JP2005258139A - 文字列表示方法 - Google Patents

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JP2005258139A JP2004070438A JP2004070438A JP2005258139A JP 2005258139 A JP2005258139 A JP 2005258139A JP 2004070438 A JP2004070438 A JP 2004070438A JP 2004070438 A JP2004070438 A JP 2004070438A JP 2005258139 A JP2005258139 A JP 2005258139A
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賢 中井
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Abstract

【課題】同時表示可能色数が制限されている場合に視認性の高い階調文字を表示することが可能する。
【解決手段】文字列を階調表示する場合に、色数不足判定部104でカラーマップに登録できる色数が不足すると判定された場合に、文字色・背景色変更部で文字色・背景色を変更し、必要色登録部106で、階調表示の際に使用する変更後の文字色、背景色、中間色など必要な色をカラーマップに登録し、階調文字列データ生成部107で生成された階調文字列データをカラーマップに登録された文字色・背景色・中間色を用いて階調表示することで、階調数を減らさずに登録が必要な色数を削減し、同時表示可能色数が制限されている場合に視認性の高い階調文字を表示することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、文字の表示を行う文字表示装置における文字列表示方法に関する。
従来、民生用テレビモニタのような低解像度の表示装置に、視認性の高い文字を表示するために中間調を用いた階調データを生成・表示する方法があった。階調データは階調数が多くなるほど形状の再現性が高まるため、文字の場合小さいサイズほど使用する階調数を増やすことにより視認性を高める効果がある。この特性を利用した従来の技術として、例えば特許文献1記載のものがある。階調表示とは、特許文献1の図11に示されるように複数の階調レベルで文字を表現する方法で、この例では「旭」という文字を4つの階調レベルすなわち階調数4で表現している。また、文字を文字色・背景色を指定して階調表示する従来の技術として、例えば特許文献2記載のものがある。特許文献2の図3にあるように、文字色(前景色)と背景色を補間する中間色を階調値に対応させる方法である。この例では中間色は3色であるが中間色の色数が多いほど文字表示品位や識別性は高く、特に各文字サイズが小さい場合や漢字など文字形状が複雑な場合には中間色の増加が望ましい。また、同時表示可能色数が限定されるシステムでは、この公報にあるように256色など一定数の表示色を登録できるカラーマップを有し、中間色をカラーマップに登録することで文字の階調が可能となる。
図2は従来技術の構成図の一例であり、201は表示する文字列を取得する文字列取得部、202は文字列取得部201で取得した文字列を表示する文字色・背景色を取得する文字色・背景色取得部、203は文字列取得部201で取得した文字列の表示に使用する階調数を決定する階調数決定部、204は文字列の階調表示の際に使用する文字色、背景色、中間色など必要な色をカラーマップに登録する必要色登録部、205は文字列取得部201で取得した文字列に対応した階調文字列データをフォントROMなどに保持されているフォントデータから生成する階調文字列データ生成部、206は階調文字列データ生成部205で生成された階調文字列データを文字色・背景色取得部202で取得された文字色・背景色と階調数決定部203で決定された階調数に従って必要色登録部204でカラーマップに登録された文字色・背景色・中間色を用いて階調表示する階調文字列データ表示部である。
次に図2に示された従来の文字列表示方法の動作の一例について図3のフローチャートを参照して説明する。
(ステップS301)文字列取得部201で、表示する文字列を取得する。ここでは図4に記載されている「文字列」「長い文字列」「非常に長い文字列」という3種類の文字列が取得される場合を考える。
