難しくなってきている。
ユーザが、大容量ハードディスクに記録されている全番組データを把握できないことから、不要なコンテンツもハードディスク内に蓄積されていることもあり得る。ハードディスク容量が一杯になった際には、ユーザは録画された莫大な番組データの中から不要な番組データを選択して削除する必要がある。しかし、ユーザは記録されている全番組データを把握できていないため、不要な番組データを選択して削除することは、大きな負担となる。
この負担を軽減するため、特許文献1では、記録された日時が記録再生装置内で最も古いコンテンツを選択し削除することにより記憶部の空き容量を増やしている。また特許文献2では、コンテンツの再生回数、記録日時、一回の再生における再生時間等の情報を用いて、コンテンツを選択し削除することにより記憶部の空き容量を増やしている。
特開2007−312042号公報 特開2005−038478号公報
総務省の情報通信審議会で提案されたデジタル放送の私的利用に関する運用ルールに対し、電子情報技術産業協会(JEITA)が定めた統一呼称であるダビング10が、2007年12月に正式に公表された。
ダビング10は、地上デジタル放送の録画番組のコピーに関する新しいルールである。ハードディスクレコーダーやパソコンなどで録画した放送番組に対して、コピー9回と別の記録メディアへの移動(ムーブ)1回が許可される。
ただし、規格上、残存コピー可能回数を複数回分保持するコンテンツが他の記録装置へ移動されると、残存コピー可能回数が0回となる制限がある。しかし、従来の一度のコピーしか認められなかった「コピーワンス」から大幅に条件が緩和され、ダビング10により残存コピー可能回数というコンテンツに対する新たなユーザの権利が付与されることになった。
すでに述べた先行技術の方法でコンテンツの削除が行われると、ダビング10で記録されたコンテンツは、多くの回数分のコピー可能な権利を残したまま、削除されてしまうという問題が起きる。すなわち、従来の削除方法は、コンテンツの残存コピー可能回数などが考慮していないため、多くの回数分のコピー可能な権利が残っているコンテンツも削除してしまう。
本発明は、ユーザのコピーの権利を極力損なわず記憶部に記録されたコンテンツを選択し削除することにより記憶部の空き容量を増やすことができる、映像音声データの記録再生装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、コンテンツ記録再生装置は、記録手段に記録されたコンテンツを外部装置に移動可能なコンテンツ記録装置であって、記録手段の空き容量値が所定の閾値より小さいか否かを判断する空き容量判断手段と、空き容量判断手段により空き容量値が閾値より小さいと判断された場合に、記録手段に記録されたコンテンツの各々に対して外部装置へ移動する際の優先度を決定する移動優先度決定手段であって、残存コピー可能回数が少ないコンテンツほど高い優先度を割り当てる移動優先度決定手段と、記録手段に記録されたコンテンツを、移動優先度決定手段により決定された優先度の高い順に外部装置への移動対象のコンテンツとして選択し、該コンテンツを移動するか否かを問い合わせる問い合わせ手段と、を備えることを特徴とする
本発明によれば、記録再生装置は残存コピー可能回数を考慮して移動対象コンテンツを選択し削除することで、記憶部の空き容量を増やすことができるので、ユーザはコンテンツをコピーする権利を最大限保持することを可能にする。
<実施形態1>
本発明を実施するための実施形態1について、図面を参照して詳細に説明する。
(記録再生装置の構成)
図1は、本発明の実施形態1における記録再生装置100の構成を示すブロック図である。
アンテナ101は、入力部として放送局からのデジタル放送の電波を受信し、その電波に基づいた信号をチューナ102に出力する。
チューナ102は、アンテナ101からの信号を記憶部が記録可能な形式に変換する。
記録部103は、チューナ102から出力されたコンテンツ、およびコンテンツについてのコピー情報を含む管理情報を記憶部であるHDD104に記録する。
HDD104は、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)などの記憶部であり、放送データなどの複数のコンテンツ、および記録されているコンテンツについての管理情報を記録する。ここで言う管理情報は、HDD104に記録された各コンテンツの残存コピー可能回数を表すコンテンツの属性情報である。
閾値格納部110は、ユーザIF部111を通じてユーザが入力したコンテンツを移動して空き容量を増やすか判断するために用いるHDDの空き容量の所定の閾値を保持する。
空き容量判断部105は、閾値格納部110に格納されている所定の閾値とHDD104の空き容量とを比較し、空き容量が不足しているか判断する。空き容量が不足すると判断すると、制御部109へ空き容量を増やす処理を実施するよう通知する。
