JP5173553B2 - ヘアドライヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ヘアドライヤに関する。
従来のヘアドライヤとして、特許文献1に開示されるものが知られている。特許文献1のヘアドライヤでは、送風装置とヒータとを内蔵する本体と、把持部であるグリップとが回動可能に連結されている。本体側には、筒状の軸受け用ボスが突設され、当該ボスの外周面に一対のクリック用突起を設けたリング状のクリック体が外嵌されている。一方、グリップには、クリック用突起を取り囲むように環状のリブが設けられ、当該リブの、内周面にクリック用突起に対応するクリック係合部が設けられている。
かかる構成により、グリップを回動させた際には、クリック用突起がクリック体を径方向に撓ませながらクリック係合部を乗り越え、クリック感が得られるようにしてある。
特開平2−77207号公報
上記特許文献1では、クリック係合部がグリップの外殻(ハウジング)に一体に設けられている。かかる構成では、外殻として適した樹脂材料が、グリップを回動させるたびに反復的に応力が生じるクリック係合部の材質としては必ずしも最適とは言えず、長年の繰り返し使用によってクリック係合部が経時劣化し、クリック感が徐々に低下する場合があった。
そこで、本発明は、クリック構造の耐久性をより向上させることが可能なヘアドライヤを得ることを目的とする。
請求項1の発明にあっては、送風部および加熱部を有する本体部と、当該本体部に折り畳み可能に連結される把持部と、当該把持部を前記本体部に対して折りたたみ可能とするように相対回動可能な回転軸が設けられた連結部、とを備え、前記連結部は、前記本体部に設けられた基端側連結部と前記把持部に設けられた先端側連結部と、から構成され、前記先端側連結部には、略リング状に形成された基部と、前記基部の径外方向に突出するとともに径方向に弾性的に突没可能な複数の係合突起とから構成されたクリック体を設け、前記基端側連結部には、前記クリック体が収容される略環状の環状凹部を備え、前記環状凹部の内周面より径内方向へ突出し、前記係合突起に係合する複数の被係合突起を固定的に設けて、把持部の本体部に対する回動に伴って係合突起と被係合突起との係合状態および非係合状態が切り替わるようにしたヘアドライヤにおいて、前記被係合突起の材料を前記環状凹部の材料より摺動性の高い材料で構成し、前記環状凹部の内周面には、前記被係合突起とは別に前記クリック体の変形を規制する規制突起を設け、前記被係合突起は、前記回動軸を中心とする円弧に略沿って伸びる帯状部から径外方向に向けて伸びる複数のアーム部の先端側に、前記回動軸方向かつ前記環状凹部の開口側に立設かつ一体形成されたクリック受け部材として構成され、前記クリック受け部材は、前記被係合突起が環状凹部の内周面に設けられた複数の被係合突起収容凹部に嵌入され、前記帯状部は、前記環状凹部の底面に設けられ、前記帯状部に対応する略円弧状の帯状部収容凹部に嵌入されたことを特徴とする。
請求項2の発明にあっては、上記被係合突起を結晶性プラスチック樹脂材料で構成したことを特徴とする。
請求項3の発明にあっては、上記被係合突起収容凹部に、上記被係合突起が当該被係合突起収容凹部から抜け出すのを抑制する抜け止め部を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、被係合突起としてより適した材料を選定することが可能となるため、被係合突起を他方に適した材料で一体成形する場合に比べてクリック構造の耐久性をより向上させることができる。また、被係合突起とは別に係合突起の変形を規制する突起を設けたことにより、係合突起のリング状の基部が変形した際に、当該基部の外周面に当接し、基部の径外側への膨出、すなわち、係合突起の過剰な変形を規制することができる。さらに、環状凹部の材料より摺動性の高い材料で構成されて複数の被係合突起を有するクリック受け部材を設けたことにより、複数の被係合突起を一度に取り付けることが可能となり、生産性をより向上することができる。
また、被係合突起の摺動性を高めることで、クリック構造の耐久性をより向上させることができる。さらに、複数の突起を有するクリック受け部材を設けたことにより、複数の突起を一度に取り付けることが可能となり、生産性をさらに向上することができる。
請求項2の発明によれば、被係合突起を摺動性の比較的高い結晶性プラスチック樹脂材料とすることで、クリック構造の耐久性をより向上させることができる。
請求項3の発明によれば、被係合突起をよりしっかりと被係合突起収容凹部に取り付けることができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明にかかるヘアドライヤの外観を表す側面図、図2は、ヘアドライヤの側断面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態にかかるヘアドライヤ1は、本体部2とハンドル部8とを備えている。図1や図2に示す使用状態では、本体部2およびハンドル部8は、略T字状の外観を呈している。ハンドル部8は、連結部11で折り畳み可能に構成されており、折り畳んだ状態(非使用状態、収納状態)では、ハンドル部8は本体部2に沿う姿勢となる。