(ステップS302)文字色・背景色取得部202で、文字列取得部201で取得された文字列を表示する文字色・背景色を取得する。ここでは、図4に記載されている3種類の文字列に対して、図5に記載されている文字色と背景色が取得される場合を考える。具体的には、「文字列」という文字列を表示する文字色および背景色としてそれぞれ「黒」と「白」が、「長い文字列」という文字列を表示する文字色および背景色としてそれぞれ「赤」と「黄」が、「非常に長い文字列」という文字列を表示する文字色および背景色としてそれぞれ「紫」と「水色」が取得される。
(ステップS303)階調数決定部203で、文字列取得部201で取得した文字列の表示に使用する階調数を決定する。ここでは最低限の品位を保つため文字色・背景色、および中間色3色の合計5階調を用いると決定される場合を考える。小さなサイズの文字や漢字のような複雑な文字を表示する場合には8階調など多くの階調数を使用することが望ましい。
(ステップS304)必要色登録部204は、文字列取得部201で取得した文字列を、文字色・背景色取得部202で取得した文字色・背景色および階調数決定部203で決定した階調数で階調表示するために必要な色をカラーマップに登録する。
この例では、説明を簡単にするために、カラーマップに登録可能な色数は16色であるとする。実際には256色登録可能な装置が多い。図6は、この例でカラーマップに登録される色とその用途を示している。ここでは図6にある15色が登録される。各文字列を階調数5の階調表示するためには文字色、背景色、文字色と背景色を補間する中間色3種類の合計5色が必要である。図5に示すように、文字色と背景色の組み合わせが3通りあるため、合計15色が必要であり、この15色が登録される。
(ステップS305)階調文字列データ生成手順205で、文字列取得手順201で取得した文字列に対応した階調文字列データをフォントROMなどに保持されているフォントデータから生成する。ここでは、図4に示される3種類の文字列に対して、階調数決定手順203で決定された階調数5の階調文字列データが生成される。
(ステップS306)階調文字列データ表示手順206で、階調文字列データ生成手順205で生成された階調文字列データを文字色・背景色取得手順202で取得された文字色・背景色と階調数決定手順203で決定された階調数に従って必要色登録手順204でカラーマップに登録された文字色・背景色・中間色を用いて階調表示する。例えば、
文字列2の「長い文字列」に関しては、階調文字列データ生成手順部205で、文字列取得部201で取得した文字列に対応した階調文字列データをフォントROMなどに保持されているフォントデータから生成する。ここでは、図4に示される3種類の文字列に対して、階調数決定部203で決定された階調数5の階調文字列データが生成される。
(ステップS306)階調文字列データ表示部206で、階調文字列データ生成部205で生成された階調文字列データを文字色・背景色取得部202で取得された文字色・背景色と階調数決定部203で決定された階調数に従って必要色登録部204でカラーマップに登録された文字色・背景色・中間色を用いて階調表示する。例えば、文字列2の「長い文字列」に関しては、階調文字列データ生成部205で生成された階調文字列データの5種類の階調値に対して、図6のカラーマップに登録されている「赤」、「赤と黄の中間色1」、「赤と黄の中間色2」、「赤と黄の中間色3」、「黄」の5色を用いて表示装置に表示する。文字列1、文字列3に関しても同様である。
上記で説明したように、従来技術は、低解像度の表示装置に小さい文字を表示する場合に、階調表示を用いることで、視認性が低下し文字がつぶれて読めなくなるという欠点を解決するものである。
特開平5−232932号公報(図11) 特開平7−162816号公報(図3)
しかしながら、このような従来の技術では、同時に表示できる色数が制限されている場合、文字色と背景色の組み合わせが多いと、必要となる全ての中間色をカラーマップに登録することができなくなり、使用できる中間色が減り、視認性が低下し文字がつぶれて読めなくなるという課題があった。
