JP5172825B2 - オンスクリーンディスプレイ情報をビデオ信号に追加するシステムと方法 - Google Patents

オンスクリーンディスプレイ情報をビデオ信号に追加するシステムと方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般に通信システム中のビデオ信号の処理の改良に関する。特に、本発明は、オンスクリーンディスプレイ(OSD)情報をデジタルビデオ信号に追加するシステムと方法に関する。
ビデオプログラムを表示するシステムでは、表示された画像にアルファベットや数字の文字をオーバーレイすることが時々望ましい。これらの文字は典型的にはオンスクリーンディスプレイ(OSD)情報と呼ばれる。OSD情報の使用の例は、ビデオプログラミング用のクローズドキャプションやサブタイトルを含む。他の例は、ビデオディスプレイシステム上の命令ボタンが押された時の“PLAY”や“PAUSE”のような命令名の表示である。
典型的なアナログビデオシステムでは、ODS情報をビデオディスプレイに施す一つの既知の方法は、アルファベットや数字の文字および/またはアイコンのセットを文字リードオンリーメモリ(ROM)に格納することを含む。典型的な文字ROMは、アルファベットや数字とグラフィックの両方の、128または256個の個々の文字(またはより多く)からなっても良い。そのようなシステムでは、文字ROMに格納された文字は典型的には、鋭く定義されたエッジを有する。これは文字自体とそれらの背景の間のコントラストが非常に大きいことを意味する。多くの場合、このコントラストは、1画像エレメントまたはピクセルのスペースに渡って最大ピクセル値から最小ピクセル値までの範囲になる。いくつかの応用では、鋭い遷移はアーチファクトを作り出し、それらはディスプレイ上で可視であるかまたはそれらはシステムの他の部分にとって分断的な無線周波数エネルギーを作り出すので難点がある。
文字ROMはアナログビデオシステムでは実効性があるが、それらはデジタルビデオシステムでは問題を呈する。一つの問題は、アナログシステムのOSD発生器は、典型的には3MHzから12MHzの範囲の比較的低いクロック速度を有するピクセルクロックを採用していることである。しかし、デジタルビデオシステムははるかに速いピクセルクロックを要求する。例えば、デジタルOSD発生器システムのピクセルクロックは、典型的にはアナログOSD発生器システムのピクセルクロックよりも3−4倍速く動作する。いくつかのデジタルシステムは、典型的な最小アナログピクセルクロック速度の3MHzの4.5倍である、約13.5MHzのピクセルクロック速度で動作する。文字ROMサイズ要求はピクセルクロックレートに直接比例するので、クロック速度の3−4倍(またはより多く)の増加は、文字ROMのサイズに比例した増加を必要とする。例えば、12×18文字ディスプレイを採用しているシステムのピクセルクロックが4倍に増加された時、文字ROMも4倍に増加されなければならない。よって、典型的な最小アナログピクセルクロック速度の3MHzで文字ROMの216バイトを要求する単一の文字は、ピクセルクロック速度がデジタルシステムの典型的な最小ピクセルクロック速度の13,5MHzに増加された時には、文字ROMの少なくとも864バイトを要求する。128文字セットでは、より高いデジタルピクセルクロック速度での総文字ROM要求は110,592バイトである。追加のメモリ要求は、典型的な文字ROM方式の使用を、デジタルビデオシステムにおいて望ましくなく高価な解決策とする。
デジタルシステムにおける文字ROMの使用への既知の代替策は、同様に高価であるかおよび/または望ましくない結果を生み出す。そのような代替策の一つは、文字をデジタルビデオストリームに挿入する前にデジタルビデオデータとOSD文字自体がアナログ形式に変換されるデュアル変換方式である。アナログフィルタ技術がそれから使われて、挿入の前にOSD文字をスムーズにする。残念ながら、このプロセスは、それ自身のアーチファクトを導入するデジタル形式に戻す追加の変換を要求する。そのようなデュアル変換形式に付随するコストはかなりである。遷移アーチファクトを削減する、OSD情報をデジタルビデオストリームに挿入する効率的なシステムと方法が望ましい。
開示された実施形態は、デジタルビデオデータを処理するように適応されたシステムに関する。システムの例示的実施形態は、デジタルビデオデータストリームを作成するプロセッサと、文字生成器と関連付けられたメモリに格納された文字の表現に基づいて、デジタルビデオデータストリームに挿入する複数の標準データラインの一つからピクセルデータ値を選択するように適応された文字生成器と、からなる。
例示的な方法は、デジタルビデオデータを処理することに関する。例示的な方法は、デジタルビデオデータストリームを作成し、メモリに格納された文字の表現に基づいて、複数の標準データラインの一つからピクセルデータ値を選択し、ピクセルデータ値をデジタルビデオデータストリームに挿入する行為からなる。
上述したものおよびその他の本発明の特徴と利点、およびそれらを遂げる方法は、添付された図面と共に発明の一実施形態の以下の記載を参照することによって明らかとなり、より良く理解されるであろう。
いくつかの図を通して、対応する参照文字は対応する部分を示す。ここに説明する例示は発明の好ましい実施形態を一つの形で描き、そのような例示は、発明の範囲をいかなるやり方においても制限するものと理解されるべきではない。
このセクションは、以下に記載されおよび/または請求される本発明の様々な側面に関連し得る技術の様々な側面を読者に紹介することを意図している。この議論は、本発明の様々な側面のより良い理解を容易にする背景情報を読者に提供するのに有用であると信じる。従って、これらの言明は従来技術の承認としてではなく、この見方で読まれるべきものであることが理解されるべきである。