移動優先度付与部106は、HDD104に記録されているコンテンツの残存コピー可能回数を取得し、移動対象とするコンテンツの優先度を計算し、HDD104の管理情報に追加して付与する。
通信IF部107は接続する記録再生装置と通信し、接続する装置の情報の取得やコンテンツの転送を行う。
接続装置検出部108は、制御部109からネットワークに通信可能な他の記録再生装置が存在するかの問合せに対して通信IF部107へネットワーク上の装置検索要求を通知し、状態検出の結果を制御部109へ通知する。
制御部109は、空き容量判断部105からの通知およびユーザIF部111からのユーザの要求により、接続装置検出部108と接続された他の装置を検出するための検出命令を送信する。また、制御部109は、表示部112へ削除するコンテンツなどの情報を送る。また、制御部はコンテンツ移動部114へHDD104に記録されたコンテンツの移動命令を送信する。
ユーザIF部111は、移動の優先度に従ってコンテンツを移動する順番を提示し、ユーザによる判定結果を受け取り、制御部109へコンテンツ情報を送る。
表示部112は、制御部109からのデータに従いユーザに対して情報を表示する。
再生部113は、HDD104に記録されているコンテンツを復号化して出力する。
コンテンツ移動部114は、制御部109から通知されたHDD104に記録されているコンテンツを通信IF部107へ送る。
(記録再生装置の動作フロー)
次に、実施形態1の記録再生装置の動作を説明する。
図2は、コンテンツ記録を行う録画再生装置において1以上のコンテンツを録画する動作を説明する為のフローチャートを示す図である。
ステップS201において、空き容量判断部105は、録画の開始要求が発生するとコンテンツが記録されているHDDの空き容量値と閾値格納部110に格納されている閾値とを比較する。閾値よりも空き容量値が大きい場合は処理を実行せず終了する。閾値よりも空き容量値が小さい場合は、ネットワークで接続される他の記録再生装置を検出するために制御部109に検出命令を送信する。
ステップS202において、制御部109は、空き容量判断部105からの空き容量不足の通知を受けると、接続装置検出部108に対してネットワーク上に接続されている外部にある他の記録装置への問い合わせをさせる。この問い合わせは、外部の記録装置の動作状態がコンテンツの移動に対して準備完了であるか否かを検出することで行われる。このようにして接続装置検出部108は、通信IF部107を通じ他の記録装置の動作状態を検出する為の通信を実施し、検出結果を制御部109へ返す。接続する装置が検出されなかった場合、接続装置検出部108は制御部109へ通知し、ステップ210へ進む。外部の記録装置が検出された場合、制御部109は移動優先度付与部106に通知し、ステップ203へ進む。
ステップS203において、移動優先度決定手段である移動優先度付与部106は、HDD104に記録されている各コンテンツを残存コピー可能回数の少ない順に移動優先度を高く設定して、その優先度を各コンテンツ付与する。次に、制御部109はコンテンツ移動部114へコンテンツの移動命令を送り、ステップS205に進む。ここで、残存コピー可能回数が少ないコンテンツに移動の優先度を高く設定する理由は、既に何回かコピーを実施し、記録メディアにコンテンツを記録している可能性が高い。従って、移動により他の記録装置へ移動しても視聴の制限には繋がらずユーザへの不利益は最小限に抑えられると考えられる。また、コンテンツを移動すると必ず残存コピー可能回数は0回となってしまう。従って、残存コピー可能回数の多いコンテンツを移動することは、ユーザが保持していた残存コピー可能回数の権利を大幅に削減してしまう可能性がある。
ステップS204において、コンテンツ移動部114は、S203で設定した優先度に基づき、最も高い移動の優先度を有するコンテンツを選択し、ステップS205へ進む。
ステップS205において、制御部109は、選択したコンテンツが、記憶部に存在するか判定する。移動対象のコンテンツが記憶部にない場合、ステップ211に進む。移動対象のコンテンツが記憶部に存在する場合、ステップ206へ進む。
ステップS206において、表示部112は、ユーザに対し移動対象のコンテンツを移動するか問い合わせる。ユーザが移動しないと判定した場合、次に優先度の高いコンテンツを対象としてS205からの処理を実行する。ユーザが移動すると判定した場合、ステップS207に進む。
ステップS207において、コンテンツ移動部114は、通信IF部107を介しHDD104に記録されている対象のコンテンツを他の記録装置へ移動し、ステップS208に進む。
ステップ208において、移動完了後、空き容量判断部105は、空き容量値が閾値より大きいか判定する。空き容量判断部105が空き容量値が閾値より小さいと判定した場合、ステップS209へ進む。空き容量判断部105が空き容量値が閾値より大きいと判定した場合、処理を終了する。