例えば、図2と図3を用いて説明した従来の文字列表示方法の動作の一例において、カラーマップが図7のように、例えば図形表示など文字列表示以外の目的で既に8色使用されている場合を考える(図7の9〜16)。この場合、図4の3種類の文字列の表示のためには、本来は図6のように15色登録する必要があるが、既に8色使用されており、8色しか登録できない。従って、この場合、階調数を2と減らして、図8のように、3種類の文字色と背景色の組み合わせに対して合計6色のみを登録することとなるが、中間色が1色も使用できなくなり、文字色と背景色のみでの表示となるため、視認性が低下し文字がつぶれて読めなくなるという課題が発生する。
本発明は上記課題を解決するものであり、同時に表示できる色数が制限されている場合でも、視認性の高い文字を表示することを目的とする。
この課題を解決するため本発明の文字列表示方法は、表示する文字列を取得する文字列取得部と、前記文字列を表示する文字色・背景色を取得する文字色・背景色取得部と、前記文字列の表示に使用する階調数を決定する階調数決定部と、前記文字列を前記文字色・背景色取得部と前記階調数決定部で取得・決定した前記文字色・背景色、前記階調数で階調表示する場合にカラーマップに保持できる色数では不足するか否かを判定する色数不足判定部と、前記色数不足判定部で色数が不足すると判定された場合に前記文字色・背景色を変更する文字色・背景色変更部と、前記文字列の階調表示に必要な色を前記カラーマップに登録する必要色登録部と、前記文字列に対応した階調文字列データを生成する階調文字列データ生成部と、前記階調文字列データを前記文字色・背景色変更部で変更された前記文字色・背景色に従って前記必要色登録部で登録された色を用いて階調表示する階調文字列データ表示部を有するものである。
また、この課題を解決するため本発明の文字列表示方法は、さらに変更前文字列・背景色表示手段と、標準文字色・背景色設定手段と、文字色・背景色変更有効無効指定手順とを有するものである。
本発明による文字列表示方法によれば、同時に表示できる色数が限られている場合でも、視認性の高い文字を表示することが可能となる。応用分野はデジタル放送における電子番組表やデータ放送の表示の他、インターネット情報のモニタ表示、DVDにおける字幕表示やクローズドキャプション表示、通信カラオケの文字表示、テレビゲームにおける文字情報表示など多岐にわたる。低解像度の民生用テレビモニタに、同時に表示できる色数に制限がある場合でも、多くの文字をできるだけ高い視認性を持ってデジタル放送受信端末における電子番組表を表示したい場合に効果的である。
デジタル化の更なる進行により家庭用テレビなど低解像度モニタ上で多くの文字を出力する必要のある状況が増加してきた場合、本発明による視認性の高い文字を表示できる文字列表示方法は非常に効果的である。
以下、本発明に係る階調文字出力方法を実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における文字列表示方法の構成図であり、文字列取得部101、文字色・背景色取得部102、階調数決定部103、色数不足判定部104、文字色・背景色変更部105、必要色登録部106、階調文字列データ生成部107、階調文字列データ表示部108からなる。
文字列取得部101は、表示する文字列を取得する。文字色・背景色取得部102は、文字列取得部101で取得した文字列を表示する文字色・背景色を取得する。階調数決定部103は、文字列取得部101で取得した文字列の表示に使用する階調数を決定する。色数不足判定部104は、文字色・背景色取得部102と階調数決定部103で取得・決定した文字色・背景色、階調数で階調表示する場合にカラーマップに保持できる色数では不足するか否かを判定する。文字色・背景色変更部105は、色数不足判定部104で色数が不足すると判定された場合に文字色・背景色を変更する。必要色登録部106は、文字列の階調表示の際に使用する文字色、背景色、中間色など必要な色をカラーマップに登録する。階調文字列データ生成部107は、文字列取得部101で取得した文字列に対応した階調文字列データをフォントROMなどに保持されているフォントデータから生成する。階調文字列データ表示部108は、階調文字列データ生成部107で生成された階調文字列データを文字色・背景色取得部102で取得され文字色・背景色変更手段105で変更された文字色・背景色および階調数決定部103で決定された階調数に従って必要色登録部106でカラーマップに登録された文字色・背景色・中間色を用いて階調表示する。