本体部2は、その外殻となるハウジング9を有している。ハウジング9は、ハンドル部8の回動軸方向(図1,2の紙面に垂直な方向)に分割された分割体10Lと分割体10Rとを組み合わせて略円筒状に形成されている。
本体部2の筒状部分の長手方向一方側(図1,2では右側)の端部には、外気を取り入れる吸込口5が形成されるとともに、他方側(図1,2では左側)の端部には、本体内部の空気を外部へ吹き出す吹出口6が形成され、本体部2の内部に、吸込口5から吹出口6に至る空気流路12が形成されている。
空気流路12には、上流側から、送風部3、整流部15、および加熱部4が配置されている。また、本実施形態では、吸込口5と送風部3との間に、フィルタ部18が配置されている。よって、吸込口5から本体部2の筒内に流入してフィルタ部18を通過した空気は、送風部3で送風され、整流部15で整流された後、加熱部4で加熱されて、吹出口6から吹き出すことになる。
送風部3は、電動モータ16と、この電動モータ16によって回転駆動されるファン17とを備えており、電動モータ16によってファン17を回転駆動することで、空気流路12内に空気流を生成する。また、電動モータ16の動作は、ハンドル部8に設けられたスイッチ8aにより制御される。
整流部15は、複数のリブ13および整流翼14を有している。本実施形態では、このリブ13を利用して電動モータ16が空気流路12内に固定されている。
加熱部4は、略筒状の保持枠19内に収容されたヒータ(例えばセラミックヒータ、図示せず)を備えている。また、加熱部4は、本体部2に設けたスイッチ2aで入切が可能である。すなわち、空気流を加熱せずにそのままで使用することも可能である。
加熱部4の下流側で、空気流は、加熱部4の長手方向他方側の出口4aよりもさらに径を小さくした空間である風圧ノズル20内を通過することよりその流速をより速められて、吹出口6より外部に吹き出される。なお、図2に示すように、本実施形態では、さらに本体部2の長手方向他方側の端部に着脱可能に装着されるセットノズル21を備え、吹出口6aにより吹き出される空気の流速および拡散範囲等を適宜に調整している。
本体部2の筒内には、空気流路12から空気流を分岐してミスト発生部22に導入する空気流路12aが形成されている。また、本体部2の吹出口6の近傍(図1,2では上側)となる位置には、吹出口6と吐き出し方向を略同じにしたミスト吐出口7が形成されている。
本実施形態では、ミスト発生部22は、微粒化された水滴(ミスト)を発生させるために静電霧化作用を行う静電霧化部23と、静電霧化部23を駆動する回路部24と、を備えている。
静電霧化部23は、基板25aに放電電極、グラウンド電極、およびペルチェ素子を備え、ペルチェ素子によって空気中の水分を結露させて生成した水滴を、放電電極とグラウンド電極との間で印加した高電圧を作用させることで微粒化する。微粒化されたミストは、ミスト吐出口7から外部へ吹き出される。回路部24は、基板25bと、基板上に実装された複数の電子部品26とを含み、静電霧化部23で作用させる高電圧を生じさせるとともに、静電霧化部23におけるミストの発生を制御する。また、ミスト発生部22は、本体部2に設けたスイッチ2bでミストの発生およびその停止を切り換えることができる。
ハンドル部8は、その外殻としてのハンドルハウジング8bを有している。ハンドルハウジング8bは、ハンドル部8の回動軸方向(図1,2の紙面に垂直方向)に分割された分割体27Lおよび分割体27Rを組み合わせて形成されている。ハンドル部8の先端部からは、略筒状のブッシング28を被覆された状態で電源コード29が引き出されている。
また、本実施形態では、ハンドル部8は連結部11を回動中心としてその先端側を回動させて、折り畳みできるように構成されている。連結部11の本体部2側には、基端側部分である基端側連結部30が設けられている。また、連結部11のハンドル部8側には、先端側部分である先端側連結部31が設けられている。そして、基端側連結部30に形成した貫通孔33と、先端側連結部31に形成した貫通孔42とに、ねじを貫通し、基端側連結部30と先端側連結部31とを相対回動可能に連結してある。
そして、本実施形態にかかるヘアドライヤ1には、ハンドル部8の折り畳み動作において、クリック感を与えるクリック構造が設けられている。以下、図3〜図6を参照しながら、クリック構造について説明する。図3は、ヘアドライヤの本体部に設けた連結部のクリック構造を表す斜視図、図4は、基端側連結部の凹部に形成された収容凹部の拡大図、図5は、クリック受け部材を表す平面図、また、図6は、ヘアドライヤのハンドルおよびハンドルに取り付けたクリック体を回動軸の軸方向から見た平面図である。