ステップS209において、空き容量判断部105、まだ選択されていない別のコンテンツの中で次に移動優先度の高いコンテンツを選択する。そして制御部109は、次に移動優先度の高いコンテンツが記憶部に存在するか否かを確認し、その確認の結果そのコンテンツが存在しなければ、次に優先度のコンテンツを選択し、ステップS205からの処理を繰り返す。空き容量判断部105が空き容量値が閾値より大きいと判定した場合、処理を終了する。
ステップS210において、制御部109は表示部112を通じて接続する記録装置が検出できなかったことを伝える。そしてステップ211へ進む。
ステップS211において、表示部112は、記録装置の空き容量が不足していることをユーザに示し処理を終了する。
図3は、実施形態1における、残存コピー可能回数に基づき移動優先度付与部106が設定した各コンテンツの移動優先順位を示す図である。
ここで、放送コンテンツは、HDD104に記録されているコンテンツを示す。また、残存コピー可能回数はコンテンツが保持する残存コピー可能回数を示す。
残存コピー可能回数が等しいコンテンツは、同等の移動優先順位が割り当てられ、移動優先順位が等しいコンテンツは、その中から任意のコンテンツを移動対象として選択してよい。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2における構成を説明する。
(実施形態2の構成)
図4は、本発明の実施形態2における記録再生装置の構成を示すブロック図である。この図4における記録再生装置の構成の中で、図1と同じ機能を有するブロックの表示番号は、図1と同じ表示番号を用いている。
実施形態1では残存コピー可能回数0回のコンテンツは、全て優先度が等しかった。しかし、実施形態2では移動の優先度を付ける際に、残存コピー可能回数0回のコンテンツに対して、ダビング10、コピーワンス、コピーINといった属性情報から優先度が付与されることが特徴である。ここで、コピーINとは、他の装置からコピー、または移動(ムーブ)により記録再生装置に記録されることを示す。コピーINコンテンツはコピーワンスコンテンツと同様に、コピー(複製)することはできず他の装置への移動のみが可能である。これは、他の装置からコピーもしくは移動されたコンテンツは、規格上残存コピー可能回数は0となる為である。
実施形態2における記録再生装置200は、実施形態1による記録再生装置の構成に加えて、コンテンツ属性判定手段であるコンテンツ属性判定部401を有する。ここでは、図1の構成における機能ブロックと同一のブロックの説明は省略する。
コンテンツ属性判定部401は、記録部103で解析した放送波からコンテンツがダビング10・コンテンツかコピーワンス・コンテンツかを判定し、その判定結果をHDD104の管理情報に付与する。また、コンテンツ属性判定部401は、通信IF部107からHDD104にコンテンツがコピーされた場合に、コピーIN情報をHDD104の管理情報に付与する。
更に、コンテンツ属性判定部401は、通信IF部107より他の装置からコピーされたコンテンツに対してコピーINを示す情報を管理情報に付与する。
移動優先度付与部106は、HDD104内のコンテンツに対する管理情報から属性情報も取得し、残存コピー可能回数に加えて、残存コピー可能回数0回のコンテンツに対して属性情報から優先度を付ける。
HDD104に記録される管理情報は、HDD104に記録された各コンテンツの残存コピー可能回数とコンテンツ属性判定部401の結果であるコンテンツ属性とで構成される。ここで、属性情報としてダビング10、コピーIN、コピーワンスの3種類が挙げられる。
残存コピー可能回数0回のダビング10コンテンツは、コピーを9回実施し残存コピー可能回数0回となったダビング10コンテンツである。また、残存コピー可能回数0回のコピーINコンテンツは、他の記録再生装置で記録したコンテンツをコピーや移動により移動してきたコンテンツである。更に、残存コピー可能回数0回のコピーワンスコンテンツは、自記録再生装置で記録したコピーワンスコンテンツである。
コンテンツの移動について、本発明は移動の失敗によるコンテンツの消失の恐れや他の記録再生装置からコピーINしたユーザの希望も考慮する。すなわち、コンテンツの移動は、なるべくユーザにとって重要でないコンテンツを選択することが望ましい。
そこで、移動優先度付与部106は、残存コピー可能回数0回のコンテンツの属性情報優先度をコピーワンスコンテンツについて移動の優先度を最もく設定する。そして、コピーINコンテンツについて移動の優先度を次にく設定し、残存コピー可能回数が0回となったダビング10コンテンツについて移動の優先度を最もく設定する。
次に、実施形態2の記録再生装置の動作を説明する。
(記録再生装置の動作フロー)