本発明は、表示用のデジタルビデオストリームにOSD情報を効率的に挿入するシステムと方法に関する。本発明の例示的実施形態は、アナログビデオシステムで典型的であるのとほぼ同じ解像度を使って各文字の粗いバイナリ画像(またはビットマップ)を格納する文字メモリを採用する。要求される文字メモリは、従って、アナログシステムで要求される文字メモリよりもそれほど大きくない。加えて、ディスプレイラインに対応する少ない数の前もって定義された“標準”データ信号が高解像度形式で格納される。ここで使われるように、“標準データ信号”または“標準データライン”という用語は、はるかに大きい文字のセットを作り出すのに使われ得る比較的小さいデータ信号またはデータラインの組の一つを指すのに使われる。それら自身はいかなる特定の文字も表さない標準データラインは、文字セット中のあらゆる文字を作り出すのに格納された文字データと併せて使用される。よって、文字メモリの唯一の増加は、少ない数(例えば、4個)の標準データラインを高解像度デジタル形式で格納するのに必要な追加のメモリである。標準データラインは、スムーズな遷移で定義され、OSD文字がデジタルビデオデータストリームに挿入された時の望ましくないアーチファクトの生成を削減する。
本発明の例示的実施形態は、各文字のための実際の最小、中間、最大ピクセルレベルデータを格納する必要を除去する。その代わりに、各文字のためにメモリに格納された情報は、OSD文字生成器のような適応的アドレス生成器がそれによって望ましい文字を構築する少なくかつ有限の数の標準データラインの一つを選択する、決定ポイントの集合を提供する。適応的アドレス生成器は、適当な立ち上がり/落ち下がりエッジと最大/最小レベル値を採用する。OSD文字は、一般的立ち上がり/落ち下がりエッジと所定の最大/最小レベル値の挿入によって作り出される。このようにして、あらゆるアルファベットや数字の文字またはアイコンを、従来のシステムに対してメモリ要求を顕著に増加することなく、作り出し得る。
図1は、本発明の例示的実施形態に従ったデジタルビデオシステムのブロック図である。ビデオシステムは、全体的に参照番号100によって参照される。ビデオシステム100は、DVDプレーヤー等(図示せず)のようなソースからデジタルビデオデータを取得するプロセッサ110からなる。プロセッサ110は、デジタルビデオデータストリーム112を作成し、それを更なる処理のためのOSD文字生成器114に配送する。OSD文字発生器114は、メモリンターフェース116によってメモリ118に接続されている。メモリ118は、OSD文字情報への変換のための様々なアルファベットや数字およびアイコンデータのビットマップ表現を格納する。そのようなOSD情報は、OSD文字生成器114によってデジタルビデオデータストリーム112に挿入されて、OSD情報を含んだデジタルビデオデータストリームを作成する。そのデータストリームはここで、OSDデジタルビデオデータストリーム120と呼ばれる。OSDデジタルビデオデータストリーム120は、システムのユーザによる閲覧のために、ディスプレイ122上に画像を作り出すのに使われる。
図2は、本発明の例示的実施形態に従ったOSD文字生成器回路のブロック図である。
OSD文字生成器114(図1)の部品である図2に示されるOSD文字生成器回路は、全体的に参照番号200によって参照される。OSD文字生成器回路200は、回路の動作を全体的に制御するマイクロコントローラ204を含む。マイクロコントローラ204は、OSD文字をデジタルビデオデータストリーム112(図1)に挿入し、それによってOSD付きデジタルビデオ出力信号120を作成するように動作する。第一のスイッチ回路206は、OSDデータ(位置a)またはデジタルビデオデータストリーム112からのデジタルビデオデータ(位置b)を選択的に受け取る。図2に機能的描写のためだけに機械的スイッチとして示されている第一のスイッチ回路206は、マルチプレクサおよび/または他の適当な回路からなっても良いことを当業者は理解するであろう。しかも、第一のスイッチ回路206の特定の部品および構築の詳細は、本発明の本質的な特徴ではない。
第二のスイッチ回路208は、複数の標準データラインの一つを選択して、デジタルビデオデータストリーム112への挿入のためのOSD文字を作り出す。図2に機能的描写のためだけに機械的スイッチとして示されている第二のスイッチ回路208は、マルチプレクサまたは他の回路からなっても良い。しかも、第二のスイッチ回路208の特定の部品および構築の詳細は、本発明の本質的な特徴ではない。第二のスイッチ回路208によって選択された個別の標準データラインは、インフェーズデータ212、オールハイデータ214、アンチフェーズデータ216、オールローデータ218としてメモリ118に格納される。これらのデータラインの特定の成分は、以下に詳細に論じる。メモリ118に格納されたデータライン212−218は、文字メモリ210に格納された比較的低解像度の文字データと組み合わされて第二のスイッチ回路208によるデジタルビデオデータストリーム112への挿入のためのアルファベットや数字および/またはグラフィックのOSD文字を作り出し、それによってOSD付きデジタルビデオ出力信号120を形成する。
以下の例は、OSD文字生成器200によるデジタルビデオデータストリーム112へのOSD文字の挿入を説明する。マイクロコントローラ204は、オンスクリーンディスプレイを作り出すことを意図した、ユーザ入力のような入力を受け取る。そのような入力の例は、OSD文字発生器回路200と関連付けられているDVDプレーヤー上の“プレイ”ボタンを押すことによって作り出された信号である。OSDデータの必要を示す外部刺激は、マイクロコントローラ204に第一のスイッチ回路206を位置aに置くようにさせる。発明の例示的実施形態では、“プレイ”ボタンを押すことは、システムと関連付けられたビデオスクリーン上に“PLAY”という言葉が表示されるようにすることを意図している。マイクロコントローラ204は、文字メモリ210から“P”、“L”、“A”、“Y”のアルファベットや数字の文字を選択する。文字メモリ210からの情報を使って、マイクロコントローラはインフェーズデータ212、オールハイデータ214、アンチフェーズデータ216、オールローデータ218からデータを(以下の記載するように)適切に選んで、適当な文字をデジタルビデオデータストリーム112に挿入する。結果として得られるOSDデジタルビデオデータストリーム120は、元のビデオデータと加えられたOSD文字データの両方を含む。OSD文字データが挿入された後、第一のスイッチ回路206は位置bに戻される。