本実施形態では、基端側連結部30に、回動軸Aの径内方向に突出する被係合部としての突起45を有するクリック受け部材36を取り付ける一方、先端側連結部31に、回動軸Aの径外方向に突出する係合部としての突起44cを有するクリック体44を取り付け、基端側連結部30と先端側連結部31とを相対回動させる際に、これらの突起同士が相互に乗り越えることでクリック感を得られるようにしてある。
図3に示すように、基端側連結部30には、略リング状のクリック体44を収容する略環状の環状凹部35が形成されており、その環状凹部35の径外方向の側面としての内周面32aに、径内方向に突出する複数の突起45が形成されている。環状凹部35に対してハンドル部8が連結される側(ハンドル部8の先端側、図3の下側)には、略一定幅で円弧状に伸びるリブ壁41が設けられている。複数の突起45のうち、このリブ壁41に設けられる突起41aは、リブ壁41自体を径内方向に突出させた突起41aとして形成されている。リブ壁41以外に設けられる三つの突起45a,45b,45cは、クリック受け部材36に設けられている。
クリック受け部材36は、図4に示すように、回動軸Aを中心とする円弧に略沿って伸びる帯状部37と、帯状部37から径外方向に向けて伸びる複数(本実施形態では三つ)のアーム部37bと、アーム部37bの先端側で回動軸A方向に立設された柱状部37cとを備えている。そして、柱状部37cにおいて回動軸Aの径内側となる部分に、断面略アーチ状の突起(凸条)38aが形成されている。
環状凹部35の底面35aには、帯状部37に対応する略円弧状の収容凹部35bが形成されており、この収容凹部35bに帯状部37が嵌入される。
図5に示すように、環状凹部35の内周面32aには、回動軸Aの径外側となる基台部37eに対応する凹溝状の収容凹部32Aが形成されており、この収容凹部32Aに基台部37eが嵌入される。そして、収容凹部32Aの底面32bおよび側面32c,32dには、それぞれ係合凸部32f,32e,32gが形成されており、基台部37eの底面38bおよび側面38cには、それぞれ、係合凸部32f,32d,32gに対応する係合凹部38f,38e,38gが設けられている。かかる構成において、収容凹部32Aの底面32bに設けられた係合凸部32fは、柱状部37cの回動軸Aの周方向への抜け止めとして機能し、収容凹部32Aの側面に設けられた係合凸部32e,32gは、当該柱状部37cの径内方向への抜け止めとして機能する。また、係合凸部32fの高さを調整することで、突起45a,45b,45cの厚みを変更して、突起44cが突起45a,45b,45cを乗り越える際の弾性力、すなわちクリック感の強さを変更することができる。係合凸部32fの高さ調整は、樹脂成形時の型の係合凸部に対応する凹部の深さによって比較的容易に行うことができる。
環状凹部35の中心部には、略円筒状に形成された軸受けとしてのボス34が設けられている(図3参照)。このボス34の筒内には、ハンドル部8を本体部2に連結するボルトを貫通する貫通孔33が形成されている。また、ボス34の外周面には、軸方向視で略扇形の一対の突起34aが設けられている。
環状凹部35に収容されるクリック体44は、先端側連結部31に取り付けられる。図6に示すように、先端側連結部31には、アッセンブリされた状態で基端側連結部30の突当面30a(図3参照)に突き当てられる突当面31aが設けられている。この突当面31aには、軸方向視で略扇形の突起43aが一対突設され、この突起43aを回動軸Aの径方向外側から取り囲むように、略リング状のクリック体44が外嵌される。突起43aの外周面には、嵌合凹部43bが形成され、この嵌合凹部43bにクリック体44のリング状の基部44aから径内側に向けて突出する嵌合凸部44bが嵌入される。また、突当面31aの略中心部には、貫通孔33とともにねじを貫通させる貫通孔42が形成されている。
クリック体44には、基部44aから径外側に向けて突出する突起44cが設けられている。本実施形態では、突起44cは回動軸Aを中心として対称となる位置に二箇所、すなわち回動軸Aの周方向に沿って180°おきに設けられている。
上記の構成によって、基端側連結部30と先端側連結部31とを組み付けると、先端側連結部31に取り付けたクリック体44は、基端側連結部30の環状凹部35内に収容される。ハンドル部8を回動させると、係合部としての突起44cと被係合部としての突起45とが係合し、さらに回動させると、突起45によって押された突起44cが径内側に弾性的に没入して、突起44c,45同士が相互に乗り越えて、クリック感が得られるようになっている。クリック体44の突起44cは、リング状の基部44aがひしゃげるように弾性変形することで、没入することになる。なお、環状凹部35の内周面32aには、被係合部としての突起45とは別に回動軸Aを中心として対称となる位置に一対の突起32hが径内側に向けて突設されている。これらの突起32hは、クリック体44のリング状の基部44aが変形した際に、当該基部44aの外周面44eに当接し、基部44aの径外側への膨出、すなわち、クリック体44の過剰な変形を規制する。