図5は、実施形態2の録画再生装置におけるコンテンツを録画する動作を説明するフローチャートを示す図である。
ステップS501において、空き容量判断部105は、録画の開始要求が発生するとコンテンツが記録されているHDDの空き容量値と閾値格納部110に格納されている所定の閾値とを比較する。閾値よりも空き容量値が大きい場合は処理を実行せず終了する。閾値よりも空き容量値が小さい場合は、ネットワークで接続される他の記録再生装置を検出するために制御部109に検出命令を送信し、ステップS502へ進む。
ステップS502において、制御部109は、空き容量判断部105から空き容量不足の通知を受けると、接続されている他の記録装置を検出する為に接続装置検出部108に対して準備完了状態の記録再生装置が存在するか否かを問合せさせる。接続装置検出部108は、通信IF部107を通じて接続する他の記録装置を検出する為の通信を実施し、検出結果を制御部109へ返す。接続する装置が検出されなかった場合、接続装置検出部108は制御部109へ通知し、ステップ511へ進む。接続する記録再生装置が検出された場合、制御部109は移動優先度付与部106に通知し、ステップ503へ進む。
ステップS503において、移動優先度付与部106は、HDD104に記録されている各コンテンツを残存コピー可能回数の少ない順に移動優先度を高く設定して、その優先度を各コンテンツ付与し、ステップS504に進む。
ステップS504において、移動優先度付与部106は、HDD104に記録されている残存コピー可能回数0回の各コンテンツの管理情報に含まれるダビング10、コピーワンス、コピーINを示す属性情報から各コンテンツに優先度を付ける。
ステップS505において、制御部109は、S304で設定した優先度に基づき移動対象とするコンテンツを選択し、S306に進む。
ステップS506において、制御部109は、選択したコンテンツが、記憶部に存在するか判定する。移動対象のコンテンツが記憶部にない場合、ステップS512に進む。移動対象のコンテンツが記憶部に存在する場合、ステップ507へ進む。
ステップS507において、表示部112は、ユーザに対し移動対象のコンテンツを移動するか問い合わせる。ユーザが移動しないと判定した場合、次に優先度の高いコンテンツを対象としてステップS506からの処理を実行する。ユーザが移動すると判定した場合、ステップS508に進む。
ステップS508において、コンテンツ移動部114は、通信IF部107を介しHDD104に記録されている対象のコンテンツを他の記録装置へ移動し、ステップS509に進む。
ステップ509において、移動完了後、空き容量判断部105は、空き容量値が閾値より大きいか判定する。空き容量判断部105が空き容量値が閾値より小さいと判定した場合、ステップS510へ進む。空き容量判断部105が空き容量値が閾値より大きいと判定した場合、処理を終了する。
ステップS510において、空き容量判断部105、まだ選択されていない別のコンテンツの中で次に移動優先度の高いコンテンツを選択する。そして制御部109は、次に移動優先度の高いコンテンツが記憶部に存在するか否かを確認し、その確認の結果そのコンテンツが存在しなければ、次に優先度のコンテンツを選択し、ステップS506からの処理を繰り返す。空き容量判断部105が空き容量値が閾値より大きいと判定した場合、処理を終了する。
ステップS511において、制御部109は表示部112を通じて接続する記録装置が検出できなかったことを伝える。そしてステップ512へ進む。
ステップS512において、表示部112は、記録装置の空き容量が不足していることをユーザに示し処理を終了する。
図6は、実施形態2における、残存コピー可能回数に基づき移動優先度付与部106が設定したコンテンツごとの移動優先順位を示す図である。
ここで、放送コンテンツはHDD104に記録されているコンテンツを示す。また、残存コピー可能回数はコンテンツが保持する残存コピー可能回数を示す。更に、属性はコンテンツの属性であり、ダビング10、コピーワンス、コピーINで示される。
残存コピー可能回数が等しいコンテンツは、同等の移動優先順位が割り当てられる。移動優先順位が等しいコンテンツは、任意のコンテンツを移動対象として選択してよい。但し、残存コピー可能回数0回のコンテンツは、属性情報に基づき優先順位が割り当てられる。
以上のように、実施形態2においては、記憶部に3種類のコンテンツの属性情報をもつ複数のコンテンツが混在して記録されている場合に対しても、その属性情報を用いて移動の優先順位が設定できる。この優先順位の設定により、ユーザは、コピーをする権利を無駄に失うことなく、各コンテンツを他の装置に移動することができる。
<実施形態3>
本発明の実施形態3における構成を説明する。
(実施形態3の構成)