図3は、デジタルビデオデータストリーム112(図1)にOSD情報として挿入されるデータを定義するのに使われた文字マップの使用を描いた図である。図は全体的に参照番号300によって参照される。文字マップグリッド302は、文字マップ中のアルファベットや数字およびアイコンの定義のための枠組みを提供する。文字マップグリッド302は、文字メモリ210(図2)のような文字メモリに格納された文字を表す12×18配列の要素(正方形として示されているが、参照はされていない)からなる。各要素は、所定の数のディスプレイピクセルを含む。描写の目的で、図3は文字マップグリッド302中の数字4を描いている。
個々の要素内のピクセルの各々は、それに関連付けられた個別の相当するピクセルデータ値を有する、図4に示された例では、文字マップグリッド302の各要素は、ピクセルデータ304のセットによって示されるように、3ピクセルのデータを表す。異なるデジタルビデオシステムでは、文字マップの各要素によって表されるピクセルの数は変動するが、要素毎に3から4ピクセルが典型的である。しかも、文字マップグリッド302の各要素によって表されるピクセルの数は、本発明の本質的な特徴ではない。各ピクセルデータ値は、例えば8ビットのデジタルデータワードからなっていても良い。上述したように、デジタルビデオシステムに典型的な増加されたクロックレートは、文字マップグリッド302の各要素のために3または4ピクセル、および対応する文字メモリのサイズの増加を必要とすることになる。
ピクセル遷移データ306の例示的セットは、鋭いデータ遷移によって起こされるアーチファクト作成の問題を描いている。遷移データ306中の最初の3ピクセルのピクセルデータ値はFEhである。この値は、典型的な8ビットデジタルビデオシステムにおける最大ピクセルデータ値を表す。図3に示された例では、値FEhは黒色と対応する。図3に示された例では、右3つのデータ位置306(02h)のピクセルデータ値は、最大ピクセルデータ値FEhに対して可能な限りのコントラストを提供する白色を表す。遷移データ306に見られるように、値の最大遷移はピクセル3および4の間で起こる、即ち可能な最大ピクセルデータ値(FEh)から可能な最小ピクセル値(02h)への遷移は一つのピクセル(第3の値)から次のピクセル(第4の値)で起こる、そのようなピクセルデータ値の鋭い遷移は、ビデオディスプレイ上に表示された時に望ましくないアーチファクトを作り出す可能性が高い。以下に記載するように、本発明の例示的実施形態は、鋭い遷移と結果として得られる望ましくないアーチファクトのないOSDデータを作成し、高解像度文字マップの使用によって必要とされる増加されたシステムメモリを要求することなくそれを行う。
図4は、スムーズな遷移データと鋭い遷移データ、および関連付けられたデータ信号波形を描いた図である。グラフは全体的に参照番号400によって参照される。図4は、本発明の例示的実施形態によって達成され得るメモリ節約を説明するのに便利である。スムーズな遷移データは、各文字について文字メモリ中にプログラムすることができるが、そうすることは3から4倍のメモリ増加を招くことに注意すべきである。しかしながら、本発明の実施形態は、スムーズな遷移を達成しながら文字メモリ要求に比較的少ない増加だけを要求し得る。
図4は、その各々が1ピクセル値に相当する、複数の鋭い遷移データ値402を示している。最初の4つの鋭い遷移データ値402は、典型的な8ビットデジタルビデオシステムにおける最大値であるFEhの値を持つ。これらのバイトには、典型的なシステムにおける最小許容値である02hの値を持つ4バイトが続く。結果は、相当するデータがデジタルビデオデータストリーム112(図1)のようなデジタルビデオデータストリームに印加された時の鋭い遷移波形404である。
図4はまた、複数のスムーズな遷移データ値406も示している。最大値の4つのデータ要素を採用する代わりに、スムーズな遷移データ要素は、2つの順次より小さい値のデータ要素が続く最大値(FEh)の2つのデータ要素だけを採用する。図4に示された例では、2つの順次より小さいデータ要素の第一のものは56hの値を持ち、順次より小さいデータ要素の第二のものは28hの値を持つ。残りの4つのスムーズな遷移データ値406は最小値の02hを持つ。デジタルビデオデータストリーム112(図1)のようなデジタルビデオデータストリームに印加された時には、望ましくないビデオアーチファクトの生成は急激に遷移するデータ値に対して実質的に削減され得る。挑戦となるのは、従来のデジタルビデオシステムにおいて文字マッピングのために典型的に必要とされるメモリ容量のかなりの増加を伴わずにスムーズな遷移を作り出すことである。この挑戦の更なる描写は、図5を参照して以下で説明する。
図5は、文字ROMシステムにおいてOSD情報を作り出すのに使われたデータ信号を描いた図である。文字マップ動作を説明する図は全体的に参照番号500によって参照される。文字マップグリッド502は、18ラインのデータを有する。文字マップグリッド302(図3)と同様に、文字マップグリッド502の要素(正方形)の各々は、表示画面上の多数のピクセルに対応する。文字マップグリッド502は、数字8と数字9の2つの文字の表現を含んでいる。
文字マップグリッド502におけるデータの対応するラインの2つの生成を描いた2つのデータ信号が図5に示されている。文字データ信号504は、文字マップグリッド502のライン11を作成するのに使われたデータを示す。文字データ信号506は、文字マップグリッド502のライン12を作り出すのに使われたデータを示す。ライン11に最大ピクセルデータ値(FEh)がある文字マップグリッド502の対応する要素について、文字データ信号504はハイであり、それ以外はロー(02h)である。FEhの値を持つ要素(濃くされたまたはべた組みの要素として示されている)は表示されている文字(図5では数字8と9)の部分を実際に形成する要素であり、一方、02hの値を持つ要素(空白または色無しの要素として示されている)は文字の部分を形成しない(または表示された文字の空白スペースを形成する)。同様に、対応するグリッド要素について文字データ信号506はハイであり、データ値はライン12で最大ピクセルデータ値(FEh)であり、それ以外は最小ピクセルデータ値(02h)である。