次に図1に示された文字列表示方法の動作の一例について図9のフローチャートを参照して説明する。
(ステップS901)文字列取得部101で、表示する文字列を取得する。ここでは図4に記載されている「文字列」「長い文字列」「非常に長い文字列」という3種類の文字列が取得される場合を考える。
(ステップS902)文字色・背景色取得部102で、文字列取得部101で取得された文字列を表示する文字色・背景色を取得する。ここでは、図4に記載されている3種類の文字列に対して、図5に記載されている文字色と背景色が取得される場合を考える。具体的には、「文字列」という文字列を表示する文字色および背景色としてそれぞれ「黒」と「白」が、「長い文字列」という文字列を表示する文字色および背景色としてそれぞれ「赤」と「黄」が、「非常に長い文字列」という文字列を表示する文字色および背景色としてそれぞれ「紫」と「水色」が取得される。
(ステップS903)階調数決定部103で、文字列取得部101で取得した文字列の表示に使用する階調数を決定する。ここでは最低限の品位を保つため文字色・背景色、および中間色3色の合計5階調を用いると決定される場合を考える。小さなサイズの文字や漢字のような複雑な文字を表示する場合には8階調など多くの階調数を使用することが望ましい。
(ステップS904)色数不足判定部104は、文字色・背景色取得部102と階調数決定部103で取得・決定した文字色・背景色、階調数で階調表示する場合にカラーマップに保持できる色数では不足するか否かを判定する。従来の技術の動作の一例と同様に、説明を簡単にするため同時に16色登録可能なカラーマップを考える。
この例では、発明が解決しようとする課題で説明したのと同様、図7のように例えば図形表示など文字列表示以外の目的で既に8色使用されている場合を考える(図7の9〜16)。従来の技術と同様、図4の3種類の文字列の表示のためには、本来は図6のように15色登録する必要があるが、既に8色使用されており、8色しか登録できない。従って、ここでは「色数が不足する」と判定され、S905に進む。もし不足しない場合はS906へ分岐し、従来の技術での動作の一例と同じ動作となる。
(ステップS905)文字色・背景色変更部は105、色数不足判定部104で色数が不足すると判定された場合に文字色・背景色を変更する。例えば、色数が不足した場合に、標準文字色・背景色として、文字色を「黒」、背景色を「白」と決めておき、色数が不足した場合、標準文字色・背景色に変更する。ここでは、図10のように、3種類の文字列すべてに対して、文字色が「黒」、背景色が「白」に変更される。
(ステップS906)必要色登録部106は、文字列取得部101で取得した文字列を、文字色・背景色取得部102で取得し、文字色・背景色変更部105で変更した文字色・背景色、および階調数決定部103で決定した階調数で階調表示するために必要な色をカラーマップに登録する。
この例では、S905で、図10のように、3種類の文字列に対する文字色と背景色がすべて「黒」と「白」に変更されているため、「黒」「白」とその中間色3種類の合計5色のみの登録が必要となり、図11のように登録される。従来の技術の動作の一例と比較して、登録色は10色少なくてすむため、階調数を減らさずに済み、視認性が低下し文字がつぶれて読めなくなるという課題が解決できる。
なお、標準文字色・背景色をあらかじめ、図11のように登録しておくこともできる。その結果、他の用途でカラーマップが使用される場合も、確実に階調表示するための色が確保でき、常に階調数を減らさずに済み、視認性が低下し文字がつぶれて読めなくなるという課題を確実に解決できる。
(ステップS907)階調文字列データ生成部107で、文字列取得部101で取得した文字列に対応した階調文字列データをフォントROMなどに保持されているフォントデータから生成する。ここでは、図4に示される3種類の文字列に対して、階調数決定部103で決定された階調数5の階調文字列データが生成される。
(ステップS908)階調文字列データ表示部108で、階調文字列データ生成部107で生成された階調文字列データを文字色・背景色取得部102で取得され、文字色・背景色変更手段で変更された文字色・背景色と、階調数決定部103で決定された階調数に従って、必要色登録部106でカラーマップに登録された文字色・背景色・中間色を用いて階調表示する。この例では、3種類の階調文字列データの5種類の階調値に対して、すべて図11のカラーマップに登録されている「黒」、「黒と白の中間色1」、「黒と白の中間色2」、「黒と白の中間色3」、「白」の5色を用いて表示装置に表示する。