図7は、本発明の実施形態3における記録再生装置の構成を示すブロック図である。この図7における記録再生装置300の構成の中で、図1および図4と同じ機能を有するブロックの表示番号は、図1および図2と同じ表示番号を用いている。ここでは、図1または図2の構成における機能ブロックと同一のブロックの説明を省略する。
図7に示すように、タイマー701は、再生された日時や記録された日時をコンテンツの管理情報に付与する。
ユーザ要求分析部702は、HDD104に格納された管理情報である各コンテンツの残存コピー可能回数、再生日時の履歴、コピー日時の履歴に基づき、コンテンツに対するユーザの要求を分析する。
処理決定部703は、コンテンツの移動処理決定手段であり、ユーザ要求分析部702において分析されたユーザ要求を元にHDD104の空き容量を増やす為の処理を決定する。この処理は、移動、バックアップ、バックアップとコピー、2回コピーして削除などから構成される。この管理情報は、各コンテンツの残存コピー可能回数、コンテンツ属性判定部401におけるコンテンツ属性情報およびコンテンツの再生時間、コピー時間、記録時間からなるコンテンツに対する操作を示す情報から構成される。
コンテンツ処理部704は、制御部109からの指示に基づきHDD104に記録されているコンテンツのコピー、移動、バックアップ処理などを行う。
次に、実施形態3における記録再生装置の動作を説明する。
(記録再生装置の動作フロー)
図8は、実施形態3における録画再生装置がコンテンツを録画する動作を説明するフローチャートを示す図である。
ステップS801において、空き容量判断部105は、録画の開始要求が発生するとコンテンツが記録されているHDDの空き容量値と閾値格納部110に格納されている閾値とを比較する。閾値よりも空き容量値が大きい場合は処理を実行せず終了する。閾値よりも空き容量値が小さい場合は、ネットワークで接続される他の記録再生装置を検出するために制御部109に検出命令を送信し、ステップS802へ進む。
ステップS802において、制御部109は、空き容量判断部105からの空き容量不足の通知を受けると、接続されている他の記録装置を検出する為に接続装置検出部108に対して準備完了状態の記録再生装置が存在するか否かを問合せさせる。接続装置検出部108は、通信IF部107を通じて接続する他の記録装置を検出する為の通信を実施し、検出結果を制御部109へ返す。接続する装置が検出されなかった場合、接続装置検出部108は制御部109へ通知し、ステップ815へ進む。接続する記録再生装置が検出された場合、制御部109は移動優先度付与部106に通知し、ステップ803へ進む。
ステップS815において、制御部109は表示部112を通じて接続する記録装置が検出できなかったことを伝える。そしてステップ816へ進む。
ステップS816において、表示部112は、記録装置の空き容量が不足していることをユーザに示し処理を終了する。
ステップS803において、移動優先度付与部106は、HDD104に記録されている各コンテンツを残存コピー可能回数の少ない順に移動優先度を高く設定して、その優先度を各コンテンツ付与し、ステップS804に進む。
ステップS804において、移動優先度付与部106は、HDD104に記録されている残存コピー可能回数0回の各コンテンツの管理情報に含まれるダビング10、コピーワンス、コピーINを示す属性情報から各コンテンツに優先度を付ける。
ステップS805において、制御部109は、S804で設定した優先度に基づき移動対象とするコンテンツを選択し、S806に進む。
ステップS806において、制御部109は、選択したコンテンツが、記憶部に存在するか判定する。移動対象のコンテンツが記憶部にない場合、ステップS816に進む。移動対象のコンテンツが記憶部に存在する場合、ステップ807へ進む。
ステップS807において、制御部109は、処理対象とするコンテンツの残存コピー可能回数が0回か判定する。残存コピー可能回数が0回の場合、ステップS813へ進む。残存コピー可能回数が0回でない場合、ステップS808へ進む。
ステップS808において、ユーザ要求分析部702は、コンテンツに対する過去の視聴履歴や録画日時および残存コピー可能回数に基づきユーザ要求を分析する。分析結果、制御部109は“移動(ムーブ)”、“バックアップ”、“コピーとバックアップ”および“2回コピーして削除”のいずれかを決定する。
ステップS809において、処理決定部703は、残存コピー可能回数とコンテンツに対するコピー履歴、再生履歴、記録日時より分析したユーザ要求に基づき、空き容量を増やすための処理を決定する。例えば、コンテンツに対して「すぐに視聴したい」かつ「将来、コピーや視聴したい」といったユーザ要求がある場合、空き容量を増やすための処理は“コピーとバックアップ”となる。