文字マップグリッド502上の数字8と9を作り上げる文字セグメントの検査は、ライン1、2、17、18が同一であることを明らかにする。それらのラインは常に最小値(02h)である。ライン6、7、13も、それらのラインの全ての要素において最大(FEh)と最小(02h)の値の同一の配置を持つので、同一である。同様に、ライン3と16も同一である。文字マップグリッド502の18ラインには、10個の異なるバリエーションまたは独自のラインパターンがある。よって、図5に示された表示の生成は、18(文字マップグリッド502のラインの総数)ではなく10ラインのデータだけを使って果たすことができる。一度だけ繰り返されるラインを文字メモリに格納し、それらのパターンの引き続く発現については格納されたラインをアクセスしなおすことによって、システムメモリは節約される。但し、10ラインのデータによって作り出すことができる文字だけについて節約が引き出されるので、獲得されたメモリ節約は限られた実用性しかない。しかしながら、本発明の例示的実施形態は、ここ以降により特定に記載されるようにスムーズな遷移を持ったOSD文字を作り出すのに標準データ信号を使うことによって、従来のデジタルビデオシステムに対して実質的なメモリ節約を達成する。
図6は、本発明の例示的実施形態に従ったOSD文字情報を作り出す標準データ信号の使用を描いた図である。図は全体的に参照番号600によって参照される。数字8と数字9の表示を描いている文字マップグリッド602が示されている。文字マップグリッド302(図3)および文字マップグリッド502(図5)と同様に、文字マップグリッド602の要素(正方形)の各々は、表示画面上の多数のピクセルに対応する。
本発明の例示的実施形態は、デジタルビデオビットストリームへの挿入が望まれるあらゆる文字が作り出し得る4つの個別の標準データラインを採用する。この例示的実施形態では、文字セット全体(例えば128または256文字)は、ビットマップのような粗い形式で格納される。この粗い形式は、完全なデジタルビデオピクセルレートで文字を作り出すのに必要な解像度のほぼ3分の1または4分の1だけである。つまり、文字セットの格納のためのメモリ要求は、典型的なアナログシステムについてとほぼ同じである。
文字セットの粗い表現に加えて、追加の4つのラインのデータがフル解像度(即ち、フルデジタルビデオピクセルレートでの表示に十分な)で格納される。これらの4つのラインは、スムーズで比較的アーチファクトの無い遷移を作成しながら、文字セットの全ての文字を作り出すのに選択的にアクセスされる標準データラインを作り上げる。
図6に示された例示的実施形態では、フル解像度形式で格納された4つの標準データラインは、インフェーズデータライン604、オールハイデータライン606、アンチフェーズデータライン608、オールローデータライン610を含む。アンチフェーズデータライン608は、インフェーズデータライン604の反対である、即ちアンチフェーズデータライン608は百八十(180)度インフェーズデータライン604と位相がずれている。従来のアナログシステムに対して必要とされる唯一の追加のメモリは、高解像度形式で4つの標準データライン604、606、608、610を格納するのに使われるメモリ量である。よって、高解像度形式で128または256文字の文字セット全体を格納するのに要求されるメモリサイズに対して、本発明の例示的実施形態ではメモリサイズのかなりの節約が達成される。
例として、以下は本発明の例示的実施形態に従ってどのように図6におけるラインnが作り出され、デジタルビデオデータストリームに挿入されるかの説明である。ラインnは図5に描かれたライン11と同じである。参考までに、図6はラインの各要素に相当する順番になった参照番号(ラインnの直下かまたは下方に示された)を含む、ラインn自身は、文字表示のその要素のためのピクセルの対応するピクセルデータ値によって0か1を含む。1(ピクセルデータ値FEh)は、実際の文字自体を形成するために必要な文字グリッドマップ602の要素に相当する一方、0は文字グリッドマップ602の全ての他の要素に相当する。0であるラインnの要素1と2は、マイクロコントローラ204(図2)によるオールローデータライン610の選択によって形成される。オールローデータライン610は、文字メモリに格納された粗い画像データ中の数字8のラインnの対応する要素のためのデータを参照することによって選択される。
図6に示された例では、ラインnの要素3は、その要素が文字マップ602中の数字8を形成するのに必要であるので、1である。前の状態は0であったので、要素3のために立ち上がりエッジが必要である。従って、マイクロコントローラ(図2)は、要素3に印加されるものとしてアンチフェーズデータライン608を選択する。要素4と5もハイであるので、マイクロコントローラ(図2)は、これらの要素を提供するようにオールハイデータライン606を選択する。要素6は0であり、それはマイクロコントローラ(図2)によって落ち下がりエッジが選択されたことを意味する、この時点で、アンチフェーズデータライン608は落ち下がりエッジを提供するので、アンチフェーズデータライン608がマイクロコントローラ(図2)によって選択される。それ以降は、要素6,7,8,9のためのデータはオールローデータライン610によって提供され、ラインnの残りの要素10−24についても同様である。上述したように、本発明の例示的実施形態は従って、システムメモリ要求を目立って増加することなく、粗い解像度の文字マップに格納されたいかなる文字をも形成する。
図7は、本発明の例示的実施形態に従ったインフェーズデータ、アンチフェーズデータ、および関連付けられたデータ信号を示す図である。グラフは全体的に参照番号700によって参照される。図7は、かなり異なった強度(例えば、FEhと02h)のピクセルデータ値を持つピクセル間で鋭くなくスムーズな遷移を提供し、それによって結果として得られる望ましくない画像アーチファクトを回避するように、本発明の例示的実施形態がどのように採用され得るかを示している。インフェーズデータ信号604(図6)とアンチフェーズデータ信号608(図6)は、状態を変化するピクセルデータ値を表すデータ信号であるので、それらは(関連つけられた文字メモリとは違い)高解像度形式で格納される。高解像度データ信号として、インフェーズとアンチフェーズのデータ信号604、608は、図7に示されるように、表示された時にスムーズな遷移が結果として得られるようなピクセルデータ値によってプログラムされるかまたはそれらを含む。複数のインフェーズピクセルデータ値702a、b、c、...nはスムーズなインフェーズ信号604のセグメント704に対応する。インフェーズピクセルデータ値702a、b、c、...nの各々は、それぞれのメモリ位置(図示せず)に格納される。最初の2つのインフェーズピクセルデータ値702a、bは、FEhのような高いまたは最大のピクセルデータ値である。ピクセルデータ値702cにおいて、ハイからローへの遷移が始まる。図7に示す例示的実施形態では、第三のピクセルデータ値702cは遷移的値56hを有し、続くピクセルデータ値702dは28hのような順次低くなった遷移的値でプログラムされる。次の2つのピクセルデータ値(702eと702f)は02hのような最小値を有し、続く2つのピクセルデータ値702g、h、iにおけるローからハイへの遷移が続く、ローからハイへの遷移は、図7に示すように、ピクセルデータ値702g、h、iを28h、56h、FEhのような順次大きくなる値でプログラムすることによって果たされる。