以上のように、本実施の形態において、同時に表示できる色数が制限されている場合でも、視認性の高い文字列を表示することが可能となる。
なお、この実施の形態において、図12のように別目的で4色が既に使用されていた場合は、文字色・背景色の組み合わせを2種類まで登録することが可能である。この場合、S905で文字色・背景色変更手段105が文字色・背景色を変更する場合、優先度に基づいて変更する文字列を決定してもよい。例えば優先度の決定方法として表示する文字数の多い文字列の優先度を高くすることができる。
例えば、図5の場合、標準文字色・背景色でない、文字列2と文字列3では、文字数の少ない文字列2の優先度のほうが優先度が低くなり、優先度の低い文字列2のみの文字色・背景色を標準文字色・背景色のみを変更する。変更後の文字色・背景色は図13のようになり、S906で必要色登録手段がカラーマップに登録する色は図14のように10色となる。この結果、文字色・背景色を変更する組み合わせを最小にでき、識別性を低下させない範囲でできるかぎりもとの色を反映することが可能となる。優先度の決定方法として、文字数ではなく文字列の数に基づいて優先度を決めることも可能であり、いずれの場合も、できるかぎり多くの文字や文字列のもとの色を反映させることが可能となる。
(実施の形態2)
図15は本発明の実施の形態2における文字列表示方法の構成図であり、文字列取得部1501、文字色・背景色取得部1502、階調数決定部1503、色数不足判定部1504、文字色・背景色変更部1505、必要色登録部1506、階調文字列データ生成部1507、階調文字列データ表示部1508、標準文字色・背景色設定手段1509、文字色・背景色変更有効無効指定手段1510、変更前文字色・背景色表示手段1511からなる。
図1の実施の形態1と同様の部分が多いため、以下では図1と異なる部分を説明する。
文字列取得部1501、文字色・背景色取得部1502、階調数決定部1503、色数不足判定部1504、文字色・背景色変更部1505、階調文字列データ生成部1507、階調文字列データ表示部1508は、図1の文字列取得部101、文字色・背景色取得部102、階調数決定部103、色数不足判定部104、文字色・背景色変更部105、階調文字列データ生成部107、階調文字列データ表示部108と同じである。
必要色登録部1506は、必要色登録部106と同じく、文字列の階調表示の際に使用する文字色、背景色、中間色など必要な色をカラーマップに登録することに加えて、文字色・背景色変更部1505によって文字色・背景色が変更された場合、変更前の文字色・背景色を表示するために必要な色も合わせて登録する。標準文字色・背景色設定部1509は、利用者が変更後の前記標準文字色・背景色を指定する。文字色・背景色変更有効無効指定部1510は、利用者が文字色・背景色を変更するか否かを指定する。変更前文字色・背景色表示部1511は、文字色・背景色変更部1505で文字色・背景色が変更された場合に、背景の一部に変更前の文字色・背景色がわかるように変更前の文字色および背景色の一方または両方を表示する。
次に図15に示された文字列表示方法の動作の一例について図16のフローチャートを参照して説明する。実施の形態1における図9のフローチャートと同様の部分が多いため、異なる部分のみを説明する。
(ステップS1609)標準文字色・背景色設定手段1509で、カラーパレットに標準文字色・背景色を設定する。例えばもともとの標準文字色・背景色が「黒」と「白」であり、図17のようにカラーマップに登録されている状態で、利用者が標準文字色・背景色として「緑」と「桃色」を指定した場合には、図18のようにカラーマップの登録が変更される。文字色・背景色変更部1505ではこの標準文字色・背景色に変更が行われることになる。この結果、利用者が最も読みやすい文字色・背景色を設定することが可能となり、利用者ごとに識別性、読みやすさをさらに向上できる。
(ステップS1610)文字色・背景色変更有効無効指定手段1510で、色数が不足した場合に、文字色・背景色を変更するか否かを利用者が指定できる。この結果、状況に応じて、利用者が読みやすい表示を選択することが可能となり、利用者ごとに識別性、読みやすさをさらに向上できる。