ステップS810において、処理候補が決定された後、処理対象のコンテンツが記憶部に存在する場合、表示部112は、処理するコンテンツをユーザに表示し、このコンテンツを処理するか問い合わせる。ここで、この処理は上記S809またはS813で決定した処理を言う。ユーザが処理しないと判定した場合、次に優先度の高いコンテンツを対象としてS806からの処理を実行する。ユーザが処理すると判定した場合、ステップS811に進む。
ステップS811において、コンテンツ処理部704は、HDD104に記録されている対象のコンテンツを通信IF部107経由で他の装置へ移動する。
ステップS812において、空き容量判断部105は、空き容量値が閾値より大きいか判定する。空き容量判断部105が空き容量値が閾値より小さいと判定した場合、ステップS814に進む。空き容量判断部105が空き容量値が閾値より大きいと判定した場合、処理を終了する。
ステップS813において、制御部109は、空き容量を増やす処理として“移動”を設定する。
ステップS814において、空き容量判断部105は、同一優先度のまだ選択されていない別のコンテンツを選択するか、もし同一優先度のコンテンツがなければ、次の優先度のコンテンツを選択し、S806からの処理を繰り返す。
(コンテンツに対する処理)
図9は、実施形態3におけるユーザ要求とコンテンツに対する処理の対応の例を示す図である。図に示すように、ユーザ要求の選択として“すぐ視聴したい”、“すぐコピーしたい”および“将来コピーや視聴したい”が示されている。例えば、コンテンツ1の場合、“すぐ視聴したい”、“すぐコピーしたい”および“将来コピーや視聴したい”のすべてが要求される場合は、“コピーとバックアップ“の処置が選択されていることがわかる。
ここで、バックアップとは、他の記録再生装置へコンテンツをコピーすることであり、コピー元の記録再生装置およびコピー先の記録再生装置からはコピーしたコンテンツは視聴や編集は不可能となる。またコンテンツの視聴やコピーの要求がある場合は、バックアップ先の記録再生装置からバックアップを実施した記録再生装置へコンテンツを移動する必要がある。バックアップは一時的にコンテンツの視聴やコピーが不可能となるが、空き容量が増えたときにコンテンツをバックアップ元の記録再生装置へ戻すことで、残存コピー可能回数の減少を回避することが可能となる。
管理情報からユーザ要求を分析する手順を以下に示す。
ユーザ要求分析部702は、ユーザが、“すぐに視聴したい”、“すぐにコピーしたい”、“将来コピーや視聴したい”のいずれかを要求しているのかを分析する。例えば、コンテンツの残存コピー可能回数が9回と一度もコピーされておらず、かつ一週間以内に再生された履歴がない場合、“すぐに視聴したい”要求があると分析する。(この場合は、図9において“すぐに視聴したい”の欄での“○”が該当する。)また、コンテンツが最近コピーされた履歴がなく、かつ一週間以内に録画された場合、“すぐにコピーしたい”要求があると分析する。(この場合は、図9において“すぐにコピーしたい”の欄での“○”が該当する。)更にコンテンツの残存コピー可能回数が5回以上と多く残っている場合、“将来コピーや視聴したい”要求があると分析する。(この場合は、図9において“将来、コピーや視聴したい”の欄での“○”が該当する。)
なお、ユーザ要求として、“すぐ視聴したい”、“すぐコピーしたい”、“将来コピーや視聴したい”としたが、ここで示したユーザ要求の例によりコンテンツに対するユーザの要求を限定するものではない。また、空き容量を増やす処理として“移動”、“バックアップ”、“コピーとバックアップ”、“2回コピーして削除”を挙げたが、他に“削除”、“3回コピーして削除”などの記録装置の空き容量を増やす処理でも良い。
以上のように、実施形態3では、タイマーを備えることで再生された日時やコピーされた日時の時間履歴を取得する。残存コピー可能回数とこれらの時間履歴とを含めてユーザの要求を分析することで、コンテンツに対するユーザの処理要求を抽出する。この形態をとることで、本発明は、コンテンツに対する処理を標準処理に限らず、ユーザの希望に応じて処理内容を変更できるので、処理に柔軟度を与える効果を有する。
<他の実施形態>
本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたコンピュータプログラムのコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるコンピュータプログラムのコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどがある。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