同様に、スムーズなアンチフェーズデータ信号608(図6)のセグメント706が、対応するアンチフェーズピクセルデータ値708a、b、c、...と共に示されている。アンチフェーズピクセルデータ値708a、b、c、...の各々は、それぞれのメモリ位置(図示せず)に格納される。最初の2つのアンチフェーズピクセルデータ値708a、bは、02hのような低いまたは最小の値である。続くローからハイへの遷移は、ピクセルデータ値708c、dを含み、それらには順次より高い遷移的値、即ちピクセルデータ値708cには28h、ピクセルデータ値708dには56h、が付与される。後続のスムーズな遷移は、ピクセルデータ値の極端な違いまたは急峻な反対ではなく遷移的データ値を使って同様に果たされる。このようにして、粗く格納された文字データと標準データライン604、606、608、610の組み合わせは、典型的なアナログビデオシステムと比較してメモリの最小の増加によるスムーズな遷移を持って、デジタルビデオビットストリームにあらゆる望ましい文字の作成と挿入を許容する。
図8は、本発明の例示的実施形態に従った、複数の標準データ信号のどの一つがその対応するピクセルデータ値をディスプレイの実際のピクセル要素に付与するためにアクセスされるかを決定する決定ポイントの使用を描いた図である。図は全体的に参照番号800によって参照される。本発明の例示的実施形態では、OSD文字データは、その各々が1ピクセルデータ値に相当する、4バイトのグループで提供される。これは、全ての4ピクセルデータ値について、現在表示されている文字マップ602から文字の表示を作り出すのに必要な次の順次のピクセルデータ値を含むのは標準データラインのどれであるかについて決定をしなければならないことを意味
する。例えば、もしインフェーズデータライン604(図6)からのインフェーズデータ802が現在表示のために選ばれていれば、(アンチフェーズデータ806のような)標準データラインの他のものに対応するピクセルデータ値に切り替えるかどうかに関する決定が、全ての第四のピクセルデータ値に対応する、複数の決定ポイント804の各々で起こる。つまり、4つの標準データラインの現行のものに対応するピクセルデータ値を表示し続けるか、標準データラインの異なるものからのピクセルデータ値に切り替えるかの決定が、全ての4つのピクセルデータ値についてなされる。本発明の例示的実施形態における決定プロセスの詳細は、図9を参照して以下に記載される。
図9は、本発明の例示的実施形態の動作を説明するのに便利な状態ダイアグラムである。状態ダイアグラムは全体的に参照番号900によって参照される。状態ダイアグラム900は、12ビットメモリアドレッシング方式を採用した本発明の例示的実施形態の動作を記載している、2つの最大有意アドレスビット(MSBs)A10とA11が4つの格納された高解像度の標準データラインの特定の一つを選択するのに使われ得る。4つの標準データラインの各々が行をなすとして、2つのMSBアドレスビットは、行アドレスと考えられても良い。この例では、10個の最小有意ビット(LSBs)AからAが、2つのMSBsによって選択された標準データラインの各々のための個別のデータ値のアドレスを提供する。よって、10LSBアドレスラインは、列アドレスと考えられても良い。この例では、10LSBデータラインは、ビデオラインと同期された10ビットアップカウンターによって生成されても良い。MSBアドレスラインは、状態ダイアグラム900に従うマイクロコントローラ204(図2)のような適応的アドレス生成器によって選択されても良い。図8を参照して上述された通り、必要であれば、アドレス切り替えは周期的決定ポイントで行われる。
状態ダイアグラム900によって表される動作は、標準インフェーズデータライン604(図6)のためのあるピクセルデータ値が、特定のインフェーズピクセルデータ値を保持するメモリ位置にアクセスするのに使われるアドレスラインの一つの値に対応するように意図的に選ばれているという事を利用している。より詳細には、本発明の例示的実施形態では、標準インフェーズデータラインのデータ値(“0”か“1”のどちらか)は、アドレスラインAの値と同じになるように選ばれる。つまり、インフェーズデータライン604(図6)に対応する最大および最小ピクセルデータ値は、これらのピクセルデータ値の状態がこれらのメモリ位置のためのAアドレスラインの値と同じになることを許容するように選ばれたメモリ位置に、意図的に格納される。このようにして、インフェーズデータラインのためのピクセルデータ値は、実際のデータ値そのものをチェックすることなく、アドレスラインAの状態によって決定されても良い。
本発明の例示的実施形態では、OSD文字データが定義によって4つのピクセル値のグループに組織されているので、Aの値は標準データラインの特定の一つのピクセルデータ値に対応するように選択される。個別のアドレス位置は、データの4つのピクセル値の各々のために必要である。従って、2つの最小有意アドレスライン(AとA)は、それらがデータにアクセスするのに4つのピクセルグループのデータ毎に変わらなければならないので、データに対応するように絶対的に定義することができない。つまり、アドレスラインAはいかなる4つのデータ値のグループにとっても一定であることが保証されている最小有意アドレスラインであるので、アドレスラインAはデータの値に対応するように選ばれる。
この方式を採用することにより、4つの標準データラインの全てのデータ値は、ただ標準インフェーズデータライン604(図6)のためのアドレスラインAの値を知ることによって知られる。詳細には、インフェーズデータライン604(図6)のデータの値は(定義によって)Aの値と同じである。標準アンチフェーズデータライン608(図6)の対応する値は、標準インフェーズデータライン604(図6)の値とは反対である。