(ステップS1601)実施の形態1のステップS901と同じである。
(ステップS1602)実施の形態1のステップS902と同じである。
(ステップS1603)実施の形態1のステップS903と同じである。
(ステップS1604)実施の形態1のステップS904とほぼ同じである。カラーマップは図18のようになっており、文字列表示以外の目的で既に8色使用されている場合を考える(図18の9〜16)。図4の3種類の文字列の表示のためには、本来は図6のように15色登録する必要があるが、既に8色使用されており、8色しか登録できない。従って、ここでは「色数が不足する」と判定され、S1605に進む。もし不足しない場合はS1606へ分岐する。
(ステップS1605)実施の形態1のステップS905とほぼ同じである。文字色・背景色変更部1505は、色数不足判定部1504で色数が不足すると判定された場合に文字色・背景色を変更する。ここでは標準文字色・背景色は標準文字色・背景色設定手段1509で文字色を「緑」、背景色を「桃色」と設定されており、色数が不足した場合、この設定された標準文字色・背景色に変更する。ここでは、図19のように、3種類の文字列すべてに対して、文字色が「緑」、背景色が「桃色」に変更される。
(ステップS1606)実施の形態1のステップS906とほぼ同じである。ここでは文字色が「緑」、背景色が「桃色」とその中間色3種類を登録する必要があるが、ステップS1609の標準文字色・背景色設定手段1509で既にカラーマップに図18に示すように登録されているので、ここでは追加では登録されない。さらに変更前文字列・背景色表示手段1511で使用する色を登録する。
ここでは変更前の文字色のみを文字列のアンダーラインとして表示する場合を考える。図5の変更前の文字色が図19のように変更されており、文字列1、文字列2、文字列3に対して、変更前文字色はそれぞれ、「黒」、「赤」、「紫」である。従ってこれらの3色も追加登録する。結果として図20のようなカラーマップとなる。
(ステップS1607)実施の形態1のステップS907と同じである。
(ステップS1608)実施の形態1のステップS908とほぼ同じである。ここでは、3種類の階調文字列データの5種類の階調値に対して、すべて図18のカラーマップに登録されている「緑」、「緑と桃色の中間色1」、「緑と桃色の中間色2」、「緑と桃色の中間色3」、「桃色」の5色を用いて表示装置に表示する。
(ステップS1611)変更前文字色・背景色表示手段1511で、表示された文字列のアンダーラインとして変更前文字色を表示する。文字列1、文字列2、文字列3に対して、それぞれ「黒」、「赤」、「紫」でアンダーラインが表示される。
この結果、本来15色必要なところを、8色の登録のみで、階調数5を用いた視認性の高い文字列を表示することと、変更前の文字色を表示することの両立が可能となり、利用者にとって表示品位と強調表示の両方が満足される。
本発明は、文字の表示を行う文字表示装置または、文字列表示方法として有用である。
実施の形態1における文字列表示方法の構成図 従来の技術における文字列表示方法の構成図 従来の技術における文字列表示方法の動作について説明するフローチャート 表示する文字列を示す図 表示する文字列に対する文字色・背景色を示す図 カラーマップに登録される色とその用途を示す図 カラーマップに登録される色とその用途を示す図 カラーマップに登録される色とその用途を示す図 実施の形態1における文字列表示方法の動作について説明するフローチャート 実施の形態1における表示する文字列に対する文字色・背景色を示す図 実施の形態1におけるカラーマップに登録される色とその用途を示す図 実施の形態1におけるカラーマップに登録される色とその用途を示す図 実施の形態1における変更後の文字色・背景色を示す図 実施の形態1におけるカラーマップに登録される色とその用途を示す図 実施の形態2における文字列表示方法の構成図 実施の形態2における文字列表示方法の動作について説明するフローチャート 実施の形態2におけるカラーラーマップに登録される色とその用途を示す図 実施の形態2におけるカラーマップに登録される色とその用途を示す図 実施の形態2における変更後の文字色・背景色を示す図 実施の形態2におけるカラーマップに登録される色とその用途を示す図