実施形態1における記録再生装置の構成を示すブロック図である。 実施形態1における記録再生装置の処理手順を示すフローチャート図である。 実施形態1におけるコンテンツの優先度を示す図である。 実施形態2における記録再生装置の構成を示すブロック図である。 実施形態2における記録再生装置の処理手順を示すフローチャート図である。 実施形態2におけるコンテンツの優先度を示す図である。 実施形態3における記録再生装置の構成を示すブロック図である。 実施形態3における記録再生装置の処理手順を示すフローチャート図である。 実施形態3におけるユーザ要求とコンテンツに対する処理の対応を示す図である。
符号の説明
101 アンテナ
102 チューナ
103 記録部
104 HDD
105 空き容量判断部
106 移動優先度付与部
107 通信IF部
108 接続装置検出部
109 制御部
110 閾値格納部
111 ユーザIF部
112 表示部
113 再生部
114 コンテンツ移動部
401 コンテンツ属性判定部
701 タイマー
702 ユーザ要求判定部
703 処理決定部
704 コンテンツ処理部

Claims (14)

  1. 記録手段に記録されたコンテンツ外部装置動可能なコンテンツ記録装置であって、
    前記記録手段の空き容量値所定の閾値より小さいか否かを判断する空き容量判断手段と、
    前記空き容量判断手段により前記空き容量値が前記閾値より小さいと判断され場合に、前記録手段に記録されたコンテンツの各々に対して前記外部装置へ移動する際の優先度を決定する移動優先度決定手段であって、残存コピー可能回数が少ないコンテンツほど高い優先度を割り当てる移動優先度決定手段と、
    前記記録手段に記録されたコンテンツを、前記移動優先度決定手段により決定された前記優先度の高い順に前記外部装置へ移動対象のコンテンツとして選択し、該コンテンツを移動するか否かを問い合わせる問い合わせ手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ記録装置。
  2. 前記コンテンツ記録装置は、更に
    前記記録手段に記録されたコンテンツを前記外部装置へ移動するコンテンツ移動手段を備え、
    前記問い合わせ手段は、移動対象のコンテンツとして選択したコンテンツを、前記コンテンツ記録装置に接続された表示手段に表示させて、移動するか否かの問い合わせを行い、
    前記コンテンツ移動手段は、前記問い合わせ手段による問い合わせの結果、移動すると決定された移動対象のコンテンツを前記外部装置へ移動することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ記録装置。
  3. 前記コンテンツ記録装置は、更に
    前記空き容量判断手段により前記空き容量値が前記閾値より小さいと判断された場合に、前記コンテンツ記録装置に接続された前記外部装置の動作状態を検出する状態検出手段を備え、
    前記問い合わせ手段は、前記状態検出手段により検出された前記外部装置の動作状態がコンテンツの移動に対して準備完了であることを示す状態の場合に、前記移動優先度決定手段により決定された前記優先度に基づいて、前記外部装置への移動対象のコンテンツを選択して問い合わせることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンテンツ記録装置。
  4. 前記コンテンツ記録装置は、更に
    前記記録手段に記録されたコンテンツの各々について、コンテンツがコピーワンスあるいはダビング10であるか否かを判定し、該判定の結果を示す属性情報を付与するコンテンツ属性判定手段を備え、
    前記移動優先度決定手段は、残存コピー回数が等しい複数のコンテンツについて、各コンテンツの属性情報に応じて異なる優先度を割り当てることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のコンテンツ記録装置。
  5. 前記コンテンツ属性判定手段は更に、各コンテンツが他の装置からコピーされたコンテンツであるか否かを判定した上で、該判定の結果を示す属性情報を付与し、
    前記移動優先度決定手段は、残存コピー回数が等しい複数のコンテンツのうち、他の装置からコピーされたコンテンツに対して、ダビング10の属性情報を有するコンテンツよりも低く、コピーワンスの属性情報を有するコンテンツよりも高い優先度を割り当てることを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ記録装置。
  6. コンテンツに対して移動、コピーおよび削除の予め定められた処理のうちいずれの処理を行うかを、該コンテンツの前記残存コピー可能回数、再生された日時、及びコピーされた日時の組み合わせに応じて決定する処理決定手段を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のコンテンツ記録装置。
  7. 記録手段に記録されたコンテンツ外部装置動可能なコンテンツ記録装置の制御方法であって、
    前記コンテンツ記録装置の空き容量判断手段が、前記記録手段の空き容量値所定の閾値より小さいか否かを判断する空き容量判断ステップと、