標準オールハイデータライン606(図6)とオールローデータライン610(図6)の値は一定である。これは、標準データラインのどれがピクセルデータ値の次の4つのピクセルグループに貢献するのに選ばれるべきであるかを決定するのに、Aの値が各遷移ポイントにおいてテストされ得ることを意味する。
OSD文字データの4つのピクセルグループの各メンバーのためのピクセルデータ値は同じである必要はないことに注意すべきである。事実、順次増加するまたは減少する中間地を持つのに(各セットの第二と第三の値のような)4つの値のグループの要素を定義することは、上述したように、スムーズな遷移を許容しアーチファクトの作成を削減する、4つのピクセル値のグループの各々は、この例では立ち上がりエッジまたは落ち下がりエッジのどちらかからなる。
状態ダイアグラム900はインフェーズデータ状態902、アンチフェーズデータ状態904、オールハイデータ状態906、オールローデータ状態908を示している、これらのデータ状態の各々は、ここに記載された4つの標準データラインの一つに対応している。しかも、OSD文字データを作成するのにそれが標準データラインの中から選ぶので、
状態ダイアグラム900はマイクロコントローラ204(図2)の動作を統治するプログラミングを作り出すのに有用であることが当業者には理解されるであろう。もしマイクロコントローラ204がインフェーズデータライン212(図2)からのピクセルデータ値を選択していれば、マイクロコントローラ204は、“インフェーズデータ状態902にある”とここで言及される。同様に、マイクロコントローラ204がオールハイデータライン214(図2)を選択していた時には、マイクロコントローラ204は、“オールハイデータ状態906にある”とここで言及される、等々である。
もしマイクロコントローラ204がインフェーズデータ状態902であれば、決定ポイントで、アドレスラインAの現状態が表示される(文字メモリ210(図2)に格納された粗く格納された文字表現からの)次の文字ビットと同じでなければ、それはそこに留まる。もし、決定ポイントにおいて、マイクロコントローラ204がインフェーズデータ状態902であり、文字メモリ210(図2)からの次の文字ビットは1であり、アドレスラインAの現状態は1であれば、マイクロコントローラ204はオールハイデータ状態906に遷移する。もし、決定ポイントにおいて、マイクロコントローラ204がインフェーズデータ状態902であり、文字メモリ210(図2)からの次の文字ビットが0であり、アドレスラインAの現状態が0であれば、マイクロコントローラ204はオールローデータ状態908に遷移する。
もしマイクロコントローラ204がオールハイデータ状態906であれば、文字メモリ210(図2)からの次の文字ビットが1である限り、それはその状態に留まる。もし、決定ポイントにおいて、マイクロコントローラ204がオールハイデータ状態906であり、文字メモリ210(図2)からの次の文字ビットが0であり、アドレスラインAの現状態も0であれば、マイクロコントローラ204はアンチフェーズデータ状態904に遷移する。もし、決定ポイントにおいて、マイクロコントローラ204がオールハイデータ状態906であり、文字メモリ210(図2)からの次の文字ビットが0であり、アドレスラインAの現状態が1であれば、マイクロコントローラ204はインフェーズデータ状態902に遷移する。
もしマイクロコントローラ204がオールローデータ状態908であれば、文字メモリ210(図2)からの次の文字ビットが0である限り、それはそこに留まる。もし、決定ポイントにおいて、マイクロコントローラ204がオールローデータ状態908であり、文字メモリ210(図2)からの次の文字ビットが1であり、アドレスラインAの現状態も1であれば、マイクロコントローラ204はアンチフェーズデータ状態904に遷移する。もし、決定ポイントにおいて、マイクロコントローラ204がオールローデータ状態908であり、文字メモリ210(図2)からの次の文字ビットが1であり、アドレスラインAの現状態が0であれば、マイクロコントローラ204はインフェーズデータ状態902に遷移する。
もしマイクロコントローラ204がアンチフェーズデータ状態904であれば、アドレスラインAの現状態が文字メモリ210(図2)からの次の文字ビットと同じである限り、それはそこに留まる。もし、決定ポイントにおいて、マイクロコントローラ204がアンチフェーズデータ状態904であり、文字メモリ210(図2)からの次の文字ビットが1であり、アドレスラインAの現状態が0であれば、マイクロコントローラはオールハイデータ状態906に遷移する。もし、決定ポイントにおいて、マイクロコントローラ204がアンチフェーズデータ状態904であり、文字メモリ210(図2)からの次の文字ビットが0であり、アドレスラインAの現状態が1であれば、マイクロコントローラ204はオールローデータ状態908に遷移する。
本発明の例示的実施形態に従って文字メモリのためのメモリ要求を削減することに対して、一つ以上の文字ブロックの整数倍においてインフェーズとアンチフェーズのデータラインが繰り返せば、より大きなメモリ節約が実現され得る。例えば、もし8×12文字マップが使われたなら、与えられたラインに渡って32バイトが繰り返されたとすると、32バイトだけが必要となる。その場合には、全ラインの各ピクセルをカウントするのに、前述した10ビットカウンターの代わりに5ビットカウンターを使うことができる。16×24文字マップは64バイトと、それらをアドレスするのに6ビットカウンターが必要であろう、等々である。
発明は様々な変形や代替形を許しても良いが、特定の実施形態が例として図面に示されており、ここに詳細に記載される。しかし、発明は、特定の開示された形態に限定されることを意図したものではないことは理解されるべきである。むしろ、発明は、以下の添付された請求項によって定義される発明の精神と範囲内に入る全ての変形、同等物および代替物を包含する。