次に、図7〜図9を参照して、ハンドルを回動させる際のクリック体ならびにクリック受け部材の動作について説明する。図7は、基端側連結部にクリック体のみを収容した状態を回動軸の軸方向から見た平面図であってハンドルが伸展した状態を示す図、図9は、基端側連結部にクリック体のみを収容した状態を回動軸の軸方向から見た平面図であってハンドルを折り畳んだ状態を示す図、図8は、基端側連結部にクリック体のみを収容した状態を回動軸の軸方向から見た平面図であってハンドルが図7と図9との中間位置にある状態を示す図である。
図7に示す状態から、本体部2に対してハンドル部8を回動させると、クリック体44の突起44c,44cがクリック受け部材36の突起45a,45cを乗り越えて、図8に示す状態となる。図8に示す状態から、本体部2に対してハンドル部8を回動させると、クリック体44の突起44c,44cがクリック受け部材36の突起45bとリブ壁41の突起41aを乗り越えて、図9に示す状態となる。
本実施形態では、クリック体44に設けた一対の突起44c,44cに対して、クリック受け部材36において回動軸Aを中心として対称配置される一対の突起45a,45cと、もう一対の突起45bとリブ壁41の突起41aとが、対応することになる。こうすることで、クリック体44およびクリック受け部材36に対して、乗り越え時の押圧力を回動軸Aを中心として対称に作用させて相殺することができ、当該乗り越え時の突起44c,45同士の押圧力によって、基端側連結部30あるいは先端側連結部31に径方向の力が作用するのを抑制することができる。
そして、クリック受け部材36の突起45のうち、一対の突起45a,45cがハンドル部8の伸展状態を保持する突起45a,45cとして機能し、もう一対の突起45b,41aがハンドル部8の折り畳み状態を保持する突起45b,41aとなる。
ここで、本実施形態では、基端側連結部30と、クリック受け部材36とを異なる材質とし、特に、クリック受け部材36を、基端側連結部30の材質より摺動性の高い材質で構成してある。具体的には、例えば、基端側連結部30(ハウジング9)を、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS),ポリカーボネート(PC)等の非結晶性プラスチック材料とし、クリック受け部材36を、ポリアミド(PA),ポリアセタール(POM),ポリエチレンテレフタレート(PET),ポリフェニレンサルファイド(PPS)等の結晶性プラスチック材料とする。基端側連結部30の材質は、耐熱性、難燃性、美観という点で好適であり、クリック受け部材36の材質は、摺動性、剛性という点で好適である。
以上、説明したように、本実施形態では、被係合部としての突起45の材質と、この突起45を有するクリック受け部材36が固定的に取り付けられる基端側部分としての基端側連結部30の材質とを異ならせた。よって、ハウジング9と一体成形される基端側連結部30には、外殻(ハウジング)に求められる耐熱性、難燃性および表面の美観に優れる等の性質を有する材質を選択できる。また、クリック受け部材36には、繰り返し発生する応力に対して有効な性質を有する材質を選択することができる。すなわち、被係合部と基端側連結部30は、それぞれに好適な材質を選択することが可能となり、被係合部を基端側連結部30に好適な材質で構成するよりも、クリック構造の耐久性をより向上することができる。
また、本実施形態では、突起45を、基端側連結部30より摺動性の高い材質で構成した。よって、クリック受け部材36に対しての応力集中を抑制し、クリック構造の耐久性をより向上することができる。
また、本実施形態では、突起45を、結晶性プラスチック樹脂材料で構成した。よって、クリック受け部材36に対しての応力集中を抑制でき、クリック構造の耐久性をより向上することができる。
また、本実施形態では、複数の突起45を有するクリック受け部材36を設けた。よって、複数の突起45を一度に取り付けることが可能となり、生産性をより向上することができる。
また、本実施形態では、突起45が基端側連結部30から抜け出すのを抑制する抜け止めとして基台部37eを設けた。よって、被係合部であるクリック受け部材36を基端側連結部30によりしっかりと取り付けることができる。
また、本実施形態では、基端側連結部30に設けた複数の突起45のうち、先端側に配置される突起41aをリブ壁41に設け、このリブ壁41に設けた突起41aを基端側連結部30の一部として同一の材質とした。よって、クリック受け部材36を嵌入する収容凹部32Aを形成するのに径方向の肉厚を確保できない箇所にも突起45(41a)を設けることができる。すなわち、連結部11の構成をより小型化することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、被係合部とそれを固定的に取り付ける部分とを別部品とした例について述べたが、被係合部をそれを固定的に取り付ける部分とを二色成形することにより、材質を異ならせてもよい。