    前記コンテンツ記録装置の移動優先度決定手段が、前記空き容量判断ステップにおいて、前記空き容量値が前記閾値より小さいと判断され場合に、前記録手段に記録されたコンテンツの各々に対して前記外部装置へ移動する際の優先度を決定する移動優先度決定ステップであって、残存コピー可能回数が少ないコンテンツほど高い優先度を割り当てる移動優先度決定ステップと、
    前記コンテンツ記録装置の問い合わせ手段が、前記記録手段に記録されたコンテンツを、前記移動優先度決定手段により決定された前記優先度の高い順に前記外部装置へ移動対象のコンテンツとして選択し、該コンテンツを移動するか否かを問い合わせる問い合わせステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツ記録装置の制御方法。
  8. 前記コンテンツ記録装置の制御方法は、更に
    前記コンテンツ記録装置のコンテンツ移動手段が、前記記録手段に記録されたコンテンツを前記外部装置へ移動するコンテンツ移動ステップを備え、
    前記問い合わせ手段は前記問い合わせステップにおいて、移動対象のコンテンツとして選択したコンテンツを、前記コンテンツ記録装置に接続された表示手段に表示させて、移動するか否かの問い合わせを行い、
    前記コンテンツ移動手段は前記コンテンツ移動ステップにおいて、前記問い合わせ手段による問い合わせの結果、移動すると決定された移動対象のコンテンツを前記外部装置へ移動することを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ記録装置の制御方法。
  9. 前記コンテンツ記録装置の制御方法は、更に
    前記コンテンツ記録装置の状態検出手段が、前記空き容量判断ステップにおいて前記空き容量値が前記閾値より小さいと判断された場合に、前記コンテンツ記録装置に接続された前記外部装置の動作状態を検出する状態検出ステップを備え、
    前記問い合わせ手段は前記問い合わせステップにおいて、前記状態検出ステップにおいて検出された前記外部装置の動作状態がコンテンツの移動に対して準備完了であることを示す状態の場合に、前記移動優先度決定ステップにおいて決定された前記優先度に基づいて、前記外部装置への移動対象のコンテンツを選択して問い合わせることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のコンテンツ記録装置の制御方法。
  10. 前記コンテンツ記録装置の制御方法は、更に
    前記コンテンツ記録装置のコンテンツ属性判定手段が、前記記録手段に記録されたコンテンツの各々について、コンテンツがコピーワンスあるいはダビング10であるか否かを判定し、該判定の結果を示す属性情報を付与するコンテンツ属性判定ステップを備え、
    前記移動優先度決定手段は前記移動優先度決定ステップにおいて、残存コピー回数が等しい複数のコンテンツについて、各コンテンツの属性情報に応じて異なる優先度を割り当てることを特徴とする請求項7から請求項9までのいずれか1項に記載のコンテンツ記録装置の制御方法。
  11. 前記コンテンツ属性判定ステップでは更に、各コンテンツが他の装置からコピーされたコンテンツであるか否かを判定した上で、該判定の結果を示す属性情報を付与し、
    前記移動優先度決定手段は前記移動優先度決定ステップにおいて、残存コピー回数が等しい複数のコンテンツのうち、他の装置からコピーされたコンテンツに対して、ダビング10の属性情報を有するコンテンツよりも低く、コピーワンスの属性情報を有するコンテンツよりも高い優先度を割り当てることを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ記録装置の制御方法。
  12. 前記コンテンツ記録装置の処理決定手段が、各コンテンツに対して移動、コピー、および削除の予め定められた処理のうちいずれの処理を行うかを、該コンテンツの前記残存コピー可能回数、再生された日時、及びコピーされた日時の組み合わせに応じて決定する処理決定ステップを更に備えることを特徴とする請求項7から請求項11までのいずれか1項に記載のコンテンツ記録装置の制御方法。
  13. 請求項7から請求項12までのいずれか1項に記載のコンテンツ記録装置の制御方法における各ステップをコンピュータにより実行させるためのコンピュータプログラム。
  14. 請求項7から請求項12までのいずれか1項に記載のコンテンツ記録装置の制御方法における各ステップをコンピュータにより実行させるためのコンピュータプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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