図1は、本発明の例示的実施形態に従ったデジタルビデオシステムのブロック図である。 図2は、本発明の例示的実施形態に従ったOSD文字生成器のブロック図である。 図3は、OSD情報を提供する文字マップの使用を描いた図である。 図4は、スムーズな遷移データと鋭い遷移データ、および関連付けられたデータ信号を描いた図である。 図5は、アナログビデオシステムにおいてOSD情報を作り出すのに使われたデータ信号を描いた図である。 図6は、本発明の例示的実施形態に従ったOSD文字情報を作り出す標準データ信号の使用を描いた図である。 図7は、本発明の例示的実施形態に従ったインフェーズデータ要素、アンチフェーズデータ要素、および関連付けられたデータ信号を示す図である。 図8は、本発明の例示的実施形態に従った複数の標準データ信号の一つを示す決定ポイントの使用を描いた図である。 図9は、本発明の例示的実施形態の動作を説明するのに便利な状態ダイアグラムである。

Claims (40)

  1. デジタルビデオデータストリーム(112)を作成するプロセッサ(110)と、
    文字生成器(200)と関連付けられたメモリ(210)に格納された文字の粗いバイナリ画像またはビットマップ表現によって示された文字の形状に基づいて、各ピクセルが文字の部分を形成する粗いバイナリ画像またはビットマップ表現の要素に相当するか、文字の部分を形成しない粗いバイナリ画像またはビットマップ表現の要素に相当するか、あるいは文字のエッジにある粗いバイナリ画像またはビットマップ表現の要素に相当するかに従って、各ピクセルについて複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つを選択することによって、デジタルビデオデータストリーム(112)に挿入される各ピクセルのピクセルデータ値を選択するように適応された文字生成器(200)であって、複数の標準データライン(604、606、608、610)は、連続したハイピクセルデータ値を示すデータラインと、連続したローピクセルデータ値を示すデータラインと、ローピクセルデータ値からハイピクセルデータ値への遷移をする立ち上がりエッジを示すデータラインと、ハイピクセルデータ値からローピクセルデータ値への遷移をする落ち下がりエッジを示すデータラインを含むものと
    を含む、デジタルビデオデータを処理するように適応されたシステム(100)。
  2. 複数の標準データライン(604、606、608、610)は、文字の粗いバイナリ画像またはビットマップ表現よりも高い解像度で文字の粗いバイナリ画像またはビットマップ表現に加えてメモリ(210)に格納される、請求項1記載のシステム(100)。
  3. より高い解像度は、文字の粗いバイナリ画像またはビットマップ表現の解像度よりも3から4倍高い、請求項2記載のシステム(100)。
  4. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つは、立ち上がりエッジと落ち下がりエッジを交互に示すインフェーズデータライン(604)である、請求項1記載のシステム(100)。
  5. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つは、落ち下がりエッジと立ち上がりエッジを交互に示すアンチフェーズデータライン(608)である、請求項4記載のシステム(100)。
  6. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つは、連続したハイピクセルデータ値を一定に示すオールハイデータライン(606)である、請求項1記載のシステム(100)。
  7. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つは、連続したローピクセルデータ値を一定に示すオールローデータライン(610)である、請求項1記載のシステム(100)。
  8. 文字はオンスクリーンディスプレイ(OSD)文字を含む、請求項1記載のシステム(100)。
  9. システム(100)はDVDプレーヤーを含む、請求項1記載のシステム(100)。
  10. システム(100)は、文字の画像を表示するように適応されたディスプレイ(122)を含む、請求項1記載のシステム(100)。
  11. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の少なくとも一つは、ローレベル(0)からハイ(1)レベルへの遷移データを示すデータラインである、請求項1記載のシステム(100)。
  12. 遷移データは、順次増加するピクセルデータ値の少なくとも一つのペアを示す、請求項11記載のシステム(100)。
  13. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の少なくとも一つは、ハイレベル(1)からロー(0)レベルへの遷移データを示すデータラインである、請求項1記載のシステム(100)。
  14. 遷移データは、順次減少するピクセルデータ値の少なくとも一つのペアを示す、請求項13記載のシステム(100)。
  15. デジタルビデオデータストリーム(112)を作成することと、
    メモリ(210)に格納された文字の粗いバイナリ画像またはビットマップ表現によって示された文字の形状に基づいて、各ピクセルが文字の部分を形成する粗いバイナリ画像またはビットマップ表現の要素に相当するか、文字の部分を形成しない粗いバイナリ画像またはビットマップ表現の要素に相当するか、あるいは文字のエッジにある粗いバイナリ画像またはビットマップ表現の要素に相当するかに従って、各ピクセルについて複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つを選択することによって、各ピクセルのピクセルデータ値を選択することであって、複数の標準データライン(604、606、608、610)は、連続したハイピクセルデータ値を示すデータラインと、連続したローピクセルデータ値を示すデータラインと、ローピクセルデータ値からハイピクセルデータ値への遷移をする立ち上がりエッジを示すデータラインと、ハイピクセルデータ値からローピクセルデータ値への遷移をする落ち下がりエッジを示すデータラインを含むことと、
    ピクセルデータ値をデジタルビデオデータストリーム(112)に挿入することと
    を含む、デジタルビデオデータを処理する方法。