また、図2に示すように、上記実施形態では、本体部2に内蔵されるミスト発生部22については、静電霧化作用を行う静電霧化部23を取り付ける基板25aと、静電霧化部23を駆動する電子部品26を実装する基板25bと、を別個に形成したが、図10に示すように、静電霧化部23と電子部品26とを一枚の基板25に実装しても良い。
本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤの外観を表す側面図である。 本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤの側断面図である。 本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤの本体部に設けた連結部のクリック構造を表す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤに含まれるクリック受け部材を表す平面図である。 本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤに含まれる基端側連結部の凹部に形成された収容凹部の拡大図である。 本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤのハンドルおよびハンドルに取り付けたクリック体を回動軸の軸方向から見た平面図である。 本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤに含まれる基端側連結部にクリック体のみを収容した状態を回動軸の軸方向から見た平面図であってハンドルが伸展した状態を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤに含まれる基端側連結部にクリック体のみを収容した状態を回動軸の軸方向から見た平面図であって、ハンドルが図7と図9との中間位置にある状態を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤに含まれる基端側連結部にクリック体のみを収容した状態を回動軸の軸方向から見た平面図であってハンドルを折り畳んだ状態を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤの変形例を表す分解斜視図である。
符号の説明
1 ヘアドライヤ
2 本体部
3 送風部
4 加熱部
8 ハンドル部(把持部)
11 連結部
30 基端側連結部
31 先端側連結部
32f 係合凸部(抜け止め部)
32e 係合凸部(抜け止め部)
32g 係合凸部(抜け止め部)
36 クリック受け部材
41 リブ壁
41a 突起(被係合部)
44 クリック体
44c 突起(係合部)
45 突起(被係合部)
45a 突起(被係合部)
45b 突起(被係合部)
45c 突起(被係合部)

Claims (3)

  1. 送風部および加熱部を有する本体部と、当該本体部に折り畳み可能に連結される把持部と、当該把持部を前記本体部に対して折りたたみ可能とするように相対回動可能な回転軸が設けられた連結部、とを備え、
    前記連結部は、前記本体部に設けられた基端側連結部と前記把持部に設けられた先端側連結部と、から構成され、
    前記先端側連結部には、略リング状に形成された基部と、前記基部の径外方向に突出するとともに径方向に弾性的に突没可能な複数の係合突起とから構成されたクリック体を設け、
    前記基端側連結部には、前記クリック体が収容される略環状の環状凹部を備え、前記環状凹部の内周面より径内方向へ突出し、前記係合突起に係合する複数の被係合突起を固定的に設けて、
    把持部の本体部に対する回動に伴って係合突起と被係合突起との係合状態および非係合状態が切り替わるようにしたヘアドライヤにおいて、
    前記被係合突起の材料を前記環状凹部の材料より摺動性の高い材料で構成し、
    前記環状凹部の内周面には、前記被係合突起とは別に前記クリック体の変形を規制する規制突起を設け、前記被係合突起は、前記回動軸を中心とする円弧に略沿って伸びる帯状部から径外方向に向けて伸びる複数のアーム部の先端側に、前記回動軸方向かつ前記環状凹部の開口側に立設かつ一体形成されたクリック受け部材として構成され、
    前記クリック受け部材は、前記被係合突起が環状凹部の内周面に設けられた複数の被係合突起収容凹部に嵌入され、前記帯状部は、前記環状凹部の底面に設けられ、前記帯状部に対応する略円弧状の帯状部収容凹部に嵌入されたことを特徴とするヘアドライヤ。
  2. 前記被係合突起を結晶性プラスチック樹脂材料で構成したことを特徴とする請求項1に記載のヘアドライヤ。
  3. 前記被係合突起収容凹部に、前記被係合突起が当該被係合突起収容凹部から抜け出すのを抑制する抜け止め部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のヘアドライヤ。
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