符号の説明
101、201、1501 文字列取得部
102、202、1502 文字色・背景色取得部
103、203、1503 階調数決定部
104、1504 色数不足判定部
105、1505 文字色・背景色変更部
106、204、1506 必要色登録部
107、205、1507 階調文字列データ生成部
108、206、1508 階調文字列データ表示部
1509 標準文字色・背景色設定部
1510 文字色・背景色変更有効無効部
1511 変更前階調文字色・背景色表示部

Claims (11)

  1. 表示する文字列を取得する文字列取得部と、前記文字列を表示する文字色・背景色を取得する文字色・背景色取得部と、前記文字列の表示に使用する階調数を決定する階調数決定部と、前記文字列を前記文字色・背景色取得部と前記階調数決定部で取得・決定した前記文字色・背景色、前記階調数で階調表示する場合にカラーマップに保持できる色数では不足するか否かを判定する色数不足判定部と、前記色数不足判定部で色数が不足すると判定された場合に前記文字色・背景色を変更する文字色・背景色変更部と、前記文字列の階調表示に必要な色を前記カラーマップに登録する必要色登録部と、前記文字列に対応した階調文字列データを生成する階調文字列データ生成部と、前記階調文字列データを前記文字色・背景色変更部で変更された前記文字色・背景色に従って前記必要色登録部で登録された色を用いて階調表示する階調文字列データ表示部を有することを特徴とした文字列表示方法。
  2. 前記文字色・背景色変更部が、カラーマップに前もって登録されている標準文字色・背景色に変更することを特徴とする請求項1記載の文字列表示方法。
  3. 前記文字色・背景色変更部が、文字色・背景色を変更する優先度に従って優先度の低い文字色・背景色のみを変更することを特徴とした請求項1、2記載の文字列表示方法。
  4. 前記優先度が、表示する文字列が多い場合の優先度を高くすることを特徴とする請求項3記載の文字列表示方法。
  5. 前記優先度が、表示する文字数が多い場合の優先度を高くすることを特徴とする請求項3記載の文字列表示方法。
  6. 前記文字色・背景色変更部で文字色・背景色が変更された場合に、背景の一部に変更前の文字色・背景色がわかるように変更前の文字色および背景色の一方または両方を表示する変更前文字色・背景色表示部を有することと、前記必要色登録部で表示に必要な変更前文字色・背景色も合わせて登録することを特徴とした請求項1、2、3記載の文字列表示方法。
  7. 変更前文字色・背景色表示部が、変更前の文字色を文字列のアンダーラインとして表示することを特徴とした請求項6記載の文字列表示方法。
  8. 前記文字色・背景色変更部で、変更後の前記標準文字色・背景色を利用者が指定する標準文字色・背景色設定部を有することを特徴とした請求項1、2、3、6記載の文字列表示方法。
  9. 前記文字色・背景色変更部で、文字色・背景色を変更するか否かを利用者が指定する文字色・背景色変更有効無効指定部を有することを特徴とした請求項1、2、3、6、8記載の文字列表示方法。
  10. 表示する文字列を取得する文字列取得部と、前記文字列を表示する文字色・背景色を取得する文字色・背景色取得部と、前記文字列の表示に使用する階調数を決定する階調数決定部と、前記文字列を前記文字色・背景色取得部と前記階調数決定部で取得・決定した前記文字色・背景色、前記階調数で階調表示する場合にカラーマップに保持できる色数では不足するか否かを判定する色数不足判定部と、前記色数不足判定部で色数が不足すると判定された場合に前記文字色・背景色を変更する文字色・背景色変更部と、前記文字列の階調表示に必要な色を前記カラーマップに登録する必要色登録部と、前記文字列に対応した階調文字列データを生成する階調文字列データ生成部と、前記階調文字列データを前記文字色・背景色変更部で変更された前記文字色・背景色に従って前記必要色登録部で登録された色を用いて階調表示する階調文字列データ表示部を有することを特徴とした文字列表示装置。
  11. 表示する文字列の文字色および背景色数と、文字諧調数の合計が所定の数を超える時には、前記文字列の文字色および背景色を標準色に変更することを特徴とする文字列表示方法。
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