  16. 複数の標準データライン(604、606、608、610)を、文字の粗いバイナリ画像またはビットマップ表現よりも高い解像度で文字の粗いバイナリ画像またはビットマップ表現に加えてメモリ(210)に格納することを含む、請求項15記載の方法。
  17. より高い解像度は、文字の粗いバイナリ画像またはビットマップ表現の解像度よりも3から4倍高い、請求項16記載の方法。
  18. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つは、立ち上がりエッジと落ち下がりエッジを交互に示すインフェーズデータライン(604)である、請求項15記載の方法。
  19. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つは、落ち下がりエッジと立ち上がりエッジを交互に示すアンチフェーズデータライン(608)である、請求項18記載の方法。
  20. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つは、連続したハイピクセルデータ値を一定に示すオールハイデータライン(606)である、請求項15記載の方法。
  21. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つは、連続したローピクセルデータ値を一定に示すオールローデータライン(610)である、請求項15記載の方法。
  22. 文字はオンスクリーンディスプレイ(OSD)文字を含む、請求項15記載の方法。
  23. 文字の画像を表示することを含む、請求項15記載の方法。
  24. ローレベル(0)からハイ(1)レベルへの遷移データを示すデータラインである複数の標準データライン(604、606、608、610)の少なくとも一つのピクセルデータ値を格納することを含む、請求項15記載の方法。
  25. 遷移データは、順次増加するピクセルデータ値の少なくとも一つのペアを示す、請求項24記載の方法。
  26. ハイレベル(1)からロー(0)レベルへの遷移データを示すデータラインである複数の標準データライン(604、606、608、610)の少なくとも一つのピクセルデータ値を格納することを含む、請求項15記載の方法。
  27. 遷移データは、順次減少するピクセルデータ値の少なくとも一つのペアを示す、請求項26記載の方法。
  28. デジタルビデオデータストリーム(112)を作成する手段(110)と、
    メモリ(210)に格納された文字の粗いバイナリ画像またはビットマップ表現によって示された文字の形状に基づいて、各ピクセルが文字の部分を形成する粗いバイナリ画像またはビットマップ表現の要素に相当するか、文字の部分を形成しない粗いバイナリ画像またはビットマップ表現の要素に相当するか、あるいは文字のエッジにある粗いバイナリ画像またはビットマップ表現の要素に相当するかに従って、各ピクセルについて複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つを選択することによって、各ピクセルのピクセルデータ値を選択する手段(204)であって、複数の標準データライン(604、606、608、610)は、連続したハイピクセルデータ値を示すデータラインと、連続したローピクセルデータ値を示すデータラインと、ローピクセルデータ値からハイピクセルデータ値への遷移をする立ち上がりエッジを示すデータラインと、ハイピクセルデータ値からローピクセルデータ値への遷移をする落ち下がりエッジを示すデータラインを含むものと、
    ピクセルデータ値をデジタルビデオデータストリーム(112)に挿入するする手段(206、208)と
    を含む、デジタルビデオデータを処理するシステム(100)。
  29. 複数の標準データライン(604、606、608、610)は、文字の粗いバイナリ画像またはビットマップ表現よりも高い解像度で文字の粗いバイナリ画像またはビットマップ表現に加えてメモリ(210)に格納される、請求項28記載のシステム(100)。
  30. より高い解像度は、文字の粗いバイナリ画像またはビットマップ表現の解像度よりも3から4倍高い、請求項29記載のシステム(100)。
  31. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つは、立ち上がりエッジと落ち下がりエッジを交互に示すインフェーズデータライン(604)である、請求項28記載のシステム(100)。
  32. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つは、落ち下がりエッジと立ち上がりエッジを交互に示すアンチフェーズデータライン(608)である、請求項31記載のシステム(100)。
  33. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つは、連続したハイピクセルデータ値を一定に示すオールハイデータライン(606)である、請求項28記載のシステム(100)。
  34. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の一つは、連続したローピクセルデータ値を一定に示すオールローデータライン(610)である、請求項28記載のシステム(100)。
  35. 文字はオンスクリーンディスプレイ(OSD)文字を含む、請求項28記載のシステム(100)。
  36. 文字の画像を表示するように適応されたディスプレイ(122)を含む、請求項28記載のシステム(100)。
  37. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の少なくとも一つは、ローレベル(0)からハイ(1)レベルへの遷移データ示すデータラインである、請求項28記載のシステム(100)。
  38. 遷移データは、順次増加するピクセルデータ値の少なくとも一つのペアを示す、請求項37記載のシステム(100)。
  39. 複数の標準データライン(604、606、608、610)の少なくとも一つは、ハイレベル(1)からロー(0)レベルへの遷移データ示すデータラインである、請求項28記載のシステム(100)。
  40. 遷移データは、順次減少するピクセルデータ値の少なくとも一つのペアを示す、請求項28記載のシステム(100)。
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